JPH11331830A - 集合住宅監視システム - Google Patents

集合住宅監視システム

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Publication number
JPH11331830A
JPH11331830A JP15222298A JP15222298A JPH11331830A JP H11331830 A JPH11331830 A JP H11331830A JP 15222298 A JP15222298 A JP 15222298A JP 15222298 A JP15222298 A JP 15222298A JP H11331830 A JPH11331830 A JP H11331830A
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JP
Japan
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dwelling unit
unit
common entrance
door
image
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Pending
Application number
JP15222298A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nakamura
真二 中村
Izuru Ishizuka
出 石塚
Kiyohiko Wakabayashi
清彦 若林
Tadao Ichinose
忠夫 一ノ瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15222298A priority Critical patent/JPH11331830A/ja
Publication of JPH11331830A publication Critical patent/JPH11331830A/ja
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  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帰宅した住人が防犯上の見地から集合住宅内
の様子を予め確認することができる集合住宅監視システ
ムを提供することを目的とする。 【解決手段】 集合住宅の共有部分を撮像するために設
置された複数の撮像手段8と、共同玄関の扉外に設置さ
れ撮像手段で撮像した映像を表示する映像表示手段17
と、共同玄関の扉外に設置され扉を解錠するための解錠
データが入力される解錠データ入力手段11,12と、
共同玄関の扉を自動的に施錠および解錠する電気錠15
aを制御する電気錠制御手段15と、解錠データ入力手
段に正しい解錠データが入力されたことを検知すると電
気錠を制御して共同玄関の扉を自動的に解錠すると共に
撮像手段で撮像した映像を映像表示手段に表示するよう
に制御する制御手段1,4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の住戸を有す
る集合住宅の監視システムに関し、とくに共同玄関の扉
が各住戸の住戸キー(各住戸の玄関用の鍵)の挿入また
は暗証番号の入力などによって解錠されるように構成さ
れた集合住宅監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、複数の住戸を有する集合住宅の中
に、主に防犯上の見地から共同玄関の扉の外側に通話装
置を備えた共同玄関端末装置を設置し、この共同玄関端
末装置に設けた鍵穴に各住戸の住戸キーを挿入すること
によって、あるいはテンキーから暗証番号を入力するこ
とによって、共同玄関の扉を自動的に解錠するように構
成された集合住宅が建設されている。
【0003】住戸キーを持たず暗証番号も知らない来訪
者は、共同玄関端末装置のテンキーから訪問先の住戸の
住戸番号を入力し、通話装置を介して訪問先の住戸に来
訪を告げ、その住戸からの遠隔操作によって共同玄関の
扉を解錠してもらうことにより建物内に立ち入るように
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の集合住宅では、例えば深夜に帰宅した住人が防犯
上の見地から集合住宅内の様子を確認してから自己の住
戸に向うといったことはできなかった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、帰宅した住人が防犯上の見地
から集合住宅内の様子を予め確認することができる集合
住宅監視システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による集合住宅監
視システムにおいては、複数の住戸が集合する集合住宅
の共有部分を撮像するために設置された複数の撮像手段
と、集合住宅の共同玄関の扉外に設置され撮像手段で撮
像した映像を表示する映像表示手段と、集合住宅の共同
玄関の扉外に設置され共同玄関の扉を解錠するための解
錠データが入力される解錠データ入力手段と、共同玄関
の扉を自動的に施錠および解錠する電気錠を制御する電
気錠制御手段と、解錠データ入力手段に正しい解錠デー
タが入力されたことを検知すると電気錠制御手段を介し
て電気錠を制御し共同玄関の扉を自動的に解錠すると共
に撮像手段で撮像した映像を映像表示手段に表示するよ
うに制御する制御手段とを備えるものである。
【0007】本発明によれば、帰宅した住人が防犯上の
見地から集合住宅内の様子を予め確認することができる
集合住宅監視システムが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の住戸が集合する集合住宅の共有部分を撮像す
るために設置された複数の撮像手段と、集合住宅の共同
玄関の扉外に設置され撮像手段で撮像した映像を表示す
る映像表示手段と、集合住宅の共同玄関の扉外に設置さ
れ共同玄関の扉を解錠するための解錠データが入力され
る解錠データ入力手段と、共同玄関の扉を自動的に施錠
および解錠する電気錠を制御する電気錠制御手段と、解
錠データ入力手段に正しい解錠データが入力されたこと
を検知すると電気錠制御手段を介して電気錠を制御し共
同玄関の扉を自動的に解錠すると共に撮像手段で撮像し
た映像を映像表示手段に表示するように制御する制御手
段とを備え、帰宅した住人が正しい解錠データを入力す
ると、共同玄関の扉が解錠され、同時に映像表示手段に
集合住宅内の様子が表示されるので、住人はその様子を
見て安全を確認したうえで自己の住戸に向うことができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、複数の住戸が集
合する集合住宅の共有部分を撮像するために設置された
複数の撮像手段と、撮像手段から出力される映像信号を
無線送信する無線送信手段と、無線送信手段から無線送
信される映像信号を受信して表示する携帯型映像表示手
段と、集合住宅の共同玄関の扉外に設置され共同玄関の
扉を解錠するための解錠データが入力される解錠データ
入力手段と、共同玄関の扉を自動的に施錠および解錠す
る電気錠を制御する電気錠制御手段と、解錠データ入力
手段に正しい解錠データが入力されたことを検知すると
電気錠制御手段を介して電気錠を制御し共同玄関の扉を
自動的に解錠すると共に無線送信手段を制御して撮像手
段で撮像した映像信号を無線送信する制御手段とを備
え、帰宅した住人が正しい解錠データを入力すると、共
同玄関の扉が解錠され、同時に無線送信手段から映像信
号が送信されて携帯型映像表示手段に集合住宅内の様子
が表示されるので、住人はその様子を見ながら安全を確
認しつつ自己の住戸に向うことができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、複数の住戸が集
合する集合住宅の共有部分を撮像するために設置された
複数の撮像手段と、集合住宅の共同玄関の扉外に設置さ
れ撮像手段で撮像した映像を表示する映像表示手段と、
撮像手段から出力される映像信号を無線送信する無線送
信手段と、無線送信手段から無線送信される映像信号を
受信して表示する携帯型映像表示手段と、集合住宅の共
同玄関の扉外に設置され共同玄関の扉を解錠するための
解錠データが入力される解錠データ入力手段と、共同玄
関の扉を自動的に施錠および解錠する電気錠を制御する
電気錠制御手段と、解錠データ入力手段に正しい解錠デ
ータが入力されたことを検知すると電気錠制御手段を制
御して共同玄関の扉を自動的に解錠すると共に撮像手段
で撮像した映像を映像表示手段に表示し、かつ無線送信
手段を制御して撮像手段で撮像した映像信号を無線送信
する制御手段とを備え、帰宅した住人が正しい解錠デー
タを入力すると、共同玄関の扉が解錠され、同時に映像
表示手段に集合住宅内の様子が表示されるので、住人は
その様子を見て安全を確認したうえで自己の住戸に向う
ことができると共に、無線送信手段から映像信号が送信
されて携帯型映像表示手段に集合住宅内の様子が表示さ
れるので、住人はその様子を見ながら安全を確認しつつ
自己の住戸に向うことができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、解錠データ入力手段に入力された解錠デ
ータから対応する住戸を判別する住戸判別手段と、共同
玄関から各住戸までに配置されている複数の撮像手段の
設置位置を記憶する監視ポイント記憶手段とを備え、制
御手段は住戸判別手段で判別した住戸に対応して監視ポ
イント記憶手段に記憶されている設置位置の撮像手段で
撮像した映像を映像表示手段に表示するので、帰宅した
住人は共同玄関から自己の住戸に至る各監視ポイントの
様子を映像表示手段によって見ることができ、安全を確
認したうえで自己の住戸に向うことができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、解錠データ入力手段に入力された解錠デ
ータから対応する住戸を判別する住戸判別手段と、共同
玄関から各住戸までに配置されている複数の撮像手段の
設置位置を記憶する監視ポイント記憶手段とを備え、制
御手段は住戸判別手段で判別した住戸に対応して監視ポ
イント記憶手段に記憶されている設置位置の撮像手段で
撮像した映像を無線送信手段から無線送信するもので、
帰宅した住人は共同玄関から自己の住戸に至る各監視ポ
イントの様子を携帯型映像表示手段によって見ることが
でき、安全を確認しつつ自己の住戸に向うことができ
る。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項3記載の
発明において、解錠データ入力手段に入力された解錠デ
ータから対応する住戸を判別する住戸判別手段と、共同
玄関から各住戸までに配置されている複数の撮像手段の
設置位置を記憶する監視ポイント記憶手段とを備え、制
御手段は住戸判別手段で判別した住戸に対応して監視ポ
イント記憶手段に記憶されている設置位置の撮像手段で
撮像した映像を映像表示手段に表示し、同時に無線送信
手段から無線送信するもので、帰宅した住人は共同玄関
から自己の住戸に至る各監視ポイントの様子を映像表示
手段および携帯型映像表示手段によって見ることがで
き、安全を確認しつつ自己の住戸に向うことができる。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1〜3い
ずれか記載の発明において、解錠データ入力手段は各住
戸の住戸キーが挿入される住戸キー挿入手段であり、制
御手段は挿入された住戸キーが正しい住戸キーであれば
正しい解錠データが入力されたと判定するもので、帰宅
した住人が自己の住戸の住戸キーを挿入すると、共同玄
関の扉が解錠され、同時に映像表示手段や携帯型映像表
示手段に集合住宅内の様子が表示されるので、住人はそ
の様子を見て安全を確認したうえで、あるいは安全を確
認しつつ自己の住戸に向うことができる。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項1〜3い
ずれか記載の発明において、解錠データ入力手段は暗証
番号を入力する暗証番号入力手段であり、制御手段は入
力された暗証番号と予め登録された暗証番号とを比較し
て両番号が一致すれば正しい解錠データが入力されたと
判定するもので、帰宅した住人が予め登録した暗証番号
を入力すると、共同玄関の扉が解錠され、同時に映像表
示手段や携帯型映像表示手段に集合住宅内の様子が表示
されるので、住人はその様子を見て安全を確認したうえ
で、あるいは安全を確認しつつ自己の住戸に向うことが
できる。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明による集合住宅監視システ
ムの一実施の形態を示すブロック図である。このシステ
ムは集合住宅の共同玄関の扉の外に設置された共同玄関
端末装置(以下、玄関端末、という)1と、複数の住戸
2のそれぞれに設置された複数の住戸端末装置(以下、
住戸端末、という)3と、玄関端末1および住戸端末3
間の接続管理を行う制御装置4とを備えている。
【0018】玄関端末1および制御装置4は通話・制御
系ラインL1および映像系ラインL2によって接続され
ており、複数の住戸端末3および制御装置4は複数の系
統間分配器5および住戸分岐器6を介して通話・制御系
ラインL1および映像系ラインL2によって接続されて
いる。
【0019】住戸分岐器6の一部には映像アダプタ7を
介して監視カメラ8が接続されており、この監視カメラ
8は集合住宅内の各所の監視ポイント、例えば共同玄関
のロビー、各階のエレベータホール、各エレベータの内
部、各階の通路などの共有部分を撮像するために配置さ
れている。
【0020】映像アダプタ7は制御装置4から通話・制
御系ラインL1上を送られて来るカメラ制御信号に基づ
いて監視カメラ8を駆動し、監視カメラ8が撮像した映
像信号を映像系ラインL2を介して制御装置4に伝送す
るものである。
【0021】玄関端末1はラインL1,L2に対して信
号の送受信を行う通信装置およびコンピュータ装置を具
備しており、さらに入出力装置として各住戸の住戸キー
が挿入される住戸キー挿入部11、暗証番号や住戸番号
などが入力されるテンキー入力部12、テンキー入力部
12で選択した住戸2の住戸端末3を呼び出すための呼
出ボタン13、選択した住戸端末3と通話するためのマ
イクロフォンおよびスピーカからなる通話部14、共同
玄関の扉(図示せず)に取り付けられた電気錠15aを
自動的に施錠/解錠するための電気錠制御部15、帰宅
した住人または来訪者を撮像するための監視カメラ1
6、各種のメッセージや監視カメラ8が撮像した映像を
写し出すモニターテレビ17を備えている。
【0022】電気錠制御部15は、住戸キー挿入部11
に正しい住戸キーが挿入されることによって、あるいは
テンキー入力部12から正しい暗証番号が入力されるこ
とによって、共同玄関の電気錠15aを自動的に解錠制
御すると共に、住戸端末3からの遠隔制御によって解錠
制御されるように構成されている。
【0023】各住戸2に設置された住戸端末3は互いに
異なる住戸番号が設定されており、玄関端末1のテンキ
ー入力部12によって所望の住戸の住戸番号を入力する
と、入力した住戸2の住戸端末3と玄関端末1とが制御
装置4を介して接続されるように構成されている。
【0024】この住戸端末3はラインL1,L2に対し
て信号の送受信を行う通信装置およびコンピュータ装置
を具備し、さらに送受話器31およびダイヤルボタン3
2を有し、公衆回線と接続されて通常の電話機として機
能する構成となっている。また、玄関端末1からの呼び
出しに応じる応答ボタン33、玄関端末1と通話するマ
イクロフォンおよびスピーカからなる通話部34を備え
ている。
【0025】住戸端末3は、さらに共同玄関の電気錠1
5aを遠隔制御で解錠するための解錠ボタン35、監視
カメラ16からの映像信号を表示するためのモニターテ
レビ36を備えている。なお、送受話器31および通話
部34は公衆回線および玄関端末1の双方に接続するこ
とができるように構成されている。
【0026】次に、玄関端末1および住戸端末3間の接
続管理を行う制御装置4は、ラインL1,L2に対して
信号の送受信を行う通信装置およびコンピュータ装置を
具備し、さらに玄関端末1の住戸キー挿入部11に挿入
された住戸キーに対応する住戸番号を記憶する住戸キー
メモリ41、テンキー入力部12から入力された暗証番
号に対応する住戸番号を記憶する暗証番号メモリ42、
共同玄関から各住戸2までの監視ポイントを記憶する監
視ポイントメモリ43を備えている。
【0027】次に、図2〜図3に示すシーケンス図を参
照しながら、本実施の形態の動作について説明する。ま
ず、来訪者が所望の住戸2を訪問する場合の本システム
の動作について説明する。
【0028】来訪者が共同玄関を訪れ、玄関端末1のテ
ンキー入力部12から訪問先の住戸番号を入力し、呼出
ボタン13を押すと、玄関端末1から制御装置4に呼出
信号が送出される(ステップS1)。
【0029】制御装置4はこの呼出信号を受けて指定さ
れた住戸2の住戸端末3を呼び出すための呼出信号を送
出する(ステップS2)。この呼び出しに指定された住
戸2の住戸端末3が応答すると、すなわち住人が送受話
器31を持ち上げてオフフックするか応答ボタン33を
押すと、応答信号が制御装置4に送信される(ステップ
S3)。
【0030】制御装置4はこれを受けて玄関端末1に通
話開始を指示し(ステップS4)、これによって玄関端
末1の通話部14と住戸端末3の送受話器31または通
話部34とが制御装置4を介して接続され通話状態とな
る(ステップS5)。同時に玄関端末1の監視カメラ1
6で撮像した映像が住戸端末3のモニターテレビ36に
表示されるので、住人は訪問者を映像によって確認する
ことができる。
【0031】通話が終了し、送受話器31をオンフック
するか応答ボタン33を再度押して通話部34をオフ状
態にすると、住戸端末3から制御装置4に通話終了信号
が送信される(ステップS6)。これを受けて制御装置
4から玄関端末1に通話終了信号が送信され(ステップ
S7)、玄関端末1の通話部14および監視カメラ16
がリセットされて通話状態が終了する。
【0032】次に、図3に示すシーケンス図を参照しな
がら、住人が帰宅した場合の本システムの動作について
説明する。
【0033】帰宅した住人が玄関端末1の住戸キー挿入
部11に自宅の玄関キーを住戸キーとして挿入すると、
またはテンキー入力部12から予め登録した暗証番号を
入力すると、玄関端末1から制御装置4に住戸キー情報
または暗証番号情報が解錠データとして送出される(ス
テップS11)。
【0034】住戸キー情報が鍵穴に適合する正しい住戸
キーが挿入されたことを示すデータであれば、制御装置
4は電気錠制御部15を制御して電気錠15aを解錠す
る(ステップS12)。なお、この処理は玄関端末1が
単独で行ってもよい。
【0035】また、制御装置4は入力された暗証番号情
報によって暗証番号メモリ42を参照し、一致する暗証
番号があれば正しい暗証番号が入力されたとして電気錠
制御部15を制御し電気錠15aを解錠する(ステップ
S12)。
【0036】もし、住戸キー情報または暗証番号情報が
正しい情報でない場合は、制御装置4は電気錠15aの
解錠を行わずにモニターテレビ17にその旨を表示して
処理を終了する(ステップS12a)。
【0037】正しい住戸キー情報または暗証番号情報が
入力された場合は、制御装置4は住戸キーメモリ41ま
たは暗証番号メモリ42から対応する住戸番号を読み出
す。そして、その住戸番号によって監視ポイントメモリ
43を参照し、共同玄関からその住戸2に至るまでの経
路に設置された複数の監視カメラ8の設置位置情報を読
み出す。そして、各設置位置の映像アダプタ7に対して
監視カメラ8を起動する指示および所定の時間間隔で一
定時間毎に映像信号を伝送する指示を出す(ステップS
13)。
【0038】この指示を受けた映像アダプタ7は、自己
の管理する監視カメラ8を起動し、その監視カメラ8で
撮像した映像信号を映像系ラインL2上を所定の時間間
隔で一定時間毎に制御装置4に伝送する(ステップS1
4)。
【0039】玄関端末1は映像系ラインL2上を送られ
て来た各監視カメラ8の映像信号をモニターテレビ17
に順次かつ繰り返し写し出す。帰宅した住人はこの映像
を見て建物内部の様子を確認する。例えば、帰宅した住
人の住戸が3階にあるとすれば、共同玄関の内部、1階
のエレベータホール、各エレベータの内部、3階のエレ
ベータホール、3階の通路の様子が、それぞれの位置に
設置した監視カメラ8からの映像によって確認すること
ができる。
【0040】帰宅した住人は、こうして建物内部の安全
を確認すると、テンキー入力部12の所定キーを操作し
て監視カメラ8による映像表示を停止指示する(ステッ
プS15)。この指示を受けた制御装置4は各監視ポイ
ントの映像アダプタ7に対して監視カメラ8を停止指示
するコマンドを送出し(ステップS16)。この指示を
受けた映像アダプタ7は監視カメラ8の撮像動作を停止
する。なお、映像アダプタ7に対する監視カメラ8の停
止指示は、制御装置4から一定時間後に自動的に指示す
るようにしてもよい。
【0041】図4は、本発明による集合住宅監視システ
ムの他の実施の形態を示すブロック図である。本実施の
形態は、制御装置4に各監視カメラ8からの映像信号を
無線送信する無線送信部44を新たに設け、さらにこの
無線送信部44から送信された映像信号を受信してモニ
ター画面に表示する携帯テレビ9を携帯型映像表示手段
として新たに設けた点を除いては、前述の実施の形態
(図1)と同一の構成を有している。
【0042】本実施の形態では、各監視ポイントの監視
カメラ8の映像信号を、玄関端末1のモニターテレビ1
7に写し出すと同時に、無線送信部44から無線電波に
て携帯テレビ9に送信する。携帯テレビ7はこの無線電
波を受けてモニター画面に各監視ポイントの映像を移し
出す。
【0043】従って、帰宅者は携帯テレビ9を持参して
集合住宅内に入れば、共同玄関から自己の住戸に至るま
での各監視ポイントの映像を、持参した携帯テレビ9に
よって確認しながら自己の住戸に向うことができる。
【0044】なお、前述の実施の形態では、住戸キー挿
入部に各住戸の住戸キーを挿入することによって、ある
いはテンキー入力部から暗証番号を入力することによっ
て、共同玄関の扉を解錠する場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、カードキーや
無線リモコンキーなどを用いてもよい。
【0045】また、前述の実施の形態では、各監視ポイ
ントの映像をモニターテレビまたは形態テレビに順次に
写し出す場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、テレビのモニター画面上に複数の
監視ポイントの映像を分割して同時に写し出すようにし
てもよい。
【0046】また、前述の実施の形態では、共同玄関か
ら各住戸までの監視ポイントを選択し、その経路に沿っ
て各監視ポイントの様子を写し出すようにしたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、小規模な集合住宅
では全ての監視ポイントを写し出すようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、帰宅した
住人は玄関端末に設置したモニターテレビまたは携帯テ
レビによって共同玄関から自己の住戸に至るまでの各監
視ポイントの映像を見ることができ、集合住宅内の様子
を確認したうえで、あるいは確認しつつ自己の住戸に向
うことができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集合住宅監視システムの一実施の
形態を示すブロック図
【図2】本発明による集合住宅監視システムの動作を説
明するシーケンス図
【図3】本発明による集合住宅監視システムの動作を説
明するシーケンス図
【図4】本発明による集合住宅監視システムの他の実施
の形態を示すブロック図
【符号の説明】
1 共同玄関端末装置 2 住戸 3 住戸端末装置 4 制御装置 5 系統間分配器 6 住戸分岐器 7 映像アダプタ 8 監視カメラ 9 携帯テレビ 11 住戸キー挿入部 12 テンキー入力部 13 呼出ボタン 14 通話部 15 電気錠制御部 15a 電気錠 16 監視カメラ 17 モニターテレビ 31 送受話器 32 ダイヤルボタン 33 応答ボタン 34 通話部 35 解錠ボタン 36 モニターテレビ 41 住戸キーメモリ 42 暗証番号メモリ 43 監視ポイントメモリ 44 無線送信部 L1 通話・制御系ライン L2 映像系ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一ノ瀬 忠夫 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の住戸が集合する集合住宅の共有部
    分を撮像するために設置された複数の撮像手段と、 前記集合住宅の共同玄関の扉外に設置され前記撮像手段
    で撮像した映像を表示する映像表示手段と、 前記集合住宅の共同玄関の扉外に設置され前記共同玄関
    の扉を解錠するための解錠データが入力される解錠デー
    タ入力手段と、 前記共同玄関の扉を自動的に施錠および解錠する電気錠
    を制御する電気錠制御手段と、 前記解錠データ入力手段に正しい解錠データが入力され
    たことを検知すると前記電気錠制御手段を介して前記電
    気錠を制御し前記共同玄関の扉を自動的に解錠すると共
    に前記撮像手段で撮像した映像を前記映像表示手段に表
    示するように制御する制御手段と、を備えることを特徴
    とする集合住宅監視システム。
  2. 【請求項2】 複数の住戸が集合する集合住宅の共有部
    分を撮像するために設置された複数の撮像手段と、 前記撮像手段から出力される映像信号を無線送信する無
    線送信手段と、 前記無線送信手段から無線送信される映像信号を受信し
    て表示する携帯型映像表示手段と、 前記集合住宅の共同玄関の扉外に設置され前記共同玄関
    の扉を解錠するための解錠データが入力される解錠デー
    タ入力手段と、 前記共同玄関の扉を自動的に施錠および解錠する電気錠
    を制御する電気錠制御手段と、 前記解錠データ入力手段に正しい解錠データが入力され
    たことを検知すると前記電気錠制御手段を介して前記電
    気錠を制御し前記共同玄関の扉を自動的に解錠すると共
    に前記無線送信手段を制御して前記撮像手段で撮像した
    映像信号を無線送信する制御手段と、 を備えることを特徴とする集合住宅監視システム。
  3. 【請求項3】 複数の住戸が集合する集合住宅の共有部
    分を撮像するために設置された複数の撮像手段と、 前記集合住宅の共同玄関の扉外に設置され前記撮像手段
    で撮像した映像を表示する映像表示手段と、 前記撮像手段から出力される映像信号を無線送信する無
    線送信手段と、 前記無線送信手段から無線送信される映像信号を受信し
    て表示する携帯型映像表示手段と、 前記集合住宅の共同玄関の扉外に設置され前記共同玄関
    の扉を解錠するための解錠データが入力される解錠デー
    タ入力手段と、 前記共同玄関の扉を自動的に施錠および解錠する電気錠
    を制御する電気錠制御手段と、 前記解錠データ入力手段に正しい解錠データが入力され
    たことを検知すると前記電気錠制御手段を制御して前記
    共同玄関の扉を自動的に解錠すると共に前記撮像手段で
    撮像した映像を前記映像表示手段に表示し、かつ前記無
    線送信手段を制御して前記撮像手段で撮像した映像信号
    を無線送信する制御手段と、を備えることを特徴とする
    集合住宅監視システム。
  4. 【請求項4】 解錠データ入力手段に入力された解錠デ
    ータから対応する住戸を判別する住戸判別手段と、 共同玄関から各住戸までに配置されている複数の撮像手
    段の設置位置を記憶する監視ポイント記憶手段とを備
    え、 制御手段は前記住戸判別手段で判別した住戸に対応して
    前記監視ポイント記憶手段に記憶されている設置位置の
    撮像手段で撮像した映像を映像表示手段に表示すること
    を特徴とする請求項1記載の集合住宅監視システム。
  5. 【請求項5】 解錠データ入力手段に入力された解錠デ
    ータから対応する住戸を判別する住戸判別手段と、 共同玄関から各住戸までに配置されている複数の撮像手
    段の設置位置を記憶する監視ポイント記憶手段とを備
    え、 制御手段は前記住戸判別手段で判別した住戸に対応して
    前記監視ポイント記憶手段に記憶されている設置位置の
    撮像手段で撮像した映像を無線送信手段から無線送信す
    ることを特徴とする請求項2記載の集合住宅監視システ
    ム。
  6. 【請求項6】 解錠データ入力手段に入力された解錠デ
    ータから対応する住戸を判別する住戸判別手段と、 共同玄関から各住戸までに配置されている複数の撮像手
    段の設置位置を記憶する監視ポイント記憶手段とを備
    え、 制御手段は前記住戸判別手段で判別した住戸に対応して
    前記監視ポイント記憶手段に記憶されている設置位置の
    撮像手段で撮像した映像を映像表示手段に表示し、同時
    に無線送信手段から無線送信することを特徴とする請求
    項3記載の集合住宅監視システム。
  7. 【請求項7】 解錠データ入力手段は各住戸の住戸キー
    が挿入される住戸キー挿入手段であり、制御手段は挿入
    された前記住戸キーが正しい住戸キーであれば正しい解
    錠データが入力されたと判定することを特徴とする請求
    項1〜3いずれか記載の集合住宅監視システム。
  8. 【請求項8】 解錠データ入力手段は暗証番号を入力す
    る暗証番号入力手段であり、制御手段は入力された暗証
    番号と予め登録された暗証番号とを比較して両番号が一
    致すれば正しい解錠データが入力されたと判定すること
    を特徴とする請求項1〜3いずれか記載の集合住宅監視
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079259A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム
JP2008079107A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム

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JP2008079107A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム
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