JPH11331658A - カメラ、および携帯型電子機器 - Google Patents

カメラ、および携帯型電子機器

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JPH11331658A
JPH11331658A JP10138636A JP13863698A JPH11331658A JP H11331658 A JPH11331658 A JP H11331658A JP 10138636 A JP10138636 A JP 10138636A JP 13863698 A JP13863698 A JP 13863698A JP H11331658 A JPH11331658 A JP H11331658A
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JP
Japan
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electronic device
portable electronic
camera
mirror
light
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP10138636A
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English (en)
Inventor
Masanori Iwasaki
正則 岩崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型電子機器に内蔵されるカメラにおい
て、光学的な性能を劣化させることなく取り付け母体の
小型化を図ることができるようにする。 【解決手段】 携帯型電子機器1の本体部2には、カメ
ラ部3が内蔵されている。カメラ部3は、ほぼ円筒状の
ケース11を有している。ケース11は、円筒の軸芯が
縦方向を向くように、さらに軸芯周りに回動自在に設け
られている。ケース11の上端部には、ミラー12が上
下方向に開閉自在に設けられている。ミラー12の内側
には、反射面12aが形成されている。ミラー12は、
使用時には図(B)に示すように、反射面12aが正面
に対してほぼ45°下に傾いた状態に固定することがで
き、一方、未使用時には、ミラー12によってケース1
1内を塞ぐことができる。レンズ13,14は、その光
軸がケース11の軸芯とほぼ一致するように設けられて
いる。光電変換素子15は、レンズ13,14の結像位
置に設けられ、光信号を電気信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像を撮影して電気
信号に変換するカメラ、および携帯型電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラやディジタルスチ
ールカメラなどの画像撮影用の携帯型電子機器では、撮
影対象からの光を集光して結像するためのレンズや結像
した像を電気信号に変換する光電変換素子などからなる
カメラ部を有している。
【0003】図5はカメラ部を外付けした従来の携帯型
電子機器の概略構成を示す図であり、(A)は正面図、
(B)は側面図である。携帯型電子機器50は、例えば
小型のビデオカメラであり、本体部51とカメラ部52
とから構成されている。本体部51には、液晶モニタ5
1aや図示されていないスイッチ類が設けられている。
カメラ部52は、図(B)に示すように、本体部51に
対して前方側へ回動自在に取り付けられている。カメラ
部52内には、光学部53が設けられている。光学部5
3には、2枚のレンズ53a,53bと、光電変換素子
53cとが設けられている。レンズ53a,53bは、
その光軸がカメラ部52の長手方向の軸と平行となるよ
うに設けられている。
【0004】このような携帯型電子機器50では、未使
用時には図(A)のようにカメラ部52を本体部51と
平行に向けておき、一方、使用時には図(B)のように
カメラ部52を撮影対象の方に向ける。これにより、撮
影対象からの光がカメラ部52に入射する。この入射し
た光をレンズ53a,53bが集光し、光電変換素子5
3cに結像する。撮影対象を上下方向に変えたい場合に
は、使用者は、携帯型電子機器50を上下に向けるか、
あるいはカメラ部52を回動させればよい。
【0005】一方、これに対し、カメラ部を本体部に内
蔵した携帯型電子機器もある。図6はカメラ部を内蔵し
た従来の携帯型電子機器の概略構成を示す図であり、
(A)は正面図、(B)は側面図である。携帯型電子機
器60は、例えばディジタルスチールカメラであり、そ
の本体部61にカメラ部62が内蔵されている。カメラ
部62には、レンズ62aおよび光電変換素子62bが
設けられている。このような携帯型電子機器60では、
レンズ62aはその光軸が正面側を向くように設けられ
ているので、使用者は、本体部61を撮影対象側に向け
ることにより、カメラ部62が撮影対象側からの光を受
光し、これにより撮影が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5の携帯型
電子機器50では、カメラ部52を外付けとしているた
め、機構が複雑になるという問題があった。また、より
高い結像性能を確保するためには光軸方向を長くする必
要があり、カメラ部52全体が大きくなってしまうとい
う問題があった。
【0007】一方、図6の携帯型電子機器60では、本
体部61を大型化せずにカメラ部62を内蔵するために
は、どうしてもカメラ部62の光軸方向の長さを短くし
なくてはならず、光学的な性能が低下するという問題が
あった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、光学的な性能を劣化させることなく取り付け
母体の小型化を図ることができるカメラ、および携帯型
電子機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、携帯型電子機器に内蔵されるカメラにお
いて、撮影対象からの光の光路を屈曲させる光屈曲素子
と、前記屈曲された光を結像するレンズ部と、前記結像
した像を電気信号に変換する光電変換素子と、を有する
ことを特徴とするカメラ、が提供される。
【0010】このようなカメラでは、撮影対象からの光
の光路を光屈曲素子が屈曲させてレンズ部に導入する。
レンズ部は、屈曲された光を結像し、この結像した像を
光電変換素子が電気信号に変換する。したがって、レン
ズ部は光軸を撮影対象側に向くように設ける必要がない
ので、取り付け母体内への取り付け位置や向きに自由度
がある。よって、レンズ部の光学的性能を劣化させるこ
となく取り付け母体に内蔵でき、また、取り付け母体を
小型化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本形態の携帯型電子機器の
概略構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側
面図である。携帯型電子機器1は、例えばディジタルス
チールカメラであり、その本体部2にカメラ部3が内蔵
されている。カメラ部3は、ほぼ円筒状のケース11を
有している。ケース11は、円筒の軸芯が縦方向を向く
ように、さらに軸芯周りに回動自在に設けられている。
このケース11の上端部には、ミラー12が上下方向に
開閉自在に設けられている。ミラー12の内側には、反
射面12aが形成されている。ミラー12は、使用時に
は図(B)に示すように、反射面12aが正面に対して
ほぼ45°下に傾いた状態に固定することができる。一
方、未使用時には、ミラー12によってケース11内を
塞ぐことができる。
【0012】ケース11内には、レンズ13,14、お
よび光電変換素子15が設けられている。また、レンズ
13,14間には、アイリス絞り16が設けられてい
る。ここで、レンズ13,14は、その光軸がケース1
1の軸芯とほぼ一致するように設けられている。光電変
換素子15は、例えばCCD(Charge Coupled Devic
e)であり、レンズ13,14の結像位置に設けられて
いる。
【0013】図2はカメラ部3の光学的な機能を説明す
る側断面図である。撮影対象からの光は、ミラー12の
反射面12aで反射し、90°屈曲させてレンズ13,
14側に入射する。レンズ13,14は、入射した光を
光電変換素子15上に結像する。光電変換素子15は、
入射した光を電気信号に変換して、図示されていない信
号処理回路に出力する。
【0014】図3はカメラ部3の信号処理部の構成を示
す図である。信号処理部20は、本体部2内に設けられ
ている。信号処理部20は、主に、メモリ21と信号処
理回路22とから構成されている。メモリ21は、光電
変換素子15が取り込んだ画像信号を1画面ずつ一時的
に記憶する。信号処理回路22は、ミラー12で反転し
た画像の左右を再び反転させて正常な画像とし、本体部
2内のビデオ処理回路に供給する。
【0015】次に、このような構成の本形態の携帯型電
子機器1の使用方法について説明する。携帯型電子器1
を用いて撮影を行う場合には、図1に示すように、ミラ
ー12を開いてその反射面12aを撮影対象に向ける。
このとき、撮影対象を正面でとらえたい場合には、反射
面12aを正面に向けたままにする。一方、撮影対象が
正面からずれた位置にいる場合には、ケース11を回動
させて反射面12aを撮影対象に向けることができる。
【0016】携帯型電子器1は、スチールカメラなの
で、図示されていないシャッタを押すことにより、1画
像分のデータが取り込まれる。取り込まれたデータは、
図3で示した信号処理部20で左右反転処理され、最終
的に、図示されていない記憶メディアなどに記憶され
る。
【0017】また、撮影終了後は、図4に示すように、
ミラー12を閉じてケース11内を塞ぐことができる。
このように、本形態では、撮影対象からの光をミラー1
2によって屈曲させてレンズ13,14側に取り込むよ
うにしたので、レンズ部の光軸を撮影対象側に向くよう
に設ける必要がない。このため、本体部2への取り付け
位置や向きに自由度があり、レンズ部の光学的性能を劣
化させることなく本体部2に内蔵することができる。よ
って、携帯型電子機器1全体を小型化、軽量化すること
ができる。
【0018】また、本形態では、カメラ部3のケースを
軸芯周りに回動自在としたので、携帯型電子機器1の向
きを変えることなく、簡単に撮影方向を変えることがで
きる。
【0019】さらに、本形態では、ミラー12を開閉自
在としたので、撮影終了後はカメラ部3のケース11内
を密封できる。これにより、レンズ13,14へのゴミ
の付着を防ぐことができる。さらに、光電変換素子15
への紫外線の入射を阻止できるので、デバイス性能の劣
化を防止できる。
【0020】なお、本形態では、ミラー12を45°傾
けた状態で固定して撮影するようにしたが、使用者の希
望する角度に自在に調整できるようにしてもよい。ま
た、この場合、45°以上開けるようにしてもよい。
【0021】また、本形態では、光屈曲素子としてミラ
ー12を用いたが、プリズムなど他の素子を用いてもよ
い。さらにまた本形態では、携帯型電子機器としてディ
ジタルスチールカメラの例を示したが、ビデオカメラな
どの他の機器にも本発明を応用できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、撮影対
象からの光を光屈曲素子によりレンズ部に導入し、その
光をレンズ部で結像し、この結像した像を光電変換素子
で電気信号に変換するようにしたので、レンズ部を光軸
を撮影対象側に向くように設ける必要がない。このた
め、取り付け母体内への取り付け位置や向きに自由度が
あるので、レンズ部の光学的性能を劣化させることなく
取り付け母体に内蔵できる。よって、取り付け母体の小
型化、軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態の携帯型電子機器の概略構成を示す図で
あり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図2】カメラ部の光学的な機能を説明する側断面図で
ある。
【図3】カメラ部の信号処理部の構成を示す図である。
【図4】ミラーを閉じた場合のカメラ部3の状態を示す
側断面図である。
【図5】カメラ部を外付けした従来の携帯型電子機器の
概略構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側
面図である。
【図6】カメラ部を内蔵した従来の携帯型電子機器の概
略構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面
図である。
【符号の説明】
1……携帯型電子機器、2……本体部、3……カメラ
部、11……ケース、12……ミラー、12a……反射
面、13,14……レンズ、15……光電変換素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型電子機器に内蔵されるカメラにお
    いて、 撮影対象からの光の光路を屈曲させる光屈曲素子と、 前記屈曲された光を結像するレンズ部と、 前記結像した像を電気信号に変換する光電変換素子と、 を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記光屈曲素子は、前記レンズ部を保護
    する位置と前記撮影用の位置との間で回動可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 画像を撮影して処理を行う携帯型電子機
    器において、 撮影対象からの光の光路を屈曲させる光屈曲素子と、前
    記屈曲された光を結像するレンズ部と、前記結像した像
    を電気信号に変換する光電変換素子と、を有するカメラ
    部、 を有することを特徴とする携帯型電子機器。
  4. 【請求項4】 前記光屈曲素子は、前記レンズ部を保護
    する位置と、前記撮影用の位置との間で回動可能である
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯型電子機器。
  5. 【請求項5】 前記光屈曲素子は、光軸を中心に回動可
    能であることを特徴とする請求項3記載の携帯型電子機
    器。
  6. 【請求項6】 前記光電変換素子で取り込んだ画像での
    左右を反転させる信号処理手段を有することを特徴とす
    る請求項3記載の携帯型電子機器。
JP10138636A 1998-05-20 1998-05-20 カメラ、および携帯型電子機器 Abandoned JPH11331658A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130014A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Canon Inc 撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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