JPH11331555A - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

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JPH11331555A
JPH11331555A JP10138573A JP13857398A JPH11331555A JP H11331555 A JPH11331555 A JP H11331555A JP 10138573 A JP10138573 A JP 10138573A JP 13857398 A JP13857398 A JP 13857398A JP H11331555 A JPH11331555 A JP H11331555A
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JP10138573A
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English (en)
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Hitoshi Oonoda
仁 大野田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の位置ずれや色ずれなどを処理対象とす
る画像処理の場合には、高解像度の画像データから低解
像度の画像を求めて、その求めた低解像度の画像データ
に基づく画像処理を行うようにして画像処理全体のスル
ープットを向上する。 【解決手段】 処理対象画像を入力して処理する画像処
理方法であって、画像入力装置より低解像度の画像デー
タを読込んで(S1)、それら低解像度データに基づく
複数コマを表示し、選択されたコマに対応する高解像度
の画像データをその画像入力装置から読み込む(S
3)。その選択された高解像度の画像データに対して画
像処理を行うに際して、その読み込んだ高解像度の画像
データから低解像度の画像データを生成し(S5)、そ
の生成された低解像度の画像データに基づいて画像処理
を行い(S6)、その結果を高解像度の画像データに反
映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理対象画像を入
力して処理する画像処理方法および装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】原稿画像やフィルムなどを読み取って画
像を入力する画像読取装置として、近年、フィルムを読
み取って画像入力を行うフィルムスキャナが多く用いら
れている。このようなフィルムスキャナによるスキャニ
ング処理では、一般にプレスキャンと本スキャンが実施
されることが多い。最初のプレスキャンの目的は画像を
粗く読み込み、そのデータから2回目に行う本スキャン
時のAE設定を、自動的(或は手動)に決定するためで
ある。これらプレスキャンと本スキャンの2回のスキャ
ニングが異なる解像度で実施されることに着目し、プレ
スキャンにより読み取った画像データを低解像度の表示
用画像データとして用い、また2回目に読み込んだ本ス
キャンによる画像データを高解像度での印刷用画像デー
タとして用いることが提案されている。
【0003】これによれば、読み取った高解像度の画像
データを解像度変換して、表示用の低解像度の画像デー
タを生成する必要がないので、処理時間を要する解像度
変換処理を省略することができ画像入力時のスループッ
トが改善される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したフィ
ルムスキャナによるプレスキャンの画像と本スキャンの
画像は、夫々独立した2回のセンサの機械的な走査によ
り生成されるので、これら解像度の異なる2つの画像間
において、読み取り位置がずれている場合がある。ま
た、プレスキャンの結果により本スキャンのAEが設定
される場合には、プレスキャンの画像と本スキャンの画
像の色は互いに異なることが考えられる。
【0005】このように互いに読み取りの位置がずれて
いるプレスキャンの画像と本スキャンの画像データにお
いて、プレスキャンの画像を表示して、画面上で電線消
し、ごみ消し、傷消し、赤目修正などの、いわゆるレタ
ッチ処理を行った場合、このレタッチ処理が為された位
置を基準に、本スキャンで読み取った高解像度の画像デ
ータの修正位置を決定してしまうと、その修正位置はユ
ーザの意図した位置とは異なったものになる。
【0006】また、プレスキャンによる画像データに基
づく表示画像に対して色修正の処理を行った場合も同様
に、その色修正を、異なるAE設定がなされている本ス
キャンの高解像度の画像データに行うと、その高解像度
の画像データに基づくプリンタへの印刷結果が、ユーザ
の所望した色にならないという問題があった。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、画像の位置ずれや色ずれなどを処理対象とする画像
処理の場合には、第1の解像度の画像データから第2の
解像度の画像を求めて、その求めた第2の解像度の画像
データに基づく画像処理を行うようにした画像処理方法
および装置を提供することを目的とする。
【0008】また本発明の目的は、通常は入力した第2
の解像度の画像データを用い、特定の画像処理を行う場
合にのみ、第1の高解像度の画像データから第2の解像
度の画データを求めて画像処理を行う画像処理方法およ
び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、処理対象画像を入力して処理する画像処理装置で
あって、前記処理対象画像を第1の解像度と異なる第2
の解像度の画像データに基づいて表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された画像データに基づく処理に応
じて前記第1の解像度の画像データに対して画像処理を
行う画像処理手段と、前記画像処理手段による画像処理
に際して、前記第1の解像度の画像データから前記第2
の解像度の画像データを生成して前記表示手段に表示す
るように制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0010】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、処理対象画
像を入力して処理する画像処理方法であって、第1の解
像度の画像データに対して、前記第1の解像度と異なる
第2の解像度の画像データに基づいて画像処理を行う画
像処理工程と、前記画像処理工程における画像処理に際
して、前記第1の解像度の画像データから前記第2の解
像度の画像データを生成する生成工程とを有することを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0012】(実施の形態1)図2は、本実施の形態の
画像処理方法を実現する画像入出力装置の構成例を示す
ブロック図である。
【0013】同図において、マイクロプロセッサ(CP
U)201は、ROM202や記憶部204に予め格納
されたプログラムを実行し、バス212を介して装置全
体の制御を行う。RAM203は、CPU201のワー
クメモリとして、或は画像データを一時的に記憶するメ
モリとして利用される。記憶部204は、例えばハード
ディスクや光磁気ディスクなどの記憶媒体を備える記憶
部で、後述する画像処理用のプログラムを記憶してお
り、また画像データの記憶にも利用される。入力・操作
部209は、CPU201に対する指示やデータを入力
するためのものであり、例えば、キーボード、マウスや
ディジタイザなどのポインティングデバイスを備えてい
る。ディスプレイ208は、例えばCRTやLCDなど
を有し、CPU201の制御の下に、ビデオインターフ
ェイス207を介して送られてくる画像データに基づく
画像を表示する。画像入力装置206は、例えばディジ
タルカメラ、フィルムスキャナ、イメージリーダなどの
ような、ディジタル画像データを生成するデバイスであ
るが、本実施の形態においてはフィルムスキャナの場合
を例に説明する。
【0014】画像入力装置206で生成された画像デー
タは、外部インターフェイス(1)205を介して入力
され、CPU201の制御の下にRAM203や記憶部
204に格納される。プリンタ211は、例えばインク
ジェットプリンタ、レーザープリンタ、CRTプリンタ
などのプリンタであり、CPU201によりパラレルイ
ンターフェイスなどの外部インターフェイス(2)21
0を介して送られてくる画像データを受取って印刷す
る。
【0015】なお、図2に示す画像処理装置は、例えば
パーソナルコンピュータにディスプレイ208や画像入
力装置206、プリンタ211を接続することにより構
成することができる。また、外部インターフェイス
(1)205や外部インターフェイス(2)210は汎
用のインターフェイスでよく、例えば、SCSI、GP
IB、セントロニクスなどのパラレル・インターフェイ
スや、RS232、RS422、IEEE1394など
のシリアル・インターフェイス等を用いることができ
る。
【0016】次に、本実施の形態における画像処理の全
体の流れを図1のフローチャートを参照して説明する。
【0017】図1は、本実施の形態における画像処理の
流れを示すフローチャートで、前述のCPU201によ
って実行される処理である。
【0018】まずステップS1で、画像入力装置206
(この実施の形態ではフィルムスキャナ)から低解像度
のデータが外部インターフェース(1)205を介して
入力される。この画像入力装置206は、低解像度で高
速に画像を読み込む機能と、高解像度で画像を読み込む
機能の両方を有しており、最初の画像読取り用のスキャ
ンでは低解像度での読み込みが行われる。この低解像度
での画像の読み込みの際には、フィルムの複数齣(コ
マ)を一度に読み込んでもよい。例えば、一般的な35
mmフィルムであれば、現像後のフィルムは数齣ずつス
トリップ状に切断されていることが多いので、フィルム
スキャナは、1回のスキャンで連続してそれらの数齣分
の画像を一度に読み込むことができる。また、切断され
ていない長尺フィルムやIX240規格のフィルムなど
では、フィルム1本分のすべての齣を一度に読み込むこ
とができる。
【0019】次にステップS2に進み、齣選択、即ち、
所望の画像データの選択が行われる。このとき、ステッ
プS1で読み込んだ低解像度の画像を、例えばディスプ
レイ208に表示して、この画像を後述するステップS
3で、高解像度で読み込むかどうかの判断をユーザが行
う。
【0020】次にステップS3に進み、画像入力装置2
06は、ステップS2で選択された齣(画像)の情報を
受取り、それに対応する高解像度の画像データの読み込
みを行う。
【0021】この実施の形態1では、画像入力装置20
6は、ある1つの齣に対応する低解像度の画像データと
高解像度の画像データを1つのセットとして扱ってお
り、この後の処理では1つの画像データとして扱う。な
お、この1つの画像データは、1つのファイルとして記
憶部204に記録されていても、いなくても良く、その
後の処理において、これら低解像度データと高解像度デ
ータが1つの齣を表していると認識できれば良いものと
する。その後の処理において、ステップS1で読取られ
た低解像度の画像データはディスプレイ208への表示
に使用され、ステップS3で読取られた高解像度の画像
データはプリンタ211への出力に使用される。
【0022】画像入力装置206が本実施の形態のよう
にフィルムスキャナなどの場合、その読取り機構は、例
えばフィルムあるいはセンサ自体を物理的に移動しなが
ら、ラインセンサによりフィルムを読み取って2次元の
画像情報を取得することが多い。このような機構を採用
した場合、本実施の形態のように、低解像度データと高
解像度データとを別々に読み込むと、スキャナの物理的
精度によっては、低解像度データと高解像度データの間
で、読み込んだ画像データの位置ずれが生じることがあ
る。特に高速にスキャニングを行おうとすると、このよ
うな位置ずれが生じる可能性は高い。また、長尺フィル
ムの読み込みを行う場合などは特にこうした位置ずれが
生じやすい。従って、ある低解像度データと高解像デー
タとが同一齣を表しているにも拘わらず、その画像デー
タ同士の位置が互いにずれてしまうことがある。
【0023】このような位置ずれを解消するために、従
来は高解像度データに対して間引きや補間の処理を行っ
て低解像度を生成して、高解像度データに対して位置ず
れのない低解像度データを作成していた。
【0024】しかし、こうした解像度変換処理は演算負
荷の大きい処理であり、特に高速性が要求される画像入
出力装置では、これによる処理時間の増大が問題であっ
た。また、本実施の形態のフィルムスキャナのように、
一度に複数の齣の画像を読み込む際には解像度変換にか
かる時間が長くなり、装置自体のスループットを大幅に
低下させていた。
【0025】そこで本実施の形態では、高解像度データ
と低解像度データの間に位置ずれが存在していたとして
も、その後の一般的な処理においては問題になることが
少なく、特定の画像処理を行うときにのみ位置ずれが問
題になるという点に着目し、前述したステップS4で
は、高解像度での画像の読取りのみを実行し、その高解
像度データから低解像度データを生成することは行わず
に次のステップS4に進む。ステップS4では、その読
み取った高解像度の画像データに対して何らかの画像処
理を行うかどうかが判断される。この判断は所定のアル
ゴリズムに基づき画像処理装置が自動的に判断しても良
く、或はオペレータが判断してもよい。
【0026】ここで、もし特定の画像処理が何も行われ
ない場合にはステップS7に進み、もし特定の画像処理
が行われると判断された場合にはステップS5に進む。
【0027】ここで、画像処理には種々の処理が考えら
れるが、本実施の形態においては画像の部分修正処理が
実施される場合について説明する。
【0028】画像の部分修正処理とは、画面の一部に部
分的な修正を加える処理のことであり、フィルムに付着
していたゴミや、フィルム面のキズなどの画像欠損をデ
ジタルデータに対してレタッチ処理を行うことにより取
り除いたりするほか、電線消し、フラッシュ撮影で被写
体の目が赤くなってしまう「赤目」を取り除く処理な
ど、もともとの被写体画像をデジタルデータに変換し、
レタッチ処理を行うことにより修正を加える処理等が含
まれる。
【0029】こうしたレタッチ処理を行う際にはステッ
プS5に進み、ステップS3で読み込んだ高解像度デー
タをディスプレイ208に表示しながら、ユーザが入力
・操作部209を用いて修正を行う。ここで、高解像度
データに加えた変更は当然、それとセットになっている
低解像度の画像データにも反映される。
【0030】ここで画像データの変更方法としては、実
際に画像データの画素情報を書き換えることによって行
ってもよいし、高解像度データと低解像度データに対し
て同じ変更を加えるようにしてもよい。ここで、この同
じ変更を加えるコマンドとしては本実施の形態の場合、
「画像中のこの範囲をこのデータで書き換えよ」といっ
た命令を現わす内容になる。
【0031】ここで問題になるのは、高解像度データと
低解像度データとの間に存在する位置ずれである。即
ち、高解像度データを基準に行われる変更の内容をその
まま解像度のみ変換して低解像度データに反映しても修
正位置がずれてしまうことになる。
【0032】図3は、この位置ずれの様子を説明するた
めの図である。
【0033】図3(a)は、高解像度で読み込んだ画像
の一例を示す図であり、図3(b)は同じ齣を低解像度
で読み込んだ画像の一例を示す図である(なお、ここで
は低解像度で読み込まれたことを強調するためにあえて
粗く描画してある)。ここでは、画像を走査して読み取
る画像入力装置206の機構的な精度により、図3
(a)に示す高解像度の画像に対して、横方向に長さ
「x」だけずれてしまっているものとする。例えば、こ
の中の被写体1の目で赤目現象が発生しており、これを
後述のステップS6において、部分修正処理により修正
した場合、その修正された目の部分は図3(c)の修正
部2、3で示すようになる。このような画像データの修
正を行った図3(c)の結果に基づいて解像度変換を行
い、その解像度変換した修正データを低解像度の画像
(図3(b))に適用した場合、図3(d)の修正箇所
4、5で示すように、その修正位置が横方向に長さ
「x」だけずれてしまうことになる。
【0034】従って、高解像度データに対して行った修
正が、その解像度の画像データで正常に出力されるが、
それを低解像度に変換したデータをディスプレイ208
に表示したり、プリンタ211などにより印刷すると、
その修正したはずの位置がずれて表示・印刷されてしま
うという問題が生じていた。
【0035】そこで本発明の実施の形態1では、こうし
た画像の部分修正などの画像処理が行われると分かった
段階で、初めて高解像度の画像データから低解像度の画
像データへ解像度変換を行う。
【0036】即ち、図1のステップS4で特定の画像処
理が行われると判断されるとステップS5に進み、ここ
で初めて高解像度の画像データから低解像度の画像デー
タへの解像度変換を行って低解像度の画像データが生成
される。
【0037】次にステップS6に進み、特定の画像処
理、本実施の形態においては画像の部分修正が行われ
る。ここではステップS5において、高解像度の画像と
比較して位置ずれのない低解像度の画像データが生成さ
れているので、高解像度の画像データを基準に行われた
画像の部分修正を、ステップS6において、その高解像
度の画像データから生成された低解像度の画像データに
反映しても正しい修正が行われることになる。こうして
修正された低解像度の画像データをディスプレイ208
に表示したとしても、適正な修正が施された画像データ
として表示されることになる。
【0038】こうしてステップS7に進み、ステップS
3で読み取った高解像度の画像データ、或はステップS
6で画像処理が施された画像データをプリンタ211に
出力する。なお、一般的に、プリンタ211はディスプ
レイ208に比べて解像度が高いので、高解像度の画像
データに基づく画像情報をプリンタ211に送信するこ
とにより印刷が行われる。
【0039】もちろん、ステップS7では、必ずしもプ
リンタ211に出力する必要はなく、例えば、画像デー
タをそのまま保存して、各種メディアで別のシステムに
転送・移動してから別のプリンタで出力してもかまわな
い。また、ネットワークを経由して別の端末等に画像デ
ータを転送し、その画像を他の端末のディスプレイに表
示するようにしても良く、本発明はこの点に関して何ら
限定を加えるものではない。
【0040】以上説明したように本実施の形態1によれ
ば、入力された高解像度の画像データを低解像度のディ
スプレイ等に表示して画像の編集を行う場合、通常は低
解像度で読み込んだ画像データを表示するが、その低解
像度の画像に対して編集を行う場合には、高解像度の画
像データから低解像度の画像データを生成するといった
解像度変換処理を行ってディスプレイに表示する。これ
により、画像処理における高解像度の画像と低解像度の
画像間での位置ずれが問題となる場合にのみ解像度変換
処理を行うため、特に多くの齣を処理する場合などにお
いて、トータルの入出力のスループットを大幅に改善す
ることができる。
【0041】このような高解像度の画像データから低解
像度の画像データの生成は、位置ずれなどの画像構成要
素の位置の差異が問題となり得る、最初の画像処理が行
われるときだけでよく、仮にこうした画像処理が複数回
行われるとしても、解像度変換の処理は最初の1回だけ
で良いのは言うまでもない。
【0042】また、本実施の形態1においては、高解像
度データと低解像度データという2種類の解像度を有す
る画像データについて言及したが、この解像度は出力の
用途に応じて3段階、4段階というように、より多段階
の解像度を有していても良い。要は、本実施の形態によ
る説明の趣旨は、ある画像処理が行われることが分かっ
た段階で、最も解像度が高い画像データからそれより解
像度が低い少なくとも1つ以上の画像データを生成する
点にある。
【0043】また、本実施の形態1において、画像入力
装置206としてフィルムスキャナを用いた場合を説明
したが、画像の入力手段はどのようなものでもよく、例
えば解像度を変更して画像を撮像できるデジタルカメラ
や、或は解像度の異なる複数のデジタルカメラで同一シ
ーンを撮影した画像データを対象としても良い。
【0044】[実施の形態2]次に本発明の実施の形態
2を説明する。なお、本実施の形態2を実現する上での
装置構成は前述の実施の形態1と同様に図2に示す装置
構成で実現可能であるので、装置構成の説明は省略す
る。
【0045】また本実施の形態における基本的な処理フ
ローチャートも図1に示した実施の形態1の場合と同様
であり、異なるのは図1のステップS6で実施される画
像処理の内容(この実施の形態2ではトリミング処理)
で、他の構成及び処理は前述の実施の形態1と同様であ
る。従って、図1及び図2を参照して、本実施の形態2
を簡単に説明する。
【0046】図1において、ステップS1〜S3では、
低解像度のデータがフィルムスキャナである画像入力装
置206から記憶部204に読み込まれ、齣選択が行わ
れたのち、読み込んだ低解像度の画像をディスプレイ2
08に表示して、この画像をステップS5で高解像度で
読み込むかどうかの判断をユーザが行い、その判断に従
って、ステップS4で、その選択した齣に対して高解像
度での画像データの読み込みを行う。
【0047】画像入力装置206が、前述した本実施の
形態1のようにフィルムスキャナなどの場合、その機構
としてラインセンサを用いてフィルムあるいはセンサ側
を物理的に移動して2次元の画像情報を取得することが
多く、その走査速度やサンプリング周波数等を変更する
ことにより、夫々異なる解像度で画像を読み取ることが
できるものがある。このような装置の場合、前述の実施
の形態1でも説明したように、夫々異なる解像度で読み
取った画像データ同士で、その画像の位置が互いにずれ
てしまうことがある。
【0048】そこで本実施の形態2では、画像入力装置
206で読取り解像度を変更して読み取った高解像度の
画像データと低解像度の画像データとの間で、画像の位
置ずれが存在していたとしても、その後の一般的な処理
においては問題になることが少なく、特定の画像処理を
行うときにのみ位置ずれが問題になるという点に着目し
て、ステップS4において、画像データに対して何らか
の画像処理を行うかどうかが判断される。この判断は所
定のアルゴリズムに基づきコンピュータが自動で判断し
てもよいし、オペレータが判断してもよい。
【0049】ここで、もし特定の画像処理が何も行われ
ない場合にはステップS7に進む。もし特定の画像処理
が行われると判断された場合はステップS5に進む。
【0050】ここでの画像処理にはさまざまな内容が考
えられるが、本実施の形態においては画像のトリミング
処理が実施される場合について説明する。
【0051】画像のトリミングとは、ディスプレイ20
8に表示された画像を見ながら、その画像の所望の矩形
領域を切り出すことにより構図を整えたり、不要な被写
体部分を取り除くことである。
【0052】こうした、トリミング処理を行う際には、
ステップS1で読み込んだ低解像度の画像をディスプレ
イ208に表示しながら、ユーザが入力・操作部209
を用いて矩形範囲を指定する方法が一般的である。ここ
で、低解像度の画像データに対して行ったトリミングの
結果は、高解像度の画像データにも反映されなければな
らない。
【0053】画像データの変更方法としては、実際に指
定された範囲以外のデータを削除した画像データを作成
してもよいし、高解像度の画像データと低解像度の画像
データに対して同一のコマンドリストを持たせることに
より、これら2種類の画像データに対して同じ変更を加
えるようにしてもよい。ここで、コマンドリストのコマ
ンドは本実施の形態の場合、「画像中のこの矩形範囲を
切り出して出力せよ」といった命令を現わす内容にな
る。
【0054】ここで問題になるのは高解像度の画像デー
タと低解像度データ間に存在する位置ずれである。低解
像度の画像データを基準に設定したトリミング情報をそ
のまま高解像度の画像データに適用すると、その切り出
し位置がずれてしまうことになる。
【0055】図4は、この位置ずれの様子を説明するた
めの図である。
【0056】図4(a)は高解像度で読み込んだ画像例
を示し、図4(b)は同じ齣を低解像度で読み込んだ画
像例を示す(低解像度で読み込まれたことを強調するた
めに、あえて荒く描画してある)。ここでは、スキャニ
ング時の機構的な精度により横方向に長さ「x」だけず
れてしまっているものとする。
【0057】ここで、被写体7を画像から除きたいと
き、図4(d)の枠8のようにトリミングの枠を設定し
て、被写体6のみがフレームに入るように設定した場合
を考える。図4(d)の低解像度の画像を基準に設定し
た枠8をそのまま高解像度の画像(図4(c))に適用
した場合、ずれ量「x」の分だけトリミング位置がずれ
てしまうことになる。これにより、図4(c)に示すよ
うに、除外したつもりの被写体7が高解像度の画像デー
タでは写りこんでしまうことがあり得る。
【0058】本実施の形態2の場合、ディスプレイ20
8には低解像度の画像が表示されるので、オペレータは
このずれに気がつかず、高解像度の画像データに基づく
印刷が行われて、初めてトリミング位置がずれているこ
とに気が付くことになる。
【0059】そこで本実施の形態2では、こうした画像
の部分修正などの画像処理が行われると分かった段階
で、初めてステップS3で読み込んだ高解像度の画像デ
ータから低解像度の画像データへの解像度変換を行う。
即ち、ステップS4において、特定の画像処理が行われ
ると判断された段階でステップS5に進み、ステップS
5で、高解像度の画像データから低解像度の画像データ
を生成する。そしてステップS6で、特定の画像処理、
本実施の形態2においてはトリミング処理が行われる。
ここでは、ステップS5において、画像の位置ずれのな
い低解像度の画像データが生成されているので、低解像
度の画像データを基準に行われたトリミング情報を高解
像度の画像データにそのまま反映したとしても適正なト
リミングが行われることになる。
【0060】なお、ステップS7では、前述の実施の形
態1と同様に、画像データをそのまま保存して、各種メ
ディアで別のシステムに転送・移動してから別のプリン
タで出力してもかまわない。また、ネットワークを経由
して別のシステムに画像データを転送し、その情報をデ
ィスプレイに表示しても良い。
【0061】以上説明したように本実施の形態2によれ
ば、入力された高解像度の画像データを低解像度のディ
スプレイ等に表示して画像の編集を行う場合、通常は低
解像度で読み込んだ画像データを表示するが、その低解
像度の画像に対して編集を行う場合には、高解像度の画
像データから低解像度の画像データを生成するといった
解像度変換処理を行ってディスプレイに表示する。これ
により、画像処理における高解像度の画像と低解像度の
画像間での位置ずれが問題となる場合にのみ解像度変換
処理を行うため、特に多くの齣を処理する場合などにお
いて、トータルの入出力のスループットを大幅に改善す
ることができる。
【0062】このような高解像度の画像データから低解
像度の画像データの生成は、位置ずれなどの画像構成要
素の位置の差異が問題となり得る、最初の画像処理が行
われるときだけでよく、仮にこうした画像処理が複数回
行われるとしても、解像度変換の処理は最初の1回だけ
で良いのは言うまでもない。
【0063】また、本実施の形態2においては、高解像
度データと低解像度データという2種類の解像度を有す
る画像データについて言及したが、この解像度は出力の
用途に応じて3段階、4段階というように、より多段階
の解像度を有していても良い。要は、本実施の形態によ
る説明の趣旨は、ある画像処理が行われることが分かっ
た段階で、最も解像度が高い画像データからそれより解
像度が低い少なくとも1つ以上の画像データを生成する
点にある。
【0064】また、本実施の形態2において、画像入力
装置206としてフィルムスキャナを用いた場合を説明
したが、画像の入力手段はどのようなものでもよく、例
えば解像度を変更して画像を撮像できるデジタルカメラ
や、或は解像度の異なる複数のデジタルカメラで同一シ
ーンを撮影した画像データを対象としても良い。
【0065】[実施の形態3]次に本発明の実施の形態
3について説明する。なお、この実施の形態3の装置構
成は前述の実施の形態1,2と同様であるので、それら
の説明は省略する。
【0066】図5は、本発明の実施の形態3の動作を説
明するフローチャートである。
【0067】まずステップS11では、画像入力装置2
06により低解像度の画像データが読み込まれて記憶部
204に記憶される。この画像入力装置206は前述し
たように低解像度で高速に画像を読み込む機能と、高解
像度で画像を読み込む機能とを有しており、1回目の読
取り走査では、低解像度での画像の読み込みが行われ
る。
【0068】ステップS12では、この低解像度で読み
込んだ低解像度の画像データに基づいて、AE(Auto E
xposure)設定、即ち、高解像度でスキャニングを行う
際の最適な露出情報の取得、及び/或は設定が行われ
る。この露出情報の設定は、読み込んだ低解像度の画像
データをディスプレイ208に表示して、そのディスプ
レイの画面を見ながらオペレータが、露出の効果を確認
しながら入力・操作部209を用いて手動で設定しても
よく、また、所定のアルゴリズムに基づきコンピュータ
が自動的に設定を行ってもよい。
【0069】次にステップ13に進み、ステップS12
で設定したAEの情報に基づいて、その同じ齣に対して
高解像度での画像データの読み込みを行う。
【0070】ここで、低解像度と高解像度の画像データ
はともに同一齣を現わす1つの画像データとして扱われ
る。この1つの画像データは、実際にはコンピュータの
ハードディスク等に1つのファイルとして記憶される必
要はなく、その後の処理において、これらが同一齣を現
わす低解像度及び高解像度の画像データとして関連付け
られれば良い。
【0071】ここで、その後の処理において、ステップ
S11で読取られた低解像度の画像データはディスプレ
イ208への表示に使用され、ステップS13で読取ら
れた高解像度の画像データはプリンタ211への出力に
用いられる。
【0072】ここでステップS11とステップS13で
読み込まれる低解像度と高解像度の画像データのそれぞ
れは、互いに異なるAE設定の下で読み取られているた
めに、画像の色(濃度・カラーバランス)が異なってい
る。
【0073】このずれを解消するために従来は、高解像
度の画像データに対して間引きや補間の処理を行って低
解像度の画像データを生成して色ずれをなくした低解像
度データを作成していた。しかし、こうした解像度変換
処理は演算負荷の大きい処理であり、特に高速性が要求
される画像入出力装置ではこれによる処理時間の増大が
問題であった。
【0074】そこで、本実施の形態3では、高解像度デ
ータと低解像度データの間に色ずれが存在していたとし
ても、その後の一般的な処理においては問題になること
が少なく、特定の画像処理を行うときにのみ、それらの
色ずれが問題になるという点に着目し、ここでは無条件
に低解像度の画像データの生成は行わずに次のステップ
S14に進む。ステップS14では、画像データに対し
て何らかの画像処理を行うかどうかが判断される。この
判断は所定のアルゴリズムに基づきコンピュータが自動
で判断してもよいし、オペレータが判断してもよい。
【0075】ここで、もし特定の画像処理が何も行われ
ない場合にはステップS17に進み、その高解像度の画
像データに従って印刷を行う。もし特定の画像処理が行
われると判断された場合にはステップS15に進む。
【0076】ここで画像処理にはさまざまな内容が考え
られるが、本実施の形態3においては画像の色修正処理
が実施される場合について説明する。
【0077】この色修正とは、被写体の肌の色が好みの
色になるように画面全体の色調を調整したり、撮影時の
光源の色温度による色の片寄りの影響を取り除くための
いわゆるホワイトバランス調整のことである。こうした
色修正処理を行う際には、ステップS11で読み込んだ
低解像度の画像データをディスプレイ208に表示しな
がら、ユーザが入力・操作部209を用いて修正を行う
ことが一般的である。ここで、低解像度の画像データに
加えた変更は、それに対応する高解像度の画像データに
も反映されなければならない。
【0078】ここで、プリンタ211により印刷される
高解像度の画像データと、ディスプレイ208に表示さ
れている低解像度の画像データとの間に存在する色ずれ
が問題となる。従って、低解像度の画像データを見なが
ら行われる色修正の変更の内容をそのまま高解像度の画
像データに反映しても、元々高解像度の画像データと低
解像度の画像データとの間の存在している色ずれのた
め、高解像度の画像データでは、オペレータが望んだ色
調とずれてしまうことになる。
【0079】そこで本実施の形態3では、ステップS1
4で画像の色修正などの画像処理が行われると分かった
段階で、ステップS13で読み込んだ高解像度の画像デ
ータから低解像度の画像データへの解像度変換を行う
(ステップS15)。即ち、ステップS14において特
定の画像処理が行われると判断されるとステップS15
に進み、ここでステップS13で読み込んだ高解像度の
画像データから低解像度の画像データを生成する。
【0080】次にステップS16に進み、特定の画像処
理、本実施の形態においては画像の色修正が行われる。
この際、ステップS15で、画像の色ずれのない低解像
度の画像データが生成されているので、ステップS16
で低解像度の画像データを基準に行われた色修正を高解
像度の画像データに反映しても適正な修正が行われるこ
とになる。これにより、こうして画像処理された高解像
度の画像データをプリンタ211に出力して印刷して
も、画面を見ながら為された色修正に基づく高解像度の
画像が印刷されることになる。ステップS17では、画
像データをプリンタ211に出力して印刷を行う。一般
にはプリンタ211はディスプレイ208よりも解像度
が高いので、高解像度の画像データをプリンタ211に
送信することにより印刷が行われる。
【0081】もちろん、ステップS17では、プリンタ
211に出力するだけでなく、例えば、画像データをそ
のまま保存して、各種メディアで別のシステムに転送・
移動してから別のプリンタで出力してもかまわない。ま
た、ネットワークを経由して別のシステムの端末等に画
像データを転送して、その端末のディスプレイに表示し
ても良く、本発明はこの点に関して何等限定を加えるも
のではない。
【0082】以上説明したように本実施の形態3によれ
ば、入力された画像に対して色修正を行う場合、表示す
るための低解像度の画像を高解像度の画像データを解像
度変換することにより生成するが、この解像度変換処理
はそうした色ずれが問題となる画像処理を行うときだけ
でよくなる。このため、特に多くの齣を処理する時に
は、入出力のスループットを大幅に改善することができ
る。
【0083】このような高解像度の画像データから低解
像度の画像データの生成は、色ずれなどの画像構成要素
の差異が問題となりうる最初の画像処理が行われるとき
だけでよく、仮にこうした画像処理が複数回行われると
しても解像度変換の処理は最初の1回だけで良いのは言
うまでもない。
【0084】また、本実施の形態3においては、高解像
度と低解像度の画像データという2種類の解像度を有す
る画像データについて言及したが、これら解像度は出力
の用途に応じて3段階、4段階とより多くの多段階の解
像度を有していても良い。
【0085】本実施の形態3の趣旨は、ある画像処理が
行われることが分かった段階で、もっとも解像度が高い
画像データからそれより解像度が低い少なくとも1つ以
上の画像データを生成する点にある。
【0086】また、本実施の形態においては、画像入力
装置206としてフィルムスキャナを用いた場合を説明
したが、画像の入力手段はどのようなものでもよく、た
とえば異なる解像度を有する複数のデジタルカメラで同
一シーンを撮影した画像データを一つの画像データとし
て扱ってもよい。
【0087】前述の実施の形態1では、位置ずれに対す
る画像の部分修正、実施の形態2では位置ずれに対する
トリミングを例としたが、この他にも位置ずれが問題と
なる画像処理として画像の切り出し処理や、複数の画像
の合成処理を行う場合も実施の形態1、2と同じ理由に
より本発明は有効となる。
【0088】また、実施の形態3では、色ずれに対する
色修正について説明したが、この他にも色ずれが問題と
なる画像処理として画像の部分修正が挙げられ、こうし
た画像処理に対しても本発明は有効である。
【0089】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、イメージリー
ダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用して
も、一つの機器からなる装置(例えば、業務用ラボ機
器、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよ
い。
【0090】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の処理を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読み出し実行することによっても達成される。
【0091】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体が本発明を構
成することになる。
【0092】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、負荷の大きい解像度変換の処理を必要最小限に抑
え、かつ適切な画像処理が行えるようになり、特に多く
の画像を処理する際、画像入出力のトータルのスループ
ットを改善することができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像の位置ずれや色ずれなどを処理対象とする画像処理の
場合には、第1の解像度の画像データから第2の解像度
の画像を求めて、その求めた第2の解像度の画像データ
に基づく画像処理を行うようにしたので、画像処理全体
のスループットを向上できるという効果がある。
【0094】また本発明によれば、通常は入力した第2
の解像度の画像データを用い、特定の画像処理を行う場
合にのみ、第1の解像度の画像データから第2の解像度
の画像データを求めて画像処理を行うので、解像度変換
に要する処理の負担を軽減でき、画像処理全体のスルー
プットを向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1及び2における画像処理
を説明するためのフローチャートである。
【図2】本実施の形態の画像処理装置の構成を説明する
ためのブロック図である。
【図3】高解像度と低解像度の画像との間で位置ずれが
ある場合での、画像の部分修正を説明するための図であ
る。
【図4】高解像度と低解像度の画像との間で位置ずれが
ある場合でのトリミング処理を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態3における画像処理を説明
するためのフローチャートである。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象画像を入力して処理する画像処
    理方法であって、 第1の解像度の画像データに対して、前記第1の解像度
    と異なる第2の解像度の画像データに基づいて画像処理
    を行う画像処理工程と、 前記画像処理工程における画像処理に際して、前記第1
    の解像度の画像データから前記第2の解像度の画像デー
    タを生成する生成工程と、を有することを特徴とする画
    像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記画像処理は、前記第1と第2の解像
    度の画像データにおける位置ずれを許容しない画像処理
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記画像処理は、前記第1と第2の解像
    度の画像データにおける色ずれを許容しない画像処理で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記画像処理は、前記第1の解像度の画
    像データに対する部分修正であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記画像処理は、前記第1の解像度の画
    像データに対するトリミング処理であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記画像処理は、前記第1の解像度の画
    像データに対する切り出し処理であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記画像処理は、前記第1の解像度の画
    像データと他の画像との合成処理であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記画像処理は、前記第1の解像度の画
    像データに対する色修正処理であることを特徴とする請
    求項1又は3に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の解像度は前記第2の解像度よ
    りも高い解像度であることを特徴とする請求項1乃至8
    のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の解像度は前記第2の解像度
    よりも低い解像度であることを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも第1の解像度と、前記第1
    の解像度と異なる第2の解像度で画像データを入力可能
    な画像入力装置より画像データを入力して処理する画像
    処理方法であって、 前記画像入力装置から入力される前記第2の解像度の画
    像データをディスプレイに表示し、 前記ディスプレイに表示された画像を参照して前記第1
    の解像度の画像データに対して画像処理を実行する際、
    前記第1の解像度の画像データから前記ディスプレイに
    表示するための第2の解像度の画像データを生成するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記画像処理は、前記第1と第2の解
    像度の画像データにおける位置ずれを許容しない画像処
    理であることを特徴とする請求項11に記載の画像処理
    方法。
  13. 【請求項13】 前記画像処理は、前記第1と第2の解
    像度の画像データにおける色ずれを許容しない画像処理
    であることを特徴とする請求項11に記載の画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第1の解像度は前記第2の解像度
    よりも高い解像度であることを特徴とする請求項11乃
    至13のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の解像度は前記第2の解像度
    よりも低い解像度であることを特徴とする請求項11乃
    至13のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 処理対象画像を入力して処理する画像
    処理装置であって、 前記処理対象画像を第1の解像度と異なる第2の解像度
    の画像データに基づいて表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された画像データに基づく処理に応
    じて前記第1の解像度の画像データに対して画像処理を
    行う画像処理手段と、 前記画像処理手段による画像処理に際して、前記第1の
    解像度の画像データから前記第2の解像度の画像データ
    を生成して前記表示手段に表示するように制御する制御
    手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記画像処理は、前記第1と第2の解
    像度の画像データにおける位置ずれを許容しない画像処
    理であることを特徴とする請求項16に記載の画像処理
    装置。
  18. 【請求項18】 前記画像処理は、前記第1と第2の解
    像度の画像データにおける色ずれを許容しない画像処理
    であることを特徴とする請求項16に記載の画像処理装
    置。
  19. 【請求項19】 前記画像処理は、前記第1の解像度の
    画像データに対する部分修正であることを特徴とする請
    求項16又は17に記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記画像処理は、前記第1の解像度の
    画像データに対するトリミング処理であることを特徴と
    する請求項16又は17に記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記画像処理は、前記第1の解像度の
    画像データに対する切り出し処理であることを特徴とす
    る請求項16又は17に記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記画像処理は、前記第1の解像度の
    画像データと他の画像との合成処理であることを特徴と
    する請求項16又は17に記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記画像処理は、前記第1の解像度の
    画像データに対する色修正処理であることを特徴とする
    請求項16又は18に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記第1の解像度は前記第2の解像度
    よりも高い解像度であることを特徴とする請求項16乃
    至23のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記第1の解像度は前記第2の解像度
    よりも低い解像度であることを特徴とする請求項16乃
    至23のいずれか1項に記載の画像処理装置。
JP10138573A 1998-05-20 1998-05-20 画像処理方法および装置 Withdrawn JPH11331555A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010061678A (ja) * 2003-02-28 2010-03-18 Aperio Technologies Inc バーチャルスライドを閲覧するためのシステムおよび方法
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