JPH1065923A - 画像処理方法および装置 - Google Patents
画像処理方法および装置Info
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- JPH1065923A JPH1065923A JP8222215A JP22221596A JPH1065923A JP H1065923 A JPH1065923 A JP H1065923A JP 8222215 A JP8222215 A JP 8222215A JP 22221596 A JP22221596 A JP 22221596A JP H1065923 A JPH1065923 A JP H1065923A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】主要部と背景との境界線の指定の精度に係わら
ず、主要部と背景との境界線部分に違和感、不自然さ、
にじみ等のない記録画像を得ることができる画像処理方
法および画像処理装置を提供すること。 【解決手段】オペレータの指定による主要部と背景との
仮の境界線に基づいて、主要部と背景との正確な境界線
を算出し、この正確な境界線に基づいて、記録画像を、
少なくとも主要部を含む領域と背景の領域とに分離した
後、少なくとも主要部を含む領域にシャープネス強調処
理を施し、少なくとも背景の領域にぼかし処理または主
要部を含む領域よりも強調度の小さいシャープネス強調
処理を施し、処理後の主要部の領域と処理後の背景の領
域とを合成することにより、上記課題を解決する。
ず、主要部と背景との境界線部分に違和感、不自然さ、
にじみ等のない記録画像を得ることができる画像処理方
法および画像処理装置を提供すること。 【解決手段】オペレータの指定による主要部と背景との
仮の境界線に基づいて、主要部と背景との正確な境界線
を算出し、この正確な境界線に基づいて、記録画像を、
少なくとも主要部を含む領域と背景の領域とに分離した
後、少なくとも主要部を含む領域にシャープネス強調処
理を施し、少なくとも背景の領域にぼかし処理または主
要部を含む領域よりも強調度の小さいシャープネス強調
処理を施し、処理後の主要部の領域と処理後の背景の領
域とを合成することにより、上記課題を解決する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に応じた
ディジタル画像データをディジタル画像処理する方法お
よび装置に関し、さらに詳しくは、例えばディジタル画
像データに画像処理を施してプリントを行うディジタル
写真プリントシステム等における画像処理方法および画
像処理装置に関するものである。
ディジタル画像データをディジタル画像処理する方法お
よび装置に関し、さらに詳しくは、例えばディジタル画
像データに画像処理を施してプリントを行うディジタル
写真プリントシステム等における画像処理方法および画
像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の印画紙等の感光材料への焼き付けは、フィル
ムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する、
いわゆる直接露光によって行われている。
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の印画紙等の感光材料への焼き付けは、フィル
ムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する、
いわゆる直接露光によって行われている。
【0003】これに対して近年では、フィルムに記録さ
れた画像情報を光電的に読み取り、画像情報に応じた入
力画像データに変換する画像読取装置、入力画像データ
に対して種々の画像処理を施し、記録用の出力画像デー
タを生成する画像処理装置、および、この出力画像デー
タに応じて変調した記録光により、感光材料を走査露光
して画像(潜像)を記録し、現像処理してプリントする
画像記録装置等を有するディジタル写真プリンタの開発
が進んでいる。
れた画像情報を光電的に読み取り、画像情報に応じた入
力画像データに変換する画像読取装置、入力画像データ
に対して種々の画像処理を施し、記録用の出力画像デー
タを生成する画像処理装置、および、この出力画像デー
タに応じて変調した記録光により、感光材料を走査露光
して画像(潜像)を記録し、現像処理してプリントする
画像記録装置等を有するディジタル写真プリンタの開発
が進んでいる。
【0004】ディジタル写真プリンタに用いられる画像
処理装置においては、画像読取装置から供給される入力
画像データに応じて各種の画像処理条件が設定され、入
力画像データに応じた画像がディスプレイ等の表示装置
に表示され、必要に応じてオペレータによる検定および
画像処理条件等の調整が行われた後、入力画像データに
所望の画像処理が施され、画像記録のための出力画像デ
ータ(露光条件)として画像記録装置に供給される。
処理装置においては、画像読取装置から供給される入力
画像データに応じて各種の画像処理条件が設定され、入
力画像データに応じた画像がディスプレイ等の表示装置
に表示され、必要に応じてオペレータによる検定および
画像処理条件等の調整が行われた後、入力画像データに
所望の画像処理が施され、画像記録のための出力画像デ
ータ(露光条件)として画像記録装置に供給される。
【0005】ディジタル写真プリンタによれば、フィル
ムを光電的に読み取り、データ処理によって色濃度補正
が行われて露光条件が決定されるため、1画像当たりの
露光にかかる時間は短時間で済み、露光時間も画像サイ
ズに応じて一定であるため、従来の面露光に比して迅速
な焼き付けを行うことができる。また、画像合成や画像
分割等の編集や、色/濃度調整等の画像処理も自由に行
うことができ、用途に応じて自由に編集、画像処理を施
した仕上りプリントを出力することができるという利点
がある。
ムを光電的に読み取り、データ処理によって色濃度補正
が行われて露光条件が決定されるため、1画像当たりの
露光にかかる時間は短時間で済み、露光時間も画像サイ
ズに応じて一定であるため、従来の面露光に比して迅速
な焼き付けを行うことができる。また、画像合成や画像
分割等の編集や、色/濃度調整等の画像処理も自由に行
うことができ、用途に応じて自由に編集、画像処理を施
した仕上りプリントを出力することができるという利点
がある。
【0006】しかも、仕上りプリント画像を画像情報と
してフロッピーディスク等の記録媒体に保存できるの
で、焼増し等の際に、原稿となるフィルムを用意する必
要がなく、かつ再度露光条件を決定する必要がないので
迅速かつ簡易に作業を行うことができる。さらに、従来
の直接露光によるプリントでは、分解能、色/濃度再現
性等の点で、フィルム等に記録されている画像をすべて
再生することはできないが、ディジタル写真プリンタで
あればフィルムに記録されている画像(濃度情報)をほ
ぼ100%再生したプリントが出力可能である。
してフロッピーディスク等の記録媒体に保存できるの
で、焼増し等の際に、原稿となるフィルムを用意する必
要がなく、かつ再度露光条件を決定する必要がないので
迅速かつ簡易に作業を行うことができる。さらに、従来
の直接露光によるプリントでは、分解能、色/濃度再現
性等の点で、フィルム等に記録されている画像をすべて
再生することはできないが、ディジタル写真プリンタで
あればフィルムに記録されている画像(濃度情報)をほ
ぼ100%再生したプリントが出力可能である。
【0007】ところで、例えばコンパクトカメラや、
「写るんです(富士写真フイルム社製)」等のレンズ付
きフィルムなどの安価なカメラでは、画面全体にピント
が合っているパンフォーカス的な撮影しかできない傾向
にあり、主要被写体にピントが合っていて背景がぼけて
いる、いわゆる後ろボケ画像は、高価な一眼レフカメラ
等でないと得るのは困難である。また、例えば主要部に
ピントが甘く、背景にピントが合っている失敗撮影の場
合、ディジタル画像処理でシャープネス強調すると、背
景が一段とシャープになって違和感があるという問題点
がある。
「写るんです(富士写真フイルム社製)」等のレンズ付
きフィルムなどの安価なカメラでは、画面全体にピント
が合っているパンフォーカス的な撮影しかできない傾向
にあり、主要被写体にピントが合っていて背景がぼけて
いる、いわゆる後ろボケ画像は、高価な一眼レフカメラ
等でないと得るのは困難である。また、例えば主要部に
ピントが甘く、背景にピントが合っている失敗撮影の場
合、ディジタル画像処理でシャープネス強調すると、背
景が一段とシャープになって違和感があるという問題点
がある。
【0008】このような問題点を解決するために、例え
ばフォトレタッチソフト等の市販の画像処理ツールを用
いて、記録画像に対応する画像データに対して画像処理
を施す方法がある。即ち、画像処理ツールを用いる方法
によれば、オペレータによって指定される主要部を切り
抜いて主要部と背景とを分離した後、例えば背景にぼか
しをかけ、主要部をシャープネス強調して合成すること
により、パンフォーカス撮影された記録画像の画像デー
タから後ろボケ画像を得ることができる。
ばフォトレタッチソフト等の市販の画像処理ツールを用
いて、記録画像に対応する画像データに対して画像処理
を施す方法がある。即ち、画像処理ツールを用いる方法
によれば、オペレータによって指定される主要部を切り
抜いて主要部と背景とを分離した後、例えば背景にぼか
しをかけ、主要部をシャープネス強調して合成すること
により、パンフォーカス撮影された記録画像の画像デー
タから後ろボケ画像を得ることができる。
【0009】しかしながら、市販の画像処理ツールを用
いて、記録画像に相当する画像データに対して画像処理
を施す方法では、オペレータの指定による主要部と背景
との境界線を用いているため、オペレータによる主要部
の切り抜きの精度が悪いと、主要部と背景とを合成した
後の記録画像に違和感や不自然さが残ってしまったり、
あるいは、背景にぼかしをかけたときに、主要部に近接
した背景の領域ににじみが発生する等の問題点があっ
た。
いて、記録画像に相当する画像データに対して画像処理
を施す方法では、オペレータの指定による主要部と背景
との境界線を用いているため、オペレータによる主要部
の切り抜きの精度が悪いと、主要部と背景とを合成した
後の記録画像に違和感や不自然さが残ってしまったり、
あるいは、背景にぼかしをかけたときに、主要部に近接
した背景の領域ににじみが発生する等の問題点があっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点をかえりみて、主要部と背景と
の境界線の指定の精度に係わらず、主要部と背景との境
界線部分に違和感、不自然さ、にじみ等のない記録画像
を得ることができる画像処理方法および画像処理装置を
提供することにある。
従来技術に基づく問題点をかえりみて、主要部と背景と
の境界線の指定の精度に係わらず、主要部と背景との境
界線部分に違和感、不自然さ、にじみ等のない記録画像
を得ることができる画像処理方法および画像処理装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、主要部および背景を有する記録画像に対
して、ディジタル画像処理を施す画像処理方法であっ
て、オペレータの指定による主要部と背景との仮の境界
線に基づいて、前記主要部と前記背景との正確な境界線
を算出し、この正確な境界線に基づいて、前記記録画像
を、少なくとも前記主要部を含む領域と前記背景の領域
とに分離した後、少なくとも前記主要部を含む領域にシ
ャープネス強調処理を施し、少なくとも前記背景の領域
にぼかし処理または前記主要部を含む領域よりも強調度
の小さいシャープネス強調処理を施し、処理後の前記主
要部の領域と処理後の前記背景の領域とを合成すること
を特徴とする画像処理方法を提供するものである。
に、本発明は、主要部および背景を有する記録画像に対
して、ディジタル画像処理を施す画像処理方法であっ
て、オペレータの指定による主要部と背景との仮の境界
線に基づいて、前記主要部と前記背景との正確な境界線
を算出し、この正確な境界線に基づいて、前記記録画像
を、少なくとも前記主要部を含む領域と前記背景の領域
とに分離した後、少なくとも前記主要部を含む領域にシ
ャープネス強調処理を施し、少なくとも前記背景の領域
にぼかし処理または前記主要部を含む領域よりも強調度
の小さいシャープネス強調処理を施し、処理後の前記主
要部の領域と処理後の前記背景の領域とを合成すること
を特徴とする画像処理方法を提供するものである。
【0012】ここで、前記正確な境界線の算出は、前記
仮の境界線を膨張および収縮させて前記正確な境界線を
含む領域を発生させた後、この正確な境界線を含む領域
内の各画素が、前記主要部または前記背景のいずれに属
するのかを判定することによって行うのが好ましい。ま
た、前記シャープネス強調処理は、前記主要部の領域よ
りも広い領域に対して施されるのが好ましい。また、前
記ぼかし処理は、前記背景の領域を内挿処理して、分離
された前記主要部の領域に相当する領域を生成した後、
前記背景の領域よりも広い領域に対して施されるのが好
ましい。また、前記強調度の小さいシャープネス強調処
理は、前記背景の領域を内挿処理して、分離された前記
主要部の領域に相当する領域を生成した後、前記背景の
領域よりも広い領域に対して施されるのが好ましい。さ
らに、前記ぼかし処理は、IIR型フィルタを用いるの
が好ましい。
仮の境界線を膨張および収縮させて前記正確な境界線を
含む領域を発生させた後、この正確な境界線を含む領域
内の各画素が、前記主要部または前記背景のいずれに属
するのかを判定することによって行うのが好ましい。ま
た、前記シャープネス強調処理は、前記主要部の領域よ
りも広い領域に対して施されるのが好ましい。また、前
記ぼかし処理は、前記背景の領域を内挿処理して、分離
された前記主要部の領域に相当する領域を生成した後、
前記背景の領域よりも広い領域に対して施されるのが好
ましい。また、前記強調度の小さいシャープネス強調処
理は、前記背景の領域を内挿処理して、分離された前記
主要部の領域に相当する領域を生成した後、前記背景の
領域よりも広い領域に対して施されるのが好ましい。さ
らに、前記ぼかし処理は、IIR型フィルタを用いるの
が好ましい。
【0013】また、本発明は、主要部および背景を有す
る記録画像に対してディジタル画像処理を施す画像処理
装置であって、前記主要部と前記背景との仮の境界線を
指定するためのユーザーインタフェースと、前記主要部
と前記背景との正確な境界線を算出する境界検出部と、
シャープネス強調処理が施された、前記正確な境界線に
応じて決定される少なくとも前記主要部を含む領域を生
成する主要部処理部と、ぼかし処理または前記主要部を
含む領域よりも強調度の小さいシャープネス強調処理が
施された、前記正確な境界線に応じて決定される前記背
景の領域を生成する背景処理部と、前記主要部処理部に
より生成される処理後の前記主要部の領域と前記背景処
理部により生成される処理後の前記背景の領域とを合成
する合成処理部とを有することを特徴とする画像処理装
置を提供するものである。
る記録画像に対してディジタル画像処理を施す画像処理
装置であって、前記主要部と前記背景との仮の境界線を
指定するためのユーザーインタフェースと、前記主要部
と前記背景との正確な境界線を算出する境界検出部と、
シャープネス強調処理が施された、前記正確な境界線に
応じて決定される少なくとも前記主要部を含む領域を生
成する主要部処理部と、ぼかし処理または前記主要部を
含む領域よりも強調度の小さいシャープネス強調処理が
施された、前記正確な境界線に応じて決定される前記背
景の領域を生成する背景処理部と、前記主要部処理部に
より生成される処理後の前記主要部の領域と前記背景処
理部により生成される処理後の前記背景の領域とを合成
する合成処理部とを有することを特徴とする画像処理装
置を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明の画像処理方法および装置を詳
細に説明する。
施例に基づいて、本発明の画像処理方法および装置を詳
細に説明する。
【0015】図1は、本発明の画像処理装置の一実施例
の概念図である。図示例の画像処理装置10は、画像読
取装置12から供給される入力画像データに各種のディ
ジタル画像処理を施した後、出力画像データとして画像
記録装置14に出力するものであって、ホストコンピュ
ータ16およびユーザーインターフェース18を有す
る。これらの画像読取装置12、画像記録装置10およ
び画像処理装置14等を有してディジタル写真プリント
システムが構成される。
の概念図である。図示例の画像処理装置10は、画像読
取装置12から供給される入力画像データに各種のディ
ジタル画像処理を施した後、出力画像データとして画像
記録装置14に出力するものであって、ホストコンピュ
ータ16およびユーザーインターフェース18を有す
る。これらの画像読取装置12、画像記録装置10およ
び画像処理装置14等を有してディジタル写真プリント
システムが構成される。
【0016】フィルムスキャナ等の画像読取装置12に
おいては、光源から射出する読取光がフィルムAに入射
され、フィルムAに撮影された画像を担持する投影光
が、結像レンズによってCCDセンサ等のイメージセン
サに結像され、イメージセンサにおいて光電変換されて
画像が読み取られ、必要に応じて各種の画像処理が施さ
れた後、フィルムAに撮影された画像に対応する入力画
像データとして画像処理装置10に供給される。
おいては、光源から射出する読取光がフィルムAに入射
され、フィルムAに撮影された画像を担持する投影光
が、結像レンズによってCCDセンサ等のイメージセン
サに結像され、イメージセンサにおいて光電変換されて
画像が読み取られ、必要に応じて各種の画像処理が施さ
れた後、フィルムAに撮影された画像に対応する入力画
像データとして画像処理装置10に供給される。
【0017】なお、本実施例においては、出力画像デー
タを得るための画像読取(本スキャン)に先立って、低
解像度で画像を粗に読み取り、表示画像データを得るた
めのプレスキャンを行い、プレスキャンで得られた入力
画像データから画像処理条件を設定し、この画像処理条
件に応じて本スキャンの入力画像データを画像処理して
出力画像データとする。プレスキャンと本スキャンとの
違いは、その読取画像の解像度が異なることだけであ
る。
タを得るための画像読取(本スキャン)に先立って、低
解像度で画像を粗に読み取り、表示画像データを得るた
めのプレスキャンを行い、プレスキャンで得られた入力
画像データから画像処理条件を設定し、この画像処理条
件に応じて本スキャンの入力画像データを画像処理して
出力画像データとする。プレスキャンと本スキャンとの
違いは、その読取画像の解像度が異なることだけであ
る。
【0018】プリンタ等の画像記録装置14において
は、例えば光ビーム走査露光を利用する装置であれば、
画像処理装置10から供給される出力画像データに応じ
て光ビームが変調され、この光ビームを主走査方向に偏
向しつつ、主走査方向とほぼ直交する副走査方向に感光
材料を搬送することにより、感光材料が露光されて潜像
が形成され、次いで、感光材料に応じた現像処理等が施
されて、フィルムに撮影された画像が再生された仕上り
プリント(写真)Bとされる。
は、例えば光ビーム走査露光を利用する装置であれば、
画像処理装置10から供給される出力画像データに応じ
て光ビームが変調され、この光ビームを主走査方向に偏
向しつつ、主走査方向とほぼ直交する副走査方向に感光
材料を搬送することにより、感光材料が露光されて潜像
が形成され、次いで、感光材料に応じた現像処理等が施
されて、フィルムに撮影された画像が再生された仕上り
プリント(写真)Bとされる。
【0019】次に、本発明の画像処理装置10の構成お
よび作用について説明する。図2は、本発明の画像処理
装置の一実施例の構成概略図である。図示例の画像処理
装置10において、まず、ユーザーインターフェース1
8は、ホストコンピュータ16に対して各種の情報(指
示)を与えたり、あるいは、本発明の画像処理方法に従
って、主要部と背景との仮の境界線を指定するためのも
のであって、モニタ20、マウス22およびキーボード
34を有する。
よび作用について説明する。図2は、本発明の画像処理
装置の一実施例の構成概略図である。図示例の画像処理
装置10において、まず、ユーザーインターフェース1
8は、ホストコンピュータ16に対して各種の情報(指
示)を与えたり、あるいは、本発明の画像処理方法に従
って、主要部と背景との仮の境界線を指定するためのも
のであって、モニタ20、マウス22およびキーボード
34を有する。
【0020】マウス22およびキーボード34は、オペ
レータが画像処理装置10に対して各種の情報(指示)
を入力するための入力装置であって、後述するように、
マウス22は、本発明の画像処理方法に従って、オペレ
ータが画像の主要部の領域を指定するためのものであ
り、キーボード34は、画像処理条件等の調整を行うた
めのものである。また、モニタ20は、表示画像データ
に応じた画像を表示するための表示装置である。
レータが画像処理装置10に対して各種の情報(指示)
を入力するための入力装置であって、後述するように、
マウス22は、本発明の画像処理方法に従って、オペレ
ータが画像の主要部の領域を指定するためのものであ
り、キーボード34は、画像処理条件等の調整を行うた
めのものである。また、モニタ20は、表示画像データ
に応じた画像を表示するための表示装置である。
【0021】ホストコンピュータ16は画像処理部15
を含んでおり、画像読取装置12に対して画像の読み取
りを指示したり、画像処理部15に対して各種の画像処
理を指示する等、ディジタル写真プリントシステムを制
御するためのものである。また、画像処理部15は、入
力画像データに対してディジタル画像処理を施すもので
あって、プレスキャンメモリ24、本スキャンメモリ2
6、条件設定部28、表示画像処理部30および出力画
像処理部32等を有する。
を含んでおり、画像読取装置12に対して画像の読み取
りを指示したり、画像処理部15に対して各種の画像処
理を指示する等、ディジタル写真プリントシステムを制
御するためのものである。また、画像処理部15は、入
力画像データに対してディジタル画像処理を施すもので
あって、プレスキャンメモリ24、本スキャンメモリ2
6、条件設定部28、表示画像処理部30および出力画
像処理部32等を有する。
【0022】プレスキャンメモリ24および本スキャン
メモリ26は、それぞれ画像読取装置12によるプレス
キャンおよび本スキャンの入力画像データを記憶するも
のである。プレスキャンメモリ24と本スキャンメモリ
26とは、それぞれの画像情報の解像度に応じて記憶容
量が異なる以外は、基本的に同じ構成を有するものであ
って、例えば画像読取装置12から入力されるR,G,
Bの入力画像データを、それぞれ記憶する3つのフレー
ムメモリを有する。
メモリ26は、それぞれ画像読取装置12によるプレス
キャンおよび本スキャンの入力画像データを記憶するも
のである。プレスキャンメモリ24と本スキャンメモリ
26とは、それぞれの画像情報の解像度に応じて記憶容
量が異なる以外は、基本的に同じ構成を有するものであ
って、例えば画像読取装置12から入力されるR,G,
Bの入力画像データを、それぞれ記憶する3つのフレー
ムメモリを有する。
【0023】条件設定部28は、セットアップ部(処理
条件設定部)36、キー補正部38およびパラメータ統
合部40を有する。まず、セットアップ部36は、基礎
となる画像処理条件を設定するものであって、プレスキ
ャンメモリ24に記憶された入力画像データから、色/
濃度処理条件等の画像処理条件が設定され、例えば表示
画像処理部30および出力画像処理部32の各部で用い
られる各種のテーブルが作成あるいは調整される。
条件設定部)36、キー補正部38およびパラメータ統
合部40を有する。まず、セットアップ部36は、基礎
となる画像処理条件を設定するものであって、プレスキ
ャンメモリ24に記憶された入力画像データから、色/
濃度処理条件等の画像処理条件が設定され、例えば表示
画像処理部30および出力画像処理部32の各部で用い
られる各種のテーブルが作成あるいは調整される。
【0024】キー補正部38は、例えばキーボード34
によるオペレータのキー入力に応じて、画像処理条件の
補正量を演算するものである。パラメータ統合部40
は、セットアップ部36による画像処理条件とキー補正
部38による補正量とを統合して、最終的な画像処理条
件を決定するものであって、最終的な画像処理条件は、
表示画像処理部30および出力画像処理部32の各部に
設定され、各入力画像データはこの画像処理条件に応じ
て処理される。
によるオペレータのキー入力に応じて、画像処理条件の
補正量を演算するものである。パラメータ統合部40
は、セットアップ部36による画像処理条件とキー補正
部38による補正量とを統合して、最終的な画像処理条
件を決定するものであって、最終的な画像処理条件は、
表示画像処理部30および出力画像処理部32の各部に
設定され、各入力画像データはこの画像処理条件に応じ
て処理される。
【0025】次いで、表示画像処理部30は、プレスキ
ャンメモリ24から読み出されるプレスキャン入力画像
データに対して、条件設定部28で設定された画像処理
条件に応じて所定の画像処理を施し、モニタ20表示用
の表示画像データを生成するものであって、LUT4
2、MTX(マトリクス演算器)44、LUT46、信
号変換器48およびD/A変換器50を有する。
ャンメモリ24から読み出されるプレスキャン入力画像
データに対して、条件設定部28で設定された画像処理
条件に応じて所定の画像処理を施し、モニタ20表示用
の表示画像データを生成するものであって、LUT4
2、MTX(マトリクス演算器)44、LUT46、信
号変換器48およびD/A変換器50を有する。
【0026】同様に、出力画像処理部32は、本スキャ
ンメモリ26から読み出される本スキャン入力画像デー
タに対して、条件設定部28で設定された画像処理条件
に応じて所定の画像処理を施し、さらに必要に応じて各
種の画像処理を行って、画像記録装置14による画像記
録のための出力画像データを生成するものであって、L
UT52、MTX54、境界線検出部56、主要部処理
部58、背景処理部60、合成処理部62およびLUT
64を有する。
ンメモリ26から読み出される本スキャン入力画像デー
タに対して、条件設定部28で設定された画像処理条件
に応じて所定の画像処理を施し、さらに必要に応じて各
種の画像処理を行って、画像記録装置14による画像記
録のための出力画像データを生成するものであって、L
UT52、MTX54、境界線検出部56、主要部処理
部58、背景処理部60、合成処理部62およびLUT
64を有する。
【0027】なお、表示画像処理部30および出力画像
処理部32において行われる画像処理は、読取画像の解
像度が異なること、出力画像処理部32において、記録
画像用の各種の画像処理が行われること等を除いて基本
的に同じであるため、共通部分については、以下、出力
画像処理部32を代表例として、両画像処理部30,3
2について説明する。
処理部32において行われる画像処理は、読取画像の解
像度が異なること、出力画像処理部32において、記録
画像用の各種の画像処理が行われること等を除いて基本
的に同じであるため、共通部分については、以下、出力
画像処理部32を代表例として、両画像処理部30,3
2について説明する。
【0028】まず、LUT52(LUT42)は、本ス
キャンメモリ26(プレスキャンメモリ24)から読み
出される入力画像データに対して、グレイバランスの調
整、明るさ補正および階調補正を行うものである。MT
X54(MTX44)は、LUT52で処理された画像
データの色補正を行うものであって、出力画像が適切な
色に仕上がるように、フィルムAの分光特性、感光材料
の分光特性、現像処理の特性等に応じて設定されたマト
リクス演算を行って色補正を行う。
キャンメモリ26(プレスキャンメモリ24)から読み
出される入力画像データに対して、グレイバランスの調
整、明るさ補正および階調補正を行うものである。MT
X54(MTX44)は、LUT52で処理された画像
データの色補正を行うものであって、出力画像が適切な
色に仕上がるように、フィルムAの分光特性、感光材料
の分光特性、現像処理の特性等に応じて設定されたマト
リクス演算を行って色補正を行う。
【0029】次いで、境界線検出部56は、本発明の画
像処理方法に従って、オペレータがユーザーインターフ
ェース18を使用して入力する主要部の領域の情報、即
ち、主要部と背景との仮の境界線の情報に基づいて、主
要部と背景との正確な(真の)境界線を算出するもので
ある。
像処理方法に従って、オペレータがユーザーインターフ
ェース18を使用して入力する主要部の領域の情報、即
ち、主要部と背景との仮の境界線の情報に基づいて、主
要部と背景との正確な(真の)境界線を算出するもので
ある。
【0030】主要部処理部58は、境界検出部56によ
り算出された主要部と背景との正確な境界線に基づい
て、境界線を膨張させた主要部よりも広い領域にシャー
プネス強調処理を施し、主要部画像データを出力する。
同様に、背景処理部60は、境界検出部56により算出
された主要部と背景との正確な境界線に基づいて、背景
にぼかし処理や主要部処理部58よりも強調度の小さい
シャープネス強調処理を施し、背景画像データを出力す
る。
り算出された主要部と背景との正確な境界線に基づい
て、境界線を膨張させた主要部よりも広い領域にシャー
プネス強調処理を施し、主要部画像データを出力する。
同様に、背景処理部60は、境界検出部56により算出
された主要部と背景との正確な境界線に基づいて、背景
にぼかし処理や主要部処理部58よりも強調度の小さい
シャープネス強調処理を施し、背景画像データを出力す
る。
【0031】次いで、合成処理部62は、主要部処理部
58から出力される画像処理後の主要部画像データと、
背景処理部60から出力される画像処理後の背景画像デ
ータとを合成するものであって、例えばセレクタ等を用
いることができる。LUT64(LUT46)は、所定
の画像処理が施された画像データを、最終的な出力媒体
の特性に応じた画像データに変換して出力画像データと
する階調変換テーブルである。
58から出力される画像処理後の主要部画像データと、
背景処理部60から出力される画像処理後の背景画像デ
ータとを合成するものであって、例えばセレクタ等を用
いることができる。LUT64(LUT46)は、所定
の画像処理が施された画像データを、最終的な出力媒体
の特性に応じた画像データに変換して出力画像データと
する階調変換テーブルである。
【0032】即ち、プレスキャン入力画像データは、L
UT46によって、モニタ20への表示に対応した画像
データになるように階調変換され、さらに、信号変換器
48によってモニタ20に対応する信号に変換され、D
/A変換器50によりD/A変換されてモニタ20に表
示される。同様に、本スキャン入力画像データは、LU
T64によって、感光材料の発色に対応した出力画像デ
ータとなるように好適に階調変換され、画像記録装置1
4に供給されて画像記録に供される。
UT46によって、モニタ20への表示に対応した画像
データになるように階調変換され、さらに、信号変換器
48によってモニタ20に対応する信号に変換され、D
/A変換器50によりD/A変換されてモニタ20に表
示される。同様に、本スキャン入力画像データは、LU
T64によって、感光材料の発色に対応した出力画像デ
ータとなるように好適に階調変換され、画像記録装置1
4に供給されて画像記録に供される。
【0033】本発明の画像処理装置は、基本的に以上の
ように構成される。次に、本発明の画像処理方法につい
て、上記画像処理装置10の作用とともに、画像情報か
ら主要部と背景とを分離し、主要部に対してシャープネ
ス強調処理を施し、背景に対してぼかし処理を施して、
後ろボケ画像を得る場合を例に挙げて説明する。
ように構成される。次に、本発明の画像処理方法につい
て、上記画像処理装置10の作用とともに、画像情報か
ら主要部と背景とを分離し、主要部に対してシャープネ
ス強調処理を施し、背景に対してぼかし処理を施して、
後ろボケ画像を得る場合を例に挙げて説明する。
【0034】プリント作成開始の指示が出されると、ま
ず、画像読取装置12においてプレスキャンが開始さ
れ、フィルムAの画像は、例えばR,G,Bの順に低解
像度で読み取られてプレスキャンメモリ24に記憶され
る。プレスキャンが終了すると、画像読取装置12では
本スキャンが開始され、フィルムAの画像は、同様に
R,G,Bの順に高解像度で読み取られて本スキャンメ
モリ26に記憶される。
ず、画像読取装置12においてプレスキャンが開始さ
れ、フィルムAの画像は、例えばR,G,Bの順に低解
像度で読み取られてプレスキャンメモリ24に記憶され
る。プレスキャンが終了すると、画像読取装置12では
本スキャンが開始され、フィルムAの画像は、同様に
R,G,Bの順に高解像度で読み取られて本スキャンメ
モリ26に記憶される。
【0035】また、プレスキャンが終了した時点で、プ
レスキャンメモリ24からプレスキャン入力画像データ
が読み出され、条件設定部28のセットアップ部36に
おいて、このプレスキャン入力画像データから各種のテ
ーブルが作成され、画像処理条件が設定される。この画
像処理条件は、パラメータ統合部40によって、表示画
像処理部30のLUT42,46および出力画像処理部
32のLUT52,64に画像処理テーブルとして設定
される。
レスキャンメモリ24からプレスキャン入力画像データ
が読み出され、条件設定部28のセットアップ部36に
おいて、このプレスキャン入力画像データから各種のテ
ーブルが作成され、画像処理条件が設定される。この画
像処理条件は、パラメータ統合部40によって、表示画
像処理部30のLUT42,46および出力画像処理部
32のLUT52,64に画像処理テーブルとして設定
される。
【0036】画像処理条件の設定後、プレスキャンメモ
リ24からプレスキャン入力画像データが読み出され、
表示画像処理部30のLUT42によってテーブルに応
じた各種の補正が行われ、MTX44で色補正が施され
る。MTX44から出力された画像データは、LUT4
6においてモニタ20による表示に応じた画像となるよ
うに階調変換され、信号変換器48によってモニタ20
に応じた信号に変換され、D/A変換器50でアナログ
信号とされてモニタ20に表示される。
リ24からプレスキャン入力画像データが読み出され、
表示画像処理部30のLUT42によってテーブルに応
じた各種の補正が行われ、MTX44で色補正が施され
る。MTX44から出力された画像データは、LUT4
6においてモニタ20による表示に応じた画像となるよ
うに階調変換され、信号変換器48によってモニタ20
に応じた信号に変換され、D/A変換器50でアナログ
信号とされてモニタ20に表示される。
【0037】ここで、オペレータは、モニタ20に表示
された画像を見て検定を行い、必要に応じてキーボード
34等を用いて各種の調整を行う。キーボード34によ
る入力があると、キー補正部38で画像処理条件の補正
量が演算され、パラメータ統合部40により補正量に応
じてセットアップ部36が設定した画像処理条件が再設
定あるいは変更され、表示画像処理部30および出力画
像処理部32の各LUT42,46,52,64に設定
されるテーブルがそれに応じて変更される。
された画像を見て検定を行い、必要に応じてキーボード
34等を用いて各種の調整を行う。キーボード34によ
る入力があると、キー補正部38で画像処理条件の補正
量が演算され、パラメータ統合部40により補正量に応
じてセットアップ部36が設定した画像処理条件が再設
定あるいは変更され、表示画像処理部30および出力画
像処理部32の各LUT42,46,52,64に設定
されるテーブルがそれに応じて変更される。
【0038】オペレータによる画像処理条件の変更が終
了すると、本スキャンメモリ26から本スキャン入力画
像データが読み出され、出力画像処理部32のLUT5
2でテーブルに応じた各種の補正が行われ、MTX54
で色補正が施される。
了すると、本スキャンメモリ26から本スキャン入力画
像データが読み出され、出力画像処理部32のLUT5
2でテーブルに応じた各種の補正が行われ、MTX54
で色補正が施される。
【0039】ここで、オペレータは、本発明の画像処理
方法に従って、モニタ20上に表示されている画像の
内、主要部の領域をマウス22等を使って指定する。例
えば、図3(a)にオペレータの指定による主要部の領
域指定例を示す。同図に点線で示されるように、オペレ
ータの指定による主要部と背景との仮の境界線66は、
同様に実線で示されるように、主要部と背景との正確な
境界線68から多少ずれている。
方法に従って、モニタ20上に表示されている画像の
内、主要部の領域をマウス22等を使って指定する。例
えば、図3(a)にオペレータの指定による主要部の領
域指定例を示す。同図に点線で示されるように、オペレ
ータの指定による主要部と背景との仮の境界線66は、
同様に実線で示されるように、主要部と背景との正確な
境界線68から多少ずれている。
【0040】オペレータによる主要部の領域指定が終了
すると、境界線検出部56において、主要部と背景との
仮の境界線66に基づいて、ディジタル画像データに膨
張収縮処理が施され、即ち、主要部と背景との仮の境界
線66を、背景側(外側)に膨張させ、主要部側(内
側)に収縮させて、図3(b)に示されるように、主要
部だけを含む領域1、背景だけを含む領域2、および、
主要部と背景との正確な境界線68を含む領域3からな
る3つの領域に分離される。
すると、境界線検出部56において、主要部と背景との
仮の境界線66に基づいて、ディジタル画像データに膨
張収縮処理が施され、即ち、主要部と背景との仮の境界
線66を、背景側(外側)に膨張させ、主要部側(内
側)に収縮させて、図3(b)に示されるように、主要
部だけを含む領域1、背景だけを含む領域2、および、
主要部と背景との正確な境界線68を含む領域3からな
る3つの領域に分離される。
【0041】その後、主要部と背景との正確な境界線6
8を含む領域3に含まれる各画素について、主要部だけ
を含む領域1または背景だけを含む領域2のどちらに属
する画素であるかが、例えば色の連続性等に基づいて、
より色差の少ない方に属するものとして判定され、図3
(c)に示されるように、主要部の領域1’および背景
の領域2’の2つの領域に分離される。このようにし
て、主要部と背景との正確な境界線68が検出される。
8を含む領域3に含まれる各画素について、主要部だけ
を含む領域1または背景だけを含む領域2のどちらに属
する画素であるかが、例えば色の連続性等に基づいて、
より色差の少ない方に属するものとして判定され、図3
(c)に示されるように、主要部の領域1’および背景
の領域2’の2つの領域に分離される。このようにし
て、主要部と背景との正確な境界線68が検出される。
【0042】境界線検出部56によって算出された主要
部と背景との正確な境界線68はモニタ20上に表示さ
れる。ここで、オペレータは、モニタ20上に表示され
た主要部と背景との正確な境界線68の良否を確認し、
例えばキーボード34等から指示を入力することによっ
て、画像処理装置10を次の処理に移行させるか、ある
いは、主要部の領域を指定し直すかを選択することがで
きる。
部と背景との正確な境界線68はモニタ20上に表示さ
れる。ここで、オペレータは、モニタ20上に表示され
た主要部と背景との正確な境界線68の良否を確認し、
例えばキーボード34等から指示を入力することによっ
て、画像処理装置10を次の処理に移行させるか、ある
いは、主要部の領域を指定し直すかを選択することがで
きる。
【0043】主要部と背景との正確な境界線68が検出
された後、主要部処理部58においては、図3(b)に
示される領域1および領域3のディジタル画像データに
対してシャープネス強調処理が施され、シャープネス処
理後の主要部画像データが生成される。図3(c)に示
される主要部の領域1’よりも広い領域のディジタル画
像データに対してシャープネス強調処理を施すことによ
り、主要部と背景との正確な境界線68のエッジを違和
感なく強調することができる。
された後、主要部処理部58においては、図3(b)に
示される領域1および領域3のディジタル画像データに
対してシャープネス強調処理が施され、シャープネス処
理後の主要部画像データが生成される。図3(c)に示
される主要部の領域1’よりも広い領域のディジタル画
像データに対してシャープネス強調処理を施すことによ
り、主要部と背景との正確な境界線68のエッジを違和
感なく強調することができる。
【0044】一方、背景処理部60においては、図4
(a)に示されるように、主要部と背景との正確な境界
線68を少し膨張させた境界線70が算出され、この膨
張させた境界線70に基づいて、背景の領域2’のディ
ジタル画像データに内挿処理を施す。最も簡単な内挿処
理は、図4(b)に示されるように、少し膨張させた境
界線70の画像データで収縮させて埋める方法である。
(a)に示されるように、主要部と背景との正確な境界
線68を少し膨張させた境界線70が算出され、この膨
張させた境界線70に基づいて、背景の領域2’のディ
ジタル画像データに内挿処理を施す。最も簡単な内挿処
理は、図4(b)に示されるように、少し膨張させた境
界線70の画像データで収縮させて埋める方法である。
【0045】このように、背景の領域2’のディジタル
画像データに内挿処理を施すのは、背景の領域2’のデ
ィジタル画像データの主要部の領域1’に相当する部分
が未定義であるため、後述するように、背景の領域2’
のディジタル画像データにぼかし処理を施したり、ある
いは、シャープネス強調処理を施したときに、未定義の
データの影響が、背景の領域2’の境界線68に近接し
た部分ににじみとなって発生するのを防止するためであ
る。
画像データに内挿処理を施すのは、背景の領域2’のデ
ィジタル画像データの主要部の領域1’に相当する部分
が未定義であるため、後述するように、背景の領域2’
のディジタル画像データにぼかし処理を施したり、ある
いは、シャープネス強調処理を施したときに、未定義の
データの影響が、背景の領域2’の境界線68に近接し
た部分ににじみとなって発生するのを防止するためであ
る。
【0046】従って、背景の領域2’のディジタル画像
データに内挿処理を施すことにより、主要部の領域1’
のディジタル画像データと背景の領域2’のディジタル
画像データとを合成したときの連続性が失われるのを防
止することができ、主要部と背景との正確な境界線68
部分に、にじみが発生するのを防止することができ、主
要部と背景との境界線における違和感や不自然さのな
い、ディジタル画像処理後の出力画像データを得ること
ができる。
データに内挿処理を施すことにより、主要部の領域1’
のディジタル画像データと背景の領域2’のディジタル
画像データとを合成したときの連続性が失われるのを防
止することができ、主要部と背景との正確な境界線68
部分に、にじみが発生するのを防止することができ、主
要部と背景との境界線における違和感や不自然さのな
い、ディジタル画像処理後の出力画像データを得ること
ができる。
【0047】その後、背景処理部60においては、例え
ばIIR(Infinite Impulse Response(無限長インパル
ス応答))型フィルタまたはFIR(Finite Impulse R
esponse(有限長インパルス応答))型フィルタ等を用い
て、背景の領域2’および収縮された領域72のディジ
タル画像データに対して、上下左右の4方向(4パス)
にぼかし処理が施され、図4(c)に示されるように、
ぼかし処理後の背景画像データが生成される。
ばIIR(Infinite Impulse Response(無限長インパル
ス応答))型フィルタまたはFIR(Finite Impulse R
esponse(有限長インパルス応答))型フィルタ等を用い
て、背景の領域2’および収縮された領域72のディジ
タル画像データに対して、上下左右の4方向(4パス)
にぼかし処理が施され、図4(c)に示されるように、
ぼかし処理後の背景画像データが生成される。
【0048】例えば、図5に、上記IIR型フィルタの
一実施例の概念図を示す。図示例のIIR型フィルタ7
4はローパスフィルタの一例であって、入出力信号系列
をそれぞれx(n)およびy(n)として、その順方向
に加算器76と、フィードバック方向に単位遅延素子7
8とが設けられている。このローパスフィルタの特性
は、フィルタ係数αを1に近づけるほど、そのカットオ
フ周波数を低周波側に設定することができる。
一実施例の概念図を示す。図示例のIIR型フィルタ7
4はローパスフィルタの一例であって、入出力信号系列
をそれぞれx(n)およびy(n)として、その順方向
に加算器76と、フィードバック方向に単位遅延素子7
8とが設けられている。このローパスフィルタの特性
は、フィルタ係数αを1に近づけるほど、そのカットオ
フ周波数を低周波側に設定することができる。
【0049】IIR型フィルタ74を用いてぼかし処理
を施すことにより、小規模な回路構成であるにもかかわ
らず、大きくぼけた画像を得ることができる。なお、I
IR型フィルタを用いる場合には、ぼかし処理を施した
後の画像の位相歪みを取り除くために、上下左右の4方
向にフィルタリング処理を施す必要がある。また、ぼか
しの程度が小さくてもよい場合には、IIR型フィルタ
74の代わりにFIR型フィルタを用いることができ
る。
を施すことにより、小規模な回路構成であるにもかかわ
らず、大きくぼけた画像を得ることができる。なお、I
IR型フィルタを用いる場合には、ぼかし処理を施した
後の画像の位相歪みを取り除くために、上下左右の4方
向にフィルタリング処理を施す必要がある。また、ぼか
しの程度が小さくてもよい場合には、IIR型フィルタ
74の代わりにFIR型フィルタを用いることができ
る。
【0050】このようにして、主要部処理部58におい
て、シャープネス処理後の主要部画像データが生成さ
れ、同様に、背景処理部60において、ぼかし処理後の
背景画像データが生成されると、合成処理部62によっ
て、これらの主要部画像データと背景画像データとが切
り抜きマスクに基づいてセレクタで合成され、LUT6
4により階調変換されて、感光材料への画像記録用の出
力画像データとして画像記録装置14に供給される。本
発明の画像処理装置10は、基本的に以上のように作用
する。
て、シャープネス処理後の主要部画像データが生成さ
れ、同様に、背景処理部60において、ぼかし処理後の
背景画像データが生成されると、合成処理部62によっ
て、これらの主要部画像データと背景画像データとが切
り抜きマスクに基づいてセレクタで合成され、LUT6
4により階調変換されて、感光材料への画像記録用の出
力画像データとして画像記録装置14に供給される。本
発明の画像処理装置10は、基本的に以上のように作用
する。
【0051】なお、上記実施例において、背景の領域に
主要部の領域よりも強調度の小さいシャープネス強調処
理を施すことによって、同様に、失敗撮影の画像情報か
ら高画質画像を得ることができる。また、本発明の画像
処理装置は、ハードウェアのみならず、同様にソフトウ
ェアによって、あるいは、ハードウェアおよびソフトウ
ェアを組み合わせても実現可能であることは言うまでも
ないことである。以上、本発明の画像処理方法および装
置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限
定されず、本発明の逸脱しない範囲において、種々の改
良や変更ができることはもちろんである。
主要部の領域よりも強調度の小さいシャープネス強調処
理を施すことによって、同様に、失敗撮影の画像情報か
ら高画質画像を得ることができる。また、本発明の画像
処理装置は、ハードウェアのみならず、同様にソフトウ
ェアによって、あるいは、ハードウェアおよびソフトウ
ェアを組み合わせても実現可能であることは言うまでも
ないことである。以上、本発明の画像処理方法および装
置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限
定されず、本発明の逸脱しない範囲において、種々の改
良や変更ができることはもちろんである。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の画像
処理方法および装置においては、オペレータの指定によ
る主要部と背景との仮の境界線から、主要部と背景との
正確な境界線を算出し、この主要部と背景との正確な境
界線に基づいて、主要部の領域および背景の領域に対し
て画像処理を施している。このため、本発明の画像処理
方法および装置によれば、オペレータの指定による主要
部と背景との仮の境界線の精度に係わらず、主要部と背
景との正確な境界線を算出しているため、主要部の領域
および背景の領域に適切な画像処理を施すことができ、
主要部と背景との境界線付近における違和感、不自然
さ、にじみ等の不具合を防止することができ、高画質な
記録画像を得ることができる。
処理方法および装置においては、オペレータの指定によ
る主要部と背景との仮の境界線から、主要部と背景との
正確な境界線を算出し、この主要部と背景との正確な境
界線に基づいて、主要部の領域および背景の領域に対し
て画像処理を施している。このため、本発明の画像処理
方法および装置によれば、オペレータの指定による主要
部と背景との仮の境界線の精度に係わらず、主要部と背
景との正確な境界線を算出しているため、主要部の領域
および背景の領域に適切な画像処理を施すことができ、
主要部と背景との境界線付近における違和感、不自然
さ、にじみ等の不具合を防止することができ、高画質な
記録画像を得ることができる。
【図1】 本発明の画像処理装置の一実施例の概念図で
ある。
ある。
【図2】 本発明の画像処理装置の一実施例の構成概略
図である。
図である。
【図3】 (a),(b)および(c)は、本発明の画
像処理方法を説明する一実施例の概念図である。
像処理方法を説明する一実施例の概念図である。
【図4】 (a),(b)および(c)は、本発明の画
像処理方法を説明する別の実施例の概念図である。
像処理方法を説明する別の実施例の概念図である。
【図5】 IIR型フィルタの一実施例の概念図であ
る。
る。
10 画像処理装置 12 画像読取装置 14 画像記録装置 15 画像処理部 16 ホストコンピュータ 18 ユーザーインターフェース 20 モニタ 22 マウス 24 プレスキャンメモリ 26 本スキャンメモリ 28 条件設定部 30 表示画像処理部 32 出力画像処理部 34 キーボード 36 セットアップ部(処理条件設定部) 38 キー補正部 40 パラメータ統合部 42,46,52,64 LUT 44,54 MTX 48 信号変換器 50 D/A変換器 56 境界線検出部 58 主要部処理部 60 背景処理部 62 合成処理部 66 仮の境界線 68 正確な境界線 70 膨張させた境界線 72 収縮された領域 74 IIR型フィルタ 76 加算器 78 単位遅延素子 A フィルム B プリント
Claims (7)
- 【請求項1】主要部および背景を有する記録画像に対し
て、ディジタル画像処理を施す画像処理方法であって、 オペレータの指定による主要部と背景との仮の境界線に
基づいて、前記主要部と前記背景との正確な境界線を算
出し、この正確な境界線に基づいて、前記記録画像を、
少なくとも前記主要部を含む領域と前記背景の領域とに
分離した後、少なくとも前記主要部を含む領域にシャー
プネス強調処理を施し、少なくとも前記背景の領域にぼ
かし処理または前記主要部を含む領域よりも強調度の小
さいシャープネス強調処理を施し、処理後の前記主要部
の領域と処理後の前記背景の領域とを合成することを特
徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】前記正確な境界線の算出は、前記仮の境界
線を膨張および収縮させて前記正確な境界線を含む領域
を発生させた後、この正確な境界線を含む領域内の各画
素が、前記主要部または前記背景のいずれに属するのか
を判定することによって行うことを特徴とする請求項1
に記載の画像処理方法。 - 【請求項3】前記シャープネス強調処理は、前記主要部
の領域よりも広い領域に対して施されることを特徴とす
る請求項1または2に記載の画像処理方法。 - 【請求項4】前記ぼかし処理は、前記背景の領域を内挿
処理して、分離された前記主要部の領域に相当する領域
を生成した後、前記背景の領域よりも広い領域に対して
施されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の画像処理方法。 - 【請求項5】前記強調度の小さいシャープネス強調処理
は、前記背景の領域を内挿処理して、分離された前記主
要部の領域に相当する領域を生成した後、前記背景の領
域よりも広い領域に対して施されることを特徴とする請
求項1〜3のいずれかに記載の画像処理方法。 - 【請求項6】前記ぼかし処理は、IIR型フィルタを用
いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
画像処理方法。 - 【請求項7】主要部および背景を有する記録画像に対し
てディジタル画像処理を施す画像処理装置であって、 前記主要部と前記背景との仮の境界線を指定するための
ユーザーインタフェースと、前記主要部と前記背景との
正確な境界線を算出する境界検出部と、シャープネス強
調処理が施された、前記正確な境界線に応じて決定され
る少なくとも前記主要部を含む領域を生成する主要部処
理部と、ぼかし処理または前記主要部を含む領域よりも
強調度の小さいシャープネス強調処理が施された、前記
正確な境界線に応じて決定される前記背景の領域を生成
する背景処理部と、前記主要部処理部により生成される
処理後の前記主要部の領域と前記背景処理部により生成
される処理後の前記背景の領域とを合成する合成処理部
とを有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8222215A JPH1065923A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 画像処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8222215A JPH1065923A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 画像処理方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1065923A true JPH1065923A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16778939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8222215A Withdrawn JPH1065923A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 画像処理方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1065923A (ja) |
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1996
- 1996-08-23 JP JP8222215A patent/JPH1065923A/ja not_active Withdrawn
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