JPH11331459A - ハンディスキャナのハウジング構造 - Google Patents
ハンディスキャナのハウジング構造Info
- Publication number
- JPH11331459A JPH11331459A JP10132805A JP13280598A JPH11331459A JP H11331459 A JPH11331459 A JP H11331459A JP 10132805 A JP10132805 A JP 10132805A JP 13280598 A JP13280598 A JP 13280598A JP H11331459 A JPH11331459 A JP H11331459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- reading
- handy scanner
- housing structure
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/0035—User-machine interface; Control console
- H04N1/00352—Input means
- H04N1/00397—Switches, knobs or the like
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/0035—User-machine interface; Control console
- H04N1/00405—Output means
- H04N1/00477—Indicating status, e.g. of a job
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/10—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using flat picture-bearing surfaces
- H04N1/107—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using flat picture-bearing surfaces with manual scanning
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/0008—Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus
- H04N2201/0034—Details of the connection, e.g. connector, interface
- H04N2201/0044—Connecting to a plurality of different apparatus; Using a plurality of different connectors
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/0077—Types of the still picture apparatus
- H04N2201/0082—Image hardcopy reproducer
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/0077—Types of the still picture apparatus
- H04N2201/0087—Image storage device
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/0402—Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
- H04N2201/0434—Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207 specially adapted for scanning pages of a book
Abstract
(57)【要約】
【課題】 密着型のイメージセンサを利用したハンディ
スキャナにおいて、上記のような不都合を解消し、厚手
の書籍等も確実に読取ることができるようなハンディス
キャナのハウジング構造を提供すること。 【解決手段】 所定の方向にライン状に延びる読取部が
形成された、読取り原稿に対向する平面状の読取面（１
４）を有するハンディスキャナ（１００）のハウジング
（１）において、前記ハウジングの前記所定の方向にお
ける少なくとも一端の側面（１２）を、前記読み取り面
に対して鋭角を以て傾斜する傾斜面として形成した。
スキャナにおいて、上記のような不都合を解消し、厚手
の書籍等も確実に読取ることができるようなハンディス
キャナのハウジング構造を提供すること。 【解決手段】 所定の方向にライン状に延びる読取部が
形成された、読取り原稿に対向する平面状の読取面（１
４）を有するハンディスキャナ（１００）のハウジング
（１）において、前記ハウジングの前記所定の方向にお
ける少なくとも一端の側面（１２）を、前記読み取り面
に対して鋭角を以て傾斜する傾斜面として形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿面上を移動さ
せることにより原稿面上の画像を走査・撮像するハンデ
ィスキャナに関する。
せることにより原稿面上の画像を走査・撮像するハンデ
ィスキャナに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、原稿面上を移動させて原稿画
像を読取るハンディスキャナが知られている。ハンディ
スキャナは、一般に、所定の方向（主走査方向）に延設
されたラインセンサを有し、画像を読取ろうとする原稿
上で、ラインセンサの延設された方向と直交する方向
（副走査方向）にスキャナを移動させることにより、二
次元の画像情報を取得する様に構成されている。
像を読取るハンディスキャナが知られている。ハンディ
スキャナは、一般に、所定の方向（主走査方向）に延設
されたラインセンサを有し、画像を読取ろうとする原稿
上で、ラインセンサの延設された方向と直交する方向
（副走査方向）にスキャナを移動させることにより、二
次元の画像情報を取得する様に構成されている。
【０００３】ハンディスキャナは、読取り光学系を介し
てイメージセンサ上に原稿面の像を結像するよう構成さ
れたものと、密着型イメージセンサを用いるものとがあ
る。前者は、比較的サイズが大きく、重量も重くなる。
しかし、縮小結像光学系を用いているために、所定の被
写界深度内に原稿面が位置していれば、原稿が完全に平
面状になっていなくてもピントの合った状態の画像を読
取ることができる。後者は、原稿面が密着型イメージセ
ンサの読取部にほぼ密着した状態でないと鮮明な画像を
得ることができない。しかしながら、密着型イメージセ
ンサを用いたスキャナは、結像光学系を必要としないた
め、スキャナのサイズをコンパクトにすることができ、
また、重量・コストを抑えるためにも、特にハンディス
キャナとしては、密着型イメージセンサを用いることが
望ましい。
てイメージセンサ上に原稿面の像を結像するよう構成さ
れたものと、密着型イメージセンサを用いるものとがあ
る。前者は、比較的サイズが大きく、重量も重くなる。
しかし、縮小結像光学系を用いているために、所定の被
写界深度内に原稿面が位置していれば、原稿が完全に平
面状になっていなくてもピントの合った状態の画像を読
取ることができる。後者は、原稿面が密着型イメージセ
ンサの読取部にほぼ密着した状態でないと鮮明な画像を
得ることができない。しかしながら、密着型イメージセ
ンサを用いたスキャナは、結像光学系を必要としないた
め、スキャナのサイズをコンパクトにすることができ、
また、重量・コストを抑えるためにも、特にハンディス
キャナとしては、密着型イメージセンサを用いることが
望ましい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、密着型イメー
ジセンサを利用したハンディスキャナを用いて厚手の書
籍等を読取る場合に次のような問題があった。図９に示
すように、厚手の本９０を開いた状態で、本の綴じ目を
跨いでスキャナ１０００の読取面を本に当接させると、
綴じ目、および「のど」（綴じ目に近い余白部分）の部
分９０Ｍは読取面から離れ、また、綴じ目からページの
外側にかけて本のページが緩やかなカーブを描くため、
スキャナ１０００の読取面を、読取ろうとするページに
完全に密着させることができない。また、図１０に示す
ように、片側のページ９０Ｌのみを読取る場合にも、他
方のページ９０Ｒ側がカーブしてせり出して来るために
スキャナ端部を「のど」９０Ｍ側に十分に寄せる事がで
きず、読取り原稿の「のど」９０Ｍ側の画像が切れてし
まう場合がある。スキャナ１０００の端部を無理に綴じ
目側へ押すと、読取ろうとしているページ９０Ｌ側がカ
ーブしてしまい、スキャナ１０００の読取部との密着状
態を保てなくなってしまう。
ジセンサを利用したハンディスキャナを用いて厚手の書
籍等を読取る場合に次のような問題があった。図９に示
すように、厚手の本９０を開いた状態で、本の綴じ目を
跨いでスキャナ１０００の読取面を本に当接させると、
綴じ目、および「のど」（綴じ目に近い余白部分）の部
分９０Ｍは読取面から離れ、また、綴じ目からページの
外側にかけて本のページが緩やかなカーブを描くため、
スキャナ１０００の読取面を、読取ろうとするページに
完全に密着させることができない。また、図１０に示す
ように、片側のページ９０Ｌのみを読取る場合にも、他
方のページ９０Ｒ側がカーブしてせり出して来るために
スキャナ端部を「のど」９０Ｍ側に十分に寄せる事がで
きず、読取り原稿の「のど」９０Ｍ側の画像が切れてし
まう場合がある。スキャナ１０００の端部を無理に綴じ
目側へ押すと、読取ろうとしているページ９０Ｌ側がカ
ーブしてしまい、スキャナ１０００の読取部との密着状
態を保てなくなってしまう。
【０００５】このため、本発明は、密着型のイメージセ
ンサを利用したハンディスキャナにおいて、上記のよう
な不都合を解消し、厚手の書籍等も確実に読取ることが
できるようなハンディスキャナのハウジング構造を提供
することを目的としている。
ンサを利用したハンディスキャナにおいて、上記のよう
な不都合を解消し、厚手の書籍等も確実に読取ることが
できるようなハンディスキャナのハウジング構造を提供
することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のハンディスキャナのハウジング構造は、所
定の方向にライン状に延びる読取部が形成された、読取
り原稿に対向する平面状の読取面を有するハンディスキ
ャナのハウジングにおいて、前記ハウジングの前記所定
の方向における少なくとも一端の側面を、前記読み取り
面に対して鋭角を以て傾斜する傾斜面として形成したこ
と、を特徴としている（請求項１）。
め、本発明のハンディスキャナのハウジング構造は、所
定の方向にライン状に延びる読取部が形成された、読取
り原稿に対向する平面状の読取面を有するハンディスキ
ャナのハウジングにおいて、前記ハウジングの前記所定
の方向における少なくとも一端の側面を、前記読み取り
面に対して鋭角を以て傾斜する傾斜面として形成したこ
と、を特徴としている（請求項１）。
【０００７】このような構成により、傾斜面を厚手の書
籍の綴じ目側に向けることにより、読取ろうとする原稿
面を平面に保つことができ、書籍の読み取り対象となっ
ていない部分とハンディスキャナの端部との干渉を避け
ることができるため、スムーズな読取り操作が可能とな
る。
籍の綴じ目側に向けることにより、読取ろうとする原稿
面を平面に保つことができ、書籍の読み取り対象となっ
ていない部分とハンディスキャナの端部との干渉を避け
ることができるため、スムーズな読取り操作が可能とな
る。
【０００８】なお、前記読取部は前記所定の方向におい
て規定される読取有効範囲の前記傾斜面側の端部が、前
記傾斜面の真下の範囲内に位置するように構成すること
ができる（請求項２）。
て規定される読取有効範囲の前記傾斜面側の端部が、前
記傾斜面の真下の範囲内に位置するように構成すること
ができる（請求項２）。
【０００９】このような構成によれば、書籍の読取りペ
ージの綴じ目側の部分も確実に読取ることができる。
ージの綴じ目側の部分も確実に読取ることができる。
【００１０】前記鋭角は、３０度から６０度の間とする
事が好ましく（請求項３）、より好ましくはほぼ４５度
である（請求項４）。
事が好ましく（請求項３）、より好ましくはほぼ４５度
である（請求項４）。
【００１１】なお、上記ハンディスキャナは密着型のラ
インイメージセンサを有する構成とすることができる
（請求項５）。
インイメージセンサを有する構成とすることができる
（請求項５）。
【００１２】密着型のラインイメージセンサを用いるこ
とにより、ハンディスキャナを小型化する事ができ、し
かも、ハウジング構造により原稿面とイメージセンサと
の密着性が確保できる。
とにより、ハンディスキャナを小型化する事ができ、し
かも、ハウジング構造により原稿面とイメージセンサと
の密着性が確保できる。
【００１３】前記傾斜面はほぼ平面とすることができる
（請求項６）。あるいは、曲面としてもよい（請求項
７）。この場合、曲面は凸面であることが望ましい（請
求項８）。
（請求項６）。あるいは、曲面としてもよい（請求項
７）。この場合、曲面は凸面であることが望ましい（請
求項８）。
【００１４】なお、前記傾斜面の前記読取面側の端部は
前記読取面に対してほぼ垂直な面として形成することが
望ましい（請求項９）。
前記読取面に対してほぼ垂直な面として形成することが
望ましい（請求項９）。
【００１５】このような構造とすれば、傾斜面を十分に
綴じ目寄りに位置させても、ハウジング端部が綴じ目に
食い込んだり、書籍の「のど」の部分に挟み込まれて走
査時に斜行することがない。
綴じ目寄りに位置させても、ハウジング端部が綴じ目に
食い込んだり、書籍の「のど」の部分に挟み込まれて走
査時に斜行することがない。
【００１６】また、前記長手方向の少なくとも一端の側
面を、前記傾斜面に代えて、階段状に形成してもよい
（請求項１０）。
面を、前記傾斜面に代えて、階段状に形成してもよい
（請求項１０）。
【００１７】別の観点からは、本発明のハンディスキャ
ナのハウジング構造は、ほぼ直方体形状の形状を有し、
該直方体形状の長手方向に沿ってラインイメージセンサ
が延設され、該直方体形状の底面を読み取り画像に対向
する読み取り面として構成された、ハンディスキャナの
ハウジングにおいて、前記ハウジングの長手方向の少な
くとも一端の側面を、前記読み取り面に対して鋭角を形
成するよう傾斜した傾斜面として形成したこと、を特徴
としている（請求項１１）。
ナのハウジング構造は、ほぼ直方体形状の形状を有し、
該直方体形状の長手方向に沿ってラインイメージセンサ
が延設され、該直方体形状の底面を読み取り画像に対向
する読み取り面として構成された、ハンディスキャナの
ハウジングにおいて、前記ハウジングの長手方向の少な
くとも一端の側面を、前記読み取り面に対して鋭角を形
成するよう傾斜した傾斜面として形成したこと、を特徴
としている（請求項１１）。
【００１８】なお、前記長手方向において規定される前
記ラインイメージセンサの読み取り有効範囲の前記傾斜
面側の端部が、前記傾斜面の真下の範囲内に位置するよ
うな構成することが望ましい（請求項１２）。
記ラインイメージセンサの読み取り有効範囲の前記傾斜
面側の端部が、前記傾斜面の真下の範囲内に位置するよ
うな構成することが望ましい（請求項１２）。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のハ
ンディスキャナのハウジング構造について説明する。
ンディスキャナのハウジング構造について説明する。
【００２０】図１は本発明の実施の形態である、ハンデ
ィスキャナ１００の外観を示す斜視図である。
ィスキャナ１００の外観を示す斜視図である。
【００２１】ハンディスキャナ１００は、カラー画像の
読取り、記録が可能なスキャナで、ほぼ直方体形状のハ
ウジング１を有している。ハウジング１の上面１１に
は、液晶表示部３０、操作スイッチ４１〜４４が設けら
れている。また、ハウジング１の長手方向に沿って読取
り位置を示す凹部５０が形成されている。
読取り、記録が可能なスキャナで、ほぼ直方体形状のハ
ウジング１を有している。ハウジング１の上面１１に
は、液晶表示部３０、操作スイッチ４１〜４４が設けら
れている。また、ハウジング１の長手方向に沿って読取
り位置を示す凹部５０が形成されている。
【００２２】操作スイッチ４１は電源のオン・オフと、
モード選択スイッチを兼ねている。操作スイッチ４２
は、スイッチ４１により選択されたモードにおける設定
項目の変更を行うためのスイッチであり、スイッチ４２
により変更された設定項目は、スイッチ４３を操作する
ことにより確定する。スイッチ４４は、スキャン（画像
の読取り）を開始するためのスイッチである。液晶表示
部３０は、上記各スイッチの操作に応じた項目や、ハン
ディスキャナ１００の動作状態等が表示される。
モード選択スイッチを兼ねている。操作スイッチ４２
は、スイッチ４１により選択されたモードにおける設定
項目の変更を行うためのスイッチであり、スイッチ４２
により変更された設定項目は、スイッチ４３を操作する
ことにより確定する。スイッチ４４は、スキャン（画像
の読取り）を開始するためのスイッチである。液晶表示
部３０は、上記各スイッチの操作に応じた項目や、ハン
ディスキャナ１００の動作状態等が表示される。
【００２３】ハウジング１の側面１３には、ハンディス
キャナ１００をコンピュータ等の外部機器と接続するた
めのＵＳＢインターフェースコネクタ１６、ＡＣアダプ
タを接続するための端子１７、プリンタなどを接続する
ためのパラレル・シリアルインターフェースコネクタ１
８、そして、記録媒体であるＩＣカード（コンパクトフ
ラッシュメモリカード）を装着するＩＣカードコネクタ
１９のスロットが設けられている。
キャナ１００をコンピュータ等の外部機器と接続するた
めのＵＳＢインターフェースコネクタ１６、ＡＣアダプ
タを接続するための端子１７、プリンタなどを接続する
ためのパラレル・シリアルインターフェースコネクタ１
８、そして、記録媒体であるＩＣカード（コンパクトフ
ラッシュメモリカード）を装着するＩＣカードコネクタ
１９のスロットが設けられている。
【００２４】ハウジング１の底面１４は画像読取り時に
読取り画像に対向する読取面である。また、ハウジング
１の、長手方向における一端の側面１２は、読取面（底
面）１４に対して鋭角を形成するよう傾斜した傾斜面と
して形成されている。上記側面１２に対向する側面１５
は、本実施の形態においては、底面１４に対しほぼ垂直
な面となっている。なお、側面１５も側面１２と同様の
傾斜面としてもよい。
読取り画像に対向する読取面である。また、ハウジング
１の、長手方向における一端の側面１２は、読取面（底
面）１４に対して鋭角を形成するよう傾斜した傾斜面と
して形成されている。上記側面１２に対向する側面１５
は、本実施の形態においては、底面１４に対しほぼ垂直
な面となっている。なお、側面１５も側面１２と同様の
傾斜面としてもよい。
【００２５】図２はハウジング１を側面１３側から見た
図である。ここで傾斜面１２の傾斜角（底面１４と傾斜
面１２が成す角度）は、鋭角（９０度より小さい角度）
である。図２のように底面１４に垂直な方向と傾斜面１
２との角度をθで表せば、θ＞０度となる。前記傾斜角
は、好ましくは３０度から６０度の間であり（従って６
０度＜θ＜３０度）、より好ましくはほぼ４５度である
（θ≒４５度）。
図である。ここで傾斜面１２の傾斜角（底面１４と傾斜
面１２が成す角度）は、鋭角（９０度より小さい角度）
である。図２のように底面１４に垂直な方向と傾斜面１
２との角度をθで表せば、θ＞０度となる。前記傾斜角
は、好ましくは３０度から６０度の間であり（従って６
０度＜θ＜３０度）、より好ましくはほぼ４５度である
（θ≒４５度）。
【００２６】側面１２と底面１４が成す角度を鋭角とす
ることにより、図４に示すように、厚手の書籍９０の片
側のページをほぼ平面状にしつつ、かつ、底面１４の側
面１２側の端部を書籍９０の綴じ目の部分に十分に近づ
けることができる。このとき、書籍の読取り側ではない
部分がスキャナ１００（あるいは側面１２）と干渉する
ことはない。従って、読取面の綴じ目よりの原稿の読取
りが容易であり、また、スキャナ１００を原稿により確
実に平面密着させつつ、図４の紙面に垂直な方向にスム
ーズに移動させることができる。
ることにより、図４に示すように、厚手の書籍９０の片
側のページをほぼ平面状にしつつ、かつ、底面１４の側
面１２側の端部を書籍９０の綴じ目の部分に十分に近づ
けることができる。このとき、書籍の読取り側ではない
部分がスキャナ１００（あるいは側面１２）と干渉する
ことはない。従って、読取面の綴じ目よりの原稿の読取
りが容易であり、また、スキャナ１００を原稿により確
実に平面密着させつつ、図４の紙面に垂直な方向にスム
ーズに移動させることができる。
【００２７】なお、傾斜面である側面１２の、読取面１
４側の端部１２Ｃ、は読取面１４に対してほぼ垂直に形
成されている。このため、ハウジング１の側面１２側端
部が書籍等の綴じ目の部分に押し当てられているような
場合でも、ハウジング１が綴じ目に食い込んだり「の
ど」に挟み込まれて移動中に斜行するのを防ぐことがで
きる。
４側の端部１２Ｃ、は読取面１４に対してほぼ垂直に形
成されている。このため、ハウジング１の側面１２側端
部が書籍等の綴じ目の部分に押し当てられているような
場合でも、ハウジング１が綴じ目に食い込んだり「の
ど」に挟み込まれて移動中に斜行するのを防ぐことがで
きる。
【００２８】図３は、ハウジング１の底面１４を示す図
である。また、図８は、側面１２近傍を、ハンディスキ
ャナ１００の上方から見た図である。側面１２の端部１
２Ｃは、底面１４に平行な平面上で、スキャナ１００の
移動方向（図中矢印で示す方向）における両端１２Ｒが
緩やかにカーブする形状となっている。この形状も、ハ
ウジング１の綴じ目への食い込みの防止に寄与してい
る。
である。また、図８は、側面１２近傍を、ハンディスキ
ャナ１００の上方から見た図である。側面１２の端部１
２Ｃは、底面１４に平行な平面上で、スキャナ１００の
移動方向（図中矢印で示す方向）における両端１２Ｒが
緩やかにカーブする形状となっている。この形状も、ハ
ウジング１の綴じ目への食い込みの防止に寄与してい
る。
【００２９】本実施形態のハンディスキャナ１００は、
密着型のラインイメージセンサ８０を有している。図
２、図３に示すように、ラインイメージセンサ８０は、
ハウジング１の長手方向に沿って、かつ読取部８０Ａは
ローラの下面（つまり読取面）と常にほぼ一致するよう
上下可動に設けられている。ラインイメージセンサ８０
は、本実施形態においては、２５９２ドット分の受光素
子を有し、そのうち、両端分の各２０ドット分を除く２
５５２ドット分が有効読取領域（図３の領域Ａ）となっ
ている。この有効読取領域Ａの、側面１２側の端部８０
Ｒは、傾斜している側面１２の真下に対応する領域内に
位置している。従って、側面１２を傾斜させることによ
りハウジング１を綴じ目に近寄せることが可能である上
に、イメージセンサ８０の端部（傾斜面側端部）が十分
に綴じ目寄りに位置することになるため、確実に読取面
の綴じ目寄りの画像を読むことができる。
密着型のラインイメージセンサ８０を有している。図
２、図３に示すように、ラインイメージセンサ８０は、
ハウジング１の長手方向に沿って、かつ読取部８０Ａは
ローラの下面（つまり読取面）と常にほぼ一致するよう
上下可動に設けられている。ラインイメージセンサ８０
は、本実施形態においては、２５９２ドット分の受光素
子を有し、そのうち、両端分の各２０ドット分を除く２
５５２ドット分が有効読取領域（図３の領域Ａ）となっ
ている。この有効読取領域Ａの、側面１２側の端部８０
Ｒは、傾斜している側面１２の真下に対応する領域内に
位置している。従って、側面１２を傾斜させることによ
りハウジング１を綴じ目に近寄せることが可能である上
に、イメージセンサ８０の端部（傾斜面側端部）が十分
に綴じ目寄りに位置することになるため、確実に読取面
の綴じ目寄りの画像を読むことができる。
【００３０】なお、図３において、１４１〜１４８はハ
ンディスキャナ１００の長手方向に平行な軸回りに回動
可能なローラである。本実施形態のハンディスキャナ１
００は、画像読取り時には図示しない駆動機構によりロ
ーラ１４１〜１４８を回動する、いわゆる自走型のスキ
ャナとして構成されている。
ンディスキャナ１００の長手方向に平行な軸回りに回動
可能なローラである。本実施形態のハンディスキャナ１
００は、画像読取り時には図示しない駆動機構によりロ
ーラ１４１〜１４８を回動する、いわゆる自走型のスキ
ャナとして構成されている。
【００３１】なお、上述の実施形態においては、ハウジ
ング１の長手方向端部の側面１２が傾斜した平面として
構成されているが、本発明のハウジング構造によれば、
側面１２が厚手の書籍等の片側ページの読取り時に、書
籍の他方により干渉されないような形状であればよく、
平面に限られるものではない。
ング１の長手方向端部の側面１２が傾斜した平面として
構成されているが、本発明のハウジング構造によれば、
側面１２が厚手の書籍等の片側ページの読取り時に、書
籍の他方により干渉されないような形状であればよく、
平面に限られるものではない。
【００３２】例えば、図５に示すように、平面状の傾斜
面１２に代えて、ハウジング１の長手方向端部の側面を
曲面１２Ａとして構成しても同様の効果を得ることがで
きる。この場合、曲面１２Ａは凸面であることが好まし
い。
面１２に代えて、ハウジング１の長手方向端部の側面を
曲面１２Ａとして構成しても同様の効果を得ることがで
きる。この場合、曲面１２Ａは凸面であることが好まし
い。
【００３３】あるいは、側面１２を、階段状に形成して
も良い。この場合、図６に示すように階段の頂点が直線
上に配置されるような形状や、図７に示すように階段の
頂点が曲線上に配置されるような形状としてもよい。
も良い。この場合、図６に示すように階段の頂点が直線
上に配置されるような形状や、図７に示すように階段の
頂点が曲線上に配置されるような形状としてもよい。
【００３４】
【発明の効果】以上のように、本発明のハンディスキャ
ナのハウジング構造によれば、厚手の書籍等の画像を読
取る場合にも、読取りページの平面状態を保ちスキャナ
の読取部を確実に原稿（書籍）に密着させることができ
るため、密着型のラインイメージセンサを用いたコンパ
クトなスキャナでありながら、確実に画像を読取ること
ができる。
ナのハウジング構造によれば、厚手の書籍等の画像を読
取る場合にも、読取りページの平面状態を保ちスキャナ
の読取部を確実に原稿（書籍）に密着させることができ
るため、密着型のラインイメージセンサを用いたコンパ
クトなスキャナでありながら、確実に画像を読取ること
ができる。
【図１】本発明の実施の形態のハンディスキャナの外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】図１に示すハンディスキャナの側面図である。
【図３】図１に示すハンディスキャナのハウジングの底
面図である。
面図である。
【図４】図１に示すハンディスキャナを用いて厚手の書
籍の画像を読取る様子を示す図である。
籍の画像を読取る様子を示す図である。
【図５】ハウジングの構造の変形例を示す図である。
【図６】ハウジングの構造の変形例を示す図である。
【図７】ハウジングの構造の変形例を示す図である。
【図８】ハウジングの構造の変形例を示す図である。
【図９】従来のハンディスキャナの問題点を示す図であ
る。
る。
【図１０】従来のハンディスキャナの問題点を示す図で
ある。
ある。
１００ ハンディスキャナ １ ハウジング １２ 側面 ８０ ラインイメージセンサ
Claims (12)
- 【請求項１】 所定の方向にライン状に延びる読取部が
形成された、読取り原稿に対向する平面状の読取面を有
するハンディスキャナのハウジングにおいて、 前記ハウジングの前記所定の方向における少なくとも一
端の側面を、前記読み取り面に対して鋭角を以て傾斜す
る傾斜面として形成したこと、を特徴とするハンディス
キャナのハウジング構造。 - 【請求項２】 前記読取部は前記所定の方向において読
取有効範囲が規定されており、前記読取有効範囲の前記
傾斜面側の端部が前記傾斜面の真下の範囲内に位置する
ことを特徴とする、請求項１に記載のハンディスキャナ
のハウジング構造。 - 【請求項３】 前記鋭角は、３０度から６０度の間であ
ることを特徴とする請求項１または２に記載のハンディ
スキャナのハウジング構造。 - 【請求項４】 前記鋭角はほぼ４５度であることを特徴
とする請求項１または２に記載のハンディスキャナのハ
ウジング構造。 - 【請求項５】 密着型のラインイメージセンサを有する
ことを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載のハン
ディスキャナのハウジング構造。 - 【請求項６】 前記傾斜面はほぼ平面であることを特徴
とする請求項１〜５のいずれかに記載のハンディスキャ
ナのハウジング構造。 - 【請求項７】 前記傾斜面は曲面であることを特徴とす
る請求項１〜５のいずれかに記載のハンディスキャナの
ハウジング構造。 - 【請求項８】 前記曲面は凸面であることを特徴とする
請求項７に記載のハンディスキャナのハウジング構造。 - 【請求項９】 前記傾斜面の前記読取面側の端部は前記
読取面に対してほぼ垂直な面として形成されていること
を特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載のハンディ
スキャナのハウジング構造。 - 【請求項１０】 前記所定の方向の少なくとも一端の側
面を、前記傾斜面に代えて、階段状に形成したことを特
徴とする請求項１〜５のいずれかに記載のハンディスキ
ャナのハウジング構造。 - 【請求項１１】 ほぼ直方体形状の形状を有し、該直方
体形状の長手方向に沿ってラインイメージセンサが延設
され、該直方体形状の底面を読み取り画像に対向する読
み取り面として構成された、ハンディスキャナのハウジ
ングにおいて、 前記ハウジングの長手方向の少なくとも一端の側面を、
前記読み取り面に対して鋭角を形成するよう傾斜した傾
斜面として形成したこと、を特徴とするハンディスキャ
ナのハウジング構造。 - 【請求項１２】 前記ラインイメージセンサは前記長手
方向において読み取り有効範囲が規定されており、前記
読み取り有効範囲の前記傾斜面側の端部が前記傾斜面の
真下の範囲内に位置することを特徴とする、請求項１１
に記載のハンディスキャナのハウジング構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10132805A JPH11331459A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | ハンディスキャナのハウジング構造 |
| US09/304,851 US6580526B1 (en) | 1998-05-15 | 1999-05-05 | Housing of portable scanner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10132805A JPH11331459A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | ハンディスキャナのハウジング構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11331459A true JPH11331459A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15089999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10132805A Withdrawn JPH11331459A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | ハンディスキャナのハウジング構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6580526B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11331459A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI530152B (zh) * | 2014-12-31 | 2016-04-11 | 虹光精密工業股份有限公司 | 多模式掃描器 |
| TWD166688S (zh) * | 2014-03-10 | 2015-03-21 | 虹光精密工業股份有限公司 | 掃描器 |
| US9402008B2 (en) | 2014-03-10 | 2016-07-26 | Avision Inc. | Multi-mode scanner |
| TWI523485B (zh) * | 2014-03-10 | 2016-02-21 | 虹光精密工業股份有限公司 | 多用途掃描器 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63318625A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | Sharp Corp | 複数機能を有する入力装置 |
| JPH0448051Y2 (ja) * | 1987-09-11 | 1992-11-12 | ||
| JP2921912B2 (ja) | 1990-04-10 | 1999-07-19 | 旭光学工業株式会社 | 感光ドラム露出防止構造 |
| US5940546A (en) * | 1997-09-12 | 1999-08-17 | Apple Computer, Inc. | Apparatus for guiding a manually-operated scanning device |
| US6002124A (en) * | 1998-03-20 | 1999-12-14 | Hewlett-Packard Company | Portable image scanner with optical position sensors |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP10132805A patent/JPH11331459A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-05-05 US US09/304,851 patent/US6580526B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6580526B1 (en) | 2003-06-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5475505A (en) | Canted platen input scanner | |
| JP3304233B2 (ja) | 携帯型画像読取装置 | |
| JP4797694B2 (ja) | 多機能装置 | |
| JP2000011149A (ja) | イメージスキャナ | |
| US5712718A (en) | Book-edge flat-bed scanner | |
| JPH11331459A (ja) | ハンディスキャナのハウジング構造 | |
| JP3533088B2 (ja) | スキャナシステムおよび原稿搬送用アダプタ | |
| US6552828B1 (en) | Precision deep input guide clip for document scanners and document scanner incorporating same | |
| US20100149219A1 (en) | Display device | |
| EP2326075A2 (en) | Film scanner | |
| US20100014125A1 (en) | Image Display Device with Scanning Function | |
| JPH1188618A (ja) | 浮動状態の窓部材を有する走査装置 | |
| JPH1093773A (ja) | 光学式画像読み取り装置 | |
| US20040233483A1 (en) | Film holder and image read controller | |
| US6061479A (en) | Image reader apparatus | |
| JPH08167025A (ja) | イメージスキャナー内蔵表示体装置 | |
| JP4223241B2 (ja) | 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
| JP6358316B2 (ja) | 複合機 | |
| JPH09244161A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP3294160B2 (ja) | 書籍対応型画像読取装置 | |
| JP4427435B2 (ja) | 縦型画像読取装置 | |
| KR200364943Y1 (ko) | 스캐너 | |
| JP3597174B2 (ja) | ハンドスキャナ付きファクシミリ装置 | |
| JP3757545B2 (ja) | 原稿搬送式読取装置 | |
| JPH02113236A (ja) | 原稿台装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040909 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040922 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041020 |