JPH11331280A - 直流リカバリ回路 - Google Patents

直流リカバリ回路

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JPH11331280A
JPH11331280A JP10126974A JP12697498A JPH11331280A JP H11331280 A JPH11331280 A JP H11331280A JP 10126974 A JP10126974 A JP 10126974A JP 12697498 A JP12697498 A JP 12697498A JP H11331280 A JPH11331280 A JP H11331280A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量子化フィードバック回路の入力振幅をその
出力振幅に揃えるためにトランジスタが縦積み構成の入
力部アンプを用いると、電源電圧が低い場合に振幅が大
きいECL信号を受けることができない。 【解決手段】 加算器22、コンパレータ23およびロ
ーパスフィルタ24a,24bを有する量子化フィード
バック回路12を用いて、入力信号のDCレベルのずれ
を補正する直流デカバリ回路において、量子化フィード
バック回路12の入力信号およびその出力信号のDCレ
ベル同士をAGC回路13で比較し、そのレベル差に応
じた制御信号をコンパレータ23を構成する差動アンプ
の可変電流源31に与えてその電流を制御することによ
り、量子化フィードバック回路12の入力信号にその出
力信号の振幅を合わせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサ結合で
入力されたデジタル信号の直流レベル(以下、DCレベ
ルと記す)のずれを補正する直流リカバリ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シリアルデータの伝送系において、その
データ受信部の入力段には、伝送線によって伝送されて
きたシリアルデータを正しく受信するために、シリアル
データに同期して一定周期のリカバリクロックを生成
し、この生成したリカバリクロックに基づいてシリアル
データのタイミングを正しく設定し直してリタイムドデ
ータとして出力するクロックデータリカバリ回路が設け
られる。
【0003】このクロックデータリカバリ回路を入力段
に備えたデータ受信部において、例えば電源電圧3.3
V、内部信号レベルPECL(正電源ECL)200m
Vppを考えた場合、通常のECL(emitter coupled log
ic) 信号は直接入力することができない。そこで、EC
L信号であるシリアルデータの入力を可能にするため
に、その伝送系では次のような構成を採っている。
【0004】すなわち、図2に示すように、負電源Vs
s(例えば、−4.5V)で動作するECL回路(I
C)101から出力されるECL信号をアッテネータ1
02とカップリングコンデンサ103を介してデータ受
信部(IC)104に入力し、さらにその入力段に配さ
れた直流リカバリ回路105によってDCレベルのずれ
を補正するようにしている。
【0005】なお、データ受信部104において、直流
リカバリ回路105でDCレベルが補正されたECL信
号であるシリアルデータは、PLL(phase locked loo
p) 回路106およびリタイミング回路107に供給さ
れる。このPLL回路106およびリタイミング回路1
07によってクロックデータリカバリ回路が構成されて
いる。そして、PLL回路106でリカバリクロックが
生成されるとともに、受信したシリアルデータのタイミ
ングがリカバリクロックに基づいてリタイミング回路1
07によって再設定されてリタイムドデータとして出力
される。
【0006】ここで、データ受信部104の仕様とし
て、入力されるデータは、1.5Gb/sのNRZ(non
return to zero)データで、High(論理1)/Lo
w(論理0)の比率であるマーク率が1:19迄、振幅
が300〜500mVpp、他の入力としては49.5M
Hzの参照クロックのTTL(transistor transistor l
ogic) レベルが必要である。そして、これらを基に振幅
が400mVppのリカバリクロックとリタイムドデータ
を出力する。
【0007】ところで、デジタル信号をコンデンサ結合
で入力すると、データのマーク率によって図3(a)に
示す如き信号の振幅中心レベルが、同図(b)に示すよ
うにDC中心レベル(バイアスレベル)に対してずれて
しまう。この信号(b)のDCレベルのずれを補正する
のに、図4に示すように、入力回路111と、この入力
回路111の出力を一方の入力とする加算器112と、
この加算器112の加算出力の論理状態、即ちHigh
/Lowを判別するコンパレータ113と、このコンパ
レータ113の出力のDC成分を加算器112にその他
方の入力としてフィードバックするローパルスフィルタ
114とからなる量子化フィードバック回路が用いられ
る。
【0008】この量子化フィードバック回路は、出力信
号の振幅からローパスフィルタ114によってそのDC
成分を抽出し、この抽出したDC成分を加算器112に
その他方の入力としてフィードバックして入力信号に加
算することにより、入力信号のDCレベルのずれを補正
するようになっている。この量子化フィードバック回路
を正しく動作させるためには、当該回路の入力信号と出
力信号の振幅を等しくさせる必要がある。
【0009】量子化フィードバック回路を使用した直流
リカバリ回路の従来例の構成を図5に示す。この直流リ
カバリ回路は、入力部アンプ121と、この入力部アン
プ121の出力信号のDCレベルの補正を行う量子化フ
ィードバック回路122と、入力部アンプ121の出力
信号の振幅を制御するAGC(自動利得制御)回路12
3と、このAGC回路123に対してリファレンス信号
を与えるリファレンスアンプ124とを有する構成とな
っている。
【0010】上記構成の直流リカバリ回路において、量
子化フィードバック回路122の出力信号の振幅を次段
の回路用に200mVppに設定すれば、量子化フィード
バック回路122の入力信号として同じ振幅(200m
Vpp)の信号を入力する必要がある。そのために、20
0mVppのリファレンス信号と量子化フィードバック回
路122の入力信号の振幅を検波して、振幅を制御する
ための信号をAGC回路123で生成し、この制御信号
に基づいて入力部アンプ121において入力信号の振幅
を200mVppに制御して出力するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の直流リ
カバリ回路では、AGC回路123の制御信号によって
入力部アンプ121のゲインを制御し、入力信号にAG
Cをかけることにより、量子化フィードバック回路12
2の入力振幅をその出力振幅に揃える構成となっている
ので、振幅が大きい入力信号に対応できるようにするた
めには、ダイナミックレンジがそれ以上に広い入力部ア
ンプ121が必要となる。
【0012】しかしながら、入力部アンプ121は、そ
の回路構成の一例を示す図6から明らかなように、AG
C入力が与えられるトランジスタ部分と信号入力が与え
られるトランジスタ部分とが、電源Vccとグランド
(GND)の間にいわゆる縦積みとなった構成となって
いるため、電源Vccの電圧が例えば3.3Vと低い場
合には、入力部アンプ121のダイナミックレンジを広
げるにも制限があり、したがって振幅が大きいECL信
号を受けることができないことになる。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、低い電源電圧でもE
CL信号を受けることが可能な直流リカバリ回路を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による直流リカバ
リ回路は、コンデンサ結合で入力されたデジタル信号を
一方の入力とする加算手段と、この加算手段の出力信号
の論理状態を判別する比較手段と、この比較手段の出力
信号の直流成分を抽出して前記加算手段の他方の入力と
する抽出手段と、比較手段の出力信号の振幅を加算手段
の一方の入力信号の振幅に合わせるべく当該比較手段を
制御する制御手段とを備えた構成となっている。
【0015】上記構成の直流リカバリ回路において、抽
出手段は、比較手段の出力信号を通すことで、その出力
信号の直流成分を抽出する。この直流成分は加算手段の
他方の入力となり、当該加算手段によってその一方の入
力信号に加算されることで、入力信号のDCレベルのず
れを補正する。このとき、制御手段は、比較手段を制御
し、当該比較手段の出力信号の振幅を加算手段の一方の
入力信号の振幅に一致させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態を示す回路ブロック図である。
【0017】本実施形態に係る直流リカバリ回路10
は、コンデンサ結合で入力された例えば振幅300〜5
00mVppのECL信号を、内部PECL信号レベル2
00mVppの信号に変換する回路であり、図1から明ら
かなように、リニアアンプ回路11、量子化フィードバ
ック回路12およびAGC回路13の3つの回路から構
成されている。
【0018】ところで、デジタル信号をコンデンサ結合
でそのまま入力すると、先述したように、信号のマーク
率によって信号の振幅中心レベルが直流中心レベルに対
してずれてしまい(図3(b)を参照)、例えば500
mVppの差動信号に対して1V近くのダイナミックレン
ジが必要となる。リニアアンプ回路11は、これを半分
にするために設けられたものである。
【0019】すなわち、リニアアンプ回路11は、振幅
300〜500mVppの入力信号を例えば振幅150〜
250mVppに変換するゲインが1/2の差動アンプ回
路であり、その入力のダイナミックレンジは1.2V程
度ある。このリニアアンプ回路11で振幅変換された信
号は、量子化フィードバック回路12およびAGC回路
13に供給される。
【0020】量子化フィードバック回路12は、入力回
路21、加算器22、コンパレータ23およびローパス
フィルタ24a,24bからなり、コンパレータ23の
出力信号の振幅からローパスフィルタ24a,24bで
抽出したDCレベルを加算器22で入力信号に加算する
ことによって入力信号のDCレベルのずれを補正すると
ともに、AGC回路13から与えられる制御信号に基づ
いてコンパレータ23を構成する差動アンプの電流源の
電流を変えることによって入力信号の振幅に出力信号の
振幅を一致させる制御を行う構成となっている。
【0021】ここで、入力回路21、加算器22、コン
パレータ23およびローパスフィルタ24a,24bの
具体的な回路構成について説明する。
【0022】先ず、入力回路21は、リニアアンプ回路
11から互いに逆相の信号が各一端に与えられるコンデ
ンサC1,C2と、これらコンデンサC1,C2の各他
端に各ベースが接続されたトランジスタQ1,Q2と、
これらトランジスタQ1,Q2の各ベースをバイアスす
るバイアス回路25と、トランジスタQ1,Q2の各コ
レクタと電源Vccの間に接続された抵抗R1,R2
と、トランジスタQ1,Q2の各エミッタ間に接続され
た抵抗R3と、トランジスタQ1,Q2の各エミッタと
グランド(GND)の間に接続された定電流源26,2
7とからなり、トランジスタQ1,Q2の各コレクタか
ら互いに逆相の信号を出力する構成となっている。
【0023】加算器22は、入力回路21から互いに逆
相の信号が各コレクタに与えられるトランジスタQ3,
Q4と、これらトランジスタQ3,Q4の各エミッタ間
に接続された抵抗R4と、トランジスタQ3,Q4の各
エミッタとグランドの間に接続された定電流源28,2
9とからなり、コンパレータ23の出力信号の振幅から
ローパスフィルタ24a,24bで抽出したDCレベル
がトランジスタQ3,Q4の各ベースに与えられる構成
となっており、トランジスタQ3,Q4の各コレクタ出
力が加算出力となる。
【0024】コンパレータ23は、エミッタが共通に接
続された差動対トランジスタQ5,Q6と、これらトラ
ンジスタQ5,Q6の各コレクタと電源Vccの間に接
続された抵抗R5,R6と、トランジスタQ5,Q6の
各エミッタとグランドの間に接続された定電流源30
と、トランジスタQ5,Q6の各エミッタとグランドの
間に直列に接続されたトランジスタQ7および抵抗R7
からなる可変電流源31とからなる差動アンプ構成とな
っており、AGC回路13からトランジスタQ7のベー
スに制御信号が与えられるようになっている。
【0025】このコンパレータ23において、可変電流
源31を構成する制御用トランジスタQ7は、そのベー
ス入力としてAGC回路13から出力される制御信号が
与えられることにより、その制御信号に応じて可変電流
源31に流れる電流をコントロールし、量子化フィード
バック回路12の出力振幅をその入力信号の振幅に合わ
せるように動作する。なお、定電流源30は、出力信号
の振幅が無くならないように可変電流源31に対して並
列に接続されたものであり、50μA程度の一定の電流
を流す。
【0026】コンパレータ23の互いに逆相の出力、即
ち差動対トランジスタQ5,Q6の各コレクタ出力は、
エミッタフォロワのトランジスタQ8,Q9を通して量
子化フィードバック回路12の出力信号YP,YNとし
て導出されるとともに、エミッタフォロワのトランジス
タQ10,Q11を通してローパスフィルタ24a,2
4bに与えられる。ローパスフィルタ24a,24b
は、コンパレータ23の出力信号YP,YNの振幅から
DCレベルを抽出し、このDCレベルを加算器22のト
ランジスタQ3,Q4のベース入力とする。
【0027】ローパスフィルタ24aは、トランジスタ
Q10のエミッタと加算器22のトランジスタQ3のベ
ースの間に接続された抵抗R7と、当該トランジスタQ
3のベースと電源Vccの間に接続されたコンデンサC
3とから構成されている。ローパスフィルタ24bは、
トランジスタQ11のエミッタと加算器22のトランジ
スタQ4のベースの間に接続された抵抗R8と、当該ト
ランジスタQ4のベースと電源Vccの間に接続された
コンデンサC4とから構成されている。
【0028】このように、加算器22、コンパレータ2
3およびローパスフィルタ24a,24bを含む量子化
フィードバック回路12において、コンパレータ23の
出力信号をローパスフィルタ24a,24bを通すこと
によってその振幅からDCレベルを抽出し、この抽出し
たDCレベルを加算器22にフィードバックして入力信
号に加算することにより、入力信号のDCレベルのずれ
を補正することができる。
【0029】量子化フィードバック回路12の出力信号
YP,YNは、AGC回路13にも供給される。AGC
回路13は、リニアアンプ回路11の出力信号、即ち量
子化フィードバック回路12の入力信号のDCレベルを
検出する第1のDCレベル検出回路41と、量子化フィ
ードバック回路12の出力信号のDCレベルを検出する
第2のDCレベル検出回路42と、これら検出回路4
1,42で検出されたDCレベル同士を比較し、そのレ
ベル差に応じた制御信号を出力する差動アンプ43とを
備えた構成となっている。
【0030】第1のDCレベル検出回路41は、リニア
アンプ回路11の出力信号の振幅を検波する振幅検波回
路411と、この振幅検波回路411の検波出力をDC
化するローパスフィルタ(LPF)412と、このロー
パスフィルタ412で抽出さたDCレベルを差動アンプ
43にその(+)入力として与える出力トランジスタ4
13とから構成されている。
【0031】第2のDCレベル検出回路42は、量子化
フィードバック回路12の出力信号の振幅を検波する振
幅検波回路421と、この振幅検波回路421の検波出
力をDC化するローパスフィルタ422と、このローパ
スフィルタ422で抽出さたDCレベルを差動アンプ4
3にその(−)入力として与える出力トランジスタ42
3とから構成されている。
【0032】上記構成のAGC回路13は、量子化フィ
ードバック回路12の入力信号およびその出力信号のD
Cレベル同士を比較し、そのレベル差に応じた出力信号
をコンパレータ23のトランジスタQ7のベースに制御
信号として供給する。これにより、量子化フィードバッ
ク回路12においては、先述したように、その制御信号
に応じて可変電流源31に流れる電流が変化し、量子化
フィードバック回路12の出力信号の振幅がその入力信
号の振幅に一致するように、当該出力信号の振幅制御が
行われる。
【0033】AGC回路13はさらに、量子化フィード
バック回路12の入力信号および出力信号の双方のDC
レベルが小さいときなどに、コンパレータ23のトラン
ジスタQ7のベースに与える制御信号が不安定にならな
いようにするための補償回路44を備えている。この補
償回路44は、差動アンプ43の(−)入力に所定のD
Cレベルを与えることで、例えば信号が全く入力されな
いときに、可変電流源31に電流が僅かに流れた状態で
待機させるように作用する。
【0034】補償回路44は、例えば300MHzの信
号に基づいて40mVppの信号を与えるリファレンスア
ンプ441と、このリファレンスアンプ441の出力振
幅を検波する振幅検波回路442と、この振幅検波回路
442の検波出力をDC化するローパスフィルタ443
と、このローパスフィルタ443で抽出さたDCレベル
を差動アンプ43にその(−)入力として与える出力ト
ランジスタ444とから構成されている。
【0035】上述したように、本実施形態に係る直流リ
カバリ回路においては、量子化フィードバック回路12
を用いることにより、入力信号のDCレベルのずれを補
正するとともに、AGC回路13から与えられる制御信
号に基づいてコンパレータ23を構成する差動アンプの
可変電流源31の電流を制御ようにしたことにより、従
来のように、トランジスタを縦積みした構成の入力部ア
ンプ(図6を参照)を用いなくても、入力信号の振幅に
出力信号の振幅を合わせることができる。したがって、
低い電源電圧(例えば、3.3V)でもECL信号を受
けることができるとともに、正常なDCレベルの補正を
行うことができる。
【0036】また、上記構成の直流リカバリ回路におい
て、入力段にリニアアンプ回路11を配置し、入力信号
の振幅を変換するようにしたので、例えば振幅300〜
500mVppのように振幅が大きく、DCレベルのずれ
たデジタル信号であっても、そのDCレベルのずれを補
正することができる。
【0037】なお、上記実施形態で示した各構成部分の
具体的な回路構成については一例に過ぎず、これに限定
されるものではない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンデンサ結合で入力されたデジタル信号のDCレベル
のずれを、量子化フィードバック回路を用いて補正する
直流リカバリ回路において、量子化フィードバック回路
を構成する比較手段を制御することによって当該比較手
段の出力信号の振幅をその入力信号の振幅に一致させる
ようにしたので、低い電源電圧でもECL信号を受ける
ことができるとともに、正常なDCレベルの補正を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】シリアルデータの伝送系の一例を示す構成図で
ある。
【図3】デジタル信号のコンデンサ結合波形を示す波形
図である。
【図4】量子化フィードバック回路の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図5】直流リカバリ回路の従来例を示すブロック図で
ある。
【図6】入力部アンプの回路構成の一例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
11…リニアアンプ回路、12…量子化フィードバック
回路、13…AGC回路、22…加算器、23…コンパ
レータ、41…第1のDCレベル検出回路、42…第2
のDCレベル検出回路、43…差動アンプ、44…補償
回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ結合で入力されたデジタル信
    号を一方の入力とする加算手段と、 前記加算手段の出力信号の論理状態を判別する比較手段
    と、 前記比較手段の出力信号の直流成分を抽出して前記加算
    手段の他方の入力とする抽出手段と、 前記比較手段の出力信号の振幅を前記加算手段の一方の
    入力信号の振幅に合わせるべく前記比較手段を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする直流リカバリ回
    路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記加算手段の一方の
    入力信号の直流成分を検出する第1の検出回路と、前記
    比較手段の出力信号の直流成分を検出する第2の検出回
    路と、前記第1,第2の検出回路の各検出レベルを比較
    し、そのレベル差に応じた制御信号を出力する差動アン
    プとを有し、この差動アンプから出力される制御信号に
    応じて前記比較手段の出力信号の振幅を制御することを
    特徴とする請求項1記載の直流リカバリ回路。
  3. 【請求項3】 前記比較手段は差動アンプ構成であり、
    その電流源の電流が前記制御信号に応じて変化すること
    を特徴とする請求項2記載の直流リカバリ回路。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記加算手段の一方の
    入力信号および前記比較手段の出力信号が小さいとき
    に、前記差動アンプに対して所定の制御信号を出力する
    ための情報を与える補償回路を有することを特徴とする
    請求項2記載の直流リカバリ回路。
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