JPH11330212A - 基板冷却装置および基板冷却方法 - Google Patents
基板冷却装置および基板冷却方法Info
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- JPH11330212A JPH11330212A JP12639298A JP12639298A JPH11330212A JP H11330212 A JPH11330212 A JP H11330212A JP 12639298 A JP12639298 A JP 12639298A JP 12639298 A JP12639298 A JP 12639298A JP H11330212 A JPH11330212 A JP H11330212A
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Abstract
る。 【解決手段】クーリングプレート12の基板冷却面12
Aの中央部には、この基板冷却面12Aから突出した吸
着部51が設けられており、この吸着部51の周囲が間
隙部52とされている。間隙部52には、基板冷却面1
2Aと基板Sとの間隙δを一定に保持するためのプロキ
シミティボール13が配設されている。これにより、基
板Sの中央部は吸着部51に吸着された状態で冷却さ
れ、基板Sの周縁部については、プロキシミティ方式で
の冷却が行われる。 【効果】基板Sの熱反りを防止できるから、基板Sを均
一にかつ効率的に冷却できる。
Description
液晶表示装置用ガラス基板およびプラズマディスプレイ
パネル(PDP)用ガラス基板などの各種被処理基板に
対して、冷却処理を行うための基板冷却装置および基板
冷却方法に関する。
ソグラフィ工程により、ガラス基板の表面に種々の薄膜
が繰り返しパターン形成される。フォトリソグラフィ工
程では、基板のレジスト膜を露光機によって露光し、こ
の露光後のレジスト膜を現像することによって、所要の
パターンのレジスト膜が基板上に形成される。
は、露光処理前の基板温度を厳密に管理して、基板の熱
伸縮による露光位置や露光焦点のずれを最小化しなけれ
ばならない。そのため、露光機に搬入される前の基板
は、クーリングプレートと呼ばれる基板冷却体を有する
基板冷却装置に搬入され、たとえば、23℃(常温)に
冷却される。
プレートの表面に基板を真空吸着させることにより、熱
伝導によって基板からの熱を奪う吸着式のものが広く用
いられてきた。しかし、取り扱われる基板が大型化し、
かつ、基板表面に形成される素子構造が微細化してきた
今日では、基板を吸着式のクーリングプレートから剥離
するときに生じる剥離帯電による静電破壊の問題が顕著
になってきている。また、この剥離帯電によって発生す
る静電気が基板搬送用のロボットに流れ込み、基板の搬
送が停止してしまうなどの周辺機器への悪影響もあっ
た。そのため、いわゆるプロキシミティ式の基板冷却装
置が好まれるようになってきている。
ーリングプレートの表面に複数のプロキシミティボール
が突設されており、このプロキシミティボール上に処理
対象の基板が載置される。そして、基板とクーリングプ
レートとの間の間隙(0.1mmないし5mm)におけ
る熱対流やその間の空気を介しての熱伝導により、基板
から熱が奪われ、基板の冷却処理が達成される。
の基板熱処理装置における問題は、基板のクーリングプ
レート対向面とその反対の面との間の温度差のために、
基板に熱反りが生じることである。
よって加熱された後の基板をクーリングプレート上に載
置して基板を冷却する場合には、図6に示すように、ク
ーリングプレート1の基板冷却面1Aに対向した状態で
プロキシミティボール3によって支持されている基板S
の下面の冷却は、その上面の冷却よりもすみやかに進行
する。そのため、基板Sの下面の熱収縮量がその上面の
熱収縮量よりも多くなり、基板Sの中央部Mがクーリン
グプレート1の基板冷却面1Aから浮き上がることにな
る。
全部分に対して均一な冷却処理を施すことができなくな
るから、冷却処理後の基板の各部における温度分布が均
一にならないという問題がある。すなわち、たとえば、
図7に示すように、基板の中央部と周縁部とにおいて、
比較的大きな温度差ΔT1が生じていた。
上がることにより、基板の冷却効率が悪く、基板に対す
る冷却処理に時間がかかるという問題もあった。
れた後の基板は、クーリングプレート1まで搬送される
までの間に、基板Sの中央部よりもその周辺部のほうが
自然放熱量が大きいため中央部に熱が篭り、クーリング
プレート1に載置されるときには、基板Sの中央部の温
度が周辺部に比べて必ず高くなっており、このことがさ
らに基板の温度分布の不均一の要因となっている。
課題を解決し、基板に対して均一に冷却処理を施すこと
ができる基板冷却装置および基板冷却方法を提供するこ
とである。
る冷却処理を効率的に行える基板冷却装置および基板冷
却方法を提供することである。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板を近
接させて冷却するための基板冷却面に突出して設けら
れ、少なくとも基板の中央部を含む部分を吸着しつつ冷
却する吸着部と、上記基板冷却面のうちの上記吸着部の
周囲に設けられ、上記基板と基板冷却面との間に所定の
間隙を保った状態で基板を冷却する間隙部とを含むこと
を特徴とする基板冷却装置である。
部に吸着した状態で冷却処理が行われるので、冷却処理
中に基板の熱反りが生じることがない。これにより、基
板の全域を基板冷却面に近接させた状態で基板を冷却で
きるので、基板の各部を均一に冷却でき、そのうえ、冷
却効率が向上され、基板冷却処理に要する時間を短縮で
きる。
部の冷却を、吸着部によって確実に行うことができるか
ら、基板の温度均一性のさらなる向上が図られる。
ているので、基板と吸着部との接触面積が過大になるこ
とがなく、そのため、基板を基板冷却面から離隔させる
際に、基板上の素子構造等の静電破壊や周辺機器への悪
影響を生じさせるほどの帯電が生じることがない。
記間隙を規制する間隙部材を備えていることを特徴とす
る請求項1記載の基板冷却装置である。
板と基板冷却面との間隙を間隙部の各部において均一に
できるから、さらに、基板の温度均一性を向上できる。
て、上記基板と基板冷却面との間の雰囲気を換気する換
気手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または
2に記載の基板冷却装置である。
間隙の空間を換気することができるから、この空間に熱
雰囲気が滞留することがない。これにより、基板の周辺
部の冷却速度を向上できる。
の中心位置が、上記冷却される基板の中心位置にほぼ一
致するように設けられており、上記吸着部の外形は、上
記冷却される基板の外形に対してほぼ相似した形状とな
っていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
に記載の基板冷却装置である。すなわち、吸着部の外周
と基板の外周までの距離がいずれの方向においてもほぼ
等しくされている。
辺部において、基板の中央から臨む全方向に関してほぼ
均一な冷却処理を行うことができる。これにより、基板
の温度均一性をさらに向上することができる。
を近接させて基板を冷却する基板冷却方法において、基
板の中央部を吸着し、この基板の周辺部において該基板
と上記基板冷却面との間に間隙を設けた状態で、該基板
を冷却することを特徴とする基板冷却方法である。
効果を達成できる。
し3に記載された特徴を組み合わせて、さらに効果的な
基板冷却処理を行うようにしてもよいことは言うまでも
ない。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。
装置の構成を説明するための図解的な断面図である。こ
の基板冷却装置は、クリーンルーム内に設置されて用い
られ、たとえば、液晶表示装置の製造工程において、液
晶表示装置用ガラス基板S(以下単に「基板S」とい
う。)を所定の冷却目標温度(たとえば、23℃(室
温))に冷却するための装置である。
ォトリソグラフィ工程において適宜用いられる。すなわ
ち、フォトリソグラフィ工程には、基板Sの表面にレジ
ストを塗布し、このレジストにベーク処理を施して乾燥
させることによりレジスト膜を形成するレジスト膜形成
工程、レジスト膜が形成された基板Sを露光機に搬入
し、レジスト膜を露光して潜像を形成する露光工程、露
光されたレジスト膜に現像液を供給して潜像を現像する
現像工程が含まれる。これらの工程のなかで、たとえ
ば、レジスト塗布処理の前および露光処理の前などに、
基板Sの冷却処理が行われる。図1の装置は、いずれの
冷却処理にも適用可能であるが、たとえば、レジスト塗
布後にレジストを乾燥させるプリベーク処理などのよう
な加熱処理が施された後の基板Sを冷却する場合に、と
くに有利に用いることができる。
冷却装置は、隔壁10で区画されたほぼ直方体形状の処
理室11内に、処理対象の基板Sよりも若干大きめのク
ーリングプレート12(基板冷却体)を有している。こ
のクーリングプレート12は、ほぼ水平な基板冷却面1
2Aを有し、この基板冷却面12Aには、基板Sの中央
部を吸着して冷却する吸着部51と、この吸着部51に
おいて、基板冷却面12Aとの間に一定の間隙(0.1
〜5mm)を設けて基板Sの下面を支持する間隙部52
とが設けられている。
水経路14が形成されており、この冷却水経路14に、
温調水ユニット15からの温度調整された冷却水(たと
えば23℃)が供給され、冷却水経路14を出た冷却水
は再び温調水ユニット15に帰還されるようになってい
る。
するように複数本のリフトピン16が配置されており、
このリフトピン16と、このリフトピン16を昇降する
エアシリンダなどを含む昇降駆動機構17とによって、
基板Sを基板冷却面12Aに対して近接/離隔させる近
接/離隔機構が構成されている。リフトピン16は、そ
の上端に基板Sを支持することができ、昇降駆動機構1
7による昇降によって、基板Sを、図外の基板搬送ロボ
ットとの間での基板受け渡しのための基板受け渡し高さ
(二点鎖線の位置)に支持できる他、クーリングプレー
ト12の基板冷却面12Aよりも下方にその上端を埋没
させることにより、基板Sを基板冷却面12A上に載置
することができる(実線の位置)。
0Aには、基板受け渡し高さに対応する位置に、基板通
過口19が形成されており、この基板通過口19を開閉
するためのシャッタ機構20が設けられている。このシ
ャッタ機構20は、基板通過口19を閉塞することがで
きるシャッタ板21と、このシャッタ板21を、基板通
過口19を閉塞した閉成位置と、基板通過口19を開放
した開成位置との間で移動させるシャッタ駆動機構22
とを有している。シャッタ板21を開成位置として基板
通過口19を開放した状態では、基板搬送ロボットの基
板保持ハンドは、処理室11内に入り込んで、リフトピ
ン16との間で基板Sの授受を行うことができる。
は、大略的にホーン形状に形成されており、そのほぼ中
央部には、排気口30が形成されている。この排気口3
0には、排気ダクト31の一端が接続されている。そし
て、この排気ダクト31の途中部に介装された排気弁3
3を開閉することにより、必要に応じて、処理室11内
の雰囲気の排気を行えるようになっている。
7、シャッタ駆動機構22および排気弁33の開閉など
は、マイクロコンピュータなどを備えた制御装置35に
よって制御される。
板Sの保持構造を示す拡大断面図であり、図3は、クー
リングプレート12の平面図である。クーリングプレー
ト12は、基板Sとほぼ相似形で、かつ、この基板Sよ
りも大きな長方形の基板冷却面12Aを備えている。こ
の基板冷却面12Aの中央付近には、平面視において基
板Sとほぼ相似の長方形に構成された上記の吸着部51
が設けられており、その周辺の基板冷却面12A上の領
域が間隙部52となっている。吸着部51は、その中心
位置が、基板Sの中心位置とほぼ一致するように設けら
れている。
ィボール53(間隙部材)が、たとえば格子状に複数個
配列されている。これにより、間隙部52においては、
基板Sは、基板冷却面12Aとの間に一定の間隙δを保
持した状態で、支持されている。
基板冷却面12Aよりも、上記間隙δにほぼ等しい高さ
だけ突出し、間隙部52における基板冷却面12Aとほ
ぼ平行な基板吸着面55を有している。この基板吸着面
55には、複数の吸着口56が、たとえば格子状に配列
されて、開口している。
内部に形成された吸着路57を介して配管58に接続さ
れている。この配管58は、真空源61に接続されてい
る吸着配管62と、吸着解除用ガスとしての窒素ガスを
供給する窒素ガス供給源に接続された吸着解除配管63
との両方に接続されている。吸着配管62には、吸着用
バルブ65が介装されており、吸着解除配管63には、
吸着解除バルブ66が介装されていて、これらは、制御
装置35によって開閉制御されるようになっている。
は、プロキシミティボール53を避けた位置に、複数の
排気口70が、たとえば格子状に配列されて形成されて
いる。クーリングプレート12の内部には、これらの複
数の排気口70と連通した排気通路71が形成されてお
り、この排気通路71は、排気管72を介して適当な排
気設備(図示せず)に接続されている。上記排気口7
0、排気通路71および排気管72などが、換気手段を
構成している。
ば次のとおりである。
加熱処理を受けた後の基板は、基板搬送ロボットによっ
て、処理室11内に搬入される。このとき、制御装置3
5は、シャッタ駆動機構22を制御してシャッタ板21
を開成させるとともに、昇降駆動機構17を制御して、
リフトピン16を上昇させておく。基板搬送ロボット
は、この上昇位置にあるリフトピン16に、未処理の基
板Sを置くことになる。
5を開成する。このとき、吸着解除バルブ66は閉成状
態に保持されている。
7を制御してリフトピン16を下降させ、基板Sを基板
冷却面12Aに近接させていき、基板冷却面12Aの上
に載置する。これにより、基板Sの中央部は基板吸着面
55に密接して支持され、基板Sの周辺部はプロキシミ
ティボール53によって、基板冷却面12Aから一定の
間隙δを保持した状態で支持される。さらに、吸着部5
1においては、吸着路57などを介して、基板吸着面5
5と基板Sとの間の空隙が減圧される。これにより、基
板Sの中央部は、基板吸着面55に吸着される。
ば、45秒)に渡って基板Sが冷却される。すなわち、
基板Sの中央部においては、基板吸着面55と基板Sと
の間の熱伝導により、基板Sの熱が奪われる。また、基
板Sの周辺部においては、基板冷却面12Aと基板Sの
下面との間の熱対流やその間の空気を介しての熱伝導と
によって、基板Sの熱が奪われる。
は、基板Sの上面の冷却よりもすみやかに進行するの
で、基板Sの上下面における熱収縮量の相違により、基
板Sは、その中央部が浮き上がるように変形しようとす
る。ところが、基板Sの中央部のクーリングプレート1
2から離反する方向への変位は、吸着部51による基板
Sの下面の吸着によって規制される。そのため、上記の
ような変形が生じることがなく、冷却処理中に、いわゆ
る基板の熱反りが生じるおそれはない。
2においては、排気路71および排気管72を介する排
気が常時行われているので、基板Sと基板冷却面12A
との間の空間の換気が行われることになる。そのため、
この空間に熱雰囲気が滞留することを効果的に防止でき
るので、基板Sの冷却を効率的に行える。
置35は、吸着用バルブ65を閉成し、代わって、吸着
解除バルブ63を開成する。これにより、吸着路57な
どを介して、吸着口56に窒素ガスが供給され、吸着部
51における基板Sの吸着が解除される。
7を制御してリフトピン16を上昇させ、基板Sを基板
受け渡し高さに導く。そして、シャッタ板21が開成さ
れ、基板通過口19を介して、基板搬送ロボットに冷却
処理後の基板Sが受け渡される。
された基板の温度分布を、図4の曲線L1に示す。この
図4において、曲線L0は、従来の装置による基板冷却
処理を受けた基板の温度分布を示している。この図4か
ら、この実施形態により、基板Sの温度分布の均一性が
格段に向上されていることが理解される。すなわち、従
来技術により処理された基板の中央部と周縁部との温度
差ΔT1(図6参照)に比較して、この実施形態により
処理された基板Sの中央部と周縁部との温度差ΔT2
は、格段に小さい。
Sの中央部を吸着部51によって吸着しているので、基
板Sの熱反りを防止できる。これにより、基板Sの全域
を均一に加熱することができるので、冷却処理後の基板
Sの温度分布の均一性を向上できる。しかも、冷却処理
中、基板の全域を基板冷却面12Aに確実に近接させて
おくことができるので、冷却効率が良く、冷却処理時間
を短縮することができる。
させていることにより、熱が籠もりやすく温度の高い基
板Sの中央部の冷却を確実に行うことができ、このこと
が、基板Sの温度均一性を向上する他の要因となってい
る。
部分を吸着するようにしているため、基板Sとの接触面
積が大きくなることがなく、基板Sを剥離する際の剥離
帯電に起因する静電破壊や周辺機器への悪影響の問題が
生じることがない。
が、この発明は上記の実施形態に限定されるものではな
い。たとえば、上述の実施形態では、水冷式のクーリン
グプレート12について説明したが、他にも、電子冷熱
素子(ペルチエ素子など)によって吸熱を行う方式のク
ーリングプレートを用いることもできる。
基板冷却面12Aに排気口70を設けて、この間隙部5
2において基板Sの下方の空間の換気を行うようにして
いるが、この換気は必ずしも行われる必要はない。
用ガラス基板に対するフォトリソグラフィ工程における
冷却処理に本発明が適用された例について説明したが、
この発明は、半導体ウエハなどの他の種類の基板に対す
る処理にも適用でき、また、フォトリソグラフィ工程以
外の工程における基板冷却処理に対しても適用すること
ができる。
が適用される場合には、図5に示すように、円形のクー
リングプレート80の中央部に、半導体ウエハWの外形
とほぼ相似形である円形の吸着部81をウエハWとほぼ
同心に配置するとともに、その周辺部に間隙部82を配
置することが好ましい。83は、半導体ウエハWの下面
を支持するほぼ球状のプロキシミティボールである。
れる吸着部は、その基板の外形と相似形であることが好
ましいが、必ずしもその基板の外形と相似形である必要
はなく、角型の基板の吸着部が円形であってもよいし、
円形の基板の吸着部が角型であってもよい。ただし、処
理対象の基板の外形と相似形の吸着部を備えることによ
って、基板の中央から臨むあらゆる方向に関する基板冷
却処理を均一に行えるから、基板の温度均一性をさらに
向上できる。
プロキシミティボール53を配設して基板Sと基板冷却
面12との間隙を規定しているが、たとえば、リフトピ
ン16を基板冷却面12から若干突出した状態に保持し
ておくことにより、このリフトピン16を間隙部材とし
て機能させることもできる。
部が基板冷却面12Aよりも高い位置で支持されている
ので、基板Sの撓みが少ない場合には、プロキシミティ
ボール53は設けられなくてもよい。ただし、プロキシ
ミティボール53を設ければ、間隙部53における基板
Sと基板冷却面12Aとの間隙を各部で一定にできるか
ら、基板Sの温度分布の均一性をさらに高めることがで
きる。
板冷却面に対して基板を直接接触させて近接させるこ
と、および基板冷却面に対して基板を所定の間隙をもっ
て近接させることの両方を含む。
術的事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
基板冷却装置の構成を説明するための図解的な断面図で
ある。
基板の保持構造を示す拡大断面図である。
る。
された例を示すクーリングプレートの平面図である。
度分布を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】基板を近接させて冷却するための基板冷却
面に突出して設けられ、少なくとも基板の中央部を含む
部分を吸着しつつ冷却する吸着部と、 上記基板冷却面のうちの上記吸着部の周囲に設けられ、
上記基板と基板冷却面との間に所定の間隙を保った状態
で基板を冷却する間隙部とを含むことを特徴とする基板
冷却装置。 - 【請求項2】上記間隙部は、上記間隙を規制する間隙部
材を備えていることを特徴とする請求項1記載の基板冷
却装置。 - 【請求項3】上記間隙部において、上記基板と基板冷却
面との間の雰囲気を換気する換気手段をさらに備えたこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の基板冷却装
置。 - 【請求項4】上記吸着部は、その中心位置が、上記冷却
される基板の中心位置にほぼ一致するように設けられて
おり、 上記吸着部の外形は、上記冷却される基板の外形に対し
てほぼ相似した形状となっていることを特徴とする請求
項1ないし4のいずれかに記載の基板冷却装置。 - 【請求項5】基板冷却面に基板を近接させて基板を冷却
する基板冷却方法において、 基板の中央部を吸着し、この基板の周辺部において該基
板と上記基板冷却面との間に間隙を設けた状態で、該基
板を冷却することを特徴とする基板冷却方法。
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---|---|---|---|
JP12639298A JP3803487B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 基板冷却装置および基板冷却方法 |
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