JPH11329778A - 負荷の作動回路 - Google Patents
負荷の作動回路Info
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- JPH11329778A JPH11329778A JP11100376A JP10037699A JPH11329778A JP H11329778 A JPH11329778 A JP H11329778A JP 11100376 A JP11100376 A JP 11100376A JP 10037699 A JP10037699 A JP 10037699A JP H11329778 A JPH11329778 A JP H11329778A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/36—Controlling
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B47/00—Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
- H05B47/10—Controlling the light source
- H05B47/175—Controlling the light source by remote control
- H05B47/185—Controlling the light source by remote control via power line carrier transmission
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切換可能な作動状態を有する放電ランプ用の
簡単かつ確実な作動回路。 【解決手段】 電力供給の短い中断によって異なったラ
ンプ電流を有する作動状態が切り換えられるが、比較的
長い中断によって定義された作動状態が生じるようにな
っている。
簡単かつ確実な作動回路。 【解決手段】 電力供給の短い中断によって異なったラ
ンプ電流を有する作動状態が切り換えられるが、比較的
長い中断によって定義された作動状態が生じるようにな
っている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷に対する作動
回路に関する。負荷として殊に、放電ランプ、とりわけ
小型蛍光ランプが考察の対象である。
回路に関する。負荷として殊に、放電ランプ、とりわけ
小型蛍光ランプが考察の対象である。
【0002】
【従来の技術】放電ランプでは、作動回路と電子的な安
定器とが使用され、安定器は例えば、整流器と平滑コン
デンサとを介して電源電圧を供給するハーフブリッジ発
振器を有していることができる。その際ハーフブリッジ
発振器は、放電ランプのちらつきがなくかつ雑音の少な
い作動のために高周波の交流電圧を供給するようにす
る。
定器とが使用され、安定器は例えば、整流器と平滑コン
デンサとを介して電源電圧を供給するハーフブリッジ発
振器を有していることができる。その際ハーフブリッジ
発振器は、放電ランプのちらつきがなくかつ雑音の少な
い作動のために高周波の交流電圧を供給するようにす
る。
【0003】白熱電球およびハロゲンランプに比べた放
電ランプの重要な短所はこれまで、放電ランプの作動装
置では調光機能が実現されないという点にあった。そこ
でこの点について、従来技術に属する次の提案によって
改善が計られた:放電ランプに対する作動回路の電力供
給の中断が評価されかつ評価結果が、作動回路を新たな
スタートの際に比較的大きいまたは比較的小さいランプ
電流を有する別の作動状態において引き続き動作させる
ために、いわばトリガ信号として用いられる。これによ
り、調光機能に類似して所望通りランプ電力の低減を実
現する2つの作動状態を区別しかつ切り換えることがで
きる。この従来技術として、ヨーロッパ特許第0488
002号明細書および対応の優先権主張ドイツ連邦共和
国特許出願第4037948号明細書を挙げる。
電ランプの重要な短所はこれまで、放電ランプの作動装
置では調光機能が実現されないという点にあった。そこ
でこの点について、従来技術に属する次の提案によって
改善が計られた:放電ランプに対する作動回路の電力供
給の中断が評価されかつ評価結果が、作動回路を新たな
スタートの際に比較的大きいまたは比較的小さいランプ
電流を有する別の作動状態において引き続き動作させる
ために、いわばトリガ信号として用いられる。これによ
り、調光機能に類似して所望通りランプ電力の低減を実
現する2つの作動状態を区別しかつ切り換えることがで
きる。この従来技術として、ヨーロッパ特許第0488
002号明細書および対応の優先権主張ドイツ連邦共和
国特許出願第4037948号明細書を挙げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術から
出発して、本発明は次の技術的な課題に基づいている:
電力供給遮断によって切換可能な作動状態および従来技
術に比べて使い勝手に関して大幅に改善された回路構成
を有する、例えば放電ランプに対する作動回路を提供す
ることである。
出発して、本発明は次の技術的な課題に基づいている:
電力供給遮断によって切換可能な作動状態および従来技
術に比べて使い勝手に関して大幅に改善された回路構成
を有する、例えば放電ランプに対する作動回路を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この課
題は本発明によれば、負荷、例えば放電ランプの作動回
路であって、負荷の作動状態を表す量を記憶するための
作動状態メモリ装置と、複数ある、負荷の作動状態間を
切り換えるための切換装置とを備え、該切換装置は前記
作動回路の電力供給の比較的短い中断の都度付勢されか
つ前記記憶された量によって表される作動状態とは別の
作動状態に切り替わる形式のものにおいて、前記作動状
態メモリ装置とは別個の時間発生器回路が設けられてお
り、該時間発生器回路は、電力供給の比較的長い中断と
前記比較的短い中断とを区別するために所定の時間を定
め、ここで前記切換装置は比較的長い中断によって、決
められている出発作動状態に切り替わるように付勢され
ることを特徴とする負荷の作動回路によって解決され
る。
題は本発明によれば、負荷、例えば放電ランプの作動回
路であって、負荷の作動状態を表す量を記憶するための
作動状態メモリ装置と、複数ある、負荷の作動状態間を
切り換えるための切換装置とを備え、該切換装置は前記
作動回路の電力供給の比較的短い中断の都度付勢されか
つ前記記憶された量によって表される作動状態とは別の
作動状態に切り替わる形式のものにおいて、前記作動状
態メモリ装置とは別個の時間発生器回路が設けられてお
り、該時間発生器回路は、電力供給の比較的長い中断と
前記比較的短い中断とを区別するために所定の時間を定
め、ここで前記切換装置は比較的長い中断によって、決
められている出発作動状態に切り替わるように付勢され
ることを特徴とする負荷の作動回路によって解決され
る。
【0006】即ち本発明によれば、電力供給の中断がそ
の持続時間に従って区別されるようになっている。その
際比較的長い中断では、比較的短い中断のように、別の
作動状態への切換過程が生じずに、その前の作動状態に
無関係に一義的に固定されている作動状態における新た
なスタートが行われる。
の持続時間に従って区別されるようになっている。その
際比較的長い中断では、比較的短い中断のように、別の
作動状態への切換過程が生じずに、その前の作動状態に
無関係に一義的に固定されている作動状態における新た
なスタートが行われる。
【0007】上に挙げたヨーロッパ特許第048800
2号明細書には確かにこのような目標設定、即ちそこに
記載の双安定切換システムの、出発状態への切換が記載
されているが、この明細書には、この機能を実施するた
めの技術的な解決手法のデータはない。
2号明細書には確かにこのような目標設定、即ちそこに
記載の双安定切換システムの、出発状態への切換が記載
されているが、この明細書には、この機能を実施するた
めの技術的な解決手法のデータはない。
【0008】この公知の目標設定から出発して、まず、
電力供給の中断に関する最後の作動状態を記憶するもの
であるメモリを、それが所定の時間しきい値以降、最後
の作動状態をそのメモリ内容として失うように実現する
ことは容易にできるはずである。その際、メモリ内容の
消失によりメモリは定められた出発状態になることが保
証されていなければならない。即ち、作動状態メモリと
して、電力供給中断の際に放電されかつ電力供給の中断
から所定の持続時間以降は常に状態「空」を有するコン
デンサを使用することも容易に考えつくことである。
電力供給の中断に関する最後の作動状態を記憶するもの
であるメモリを、それが所定の時間しきい値以降、最後
の作動状態をそのメモリ内容として失うように実現する
ことは容易にできるはずである。その際、メモリ内容の
消失によりメモリは定められた出発状態になることが保
証されていなければならない。即ち、作動状態メモリと
して、電力供給中断の際に放電されかつ電力供給の中断
から所定の持続時間以降は常に状態「空」を有するコン
デンサを使用することも容易に考えつくことである。
【0009】そこで本発明は、この容易に考えつく手法
では、2つの機能は1つの装置にまとめられているが、
これら機能は有利には別個に実現されるべきであるとい
う思想に基づいている。それ故に本発明では、「作動状
態を記憶する」機能と「電力供給中断に対する時間しき
い値を定める」機能とを分離する、即ち作動状態のメモ
リ装置とは別個の時間発生器回路を設けるようにしたの
である。
では、2つの機能は1つの装置にまとめられているが、
これら機能は有利には別個に実現されるべきであるとい
う思想に基づいている。それ故に本発明では、「作動状
態を記憶する」機能と「電力供給中断に対する時間しき
い値を定める」機能とを分離する、即ち作動状態のメモ
リ装置とは別個の時間発生器回路を設けるようにしたの
である。
【0010】この解決手法の利点は、例えば、作動状態
メモリ装置に対して、ディスクレートな、従って作動状
態に関して常に申し分なく定められた出力信号を送出す
るメモリを使用することができるという点にある。この
ことは、同時に時間発生器機能を実現すべきでありかつ
従ってそのメモリ内容が時間的に「一杯に近付いて」い
かなければならないメモリ装置では、難なく成し得るこ
とではない。
メモリ装置に対して、ディスクレートな、従って作動状
態に関して常に申し分なく定められた出力信号を送出す
るメモリを使用することができるという点にある。この
ことは、同時に時間発生器機能を実現すべきでありかつ
従ってそのメモリ内容が時間的に「一杯に近付いて」い
かなければならないメモリ装置では、難なく成し得るこ
とではない。
【0011】作動状態メモリ装置の出発量が目標値とし
てまたは目標値を生成するために使用されるようにすれ
ば別の利点を得ることができる。その場合時間発生器機
能が作動状態メモリ装置に集積されているとすれば、結
果的に、短い電力供給中断の際には、作動状態のメモリ
装置に記憶される量は殆ど変化しないことになる。しか
しその場合、短い電力供給中断の後、別の作動状態に切
り換えられるべきであるので、この記憶された量は目標
値としてまたはこの種のものを形成するためにはもはや
適していないことになる。
てまたは目標値を生成するために使用されるようにすれ
ば別の利点を得ることができる。その場合時間発生器機
能が作動状態メモリ装置に集積されているとすれば、結
果的に、短い電力供給中断の際には、作動状態のメモリ
装置に記憶される量は殆ど変化しないことになる。しか
しその場合、短い電力供給中断の後、別の作動状態に切
り換えられるべきであるので、この記憶された量は目標
値としてまたはこの種のものを形成するためにはもはや
適していないことになる。
【0012】これに対して本発明の解決法では、時間発
生器回路と作動状態メモリ装置との分離によって時間発
生器回路を例えば同時に、将来的な短い電力供給中断後
に来る作動状態に対するメモリにすることができ、しか
しその場合に本来の作動状態メモリ装置において記憶さ
れた量が目標値形成のために用いられる。しかし作動状
態メモリ装置として、電力供給中断の都度トリガ信号に
よって自動的に切り換えられる装置を使用することもで
きる。その場合この装置は、定められたリセット信号に
よってメモリ内容として、出発作動状態に相応する量を
保持することができる。このリセット信号は、時間発生
器回路が電力供給の比較的長い中断を検出するとき、ト
リがされる。
生器回路と作動状態メモリ装置との分離によって時間発
生器回路を例えば同時に、将来的な短い電力供給中断後
に来る作動状態に対するメモリにすることができ、しか
しその場合に本来の作動状態メモリ装置において記憶さ
れた量が目標値形成のために用いられる。しかし作動状
態メモリ装置として、電力供給中断の都度トリガ信号に
よって自動的に切り換えられる装置を使用することもで
きる。その場合この装置は、定められたリセット信号に
よってメモリ内容として、出発作動状態に相応する量を
保持することができる。このリセット信号は、時間発生
器回路が電力供給の比較的長い中断を検出するとき、ト
リがされる。
【0013】全体として、本発明の解決法によって改良
された回路構成を実現できることになる:比較的長い電
力供給中断後の一義的な出発作動状態によって操作が一
層簡便になりかつ上述したように、回路構成は一層信頼
できしかも機能性の優れたものになる。
された回路構成を実現できることになる:比較的長い電
力供給中断後の一義的な出発作動状態によって操作が一
層簡便になりかつ上述したように、回路構成は一層信頼
できしかも機能性の優れたものになる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明では有利には、時間発生器
回路は容量的に、即ち平滑用電解コンデンサによって構
成されているようになっており、この場合このコンデン
サは数多くの場合においてそもそも、作動回路に給電す
る電源整流器の出力側に設けられているものである。そ
の場合いずれにせよこの平滑用電解コンデンサは作動
中、電源整流器によって充電されかつ電力供給中断時に
放電されるので、時間定義のためにこのコンデンサの充
電状態を使用することができる。
回路は容量的に、即ち平滑用電解コンデンサによって構
成されているようになっており、この場合このコンデン
サは数多くの場合においてそもそも、作動回路に給電す
る電源整流器の出力側に設けられているものである。そ
の場合いずれにせよこの平滑用電解コンデンサは作動
中、電源整流器によって充電されかつ電力供給中断時に
放電されるので、時間定義のためにこのコンデンサの充
電状態を使用することができる。
【0015】電力供給の中断の際の平滑用電解コンデン
サの放電は、簡単な回路変形例においては、いずれにせ
よ存在する回路部分の消費電流、例えば作動状態のメモ
リ装置の消費電流によって行うことができる。この放電
過程は、いずれにせよ回路構成によって決められてお
り、従って、回路の単純さが前面にあるとき、有利な構
成が提供される。
サの放電は、簡単な回路変形例においては、いずれにせ
よ存在する回路部分の消費電流、例えば作動状態のメモ
リ装置の消費電流によって行うことができる。この放電
過程は、いずれにせよ回路構成によって決められてお
り、従って、回路の単純さが前面にあるとき、有利な構
成が提供される。
【0016】他方において、消費電流はしばしば比較的
好ましくない基準量である。というのは、これは製造偏
差によって違ってくるかまたは例えば漏れ電流の温度依
存性により著しく温度に依存してくる可能性があるから
である。それ故に本発明の改良された変形例において、
平滑用電解コンデンサとともに放電時間経過、従って所
望の時間発生器機能を定義する別個の放電抵抗を設ける
ようにしている。このために、この放電抵抗は、それを
流れる電流が上述した消費電流を上回りかつ従って平滑
用電解コンデンサの放電を始めるように選定されるべき
である。更に勿論、放電抵抗において降下する電圧(分
圧の部分電圧として)がこれを介して給電される回路部
分に対する十分な給電電圧を形成するように考慮される
べきである。
好ましくない基準量である。というのは、これは製造偏
差によって違ってくるかまたは例えば漏れ電流の温度依
存性により著しく温度に依存してくる可能性があるから
である。それ故に本発明の改良された変形例において、
平滑用電解コンデンサとともに放電時間経過、従って所
望の時間発生器機能を定義する別個の放電抵抗を設ける
ようにしている。このために、この放電抵抗は、それを
流れる電流が上述した消費電流を上回りかつ従って平滑
用電解コンデンサの放電を始めるように選定されるべき
である。更に勿論、放電抵抗において降下する電圧(分
圧の部分電圧として)がこれを介して給電される回路部
分に対する十分な給電電圧を形成するように考慮される
べきである。
【0017】比較的短い電力供給中断および比較的長い
電力供給中断それ自体を区別するために時間しきい値を
上回っても、例えば上述した平滑用電解コンデンサの放
電によって、結果的に作動状態メモリ装置の所望の定義
された出発状態にならないとき、作動状態メモリ装置を
出発状態にリセットするリセット装置を設けるようにす
ればよい。このようにして切換装置もリセットされ、そ
の結果作動回路の新たなスタートの際、固定された出発
作動状態が生じている。その場合このリセット装置はと
りわけ、上述しかつ実施例において示されているよう
に、電力供給の都度、比較的長い中断にせよ、比較的短
い中断にせよ、記憶されている量を変化する作動状態メ
モリ装置を使用すれば、効果的である。
電力供給中断それ自体を区別するために時間しきい値を
上回っても、例えば上述した平滑用電解コンデンサの放
電によって、結果的に作動状態メモリ装置の所望の定義
された出発状態にならないとき、作動状態メモリ装置を
出発状態にリセットするリセット装置を設けるようにす
ればよい。このようにして切換装置もリセットされ、そ
の結果作動回路の新たなスタートの際、固定された出発
作動状態が生じている。その場合このリセット装置はと
りわけ、上述しかつ実施例において示されているよう
に、電力供給の都度、比較的長い中断にせよ、比較的短
い中断にせよ、記憶されている量を変化する作動状態メ
モリ装置を使用すれば、効果的である。
【0018】引用したヨーロッパ特許公報の場合のよう
に、2つだけの異なった作動状態間を切り換えるように
する必要は必ずしもない。それどころか、3つまたはそ
れ以上の数の作動状態を切換装置によって選択しかつ作
動状態メモリ装置に記憶するようにすることもできる。
本発明では、種々異なったランプ電流、従って種々異な
ったランプ出力および輝度についてだけ考える必要もな
い。むしろ作動状態という概念は、非常に一般的に捕ら
えることができ、例えばランプまたはランプシステムの
種々のランプの異なったセグメントまたは異なった数の
セグメントの作動と捕らえることもできる。分かり易く
するために、作動回路全体の遮断状態はここでは作動状
態として捕えていないことも確認しておく。
に、2つだけの異なった作動状態間を切り換えるように
する必要は必ずしもない。それどころか、3つまたはそ
れ以上の数の作動状態を切換装置によって選択しかつ作
動状態メモリ装置に記憶するようにすることもできる。
本発明では、種々異なったランプ電流、従って種々異な
ったランプ出力および輝度についてだけ考える必要もな
い。むしろ作動状態という概念は、非常に一般的に捕ら
えることができ、例えばランプまたはランプシステムの
種々のランプの異なったセグメントまたは異なった数の
セグメントの作動と捕らえることもできる。分かり易く
するために、作動回路全体の遮断状態はここでは作動状
態として捕えていないことも確認しておく。
【0019】本発明の別の様相は、時間発生器回路と作
動状態メモリ装置との間でコンパレータを切り換えるこ
とにある。これにより、時間発生器回路の連続的に変化
する出力値、例えば放電するコンデンサにおいて連続的
に低下していく電圧を、コンパレータを介して離散的な
大きさに変換することができる。これにより、作動状態
メモリ装置には、時間発生器回路から信号が供給され、
この信号は、その定義されたかつ離散的な変化によっ
て、作動状態メモリ装置に定義されない中間状態が生じ
るのを回避するものである。
動状態メモリ装置との間でコンパレータを切り換えるこ
とにある。これにより、時間発生器回路の連続的に変化
する出力値、例えば放電するコンデンサにおいて連続的
に低下していく電圧を、コンパレータを介して離散的な
大きさに変換することができる。これにより、作動状態
メモリ装置には、時間発生器回路から信号が供給され、
この信号は、その定義されたかつ離散的な変化によっ
て、作動状態メモリ装置に定義されない中間状態が生じ
るのを回避するものである。
【0020】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0021】図1には、本発明にとって重要な、作動回
路の構成部分が示されているが、ここでは作動回路の従
来のリセット系は図示しなかった。C1は電解コンデン
サであって、整流された電圧を平滑化するために、作動
回路の給電のための電源整流器の出力端子間に接続され
ている。この平滑用電解コンデンサから、ここには図示
されていない給電分岐がトランジスタハーフブリッジ発
振器回路に出ている。これは、低圧ガス放電ランプに対
する高周波の交流電圧の供給を行うものである。図1に
下側に図示の、即ち電解コンデンサC1の負の接続端子
に接続されている線路はここでは、図示のすべての構成
部分に対する基準電位として用いられる。
路の構成部分が示されているが、ここでは作動回路の従
来のリセット系は図示しなかった。C1は電解コンデン
サであって、整流された電圧を平滑化するために、作動
回路の給電のための電源整流器の出力端子間に接続され
ている。この平滑用電解コンデンサから、ここには図示
されていない給電分岐がトランジスタハーフブリッジ発
振器回路に出ている。これは、低圧ガス放電ランプに対
する高周波の交流電圧の供給を行うものである。図1に
下側に図示の、即ち電解コンデンサC1の負の接続端子
に接続されている線路はここでは、図示のすべての構成
部分に対する基準電位として用いられる。
【0022】電解コンデンサC1は更に、作動状態のメ
モリ装置SP、即ち所謂トグルフリップフロップに給電
する。トグルフリップフロップでは、反転出力側が図示
されていないメモリ値入力側に帰還されているので、ト
グルフリップフロップはクロック入力側に側縁が加わる
と、反転された出力信号を非反転出力側に通し接続し、
これによりそのメモリ状態を変化する。従ってこれは、
それぞれの側縁によって交番的に切り替わる2進メモリ
エレメントである。2より多くの異なった作動状態を切
り換える、即ち2より多くの異なった作動状態が作動状
態メモリ装置SPに記憶されるべきであれば、2進トグ
ルフリップフロップに代わって、2進計数器が作動状態
メモリ装置SPとして使用される。
モリ装置SP、即ち所謂トグルフリップフロップに給電
する。トグルフリップフロップでは、反転出力側が図示
されていないメモリ値入力側に帰還されているので、ト
グルフリップフロップはクロック入力側に側縁が加わる
と、反転された出力信号を非反転出力側に通し接続し、
これによりそのメモリ状態を変化する。従ってこれは、
それぞれの側縁によって交番的に切り替わる2進メモリ
エレメントである。2より多くの異なった作動状態を切
り換える、即ち2より多くの異なった作動状態が作動状
態メモリ装置SPに記憶されるべきであれば、2進トグ
ルフリップフロップに代わって、2進計数器が作動状態
メモリ装置SPとして使用される。
【0023】作動状態メモリ装置SPには電力供給の遮
断後も、電解コンデンサC1を介して所定の時間の間電
圧が、電圧供給接続端子SPVを介して供給される。
断後も、電解コンデンサC1を介して所定の時間の間電
圧が、電圧供給接続端子SPVを介して供給される。
【0024】作動状態メモリ装置SPのクロック入力側
は電力供給中断の都度制御されるが、その手法は図示さ
れていない。これにより、作動状態メモリ装置SPに記
憶される量、ひいては出力信号SPAは電力供給中断の
都度その持続時間に無関係に変化する。このクロック入
力側制御はこの実施例では次のように行われる:ランプ
作動に対する発振器回路の制御ICは発振器作動の期
間、発振によって給電される。発振の開始の前のスター
トフェーズに対しては、電源側で整流器に接続されてい
る、ICの別の給電部がある。この給電部は、電力供給
中断後に、電解コンデンサC1によって給電される、図
1の回路部分より非常に早期にICが無電流になるよう
に、構成されている。その場合、クロック入力側制御に
対するパルスは電力供給の再開始の際にICによって生
成される。
は電力供給中断の都度制御されるが、その手法は図示さ
れていない。これにより、作動状態メモリ装置SPに記
憶される量、ひいては出力信号SPAは電力供給中断の
都度その持続時間に無関係に変化する。このクロック入
力側制御はこの実施例では次のように行われる:ランプ
作動に対する発振器回路の制御ICは発振器作動の期
間、発振によって給電される。発振の開始の前のスター
トフェーズに対しては、電源側で整流器に接続されてい
る、ICの別の給電部がある。この給電部は、電力供給
中断後に、電解コンデンサC1によって給電される、図
1の回路部分より非常に早期にICが無電流になるよう
に、構成されている。その場合、クロック入力側制御に
対するパルスは電力供給の再開始の際にICによって生
成される。
【0025】作動状態メモリ装置SPの出力信号SPA
は切換装置Uに供給される。切換装置は、電力供給中断
後の作動回路の新たなスタートの際、出力信号SPAに
応答して、少なくとも2つの異なった作動状態のうちの
所定の作動状態を選択する。切換装置Uは例えば、出力
信号SPAをその目標値に対するベースとして使用する
調整器であってよい。
は切換装置Uに供給される。切換装置は、電力供給中断
後の作動回路の新たなスタートの際、出力信号SPAに
応答して、少なくとも2つの異なった作動状態のうちの
所定の作動状態を選択する。切換装置Uは例えば、出力
信号SPAをその目標値に対するベースとして使用する
調整器であってよい。
【0026】作動状態メモリ装置SPはフリップフロッ
プとして、電解コンデンサC1からの給電電圧がメモり
状態の維持のために費用である最小値を下回る比較的長
い電力供給中断後に、接続端子SPVに再び給電電圧が
加わった際のメモリ内容に関して定められていないの
で、リセット回路SSが設けられている。このリセット
装置またはスタート回路SSは従来の不足電圧ロックア
ウト回路(Under-volate-lockout-Schaltung)である。
つまりこの回路は、この回路にも加わる給電電圧が固定
することができるしきい値を上回ると、時間的に制限さ
れた信号を出力側SSAを介して作動状態メモリ装置S
Pのリセット接続端子に供給する。即ちこのリセット装
置は、電力供給中断の持続時間が給電電圧Vsがリセッ
ト装置SSのしきい値を下回る程度に持続したとき、投
入される。このしきい値は、それが作動状態メモリ装置
SPのメモリ量を確実に維持することができる、該メモ
リ装置における給電電圧に相応するように調整設定され
ている。
プとして、電解コンデンサC1からの給電電圧がメモり
状態の維持のために費用である最小値を下回る比較的長
い電力供給中断後に、接続端子SPVに再び給電電圧が
加わった際のメモリ内容に関して定められていないの
で、リセット回路SSが設けられている。このリセット
装置またはスタート回路SSは従来の不足電圧ロックア
ウト回路(Under-volate-lockout-Schaltung)である。
つまりこの回路は、この回路にも加わる給電電圧が固定
することができるしきい値を上回ると、時間的に制限さ
れた信号を出力側SSAを介して作動状態メモリ装置S
Pのリセット接続端子に供給する。即ちこのリセット装
置は、電力供給中断の持続時間が給電電圧Vsがリセッ
ト装置SSのしきい値を下回る程度に持続したとき、投
入される。このしきい値は、それが作動状態メモリ装置
SPのメモリ量を確実に維持することができる、該メモ
リ装置における給電電圧に相応するように調整設定され
ている。
【0027】図1には更に、電圧制限するスイッチエレ
メントZD、最も簡単な場合にはツェナーダイオードが
示されている。このスイッチエレメントZDは、電解コ
ンデンサC1における電圧の高さが作動状態メモリ装置
SP、リセット装置SSまたは切換装置Uを損傷するこ
とがないように保証するものである。
メントZD、最も簡単な場合にはツェナーダイオードが
示されている。このスイッチエレメントZDは、電解コ
ンデンサC1における電圧の高さが作動状態メモリ装置
SP、リセット装置SSまたは切換装置Uを損傷するこ
とがないように保証するものである。
【0028】リセット装置SSのしきい値は基本的に次
のように選定することができる:電解コンデンサC1の
放電がブロックZD、SSおよびSP(並びに図示され
てないその他の回路エレメント)の消費電流だけによっ
て、比較的短い電力供給中断(作動状態を切り換えるた
めの)と比較的長い電力供給中断(出発状態で新たにス
タートするための)との間の境界として得ようとするそ
の時間内にまさに、リセット回路SSのしきい値までの
放電が行われるように選定することができる。この時間
は例えば、1secとすることができる。
のように選定することができる:電解コンデンサC1の
放電がブロックZD、SSおよびSP(並びに図示され
てないその他の回路エレメント)の消費電流だけによっ
て、比較的短い電力供給中断(作動状態を切り換えるた
めの)と比較的長い電力供給中断(出発状態で新たにス
タートするための)との間の境界として得ようとするそ
の時間内にまさに、リセット回路SSのしきい値までの
放電が行われるように選定することができる。この時間
は例えば、1secとすることができる。
【0029】しかし、とりわけ、種々の漏れ電流の温度
依存性並びに構成部分の許容偏差がこの時間の障害とな
る変動を来すことが分かっている。それ故に、電圧制限
する回路エレメントZDによって制限される電圧が加わ
る放電抵抗Rbが設けられている。この放電抵抗Rb
は、電解コンデンサC1を放電するすべてのその他の電
流の和より大きい電流を導く。これにより、給電電圧V
sがリセット装置SSのしきい値に低下するまでの時間
は実質的に、放電抵抗Rbと電解コンデンサC1に直列
に接続されている別の抵抗Raとから成る直列接続の総
抵抗によって決められる。この抵抗Raは、ブロックZ
Dによって制限される電圧を、ブロックZDを流れる電
流に基づく電圧降下により電解コンデンサC1に加わる
電圧から分離するために用いられる。
依存性並びに構成部分の許容偏差がこの時間の障害とな
る変動を来すことが分かっている。それ故に、電圧制限
する回路エレメントZDによって制限される電圧が加わ
る放電抵抗Rbが設けられている。この放電抵抗Rb
は、電解コンデンサC1を放電するすべてのその他の電
流の和より大きい電流を導く。これにより、給電電圧V
sがリセット装置SSのしきい値に低下するまでの時間
は実質的に、放電抵抗Rbと電解コンデンサC1に直列
に接続されている別の抵抗Raとから成る直列接続の総
抵抗によって決められる。この抵抗Raは、ブロックZ
Dによって制限される電圧を、ブロックZDを流れる電
流に基づく電圧降下により電解コンデンサC1に加わる
電圧から分離するために用いられる。
【0030】作動状態メモリ装置SPの冒頭に説明した
コンパレータ入力側はここで説明する実施例では必要な
い。というのは、不足電圧ロックアウト回路SSが比較
的短い電力供給中断と比較的長い電力供給中断との間の
境界が定義されるようにするからである。
コンパレータ入力側はここで説明する実施例では必要な
い。というのは、不足電圧ロックアウト回路SSが比較
的短い電力供給中断と比較的長い電力供給中断との間の
境界が定義されるようにするからである。
【0031】図2には、本発明の回路の作動が時間シー
ケンス線図において示されている。第1行a)には、電
力供給の電源電圧U(N)が示されている。この電源電
圧は、スイッチオン過程後の時間経過において3つの短
い中断およびその後の3つの比較的長い中断(第3の比
較的長い中断はもはや示されていない)を示している。
図2では、発振器(ハーフブリッジ)が電力供給の遮断
後直ちに停止するものと仮定している。即ち、コンデン
サC1における電荷による、発振器の電圧限界値を下回
る時点までの追従的な作動は図示されていない。
ケンス線図において示されている。第1行a)には、電
力供給の電源電圧U(N)が示されている。この電源電
圧は、スイッチオン過程後の時間経過において3つの短
い中断およびその後の3つの比較的長い中断(第3の比
較的長い中断はもはや示されていない)を示している。
図2では、発振器(ハーフブリッジ)が電力供給の遮断
後直ちに停止するものと仮定している。即ち、コンデン
サC1における電荷による、発振器の電圧限界値を下回
る時点までの追従的な作動は図示されていない。
【0032】第2行b)には電解コンデンサC1におけ
る電圧U(C1)が図示されているが、まず、コンデン
サC1が電力供給のスイッチオン後直ちに整流器によっ
て充電されるのが分かる。電力供給の中断の際、電圧U
(C1)は所定の時間経過をもって低下する。これはこ
こでは簡単にするために線形に示されている。実際には
この実施例における時間経過は指数関数的である。
る電圧U(C1)が図示されているが、まず、コンデン
サC1が電力供給のスイッチオン後直ちに整流器によっ
て充電されるのが分かる。電力供給の中断の際、電圧U
(C1)は所定の時間経過をもって低下する。これはこ
こでは簡単にするために線形に示されている。実際には
この実施例における時間経過は指数関数的である。
【0033】電力供給の最初の3つの比較的短い中断で
は、電圧U(C1)は突然の再上昇前に、後続の比較的
長い中断の場合よりも著しく僅かしか低下しない。
は、電圧U(C1)は突然の再上昇前に、後続の比較的
長い中断の場合よりも著しく僅かしか低下しない。
【0034】電圧制限するスイッチエレメントZDは、
行c)に示されているように、電力供給がスイッチオン
されると、複数の比較的短い中断の間も通して持続的に
電流I(ZD)を導く。2回の比較的長い中断では、電
圧U(C1)は、スイッチエレメントZDが制限電圧を
下回り、その結果電流I(ZD)が突然無くなるまでに
降下する。電流I(ZD)は、電力供給のスイッチオン
後の電圧U(C1)によってその都度、直ちに再び上昇
する。比較的長い電力供給中断内の、スイッチエレメン
トZDの電圧制限する機能が生じなくなる時点から、抵
抗Rbにおける電圧Vsは電圧制限するスイッチエレメ
ントZDによって決められている値Vsmaxから低下
する。ここでは実際は指数関数的な経過が生じるが簡単
にするために線形に図示されている。更なる比較的短い
時間および全部で、電力供給の遮断から、即ち電圧U
(N)の低下から時間tsだけが経過した後、給電電圧
Vsは図示されている値Vsmin以下に低下する。こ
の値は、リセット装置SSのしきい電圧に対応してい
る。これに応じてリセット装置SSの出力側SSAは電
力供給の再スイッチオン後、電圧パルスU(SSA)を
生成する。これは、第5行d)に示されている。
行c)に示されているように、電力供給がスイッチオン
されると、複数の比較的短い中断の間も通して持続的に
電流I(ZD)を導く。2回の比較的長い中断では、電
圧U(C1)は、スイッチエレメントZDが制限電圧を
下回り、その結果電流I(ZD)が突然無くなるまでに
降下する。電流I(ZD)は、電力供給のスイッチオン
後の電圧U(C1)によってその都度、直ちに再び上昇
する。比較的長い電力供給中断内の、スイッチエレメン
トZDの電圧制限する機能が生じなくなる時点から、抵
抗Rbにおける電圧Vsは電圧制限するスイッチエレメ
ントZDによって決められている値Vsmaxから低下
する。ここでは実際は指数関数的な経過が生じるが簡単
にするために線形に図示されている。更なる比較的短い
時間および全部で、電力供給の遮断から、即ち電圧U
(N)の低下から時間tsだけが経過した後、給電電圧
Vsは図示されている値Vsmin以下に低下する。こ
の値は、リセット装置SSのしきい電圧に対応してい
る。これに応じてリセット装置SSの出力側SSAは電
力供給の再スイッチオン後、電圧パルスU(SSA)を
生成する。これは、第5行d)に示されている。
【0035】作動状態メモリ装置SPのメモリ量を表し
ている、行f)に図示された出力信号U(SPA)はこ
れに応じて次のように振る舞う:図2に図示の時間経過
の最初のスイッチオンは、行d)のパルスU(SSA)
からわかるように、比較的長い中断後のスイッチオンで
ある。パルスU(SSA)によって出発状態にリセット
されて、作動状態メモリ装置SPはその出発電圧U(S
PA)の低い値を送出する。最初の短い中断によって、
作動状態メモリ装置SPのトグル機能を活性化する側縁
がメモり装置のクロック入力側に生じかつメモリ量、ひ
いては出力電圧U(SPA)が高い値に切り換えられ
る。相応に、次の比較的短い中断後再び、その前の状態
にリセットされる。第3の短い電力供給中断もトグル機
能を活性化しかつこれにより再び電圧U(SPA)の高
い値が生じることになる。この電圧は、給電電圧Vsが
最小値Vsminより上にある間は保持される。その後
に、破線で示されている、定義されない状態の電圧U
(SPA)の側縁が続く。この定義されない状態は問題
ない。というのは、作動回路およびガス放電ランプはこ
の時間には遮断されているからである。再スイッチオン
後のU(SSA)のパルスが相応に、メモリ量ないし作
動状態メモリ装置の定義されているリセットを行うこと
ができる。この作動状態切換は、出発状態が定義されな
かったという理由で既に、トグル機能に基づくのではな
く、リセット装置SSの出力電圧U(SSA)のパルス
に依拠している。このことは後続の比較的長い電力供給
中断の後に明らかになる。即ちその際に、トグル機能に
対応しているはずであるように、別の作動状態に切り換
えられずに、新たに完全なランプ出力を有する出発状態
が生じる。
ている、行f)に図示された出力信号U(SPA)はこ
れに応じて次のように振る舞う:図2に図示の時間経過
の最初のスイッチオンは、行d)のパルスU(SSA)
からわかるように、比較的長い中断後のスイッチオンで
ある。パルスU(SSA)によって出発状態にリセット
されて、作動状態メモリ装置SPはその出発電圧U(S
PA)の低い値を送出する。最初の短い中断によって、
作動状態メモリ装置SPのトグル機能を活性化する側縁
がメモり装置のクロック入力側に生じかつメモリ量、ひ
いては出力電圧U(SPA)が高い値に切り換えられ
る。相応に、次の比較的短い中断後再び、その前の状態
にリセットされる。第3の短い電力供給中断もトグル機
能を活性化しかつこれにより再び電圧U(SPA)の高
い値が生じることになる。この電圧は、給電電圧Vsが
最小値Vsminより上にある間は保持される。その後
に、破線で示されている、定義されない状態の電圧U
(SPA)の側縁が続く。この定義されない状態は問題
ない。というのは、作動回路およびガス放電ランプはこ
の時間には遮断されているからである。再スイッチオン
後のU(SSA)のパルスが相応に、メモリ量ないし作
動状態メモリ装置の定義されているリセットを行うこと
ができる。この作動状態切換は、出発状態が定義されな
かったという理由で既に、トグル機能に基づくのではな
く、リセット装置SSの出力電圧U(SSA)のパルス
に依拠している。このことは後続の比較的長い電力供給
中断の後に明らかになる。即ちその際に、トグル機能に
対応しているはずであるように、別の作動状態に切り換
えられずに、新たに完全なランプ出力を有する出発状態
が生じる。
【0036】この機能手法は好ましいものである。とい
うのは、ユーザはガス放電ランプの切換のために、キー
の操作による短い遮断ないし短い電力供給中断を使用
し、これに対して実際にそのようなものとして意図され
た遮断後のガス放電ランプの新たなスタートによりユー
ザにとってもしかしたら予測できないかもしれない状態
が生じることがあってはならないからである。有利なこ
とに、ランプは比較的長い遮断後は完全な輝度で作動さ
れかつ短い中断によって「調光」することができる。
うのは、ユーザはガス放電ランプの切換のために、キー
の操作による短い遮断ないし短い電力供給中断を使用
し、これに対して実際にそのようなものとして意図され
た遮断後のガス放電ランプの新たなスタートによりユー
ザにとってもしかしたら予測できないかもしれない状態
が生じることがあってはならないからである。有利なこ
とに、ランプは比較的長い遮断後は完全な輝度で作動さ
れかつ短い中断によって「調光」することができる。
【0037】この実施例によれば、既存の平滑用電解コ
ンデンサC1を使用して、電力供給中断によりその持続
時間に依存して異なった応答が生じるようにする負荷回
路を作動回路内に集積することができるという利点が実
現される。抵抗RaおよびRbの選定および電解コンデ
ンサC1の前以て決められた容量によって、リセット回
路SSの調整設定されたしきい電圧との関連において決
まってくる時間より短い電力供給中断によって、作動回
路ないしガス放電ランプの2つまたはそれ以上の数の作
動状態間の作動状態切換が行われる。このようにして、
白熱電球の調光回路に匹敵する、輝度の調整設定を行う
ことができる。調整設定可能な、決められた時間より長
い電力供給中断により、リセット回路SSにおけるリセ
ット過程のトリガのために常に、作動回路、従ってガス
放電ランプの作動の新しいスタートがリセットされた作
動状態メモリ装置SPにおいて記憶されているメモリ量
によって定義される出発作動状態において行われること
になる。その際この解決法では、固有のRC組み合わせ
および/またはアナログ測定量の離散化のための付加的
なユニットによりアナログ測定量形成の煩雑な実現は必
要でない。
ンデンサC1を使用して、電力供給中断によりその持続
時間に依存して異なった応答が生じるようにする負荷回
路を作動回路内に集積することができるという利点が実
現される。抵抗RaおよびRbの選定および電解コンデ
ンサC1の前以て決められた容量によって、リセット回
路SSの調整設定されたしきい電圧との関連において決
まってくる時間より短い電力供給中断によって、作動回
路ないしガス放電ランプの2つまたはそれ以上の数の作
動状態間の作動状態切換が行われる。このようにして、
白熱電球の調光回路に匹敵する、輝度の調整設定を行う
ことができる。調整設定可能な、決められた時間より長
い電力供給中断により、リセット回路SSにおけるリセ
ット過程のトリガのために常に、作動回路、従ってガス
放電ランプの作動の新しいスタートがリセットされた作
動状態メモリ装置SPにおいて記憶されているメモリ量
によって定義される出発作動状態において行われること
になる。その際この解決法では、固有のRC組み合わせ
および/またはアナログ測定量の離散化のための付加的
なユニットによりアナログ測定量形成の煩雑な実現は必
要でない。
【図1】本発明の作動回路の概略的な接続線図である。
【図2】第1図に図示の作動回路の種々の電気量の時間
経過を示す波形図である。
経過を示す波形図である。
SP 作動状態メモリ装置、 U 切換装置、 SS
リセット装置、 ZDツェナーダイオード、 C1 電
解コンデンサ、 U(N) 電源電圧、 U(C1)
電解コンデンサ電圧、 I(ZD) ツェナーダイオー
ド電流、Vs 給電電圧、 U(SSA) リセット装
置の電圧パルス、 U(SPA)作動状態メモリのメモ
リ量
リセット装置、 ZDツェナーダイオード、 C1 電
解コンデンサ、 U(N) 電源電圧、 U(C1)
電解コンデンサ電圧、 I(ZD) ツェナーダイオー
ド電流、Vs 給電電圧、 U(SSA) リセット装
置の電圧パルス、 U(SPA)作動状態メモリのメモ
リ量
Claims (5)
- 【請求項1】 負荷の作動回路であって、負荷の作動状
態を表す量(SPA)を記憶するための作動状態メモリ
装置(SP)と、複数ある、負荷の作動状態間を切り換
えるための切換装置(U)とを備え、該切換装置は前記
作動回路の電力供給[U(N)]の比較的短い中断の都
度付勢されかつ前記記憶された量(SPA)によって表
される作動状態とは別の作動状態に切り替わる形式のも
のにおいて、前記作動状態メモリ装置(SP)とは別個
の時間発生器回路(C1,RA,Rb)が設けられてお
り、該時間発生器回路は、電力供給[U(N)]の比較
的長い中断を前記比較的短い中断とは区別するために所
定の時間(ts)を定めるものであり、ここで前記切換
装置(U)は比較的長い中断によって、決められている
出発作動状態に切り替わるように付勢されることを特徴
とする負荷の作動回路。 - 【請求項2】 前記時間発生器回路(C1,RA,R
b)は、前記作動回路の給電のための電源整流器の出力
側に平滑用電解コンデンサ(C1)を有しておりかつ該
コンデンサ(C1)の放電に関する所定の時間(ts)
を定める請求項1記載の負荷の作動回路。 - 【請求項3】 前記平滑用電解コンデンサ(C1)の放
電のための時間経過(ts)を定めるための放電抵抗
(Rb)を備えている請求項2記載の負荷の作動回路。 - 【請求項4】 前記所定の時間(ts)より長い中断の
都度、前記作動状態メモリ装置(SS)および前記切換
装置(U)を定められてリセットするための(SSA)
リセット装置(SS)を備えている請求項1から3まで
のいずれか1項記載の負荷の作動回路。 - 【請求項5】 前記切換装置(U)は2より多くの作動
状態間を交番的に切り替わる請求項1から4までのいず
れか1項記載の負荷の作動回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19815624.3 | 1998-04-07 | ||
DE19815624A DE19815624A1 (de) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | Betriebsschaltung für Entladungslampen mit umschaltbaren Betriebszuständen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11329778A true JPH11329778A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=7863907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11100376A Abandoned JPH11329778A (ja) | 1998-04-07 | 1999-04-07 | 負荷の作動回路 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6181074B1 (ja) |
EP (1) | EP0949852A3 (ja) |
JP (1) | JPH11329778A (ja) |
KR (1) | KR19990082996A (ja) |
CN (1) | CN1146307C (ja) |
CA (1) | CA2267486A1 (ja) |
DE (1) | DE19815624A1 (ja) |
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WO2009003522A1 (de) * | 2007-07-04 | 2009-01-08 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Schaltungsanordnung zur erkennung von einschaltsequenzen für einen ein/ausschalter |
WO2009003992A1 (de) * | 2007-07-04 | 2009-01-08 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Schaltungsanordnung zur erkennung von einschaltsequenzen für einen ein/ausschalter |
DE102008060781A1 (de) * | 2008-12-05 | 2010-06-10 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Lampe und Verfahren zur Ansteuerung der Lampe |
DE102010002355A1 (de) * | 2010-02-25 | 2011-08-25 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung, 81543 | Modul und Verfahren zur Ansteuerung eines dimmbaren Betriebsgeräts |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4322632A (en) * | 1980-03-24 | 1982-03-30 | Teccor Electronics, Inc. | Remote load selector |
JPS58201108A (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-22 | Nissan Motor Co Ltd | マイクロコンピユ−タを用いた車両用電子制御システムの監視装置 |
US4896079A (en) * | 1988-05-20 | 1990-01-23 | Prescolite, Inc. | Bi-level switch |
US4999528A (en) * | 1989-11-14 | 1991-03-12 | Keech Eugene E | Metastable-proof flip-flop |
DE4037948A1 (de) | 1990-11-29 | 1992-06-04 | Holzer Walter | Verfahren und einrichtung zur steuerung von gasentladungslampen mit elektronischen vorschaltgeraeten |
US5446439A (en) * | 1993-03-26 | 1995-08-29 | Smartronics, Inc. | Emergency condition lighting controller |
US5621283A (en) * | 1994-08-05 | 1997-04-15 | Leviton Manufacturing Co | Microprocessor based touch dimmer system to control the brightness of one or more electric lamps using single or multi-key devices |
US5808423A (en) * | 1996-05-10 | 1998-09-15 | Philips Electronics North America Corporation | Lighting control for reducing energy consumption |
DE19629207A1 (de) * | 1996-07-19 | 1998-01-22 | Holzer Walter Prof Dr H C Ing | Helligkeitssteuerung von Leuchtstoff-Kompaktlampen |
US5798620A (en) * | 1996-12-17 | 1998-08-25 | Philips Electronics North America Corporation | Fluorescent lamp dimming |
-
1998
- 1998-04-07 DE DE19815624A patent/DE19815624A1/de not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-02-08 CN CNB991021029A patent/CN1146307C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-15 EP EP99105264A patent/EP0949852A3/de not_active Withdrawn
- 1999-03-26 US US09/280,122 patent/US6181074B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-29 CA CA002267486A patent/CA2267486A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
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CN1231574A (zh) | 1999-10-13 |
KR19990082996A (ko) | 1999-11-25 |
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EP0949852A3 (de) | 2001-04-11 |
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