JPH11328350A - 機能カードの製造方法、製造装置および機能カード - Google Patents

機能カードの製造方法、製造装置および機能カード

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JPH11328350A
JPH11328350A JP13514898A JP13514898A JPH11328350A JP H11328350 A JPH11328350 A JP H11328350A JP 13514898 A JP13514898 A JP 13514898A JP 13514898 A JP13514898 A JP 13514898A JP H11328350 A JPH11328350 A JP H11328350A
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Japan
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laminate
sheet
adhesive
pressure
curing
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JP13514898A
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English (en)
Inventor
Tadao Hirakawa
忠夫 平川
Noboru Okamoto
昇 岡本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は表面に傷が付く不良品の発生を招
くことなくICカードを製造するための機能カードの製
造方法を提供することにある。 【解決手段】 複数のシートを貼り合わせて形成される
機能カードの製法において、電子部品を実装した実装シ
ート11の一方の面と他方の面とに外装シート32,3
3を接着剤39によって貼り合わせてラミネート体を形
成する貼り合わせ工程と、上記ラミネート体を気体圧に
よって加圧しながら上記接着剤を硬化させる固着工程
と、上記ラミネート体から所定形状の上記機能カードを
切断加工する成形工程とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は張り合わされた複
数のシートから打抜かれて形成されるICカード(電子
集積回路を含むカード)など機能カードの製造方法、製
造装置および機能カードに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、機能カードとして電子部品である
ICチップが内蔵されたICカードが種々の分野で使用
されている。このようなICカードは、樹脂製の実装シ
ートにICチップを実装してからそのICチップを樹脂
封止し、その実装シートに外装シートを接合固定した
後、これらシートから所定形状の上記ICカードが打抜
き形成される。
【0003】上記構成のICカードを製造する場合、実
装シートと外装シートとが高強度で接合固定されている
ことが要求される。従来、上記実装シートと外装シート
とを接合固定するには、どちらか一方のシートに接着剤
を塗布しておき、2枚のシートを貼り合わせた後、これ
らシートを加圧することで、所定の接合強度を得るよう
にしている。
【0004】接合された複数枚のシートを加圧するに
は、通常、加圧ローラ又は平板状の加圧板が用いられ
る。その場合、上記シートの外面や加圧ローラの外周面
にゴミが付着していると、そのゴミが上記加圧ローラに
よって上記シートの外面に強く押し付けられることにな
るから、そのシートの外面に傷が付くということがあっ
た。上記シートの外面には予め種々の文字や絵柄などが
印刷されている場合があり、その様な場合には印刷状態
が損なわれるということがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の機
能カードとしてのICカードは、実装シートと外装シー
トとを接合固定する際、どちらか一方の面に接着剤を塗
布しておき、これらシートを貼り合わせてから加圧する
ことで所定の接合強度を得るようにしていたので、加圧
時に加圧ローラと上記シートの外面との間にゴミが介在
していると、そのゴミによってシートの外面を傷付ける
ということがあった。
【0006】この発明は、接合されたシートに傷を付け
ることなく加圧することができるようにした機能カード
の製造方法、製造装置及び機能カードを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
のシートを貼り合わせて形成される機能カードの製法に
おいて、電子部品を実装した実装シートの一方の面と他
方の面とに外装シートを接着剤によって貼り合わせてラ
ミネート体を形成する貼り合わせ工程と、上記ラミネー
ト体を気体圧によって加圧しながら上記接着剤を硬化さ
せる固着工程と、上記ラミネート体から所定形状の上記
機能カードを切断加工する成形工程とを具備したことを
特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記実装シートと外装シートとを貼り合わせてラミ
ネート体を形成する前に、上記外装シートを加熱して熱
収縮させる熱収縮工程が設けられていることを特徴とす
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、上記固着工程は、上記ラミネート体を
気体圧によって加圧しながら加熱して接着剤を硬化させ
る硬化工程と、硬化工程の後で上記ラミネート体を所定
温度まで冷却する冷却工程とを備えていることを特徴と
する。
【0010】請求項4の発明は、実装シートの一方の面
と他方の面とに外装シートを貼り合わせて形成される機
能カードの製造装置において、上記実装シートを供給す
る第1の供給手段と、この実装シートの一方の面と他方
の面とにそれぞれ外装シートを供給する第2の供給手段
と、この第2の供給手段によって供給される各外装シー
トに接着剤を供給する接着剤塗布手段と、接着剤を介し
て接合された上記実装シートと外装シートからなるラミ
ネート体を気体圧によって加圧しながら上記接着剤を硬
化させる加圧硬化手段と、この加圧硬化手段によって加
圧硬化された上記ラミネート体から上記機能カードを切
断加工する加工手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、上記第2の供給手段は、上記第1の供給手段による
上記実装シートの供給に同期して上記外装シートを連続
して供給するとともに、上記加圧硬化手段は、上記実装
シートと外装シートからなるラミネート体の供給に同期
して移動可能に設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
の発明において、上記加圧硬化手段は、上記ラミネート
体の一方の面側に位置する第1のチャンバ部材と、上記
ラミネート体の他方の面側に位置し上記第1のチャンバ
部材に対して接離可能に設けられこの第1のチャンバ部
材と接合したのに基づき上記ラミネート体の少なくとも
他方の面側に気密なチャンバを形成する第2のチャンバ
部材と、上記チャンバ内の気体圧を制御してこのチャン
バ内に位置するラミネート体を上記気体圧で加圧する圧
力調整手段とを具備してなることを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項4乃至請求項6
のいずれかの発明において、上記加圧硬化手段は、ラミ
ネート体の接着剤を加熱硬化させる加熱手段を備えてい
ることを特徴する。
【0014】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、上記加圧硬化手段は、接着剤が加熱硬化されること
で温度上昇したラミネート体を所定温度に冷却させる冷
却手段を備えていることを特徴する。
【0015】請求項9の発明は、複数のシート片を貼り
合わせて形成される機能カードにおいて、電子部品が実
装された実装シート片と、この実装シート片の一方の面
と他方の面とに接着剤を介して接合され気体圧によって
加圧されながら上記接着剤を硬化させることで固着され
た外装シート片とを有することを特徴とする。
【0016】請求項1および請求項4の発明によれば、
実装シートと外装シートとを接着剤によって貼り合わせ
たラミネート体を、気体圧によって加圧しながら上記接
着剤を硬化させるようにしたことで、上記ラミネート体
の表面にゴミなどが付着していても、そのラミネート体
を局部的に加圧しすぎて表面に傷を付けるのを防止する
ことができる。
【0017】請求項2と請求項7の発明によれば、外装
シートを実装シートに貼り合わせる前に、上記外装シー
トを加熱して熱収縮させるようにしたことで、接着剤を
加熱硬化させるときに、上記外装シートが熱収縮してラ
ミネート体の形状が損なわれるのを防止できる。
【0018】請求項3と請求項8の発明によれば、ラミ
ネート体の接着剤を加熱硬化させた後、このラミネート
体を所定温度まで冷却してから機能カードを成形するよ
うにしたから、成形された機能カードに熱収縮による反
りが発生するのを防止することができる。
【0019】請求項5の発明によれば、実装シート、外
装シートおよびこれらシートが接着剤によって接合され
たラミネート体を加圧して上記接着剤を硬化させる加圧
硬化手段とを同期して移動させるようにしたことで、ラ
ミネート体の製造を連続して行うことができる。
【0020】請求項6の発明によれば、ラミネート体の
気体圧による加圧を接離可能に設けられた第1のチャン
バ部材と第2のチャンバ部材とによって形成されるチャ
ンバで行うことができる。請求項9の発明によれば、実
装シートと外装シートとを接着剤で固着して形成する場
合に、表面に傷のない機能カードを提供することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1乃至図10はこの発明の第
1の実施の形態を示す。図5は三層シ−ト構造の機能カ
ードとしてのICカ−ドC(図10に示す)を製造する
フロ−チャ−トを示し、このICカ−ドCの製造工程は
実装工程、貼り合わせ工程および打ち抜き工程に大別す
ることができる。
【0022】実装工程は、まず、S1で示すシ−ト穿孔
工程が行われる。このシ−ト穿孔工程S1では図1
(a)に示すように塩化ビニ−ルなどの合成樹脂製の実
装シ−ト11に電子部品としてのICチップ12を埋め
込むためのデバイス孔13が所定間隔で行列状に穿孔さ
れる。この実施の形態では、1枚の実装シ−ト11の大
きさを長さ寸法1m、幅寸法350mmとすることで、
85mm×54mmの標準的な大きさのICカ−ドCを
6列10行で作ることができるようにする。
【0023】実装シ−ト11にデバイス孔13を形成し
たならば、図1(b)に示すように上記実装シ−ト11
の下面に粘着シ−ト14を貼り合わせる。それによっ
て、上記デバイス孔13の内底面に上記粘着シ−ト14
の粘着面が露出する。この工程を図5にS2で示す。な
お、デバイス孔13に挿入されたICチップ12が実装
シ−ト11から外れないようにデバイス孔13に嵌合さ
れれば、粘着シ−ト14は不要である。
【0024】つぎに、図5のS3および図1(c)に示
すように上記実装シ−ト11のデバイス孔13にICチ
ップ12を位置合わせし、ついでS4および図1(d)
で示すように上記ICチップ12をデバイス孔13に埋
め込み、粘着シ−ト14の粘着面で保持する。埋め込み
方法は、ICチップ12を1つずつデバイス孔13に入
れたり、複数個同時に入れる方法などがある。
【0025】実装シ−ト11のデバイス孔13にICチ
ップ12を埋め込んだならば、S5および図1(d)に
示すように上記実装シ−ト11の上面にアンテナコイル
15を接着し、このアンテナコイル15の両端を上記I
Cチップ12に接続する。図2はアンテナコイル15が
取付けられた実装シ−ト11の平面図を示す。
【0026】なお、ICカ−ドCが使用する周波数帯域
によっては、上記アンテナコイル14を実装シ−ト11
の上面に印刷形成することも可能であり、この場合には
アンテナコイル15を実装シ−ト11に接着剤によって
取付ける工程が不要となるから、生産性を向上させるこ
とができる。
【0027】アンテナコイル15の取付けが終了したな
らば、S6で示す樹脂封止を行う。この樹脂封止は図3
に示す樹脂封止装置21によって行われる。この樹脂封
止装置21は、上記実装シ−ト11を搬送する搬送ロ−
ル22を有し、この搬送ロ−ル22の搬送方向下流側に
は実装シ−ト11を搬送しながら加熱する上下一対で対
をなす複数対の加熱ロ−ル23が上下方向におよび搬送
方向に所定間隔で配置されている。
【0028】搬送ロ−ル22の下流側には離型シ−トロ
−ル24が配置され、この離型シ−トロ−ル24の上流
側には実装シ−ト11の上面に対向してダイコ−タ25
が配置されている。
【0029】上記ダイコ−タ25からは上記実装シ−ト
11の上面にこの実装シート11の幅方向にわたって熱
硬化性樹脂26をカ−テン状に垂らして供給し、上記離
型シ−トロ−ル24は実装シ−ト11の熱硬化性樹脂2
6が供給された上面に離型シ−ト27を供給する。
【0030】上記熱硬化性樹脂26は、たとえばビスフ
ェノ−ルA型エポキシ樹脂、ザイロック型フェノ−ル樹
脂、潜在触媒およびフィラ−を混合してなり、膜厚30
〜100 μm、粘度10〜30Pa、塗布温度≦10
0℃となっている。
【0031】上記潜在触媒は熱硬化性樹脂26が所定温
度以上、たとえば120℃以上に加熱されたときに熱硬
化性樹脂を活性化させて熱硬化反応を開始させ、上記フ
イラ−はシリカなどで構成されてなり、加熱硬化する前
の熱硬化性樹脂25の粘度を設定するもので、実装シ−
ト11の上面に塗布された状態で所定の膜厚形状を維持
できる粘度に設定されており、熱硬化性樹脂の防収縮、
平坦性確保に効果を有する。
【0032】図3に示すように搬送ロ−ル22によって
実装シ−ト11が搬送されてくると、その上面にはダイ
コ−タ25から熱硬化性樹脂26が所定の膜厚で供給さ
れる。ついで、実装シ−ト11の上面には離型シ−トロ
−ル24によって離型シ−ト27が供給され、実装シ−
ト11の上面の熱硬化性樹脂26にラミネ−トされる。
この工程は図5にS7で示す。この離型シ−ト27は後
で述べる樹脂26の平滑性を出すために加熱ロ−ル23
に樹脂が付着するのを防止するためである。
【0033】離型シ−ト27がラミネ−トされた実装シ
−ト11は加熱ロ−ル23へ搬送される。この加熱ロ−
ル23では離型シ−ト27がラミネ−トされた実装シ−
ト11を挟み込み、熱硬化性樹脂26の厚さと平滑性を
維持し、平板型の加熱加圧装置などでこの熱硬化性樹脂
26を120℃以上に加熱して硬化させる。この工程は
図5にS8で示す。
【0034】実装シ−ト11に塗布された熱硬化性樹脂
26を加熱硬化させることで、実装工程が終了する。I
Cチップ12の実装が終了した実装シ−ト11の上面と
下面とには、図4に示す貼り合わせ装置31によって外
装シートとしての表シ−ト32と裏シ−ト33とが貼り
合わされる。なお、貼り合わせが行われる前に離型シ−
ト27は剥離されている。
【0035】貼り合わせ装置31に供給される前に、上
記表シート32にはS9で示すように画像形成層が印刷
形成され、裏シート33にはS10で示すように文字記
録層が印刷形成される。
【0036】上記貼り合わせ装置31は、上記実装シー
ト11を所定寸法に切断して収納したストッカ34を有
する。このストッカ34に収容された実装シート11は
図示しない取り出し装置によって上記ストッカ34から
1枚ずつ取り出され、第1の供給手段としての複数の搬
送ローラ35によって所定方向へ搬送されるようになっ
ている。
【0037】上記表シート32と裏シート33はそれぞ
れ第2の供給手段としての供給ローラ36a,36bか
ら繰り出され、一対のガイドローラ37で上記実装シー
ト11の上下面に接合する方向に変換されて所定方向へ
送られるようになっている。
【0038】各外装シート32,33は各供給ローラ3
6a,36bから繰り出されてからガイドローラ37で
方向変換される間に、例えば熱風などの加熱媒体を用い
た加熱装置38によって加熱される。それによって、各
外装シート32,33は予め熱収縮させられて供給され
ることになる。この工程は図5にS11とS12で示
す。
【0039】熱収縮された各外装シート32,33の供
給方向の、上記加熱装置38よりも下流側には、上記外
装シート32,33の上記実装シート11に接合される
内面に、例えば熱硬化性の接着剤39を供給する接着剤
コータ41が配設されている。この工程は図5にS11
で示す。各接着剤コータ41には接着剤39の供給源4
2が接続され、これらの供給源42から上記接着剤39
が所定時間供給されるようになっている。つまり、実装
シート11の長さ寸法に応じてこの実装シート11に接
合する部分に上記接着剤39が供給されるようになって
いる。
【0040】接着剤39が供給されてガイドローラ37
によって方向変換されて上記実装シート11と位置合せ
された一対の外装シート32,33は、その接着剤39
が塗布された面を上記実装シート11の上下面にそれぞ
れラミネートされる。この工程は図5にS15とS16
とで示す。
【0041】実装シート11と一対の外装シート32,
33からなるラミネート体は加圧硬化手段としての加圧
硬化ユニット45によって図5にS17で示すように加
圧されながら加熱される。
【0042】上記加圧硬化ユニット45は図6と図7に
示す搬送機構46によって図4に矢印で示す方向に上記
ラミネート体と同期して搬送される。この搬送機構46
は、上記実装シート11と一対の外装シート32,33
からなるラミネート体の搬送と同期して無端走行される
キャタピラなどのコンベア47を有する。このコンベア
47には3本の支持桟48aからなる複数の載置体48
が所定間隔で設けられている。
【0043】各載置体48にはそれぞれ加圧硬化ユニッ
ト51が着脱自在に載置されている。この加圧硬化ユニ
ット51は図8に示すように第1のチャンバ部材52を
有する。この第1のチャンバ部材52の一端側には一対
のガイド軸53が立設され、このガイド軸53には第2
のチャンバ部材54がスライド自在、つまり第1のチャ
ンバ部材52に対して接離自在に設けられている。
【0044】第2のチャンバ部材54の下面の周辺部を
除く部分には凸部55が設けられ、この凸部55と上記
下部チャンバ部材52とにはそれぞれ電熱ヒータ56が
埋設されている。
【0045】上記第1のチャンバ部材52と第2のチャ
ンバ部材54とには冷却媒体が流通する冷却路57が両
端をそれぞれ上記各チャンバ部材52,54の下面と上
面に開口させて形成されている。上記電熱ヒータ56は
図示しない給電源に適宜接続され、上記冷却路57には
上記冷却媒体の供給源が適宜接続されるようになってい
る。
【0046】また、上記第2のチャンバ部材54の下面
周辺部には全周にわたってベローズ58の一端が気密に
取着されている。このベローズ58の他端には当接部材
59が設けられ、この当接部材59の下面にはシール部
材61が設けられている。さらに、上記第2のチャンバ
部材54の周辺部には図示しない吸引ポンプが適宜接続
される吸引路62が形成されている。
【0047】上記ガイド軸53の上記第2のチャンバ部
材54から突出した上端には支持板62が架設され、こ
の支持板62には開閉シリンダ63が設けられている。
この開閉シリンダ63のロッド63aは上記第2のチャ
ンバ部材54に連結されている。したがって、上記開閉
シリンダ63が作動すると、上記第2のチャンバ部材5
4が上記第1のチャンバ部材52に対して接離、つまり
開閉方向に駆動されるようになっている。
【0048】一対のチャンバ部材52,54を閉じる
と、これらチャンバ部材の間には上記ベローズ58によ
って周辺部が覆われたチャンバ64が形成される。一対
のチャンバ部材52,54が開いた状態において、上記
チャンバ64には上記実装シート11と一対の外装シー
ト32,33が接合されてなるラミネート体が供給され
る。つまり、ラミネート体の実装シート11の部分が上
記チャンバ64内に位置するよう供給される。
【0049】加圧硬化ユニット51にラミネート体が供
給されると、その第2のチャンバ部材54は閉じられ
る。つまり、ベローズ58の下端の当接部材59に設け
られたシール部材61が上記ラミネート体を介して第1
のチャンバ部材52の上面に弾性的に当接するととも
に、凸部55の下面がラミネート体の上面に接触して加
圧する。その状態で、加圧硬化ユニット51とラミネー
ト体とは同期して所定方向に送られる。
【0050】上記シール部材61は図9(a)に示すよ
うにラミネート体の長手方向を所定間隔で第1のチャン
バ部材52の上面に弾性的に押し付ける構成であるが、
同図に(b)で示すようにラミネート体の長手方向だけ
でなく、幅方向両端、つまり実装シート11の周辺部全
体を押えるようにしてもよい。
【0051】加圧硬化ユニット51の第2のチャンバ部
材54が閉じられると、吸引路62が図示しない吸引ポ
ンプに接続されてチャンバ64内を減圧するとともに、
電熱ヒータ56に通電されて第1、第2のチャンバ部材
52,54が加熱される。
【0052】チャンバ64が減圧されることで、ラミネ
ート体のチャンバ64内に位置する部分が凸部55によ
って加圧される。この加圧に基づき各チャンバ部材5
2,54に設けられた電熱ヒータ56の熱によって上記
ラミネート体が加熱される。
【0053】ラミネート体を加圧する負圧力を所定の圧
力に設定することで、このラミネート体は所定の厚さに
成形される。また、実装シート11と一対の外装シート
32,33間に気泡が含まれているような場合には、そ
の気泡はラミネート体のシール部材61によって保持さ
れていない幅方向両側から抜け出るため、内部に気泡が
残留して強度低下や形状不良を招くのが防止される。
【0054】チャンバ64が減圧されるのに基づき、電
熱ヒータ56の熱が凸部55および第1のチャンバ部材
52の上面を介してラミネート体に伝達されるから、そ
の熱によって熱硬化性の接着剤39が硬化する。
【0055】ここで、上記各外装シート32,33は加
圧硬化ユニット51に供給される前にS11,S12で
示すように加熱装置38によって予め加熱されることで
熱収縮されている。そのため、各外装シート32,33
は加圧硬化ユニット51で加熱されても、熱収縮すると
いうことがほとんどないから、上記各外装シート32,
33にしわが発生したり反りが発生するなどのことが防
止される。
【0056】このようにして、ラミネート体が所定の厚
さに加圧成形されるとともに接着剤39が加熱硬化させ
られると、各チャンバ部材52,54に形成された冷却
路57には液体や気体などの冷却媒体が供給され、チャ
ンバ64内に位置するラミネート体が冷却される。これ
を図6にS18で示す。ラミネート体が所定温度に冷却
されると、加圧硬化ユニット51の第2のチャンバ部材
54が開閉シリンダ63によって上昇させられてチャン
バ64が開放され、後述する搬送ロボット71によって
搬送機構46のコンベア47上から取り出され、上記コ
ンベア47の始端側に載置し直される。
【0057】上記搬送ロボット71は図6と図7に示す
ように上記コンベア47の走行方向である、X方向に沿
って敷設されたXガイド72を有する。このXガイド7
2にはX可動体73が走行自在に設けられ、このX可動
体73の上記コンベア47側の面にはZガイド74が設
けられている。このZガイド74にはZ方向に沿って移
動自在なZ可動体75が設けられ、このZ可動体75の
上面には上記X方向と直交するY方向に沿ってYガイド
76が設けられ、このYガイド76にはY可動体となる
一対のハンド77が設けられている。
【0058】上記ハンド77はY方向の前進方向に駆動
されることで、上記コンベア47に設けられた載置体4
8の支持桟48a間に入り込む。ついで、Z方向の上昇
方向に駆動されることで、載置体48上の加圧硬化ユニ
ット51を上記載置体48からわずかに浮かす。その状
態でハンド77をY方向の後退方向へ駆動することで、
上記加圧硬化ユニット51は、ラミネート体を開放した
一対のチャンバ部材52,54間から外しながらコンベ
ア47上から後退させられることになる。
【0059】つぎに、上記X可動体73がラミネート体
の搬送方向と逆方向である、X方向の後退方向に駆動さ
れたのち、Y方向の前進方向に駆動されてからZ方向下
方へ駆動される。それによって、上記加圧硬化ユニット
51の下部チャンバ部材52と上部チャンバ部材54と
の間に、ラミネート体の加圧加熱されていない部分が入
り込み、その状態でラミネート体の搬送に同期して上記
加圧硬化ユニット51がコンベア47によって搬送され
ることになる。
【0060】一方、加圧硬化ユニット51が取り除かれ
たラミネート体は、図4に示すように上記搬送ローラ3
5とで送り手段を構成する一対の挟持ローラ65によっ
て挟持されて搬送され、加工手段としてのカッタ66に
よって所定の長さ寸法に切断されてストッカ67に収容
される。
【0061】上記ストッカ67に収容された所定長さの
ラミネート体は、図示しないプレス装置によって図10
に示す機能カードとしてのICカードCに打抜かれたの
ち、外観検査が行われる。これらの工程を図5にS1
9,S20で示す。
【0062】このようにして形成しされたICカードC
によれば、気体圧によって加圧されるため表面に傷がな
いばかりか、各外装シート32,33を予め熱収縮して
から用いるために、接着剤39を加熱硬化させるときに
上記各外装シート32,33が熱収縮してしわの発生を
招くことがなく、さらには加圧硬化ユニット51で十分
に冷却してから取り出すため、取り出し後に冷却時に反
りが発生するということもない。
【0063】さらに、気体圧によって加圧して成形する
ようにしたことで、加圧ローラを用いて成形した場合の
ように、ラミネート体に大きな加圧力が加わることがな
いから、内蔵されたICチップ12の損傷を招くなどの
こともない。
【0064】図11はこの発明の第2の実施の形態を示
す。この実施の形態は加圧硬化ユニット51Aの変形例
で、ラミネート体を正圧によって加圧するという点で上
記第1の実施の形態と異なる。つまり、第1のチャンバ
部材52は上記第1の実施の形態と同じ構成であるが、
第2のチャンバ部材54Aには吸引路62に変わり供給
路81が形成され、この供給路81には圧縮気体の供給
ポンプ82が適宜接続されるようになっている。
【0065】さらに、上記第2のチャンバ部材54Aに
は凸部55に代わり、上記第1のチャンバ部材52との
接合面間にチャンバ64を形成する凹部83が設けられ
ている。なお、第2のチャンバ部材54Aの下面周辺部
にはチャンバ64の気密を確保するためのシール部材8
4が設けられている。
【0066】そして、このような構成の加圧硬化ユニッ
ト51Aによれば、チャンバ64に供給される気体の正
圧力によってラミネート体が加圧されるため、ラミネー
ト体の表面に傷を付けることなく、上記ラミネート体を
所定の厚さに成形することができる。
【0067】しかも、チャンバ64内には気体が供給さ
れるため、その気体を媒体として各チャンバ部材52,
54Aに設けられた電熱ヒータ56の熱をラミネート体
に効率よく伝達することができるから、加熱効率を向上
させることもできる。
【0068】この発明は上記各実施の形態に限定され
ず、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であ
る。たとえば、第2の実施の形態において、各チャンバ
部材に電熱ヒータを設けたが、赤外線ランプでもよく、
また電熱ヒータを設けずに、加熱された気体を供給する
ことで、ラミネート体を加熱するようにしてもよい。
【0069】また、ストッカから搬送ローラに供給する
実装シートは所定の長さに切断されたものとしたが、外
装シートと同様、連続したものであってもよく、さらに
実装シートが所定の長さの場合にはその実装シートに設
けられるICチップの数は1つ以上であればよい。つま
り、1枚の実装シートで1枚のICカードを製造するよ
うにしてもよい。
【0070】また、実装シートに外装シートを接着する
接着剤は熱硬化型のものだけに限定されず、紫外線硬化
型の接着剤や冷却すると硬化するホットメルトなど、他
の接着剤であってもよく、その場合には各接着剤の特性
に応じてその接着剤を硬化させる手段を設けるようにす
ればよい。
【0071】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、実装シー
トに接着剤を介して接合されたラミネート体を、気体の
圧力で加圧して所定の厚さに成形するようにした。その
ため、ローラで加圧成形する場合のように、局部的に大
きな圧力が加わるのを防止できるから、外装シートの表
面に傷を付けるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す実装シート
に電子部品を実装する説明図。
【図2】同じく電子部品が実装された実装シートの平面
図。
【図3】同じく実装シートに実装された電子部品を樹脂
で封止する説明図。
【図4】同じく実装シートの上面と下面とにそれぞれ外
装シートを接合固定する加熱加圧工程の説明図。
【図5】同じくICカードの製造固定全体を説明するた
めのフローチャート。
【図6】同じく加圧硬化ユニットを搬送するための搬送
機構の平面図。
【図7】同じく側面図。
【図8】同じく加圧硬化ユニットの拡大断面図。
【図9】同じくシール材によってラミネート体を押さえ
る状態を説明する平面図。
【図10】同じく機能カードとしてのICカードの断面
図。
【図11】この発明の第2の実施の形態を示す加圧硬化
ユニットの拡大断面図。
【符号の説明】
11…実装シート 12…ICチップ(電子部品) 32,33…外装シート 35…搬送ローラ(第1の供給手段) 37…ガイドローラ(第2の供給手段) 39…接着剤 41…接着剤コータ(接着剤塗布手段) 42…接着剤の供給源(接着剤塗布手段) 51…加圧硬化ユニット(加圧硬化手段) 52…第1のチャンバ部材 54…第2のチャンバ部材 56…電熱ヒータ(加熱手段) 57…冷却路(冷却手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシートを貼り合わせて形成される
    機能カードの製法において、 電子部品を実装した実装シートの一方の面と他方の面と
    に外装シートを接着剤によって貼り合わせてラミネート
    体を形成する貼り合わせ工程と、 上記ラミネート体を気体圧によって加圧しながら上記接
    着剤を硬化させる固着工程と、 上記ラミネート体から所定形状の上記機能カードを切断
    加工する成形工程とを具備したことを特徴とする機能カ
    ードの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記実装シートと外装シートとを貼り合
    わせてラミネート体を形成する前に、上記外装シートを
    加熱して熱収縮させる熱収縮工程が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の機能カードの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記固着工程は、上記ラミネート体を気
    体圧によって加圧しながら加熱して接着剤を硬化させる
    硬化工程と、硬化工程の後で上記ラミネート体を所定温
    度まで冷却する冷却工程とを備えていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の機能カードの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 実装シートの一方の面と他方の面とに外
    装シートを貼り合わせて形成される機能カードの製造装
    置において、 上記実装シートを供給する第1の供給手段と、 この実装シートの一方の面と他方の面とにそれぞれ外装
    シートを供給する第2の供給手段と、 この第2の供給手段によって供給される各外装シートに
    接着剤を供給する接着剤塗布手段と、 接着剤を介して接合された上記実装シートと外装シート
    からなるラミネート体を気体圧によって加圧しながら上
    記接着剤を硬化させる加圧硬化手段と、 この加圧硬化手段によって加圧硬化された上記ラミネー
    ト体から上記機能カードを切断加工する加工手段とを具
    備したことを特徴とする機能カードの製造装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の供給手段は、上記第1の供給
    手段による上記実装シートの供給に同期して上記外装シ
    ートを連続して供給するとともに、上記加圧硬化手段
    は、上記実装シートと外装シートからなるラミネート体
    の供給に同期して移動可能に設けられていることを特徴
    とする請求項4記載の機能カードの製造装置。
  6. 【請求項6】 上記加圧硬化手段は、上記ラミネート体
    の一方の面側に位置する第1のチャンバ部材と、上記ラ
    ミネート体の他方の面側に位置し上記第1のチャンバ部
    材に対して接離可能に設けられこの第1のチャンバ部材
    と接合したのに基づき上記ラミネート体の少なくとも他
    方の面側に気密なチャンバを形成する第2のチャンバ部
    材と、上記チャンバ内の気体圧を制御してこのチャンバ
    内に位置するラミネート体を上記気体圧で加圧する圧力
    調整手段とを具備してなることを特徴とする請求項4又
    は請求項5記載の機能カードの製造装置。
  7. 【請求項7】 上記加圧硬化手段は、ラミネート体の接
    着剤を加熱硬化させる加熱手段を備えていることを特徴
    する請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の機能カー
    ドの製造装置。
  8. 【請求項8】 上記加圧硬化手段は、接着剤が加熱硬化
    されることで温度上昇したラミネート体を所定温度に冷
    却させる冷却手段を備えていることを特徴する請求項7
    記載の機能カードの製造装置。
  9. 【請求項9】 複数のシート片を貼り合わせて形成され
    る機能カードにおいて、 電子部品が実装された実装シート片と、 この実装シート片の一方の面と他方の面とに接着剤を介
    して接合され気体圧によって加圧されながら上記接着剤
    を硬化させることで固着された外装シート片とを有する
    ことを特徴とする機能カード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103971A (ja) * 2001-09-30 2003-04-09 Hiroko Ishikawa 指紋照合付きカード
JP2006031336A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Fujitsu Ltd Rfidタグの製造方法
JP2007059888A (ja) * 2005-07-29 2007-03-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2011175680A (ja) * 2011-06-03 2011-09-08 Dainippon Printing Co Ltd Icチップ破壊防止構造を有する非接触icタグの製造方法

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