JPH11328332A - 帳票の搬送状態識別方法およびその装置 - Google Patents

帳票の搬送状態識別方法およびその装置

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JPH11328332A
JPH11328332A JP10128622A JP12862298A JPH11328332A JP H11328332 A JPH11328332 A JP H11328332A JP 10128622 A JP10128622 A JP 10128622A JP 12862298 A JP12862298 A JP 12862298A JP H11328332 A JPH11328332 A JP H11328332A
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JP
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JP10128622A
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Kazuya Watanabe
和也 渡▲辺▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別マークの認識処理にかかる時間を可能な
限り短縮することによって、認識対象エリアの読み出し
処理に十分な時間をかけることができるようにし、ま
た、帳票の搬送速度の高速化を可能とし、光学読取装置
の処理速度をさらに高速化することができる帳票の搬送
状態識別方法とその装置を提供する。 【解決手段】 識別マーク検出用の複数個の受光素子D
2〜Dn+1と、タイミングマーク検出用の2個の受光素子
1、Dn+2と、該タイミングマーク検出用の2個の受光
素子の受光信号からタイミングマークTを検出するタイ
ミングマーク検出回路11と、タイミングマークTを検
出したときに、識別マーク検出用の複数個の受光素子D
2〜Dn+1の受光信号をしきい値処理して複数ビット構成
の二値信号に変換する二値化回路13と、レジスタ14
と、変換された二値信号をデコードして帳票の表裏と前
後の向きを識別する識別マーク認識回路15とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票の搬送状態識
別方法及びその装置に関し、特に、光学読取装置(OC
R)などで使用されている識別マーク付きの帳票のため
の搬送状態識別方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学読取装置は、帳票の所定のエリアに
記入された文字や数字を光学的に読み取って解読処理す
るものであるが、帳票の表裏と前後の向きを揃える必要
なしに搬送可能な形式の光学読取装置の場合では、文字
や数字の解読処理の前に、送られてくる帳票の表裏と前
後の向きを識別する必要がある。このような目的のため
に、従来より表裏と前後の向きを識別するための識別マ
ークを付された帳票が使用されている。
【0003】図4に、この識別マークを付された帳票の
例を示す。図4(a)は識別マークを付された帳票の表
側面の平面図、図4(b)は識別マークを付された帳票
の裏側面の平面図であって、帳票1には、その表面1
a、裏面1b、及び前後の向きを識別するための識別マ
ークエリア1cと、タイミングマークエリア1dと、光
学読取装置で最終的に読み出すべき文字や数字などのデ
ータが記入された認識対象エリア1eとが備えられる。
【0004】前記識別マークエリア1cは、帳票1の表
裏面1a、1bのそれぞれの面において、帳票面の上部
と下部の2ケ所に位置して、帳票1の搬送方向と直交す
る向きに設定されており、このエリア内に、当該帳票面
が表面1a側または裏面1b側のいずれの面であるか、
及び当該識別マークエリア1cの位置が帳票面の上部側
または下部側のいずれの側に位置するものであるかを示
すための識別情報が、2進数nビット構成になる白黒の
識別マークD0〜Dn-1として表示されている。
【0005】また、前記タイミングマークエリア1d
は、帳票1の表裏面1a、1bのそれぞれの面におい
て、例えば図示するように帳票面の右側縁に沿って帳票
1の搬送方向に向けて設定されており、このエリア内
に、基準位置表示用の黒色のタイミングマークTが一定
間隔で表示されている。
【0006】図5に、上記識別マークを付された帳票1
の表裏と前後の向きを識別するための従来の搬送状態識
別装置の構成例を示す。従来の搬送状態識別装置50
は、図示するように、帳票1の搬送経路上に設けられた
CCDスキャナ51と、CCDスキャナ51によって撮
影された帳票面の画像データを格納するための画像メモ
リ52と、格納された画像データ中から搬送方向先頭位
置の識別マークエリア1cを画像処理によって検出する
識別マークエリア検出部53と、検出された識別マーク
エリア1c内の識別マークD0〜Dn -1を画像処理によっ
て読み出す識別マーク検出部54と、読み出された2進
数nビット構成になる白黒の識別マークD0〜Dn-1をデ
コードしてその値から当該帳票1の表裏と前後の向きを
識別する識別マーク認識回路55とから構成されてい
る。
【0007】上記構成を有する従来の搬送状態識別装置
50は、搬送経路上を送られてくる帳票1の表裏と前後
の向きを次のようにして識別する。まず最初に、CCD
スキャナ51によって搬送路上を送られてくる帳票1の
帳票面を撮影し、その撮影した画像データを画像メモリ
52に格納する。
【0008】次いで、識別マークエリア検出部53は、
画像メモリ52に格納された画像データ中からタイミン
グマークエリア1dのタイミングマークTを画像処理に
よって検出し、この検出したタイミングマークTと、予
め内蔵しておいた識別マークエリア情報とに基づいて、
搬送方向の先頭側に位置する識別マークエリア1cを画
像処理によって検出する。
【0009】次いで、識別マーク検出部54は、この検
出された先頭位置の識別マークエリア1c内から2進数
nビット構成になる白黒の識別マークD0〜Dn-1を画像
処理によって読み出し、この読み出した識別マークD0
〜Dn-1を識別マーク認識回路55においてデコードす
る。そして、そのデコード結果から搬送されてきた帳票
1の表裏と前後の向きを識別するものである。
【0010】このようにして得られた帳票1の表裏と前
後の向きの認識結果は、例えば、図示しない光学読取装
置のフォーマットパラメータ切換部に送られ、認識対象
エリア1eを読み取るためのパラメータであるフォーマ
ットパラメータをその時の帳票1の表裏と前後の向きに
対応したパラメータに切り換え、該切り換えたフォーマ
ットパラメータに従って認識対象エリア1eに記入され
た文字や数字の読み出しを行なう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の搬送状態識別装置は、前述したように各処理を
ソフトウェアを利用した画像処理によって行なっている
ため、識別マークの認識処理に時間がかかるという問題
があった。
【0012】光学読取装置の場合、前記した識別マーク
の認識処理とそれに続く認識対象エリアに記入された文
字や数字の読み取り処理までのすべての処理を次の帳票
が搬送されてくる間に終わらせる必要があるが、前述し
たようにソフトウェアによる画像処理によるときは、識
別マークの認識処理に時間がかかりすぎ、認識対象エリ
アの文字や数字の読み取りに長い時間をかけることがで
きなかった。
【0013】また、光学読取装置の処理速度を上げるた
めに、帳票の搬送速度を上げようとしても、ある速度以
上、すなわち、搬送速度=(帳票長+帳票間ギャップ)
/(識別マークの認識処理時間+認識対象エリアの文字
や数字の読み出し時間)以上に上げることができず、光
学読取装置の処理速度を現在以上に高速化するには限界
があった。
【0014】そこで、本発明は、上記のような問題を解
決するためになされたものであって、識別マークの認識
処理にかかる時間を可能な限り短縮することによって、
認識対象エリアの読み出し処理に十分な時間をかけるこ
とができるようにし、また、帳票の搬送速度の高速化を
可能とし、光学読取装置の処理速度をさらに高速化する
ことができる帳票の搬送状態識別方法とその装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
白黒2色で表示された複数ビット構成の識別マークが帳
票の表裏面それぞれの上下2ヶ所に位置して搬送方向と
直交する向きに付与され、かつ、黒色のタイミングマー
クが帳票の表裏面それぞれの一方の側縁に沿って搬送方
向に向けて一定間隔で付与された帳票のための搬送状態
識別方法であって、前記タイミングマークの反射光を受
光して電気信号に変換するとともに、前記識別マークの
各ビット毎にその反射光を受光して電気信号に変換し、
電気信号の変化に基づいてタイミングマーク位置を検出
したときに、前記識別マークの各ビットに対応する電気
信号を取り出してしきい値処理することにより識別マー
クを複数ビット構成の二値信号に変換し、該変換された
二値信号をデコードすることによって当該搬送されてき
た帳票の表裏と前後の向きを識別することを特徴とす
る。
【0016】請求項2記載の発明は、白黒2色で表示さ
れた複数ビット構成の識別マークが帳票の表裏面それぞ
れの上下2ヶ所に位置して搬送方向と直交する向きに付
与され、かつ、黒色のタイミングマークが帳票の表裏面
それぞれの一方の側縁に沿って搬送方向に向けて一定間
隔で付与された帳票のための搬送状態識別装置であっ
て、帳票の搬送経路上に位置して前記識別マークの各ビ
ットの走行位置に対応させて配置された識別マーク検出
用の複数個の受光素子と、前記識別マークの左右両側に
位置して前記タイミングマークの走行位置に合わせて配
置されたタイミングマーク検出用の2個の受光素子と、
該タイミングマーク検出用の2個の受光素子の受光信号
から搬送されてくる帳票のタイミングマークを検出する
タイミングマーク検出回路と、該タイミングマーク検出
回路がタイミングマークを検出したときに、前記識別マ
ーク検出用の複数個の受光素子の受光信号を取り込んで
しきい値処理することにより識別マークを複数ビットの
二値信号に変換する二値化回路と、該二値化回路で変換
された二値信号をデコードしてその値から当該搬送され
てきた帳票の表裏と前後の向きを識別する識別マーク認
識回路とを備えたことを特徴とする。
【0017】そして、請求項1記載の発明によれば、タ
イミングマークと識別マークの各ビットからの反射光を
直接受光して電気信号に変換し、電気信号の変化に基づ
いてタイミングマーク位置を検出したときに、識別マー
クの各ビットからの反射光の電気信号を取り出してしき
い値処理することにより、識別マークを複数ビットの二
値信号に変換しているので、従来の画像処理のように識
別マークの検出に時間がかかることがなく、極めて短時
間のうちに識別マークを検出してデコードすることがで
きる。このため、従来の画像処理を用いた方法に比べて
識別マークの認識処理時間を格段に短縮することがで
き、認識対象エリアの読み出し処理に十分な時間をかけ
ることができる。また、識別マークの認識処理時間を短
縮した分だけ帳票の搬送速度を上げることができ、光学
読取装置の処理速度をさらに高速化することができる。
【0018】また、請求項2記載の発明によれば、受光
素子、タイミングマーク検出回路、二値化回路というハ
ードウェア回路だけで識別マークを検出しているので、
従来の画像処理を利用した搬送状態識別装置に比べて識
別マークの検出処理が格段に高速化され、光学読取装置
の処理速度を高速化することができる。また、識別マー
クの認識処理時間を短縮した分だけ認識対象エリアの読
み出し処理に十分な時間をかけることができるので、認
識率に優れた光学読取装置を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる帳票の搬送
状態識別方法およびその装置の実施の形態の具体例を図
面を参照しながら説明する。図1に、本発明方法を適用
して構成した本発明に係る搬送状態識別装置の一実施の
形態を示す。なお、識別マーク付きの帳票1は、前述し
た従来例で用いたものと同じものであるので、同一部分
には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0020】搬送状態識別装置10は、搬送されてくる
帳票1上に付されたnビット構成になる識別マークD0
〜Dn-1の走行位置のそれぞれに対応させて配置したn
個の受光素子112〜11n+1と、識別マークD0〜Dn-1
の左右両側に位置して前記タイミングマークTの走行位
置に合わせて配置されたタイミングマーク検出用の2個
の受光素子111〜11n+1と、該2個の受光素子111
〜11n+2の受光信号から帳票1の側縁に表示されたタ
イミングマークTを検出するタイミングマーク検出回路
12と、該タイミングマーク検出回路12からタイミン
グマーク検出信号が出力された時に識別マークD0〜D
n-1位置に対応したn個の受光素子112〜11n+1の受
光信号を取り込んでしきい値処理し、2進数nビット構
成の二値信号に変換する二値化回路13と、該変換され
た二値信号を一時的に格納するレジスタ14と、該レジ
スタ14に格納されたnビット構成の二値信号をデコー
ドし、その値から搬送されきた帳票1の表裏と前後の向
きを認識する識別マーク認識回路15とから構成されて
いる。なお、リアルタイム処理が可能な回路構成とした
場合には、前記レジスタ14は省略可能である。
【0021】上記したように、本発明の場合、受光素子
の数は識別マークD0〜Dn-1のビット数nよりも2個多
い(n+2)個必要であるが、これは次のような理由に
よるものである。
【0022】例えば、図2(a)に示すように、帳票1
がその上側を先頭にして正置状態で搬送されてきた場
合、タイミングマークTは識別マークD0〜Dn-1の右側
に位置する。一方、図2(b)に示すように、帳票1が
図2(a)とは逆に下側を先頭にして逆さまの状態で搬
送されてきた場合、タイミングマークTは識別マークD
0〜Dn-1の左側に位置するようになる。このように、タ
イミングマークTの位置は、帳票1が上下どちらを先頭
にして搬送されてくるかによって、左右いずれかの側に
変わってしまう。
【0023】そこで、本発明では、識別マークD0〜D
n-1の左右両側にタイミングマーク検出用の2個の受光
素子111〜11n+2をそれぞれ配置し、全体として(n
+2)個の受光素子111〜11n+2を用いるようにした
ものである。このように受光素子構成することによっ
て、帳票1の向きにかかわらず、動作の基準位置を与え
るタイミングマークTを確実に検出することができる。
【0024】次に、上記構成を有する搬送状態識別装置
10の動作を説明する。搬送経路上を送られてきた帳票
1が(n+2)個の受光素子111〜11n+2の直下に達
すると、帳票1は図示を略した照明手段によってその帳
票面を照らされ、各受光素子111〜11n+2は帳票1の
識別マークD0〜Dn-1とタイミングマークTからの反射
光を受光する。
【0025】タイミングマーク検出回路12は、右端ま
たは左端の受光素子111〜11n+2を基準辺とし、この
基準辺となる受光素子111または11n+2のいずれかの
受光信号がタイミングマークTによって変化したとき
に、タイミングマーク検出信号を二値化回路13に送出
する。
【0026】二値化回路13は、タイミングマーク検出
回路12からタイミングマーク検出信号が与えられる
と、識別マークD0〜Dn-1の位置に対応したn個の受光
素子111〜11n+2の受光信号を取り込み、各受光素子
の受光信号を所定のしきい値を用いて二値化処理し、2
進数nビットの二値信号に変換してレジスタ14に格納
する。
【0027】そして、識別マーク認識回路15は、前記
レジスタ14に格納された2進数nビットの二値信号を
デコードし、そのデコード値からその時に搬送されてき
た帳票1の表裏と前後の向きを認識する。
【0028】図3に、識別マーク認識回路15による識
別マークのデコード例を示す。この図3は、識別マーク
0〜Dn-1がD0〜D3の4ビット構成(n=4)になる
場合の例を示すもので、22位置に当たる第3ビット目
の識別マークD2のみが黒色(“1”)とされている。
この図3の識別マークD0〜D3のデコード結果は、図中
にその計算式を示したように、10進数の数値で「4」
となる。
【0029】上記のようにして識別マーク認識回路15
で得られた帳票1の認識結果は、前述した従来装置の場
合と同様に、例えば、図示しない光学読取装置のフォー
マットパラメータ切換部に送られ、認識対象エリア1e
を読み取るためのパラメータであるフォーマットパラメ
ータをその時の帳票1の表裏と前後の向きに対応したパ
ラメータに切り換え、該切り換えたフォーマットパラメ
ータに従って認識対象エリア1eに記入された文字や数
字の読み出し処理を行なう。
【0030】このように、上記搬送状態識別装置10の
場合、識別マークD0〜Dn-1の検出処理をハードウェハ
回路によって行なっているため、識別マークの認識処理
に要する時間を大幅に短縮することができ、帳票1枚を
処理するために与えられた時間のほとんどすべてを認識
対象エリアに記入された文字や数字の読み取り処理に振
り向けることができる。このため、文字や数値の認識率
を上げることができ、光学読取装置の信頼性を高めるこ
とが可能となる。
【0031】また、識別マークの認識処理時間が短縮さ
れるので、帳票1枚を処理するために必要な時間を短縮
することができる。このため、帳票の搬送速度を大きく
することが可能となり、光学読取装置の処理速度を高速
化することができる。
【0032】なお、前記実施の形態では、受光素子11
1〜11n+2を受光専用素子だけで構成し、帳票面の照明
は他に用意した照明手段で行なうようにした場合を例示
したが、この受光素子111〜11n+2としては、帳票面
の証明のための発光素子を一体に組み込んだ発受光素子
を用いてもよいものである。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来の画
像処理を利用した方法のように識別マークの検出に時間
がかかることがなく、極めて短時間のうちに識別マーク
を検出してデコードすることができる。このため、従来
の画像処理を利用した方法に比べて識別マークの認識処
理時間を格段に短縮することができ、認識対象エリアの
読み出し処理に十分な時間をかけることができる。ま
た、識別マークの認識処理時間を短縮した分だけ帳票の
搬送速度を上げることができ、光学読取装置の処理速度
をさらに高速化することができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、ハードウェ
ア回路だけによって識別マークを検出しているので、従
来の画像処理を利用した搬送状態識別装置に比べて識別
マークの検出処理が格段に高速化される。このため、光
学読取装置の帳票処理をさらに高速化することができ
る。また、識別マークの認識処理時間を短縮した分だけ
認識対象エリアの読み出し処理に十分な時間をかけるこ
とができるので、認識率に優れた信頼性の高い光学読取
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送状態識別装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1の装置において使用する識別マーク付きの
帳票を示す概略図であって、(a)は正置状態の帳票の
平面図、(b)は上下の向きが逆さまになった状態の帳
票の平面図である。
【図3】図1の装置による識別マークのデコード例を示
す図である。
【図4】図1の装置において使用する識別マーク付きの
帳票を示すもので、(a)は帳票の表側面の平面図、
(b)は帳票の裏側面の平面図である。
【図5】従来の搬送状態識別装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 帳票 1a 帳票の表面 1b 帳票の裏面 1c 識別マークエリア 1d タイミングマークエリア 1e 認識対象エリア 10 搬送状態識別装置 111〜11n+2 受光素子 12 タイミングマーク検出回路 13 二値化回路 14 レジスタ 15 識別マーク認識回路 D0〜Dn-1 識別マーク T タイミングマーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 19/06 G06F 15/64 325J G06K 19/00 G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白黒2色で表示された複数ビット構成の
    識別マークが帳票の表裏面それぞれの上下2ヶ所に位置
    して搬送方向と直交する向きに付与され、かつ、黒色の
    タイミングマークが帳票の表裏面それぞれの一方の側縁
    に沿って搬送方向に向けて一定間隔で付与された帳票の
    ための搬送状態識別方法であって、 前記タイミングマークの反射光を受光して電気信号に変
    換するとともに、前記識別マークの各ビット毎にその反
    射光を受光して電気信号に変換し、 電気信号の変化に基づいてタイミングマーク位置を検出
    したときに、前記識別マークの各ビットに対応する電気
    信号を取り出してしきい値処理することにより識別マー
    クを複数ビット構成の二値信号に変換し、 該変換された二値信号をデコードすることによって当該
    搬送されてきた帳票の表裏と前後の向きを識別すること
    を特徴とする帳票の搬送状態識別方法。
  2. 【請求項2】 白黒2色で表示された複数ビット構成の
    識別マークが帳票の表裏面それぞれの上下2ヶ所に位置
    して搬送方向と直交する向きに付与され、かつ、黒色の
    タイミングマークが帳票の表裏面それぞれの一方の側縁
    に沿って搬送方向に向けて一定間隔で付与された帳票の
    ための搬送状態識別装置であって、 帳票の搬送経路上に位置して前記識別マークの各ビット
    の走行位置に対応させて配置された識別マーク検出用の
    複数個の受光素子と、 前記識別マークの左右両側に位置して前記タイミングマ
    ークの走行位置に合わせて配置されたタイミングマーク
    検出用の2個の受光素子と、 該タイミングマーク検出用の2個の受光素子の受光信号
    から搬送されてくる帳票のタイミングマークを検出する
    タイミングマーク検出回路と、 該タイミングマーク検出回路がタイミングマークを検出
    したときに、前記識別マーク検出用の複数個の受光素子
    の受光信号を取り込んでしきい値処理することにより識
    別マークを複数ビットの二値信号に変換する二値化回路
    と、 該二値化回路で変換された二値信号をデコードしてその
    値から当該搬送されてきた帳票の表裏と前後の向きを識
    別する識別マーク認識回路とを備えたことを特徴とする
    搬送状態識別装置。
JP10128622A 1998-05-12 1998-05-12 帳票の搬送状態識別方法およびその装置 Withdrawn JPH11328332A (ja)

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