JPH11327433A

JPH11327433A - 地図表示装置

Info

Publication number: JPH11327433A
Application number: JP13536298A
Authority: JP
Inventors: Toru Nada; 徹名田
Original assignee: Denso Corp
Current assignee: Denso Corp
Priority date: 1998-05-18
Filing date: 1998-05-18
Publication date: 1999-11-26

Abstract

(57)【要約】【課題】地図を簡単な操作で拡大できるようにする。【解決手段】図３（ａ）に示す地図が表示されている
とき、操作者が画面上の所定地点（図３において黒丸で
示す）を指で触れると、そのタッチ地点を画面中心とす
るように地図をスクロールさせ、図３（ｂ）の地図表示
とする。この後、そのタッチ操作が継続している間、地
図を順次拡大させる。この地図の拡大途中において、画
面中心とする地点を例えば図３（ｃ）の二重丸地点に変
える場合、操作者が画面上で指を触れたままタッチ地点
を二重丸地点まで移動させると、移動した地点を画面中
心とする地図を表示させ、図３（ｄ）の地図表示とす
る。そして、さらにそのタッチ操作を継続すると、地図
を図３（ｅ）のように拡大させていき、その後、指を画
面から離すと、地図の拡大を終了する。その結果、最終
的に図３（ｆ）に示す地図を得る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、地図を表示する地
図表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、車両用ナビゲーション装置などの
ように地図を表示する地図表示装置においては、表示画
面上に操作者によってタッチ操作されるタッチパネルを
備え、表示されている地図を拡大する場合に、画面上で
拡大したい地点をタッチ操作してタッチされた地点を中
心とする地図を表示させ、この後、画面上に表示された
「詳細」をタッチ操作することによって、地図を拡大さ
せるようにしている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のものは、地図を順次拡大していく場合、上記し
たように地図中心を設定するタッチ操作と、「詳細」を
指定するタッチ操作の２つのタッチ操作が必要となり、
地図を拡大するための操作が煩わしいという問題があ
る。

【０００４】本発明は上記問題に鑑みたもので、地図の
拡大を簡単な操作で行えるようにすることを目的とす
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項１に記
載の発明においては、表示手段（７）に表示されている
地図上の所定の地点を指定する操作が行われると、その
指定地点を中心とする地図を表示手段（７）に表示さ
せ、前記地点を指定する操作が継続している間、表示手
段（７）に表示されている地図を順次拡大させていくよ
うにしたことを特徴としている。

【０００６】このように地図上の所定地点を指定する操
作を継続させることによって指定地点の拡大地図を表示
させることができるので、地図の拡大操作を簡単にする
ことができる。この場合、請求項２に記載の発明のよう
に、前記地点を指定する操作が所定時間継続しないとき
に、表示手段（７）に表示される地図をそのときの地図
に固定するようにすれば、地図の拡大を行わず単に指定
地点を中心とする地図への表示変更とすることができ
る。

【０００７】また、請求項３に記載の発明のように、地
図の拡大途中に指定地点を移動する操作が行われると、
その移動した指定地点を中心とする地図に変化させるよ
うにすれば、所望の地点を中心とした拡大地図に変更す
ることができる。請求項４に記載の発明においては、表
示画面に表示されている地図上で所定の地点を指定する
タッチ操作が行われると、その指定地点を中心とする地
図を表示手段（７）に表示させ、この後の前記指定地点
へのタッチ操作に基づいて表示手段（７）に表示されて
いる地図を順次拡大させていくようにしたことを特徴と
している。

【０００８】この発明においても地図上の所定地点を指
定するタッチ操作を行うのみで指定地点の拡大地図を表
示させることができるので、地図の拡大操作を簡単にす
ることができる。この場合、請求項５に記載の発明のよ
うに、指定地点へのタッチ操作時間に応じて地図を順次
拡大させていくようにすることができる。

【０００９】また、請求項６に記載の発明のように、地
図の拡大途中に、表示画面へのタッチ操作を維持したま
ま指定地点を移動する操作が行われときに、その移動し
た指定地点を中心とする地図に変化させるようにすれ
ば、所望の地点を中心とした拡大地図に変更することが
できる。また、請求項７に記載の発明のように、タッチ
操作によって指定地点の移動を行っている間、地図の表
示を固定させるようにすれば、指定地点の移動を良好に
行うことができる。

【００１０】さらに、請求項８に記載の発明のように、
指定地点の移動操作中にタッチ操作の位置が表示画面の
端部になると、その端部方向にある地図が表示手段
（７）に表示されるように地図をスクロールするように
すれば、地図の拡大によって所望の地点が表示画面から
外れることがあっても、その地点を指定地点とすること
ができる。

【００１１】請求項９に記載の発明においては、１つの
操作部材（５６）によって方向指示とセット指示を出力
することができる入力手段（５５）を用い、入力手段
（５５）からの方向指示に応じて表示手段（７）に表示
されている地図の中心を移動させ、この後、入力手段
（５５）からセット指示が出力されている間、表示手段
（７）に表示されている地図を順次拡大させていくよう
にしたことを特徴としている。

【００１２】この発明においても１つの操作部材（５
６）の操作を行うのみで所定地点の拡大地図を表示させ
ることができるので、地図の拡大操作を簡単にすること
ができる。この場合、請求項１０に記載の発明のよう
に、地図の拡大途中に、入力手段（５５）から方向指示
とセット指示が出力されると、その方向指示に応じて表
示手段（７）に表示されている地図の中心を移動させる
ようにすれば、所望の地点を中心とした拡大地図に変更
することができる。

【００１３】また、請求項１１に記載の発明のように、
地図の中心を移動させた後、セット指示が所定時間継続
して出力されないときに表示手段（７）に表示される地
図をそのときの地図に固定するようにすれば、移動後の
所望の地点を中心とする地図を表示させることができ
る。なお、上記した種々の発明において、請求項１２に
記載の発明のように、拡大地図を表示手段（７）の地図
表示領域の全体を使って表示させるようにすることがで
き、またその地図の拡大も請求項１３に記載の発明のよ
うに段階的、あるいは請求項１４に記載の発明のように
連続的に行うようにすることができる。

【００１４】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。

【００１５】

【発明の実施の形態】（第１実施形態）以下、本発明を
車両用ナビゲーション装置に適用した実施形態について
説明する。車両用ナビゲーション装置は、図１に示すよ
うに、ＧＰＳ受信機１、ジャイロ２、車輪速センサ３、
地図データ読取装置４、入力装置５、制御装置６、表示
装置７などから構成されている。

【００１６】ＧＰＳ受信機１は、人工衛星からの電波を
受信して車両の現在地を示す信号を出力する。ジャイロ
２は車両の進行方位に応じた信号を出力し、車輪速セン
サ３は車速に応じた信号を出力する。地図データ読取装
置４は、地図データを記憶するＣＤＲＯＭ、ＤＶＤ等の
地図データ記憶媒体４ａから地図データを読み取る地図
データ読取手段を構成しており、制御装置６からの地図
データ読み取り指令に基づき、地図データ記憶媒体４ａ
から地図データを読み取って制御装置６に出力する。な
お、地図データ記憶媒体４ａには、縮尺の異なる種々の
地図データが記憶されている。

【００１７】入力装置５は、操作者（ユーザー）により
操作され、その操作に応じてナビゲーションに必要な各
種操作信号を出力するもので、表示装置７の画面上で入
力操作を行うことができるタッチパネル、および表示装
置７の画面周辺に備えられたキー操作部などから構成さ
れている。制御装置６は、マイクロコンピュータ等のコ
ンピュータ手段を含んで構成されており、ナビゲーショ
ンに必要な各種演算処理を実行する。この演算処理の中
には、ＧＰＳ受信機１からの信号およびジャイロ２、車
輪速センサ３からの信号に基づいて車両の現在地を求
め、また、地図データ読取装置４に地図データ読み取り
指令を出力し地図データ記憶媒体４ａから地図データを
読み込んで、地図を表示装置７に表示させる演算処理が
含まれている。

【００１８】表示装置７は、車両のインストルメントパ
ネル部に設けられ、車両の現在地を含む道路地図を表示
する。この表示装置７としては、液晶表示装置、ＣＲＴ
表示装置などを用いることができる。次に、上記した構
成において、表示装置７に表示する地図の拡大処理につ
いて説明する。図２に制御装置６の地図拡大処理を示
し、図３に地図の拡大の処理に伴う表示装置７の表示状
態を示す。

【００１９】今、表示装置７に図３（ａ）に示す地図が
表示されているとき、操作者が地図が表示されている画
面上で所定の地点（図３において黒丸で示す）を指で触
れるタッチ操作を行うと、入力装置５はその操作位置を
検出し、制御装置６にその操作位置を示す検出信号を出
力する。制御装置６は、入力装置５から検出信号が出力
されたことを判定する（検出する）と、図２に示す処理
を開始する。

【００２０】まず、タッチ操作されたタッチ地点（指定
地点）を画面の中心とするように地図を移動（スクロー
ル）させる（ステップ１０１）。その結果、タッチ地点
を画面中心とする地図が図３（ｂ）に示すように表示さ
れる。なお、白丸は画面中心を示している。なお、この
とき指で画面状を触れた状態が維持されている。この
後、入力装置５から同一のタッチ地点を示す検出信号が
出力されたまま一定時間（例えば、２〜３秒）が経過し
たか否かを判定する（ステップ１０２）。そして、一定
時間が経過したことを判定すると、操作者に地図拡大処
理をする意志があるとし、画面中心地点を固定して地図
を拡大させる（ステップ１０３）。この後、操作者が同
一の地点をタッチ操作し続けている間、ステップ１０４
およびステップ１０５を介してステップ１０３の処理を
繰り返し実行し、画面中心地点すなわちタッチ操作され
た指定地点を中心として地図を順次拡大させていく。こ
の地図の拡大は、操作者がタッチ操作している時間に比
例した形で行われるが、時間が経過するほど早く拡大さ
せていくようにしてもよい。

【００２１】この場合、地図データ記憶媒体４ａに縮尺
の異なる地図データ、例えば、２５６万分の１、１２８
万分の１、６４万分の１、３２万分の１、…の地図デー
タが記憶されているとすると、ステップ１０３の処理を
実行する毎に、縮尺の異なる地図データを読み出して地
図を段階的に順次拡大させていく方法、あるいは読み出
した地図データによって表示装置７に地図を表示させる
ときの地図の表示倍率を変えて地図を連続的に拡大させ
ていく方法を用いることができる。後者の場合、例えば
２５６万分の１の地図を表示させている状態から１２８
万分の１の地図データを用いて地図表示を行うとき、２
５６万分の１の地図データを表示データに変換するとき
の表示倍率を変えて２５６万分の１に近い地図から徐々
に地図を拡大させていく。

【００２２】また、その地図の拡大途中において、画面
中心とする地点を変える場合には、操作者は画面上で指
を触れたままタッチ地点を移動させる。例えば、図３
（ｃ）に示すように、二重丸地点を画面中心地点とする
場合には、指を黒丸地点から二重丸地点に移動させる。
このとき、制御装置６は、入力装置５からの検出信号に
よりタッチ地点が移動したことを判定すると（ステップ
１０４）、地図表示を固定し（ステップ１０６）、タッ
チ地点の移動が終了したか否かを判定する（ステップ１
０７）。そして、タッチ地点の移動が終了したことを判
定すると、移動した地点を画面中心とする地図を表示さ
せる（ステップ１０８）。この結果、表示装置７には、
図３（ｄ）に示すように、二重丸地点を中心とした地図
が表示される。なお、このとき、指は移動終了した地
点、すなわち先に二重丸が表示されていた地点の画面上
にある。

【００２３】そして、さらにそのタッチ操作を継続する
と、制御装置６は、ステップ１０３からステップ１０
４、１０５を介してステップ１０３に戻る処理を繰り返
し、地図を図３（ｄ）に示すように拡大させていく。こ
の後、指を画面から離すと、制御装置６は、タッチ操作
の終了を判定し（ステップ１０５）、地図拡大処理を終
了する。その結果、最終的に図３（ｆ）に示す地図を得
る。

【００２４】従って、指を画面上に触れたまま地図を順
次拡大させていくことができるので、地図拡大時の操作
を簡単にすることができる。なお、最初に指を画面上に
触れた後、一定時間が経過する前に指を画面から離す
と、制御装置６は、ステップ１０１において最初に指が
触れた地点を画面中心とする地図を表示させた後、ステ
ップ１０２からステップ１０９に進む処理を実行し、そ
の時の地図表示を固定させる。従って、画面上の所定の
地点をワンタッチ操作することでその地点を中心とする
地図に切り換えることができる。（第２実施形態）上記した実施形態においては、地図の
拡大途中で指を移動させることによって画面中心を移動
させるものを示したが、地図を拡大していくことによっ
て地図の中心としたい地点が画面上から外れてしまう場
合がある。

【００２５】そこで、この実施形態においては、図４に
示すように、画面の４辺に感圧部５１〜５４を設け、指
を画面に触れたまま感圧部５１〜５４のいずれかが押さ
れると、その押された方向と反対方向に地図を移動さ
せ、地図の中心としたい地点が画面に表示されるように
している。この場合の制御装置６の処理を図５に示す。
制御装置６は、タッチ地点の移動を判定すると（ステッ
プ１０４）、地図を固定し（ステップ１０６）、この
後、感圧部５１〜５４のいずれかが押されたかを判定す
る（ステップ１１０）。そして、感圧部５１〜５４のい
ずれが押されると、その押された位置に応じ押された方
向の地図が画面内に入るように地図を移動させる（ステ
ップ１１１）。この場合、その押されている時間に応じ
て連続的に地図を移動させる、あるいは段階的に地図を
順次移動させるようにする。

【００２６】なお、この実施形態においては、感圧部５
１〜５４を設けてタッチ操作の位置が表示画面の端部に
なったことを検出するものを示したが、制御装置６の内
部処理によりタッチ操作の位置が表示画面の端部になっ
たことを検出するようにしてもよい。（第３実施形態）上記した第１、第２実施形態において
は、指のタッチ操作により地図の拡大を行うものを示し
たが、リモコン操作によって地図の拡大を行うようにす
ることもできる。

【００２７】図６に、入力装置５としてリモコン５５を
用いた場合の部分的な外観構成を示す。このリモコン５
５は、ジョイスティック方式の方向指示ボタン５６を有
しており、この方向指示ボタン５６を水平方向に方向指
示操作することで、画面上に表示されているカーソルに
対し３６０度の方向指示を与える信号を出力し、また垂
直方向に押し下げることによってセット指示を与える信
号を出力する。

【００２８】図７に、この実施形態における制御装置６
の地図拡大処理を示す。また、図８に、地図拡大の処理
に伴う表示装置７の表示状態を示す。今、表示装置７に
図８（ａ）に示す地図が表示されているときに、操作者
が図中の黒丸の地点を画面中心とする拡大地図を表示さ
せたいとする。そして、リモコン５５の方向指示ボタン
５６を操作すると、制御装置６は、リモコン５５からの
信号に基づき方向指示ボタン５６の方向指示操作に応じ
て画面中心を移動させる（ステップ２０１）。なお、図
８に図示してないがカーソルは画面の中心に表示されて
いる。この結果、図８（ｂ）に示すように、黒丸の地点
を画面中心とする地図が表示される。

【００２９】この後、制御装置６は、方向指示ボタン５
６が押下されたことを判定すると（ステップ２０２）、
その押下されたままの状態で一定時間（例えば、２〜３
秒）が経過したか否かを判定する（ステップ２０３）。
そして、一定時間が経過したことを判定すると、操作者
に地図拡大処理をする意志があるとし、画面中心地点を
固定して地図を拡大させる（ステップ２０４）。以後、
ステップ２０４からステップ２０５、２０６を介してス
テップ２０４に戻る処理を繰り返し、第１実施形態と同
様に地図を順次拡大させていく。

【００３０】また、その地図の拡大途中において、画面
中心とする地点を変える場合には、操作者は方向指示ボ
タン５６を押下したまま画面中心としたい方向に方向指
示操作する。例えば、図８（ｃ）に示すように、二重丸
地点を画面中心地点とする場合には、方向指示ボタン５
６を押下したまま二重丸地点の方向に方向指示操作す
る。このとき、制御装置６は、リモコン５５からの信号
により方向指示が行われたことを判定すると（ステップ
２０５）、その指示方向に応じて画面中心を移動させる
処理を実行する（ステップ２０７）。そして、方向指示
操作が終了すると、ステップ２０３に進み、上述した処
理を再度実行する。従って、表示装置７には、図８
（ｄ）に示すように、二重丸地点を中心とした地図が表
示され、この後、その二重丸地点を中心として地図の拡
大が行われる。

【００３１】この後、方向指示ボタン５６の押し下げが
終了したことを判定すると（ステップ２０６）、地図拡
大処理を終了する。その結果、最終的に図８（ｅ）に示
す地図を得る。従って、リモコン５５における方向指示
ボタン５６の操作のみによって地図を順次拡大させてい
くことができるので、地図拡大時の操作を簡単にするこ
とができる。

【００３２】なお、制御装置６は、ステップ２０３にお
いて一定時間が経過する前に方向指示ボタン５６の押し
下げが終了したことを判定すると、その時の地図表示を
固定する（ステップ２０８）。従って、方向指示ボタン
５６により方向指示操作した後、方向指示ボタン５６を
一瞬だけ押し下げ操作した場合には、方向指示操作によ
って指定された地点を画面中心とする地図の尺度は変化
せず、また地図拡大処理中の方向指示操作によって画面
中心を移動させ、引き続き地図拡大処理を行った後に方
向指示ボタン５６の押し下げを終了させることによって
所望の地点を画面中心とする拡大地図を得ることができ
る。

【００３３】また、上記第３実施形態においては、カ−
ソルを画面の中心に固定してリモコン操作を行うものを
示したが、リモコンによってカ−ソルを画面中で移動さ
せそのカ−ソルを用いて第１実施形態と同様の操作が行
えるようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施形態における車両用ナビゲー
ション装置の全体構成を示す図である。

【図２】図１中の制御装置６の地図拡大処理を示すフロ
ーチャートである。

【図３】本発明の第１実施形態における地図拡大時の表
示状態を示す図である。

【図４】本発明の第２実施形態における感圧部の配置構
成を示す図である。

【図５】本発明の第２実施形態における制御装置６の地
図拡大処理を示す部分的なフローチャートである。

【図６】本発明の第３実施形態におけるリモコン５５の
構成を示す図である。

【図７】図６中の制御装置６の地図拡大処理を示すフロ
ーチャートである。

【図８】本発明の第３実施形態における地図拡大時の表
示状態を示す図である。

【符号の説明】

４…地図データ読取装置、４ａ…地図データ記憶媒体、
５…入力装置、６…制御装置、７…表示装置、５１〜５
４…感圧部、５５…リモコン、５６…方向指示ボタン。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】地図を表示する表示手段（７）と、操作者により入力操作が行われる入力手段（５）と、前記表示手段（７）に表示されている地図上の所定の地
点を指定する操作が前記入力手段（５）に行われると、
その指定地点を中心とする地図を前記表示手段（７）に
表示させ、前記地点を指定する操作が継続している間、
前記表示手段（７）に表示されている地図を順次拡大さ
せていく制御手段（６）とを備えたことを特徴とする地
図表示装置。
【請求項２】前記制御手段（６）は、前記地点を指定
する操作が所定時間継続しないときには、前記表示手段
（７）に表示される地図をそのときの地図に固定するも
のであることを特徴とする請求項１に記載の地図表示装
置。
【請求項３】前記制御手段（６）は、前記地図を拡大
させているときに、前記指定地点を移動する操作が行わ
れると、その移動した指定地点を中心とする地図を前記
表示手段（７）に表示させるものであること特徴とする
請求項１又は２に記載の地図表示装置。
【請求項４】地図を表示する表示画面を有する表示手
段（７）と、前記表示画面の上に設けられ、操作者による前記表示画
面へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出手段（５）
と、前記表示画面に表示されている地図上で所定の地点を指
定するタッチ操作が行われたことを前記タッチ操作検出
手段（５）が検出すると、その指定地点を中心とする地
図を前記表示手段（７）に表示させ、この後の前記タッ
チ操作検出手段（５）による前記指定地点へのタッチ操
作の検出に基づいて前記表示手段（７）に表示されてい
る地図を順次拡大させていく制御手段（６）とを備えた
ことを特徴とする地図表示装置。
【請求項５】前記制御手段（６）は、前記タッチ操作
検出手段（５）が前記指定地点へのタッチ操作を検出し
ている時間に応じて前記地図を順次拡大させていくもの
であることを特徴とする請求項４に記載の地図表示装
置。
【請求項６】前記制御手段（６）は、前記地図を拡大
させているときに、前記表示画面へのタッチ操作を維持
したまま前記指定地点を移動する操作が行われたことを
前記タッチ操作検出手段（５）が検出すると、その移動
した指定地点を中心とする地図を前記表示手段（７）に
表示させるものであることを特徴とする請求項４又は５
に記載の地図表示装置。
【請求項７】前記制御手段（６）は、前記タッチ操作
検出手段（５）が前記指定地点の移動を検出している
間、前記地図の表示を固定するものであることを特徴と
する請求項６に記載の地図表示装置。
【請求項８】前記制御手段（６）は、前記指定地点の
移動操作中に前記タッチ操作の位置が前記表示画面の端
部になると、その端部の方向にある地図が前記表示手段
（７）に表示されるように地図をスクロールさせるもの
であることを特徴とする請求項６又は７に記載の地図表
示装置。
【請求項９】地図を表示する表示手段（７）と、操作者により操作される１つの操作部材（５６）によっ
て方向指示とセット指示を出力する入力手段（５５）
と、前記入力手段（５５）からの前記方向指示に応じて前記
表示手段（７）に表示されている地図の中心を移動さ
せ、この後、前記入力手段（５５）から前記セット指示
が出力されている間、前記表示手段（７）に表示されて
いる地図を順次拡大させていく制御手段（６）とを備え
たことを特徴とする地図表示装置。
【請求項１０】前記制御手段（６）は、前記地図を拡
大させているときに、前記入力手段（５５）から前記方
向指示と前記セット指示が出力されると、その方向指示
に応じて前記表示手段（７）に表示されている地図の中
心を移動させるものであることを特徴とする請求項９に
記載の地図表示装置。
【請求項１１】前記制御手段（６）は、前記地図の中
心を移動させた後、前記セット指示が所定時間継続して
出力されないときには、前記表示手段（７）に表示され
る地図をそのときの地図に固定するものであることを特
徴とする請求項１０に記載の地図表示装置。
【請求項１２】前記制御手段（６）は、前記表示手段
（７）の地図表示領域の全体を使って拡大地図を表示さ
せるものであることを特徴とする請求項１乃至１１のい
ずれか１つに記載の地図表示装置。
【請求項１３】前記制御手段（６）は、縮尺の異なる
複数の地図データを記憶する地図データ記憶媒体（４
ａ）から地図データを読み取って前記表示手段（７）に
地図を表示させるものであって、読み出す地図データの
縮尺の単位で前記地図を段階的に拡大させていくことを
特徴とする請求項１乃至１２のいずれか１つに記載の地
図表示装置。
【請求項１４】前記制御手段（６）は、縮尺の異なる
複数の地図データを記憶する地図データ記憶媒体（４
ａ）から地図データを読み取って前記表示手段（７）に
地図を表示させるものであって、読み出した地図データ
によって前記表示手段（７）に地図を表示させるときの
地図の表示倍率を変えて、前記地図を連続的に拡大させ
ていくことを特徴とする請求項１乃至１２のいずれか１
つに記載の地図表示装置。