JP2015084194A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルの感度を上げた場合の誤検出、誤動作を低減することができる入力装置を提供すること。【解決手段】車載装置1は、所定の操作画面を表示する表示装置32と、操作画面上に配置されて検出感度の高低が切り替え可能なタッチパネル22と、タッチパネル22よりも操作画面から遠い位置までを含む検出範囲を有し、操作画面に接近する利用者の手の位置を検出する近接センサ26と、高い検出感度に設定されたタッチパネル22と近接センサ26の両方の検出結果に基づいて、操作画面に接近した利用者の指先の位置を判定する操作位置判定部53とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、利用者の指等で画面を触って操作指示を行う入力装置に関する。
従来から、感度が切り替え可能なタッチパネルを用い、高感度に設定したタッチパネルへの指の接近を検出すると感度を低下させ、メニューボタンを表示させ、メニューボタンを押圧しながら指を移動することにより、メニュー領域とメニューアイコンを表示するようにした画像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
国際公開第2010/089980号
ところで、上述した特許文献1に開示された画像表示装置では、タッチパネルの感度を高低切り替えることができるが、利用者が指等で押下しようとする位置を先読みして、画面の表示内容を指等が触れる前に変化させる場合を考えると、感度をできるだけ高く設定して表示画面からできるだけ遠い位置で指等を検出することが望ましい。しかし、実際にはタッチパネルの感度を上げすぎると、誤検出および誤動作が増して操作性が悪化するという問題があった。例えば、車載装置にタッチパネルを用いる場合を想定すると、最大で8インチ程度の表示画面にタッチパネルを重ねて配置することになる。この場合に、タッチパネルの感度を上げすぎると、利用者が表示画面に1本の指を近づけたときに、それ以外の指の指先や手のひらの各部を同時に検出してしまうおそれがあり、表示画面上のどの部分を押下しようとしているのかを正確に検出することができなくなってしまう。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、タッチパネルの感度を上げた場合の誤検出、誤動作を低減することができる入力装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の入力装置は、所定の操作画面を表示する表示装置と、操作画面上に配置されて検出感度の高低が切り替え可能なタッチパネルと、タッチパネルよりも操作画面から遠い位置までを含む検出範囲を有し、操作画面に接近する利用者の手の位置を検出する近接センサと、高い検出感度に設定されたタッチパネルと近接センサの両方の検出結果に基づいて、操作画面に接近した利用者の指先の位置を判定する指先位置判定手段とを備えている。
具体的には、上述した操作画面に利用者の指が接近したときに、近接センサは、検出範囲に含まれる利用者の手の位置を検出し、高い検出感度に設定されたタッチパネルは、指先およびこの指先以外の指あるいは手のひらの一部を含む複数箇所を検出し、指先位置判定手段は、タッチパネルによって検出された複数箇所の中で、近接センサによって検出された位置から最も遠い箇所を指先の位置としている。
タッチパネルを指先で操作することを想定した場合に、タッチパネルの検出感度を高くすると、操作しようとする指先(例えば、人差し指)だけでなく、手のひら側に折り曲げた他の指や手のひらの一部を並行して検出する事態が生じる。一方、近接センサによって手の位置を検出するようにすれば、操作しようとする指先の位置はこの手の位置に対して最も遠い位置にあるといえる。このように、近接センサとタッチパネルを組み合わせて、手の位置を検出し指先の位置を判定することにより、高い感度に設定したタッチパネルを用いた場合であっても、操作しようとする指先の位置を判定することができるようになり、誤検出およびこれに伴う誤動作を低減することができる。
また、上述したタッチパネルは、近接センサによって利用者の手の接近を検出するまで低い検出感度に設定され、検出後に高い検出感度に変更されることが望ましい。これにより、操作時以外の誤検出や誤動作を防止することができる。
また、上述したタッチパネルは、指先位置判定手段による指先位置の判定が終了した後、低い検出感度に設定されることが望ましい。これにより、タッチパネルを指先で触れた際に、触れた位置を正確に検出することができ、操作位置の検出精度を上げることができる。
また、上述した表示装置は、指先位置判定手段によって指先の位置が判定されたときに、少なくともこの指先の位置に対応する操作画面の表示内容を変化させることが望ましい。これにより、指先でタッチパネルに触れる前に指先位置を検出し、操作画面から遠い位置での接触前の先読みメニュー表示等が可能となる。
また、上述した表示装置は、操作画面に含まれる操作アイコンの数および種類の少なくとも一方を変更することが望ましい。これにより、指先が操作画面に触れる前に画面遷移を行うことができ、操作時間を短縮することが可能となる。
一実施形態の車載装置の構成を示す図である。 タッチパネルと近接センサの設置状態を示す図である。 タッチパネルと近接センサの検出範囲を示す図である。 操作アイコンが含まれる操作画面の具体例を示す図である。 検出感度が切り替え可能なタッチパネルと近接センサを組み合わせて利用者の指先位置を検出する動作手順を示す流れ図である。 近接センサ26とタッチパネル22を組み合わせた位置検出の説明図である。 図4に示した操作画面において各操作アイコンを選択するために必要な操作領域を示す図である。 先読みメニューの具体例を示す図である。
以下、本発明の入力装置を適用した一実施形態の車載装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の車載装置の構成を示す図である。図1に示すように、車載装置1は、ナビゲーション処理部10、TVチューナ処理部14、ラジオチューナ処理部16、AV処理部18、操作部20、タッチパネル22、入力制御部24、近接センサ26、表示処理部30、表示装置32、デジタル−アナログ変換器(D/A)40、スピーカ42、制御部50、ハードディスク装置(HDD)70を備えている。
ナビゲーション処理部10は、ハードディスク装置70に記憶されている地図データを用いて車載装置1が搭載された車両の走行を案内するナビゲーション動作を行う。自車位置を検出するGPS装置12とともに用いられ、車両の走行を案内するナビゲーション動作には、地図表示、経路探索・誘導のほかに周辺施設やPOI(Point Of Interest)を検索して表示する動作などが含まれる。なお、自車位置検出は、GPS12の他にジャイロセンサや車速センサ等の自律航法センサを組み合わせて用いるようにしてもよい。
TVチューナ処理部14は、地上デジタル放送等の放送信号を受信し、映像および音声を再生する処理を行う。ラジオチューナ処理部16は、ラジオ放送の信号を受信し、音声を再生する処理を行う。AV処理部18は、圧縮されてハードディスク装置70に記憶されている音楽データや映像データを読み出して再生する処理を行う。なお、音楽データや映像データは、ディスク読取装置(図示せず)を用いてCDやDVDから読み取ったものを用いるようにしてもよい。
操作部20は、利用者による各種操作を受け付けるためのものであり、各種のスイッチや操作つまみ等が備わっている。タッチパネル22は、表示装置32の画面に重ねて配置されており、利用者の指が接触した画面上の位置を検出する。このタッチパネル22は、例えば静電容量式であり、検出閾値を変更することにより、感度を可変することができる。本実施形態では、検出閾値を変更して2種類の検出感度(高感度と低感度)を実現している。入力制御部24は、操作部20およびタッチパネル22の操作状態を監視し、利用者による入力内容を検出する。
近接センサ26は、表示装置32の表示画面に対して所定の位置関係にある利用者の手を検出する。この近接センサ26は、検出感度を上げたタッチパネル22よりさらに表示画面から遠い範囲を含む広い検出範囲を有している。検出方法は既存の各種方法を用いることができる。例えば、赤外線センサ方式や静電容量方式あるいはその他の方式を用いることができる。
図2は、タッチパネル22と近接センサ26の設置状態を示す図である。図2に示すように、タッチパネル22は、表示装置32の表示画面の全体を覆うように配置されている。また、近接センサ26は、表示画面の上下左右にそれぞれ配置されている。
図3は、タッチパネル22と近接センサ26の検出範囲を示す図である。タッチパネル22は、検出感度が高低2段階に切り替え可能であり、図3では、検出感度を低く設定した場合のタッチパネル22の検出範囲がAで、検出感度を高く設定した場合のタッチパネル22の検出範囲がBで示されている。また、近接センサ26の検出範囲は、検出感度を高く設定したタッチパネル22の検出範囲よりもさらに広く設定されており、図3ではCで示されている。
表示処理部30は、各種の操作画面等を表示する映像信号を出力して表示装置32にこれらの画面を表示するとともに、TVチューナ処理部14によって受信した放送信号に対応する映像画面やAV処理部18によって再生した映像画面等を表示する映像信号を出力して表示装置32にこれらの画面を表示する。表示装置32は、運転席と助手席の中央前方に設置されており、例えば液晶表示装置(LCD)を用いて構成されている。
デジタル−アナログ変換器40は、ナビゲーション処理部10、TVチューナ処理部14、ラジオチューナ処理部16、AV処理部18のそれぞれの処理によって生成される音声データや音楽データをアナログの音声信号に変換してスピーカ42から出力する。なお、実際には、デジタル−アナログ変換器40とスピーカ42の間には信号を増幅する増幅器が接続されているが、図1ではこの増幅器は省略されている。また、デジタル−アナログ変換器40とスピーカ42との組合せは再生チャンネル数分備わっているが、図1では一組のみが図示されている。
制御部50は、車載装置1の全体を制御するためのものであり、ROMやRAMなどに格納された所定のプログラムをCPUで実行することにより実現される。また、制御部50は、タッチパネル22と近接センサ26を組み合わせて位置検出を行うとともに、この検出結果に基づいて、指先が表示画面に触れる前にその位置を検出して操作画面の表示内容を切り替える先読みメニュー表示を行うために、操作画面作成部51、感度切替部52、操作位置判定部53を有する。
操作画面作成部51は、表示装置32に表示する各種の操作画面を作成する。この操作画面には、利用者が指で指し示すことにより車載装置1に対して各種の指示を行うための操作アイコンが含まれている。
図4は、操作アイコンが含まれる操作画面の具体例を示す図である。図4に示す操作画面は、ナビゲーション処理部10を用いたナビゲーション動作において経路探索の目的地設定を行うためのメニュー画面である。この操作画面(メニュー画面)には6個の操作アイコンA〜Eが含まれている。
感度切替部52は、タッチパネル22の検出感度を高低2段階に切り替える。この切り替えは、検出閾値を変化させることにより行われる。例えば、静電容量式のタッチパネル22については、互いに交差する向きに配置された2種類の透明電極間の静電容量が、利用者の指や手などを近づけたときに変化することを検出して指等の位置を検出している。静電容量の変化を検出するために用いられる検出閾値を変えることで、タッチパネル22の検出感度(指等を検出可能なタッチパネル22表面からの距離)を切り替えることができる。操作位置判定部53は、操作画面作成部51と感度切替部52の各動作と連動して、近接センサ26とタッチパネル22のそれぞれの検出結果を組み合わせて操作画面の操作位置を判定する処理を行う。上述した感度切替部52、操作位置判定部53が指先位置判定手段に対応する。
本実施形態の車載装置1はこのような構成を有しており、次に、その動作を説明する。
図5は、検出感度が切り替え可能なタッチパネル22と近接センサ26を組み合わせて利用者の指先位置を検出する動作手順を示す流れ図である。
操作位置判定部53は、近接センサ26によって利用者の手を検出したか否かを判定する(ステップ100)。なお、利用者の手以外の物体が接近した場合にも近接センサ26によって検出されるが、利用者が指先でタッチパネル22に触れて操作を行うことを想定しているため、以下の説明では、利用者の手が接近するものとして説明を行う。利用者の手を検出しない場合にはステップ100の判定において否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
また、近接センサ26によって利用者の手が検出されるとステップ100の判定において肯定判断が行われる。次に、感度切替部52は、タッチパネル22の検出感度を高く設定する(ステップ102)。また、操作位置判定部53は、検出感度を高くしたタッチパネル22によって利用者の指先を検出したか否かを判定する(ステップ104)。検出しない場合には否定判断が行われ、次に、操作位置判定部53は、近接センサ26による検出状態が維持されているか否かを判定する(ステップ106)。維持されている場合には肯定判断が行われ、ステップ104に戻ってタッチパネル22による検出の有無判定が繰り返される。一方、近接センサ26による検出状態が解除された場合(利用者の手が検出されなくなった場合)にはステップ106の判定において否定判断が行われる。次に、感度切替部52はタッチパネル22の検出感度を低く設定した後(ステップ108)、ステップ100に戻って近接センサ26による検出の有無判定が繰り返される。
また、検出感度を高くしたタッチパネル22によって利用者の指先が検出されるとステップ104の判定において肯定判断が行われる。次に、タッチパネル22によって利用者の指先が検出された箇所は1箇所か否かを判定する(ステップ110)。タッチパネル22の検出感度を高くしているため、人差し指以外の指を手のひら側に折り返した状態で手をタッチパネル22に近づけると、人差し指の指先だけでなく、折り返したその他の指や手のひらの一部が検出される場合がある。このような複数箇所が同時に検出された場合にはステップ110の判定において否定判断が行われ、操作位置判定部53は、これら複数箇所の中から近接センサ26の検出位置から最も遠い箇所の位置を選択する(ステップ112)。
図6は、近接センサ26とタッチパネル22を組み合わせた位置検出の説明図である。図6において、Hは近接センサ26によって検出された手の位置を、h1〜h4は検出感度を高く設定したタッチパネル22によって検出された手や指の位置をそれぞれ示している。人差し指や中指を突き出してその指先で操作画面を操作するものとすると、タッチパネル22で検出した4箇所の位置h1〜h4の中で、近接センサ26によって検出した位置Hからもっとも遠い位置h3を、操作を行う指先の位置と判定することができる。
このようにして検出感度を高くしたタッチパネル22において複数箇所の位置が検出された場合にはその中の1つが利用者の指先位置として選択される。また、検出箇所が1つの場合(ステップ110において肯定判断)にはこの1箇所の位置が利用者の指先位置として採用される。
次に、操作位置判定部53は、利用者の指先位置に対応する操作画面上の位置に、次の動作に対応する操作アイコンが配置されているか否かを判定する(ステップ114)。図7は、図4に示した操作画面において各操作アイコンを選択するために必要な操作領域を示す図である。例えば、操作アイコンBを選択するためには、利用者は、操作領域bを指先で指し示す必要がある。但し、この時点では、タッチパネル22は高い検出感度に設定されているため、利用者は、指先で操作領域bに対応するタッチパネル22表面を直接指し示す必要はなく、タッチパネル22表面から数cm離れた空間であって操作領域bに対応する位置に指先を置くことにより操作アイコンBを選択する操作を行ったことになる。
利用者の指先位置に操作アイコンが配置されていない場合にはステップ114の判定において否定判断が行われ、ステップ104に戻ってタッチパネル22による指先検出の判定動作が繰り返される。また、利用者の指先位置に操作アイコンが配置されている場合にはステップ114の判定において肯定判断が行われ、次に、操作画面作成部51は、指先で指し示された操作アイコンに対応する先読みメニューを表示する(ステップ116)。
図8は、先読みメニューの具体例を示す図である。図8に示す例では、操作アイコンBに対応する先読みメニューには追加アイコンB1、B2、B3、B4が含まれる。これらの追加アイコンB1〜B4は、従来であれば、利用者が指先で操作アイコンBに触れた後に表示される1階層下の操作画面に含まれるものである。本実施形態では、利用者が指先で操作アイコンBに直接触れる前に、これらの追加アイコンB1〜B4が先読みメニューとして表示される。
次に、感度切替部52は、タッチパネル22の検出感度を低く設定し(ステップ118)、操作位置判定部53は、検出感度を低くしたタッチパネル22によって利用者の指先を検出したか否かを判定する(ステップ120)。検出していない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、利用者の指先を検出した場合にはステップ120の判定において肯定判断が行われ、次に、操作位置判定部53は、タッチパネル22で検出した指先位置に操作アイコン(図8に示す例では追加アイコンB1〜B4のいずれか)が配置されているか否かを判定する(ステップ122)。配置されていない場合には否定判断が行われ、ステップ120に戻って指先検出の判定が繰り返される。また、操作アイコンが配置されている場合にはステップ122の判定において肯定判断が行われ、利用者の指先で指し示された操作アイコンに対応する動作が行われる(ステップ124)。
このように、タッチパネル22を指先で操作することを想定した場合に、タッチパネル22の検出感度を高くすると、操作しようとする指先(例えば、人差し指)だけでなく、手のひら側に折り曲げた他の指や手のひらの一部を並行して検出する事態が生じる。一方、近接センサ26によって手の位置を検出するようにすれば、操作しようとする指先の位置はこの手の位置に対して最も遠い位置にあるといえる。本実施形態の車載装置1では、近接センサ26とタッチパネル22を組み合わせることにより、高い感度に設定したタッチパネル22を用いた場合であっても、操作しようとする指先の位置を判定することができるようになり、誤検出およびこれに伴う誤動作を低減することができる。
また、タッチパネル22は、近接センサ26によって利用者の手の接近を検出するまで低い検出感度に設定され、検出後に高い検出感度に変更されている。これにより、操作時以外の誤検出や誤動作を防止することができる。
また、タッチパネル22は、操作位置判定部53による指先位置の判定が終了した後(ステップ114の動作が終了した後)、低い検出感度に変更される。これにより、タッチパネル22を指先で触れた際に、触れた位置を正確に検出することができ、操作位置の検出精度を上げることができる。
また、指先でタッチパネル22に触れる前に指先位置を検出し、操作画面から遠い位置での接触前の先読みメニュー表示等が可能となる。特に、先読みメニュー表示では、操作画面に含まれる操作アイコンの数および種類の少なくとも一方を変更している。これにより、指先が操作画面に触れる前に画面遷移を行うことができ、操作時間を短縮することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、車載装置1について説明したが、車両以外の屋内外に設置された各種の機器に本発明を適用することができる。
上述したように、本発明によれば、近接センサとタッチパネルを組み合わせることにより、高い感度に設定したタッチパネルを用いた場合であっても、操作しようとする指先の位置を判定することができるようになり、誤検出およびこれに伴う誤動作を低減することができる。
1 車載装置
20 操作部
22 タッチパネル
24 入力制御部
26 近接センサ
30 表示処理部
32 表示装置
50 制御部
51 操作画面作成部
52 感度切替部
53 操作位置判定部

Claims (6)

  1. 所定の操作画面を表示する表示装置と、
    前記操作画面上に配置されて検出感度の高低が切り替え可能なタッチパネルと、
    前記タッチパネルよりも前記操作画面から遠い位置までを含む検出範囲を有し、前記操作画面に接近する利用者の手の位置を検出する近接センサと、
    高い検出感度に設定された前記タッチパネルと前記近接センサの両方の検出結果に基づいて、前記操作画面に接近した利用者の指先の位置を判定する指先位置判定手段と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1において、
    前記操作画面に利用者の指が接近したときに、前記近接センサは、検出範囲に含まれる利用者の手の位置を検出し、高い検出感度に設定された前記タッチパネルは、指先およびこの指先以外の指あるいは手のひらの一部を含む複数箇所を検出し、
    前記指先位置判定手段は、前記タッチパネルによって検出された前記複数箇所の中で、前記近接センサによって検出された位置から最も遠い箇所を前記指先の位置とすることを特徴とする入力装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記タッチパネルは、前記近接センサによって利用者の手の接近を検出するまで低い検出感度に設定され、検出後に高い検出感度に変更されることを特徴とする入力装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記タッチパネルは、前記指先位置判定手段による前記指先位置の判定が終了した後、低い検出感度に設定されることを特徴とする入力装置。
  5. 請求項4において、
    前記表示装置は、前記指先位置判定手段によって前記指先の位置が判定されたときに、少なくともこの指先の位置に対応する前記操作画面の表示内容を変化させることを特徴とする入力装置。
  6. 請求項5において、
    前記表示装置は、前記操作画面に含まれる操作アイコンの数および種類の少なくとも一方を変更することを特徴とする入力装置。
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