JPH11327374A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH11327374A
JPH11327374A JP11097886A JP9788699A JPH11327374A JP H11327374 A JPH11327374 A JP H11327374A JP 11097886 A JP11097886 A JP 11097886A JP 9788699 A JP9788699 A JP 9788699A JP H11327374 A JPH11327374 A JP H11327374A
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仁志 藤本
Akikiyo Yoshida
明磨 吉田
Norifumi Miyake
範書 三宅
Satoru Chiyouho
哲 長宝
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 間違った位置で丁合いされるという誤操作を
未然に防ぐこと。 【解決手段】 自動原稿搬送装置が複数の原稿をプラテ
ンガラス上に同時に載置し同一のシートに画像形成を行
う複数原稿モードと、シート材後処理装置がシート収納
後自動的に丁合い動作を行う自動丁合いモードの同時設
定が、横書き原稿モードを設定した場合以外では禁止さ
れることによって、丁合い位置が所望の位置と異なると
いう誤操作を未然に防ぐことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の枚数の原稿
をプラテンガラス上に載置する自動原稿搬送装置、及び
画像形成後のシートに対してシートの収納、丁合い等を
行うシート材後処理装置とを備えた画像形成システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に付設されて、任意
の枚数の原稿をプラテンガラス上に載置する自動原稿送
り装置、及び画像形成後のシートとに対してシートの収
納、丁合い等を行うシート材後処理装置を備えた画像形
成システムが知られている。
【0003】このようなシステムにおいて、複数原稿モ
ード及び、シート材後処理装置において自動的に丁合い
する動作モードを選択した際には、自動原稿搬送装置よ
り複数の原稿をプラテンガラス上に載置し画像形成を行
い、そのときの原稿の状態にかかわらずシート材後処理
装置において自動的に丁合い動作が行われるように構成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、形成さ
れた画像上での複数原稿からの画像位置の予測が容易で
なく、画像方向及び画像位置と丁合い位置との関係によ
っては、丁合い位置が所望の位置と異なることがあると
いう不具合があった。
【0005】そこで本発明は上記事情に鑑み、画像形成
後のシートの丁合い位置が所望の位置と異なるという誤
動作を未然に防止した画像形成システムを提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされたものであって、任意の枚数の原稿をプラテンガ
ラス上に載置する自動原稿搬送装置と、該自動原稿搬送
装置が複数の原稿を同時にプラテンガラス上に載置し、
同一のシートに画像形成を行う複数原稿モードと、複数
原稿モードを選択する複数原稿モード選択手段と、搬送
する原稿が横書き原稿であることを設定する横書き原稿
モード設定手段と、収納されたシートの丁合いを行う丁
合い手段を持ったシート材後処理装置と、該シート材後
処理装置がシート収納後自動的に丁合い動作を行う自動
丁合いモードと、自動丁合いモードを選択する自動丁合
いモード選択手段と、を備えた画像形成システムにおい
て、前記複数原稿モードと横書き原稿モードと自動丁合
いモードを同時に選択した場合、自動丁合いモードを許
可することを特徴とする。
【0007】また、前記複数原稿モードと自動丁合いモ
ードを同時に選択し、横書き原稿モードを選択しない場
合、自動丁合いモードによる自動丁合い動作を禁止する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】自動原稿搬送装置により複数の原稿は、プラテ
ンガラス上に搬送される。この原稿により同一のシート
に画像形成を行う複数原稿モードと、シート後処理装置
がシート収納後に丁合い動作を行う自動丁合いモードと
は、複数原稿モード選択手段及び自動丁合いモード選択
手段によってそれぞれ選択される。この複数原稿モード
と自動丁合いモードとが同時選択された場合、これに加
えて横書き原稿モードが同時に選択されていれば、これ
らの同時選択は許可されるし、横書き原稿モードが同時
に選択されていなければ、自動丁合い動作が禁止され
る。
【0009】これにより、シートの丁合い位置が、所望
の位置と異なるという誤動作が未然に防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】〈実施例1〉次に、第3の発明の
実施例1について説明する。
【0011】A.本体(100) 図1の本体100において、101は原稿を載置するプ
ラテンガラス、103は原稿を照明する照明ランプ(露
光ランプ)、105,107,109はそれぞれ原稿の
光路を変更する走査用ミラー(走査ミラー)、111は
合焦及び変倍機能を有するレンズ、113は光路を変更
する第4の反射ミラー(走査ミラー)である。115は
光学系を駆動する光学系モータ、117,119,12
1はそれぞれセンサである。
【0012】131は感光ドラム、133は感光ドラム
131を駆動するメインモータ、135は高圧ユニッ
ト、137はブランク露光ユニット、139は現像器、
140は現像ローラ、141は転写帯電器、143は分
離帯電器、及び145はクリーニング装置である。
【0013】151は上段カセット、153は下段カセ
ット、171は手差し給紙口、155及び157は給紙
ローラ、159はレジストローラである。また、161
は画像記録された給紙を定着側へ搬送する搬送ベルト、
163は搬送されてきた記録紙を熱圧着で定着させる定
着器、167は両面記録の際に用いるセンサである。
【0014】上述の感光ドラム131の表面は光導電体
と導電体を用いたシームレス感光体からなり、このドラ
ム131は回動可能に軸支されて、後述の複写開始キー
の押下に応答して作動するメインモータ133により、
本図の矢印の方向に回転を開始する。ついで、ドラム1
31の所定回転制御及び電位制御処理(前記処理)が終
了すると、プラテンガラス101上に置かれた原稿は、
第1走査ミラー105と一体に構成された照明ランプ1
03により照明され、その原稿の反射光は第1走査ミラ
ー105、第2走査ミラー107、第3走査ミラー10
9、レンズ111、及び第4走査ミラー113を経てド
ラム131上に結像する。
【0015】ドラム131は高圧ユニット135により
コロナ帯電される。その後、照明ランプ103により照
射された像(原稿画像)がスリット露光され、公知のカ
ールソン方式でドラム131上位静電画像が形成され
る。
【0016】次に、感光ドラム131上の静電画像は、
現像器139の現像ローラ140により現像され、トナ
ー像として可視化され、そのトナー像が転写帯電器14
1により、後述のように転写紙上に転写される。
【0017】すなわち、上段カセット151もしくは下
段カセット153内の転写紙または手差し給紙口171
にセットされた転写紙は、給紙ローラ155もしくは1
57により本体装置内に送られ、レジストローラ159
により正確なタイミングをもって感光ドラム131の方
向に送られ、潜像先端と転写紙の先端とが一致される。
その後、転写帯電器141とドラム131との間を転写
紙が通過することにより、ドラム131上のトナー像が
転写紙上に転写される。
【0018】この転写終了後、転写紙はドラム131か
ら分離帯電器143により分離され、搬送ベルト161
により定着器163に導かれ、加圧および加熱により定
着され、その後、排出ローラ165により本体100の
外に排出され、図示された排紙トレイ430上に積載さ
れる。
【0019】転写後のドラム131は、そのまま回転を
続行して、クリーニングローラ及び弾性ブレードで構成
されたクリーニング装置145により、その表面が清掃
される。
【0020】B.ペディスタル(200) 図1のペディスタル200は、本体100から切り離す
ことができ、2,000枚の転写紙を収納し得るデッキ
201及び両面コピー用の中間トレイ203とを有して
いる。また、その2,000枚収納可能なデッキ201
のリフタ205は、給紙ローラ207に常に転写紙が当
接するように、転写紙の量に応じて上昇する。また、2
11は両面記録側ないし多重記録側の経路と排出側経路
との経路を切り換える排紙フラッパ、213,215は
搬送ベルトの搬送路、217は転写紙押え用の中間トレ
イおもりであり、排紙フラッパ211、及び搬送路21
3,215を通った転写紙は裏返しされて両面コピー用
中間トレイ203に収納される。
【0021】219は両面記録と多重記録の経路との多
重フラッパであり、搬送路213と215の間に配設さ
れ、上方に回動することにより転写紙を多重記録用搬送
路221に導く。223は多重フラッパ219を通る転
写紙の末端を検知する多重排紙センサである。225は
経路227を通じて転写紙をドラム131側へ給紙する
給紙ローラである。229は機外へ転写紙を排出する排
出ローラである。
【0022】両面記録(両面複写)時や多重記録(多重
複写)には、まず、本体100の排紙フラッパ211を
上方に上げて複写済の転写紙をペディスタル200の搬
送路213,215をして中間トレイ203に格納す
る。このとき、両面記録時には多重フラッパ219を下
げておき、多重記録時には多重フラッパ219を上げて
おく。この中間トレイ203は、例えば99枚までの複
写紙を格納することができる。中間トレイ203に格納
された転写紙は中間トレイおもり217により押えられ
る。
【0023】次に行う裏面記録時、または多重記録時に
は中間トレイ203に格納されている転写紙が、下から
1枚ずつ給紙ローラ225、おもり217との作用によ
り、経路227を介して本体100のレジストローラ1
59へ導かれる。
【0024】C.RDF(循環式自動原稿送り装置)
(300) 図3に詳細に示すように、RDF300には原稿束Sを
セットする第1の原稿トレイとしての積載トレイ310
と、原稿束SSをセットする第2の原稿トレイとしての
積載トレイ350が装備されている。
【0025】また、積載トレイ310側には、原稿給送
手段の一方の部分を構成する給送紙が装備されている。
この給送手段は、半月ローラ331と、分離搬送ローラ
332と、分離ベルト333と、分離モータSPRMT
Rと、レジスト・ローラ335と、全面ベルト336
と、ベルト・モータBELTMTRと、搬送大ローラ3
38と、搬送モータFEEDMTEと、排紙ローラ34
0と、フラッパ341と、リサイクルレバー342と、
給紙ストッパ343と、給紙センサENTS、反転セン
サTRNS、排紙センサEJTS等から構成されてい
る。
【0026】ここで、半月ローラ331と分離搬送ロー
ラ332と分離ベルト333は、分離モータSPRMT
Rににより回転して、積載トレイ310上の原稿束Sの
最下部から原稿を1枚ずつ分離する。
【0027】また、レジスト・ローラ335と全面ベル
ト336は、ベルト・モータBETMTRにより回転し
て分離された原稿をシートパスa,bを介して原稿台ガ
ラス101上の露光位置(シートパスc)まで搬送す
る。また、搬送大ローラ337は搬送モータFEEDM
TRにより回転して原稿台ガラス101上の原稿をシー
トパスcからシートパスeに搬送する。このシートパス
eに搬送された原稿は、排紙ローラ340により原稿を
積載トレイ310の原稿束S上に戻される。
【0028】また、リサイクルレバー342は、原稿の
一循環を検知するもので、原稿給送開始時にリサイクル
レバー342を原稿束Sの上部に載せ、原稿が順次給送
され、最終原稿の後端がリサイクルレバー342を抜け
る時に自重で落下したことで原稿の一循環を検知する。
【0029】上記給送手段330では、両面原稿時に、
原稿を一旦シートパスa,bからcに導き、次いで搬送
大ローラ337を回転し、フラッパ341を図に示す点
線位置に切り換えることで原稿の先端をシートパスdに
導き、次いでレジストローラ335によりシートパスb
を通し、この後全面ベルト336で原稿を原稿台ガラス
101上に搬送して停止することで原稿を反転させてい
る。すなわち、原稿をシートパスc〜d〜bの経路で反
転させている。
【0030】なお、原稿束Sの原稿を1枚ずつシートパ
スa〜b〜c〜d〜eを通して、リサイクルレバー34
2により一循環したことが検知されるまで搬送すること
によって、原稿の枚数をカウントすることができる。
【0031】更に、該RDF300の本体右方には、プ
ラテン101上の画像読み取り終了後のシート原稿Sを
プラテン101への搬入方向とは反対側に排出し、原稿
トレイ310上の原稿束Sの最上部に搬出する第2の原
稿排紙路(シートパスg)が構成されている。シートパ
スg中には、シート原稿Sを搬送するための第1搬送ロ
ーラ343、第2搬送ローラ344が配置され、更にシ
ートパスgの下流には第2の排紙ローラ345が設けら
れており、該シートパスgを搬送されてきたシート束S
を原稿トレイ310上の原稿束Sの最上部に排出する。
【0032】シートパスg上方には、原稿排紙カバー3
46が配置されていて、全面ベルト336下流近傍から
シートパスnに分岐する第3の原稿排紙路(シートパス
n)が構成される。シートパスcとシートパスnの分岐
部には搬送路の切り換えを行うための排紙フラッパ35
5が配置されていて、排紙フラッパソレノイドRFLA
PSLのON/OFFにより図中実線位置と破線位置の
間を揺動することによりパスの切り換えを行っている、
シートパスnの下流には第3の排紙ローラ362が設け
られており、シートパスnを搬送されてきたシート原稿
Sを原稿排紙カバー346上に排出する。
【0033】シートパスgには排紙路中のシート原稿S
の前端及び後端を検知するための透過型の光センサであ
る第2排紙センサLOOPEJTSが配置されている。
【0034】該RDF300本体右側面には、本体外部
からRDF本体内にシート原稿を受け入れる原稿搬入パ
ス(シートパス1)が開口していて、シートパス1から
前記シートパスgに合流する原稿搬入路が構成されてい
る。
【0035】次に原稿トレイ310の揺動動作について
説明する。トレイ揺動モータTRAYMTRのモータ出
力軸はトレイ揺動アーム軸348に結合されている。原
稿トレイ310の下面にはトレイ揺動コロ347が結合
している。トレイ揺動コロ347はトレイ揺動アーム3
49の先端に設けられ、トレイ揺動アーム349の反対
側はトレイ揺動アーム軸348に固定されていて、トレ
イ揺動アーム軸348が回転することによりトレイ揺動
アーム349は図中実線と破線位置の間を揺動し、原稿
トレイ310を揺動中心の回りに図中実線位置と破線位
置間を揺動する。
【0036】TRAYUPLMTSWは原稿トレイ31
0が上方位置(実線位置)に到達したことを検知する上
部リミットスイッチで、TRAYDOWNLMTSWは
原稿トレイ310が下方位置(破線位置)に到達したこ
とを検知する下部リミットスイッチであって、トレイ揺
動モータTRAYMTRは上部、下部リミットスイッチ
の検知より回転を制御する。
【0037】また、積載トレイ350側にも原稿給送手
段の他方の部分を構成する給送手段が装備されている。
この給送手段は、半月ローラ351と、分離搬送ローラ
352と、分離ベルト353と、レジストローラ354
と、搬送モータRFEEDMTRと、給紙ストッパ35
9と、予約給紙センサRENTSと、原稿検知センサR
EMPSと、排紙ローラ362等から構成されている。
【0038】ここで、搬送モータRFEEDMTRをオ
ンすると、半月ローラ351と、分離搬送ローラ352
と、分離ベルト353が回転して、積載トレイ350上
の原稿束SSの最下部から原稿を1枚ずつ分離する。
【0039】また、搬送モータRFEEDMTRをオン
してレジストローラ354を回転し、またベルトモータ
BELTMTRを逆転オンして全面ベルト336を逆転
させると、原稿束SSから分離された原稿をシートパス
k,cに搬送することができる。
【0040】なお、ベルトモータBELTMTRを正転
オンして全面ベルト336を正転し、また、予約搬送モ
ータRFEEDMTRを逆転オンして排紙ローラ362
を逆転すると、原稿台ガラス101上の原稿をシートパ
スcからシートパスnを通って上カバー346上に排紙
することができる。
【0041】図2は上述の本体100に設けた操作パネ
ルの配置構成例を示す。操作パネルは、後に述べるよう
なキー群600とディスプレイ群700とを有する。
【0042】D.シート後処理装置(400) 図5、図6、図7によりソータについて説明する。同図
において、ソータ400,401は機体402及びビン
ユニットからなり、この機体402は搬入口404に近
傍して搬入ローラ対405を備えている。搬入ローラ対
405の下流には、搬送パス406あるいは407へシ
ート搬送方向を切り換えるフラッパ409が配設されて
いる。そして、一方の搬送パス406はほぼ水平方向に
延びて、その下流に搬送ローラ対410が配設されてお
り、また他方の搬送パス406は下方向に延びて、その
下流に搬送ローラ対411が配設されており、更に該ロ
ーラ対411の近傍位置でステイプラ412が配設され
ている。
【0043】搬入ローラ対405と搬送ローラ対41
0,411は、搬送モータ413(図8参照)により駆
動されている。上記搬送パス406には、シートの通過
を検出するノンソートパスセンサS401が、そして搬
送パス407にはソートパスセンサS402が配設され
ている。また、搬送ローラ対410及び411の下流側
には、多数のビンBを備えているビンユニットが配置さ
れており、このビンユニット403のフック416に一
端を係合し、他端を機体402に固定したばね415で
頂上を保持することにより、ビンユニット403は昇降
自在に支持さえている。
【0044】ビンユニットの基端側の上下部には、ガイ
ドローラ417,419が回動自在に支持されており、
このガイドローラ417,419は前記機体402に上
下方向に延びるように設けらた案内溝420内を転動し
て前記ビンユニットを案内するように構成されている。
また、機体402にはシフトモータ421が配設されて
いる。機体402に枢支された回転軸422にはリード
カム423及びスプロケット425が固定されている。
このスプロケット425と前記シフトモータ421の出
力軸とにはチェーン426が張設されており、これによ
ってモータ421の回転がチェーン426を介して回転
軸422へ伝達されるようになっている。
【0045】更に、前記ビンユニットは傾斜部及び垂直
部からなる底部フレーム427と、この底部フレーム4
27の先端手前側と奥側とに垂直に設けられた対をなす
フレーム429、フレーム429によって支持されたカ
バー430により構成されるユニット本体431を有し
ている。このユニット本体431の手前側にはシートP
(図6参照)に当接して整合する基準板455が設けら
れている。そして、上記底部フレーム427の基端奥側
には、図示しない整合モータ432により回動する下ア
ーム433が回動自在に支持されている(図7参照)。
更にカバー430の前記下アーム433と対向する位置
に上アーム435が、上記カバー430に回動自在に支
持された軸436に固定されており、この上アーム43
5の回動中心と前記下アーム433の回動中心には軸4
37が架設されている。
【0046】また、上記下アーム433の先端と上記上
アーム435の先端とには、整合棒439が架設されて
おり、この整合棒439は整合モータ432により回動
するように構成されている。上記整合モータ432はス
テッピングモータであって、整合棒439の位置は、ス
テッピングモータに与えるパルス数で正確に制御でき
る。また、符号S403は、整合棒439の位置を検知
するための整合棒ホームセンサであって、整合棒439
の位置は整合棒ホームセンサと整合モータ432に与え
られるパルス数で制御できる。
【0047】前記ビンBは、図6に示すように、先端手
前及び奥にそれぞれ係合板440が形成されている。こ
の係合板440が、前記フレーム429の内側に設けら
れた支持板(図示略)と係合することにより、ビンBは
先端側を支持されるようになっている。また、ビンBの
基端手前及び奥側にはそれぞれ支持軸441が固定され
ており、この支持軸441にはローラ442が回動自在
に支持されている。
【0048】更にビンBには、前記軸437から所定距
離に前記整合棒439の回転距離より長くかつ前記整合
棒439の幅よりも十分幅広な長孔443が開設されて
いる。ビンBの基端部Baはシート収納面Bbに対して
垂直に立ち上がっている。ビンBは機体402に対して
先端を上に所定角度傾斜しており、この傾斜によりシー
トPは、前記シート収納面Bbを滑って後端を基端部B
aに当接して前後方向を整合されるようになっている。
【0049】そして、ビンB1,B2…の長孔443に
は前記整合棒439が嵌挿されており、この整合棒43
9は長孔443内を回動してシートPを前記整合基準板
455へ当接・整合するように構成されている。また、
前記リードカム423は前記ローラ442よりも若干幅
の広い溝423aが螺旋状に刻設されてローラ442と
係合しており、リードカム423の回転によりローラ4
42は溝423aに沿って昇降するように構成されてい
る。なお、リードカム423の1回転はリードカム42
3の近傍に配設されたリードカムセンサS404によっ
て検出される。また、ビンユニット403の位置はビン
ホームポジションセンサS405によって検出される。
【0050】前記ビンBの最下部には2連ステー445
が設けられている。この2連ステー445は、前記ビン
B同様に前記ローラ442が回動自在に支持されてい
て、更に2連パスユニット446が支持可能な構成とな
っている。2連パスユニット446は2連目のソータ4
01にシートPを搬送するものであって、リードカム4
23を回転して2連パスユニット446を2連目のロー
ラ対411と対向する位置に移動し、図示しない2連パ
スモータ447によりシートPを搬送することで、複写
機本体100から排出されたシートPを2連目に収納す
ることができる。なお、ノンソートモードの場合、前記
ビンBの最下部に位置するノンソートトレイ430に排
出される。そして、ノンソートトレイ430のシートP
の存在有無は、ノンソートトレイ紙有無検知センサS4
09によって検出できる。
【0051】ソートビンB上のシートPの存在は、ソー
トトレイ紙有無検知センサ(シート後処理位置選択手
段)S407によって検出できる。
【0052】また、ステイプラ412は電動ステイプラ
である。これらのステイプラは、図示しない揺動モータ
450により、図6の片矢印方向に揺動されて実線で示
す位置へ移動し、図示しないソレノイドにより針打ちが
行われ、再び揺動モータ450によって揺動されてビン
Bから退避して図6に示す点線の位置に移動する。
【0053】ステイプラ412はこのようにしてビンB
内のシートPを綴じ、その後シフトモータ421により
ビンBを1ビン移動させ、次のビンBに積載されたシー
トPを綴じていく。なお、S406はマニュアルステイ
プルキーであって、ソート終了後にマニュアルステイプ
ルキーS406を押下された場合はステイプル動作を行
う。
【0054】E.キー群(600) 図2において601はアスタリスク(*)キーであり、
オペレータ(使用者)が綴じ代の量の設定とか、原稿枠
消しのサイズ設定等のモード設定のときに用いる。60
6はオールリセットキーであり、標準モードに戻すとき
に押す。602は予熱キーであり、本体100の機械を
予熱状態にするときと、予熱状態を解除するときに押
す。また、オートシャフトオフ状態から標準モードに復
帰させるときにもこのキー602を押す。
【0055】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。
【0056】604はクリア・ストップキーであり、待
機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストッ
プキーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複
写枚数を解除するときに押す。また*(アスタリスク)
モードを解除するときにも使用する。またストップキー
は連続複写を中断するときに押す。この押した時点での
複写が終了した後に、複写動作が停止する。
【0057】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。また、*(アスタリスク)モードを設
定するときのも使う。619はメモリキーであり、使用
者が頻繁に使うモードを登録しておくことができる。こ
こではM1〜M4の4通りの登録ができる。
【0058】611及び612は複写濃度キーであり、
複写濃度を手動で調節するときに押す。613はAEキ
ーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調
節するときに、またはAE(自動濃度調節)を解除して
濃度調節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押
す。607はカセット選択キーであり、上段カセット1
51、中断カセット153、下段ペーパーデッキ201
を選択するときに押す。また、300に原稿が載ってい
るときには、このキー607によりAPS(自動用紙選
択)が選択できる。APSが選択されたときには、原稿
と同じ大きさの転写紙のカセットが自動選択される。
【0059】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大するときに押す。617及び618は
ズームキーであり、64〜142%の間で任意の倍率を
指定するときに押す。608及び609は定形変倍キー
であり、定形サイズの縮小・拡大を指定するときに押
す。
【0060】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写、また両面原稿から片面
複写をとるときに押す。625は綴じ代キーであり、転
写紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成することが
できる。624は写真キーであり、写真原稿を複写する
ときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿から
転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押す。
【0061】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定形サイズ原稿の枠消しを使うときに押し、その際の原
稿のサイズはアスタリスクキー601で設定する。
【0062】621はシート枠消しキーであり、カセッ
トサイズの大きさに合わせて原稿の枠消しをするときに
押す。
【0063】622はページ連写キーであり、原稿の左
右ページをそれぞれ別の用紙に分けて複写するときに押
す。
【0064】614は排紙方法(ステイプル、ソート、
グループ)選択キーであり、記録後の用紙をステイプル
で綴じることのできるステイプラが接続されている場合
は、ステイプルモード、ソートモードの選択または解除
ができ、仕分けトレイ(ソータ)が接続されている場合
は、ソートモード、グループモードの選択または解除が
できる。
【0065】615は紙折り選択キーで、A3やB4の
サイズの記録済用紙を断面Z形に折るZ折りと、半分に
折る半折りの選択及び解除ができる。
【0066】627は割り込みキーであり、複写中に押
すとその複写が中断され、新たな複写(以下、割り込み
複写と称する)可能状態となる。また、割込み複写のモ
ード設定中に押すと、割り込み可能状態が解除される。
【0067】628は予約キーであり、予約複写の登録
・解除ができる。予約キー628を押すとすでに設定さ
れている複写モードとは異なる複写モードの設定が可能
な状態となる。ここで、登録したい複写モードを設定
し、設定を終了するときに629の予約設定キーを押
す。これにより、設定した複写モードがRAM805上
に記憶される。
【0068】630は2in1モードキーで、原稿をプラ
テンガラス上に複数枚載置し、該複数枚の原稿画像を1
枚の転写紙に画像形成する2in1モードの選択及び解除
ができる。
【0069】632は本発明に関わる横書き縦書き原稿
選択キーで、前記2in1モードキーで2in1モードが指
定されたときの複数原稿の載置順序を選択することがで
き、省略時は、縦書き原稿選択となる。
【0070】634は奇偶入力キーで、原稿束の総枚数
が奇数の場合にこのキーを押圧することで複写機に原稿
枚数を知らせることができる。
【0071】F.ディスプレイ群(700) 図2において、701はLCD(液晶)タイプのメッセ
ージディスプレイであり、複写に関する情報を表示する
もので例えば5×7ドットで1文字分をなし、40文字
分メッセージと、定形変倍キー608,609、等倍キ
ー610、ズームキー617,618で設定した複写倍
率を表示できる。このディスプレイ701は半透過型液
晶であって、バックライトに2色用いてあり、通常はグ
リーンのバックライトが点灯し、異常時とか複写不能状
態時にはオレンジのバックライトが点灯する。
【0072】706は等倍表示器であり、等倍を選択し
たときに点灯する。703はカラー現像器表示器であ
り、セピア現像器をセットすると点灯する。702は複
写枚数表示器であり、複写枚数または自己診断コードを
表示する。705は使用カセット表示器であり、上段カ
セット151、中断カセット153、下段デッキ201
のいずれかが選択されているかを表示する。704はA
E表示器であり、AEキー613によりAE(自動濃度
調節)を選択したときに点灯する。709は予熱表示器
であり、グリーンとオレンジの2色LEDであって、レ
ディ時(コピー可能時)にはグリーンが点灯し、ウェイ
ト時(コピー不可時)にはオレンジが点灯する。
【0073】708は両面複写表示器であり、両面原稿
から両面複写、片面原稿から両面複写のいずれかを選択
したときに点灯する。
【0074】なお、標準モードでRDF300を使用し
ているときでは、複写枚数1枚、濃度AEモード、オー
ト用紙選択、等倍、片面原稿から片面複写の設定にな
る。RDF300を未使用時の標準モードでは複写枚数
1枚、濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面
複写の設定となっている。RDF300の使用時と未使
用時の差はRDF300に原稿がセットされているかど
うかかで決まる。
【0075】また、710は電源ランプで、電源スイッ
チをオンすると点灯する。
【0076】711は割り込み表示器で割り込み複写の
モード設定しているとき、及び割り込み複写中に点灯す
る。
【0077】712は予約登録表示器で、予約複写が登
録されているときに点灯する。
【0078】G.本体制御装置(800) 図4は図1の実施例の制御装置800の回路構成例を示
す。図4において801は本発明を実行するための演算
制御を行う中央処理装置(CPU)であり、例えばNE
C(日本電気(株))製のマイクロコンピュータV50
を使用する。803は図9以降に示すような制御手順
(制御プログラム)をあらかじめ格納した読み取り専用
メモリ(ROM)であり、CPU801はこのROMに
格納された制御手順に従ってバスを介して接続された各
構成装置を制御する。805は入力データの記憶や作業
用記憶領域等として用いる主記憶装置であるところのラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)である。
【0079】807はメインモータ133等の負荷にC
PU801からの制御信号を出力するインターフェース
(I/O)、809は画先センサ121等の入力信号を
入力してCPU801に送るインターフェース、811
はキー群600とディスプレイ群700とを入出力制御
するインターフェースである。こかれらのインターフェ
ース807,809,811は例えばNECの入出力回
路ポートuPD8255を使用する。
【0080】更に、バスを介して公知の通信IC(例え
ば、uPD8251)が接続されており、該通信IC
は、更に、RDF、及びソータ側の通信ICと接続さ
れ、複写機本体とRDF、及びソータの相互制御に必要
な制御データを逐次通信によって授受している。
【0081】複写機本体よりRDFに送信するデータ
は、RDFに積載されている原稿の給紙を促す給紙信
号、プラテンガラス101上の原稿の排紙を促す排紙信
号、及び予約原稿も含めた原稿の給排紙の形態を決める
給排紙モードであり、また複写機本体よりソータに送信
するデータは、画像形成モード、ソータに収納するモー
ド、収納されるシートサイズ、タイミング信号等であ
る。
【0082】H.RDF制御装置(900) 図4は本実施例の循環型原稿自動搬送装置の制御装置
(900)の回路構成を示すブロック図であり、制御回
路はROM,RAM等を内蔵したワンチップマイクロコ
ンピュータ(CPU)を中心に構成されており、該マイ
コンの入力ポートには各種センサの信号が入力される。
また該マイコンの出力ポート1には、ドライバを介して
各負荷が接続されており、更に通信ICを介して複写機
本体との間で制御データの授受を行っている。RDFよ
り複写機本体に送信されるデータは、原稿のプラテンガ
ラス上への給紙完了を示す給紙完了信号等である。
【0083】I.ソータ制御装置(1000) また、ソータ1は、図8に示すように、中央演算処理装
置(CPU)1001、読み出し専用メモリ(ROM)
1002、ランダムアクセスメモリ(RAM)100
3、出力ポート1004、入ポート1005等からなる
制御装置1000を備えており、ROM1002には制
御プログラムが格納され、RAM1003には入力デー
タや作業用データが記憶されている。また出力ポート1
004には前述したシフトモータ416等の各種モータ
やソレノイド駆動手段が接続され、入力ポート1005
にはノンソートパスセンサS401等のS401からS
406までの各センサ及びスイッチが接続され、CPU
1001がROM002に格納された制御プログラムに
従ってバスを介して接続された各部を制御する。また、
CPU1001はシリアルインターフェース機能を備え
ており、複写機本体のCPUとシリアル通信を行って、
複写機本体からの信号により各部を制御すると共に次ソ
ータへ動作信号を出力する。
【0084】本発明の実施例における制御の流れを図9
から図14のフローチャートを用いて説明する。まず図
9、図13により自動原稿搬送装置及び画像形成装置で
の画像形成動作について説明をする。STEP1で原稿
セットし、STEP2で操作部から、モードキー606
により片面複写モードを選択し、2in1モードキー63
0により2in1モードを選択し、STEP3でコピース
タートキー605を押して複写処理をスタートする。
【0085】STEP5において、原稿縦書き/横書き
選択手段の選択の結果、RDF300の原稿トレイ上の
原稿を最下部より1枚ずつ順番に給紙する正順給紙指令
をRDF300に送信し(STEP6)、図10のAの
位置(以降、左載置位置と称する)、Bの位置(以降、
右載置位置と称する)の両方に原稿を載置すべく、RD
F300に2in1原稿左右載置指令を送信し(STEP
8)、給紙完了を待ち(STEP9)、その後、RDF
300からの原稿左右載置応答(STEP9)が肯定で
あれば、後述するコピー処理1を行う(STEP1
0)。
【0086】コピー処理1の終了後、最終原稿か否かの
判別を行い(STEP11)、否定判定であった場合に
は、STEP12に進み、プラテンガラス上に2枚載置
されている原稿の順番を入れ換えて排紙する逆順排紙指
令と、次原稿を給紙するための正順給紙指令を送信し
(STEP12)、その排給紙処理の完了を待って(S
TEP13)、STEP10に戻り処理を繰り返す。
【0087】STEP11において、肯定判定であった
場合、STEP14に進み、原稿を順番を入れ換えて排
紙する逆順排紙指令を送信し、原稿の排紙完了を待って
(STEP15)、複写全処理を終了する。
【0088】STEP9において、否定判定であった場
合、STEP10に進み、後述するコピー処理2を実行
する(STEP10′)。
【0089】コピー処理2の終了後、最終原稿か、否か
の判別を行い(STEP11´)、否定判定であった場
合には、STEP12に進み、プラテンガラス上に1枚
載置されている原稿を排紙する正順排紙指令と、次原稿
を給紙するための正順給紙指令を送信し(STEP12
´)、その排給紙処理の完了を待って(STEP1
3)、STEP10に戻り処理を繰り返す。
【0090】STEP11′において、肯定判定であっ
た場合、STEP14′に進み、原稿を順番に排紙する
正順排紙指令を送信し、原稿の排紙完了を待って(ST
EP15´)、複写全処理を終了する。
【0091】(コピー処理1)このコピー処理1は、公
知の画像形成処理であり、図11に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0092】STEP1で光学系がフォワードスキャン
を開始し、画先センサにより画先を検知したら(STE
P2)、A原稿の露光と共に原稿画像の形成をA原稿長
分行い(STEP3,4)、所定の紙間分のスキャンを
終えた後(STEP5)、A原稿と同様にB原稿の露光
と共に原稿画像の形成をB原稿長分行う(STEP6,
7)。
【0093】その後、光学系のモータをオフし(STE
P8)、バックスキャンを開始して(STEP9)、所
定のバックスキャン制御を実行して光学系を所定のホー
ム位置に戻すことで(STEP10,11,12,1
3)、コピー処理を終了する。
【0094】(コピー処理2)コピー処理2は、公知の
画像形成処理であり、図12に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0095】STEP1で光学系がフォワードスキャン
を開始し、画先センサにより画先を検知したら(STE
P2)、A原稿の露光と共に原稿画像の形成をA原稿長
分行い(STEP3,4)、その後、光学系のモータを
オフし(STEP8)、バックスキャンを開始して(S
TEP9)、所定のバックスキャン制御を実行して光学
系を所定のホーム位置に戻すことで(STEP10,1
1,2,13)、コピー処理を終了する。
【0096】(コピー処理3)このコピー処理3は、公
知の画像形成処理であり、図13に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0097】STEP1で光学系がフォワードスキャン
を開始し、画先センサにより画先を検知したら(STE
P2)、A原稿長分空スキャンを行い(STEP4)、
更に所定の紙間分のスキャンを終えた後(STEP
5)、B原稿の露光と共に原稿画像の形成をB原稿長文
行い(STEP6,7)、その後、光学系のモータをオ
フし(STEP8)、バックスキャンを開始して(ST
EP9)、所定のバックスキャン制御を実行して光学系
を所定のホーム位置に戻すことで(STEP10,1
1,12,13)、コピー処理を終了する。
【0098】次に図14を用いてモード設定に関する処
理の説明を行う。
【0099】図14のモード処理において、モードのチ
ェックを行っている。
【0100】まず、STEP1、STEP2でオートス
テイプルモードか、2in1モードかをそれぞれチェック
し、どちらもYESの場合はSTEP3で両モードの解
除を行う。これでオートステイプルモードと2in1モー
ドの同時設定は禁止され、丁合い位置が所望の位置と異
なるという誤操作を未然に防ぐことが可能となってい
る。
【0101】〈実施例2〉実施例1では、図14におい
て強制的にオートステイプルモードと2in1モードの同
時設定の際に両モードを解除していたが、同時に設定さ
れた場合に片方のモードを解除することにより同様の効
果を得ることができる。
【0102】図9、図11、図15〜図17の処理を行
うことで実現できる。
【0103】図9、図11に関しては実施例1で説明済
のため説明を省略し、図15〜図17より説明を行う。
【0104】図15〜図17を用いてシート後処理装置
に関する動作の説明を行う。
【0105】上記の説明で処理された画像形成シートは
画像形成装置より排出されシート後処理装置において収
納、分類、丁合いされる。
【0106】図15でソータ処理のフローを示す。
【0107】まずSTEP1においてシート収納動作の
開始を待ち、開始した場合STEP2のシート収納処理
(後述)を行う。そしてシート収納動作の後STEP3
に進み、オートステイプルモードである場合はSTEP
4に進み、オートステイプルモードでない場合はSTE
P1に戻る。STEP4では2in1モードの判別を行い
2in1モードでない場合はSTEP5のオートステイプ
ル処理(後述)を行い、2in1モードである場合はST
EP1に戻る。
【0108】図16にシート収納処理を示す。
【0109】STEP1でシート収納動作の完了を監視
し、完了した場合はシート収納処理を終了する。STE
P1でシート収納動作が完了していない場合は、STE
P2、STEP3、STEP4でそれぞれシート検知用
のパスセンサのオン、オフそして収納用のビンへの排出
動作の完了を待つ。STEP4でシートの排出動作が完
了した後、STEP5でソートモードでない場合処理を
STEP1に戻す。STEP5でソートモードである場
合はソート方向の反転動作が必要かを判断する(STE
P6)。反転動作が必要である場合はシフト動作をを反
転させ、必要でない場合はシフト動作に1ビンシフト動
作を行う(STEP7、STEP8)。
【0110】図17でオートステイプル処理に関して説
明する。
【0111】STEP1でシートが収納されている全て
のビンに関してステイプル動作が完了しているかを判断
し、完了している場合はオートステイプル処理を終了さ
せる。STEP1で完了してない場合はビン内に収納さ
れているシートに関してステイプル動作を行い、ステイ
プルビンを切り換えるためビンシフト動作を行う(ST
EP2、STEP3)。
【0112】2in1モードを設定した場合の排出時の画
像は、原稿搬送装置の積載トレイ上に積載する原稿の種
類(縦書き、横書き)、画像形成装置のプラテンガラス
上への載置位置により、図18、図19に示すとおり4
通りになる((a) 〜(d) )。このとき、決められたステ
イプル位置でステイプルを行い不具合でないのは(a)の
1通りだけであり、残り3通りではステイプルが不適で
ある。このため、2in1モード時にオートステイプル動
作を行うと使用者の予測位置と異なる位置へステイプル
されるという誤操作が起こることが少なくない。更に、
この場合プラテンガラス上に載置される原稿は2枚であ
るが、3枚以上の多数枚原稿を同時にプラテンガラス上
に載置し画像形成する場合は更に画像形成後のシート状
態の予測が困難になる。
【0113】以上説明したように、シート収納後自動的
にステイプルするオートステイプルモードにおいて、2
in1モード等の複数枚原稿より同時に画像形成を行うモ
ードを同時に設定された場合自動ステイプル動作を禁止
することによって、丁合い位置が所望の位置と異なると
いう誤操作を未然に防ぐことが可能となっている。
【0114】また、この場合ステイプルしても差し支え
ない場合は、排紙されたシート上の画像よりステイプル
するか否かを判断し、ステイプルする場合はステイプル
開始スイッチ等により別途ステイプル動作を実行すれば
よい。
【0115】〈実施例3〉実施例2では、図15〜図1
7においてステイプル動作が可能な場合であっても強制
的にステイプル動作を禁止していたが、ステイプル動作
が可能な動作モードか、不可能な動作モードかを判別で
きる場合は、動作モードによりたとえ2in1モードかつ
オートステイプルモードである場合でもオートステイプ
ル動作の許可が行える。
【0116】以下、その実施例を述べる。
【0117】図2に示す画像形成装置の操作部で632
は縦書き横書き原稿選択キーであり、このキーを使用す
ることにより、ステイプル動作が可能な動作モードか、
不可能な動作モードかの判別が可能となる。そして可能
な場合、オートステイプル動作を行うよう制御が可能と
なる。
【0118】図20〜図22にフローを示す。
【0119】まず図20により自動原稿搬送装置及び画
像形成装置での画像形成動作について説明をする。な
お、コピー処理1,2,3ではそれぞれ実施例1と同様
である。
【0120】まずSTEP1で原稿セットし、STEP
2で操作部から、モードキー616により片面複写モー
ドを選択し、2in1モードキー630により2in1モー
ドを選択し、STEP3でコピースタートキー707を
押して複写処理をスタートする。
【0121】STEP5において、原稿縦書き/横書き
選択手段の選択の結果、指定が縦書きの場合、RDF3
00の原稿トレイ上の原稿を最下部より1枚ずつ順番に
給紙する正順給紙指令をRDF300に送信し(STE
P6)、図10のAの位置(以降、左載置位置と称す
る)、Bの位置(以降、右載置位置と称する)の両方に
原稿を載置すべく、RDF300に2in1原稿左右載置
指令を送信し(STEP8)、給紙完了を待ち(STE
P9)、その後、RDF300からの原稿左右載置応答
(STEP9´)が肯定応答であれば、コピー処理1を
行う(STEP10)。
【0122】コピー処理1の終了後、最終原稿か否かの
判別を行う(STEP11)、否定判定であった場合に
は、STEP12に進み、プラテンガラス上に2枚載置
されている原稿の順番を入れ換えて排紙する逆順排紙指
令と、次原稿を給紙するための正順給紙指令を送信し
(STEP12)、その排給紙処理の完了を待って(S
TEP13)、STEP10に戻り処理を繰り返す。
【0123】STEP11において、肯定判定であった
場合、STEP14に進み、原稿を順番を入れ換えて排
紙する逆順排紙指令を送信し、原稿の排紙完了を待って
(STEP15)、複写全処理を終了する。
【0124】STEP9において、否定判定であった場
合、STEP10に進み、コピー処理2を実行する(S
TEP10´)。
【0125】コピー処理2の終了後、最終原稿か、否か
の判別を行い(STEP11´)、否定判定であった場
合には、STEP12に進み、プラテンガラス上に1枚
載置されている原稿を排紙する正順排紙指令と、次原稿
を給紙するための正順給紙指令を送信し(STEP12
´)、その排給紙処理の完了を待って(STEP1
3)、STEP10に戻り処理を繰り返す。
【0126】STEP11´において、肯定判定であっ
た場合、STEP14´に進み、原稿を順番に排紙する
正順排紙指令を送信し、原稿の排紙完了を待って(ST
EP15´)、複写全処理を終了する。
【0127】STEP5において否定判定であった場合
には、STEP20に進み、RDF300の原稿トレイ
上の原稿を最下部より1枚ずつ逆順に給紙する逆順給紙
指令をRDF300に送信し、原稿を左右載置すべく、
RDF300に2in1原稿左右載置指令を送信し(ST
EP22)、給紙完了を待ち(STEP23)、その後
RDF300からの原稿左右載置応答(STEP23
´)が肯定判定であればコピー処理1を行う(STEP
24)。
【0128】コピー処理1の終了後、最終原稿か否かの
判別を行い(STEP25)、否定判定であった場合に
は、STEP26に進みプラテンガラス上に2枚載置さ
れている原稿を順番に排紙する正順排紙指令と、次原稿
を順番を入れ換えて給紙するための逆順給紙指令を送信
し、その排紙給紙処理の完了を待って(STEP2
7)、STEP24に戻り処理を繰り返す。
【0129】STEP23´において、否定判定であっ
た場合、STEP24´に進み、コピー処理3を実行し
(STEP24´)、STEP25に進む。
【0130】STEP25において、肯定判定であった
場合、STEP28に進み、原稿を順番に排紙する正順
排紙指令を送信し(STEP28)、原稿の排紙完了を
待って(STEP29)、複写全処理を終了する。
【0131】次に、図22を用いてシート後処理装置に
関する動作の説明を行う。
【0132】上記の説明で処理された画像形成シートは
画像形成装置より排出されシート後処理装置において収
納、分類、丁合いされる。
【0133】図22でソータ処理のフローを示す。
【0134】まずSTEP1においてシート収納動作の
開始を待ち、開始した場合STEP2のシート収納処理
を行う。そしてシート収納動作の後STEP3に進み、
オートステイプルモードである場合はSTEP4に進
み、オートステイプルモードでない場合はSTEP1に
戻る。STEP4では2in1モードの判別を行い2in1
モードでない場合はSTEP5のオートステイプル処理
を行い、2in1モードである場合はSTEP6の処理を
行う。STEP6は2in1モードかつオートステイプル
モード時での場合分けであり、図18、図19の場合の
内どのケースかを判別するものである。本実施例の場
合、上述のように、横書き原稿モード選択時は自動原稿
搬送装置の制御により図18の(a) のようにプラテンガ
ラス上に載置されるよう制御されており、縦書き原稿モ
ード選択時は自動原稿搬送装置の制御により図19(d)
のようにプラテンガラス上に載置されるよう制御されて
いる。そしてこの場合(a) ではステイプル可能だが、
(d) では不具合を生じる。このため、ステイプルの可能
か不可能かの判断に原稿の記述方向が利用できる。つま
りSTEP6で縦書き原稿モードの場合はSTEP1に
処理を戻し、ステイプル動作を禁止する。そして、ST
EP6で横書き原稿モードであると判別された場合は、
ステイプル動作を許可し、STEP5のオートステイプ
ル処理の実行を行い処理を終了させる。
【0135】なお、シート収納処理、オートステイプル
処理はそれぞれ実施例1と同様である。
【0136】このように、ステイプル動作が可能な動作
モードか、不可能な動作モードかを判別できる場合は、
動作モードによりたとえ2in1モードかつオートステイ
プルモードである場合でもオートステイプル動作の許可
が行えるという利点がある。
【0137】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、自動原稿搬送装置が複数の原稿をプラテンガラス上
に同時に載置し同一のシートに画像形成を行う複数原稿
モードと、シート材後処理装置がシート収納後自動的に
丁合い動作を行う自動丁合いモードの同時設定が、横書
き原稿モードを設定した場合以外では禁止されることに
よって、丁合い位置が所望の位置と異なるという誤操作
を未然に防ぐことが可能となる。また横書き原稿モード
を設定しており、丁合い位置が適切であると判別される
条件下では自動丁合い動作を許可することによって、不
必要な処理性低下を免れることが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体を表すシステム図。
【図2】実施例の操作部、表示部。
【図3】実施例の自動原稿搬送装置。
【図4】実施例のシステムを表すブロック図。
【図5】実施例のシート後処理装置。
【図6】実施例のシート後処理装置。
【図7】実施例のシート後処理装置。
【図8】実施例のシート後処理装置のブロック図。
【図9】実施例1の制御を表すフローチャート。
【図10】実施例の原稿載置の様子を示す略図。
【図11】実施例1の制御を表すフローチャート。
【図12】実施例1の制御を表すフローチャート。
【図13】実施例1の制御を表すフローチャート。
【図14】実施例1の制御を表すフローチャート。
【図15】実施例2の制御を表すフローチャート。
【図16】実施例2の制御を表すフローチャート。
【図17】実施例2の制御を表すフローチャート。
【図18】実施例の原稿トレイ排出紙の関係を示す概略
図。
【図19】実施例の原稿トレイ排出紙の関係を示す概略
図。
【図20】実施例3の制御を表すフローチャート。
【図21】実施例3の制御を表すフローチャート。
【図22】実施例3の制御を表すフローチャート。
【符号の説明】
100 画像形成装置 101 プラテンガラス 300 自動原稿搬送装置 S 原稿 400 シート後処理装置 614 自動丁合いモード選択手段 630 複数原複写モード選択手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長宝 哲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の枚数の原稿をプラテンガラス上に
    載置する自動原稿搬送装置と、該自動原稿搬送装置が複
    数の原稿を同時にプラテンガラス上に載置し、同一のシ
    ートに画像形成を行う複数原稿モードと、複数原稿モー
    ドを選択する複数原稿モード選択手段と、搬送する原稿
    が横書き原稿であることを設定する横書き原稿モード設
    定手段と、収納されたシートの丁合いを行う丁合い手段
    を持ったシート材後処理装置と、該シート材後処理装置
    がシート収納後自動的に丁合い動作を行う自動丁合いモ
    ードと、自動丁合いモードを選択する自動丁合いモード
    選択手段と、を備えた画像形成システムにおいて、 前記複数原稿モードと横書き原稿モードと自動丁合いモ
    ードを同時に選択した場合、自動丁合いモードを許可す
    ることを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 任意の枚数の原稿をプラテンガラス上に
    載置する自動原稿搬送装置と、該自動原稿搬送装置が複
    数の原稿を同時にプラテンガラス上に載置し、同一のシ
    ートに画像形成を行う複数原稿モードと、複数原稿モー
    ドを選択する複数原稿モード選択手段と、搬送する原稿
    が横書き原稿であることを設定する横書き原稿モード設
    定手段と、収納されたシートの丁合いを行う丁合い手段
    を持ったシート材後処理装置と、該シート材後処理装置
    がシート収納後自動的に丁合い動作を行う自動丁合いモ
    ードと、自動丁合いモードを選択する自動丁合いモード
    選択手段と、を備えた画像形成システムにおいて、 前記複数原稿モードと自動丁合いモードを同時に選択
    し、横書き原稿モードを選択しない場合、自動丁合いモ
    ードによる自動丁合い動作を禁止することを特徴とする
    画像形成システム。
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