JPH11326191A - 試験片の呈色測定装置 - Google Patents

試験片の呈色測定装置

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JPH11326191A
JPH11326191A JP13288198A JP13288198A JPH11326191A JP H11326191 A JPH11326191 A JP H11326191A JP 13288198 A JP13288198 A JP 13288198A JP 13288198 A JP13288198 A JP 13288198A JP H11326191 A JPH11326191 A JP H11326191A
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JP
Japan
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test piece
light
sample
mounting plate
optical system
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JP13288198A
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Michio Naka
道男 仲
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Arkray Inc
Original Assignee
KDK Corp
Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、呈色した試験片の呈色パター
ンから定量測定を行なう。 【解決手段】 試験片載置プレート2とともに移動する
試験片4に測定光を照射し、その反射光を検出するため
に、測定光学系16が基台6に固定されている。測定光
学系16には波長の異なる2種類のレーザダイオード1
8aと18bが設けられており、両レーザダイオード1
8a,18bからの光束は試料展開方向xに直交する方
向に延びた測定光となって試験片4を照射する。試験片
4が測定光学系16の下側を移動し、測定光による試験
片4上の試料展開方向の走査が実行される。試験片4に
よる測定光の反射光は検出器26aと26bにより検出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は免疫クロマト(イム
ノクロマト)試験片などの試験片の呈色度を自動的に測
定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】試験片を用いる分析方法のうち、例えば
免疫クロマト式分析について説明すると、免疫クロマト
試験片では、検体(試料)中の抗原(又は抗体)と抗原
抗体反応を起こす抗体(又は抗原)が試験片の特定の位
置にあらかじめ帯状に塗布されている。その免疫クロマ
ト試験片に検体を適用した後、展開液により検体中の抗
原(又は抗体)を溶出させて試験片に浸透させていく
と、試験片に塗布されている抗体(又は抗原)のところ
で抗原抗体反応により検体中の抗原(又は抗体)がトラ
ップされる。このトラップされた量が検体中のその抗原
(又は抗体)の総量であるので、検体中の抗原(又は抗
体)を色素で標識しておけば吸光度などの光学的測定に
より抗原(又は抗体)の総量が測定できる。免疫クロマ
ト分析法は、通常の呈色試験法に比べて極微量まで定量
が可能な方法である。
【0003】検体が展開し呈色した後の免疫クロマト試
験片から検体中の特定物質の濃度を自動的に測定するた
めの方法として、呈色した免疫クロマト試験片をイメー
ジセンサにより撮像し、そのイメージセンサの各画素の
明度に対応した階調画像の呈色部分の特徴抽出処理によ
り呈色度を求める方法が提案されている(特開平8−3
34511号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】提案されているよう
に、イメージセンサを用いて撮像し、画像処理を行なう
方法は、装置が大型になり、また高価なものとなる。そ
こで、本発明は免疫クロマト試験片などのクロマト試験
片に限らず、他の試験片にも適用できる測定装置であっ
て、簡単な構造で、呈色した試験片の呈色パターンから
定量測定が可能な測定装置を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の呈色測定装置
は、試料が展開して呈色ゾーンが形成されている試験片
を載置する試験片載置プレートと、試験片載置プレート
上に載置された試験片の試料展開方向と直交する方向に
延びた光束断面をもつ測定光を、試験片載置プレート上
の試験片に照射する照射光学系及びその測定光による試
験片からの光を検出する検出器を備えた測定光学系と、
試験片載置プレートと測定光学系の少なくとも一方を試
験片の試料展開方向の一直線にそって移動させる走査機
構とを備えている。
【0006】本発明では試験片載置プレートと測定光学
系を相対的に移動させて測定光により試験片上を走査
し、試験片からの光によるパターンを求める。免疫クロ
マト試験片では、あらかじめ帯状に塗布されている抗体
(又は抗原)と検体の抗原(又は抗体)が反応して標識
色素による帯状の呈色パターンが生じており、検体中の
抗原(又は抗体)の総量は標識色素の帯の幅と吸光度の
積、すなわち面積と相関する。また、薄層クロマト試験
紙など一般の試験片の場合には、試料が展開してスポッ
ト状の呈色パターンが生じており、試料中の成分濃度は
スポットの大きさと吸光度の積、すなわち面積と相関す
る。したがって、得られた光パターンからその面積を求
めることにより定量できる。
【0007】免疫クロマト試験片では、あらかじめ設け
られた抗体(又は抗原)による検出ゾーンが呈色するか
否かにより特定の抗原(又は抗体)の有無を判定するこ
とができる。一般の試験片の場合には、スポットの位置
によりどのような成分が含まれていたかを同定すること
ができる。測定光が試験片の試料展開方向と直交する方
向に延びた光束断面をもっているので、その測定光で試
験片上を試料展開方向の一直線に沿って一回走査するだ
けで光パターンを得ることができ、走査機構が簡単なも
のですむ。測定光の試験片幅方向の長さは必ずしも試験
片の呈色パターンの幅と一致している必要はなく、それ
よりも短かいものであってもよい。また、走査機構は、
試験片載置プレートと測定光学系のいずれを移動させて
もよく、両方を移動させてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】照射光学系は光源としてレーザダ
イオードを備え、その発光光束断面の楕円形の長軸方向
が測定光の光束断面の長軸方向となっており、集束レン
ズとスリットにより所定形状の測定光とするものである
のが好ましい。光源としてレーザーダイオードを用いた
場合、レーザーダイオードの発光は非点収差により光束
の断面形状が楕円形となるため、試料展開方向と直交す
る方向に延びた光束断面の測定光を得るのに好都合であ
る。また、面積の小さい反射光測定においても高い反射
光エネルギーを得ることができる。
【0009】反射率測定の再現性や安定性を得るため
に、二波長測定を行なうのが好ましい。二波長のレーザ
ーダイオードを用いて二波長測定を行なう場合には、2
つのレーザーダイオードからの光束を同一光軸上に導
き、同時に試験片上を照射するために、一方のレーザダ
イオードはその発光面が試験片載置プレートの表面に対
向する方向に配置され、他方のレーザダイオードはその
発光面の光軸が試験片載置プレートの表面に平行で試験
片の試料展開方向に直交する方向に配置され、一方のレ
ーザダイオードからの光束を透過させ、他方のレーザダ
イオードからの光束を反射させて両光束を同一光軸上の
光束として試験片に導く反射板を備えていることが好ま
しい。ここでは、レーザーダイオードからの光は偏向光
であることから、横方向から入射するレーザ光が反射板
で全反射される条件に設定されている。
【0010】二波長測定に用いる2つのレーザダイオー
ドは、試験片の試料又はその標識色素により一方の発振
波長が吸収され、他方の発振波長が吸収されないような
2種類が選択されているのが好ましい。このようにレー
ザダイオードの種類を選択することにより、試料及び標
識色素以外の吸収、例えば試験片自体による吸収をバッ
クグラウンドとして補正することができ、より正確な測
定を行なうことができる。
【0011】試験片としてはニトロセルロースメンブレ
ンや濾紙などを使用するものが多く、測定光はそのよう
な試験片の表面で散乱するため、照射光学系は測定光を
試験片に対して垂直方向に入射させるように配置され、
検出器は試料展開方向の前方方向への反射光を受光する
前方斜め上方の位置と試料展開方向の後方方向への反射
光を受光する後方斜め上方の位置の双方に配置されてい
るのが好ましい。これにより、受光感度を高めることが
できる。
【0012】
【実施例】一実施例を図1と図2により説明する。図1
(A)は平面図、(B)はその左端面図である。図2
(A)は図1(A)のX−X’線位置での断面図、
(B)は図1(A)のY−Y’線位置での断面図、
(C)は図1(A)の右側面図である。試験片載置プレ
ート2はその表面に試験片4を固定して載置することが
でき、基台6に設けられた案内部により移動可能に支持
されている。試験片載置プレート2の下側には移動を円
滑にするためにローラ8が設けられている。試験片載置
プレート2は、基台6に固定されたモータ10により回
転するドラム12により駆動されて試験片4の試料展開
方向xに沿って一直線上を移動することができる。試験
片載置プレート2を移動させるために、ドラム12には
樹脂製ベルト14が巻きつけられ、そのベルト14の両
端が試験片載置プレート2に貼りつられて固定されてい
ることにより、モータ10によるドラム12の回転にと
もなって試験片載置プレート2が移動する。モータ1
0、ドラム12及びベルト14より走査機構を構成して
いるが、走査機構はこのような機構に限らず、ラックと
ピニオンを用いた機構やプーリとベルトを用いた機構な
ど、種々の機構に置き換えることができる。
【0013】試験片載置プレート2上に載置されて試験
片載置プレート2とともに移動する試験片4に測定光を
照射し、その反射光を検出するために、測定光学系16
が基台6に固定されている。測定光学系16には波長の
異なる2種類のレーザダイオード18aと18bが設け
られている。レーザダイオード18aはその発光面が試
験片載置プレート2の表面に対向する方向に配置され、
レーザダイオード18bはその発光面の光軸が試験片載
置プレート2の表面に平行で試験片4の試料展開方向に
直交する方向に配置されている。2つのレーザダイオー
ド18aと18bからの光束を同一光軸上に導くため
に、透明な反射板20が両光束に斜めに交差するように
配置され、レーザダイオード18aからの光束は反射板
20を透過し、レーザダイオード18bからの光束は反
射板20で反射されて両光束が同一光軸上に置かれるよ
うに、レーザダイオード18a,18bと反射板20の
位置と方位が設定されている。また、レーザダイオード
18aは、その光束の断面の楕円形の長軸方向が試料展
開方向x方向となるように配置され、集光レンズ22a
で集光された後に反射板20を透過する。レーザダイオ
ード18bは、その光束が図2(B)では縦方向に光束
断面の楕円の長軸方向がくるように配置されており、集
光レンズ22bで集光された後に反射板20で反射され
る。反射板20を透過したレーザダイオード18aから
の光束と反射板20で反射したレーザダイオード18b
からの光束が同一光軸上に置かれ、スリット24により
試料展開方向xに直交する方向に延びた測定光となって
試験片4を照射する。
【0014】試験片4による測定光の反射光を検出する
ために、試料展開方向の前方方向への反射光を受光する
前方斜め上方の位置に配置された検出器26aと、試料
展開方向の後方方向への反射光を受光する後方斜め上方
の位置に配置された検出器26bが設けられている。
【0015】図に示された状態は試験片載置プレート2
が最も外側に引き出された状態であり、この状態は試験
片4を装着したり取外したりする状態である。この状態
からモータ10によりドラム12を図2(A)で反時計
方向に回転させることにより、試験片載置プレート2が
図2(A)で右方向に移動する。その移動にともなって
試験片4は測定光学系16の下側を移動し、スリット2
4を透過した測定光による試験片4上の試料展開方向の
走査が実行される。試験片載置プレート2が図2(A)
で右端まで移動させられた後、モータ10を逆回転させ
ることにより、図の状態に戻される。そして、試験片4
を交換して次の測定が行なわれる。
【0016】本発明で測定を行なう試験片は免疫クロマ
ト試験片などのクロマト試験片に限ったものではない
が、いま、免疫クロマト試験片を測定した場合の例を図
3により説明する。(A)は検体の展開が完了した状態
を概略的に表わす免疫クロマト試験片であり、(B)は
その長手方向に沿った断面図である。免疫クロマト試験
片4はニトロセルロースメンブレンや濾紙などの材質か
らなり、長方形状である。免疫クロマト試験片4の一端
部には展開液パッド部30が設けられ、他端部には吸収
パッド部32が設けられている。展開液パッド部30と
吸収パッド部32は吸湿性の材質、例えばスポンジ、吸
湿性不織布、濾紙などから構成されている。展開液パッ
ド部30と吸収パッド部32との間には検体中の抗原
(又は抗体)と反応するそれぞれの抗体(又は抗原)が
塗布されて固定化された帯状の検出部34a〜34dが
設けられている。検出部34a〜34dは、免疫クロマ
ト試験片4に蛋白質の非特異的吸着を防止するために、
BSAなどでブロッキング処理を施した後、抗体(又は
抗原)が塗布されて固定化されたものである。
【0017】検体は、検体中の抗原(又は抗体)を標識
する色素とともに展開液に添加されて、展開液パッド部
30に滴下される。標識色素は検体中の抗原(又は抗
体)と反応する。展開液が免疫クロマト試験片4を浸透
することによって、検体中の抗原(又は抗体)と標識色
素との結合体や未反応の標識色素は、展開液とともに吸
収パッド部32の方向に向かって移動する。いま、仮に
検体中に抗原A,B,Dが含まれており、抗原A,B,
Dが検出部34a,34b,34dとそれぞれ抗原抗体
反応するものとする。検体が移動するにともなって、検
体中の抗原と検出部34a〜34dに固定されている抗
体とが特異的に反応し、反応した検出部34a,34
b,34dに標識色素による帯状のパターンが形成され
る。展開液中に存在する未反応の標識色素は吸収パッド
32に到達する。
【0018】このように検体の展開が完了した免疫クロ
マト試験片4を図1,図2の測定装置の試験片載置プレ
ート2上に載置し、免疫クロマト試験片4をその展開方
向に移動させて測定を行なうと、図3(C),(D)に
示される反射率パターンが得られる。(C)は645n
mのレーザ光による反射率パターンを表したものであ
り、(D)は780nmでの反射率パターンを表したも
のである。この実施例では、2つのレーザダイオード1
8a,18bを交互に切り換え、その切換えと同期して
検出器26a,26bからの信号を取り込むようにする
ことにより、共通の検出器26a,26bを用いて波長
の異なる2種類の反射光を識別して検出することができ
る。(C)の645nmでの反射率パターンでの吸収は
検体中の測定しようとする抗原と結合した標識色素によ
る吸収であり、(D)の780nmの反射率パターンで
の吸収は検出部での標識色素以外のものからの吸収であ
り、バックグラウンドを構成するものである。(C)の
反射率パターンから(D)の反射率パターンの引き算を
行なうことによって、バックグラウンド補正のなされた
反射率パターンを得ることができる。その反射率パター
ンの吸収帯の面積は検体中の測定しようとする抗原の量
に対応したものである。
【0019】図3の免疫クロマト試験片4は、検体中の
複数の抗原(又は抗体)を同時に検出するために複数個
の検出部34a〜34dを備えているが、1種類の抗原
(又は抗体)を検出する場合には検出部は1つでよい。
検出部が1つの場合には、その検出部に呈色が形成され
るか否かにより目的とする抗原(又は抗体)の有無を判
定することができ、その検出部の反射率パターンの面積
から定量することができる。また、図3は反射率パター
ンとして示しているが、定量には吸光度パターンを求め
てその面積を算出するようにしてもよい。本発明は、免
疫クロマト試験片以外の試験片にも適用することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明では試験片の試料展開方向と直交
する方向に延びた光束断面をもつ測定光で試験片上を試
料展開方向に走査するので、試料展開方向の一直線に沿
って一回走査するだけで反射光パターンを得ることがで
き、走査機構が簡単なものですむ。特に、光源としてレ
ーザダイオードを用いた場合には、高い反射光エネルギ
ーの光学系を構成することができ、外部迷光に強い測定
を行なうことができる。また、レーザダイオードを使用
することにより波長純度が高く、高精度の測定を行なう
ことができる。さらに、分光フィルタなどの分光器が不
要であるため、低価格の光学系を構築することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す図であり、(A)は平面図、
(B)はその左端面図である。
【図2】(A)は図1(A)のX−X’線位置での断面
図、(B)は図1(A)のY−Y’線位置での断面図、
(C)は図1(A)の右側面図である。
【図3】(A)は検体の展開が完了した状態を概略的に
表わす免疫クロマト試験片の平面図、(B)はその長手
方向に沿った断面図、(C)は645nmのレーザ光に
よる反射率パターンを表わした図、(D)は780nm
での反射率パターンを表わした図である。
【符号の説明】
2 試験片載置プレート 4 クロマト試験片 6 基台 10 モータ 12 ドラム 14 ベルト 16 測定光学系 18a,18b レーザダイオード 20 反射板 22a,22b 集光レンズ 24 スリット 26a,26b 検出器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料が展開して呈色ゾーンが形成されて
    いる試験片を載置する試験片載置プレートと、 試験片載置プレート上に載置された試験片の試料展開方
    向と直交する方向に延びた光束断面をもつ測定光を、試
    験片載置プレート上の試験片に照射する照射光学系及び
    その測定光による試験片からの光を検出する検出器を備
    えた測定光学系と、 試験片載置プレートと測定光学系の少なくとも一方を試
    験片の試料展開方向の一直線にそって移動させる走査機
    構とを備えたことを特徴とする呈色測定装置。
  2. 【請求項2】 照射光学系は光源としてレーザダイオー
    ドを備え、その発光光束断面の楕円形の長軸方向が測定
    光の光束断面の長軸方向となっており、集束レンズとス
    リットにより前記所定形状の測定光とするものである請
    求項1に記載の呈色測定装置。
  3. 【請求項3】 照射光学系は光源として発振波長の異な
    る2つのレーザダイオードを備え、2波長での測光を行
    なう請求項2に記載の呈色測定装置。
  4. 【請求項4】 2つのレーザダイオードは、試験片の試
    料又は試料標識色素により一方の発振波長が吸収され、
    他方の発振波長が吸収されないような2種類が選択され
    ている請求項3に記載の呈色測定装置。
  5. 【請求項5】 一方のレーザダイオードはその発光面が
    試験片載置プレートの表面に対向する方向に配置され、
    他方のレーザダイオードはその発光面の光軸が試験片載
    置プレートの表面に平行で試験片の試料展開方向に直交
    する方向に配置され、前記一方のレーザダイオードから
    の光束を透過させ、前記他方のレーザダイオードからの
    光束を反射させて両光束を同一光軸上の光束として試験
    片に導く反射板を備えた請求項3又は4に記載の呈色測
    定装置。
  6. 【請求項6】 照射光学系は測定光を試験片に対して垂
    直方向に入射させるように配置され、前記検出器は試料
    展開方向の前方方向への反射光を受光する前方斜め上方
    の位置と試料展開方向の後方方向への反射光を受光する
    後方斜め上方の位置の双方に配置されている請求項1か
    ら5のいずれかに記載の呈色測定装置。
  7. 【請求項7】 測定される試験片がクロマト試験片であ
    る請求項1から6のいずれかに記載の呈色測定装置。
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