JPH11325916A - 集積された角速度センサ装置及びその製造方法 - Google Patents

集積された角速度センサ装置及びその製造方法

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JPH11325916A
JPH11325916A JP10302417A JP30241798A JPH11325916A JP H11325916 A JPH11325916 A JP H11325916A JP 10302417 A JP10302417 A JP 10302417A JP 30241798 A JP30241798 A JP 30241798A JP H11325916 A JPH11325916 A JP H11325916A
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fixed
electrode
forming
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Paolo Ferrari
フェラーリ パオロ
Benedetto Vigna
ビグナ ベネデット
Mario Foroni
フォローニ マリオ
Marco Ferrera
フェレーラ マルコ
Pietro Montanini
モンタニーニ ピエトロ
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STMicroelectronics SRL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】振動型の集積された角速度センサ、及び高レベ
ルの性能及び信頼性を有しかつ低コストでのその製造方
法を提供する。 【解決手段】角速度センサーは、エピタキシャル層の中
に形成され互いに及び装置の残りの部分に対し定着要素
により定着される一対の可動質量体2a,2bをそな
え、該可動質量体は互いに対称的で、それぞれの固定励
起電極7a1 ,7a2 が間に挿入される可動励起電極6
a及び固定検出電極7b1,7b2 が間に挿入される可動
検出電極6bを有する。可動及び固定励起電極は第1の
方向に延び、可動及び固定検出電極は第1の方向に対し
垂直で装置の表面に対し平行な単一平面上に配置された
第2の方向に延びる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積された角速度
センサー装置及びその製造方法に関する。既知の通り、
角速度センサー又はジャイロスコープ又はヨーセンサー
(yawsensor)は、移動体の速度ベクトルの方
向の変動を測定することのできる装置である。
【0002】
【従来の技術】角度センサーは、自動車業界において、
ABS,能動サスペンション,ASR,車両及び慣性航
法(ナビゲーション)システムのダイナミック制御のた
めに用いることができ、又消費者向け物品では、シネカ
メラ内の画像安定化システムのため、又スポーツ機器、
三次元“マウス”などに使用でき、工業プロセス制御、
例えば産業用機械の制御、ロボット工学において、医薬
分野において、そして軍事分野では新型兵器システムの
ために使用可能である。
【0003】回転質量体の角度モーメントの保存に基づ
いている従来のジャイロスコープは、あまりにもコスト
高でかつかさが高く、新しい利用分野のためには信頼性
が不充分である。さらに、光ファイバー及びレーザージ
ャイロスコープは優れた性能レベルを有するとはいって
も、指摘されている利用分野にはコストが高すぎる。小
型で安価なジャイロスコープに対する必要性の増加は、
数多くの工業的及び学術的研究センタにおける開発活動
に刺激を与えてきた。かくして、1950年代頃、最初
の振動型ジャイロスコープが生産された。これらは、非
慣性回転系内で振動する質量体(mass)に対するコ
リオリの力(Coriolis force)の影響を
検出することによって、それらがとりつけられている系
の角速度を測定する。これらのセンサーにおいては、感
応性質量体を起動機構を用いて移動させ続けることが必
須である。1950年代に生産された最初のジャイロス
コープは、感応性質量体の励起及びコリオリの力の検出
のため磁界を用いていたが、その後1960年代におい
ては、現在最も一般的に用いられているタイプである圧
電効果が利用された(例えば B. Johnson,「振動型回転
センサ」、センサ及びアクチュエータ、1995年、S
AE,SP−1066,p41〜47参照)。
【0004】現在、感応性コンポーネントにシリコン微
細構造が含まれているような振動型ジャイロスコープが
設計されつつある。実際、マイクロエレクトロニクス産
業に典型的な機械及び生産プロセスを使用する可能性に
より、自動車産業や消費者商品での利用分野にとって必
須の必要条件である、大量低コストでのジャイロスコー
プの生産が可能となるはずである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、振動型の集積された角速度センサ、及び高レベルの
性能及び信頼性を有しかつ低コストでのその製造方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、それぞ
れ請求項1及び請求項11に規定されているような、集
積された角速度センサ及びその製造方法が提供される。
本発明を理解する目的で、ここで好ましい実施形態につ
いて、添付図面を参照しながら、純粋に制限的ではない
例を示して記述する。
【0007】
【発明の実施の形態】本装置は、感応性コンポーネント
及び相対的信号処理回路をそなえて成る。図1〜3に詳
細に示されている感応性コンポーネント1は、図1にA
として示されている水平中心軸との関係において対称で
ある構造を有する。その結果、この図1ではこの感応性
コンポーネントの約半分だけが示されている。感応性コ
ンポーネント1は、互いに接続され、定着要素(anc
horage element)3及び4によりN+
ープされた多結晶シリコンのバルク領域12に定着させ
られている2つの可動質量体(mobile mas
s)2a及び2bをそなえて成る。上から見た詳細図で
は、可動質量体2a,2bは実質的に、互いに面する第
1の側面10a、該第1の側面に対し平行な第2の側面
10b及び該第1及び第2の側面10a,10bに対し
垂直な第3及び第4の側面10c,10dを有する2つ
の隣接する正方形又は矩形の形状をもつ。(互いに面し
ている)可動質量体2a,2bの該第1の側面10aか
ら、定着要素4が延びている。可動質量体2a,2bの
各々の第2,第3及び第4の側面10b−10dから
は、センサの可動電極6a,6bを形成する細長い延長
部分が延びており、特に、該可動電極6aは、該側面1
0c,10dに対して垂直に可動質量体2a,2bの各
々の第3及び第4の側面10c,10dから延びて可動
励起電極を形成し、一方可動電極6bは、該第2の側面
10bに対して垂直に各々の可動質量体2a,2bの第
2の側面10bから延び、可動検出電極を形成する。
【0008】定着要素3は、可動質量体2a,2bのコ
ーナーから、この可動質量体2a,2bの第3の側面1
0c,第2の側面10b及び第4の側面10dの間に延
び、L字形をしており、しかも可動質量体2a,2bか
ら出発して、可動電極6aに対し平行な第1の区分3
a、及び可動電極6bに対して平行でかつ可動電極6a
から離れるように延びる第2の区分3bをそなえて成
る。一方、定着要素4は、可動質量体2a,2bの第1
の側面10aの中心から延び、可動質量体2a,2bか
ら出発して、各々、可動電極6aに対し平行な第1の区
分4a、互いに対面する凹部を伴いU字形になった第2
の区分4b、及び互いに対面する2つの定着要素4に共
通の第3の区分4cをそなえ、かくして互いに対面して
2つの可動質量体2a,2bの間に延びる2本のフォー
ク5を形成している。
【0009】可動電極6a,6bには、それぞれの固定
領域8a1 ,8a2 及び8b1 ,8b2 から出発して固
定電極7a1 ,7a2 及び7b1 ,7b2 が間に挿入さ
れるか又はかみ合わされて(入り込まされて)おり、特
に、固定電極7a1 ,及び7a2 は、可動電極6aと互
いにかみ合わされ(入り込まされ)、互いに隣接してお
り、可動質量体2a,2bの第3及び第4の両方の側面
10c,10dについて、固定電極7a1 は定着要素4
の近傍に配置され、固定電極7a2 は定着要素3の近傍
に配置される。固定電極7b1 及び7b2 は可動電極6
bと互いにかみ合わされ互いに隣接しており、固定電極
7b1 は、図1の左側に配置され、固定電極7b2 はそ
の右側に配置される。固定電極7a2 は、図中電圧V+
及びV-により表わされているように、固定電極7a1
との関係において正の電圧にバイアスされ、特に、該固
定電極7a2 に印加される電圧V+ は方形波であり、図
1の頂部及び底部に向かって交互に直接的な力を生成し
これによって可動質量体2a,2bに対し、Y軸方向の
振動運動を付与するように、2つの可動質量体2a,2
bに対して逆位相状態にある。一方、固定電極7b1
び7b2 は、以下で記述する通り、可動質量体2a,2
bにより生成された信号の検出のための電極を表わして
いる。
【0010】各々の可動電極6a,6bと2つの対面す
る固定電極7a1 ,7a2 ,7b1,7b2 の間の静止
状態下(振動無しの状態)での距離は、図2の拡大詳細
図の中に示されている通り同一ではなく、この図中、各
可動電極は単に6として示され、各固定電極は7として
示されている。かくして、各々の可動電極6は、それに
面する2つの固定電極7と共に、互いに平行である2つ
のキャパシタを形成し、そのうち1つのキャパシタ(よ
り短かい距離で固定電極及び可動電極によって構成され
ているキャパシタ)が、可動質量体の振動又は装置の角
速度の検出信号の生成を決定する有効なキャパシタを構
成している。
【0011】本装置においては、(全てN+ 型の多結晶
シリコンをそなえる)可動質量体2a,2b、可動電極
6a,6b、定着要素3,4、固定領域8a1 ,8
2 ,8b1 ,8b2 、及び固定電極7a1 ,7a2
び7b1 ,7b2 を形成するさまざまな領域は、互いか
ら及びバルク領域12から1つのトレンチ13によって
分離され、このトレンチの全体的形状は、図1を見れば
わかる。バルク領域12は、それ自体同じくP型の第2
の多結晶エピタキシャル領域17によりとり囲まれてい
る、P型の第1の多結晶エピタキシャル領域14によっ
てとり囲まれており、2つの多結晶エピタキシャル領域
14,17は、感応性要素1を装置の残りの部分から電
気的に絶縁している閉鎖された矩形形状をもつ第2のト
レンチ15によって互いから分離される。
【0012】固定領域8a1 ,8a2 ,8b1 ,8b2
及びバルク領域12は、領域8a2及び8b1 について
図3に示されているように、埋込みコンタクトによりバ
イアスされている。詳細に言うと、該領域8a2 及び8
1 はP型の基板20より上に延び、図13にその形状
が示されている窒化物領域18c、窒化物領域18a、
及び厚い酸化物領域21a,21bによってそこから電
気的に絶縁されている。特に、図3に示されているよう
に、厚い酸化物領域21a,21bはそれらの中心に1
つのアパーチャ23を有し、ここにおいて固定領域8a
2 及び8b1 は、基板20の上部表面30に沿って延び
るN+ 型のそれぞれの埋込みコンタクト領域24a,2
4bと電気的接触状態にある。特に、埋込みコンタクト
領域24a,24bは、同じく図4の上面図に見られる
埋込みコンタクト領域24aについてセンサー部域の近
くに示されている通り、窒化物領域18a、厚い酸化物
領域21c及び窒化物領域18bを含む一連の絶縁領域
より下で、アパーチャ23から延びている。埋込みコン
タクト領域24a,24bは、ウエーハの表面41から
延びるシンカー領域(sinker region)2
6に電気的に接続されている埋込みコンタクト領域24
aについて図10〜12に示されているように、埋込み
コンタクト領域が対応する深いコンタクト又はシンカー
領域と電気的接触状態にある、単結晶エピタキシャル領
域37”より下で、多結晶エピタキシャル領域17の境
界を超えて延びている。図示されている通り、その他の
固定領域8a1,8a2 ,8b2 及びバルク領域12(こ
れは可動質量体2a,2bに電気的に接続されている)
との接触は、固定領域8a2 について記述したものと類
似の要領で得られ、特にバルク領域12は、図3の断面
図の平面に対して平行な平面に沿って、領域24aに対
し平行に延びる埋込みコンタクト領域(図示せず)によ
って接続されている。
【0013】図3を見ればわかるように、トレンチ13
は、可動電極6a,6b、固定電極7a1 ,7a2 及び
7b1 ,7b2 、及び定着要素3,4の可動質量体2
a,2bの部域内のエアギャップ16まで、及び固定領
域8a1 ,8a2 及び8b1 ,8b2 の部域内の絶縁用
窒化物領域18aまで、装置の表面41から延びてお
り、一方トレンチ15は、絶縁用窒化物領域18bに至
るまで、装置の表面41から延びている。
【0014】上述の感応性要素1の中では、2つの可動
質量体2a,2b及び定着フォーク5が存在するため、
適切な信号処理により、2つの可動質量体が受ける見か
けの慣性力がひき起こす影響を除去することが可能とな
る。実際、非慣性系が回転せず線形加速度Aを受けてい
る場合、2つの可動質量体2a,2b(同じ質量を有
する)は、この両方について同じである力Faを受け
る。一方、コリオリの力(Coriolis forc
e)Fcは速度ベクトルの方向によって左右され、固定
電極7b1 ,7b2 により検出された信号を減算するこ
とによって、慣性力Faによりひき起こされる共通の影
響を除去することが可能である。Wが非慣性系の角速度
であり、Aがその線形加速度であるとすると、回転系に
対する速度Vで、値(質量)をもつ可動質量体に作用
するコリオリの力Fcは、ベクトル積により得られる: Fc=2m(W×V) 一方、加速度Aの影響によりひき起こされる慣性力は、
Fa=mAである。
【0015】2つの可動質量体2a,2bは位相的に反
対に移動することから、2つの可動質量体のうちの1つ
には、全体的力Fa+Fcが作用し、一方もう1つの可
動質量体には、全体的力Fa−Fcが作用する。これら
2つの力に結びつけられた2つの信号が次に減算され、
コリオリの力により誘発された影響の測定が得られる。
【0016】図示された構造においては、励起(exc
itation)も検出も共に静電式である。電極対6
a,7a1 ,7a2 は、可動質量体2a,2bをそれら
の共振振動数でY軸に沿って振動させ、かくして電気エ
ネルギーの機械エネルギーへの変換を最適化する。一方
電極対6b,7b1 ,7b2 は、X方向での電極の距離
の変動を発生させる振動(上述の力Fa)及び回転(コ
リオリの力Fc)の影響によって、電極対6b,7
1 ,7b2 と結びつけられた容量の変動を検出し、付
随する回路によって処理され得る対応する信号を生成す
る。
【0017】センサー装置は、図5〜13を参照しなが
ら以下で記述する要領で製造される。なおこれらの図
中、さまざまな材料層の厚みは、一定の尺度で示されて
おらず、表示上の理由から全ての図には示されていない
層もいくつかある。図5に示されているように、センサ
ー部域32及び回路部域34を構成するP型導電性をも
つ単結晶シリコン基板20の中には、従来のマスキング
及び注入技術により、N+ 型の埋込みコンタクト領域が
形成されており、図5にはそのうちの埋込みコンタクト
領域24aのみが見られる。基板20の表面30上に
は、パッド酸化物層31が200〜900Åの厚みで例
えば熱成長により形成され、その上には厚み700〜3
000Åで窒化シリコン層18がデポジットさせられ
る。次に、窒化シリコン層18の境界が画定され、図1
3に示されているような形状を有している。窒化物層1
8により被覆されていない基板20の表面30の部分
は、次に局所的に酸化され、犠牲領域33、埋込み酸化
物領域21a,21b及び21c(図6にはそのうち領
域33,21a及び21cが見られる)ならびにその他
の電極の埋込みコンタクトのための類似の領域をそなえ
る厚い酸化物領域が形成される。この点に関しては、こ
のステップに存在するさまざまな窒化物及び酸化物領域
を示す図13も参照されたい。
【0018】その後、フォト技術ステップの後、プラズ
マエッチングによって、感応性要素1の埋込みコンタク
トが形成されるべきセンサ部域32内の層31,18の
一部分が除去され(アパーチャ23)、回路部域34内
の窒化シリコン層18が除去され、かくして図7の構造
が得られる。なおこの図には、窒化物領域18a,18
b及び18cは見られるが、その下にあるパッド酸化物
領域は示されていない。
【0019】このとき、図8に示されているように、多
結晶又は非結晶性の(amorphous)シリコン層
35がデポジットされる。フォト技術及びプラズマエッ
チングステップにより、多結晶又は非結晶性のシリコン
層35がセンサー部域32を除いて除去され、その後の
エピタキシャル成長ステップのための核を表わすシリコ
ン領域35’を形成する。その後、エッチングステップ
により、露呈されている場所でパッド酸化物層31が除
去され、エピタキシャル成長が実施されて、センサ部域
32内では多結晶構造(多結晶領域37’)を有し、他
の場所では単結晶構造(単結晶領域37”)を有する、
いわゆるP型の擬似エピタキシャル層(pseudo−
epitaxial layer)37が形成される。
こうして図9に示されるウェーハ38が得られる。
【0020】その後、擬似エピタキシャル層37は、シ
ンカー領域を製造するためN型の導電性を決定できるド
ーピングイオンでドープされ、特に、図5−9に比べ左
側へわずかに移動させられたウエーハ38の一部分を示
す図10を見ればわかるように、単結晶領域37”の中
にはシンカー領域26が形成され、多結晶領域37’内
には、感応性要素1を収容し、可動質量体2a,2b、
可動及び固定電極6,7、及びバルク領域12を形成す
るように設計されたN+ 型のウェル領域42が形成され
る。特に、ポケット42は、埋込み酸化物領域21a内
でアパーチャ23の位置で埋込みコンタクト領域24a
と電気的に接触する。
【0021】その後、標準的なステップを用いて、回路
の各電子要素が回路部域34内に形成され、図示されて
いる例においては、N型のコレクタウェル44が形成さ
れ、ウエーハ38の表面41から基板20まで延び、コ
レクタウェル44内では、N + 型のコレクタコンタクト
領域46、P型のベース領域47、及びN+ 型のエミッ
タ領域48をもつNPNトランジスタ45が形成され
る。
【0022】ウエーハ38の表面41上には、その後例
えばBPSG(ボロン・りん・シリコンガラス)といっ
たような誘電体層50が、コンタクト開口のためにデポ
ジットされる。その後、マスキング及び選択的除去ステ
ップにより、各コンタクトは回路部域34内及びシンカ
ー領域26上で開口され、誘電体層50はセンサ部域3
2から除去され、金属層がデポジットされ整形されて、
トランジスタ45用及び感応性要素1用のコンタクト5
1を形成する。
【0023】その後、パッシベーション誘電体層52が
デポジットされ、これは(図示されていない要領で、装
置の電気的接触を可能にするため)コンタクトパッドの
部域内、及びセンサ部域32内で除去され、かくして図
10の構造が得られる。次に、炭化シリコンの層53及
び酸化物層54(好ましくはTEOS−テトラエチルオ
ルソシリケート酸化物)がデポジットされ境界が画定さ
れて、その後の多結晶領域37’を掘削するステップの
ためのマクスを形成し、特に、酸化物層53は、その後
のトレンチエッチングのためのマスキング層を構成し、
一方、炭化物層54は、犠牲領域を除去するステップ中
のマスキング層を構成する。その後、異なる電位をもつ
絶縁領域のため、及び可動質量体2a及び2bの内側に
ホール56(図1及び3参照)を形成するための定着要
素3,4を形成する目的で、固定領域8a1 ,8a2
び8b1 ,8b2 を互いから及びウェル42の残りの部
分から分離するため、固定電極及び可動電極を分離する
べく掘削が行なわれる。このステップで、窒化物領域1
8a,18bは基板20及び埋込みコンタクト領域24
aをエッチングに対し保護する。かくして、ホール56
及びトレンチ13及び15が形成され、P型の多結晶エ
ピタキシャル領域37’は、領域14及び17に分割さ
れる。従って、図3と同じ断面に沿って切りとられた図
11内の横断面図に示されている構造が得られる。
【0024】最後に、トレンチ13及び15及びホール
56を通して、フッ化水素酸又はフッ化水素酸蒸気での
湿式エッチングによって、犠牲領域33が除去され、以
前領域33が占めていた部域は、下方から可動質量体2
a,2b、対応する定着要素3及び4、及び固定電極7
を基板20から分離するエアギャップ16を形成する。
このステップにおいては酸化物層54も除去され、一方
炭化物層53は、下にある多結晶シリコン領域ならびに
パッシベーション層を保護する。これによって図12の
構造がえられる。その後のプラズマエッチングにより、
炭化シリコン層53は、ウェーハ38全体から除去さ
れ、かくして前述した図1〜4に示される構造を提供す
る。
【0025】ここで記述する装置及びその製造方法がも
つ利点は、以下の通りである。まず第1に、励起電極に
対し垂直に延びる検出電極を伴う前述のセンサ要素の構
造により、装置の速度変動によって生成される信号を直
接検出することが可能となる。さらに、これは、集積回
路の製造のための各プロセス段階(ステップ)との両立
性を有し、感応性要素及びそれが生成する信号を処理す
る回路を単一のチップ上に集積させることが可能とな
る。この点において、感応性要素の励起及び応答の検出
の両方のために静電式の解決策が用いられることが特に
有利である。
【0026】記述されている構造においては、2本のフ
ォーク5による2つの可動質量体2a,2bの接続は、
それぞれの共振周波数の完全な適合を保証し、かくして
慣性加速度の影響を単純な方法で除去できるようにす
る。エピタキシャル処理を用いた可動質量体の製造は、
ウエーハ上にデポジットされた多結晶シリコン層から可
動質量体が製造される構造の場合に比べ、得られる質量
がより大きいこと、及び(擬似エピタキシャル層の深さ
と結びつけられた)起動及び検出キャパシタの有効表面
がより大きいことに起因して、より良い感度を得ること
を可能にする。
【0027】マイクロエレクトロニクス産業にとって代
表的な各プロセス段階(ステップ)を使用することによ
り、低コストでセンサーを製造し、高レベルの信頼性を
保証することが可能となる。最後に、ここで記述した装
置及び方法に対し数多くの修正及び変更を加えることが
可能であり、その全てが、特許請求の範囲内で規定され
ているような発明力ある概念の範囲内に入るということ
がわかるだろう。特に、さまざまな領域のドーピングの
タイプは互いに逆転させることができ、その回路はバイ
ポーラ及びMOSデバイスの両方を含むことができ、又
細部は技術的に等価であるその他のもので置換すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を内蔵するチップの一部分の上面
図である。
【図2】図1の拡大詳細図である。
【図3】図1の装置の一部分の横断面斜視図である。
【図4】図3の平面IV−IVに沿って切り取った横断面図
である。
【図5】本発明の装置を内蔵する半導体材料のウェーハ
を通る横断面図(その1)である。
【図6】本発明の装置を内蔵する半導体材料のウェーハ
を通る横断面図(その2)である。
【図7】本発明の装置を内蔵する半導体材料のウェーハ
を通る横断面図(その3)である。
【図8】本発明の装置を内蔵する半導体材料のウェーハ
を通る横断面図(その4)である。
【図9】本発明の装置を内蔵する半導体材料のウェーハ
を通る横断面図(その5)である。
【図10】本発明の装置を内蔵する半導体材料のウェー
ハを通る横断面図(その6)である。
【図11】本発明の装置を内蔵する半導体材料のウェー
ハを通る横断面図(その7)である。
【図12】本発明の装置を内蔵する半導体材料のウェー
ハを通る横断面図(その8)である。
【図13】本発明方法の中間段階において形成される埋
込み領域の形状の上面図である。
【符号の説明】
2a,2b…可動質量体 3,4…定着要素 5…フォーク要素 6a…可動励起電極 6b…可動検出電極 7a1 ,7a2 …固定励起電極 7b1 ,7b2 …固定検出電極 12…バルク領域 13…トレンチ 38…半導体材料本体 45…電子要素(トランジスタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリオ フォローニ イタリア国,37067 バレッジオ スル ミンチオ,ビア ジャコポ フォローニ, 1 (72)発明者 マルコ フェレーラ イタリア国,28037 ドモドッソーラ,ビ ア マッタレーラ,19 (72)発明者 ピエトロ モンタニーニ イタリア国,20077 メレグナーノ,ビア ベルディ,9

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定励起電極(7a1 ,7a2 )が間に
    挿入されている可動励起電極(6a)を有し、半導体材
    料本体(38)に定着された可動構造(2a,2b)を
    そなえ、前記可動及び固定励起電極が第1の延長方向を
    有する、集積された角速度センサ装置であって、固定検
    出電極(7b1 ,7b2 )が間に挿入されている可動検
    出電極(6b)をそなえ、前記可動及び固定検出電極
    が、前記第1の方向に対し実質的に垂直である第2の延
    長方向を有していることを特徴とする、集積された角速
    度センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体材料本体(38)が表面(4
    1)を有し、前記第1及び前記第2の方向がこの表面に
    属していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記可動構造は、互いに隣接し互いから
    間隔どりされ、互いの間に定着領域を規定しかつ、前記
    定着領域に面する第1の側面(10a)、前記第1の側
    面に対して平行な第2の側面(10b)、及び互いに平
    行で前記第1及び第2の側面に対して垂直な第3及び第
    4の側面(10c,10d)をもつ四辺形形状の第1及
    び第2の可動質量体(2a,2b)をそなえており、前
    記可動質量体(2a,2b)は各々、各可動質量体の相
    対する側に延びる第1及び第2の定着要素(4,3)を
    通して前記半導体材料本体(38)のバルク領域(1
    2)に定着されていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の定着要素(4)が前記定着領
    域内に延び、一対のフォーク要素(5)を形成している
    ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 各々のフォーク要素(5)が、前記可動
    質量体(2a,2b)の前記第1の側面(10a)の中
    心部分から延びる一対の第1の定着区分(4a)、及び
    U字形に作られ相互に面する凹部と共通区分(4c)と
    をもつ一対の第2の定着区分(4b)をそなえて成るこ
    とを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の定着要素(3)が、各々の可
    動質量体(2a,2b)の相対するコーナーから延び、
    L字形となっており、その第1の区分(3a)が前記第
    1の方向に平行に延び、第2の区分(3b)が前記第2
    の方向に対し平行に延びていることを特徴とする請求項
    3〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記可動励起電極(6a)が前記可動質
    量体(2a,2b)の前記第3及び第4の側面(10
    c,10d)から延びていること、及び前記可動検出電
    極(6b)が前記可動質量体の前記第2の側面(10
    b)から延びていることを特徴とする請求項3〜6のい
    ずれか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記固定励起電極(7a1 ,7a2
    が、互いに隣接しかつ、前記可動質量体(2a,2b)
    の前記第3及び第4の側面(10c,10d)の両方に
    面するように配置された第1の固定電極(7a1 )及び
    第2の固定電極(7a2 )をそなえて成り、前記第1の
    固定電極(7a1 )は、前記第2の固定電極(7a2
    とは異なる電圧へとバイアスされ、前記第1の可動質量
    体(2a)の前記固定励起電極(7a1 ,7a2 )は、
    前記第2の可動質量体(2b)の前記固定励起電極に対
    し逆位相で交番する電圧でバイアスされていることを特
    徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の固定電極(7a1
    7a2 )及び前記固定検出電極(7b1 ,7b2 )がそ
    れぞれの固定支持領域(8a1 ,8a2 ,8b1 ,8b
    2 )から延びかつ、互いから及び前記可動質量体(2
    a,2b)から形づくられたトレンチ(13)によって
    電気的に分離されていること、及び前記固定支持領域及
    び前記バルク領域(12)は、前記半導体材料本体(3
    8)の基板領域(20)内に延びるそれぞれの埋込みコ
    ンタクト領域(24a,24b)に接続されていること
    を特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体材料本体(38)は、単結
    晶基板(20)及びこの基板上に延びかつ互いに隣接す
    る多結晶エピタキシャル領域(37’)及び単結晶エピ
    タキシャル領域(37”)をそなえる擬似エピタキシャ
    ル層(37)をそなえており、前記可動構造(2a,2
    b)及び前記固定励起及び検出電極(7a1 ,7a2
    7b1 ,7b2 )が前記多結晶エピタキシャル領域(3
    7’)内に形成されていること、及び前記単結晶エピタ
    キシャル領域(37”)内に収容された信号処理用の集
    積された電子要素(45)をそなえていることを特徴と
    する請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第1の延長方向に延びる固定励起電極
    (7a1 ,7a2 )が間に挿入されている可動励起電極
    (6a,6b)を有する可動構造(2a,2b)を形成
    するステップをそなえて成る、集積された角速度センサ
    装置の製造方法であって、前記第1の方向に対し実質的
    に垂直である第2の延長方向に延びる固定検出電極(7
    1 ,7b2 )が間に挿入されている可動検出電極(6
    b)を形成するステップをそなえて成ることを特徴とす
    る方法。
  12. 【請求項12】 半導体材料の基板(20)上に犠牲領
    域(33)を形成するステップ、 前記犠牲領域と接触状態にある多結晶エピタキシャル領
    域(37’)及び前記基板と接触状態にある単結晶エピ
    タキシャル領域(37”)を含む擬似エピタキシャル層
    (37)を成長させるステップ、 前記単結晶エピタキシャル領域(37”)内に電子要素
    (45)を形成するステップ、 前記多結晶エピタキシャル領域(37’)の選択的部分
    を除去し、かくして可動構造(2a,2b)及び前記可
    動及び固定励起及び検出電極を互いから分離するトレン
    チ(13)を形成するステップ、及び前記トレンチ(1
    3)を通して前記犠牲領域(33)を除去するステッ
    プ、をそなえていることを特徴とする請求項11に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 前記犠牲領域(33)が、酸化シリコ
    ン領域であることを特徴とする請求項12に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記基板(20)及び前記擬似エピタ
    キシャル層(37)が第1の導電性タイプをもつこと、
    擬似エピタキシャル層を成長させるステップの前に、前
    記基板内に第2の導電性タイプをもつ埋込みコンタクト
    領域(24a,24b)を形成するステップが実施され
    ること、犠牲層(33)を形成するステップと同時に、
    前記埋込みコンタクト領域(24a,24b)より上に
    延び前記埋込みコンタクト領域の選択的コンタクト部分
    を互いの間で規定する、電気的分離材料の領域(21
    a,21b,21c)が形成されること、及び擬似エピ
    タキシャル層(37)を成長させる前記ステップの後、
    前記犠牲領域(33)より上に前記第2の導電性タイプ
    をもつウェル領域(42)を形成しかつ、前記第2の導
    電性タイプをもち前記埋込みコンタクト領域(24a,
    24b)に至るまで前記擬似エピタキシャル層の表面
    (41)から延びてシンカーコンタクトを形成するシン
    カーコンタクト領域(26)を形成する各ステップが実
    施されることを特徴とする請求項11又は12に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 選択的部分を除去するステップが、 前記擬似エピタキシャル層(37)より上に炭化シリコ
    ンの第1のマスク(53)を形成し、前記犠牲領域(3
    3)を除去するステップの間その下にある前記各領域を
    保護するステップ、及び前記第1のマスク(53)より
    上に酸化シリコンの第2のマスク(54)を形成し、前
    記トレンチ(13)を形成する前記ステップの間前記第
    1のマスクを保護するステップ、をそなえていることを
    特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載の方
    法。
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