JPH1132589A - 植栽基盤 - Google Patents

植栽基盤

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JPH1132589A
JPH1132589A JP19802297A JP19802297A JPH1132589A JP H1132589 A JPH1132589 A JP H1132589A JP 19802297 A JP19802297 A JP 19802297A JP 19802297 A JP19802297 A JP 19802297A JP H1132589 A JPH1132589 A JP H1132589A
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Yoriyuki Yamada
順之 山田
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植栽ポットを設置する面積に余裕が少ない場
所では、植栽ポットの設置により床面や上部空間の有効
面積が制限され、植栽ポットの大きさも制限されてい
た。 【解決手段】 植栽基盤1は、防水性を有しかつ上部が
開放されている植栽容器11と、その植栽容器11の内
部に設けられている植栽土壌14と、その植栽土壌14
を覆う状態で植栽容器11上に設置されているパネル1
7とを備えてなり、所望の位置のパネル17を取り外し
てその位置の植栽土壌14に植物71を植えることによ
り上記課題の解決を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植栽基盤に関し、
詳しくは集合住宅、戸建て住宅、オフィスビル、ホテル
等におけるベランダ、テラス、柵等の緑化に用いる植栽
基盤であり、特には、面積の余裕が少ないマンションの
ベランダの緑化に用いる植栽基盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベランダ、テラス等で植物鑑賞、
園芸を楽しむために植物栽培を行う場合、そこに植物の
育成基盤としての土壌が存在しないために、植物の大き
さに見合った土壌の量を確保する必要があった。そのた
め、植栽ポットと呼ばれる様々な形態の鉢に土壌を充填
し、それを植栽基盤として設置している。その設置方法
としては、直接床面に置く方法、天井、壁等に吊るす方
法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、狭いベ
ランダ、テラスもしくは柵際といった植栽ポットを設置
する面積の余裕が少ない場所においては、植栽ポットの
設置により床面や上部空間の有効面積が制限されるとい
う課題を有している。また条件によっては、植栽ポット
の設置が不可能な場所も存在していた。さらに、植栽ポ
ットをベランダの中央に設置することは、ベランダを利
用するにあたって邪魔になることから困難であり、その
ため、ポットの大きさも制限を受けていた。そこで、省
スペース型の薄型のポットも開発され利用されている。
これは、平面的に薄型のポットを植栽基盤として直接床
面に置く方法や天井、壁等に吊るす方法で設置するもの
であるが、上部空間の利用が制限されるという課題の完
全な解決には至っていない。また、充填できる土壌の量
が制限されるため、植栽できる植物の種類、大きさ等も
制限を受けていた。そこで、植栽ポットによって空間を
制限することなく植物の栽培が可能となる植栽基盤が求
められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた植栽基盤である。すなわち、防水
性を有するものであって上部が開放されている植栽容器
と、この植栽容器内に設けられている植栽土壌と、この
植栽土壌を覆う状態で植栽容器上に設置されているパネ
ルとを備えたものである。
【0005】上記植栽基盤では、植栽容器内に植栽土壌
が設けられ、その植栽容器上にパネルが設置されている
ことから、植栽容器内に植栽土壌が植栽の機能を持ち、
パネルが床面としての機能を持つことになる。そのた
め、従来のポットでは利用することが困難であった植栽
基盤の上方空間を利用することが可能になる。また植栽
したい任意の地点のパネルを取り除くことにより、ベラ
ンダ等においてどの地点でも植物を植えられる。さらに
床面となるパネル下の全域に植物の育成土壌を敷設する
ことが可能になるので、植物の育成基盤としての土壌が
従来のポットよりも十分に確保される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態の一例を、
図1の(1)の立体分解図および(2)概略構成断面図
によって説明する。この図1では、既存のベランダに設
けることが可能な植栽基盤の一例を示す。なお、概略構
成断面図は立体分解図の奥行き方向の一断面を示してい
る。
【0007】図1の(1)および(2)に示すように、
防水性を有し、かつ植物71の根によって突き破られる
ことがない強度すなわち防根性を持つもので、上部が開
放された植栽容器11を用いる。この植栽容器11は設
置場所に見合う大きさに形成されていて、その高さは例
えば8cm〜25cm、好ましくは10cm〜15cm
程度に形成されている。この植栽容器11の底面11b
は、排水のための勾配が形成されていてもよい。この勾
配は、水が流れ下る程度の緩やかな傾斜に形成されてい
る。その勾配の底部側には複数の排水孔12が上記勾配
方向に対して直角方向に形成されている。
【0008】さらに植栽容器11内には後述するパネル
を支持するための支持部材13が縦横に形成されてい
る。この支持部材13は、例えば、板状を成し、その高
さは植栽容器11の高さとほぼ同等に形成され、上記底
面11b側に開口部13aが形成されているものであ
り、かつ縦横に一体に形成されているものである、もし
くは縦横に連ねて設けられているものである。なお、上
記支持部材13の形状は上記構成に限定されることはな
く、パネルを支持することができ、かつ底面11b側に
流路となる部分が設けられるものであればいかなる形状
(例えば柱状)のものであってもよい。また植物の根が
十分に張れるように上記支持部材13の中央部にも開口
部(図示省略)が形成されていてもよい。
【0009】上記植栽容器11の内部には植栽土壌14
が充填されている。この植栽土壌14は、排水層15
と、その上部に設けた育成層16とからなる。排水層1
5は、例えば植栽容器11の底面11bの全面に敷きつ
めた軽量砕石からなり、育成層16は植栽する植物に応
じた土壌(好ましくは軽量土壌)からなる。そしてそれ
らは、育成する植物に合わせて、植栽容器11の底面1
1bの全面に敷設されている。また、上記植栽土壌14
の上部、すなわち、育成層16の上部には利用状況に応
じて、例えば浸透ドリップ式の給水管(図示省略)を埋
設してもよい。さらに、上記底面11bの勾配の底部に
排水管(図示省略)を上記勾配方向に対して直角方向に
埋設してもよい。
【0010】さらに上記植栽容器11上には、上記植栽
土壌14との間に空間18を有して、植栽容器11の側
壁11sおよび支持部材13によって支持されるもので
床材となる複数枚からなるパネル17が上記植栽土壌1
4を覆う状態に設置されている。または上記植栽土壌1
4を押圧することなくこの植栽土壌14に接触する状態
に上記パネル17を設置しても差し支えはない。上記パ
ネル17には、木材、樹脂材、金属材等の様々な材質の
ものを利用することが可能である。そして、上記パネル
17は任意の位置で取り外すことが可能になっている。
【0011】上記のように植栽基盤1は構成されてい
る。
【0012】上記植栽基盤1では、植栽容器11の内部
に植栽土壌14を充填し、その植栽容器11上に新たな
床面となるパネル17を設けたことから、植栽基盤の機
能と床面の機能とを併せ持つことになる。そのため、従
来のポットでは利用することが困難であった植栽基盤1
の上部空間を利用することが可能になる。そして上記の
ように創出されたスペースを他の目的(例えば洗濯物干
し場、リラックスコーナー等)に利用することが可能に
なる。
【0013】しかも植栽したい任意の地点のパネル17
を取り外せることから、ベランダ等においてどの地点で
も植物を植えることができる。また万が一、植物71の
根腐れ等が発生した際のメンテナンス時にもパネル17
を取り外して速やかに対処することができる。
【0014】さらに床面となるパネル17の下部の全域
に植物の育成土壌となる植栽土壌14が敷設されている
ことから、植物の育成基盤としての土壌が従来のポット
よりも十分に確保される。よって、従来のポットでは成
しえなかった植物栽培量の確保が可能になる。
【0015】また上記植栽基盤1は、植栽土壌14との
間に空間18を有してパネル17が上記植栽土壌14を
覆う状態に設置されていることから、植栽土壌14を踏
圧することなく、植栽土壌14の利用が可能になる。こ
のように植栽土壌14がパネル17により覆われるた
め、雑草発生の抑制効果や、水の過蒸散の抑制効果が期
待できる。
【0016】さらに、上記植栽基盤1では排水孔または
排水管が床面下部に設けられていることから、従来のポ
ットのように過剰給水によるベランダ床面の水濡れの問
題は起こり難くなる。また従来の植栽ポットを利用した
場合ではベランダ床面からの日光の照り返しによってポ
ットが熱せられ植物に悪影響を及ぼしていたが、上記植
栽基盤1ではパネル17により日光が遮られるため、上
記悪影響が抑制される。
【0017】次に上記植栽基盤1の利用方法の一例を、
以下に説明する。上記植栽基盤1は、例えばマンション
のベランダ(図示省略)に設置して用いる。その際、部
屋(図示省略)側からベランダの欄干(図示省略)側に
向かって植栽容器11の底面11bが下るように設置す
る。そして植物を育成するには、まず、植物を移植する
部分のパネル17を取り外して開口部を作り、その部分
の植栽土壌14に植物71を移植する。植栽土壌14へ
の給水は、給水管が備えられている場合には、その給水
管を用いて行う。一方、給水管が設置されていない場合
には、パネル17の設置されている隙間を利用して給水
を行う。もしくはパネル17の一部を取り外して給水を
行う。また植栽土壌14への追肥は、パネル17の一部
を取り外して施すか、もしくは給水に液肥を混ぜて施せ
ばよい。
【0018】次に、上記支持部材13の一例を図2の斜
視図によって説明する。
【0019】図2の(1)に示すように、支持部材13
は、植栽容器11の底部11bに格子状に形成されてい
る。また図2の(2)に示すように、支持部材13は、
植栽容器11の底部11bに、斜め格子状に形成されて
いてもよい。また支持部材13の下部には開口部13a
を形成して、水の通り道を確保しておくことが好まし
い。
【0020】次に本発明の第2実施形態の一例を、図3
の概略構成断面図によって説明する。図3では、新設の
ベランダに設けた植栽基盤の一例を示し、前記図1によ
って説明したのと同様なる構成部品には同一符号を付
す。
【0021】図3に示すように、ベランダ51の内部に
は、防水性を有し、かつ植物71の根によって突き破ら
れることがない強度すなわち防根性を持つもので、上部
が開放された植栽容器11が設置されている。この植栽
容器11は設置場所に見合う大きさに形成されていて、
その高さは例えば8cm〜30cm、好ましくは10c
m〜15cm程度に形成されている。この植栽容器11
の底面11bは、排水のための勾配が形成されていて、
その勾配は、水が流れ下る程度の緩やかな傾斜に形成さ
れている。その勾配の低部には排水管19が上記勾配方
向に対して直角方向に設けられている。そして、植栽容
器11は、部屋61側からベランダ51の欄干52方向
に向かって、その底面11bが下るように設置されてい
る。なお、部屋61のベランダ51側には例えばガラス
戸62が設けられている。
【0022】さらに植栽容器11内には後述するパネル
を支持するための支持部材13が設けられている。この
支持部材13は、例えば柱状のものからなる、または前
記第1実施形態と同様のものであってもよい。すなわ
ち、パネルを支持することができ、かつ植栽容器11の
底面11b側に流路となる部分が設けられているもので
あればいかなる形状(例えば板状)のものであってもよ
い。
【0023】上記植栽容器11の内部には植栽土壌14
が充填されている。この植栽土壌14は、排水層15
と、その上部に設けた育成層16とからなる。排水層1
5は、例えば植栽容器11の底面11bの全面に敷きつ
めた軽量砕石からなり、育成層16は植栽する植物に応
じた土壌(好ましくは軽量土壌)からなる。そしてそれ
らは、育成する植物に合わせて、植栽容器11の底面1
1bの全面に敷設されている。また、上記植栽土壌14
の上部、すなわち、育成層16の上部には利用状況に応
じて、例えば浸透ドリップ式の給水管20を埋設しても
よい。その埋設位置は複数箇所とすることが好ましい。
【0024】さらに上記植栽容器11上には、上記植栽
土壌14との間に空間18を有して、植栽容器11の側
壁11sおよび支持部材13によって支持されるもので
床材となる複数枚からなるパネル17が上記植栽土壌1
4を覆う状態に設置されている。このパネル17は支持
部材13のみで支持されていてもよく、また側壁11s
のみで支持されていてもよい。または空間18を形成し
ないで上記植栽土壌14を押圧することなくこの植栽土
壌14に接触する状態に上記パネル17を設置しても差
し支えはない。上記パネル17には、木材、樹脂材、金
属材等の様々な材質のものを利用することが可能であ
る。そして、上記パネル17は任意の位置で取り外して
開口部21を作ることが可能になっている。
【0025】上記のように植栽基盤2は構成されてい
る。
【0026】また第3実施形態として、前記植栽基盤2
において支持部材13を設けてない植栽基盤3を、図4
の概略構成断面図によって説明する。この植栽基盤3で
は、パネル17は植栽容器11の側壁11s上で支持さ
れている。また、パネル17の植物71を植栽する位置
には開口部21が設けられている。その他の構成部品、
植栽土壌14、排水層15、育成層16、排水管19、
給水管20は上記図3によって説明した植栽基盤2と同
様であり、また植栽土壌14とパネル17との間には空
間18が形成されている。また植栽土壌14には植物7
1が植えられている。さらに、植栽基盤3が設置される
ベランダ51、その欄干52、部屋61、ガラス戸62
等も第2実施形態と同様なる構成になっている。
【0027】上記図3および図4によって説明した植栽
基盤2,3では、前記第1実施形態で説明した植栽基盤
1と同様に、植栽基盤の機能と床面の機能とを併せ持つ
ことになる。そのため、従来のポットでは利用すること
が困難であった植栽基盤1の上部空間を利用することが
可能になる。そして上記のように創出されたスペースを
他の目的(例えば洗濯物干し場、リラックスコーナー
等)に利用することが可能になる。
【0028】しかも植栽したい任意の地点のパネル17
を取り除いて開口部21を作ることにより、ベランダ等
においてどの地点でも植物を植えられる。また万が一、
植物71の根腐れ等が発生した際のメンテナンス時にも
パネル17を取り外して速やかに対処することができ
る。
【0029】さらに床面となるパネル17の下部の全域
に植物の育成土壌となる植栽土壌14が敷設されている
ことから、植物の育成基盤としての土壌が従来のポット
よりも十分に確保される。よって、従来のポットでは成
しえなかった植物栽培量の確保が可能になる。
【0030】また上記植栽基盤2,3は、植栽土壌14
との間に空間18を有してパネル17が上記植栽土壌1
4を覆う状態に設置されていることから、植栽土壌14
を踏圧することなく、植栽土壌14の利用が可能にな
る。このように植栽土壌14がパネル17により覆われ
るため、雑草発生の抑制効果や、水の過蒸散の抑制効果
が期待できる。
【0031】さらに上記植栽基盤2,3では排水管19
が設けられていることから、従来のポットのように過剰
給水によるベランダ床面の水濡れの問題は起こり難くな
る。また従来の植栽ポットを利用した場合ではベランダ
床面からの日光の照り返しによってポットが熱せられ植
物に悪影響を及ぼしていたが、上記植栽基盤2ではパネ
ル17により日光が遮られるため、上記悪影響が抑制さ
れる。
【0032】次に上記植栽基盤2,3の利用方法の一例
を、図5の部分断面斜視図によって以下に説明する。図
では代表として植栽基盤2を示す。
【0033】図5に示すように、上記植栽基盤2は、例
えばマンションのベランダ(図示省略)に設置して用い
る。植物を育成するには、まず、植物を移植する部分の
パネル17を取り除いて開口部21を作り、その部分下
方の植栽土壌14に植物71a〜71dを移植する。例
えばつる性の植物はベランダに設置されている欄干52
にからませてもよい。植栽土壌14への給水は、給水管
20を用いて行う。また植栽土壌への追肥は、一部のパ
ネル17を取り外して施せばよい。また排水は排水管1
9によって行われる。
【0034】なお、前記第1,第2実施形態で説明した
植栽基盤1,2において、大きめの植物を植栽するため
に育成土壌が厚くなり積載荷重が心配な場合には、繊維
系保水材、硝石系排水材を含む軽量土壌を利用すること
が好ましい。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の植栽基盤
によれば、本来の植栽基盤の機能と床面の機能とを併せ
持つことができるので、従来成しえなかった、植栽土壌
上部の利用が可能になる。よって、限られたスペースの
有効利用を図ることが可能になる。また植栽したい任意
の地点のパネルを取り除くことができるので、ベランダ
等において所望の位置に植物を植えることが可能にな
る。さらにパネル下に植物の育成基盤としての土壌が十
分に確保されるので、植物の良好なる育成を図ることが
できる。また、従来の植栽ポットでは栽培が困難であっ
た大きさの植物の栽培が可能になる。
【0036】また、植栽容器の底部が傾斜面で形成され
ているものでは、植栽土壌に供給された水が植栽容器の
底部の低い方に流れるので、植栽容器の底部全域に水が
溜まることがなくなる。さらに植栽容器の底部に排水孔
が設けられているものでは、その排水孔より過剰な水を
排水することができる。そのため、植物の根腐れを防止
することができる。
【0037】植栽容器内にパネルを支持する支持部材が
備えられているものでは、幅の広い植栽容器であっても
パネルが大きく撓むことなくパネルを支持することがで
きる。また支持部材間のパネルを取り除いてその下部の
植栽土壌に植物を移植することができる。すなわち、床
面の必要な部分のみを開口して植栽土壌を露出させるこ
とが可能になり、さらなるスペースの有効利用を図るこ
とが可能になる。
【0038】植栽土壌が排水層とその上に堆積されてい
る育成層とからなるものでは、過剰な水が育成層に溜ま
ることなく、排水層に流れるので、植物の根腐れを防止
することができる。さらに排水層内に排水管が備えられ
ているものでは、排水層からの排水を容易に行うことが
できる。また育成層内に給水管が備えられているもので
は、パネルを取り外すことなく、パネルで覆われた植栽
土壌に給水することが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植栽基盤に係わる第1実施形態の一例
を説明する立体分解図と概略構成断面図である。
【図2】支持部材の形態の一例を説明する斜視図であ
る。
【図3】本発明の植栽基盤に係わる第2実施形態の一例
を説明する概略構成断面図である。
【図4】本発明の植栽基盤に係わる第3実施形態の一例
を説明する概略構成断面図である。
【図5】植栽基盤の利用方法の一例を説明する部分断面
斜視図である。
【符号の説明】
1…植栽基盤、11…植栽容器、14…植栽土壌、17
…パネル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水性を有するものであって上部が開放
    されている植栽容器と、 前記植栽容器内に設けられている植栽土壌と、 前記植栽土壌を覆う状態で前記植栽容器上に設置されて
    いるパネルとを備えたことを特徴とする植栽基盤。
  2. 【請求項2】 前記植栽容器の底部は傾斜面で形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の植栽基盤。
  3. 【請求項3】 前記植栽容器内に前記パネルを支持する
    支持部材が備えられていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の植栽基盤。
  4. 【請求項4】 前記植栽土壌は排水層と該排水層上に堆
    積されている育成層とからなることを特徴とする請求項
    1、請求項2または請求項3に記載の植栽基盤。
  5. 【請求項5】 前記植栽容器の底部に排水孔が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの
    1項に記載の植栽基盤。
  6. 【請求項6】 前記排水層内に排水管が備えられている
    ことを特徴とする請求項4記載の植栽基盤。
  7. 【請求項7】 前記育成層内に給水管が備えられている
    ことを特徴とする請求項4、請求項5または請求項6記
    載の植栽基盤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001095388A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Toyo Exterior Co Ltd ウッドデッキ埋込花壇ユニット
JP2006262712A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Kajima Corp 緑化構造および緑化方法
JP2007244339A (ja) * 2006-03-18 2007-09-27 Sugikou:Kk 緑化ユニット

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