JPH11325785A - オイルクーラ一体型ラジエータ - Google Patents

オイルクーラ一体型ラジエータ

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JPH11325785A
JPH11325785A JP15055998A JP15055998A JPH11325785A JP H11325785 A JPH11325785 A JP H11325785A JP 15055998 A JP15055998 A JP 15055998A JP 15055998 A JP15055998 A JP 15055998A JP H11325785 A JPH11325785 A JP H11325785A
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JP
Japan
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oil cooler
tank
radiator
integrated
oil
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JP15055998A
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Tatsuo Haraguchi
達夫 原口
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0234Header boxes; End plates having a second heat exchanger disposed there within, e.g. oil cooler
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/053Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
    • F28D1/0535Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section
    • F28D1/05366Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各部品のリサイクル性を向上させると共に、
簡易な構造で熱交換効率の良いオイルクーラ一体型ラジ
エータを提供する。 【解決手段】 一対のタンク部、該一対のタンク部を連
通する複数のチュー及び該複数のチューブの間に配され
るフィンとによって少なくとも構成され、前記タンク部
の一方の中に配されるオイルクーラを具備するオイルク
ーラ一体型ラジエータにおいて、前記タンク部、前記チ
ューブ、前記フィン及び前記オイルクーラをすべてアル
ミ合金で形成すると共に、炉中ろう付けによって一体成
形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、ラジエータの一部構成するタ
ンク部内に、AT用のオイルクーラを設けたオイルクー
ラ一体型ラジエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のものとして、特開平8−1774
93号公報に開示される熱交換器は、出口タンク内にオ
イルクーラを装着するもので、比較的長めの入口パイプ
及び出口パイプを予めオイルクーラに一体に成形し、こ
の比較的長めの入口パイプ及び出口パイプを入口用孔部
及び出口用孔部に挿通させながら、オイルクーラを出口
タンクに収納するようにしたものである。この熱交換器
において、タンクは、ポリプロピレンによって形成され
ると共に、オイルクーラは放熱性の良い金属(例えば真
鍮)で形成されており、入口パイプ及び出口パイプとタ
ンクとの間には、合成樹脂からなるシール部材が設けら
れると共に、タンクと、チューブが挿着されるコアプレ
ートとの間には樹脂製のシール部材が配されるものであ
る。
【0003】また、特開平9−4997号公報に開示さ
れるオイルクーラ付きラジエータタンクは、アルミニウ
ムの押し出し成形によりタンク本体を形成すると共に、
前記タンク本体の肉部に、その軸長方向に沿ってオイル
通路を形成し、タンク本体に、前記オイル通路に連通す
るオイル流入パイプ及びオイル流出パイプを配置して構
成されるものであり、さらにタンク本体の外周にアウタ
ーフィンを一体に形成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−177493号公報に開示される熱交換器は、
オイルクーラと、タンクとが異部材で形成されているの
で、一体に成形することが困難であるので作業性が悪い
と共に、タンクがポリプロピレン等の合成樹脂で形成さ
れるので、リサイクル性が悪いという不具合を有する。
【0005】また、上記特開平9−4997号公報に開
示されるオイルクーラ付きラジエータタンクは、タンク
本体をアルミニウムの押し出し成形により形成すると共
にタンク本体の肉部にオイル通路を同時に形成するよう
にしたものであるが、タンク外部にアウターフィンが形
成されているために、ラジエータ内の冷却水だけでなく
外部空気との間で熱交換が行われるので、始動時におい
て外部空気の温度が低い場合、AT用オイルが必要以上
に冷却されることになるので好ましくない結果を生じる
ことがある。
【0006】したがって、この発明は、各部品のリサイ
クル性を向上させると共に、簡易な構造で熱交換効率の
良いオイルクーラ一体型ラジエータを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】よって、この発明に係る
オイルクーラ一体型ラジエータは、一対のタンク部、該
一対のタンク部を連通する複数のチュー及び該複数のチ
ューブの間に配されるフィンとによって少なくとも構成
され、前記タンク部の一方の中に配されるオイルクーラ
を具備するオイルクーラ一体型ラジエータにおいて、前
記タンク部、前記チューブ、前記フィン及び前記オイル
クーラはすべてアルミ合金で形成されると共に、炉中ろ
う付けによって一体成形されることにある。
【0008】したがって、この発明によれば、ラジエー
タ及びラジエータに一体に搭載されるオイルクーラを構
成する各部品のすべてをアルミ合金で形成するので製品
のリサイクル性を向上できると共に、炉中ろう付けによ
り一体成形されるので製造工程を簡略化できるものであ
る。
【0009】また、この発明において、前記オイルクー
ラの一部を、前記タンク部を構成する部品の一部によっ
て構成したことにある。これによって、オイルクーラと
タンク部との間は一部品となることから、熱交換率を向
上させることができると共に、部品点数を減じることが
できるものである。
【0010】さらに、前記オイルクーラ内のオイル通路
には、アルミ合金によって形成されたコルゲート状のフ
ィンが内蔵され、前記タンク部、前記チューブ、前記フ
ィン及び前記オイルクーラと共に炉中ろう付けされるこ
とにある。これによって、インナーフィンが設けられる
場合にも、炉中にて一体成形することができるものであ
る。
【0011】さらに、前記オイルクーラの一部であっ
て、前記タンク部を構成する部品によって構成される部
分には、オイルクーラ側及びタンク部側に突出する放熱
フィンが形成されたり、前記タンク部を構成する部品に
よって構成される部分は、コルゲート状に形成されたプ
レートであることが望ましい。
【0012】さらにまた、前記タンク部を構成する部品
の一部は、タンク部内に突出するフィンを有するアルミ
合金からなるプレートであり、該プレートには前記オイ
ルクーラを構成するチューブが当接固定されるものであ
る。
【0013】さらに、前記オイルクーラは、前記タンク
部内の長手方向に沿って螺旋状成形されたアルミパイプ
であり、また、前記タンク部内の長手方向の沿った部分
の外周面にスパイラル状に突出形成された突部を有する
アルミパイプであることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面により説明する。
【0015】図1乃至図3で示される本願発明の第1の
実施の形態に係るオイルクーラ一体型ラジエータ(以
下、ラジエータ)1は、所定の間隔で配された一対のタ
ンク部2,3と、このタンク部2に設けられる入口パイ
プ8と、前記タンク部3に設けられる出口パイプ9と、
この一対のタンク部2,3間を連通する複数のチューブ
4と、該複数のチューブ4間に介在されるフィン5と、
チューブ及びフィンの積層方向両端部に配されると共
に、前記タンク部2,3の積層方向両端を閉塞するサイ
ドプレート6,7とによって構成されると共に、前記一
対のタンク部2,3の一方のタンク部、この実施の形態
では出口パイプ9側のタンク部3に設けられるオイルク
ーラ40を具備するものである。尚、41はオイルクー
ラ40の入口パイプを示し、42はオイルクーラ40の
出口パイプを示すものである。
【0016】この第1の実施の形態において、タンク部
3は、前記チューブ4の一端が挿通される複数のチュー
ブ挿入孔31が形成されるエンドプレート32と、該エ
ンドプレート32のチューブ側側面が閉塞されると共に
積層方向両端がサイドプレート6,7で閉塞されてタン
ク空間34を画成するタンク部材33とからなる。
【0017】このタンク部材33は、前記ラジエータ1
の背面側に位置するタンク部3の側面から前記タンク空
間34内に突出すると共に前記タンク部3の長手方向の
沿って延出する屈曲部35を有し、該屈曲部35の開口
面が閉塞プレート46によって閉塞されることでオイル
通路43が画成されるもので、このオイル通路43には
インナフィン47が挿着されるものである。また、この
オイル通路43の両端はサイドプレート6,7で閉塞さ
れると共に、サイドプレート6,7に設けられた入口パ
イプ41及び出口パイプ42と連通するものである。
尚、前記オイル通路43の上部には、前記インナフィン
47の上端と前記入口パイプ41との間に所定の入口空
間49が設けられると共に、前記オイル通路43の下部
には、前記インナフィン47の下端と前記出口パイプ4
2との間に出口空間50が設けられるものである。
【0018】以上の構成のラジエータ1において、前述
した各部品は、すべてアルミ合金によって形成されるも
ので、必要に応じてろう材がクラッドされたクラッド材
及びろう材がクラッドされないベア材から適宜選択して
形成されるもので、各部品を仮組付けした後、炉中にて
一体にろう付けされるものである。これによって、一回
のろう付けによってラジエータ1を形成することができ
るので、製造工程を簡略化することができるものであ
る。
【0019】以上のように形成されたラジエータ1にお
いて、オイルクーラ40は、タンク部3を構成する部
品、タンク部材33によってその一部が構成されるもの
で、タンク内空間34と三方において接触するので、タ
ンク内空間34を流れるエンジン冷却水との熱交換を効
率よく行うことができると共に、外部との接触面積が少
ないので、外気との熱交換による過剰な冷却を防止する
ことができるものである。
【0020】以下、他の実施の形態について説明する
が、上記第1の実施の形態と同一の個所若しくは同一の
効果を奏する個所には同一の番号を付してその説明を省
略する。図4で示す第2の実施の形態に係るタンク部3
Aとオイルクーラ40Aは、タンク部3Aを構成するタ
ンク部材33Aのエンドプレート32と対峙する側面に
略コ字状の通路形成部材48を固着してオイル通路43
Aを画成するようにしたもので、エンジン冷却水が流れ
るタンク内空間34Aの断面形状を単純な方形形状とで
きると共にオイル通路43Aの断面形状も同様に単純な
方形形状とすることができるので、タンク部3A及びオ
イルクーラ40Aの構成を簡略化することができるもの
である。尚、この第2の実施の形態に係る各部品も前述
した第1の実施の形態と同様に仮組付けした後、炉中に
て一体ろう付けされるものである。
【0021】図5乃至図7に示す第3の実施の形態は、
オイルクーラ40Bがタンク部3Bのエンドプレート3
2と対峙する側面に形成されるもので、タンク部材33
Bの前記エンドプレート32と対峙する側面からタンク
内空間34B側へ突出する屈曲部35Bが形成と、該屈
曲部35Bの開口部分を閉塞する閉塞プレート46Bと
によってオイル通路43Bが画成されるものである。
【0022】さらに、この実施の形態においては、前記
オイルクーラ40Bの入口パイプ41B及び出口パイプ
42Bを前記閉塞プレート46Bに形成するようにした
もので、これに伴って入口パイプ41Bの近傍には入口
空間49Bが形成されると共に、出口パイプ42Bの近
傍には、出口空間50Bが形成されるものである。ま
た、この構成によれば、ラジエータ1Bのタンク部に設
けられる出入口パイプ8B,9Bの位置をラジエータの
通風方向の後流側に設けることができるものである。
尚、この第3の実施の形態においても、前述した第1の
実施の形態と同様に仮組付けした後に炉中にて一体ろう
付けされるもので、第1の実施の形態と同様の効果を奏
することができるものである。
【0023】図8で示す第4の実施の形態に係るタンク
部3Cとオイルクーラ40Cは、タンク部材33Cの一
方の角にL字状に屈曲してタンク内空間34C側に突出
する屈曲部35Cを形成し、該屈曲部35Cの両端部に
連接される逆L字状に形成された閉塞部材51を固着し
てオイル通路43Cを画成するようにしたものである。
尚、この実施の形態においても、各部品を仮組付けした
後、炉中にて一体ろう付けされるものである。
【0024】図9で示す第5の実施の形態に係るタンク
部3D及びオイルクーラ40Dは、タンク部材33D及
びオイルクーラ40Dとがアルミ合金の押し出し成形に
よって一体に形成されたもので、タンク内空間34Dと
オイル通路43Dとの間に位置する壁部61には、タン
ク内空間34D側及びオイル通路43D側へ突出するフ
ィン62,63が形成されており、熱交換能力を向上さ
せるようになっているものである。尚、この実施の形態
においても、各部品を仮組付けした後、炉中にて一体ろ
う付けされるものである。
【0025】図10で示す第6の実施の形態に係るタン
ク部3E及びオイルクーラ40Eは、前記タンク部材3
3Eとオイルクーラ40Eとが、アルミ合金の押し出し
成形によって一体に形成されたもので、特に前記第5の
実施の形態に係るタンク部3D及びオイルクーラ40D
が方形形状に形成されているのに対して、本実施の形態
のタンク内空間34Eは円弧状の内周面を有すると共
に、オイルクーラ40Eのオイル通路43Eは円形状の
内周面を有するものである。そして、前記タンク内空間
34Eとオイル通路43Eの間に位置する壁部61Eに
は、タンク内空間34E側へ突出する凸状フィン62A
とタンク内空間34E側から切り込まれた凹状フィン6
2Bとが形成されると共に、オイル通路43E側へ突出
する凸上フィン63Aとオイル通路43E側から切り込
まれた凹状フィン63Bとが形成されているものであ
る。尚、この実施の形態においても、各部品を仮組付け
した後、炉中にて一体ろう付けされるものである。
【0026】これによって、図9及び図10で示す第5
及び第6の実施の形態においては、押し出し成形によっ
てタンク部3D,3E及びオイルクーラ40D,40E
とを一体に成形すると共に、タンク内空間34D,34
E側及びオイル通路43D,43E側にフィン62,6
2A,62B,63,63A,63Bを同時に形成する
ので、仮組付けを容易に行うことができるものである。
【0027】図11で示す第7の実施の形態に係るタン
ク部3Fは、断面が略コ字状に形成されたエンドプレー
ト32Aと、前記チューブ4が装着されるチューブ挿入
孔31が形成される面と対峙する側に位置する前記エン
ドプレート32Aの開口部分を閉塞するタンク部材33
Fとによって構成され、さらに前記タンク部材33Fに
は、その略中央をタンク内空間34F側に突出するよう
に屈曲させて円筒状若しくは方形状のオイル通路43F
を画成する屈曲部35Fが形成され、この円筒状のオイ
ル通路43Fの両端がサイドプレート6,7によって閉
塞されてオイルクーラ40Fが形成されるものである。
尚、この構造においては、図示しないが、第1の実施の
形態と同様に、オイルクーラ40Fの出入口パイプは、
オイルクーラ40Fの長手方向両端部に設けられるもの
である。
【0028】また、前記タンク部材33Fの両端部33
Fa,33Fbは、前記エンドプレート32Aの端部3
2Aa,32Abに内側から当接して外方から挟持する
ようにしたもので、仮組付け時に前記タンク部材33F
が広がらないようになっているものである。また、前記
オイル通路43F内には、放射状に形成されたフィン4
7Fが挿入され、各部品と共に炉中にて一体ろう付けさ
れるものである。
【0029】図12で示す第8の実施の形態に係るタン
ク部3Gは、断面が略コ字状に形成されたエンドプレー
ト32Bと、該エンドプレート32Bと対面接合される
タンク部材33Gとによって構成されると共に、オイル
クーラ40Gは、前記エンドプレート32B及び前記タ
ンク部材33Gの間に介在され、オイル通路43Gを画
成する凹部35Ga,35Gbを有する一対の通路形成
部材48A,48Bによって構成されるものである。ま
た、通路形成用部材48A,48Bの両端部には、前記
エンドプレート32B及び前記タンク部材33Gを外部
から挟持固定するためのフランジ部48E,48Fが形
成されているものである。
【0030】また、通路形成部材の一方の部材48Aは
前記エンドプレート32Bの開口部分を閉塞すると共に
第1のタンク内空間43Gaを画成し、前記他方の部材
48Bは前記タンク部材33Gの開口部分を閉塞して第
2のタンク内空間43Gbを画成する。そして、前記第
1のタンク内空間43Gaと第2のタンク内空間43G
bとは、前記一対の通路形成部材48A,48Bがお互
いに接合する部分に形成された複数の連通孔48C,4
8Dによってお互いに連通するものである。尚、この実
施の形態においても、各部品を仮組付けした後、炉中に
て一体ろう付けされるものである。
【0031】よって、図11及び図12に開示される第
7及び第8の実施の形態においては、エンジン冷却水が
流れるタンク内空間34F及び34Ga,34Gbの略
中央にオイルクーラ40F,40Gを炉中における一体
ろう付けによっても配置することができるものである。
【0032】図13に示す第9の実施の形態において、
タンク部3Hは、断面略コ字状に形成されたエンドプレ
ート32Cと、該エンドプレート32Cの開口部分を閉
塞してタンク内空間34Hを画成するタンク部材33H
とによって構成されると共に、前記タンク部材33Hの
前記タンク内空間34側側面は、前記タンク内空間34
側に突出してオイル通路形成用凸部43Haを形成する
と共に、波状に形成されたフィン部64を有するもの
で、前記オイル通路形成用凸部43Haの開口部分が閉
塞プレート46Hによって閉塞されてオイル通路43H
が形成されるものである。さらに、閉塞プレート46H
には、出入口パイプ41H,42Hが形成され、オイル
クーラ40Hが構成されるものである。尚、この実施の
形態においても、各部品を仮組付けした後、炉中にて一
体ろう付けされるものである。
【0033】図14で示す第10の実施の形態におい
て、タンク部3Iは、断面略コ字状に形成されたエンド
プレート32Dと、該エンドプレート32Dの開口部分
を閉塞してタンク内空間34Iを画成するタンク部材3
3Iによって構成される。このタンク部材33Iには、
前記タンク内空間34I側に突出するフィン部65が形
成される。またタンク部材33Iのフィン部65が形成
される面の反対側には、断面が略方形に形成されたチュ
ーブ部材49Iが固着され、その内部にオイル通路43
Iが画成される。また、該チューブ部材49Iには、出
入口パイプ41I,42Iが設けられるものである。
尚、この実施の形態においても、各部品を仮組付けした
後、炉中にて一体ろう付けされるものである。
【0034】図15に示す第11の実施の形態のオイル
クーラ40Jは、アルミ合金からなるパイプを螺旋状の
形成したもので、その両端部40Ja,40Jbを、エ
ンドプレート32Jと共にタンク部3Jを構成するタン
ク部材33J側に形成された装着孔3Ja,3Jbに貫
通させて仮組付けし、炉中にてラジエータの各部品と共
に一体にろう付けされ、オイルクーラ一体型ラジエータ
が形成されるものである。
【0035】また、図16に示す第12の実施の形態の
オイルクーラ40Kは、アルミ合金からなるパイプを略
コ字状に屈曲させて形成され、その本体部分40Kdの
周囲の螺旋状に突出するフィン部40Kcを有するもの
である。そして、前記両端部40Ka,40Kbを、エ
ンドプレート32Kと共にタンク部3Kを構成するタン
ク部材33Kに形成された装着孔3Ka,3Kbに貫通
させて仮組付けした後、炉中にてラジエータの各部品と
共に一体にろう付けされ、オイルクーラ一体型ラジエー
タが形成されるものである。
【0036】これによって、図15及び図16で示す第
11及び第12の実施の形態においては、アルミ合金か
らなるパイプによってオイルクーラを簡易に形成すると
共に、炉中にてラジエータの各部品と共に一体ろう付け
でオイルクーラ一体型ラジエータを形成することができ
るものである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、オイルクーラ及ラジエータを構成する部品をすべて
アルミ合金で形成すると共に、炉中にて一体ろう付けし
て形成するようにしたので、製造工程を簡略化でき、コ
スト低減が図れると共に、オイルクーラ一体型ラジエー
タのリサイクル性を向上させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態に係るオイルクー
ラ一体型ラジエータの概略を示した概略図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態に係るオイルクー
ラが設けられたタンク部近傍の一部拡大分解斜視図であ
る。
【図3】本願発明の第1の実施の形態に係るオイルクー
ラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態に係るオイルクー
ラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図である。
【図5】本願発明の第3の実施の形態に係るオイルクー
ラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図である。
【図6】本願発明の第3の実施の形態に係るオイルクー
ラ一体型ラジエータの側面図である。
【図7】本願発明の第3の実施の形態に係るオイルクー
ラが設けられたタンク部近傍の一部拡大斜視図である。
【図8】本願発明の第4の実施の形態に係るオイルクー
ラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図である。
【図9】本願発明の第5の実施の形態に係るオイルクー
ラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図である。
【図10】本願発明の第6の実施の形態に係るオイルク
ーラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図であ
る。
【図11】本願発明の第7の実施の形態に係るオイルク
ーラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図であ
る。
【図12】本願発明の第8の実施の形態に係るオイルク
ーラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図であ
る。
【図13】本願発明の第9の実施の形態に係るオイルク
ーラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図であ
る。
【図14】本願発明の第10の実施の形態に係るオイル
クーラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図であ
る。
【図15】本願発明の第11の実施の形態に係るオイル
クーラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図であ
る。
【図16】本願発明の第12の実施の形態に係るオイル
クーラが設けられたタンク部近傍の一部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1,1B オイルクーラ一体型ラジエータ 2,3,3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,
3H,3I,3J,3K タンク部 4 チューブ 5 フィン 6,7 サイドプレート 32,32A,32B,32C,32D エンドプレー
ト 33,33A,33B,33C,33D,33E,33
F,33G,33H,33I タンク部材 34,34A,34B,34C,34D,34E,34
F,34Ga,34Gb,34H,34I タンク内空
間 40,40A,40B,40C,40D,40E,40
F,40G,40H,40I、40J,40K オイル
クーラ 43,43A,43B,43C,43D,43E,43
F,43G,43H,43I オイル通路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のタンク部、該一対のタンク部を連
    通する複数のチューブ及び該複数のチューブの間に配さ
    れるフィンとによって少なくとも構成され、前記タンク
    部の一方の中に配されるオイルクーラを具備するオイル
    クーラ一体型ラジエータにおいて、 前記タンク部、前記チューブ、前記フィン及び前記オイ
    ルクーラはすべてアルミ合金で形成されると共に、炉中
    ろう付けによって一体成形されることを特徴とするオイ
    ルクーラ一体型ラジエータ。
  2. 【請求項2】 前記オイルクーラの一部は、前記タンク
    部を構成する部品の一部によって構成されることを特徴
    とする請求項1記載のオイルクーラ一体型ラジエータ。
  3. 【請求項3】 前記オイルクーラ内のオイル通路には、
    アルミ合金によって形成されたコルゲート状のフィンが
    内蔵され、前記タンク部、前記チューブ、前記フィン及
    び前記オイルクーラと共に炉中ろう付けされることを特
    徴とする請求項1又は2記載のオイルクーラ一体型ラジ
    エータ。
  4. 【請求項4】 前記オイルクーラの一部であって、前記
    タンク部を構成する部品によって構成される部分には、
    オイルクーラ側及びタンク部側に突出する放熱フィンが
    形成されることを特徴とする請求項2記載のオイルクー
    ラ一体型ラジエータ。
  5. 【請求項5】 前記オイルクーラの一部であって、前記
    タンク部を構成する部品によって構成される部分は、コ
    ルゲート状に形成されたプレートであることを特徴とす
    る請求項2記載のオイルクーラ一体型ラジエータ。
  6. 【請求項6】 前記タンク部を構成する部品の一部は、
    タンク部内に突出するフィンを有するアルミ合金からな
    るプレートであり、該プレートには前記オイルクーラを
    構成するチューブが当接固定されることを特徴とする請
    求項1記載のオイルクーラ一体型ラジエータ。
  7. 【請求項7】 前記オイルクーラは、前記タンク部内の
    長手方向に沿って螺旋状成形されたアルミパイプである
    ことを特徴とする請求項1記載のオイルクーラ一体型ラ
    ジエータ。
  8. 【請求項8】 前記オイルクーラは、前記タンク部内の
    長手方向の沿った部分の外周面にスパイラル状に突出形
    成された突部を有するアルミパイプであることを特徴と
    する請求項 1記載のオイルクーラ一体型ラジエータ。
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