JPH11325576A - 空気搬送用ダクトに用いるダンパ - Google Patents

空気搬送用ダクトに用いるダンパ

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JPH11325576A
JPH11325576A JP10211121A JP21112198A JPH11325576A JP H11325576 A JPH11325576 A JP H11325576A JP 10211121 A JP10211121 A JP 10211121A JP 21112198 A JP21112198 A JP 21112198A JP H11325576 A JPH11325576 A JP H11325576A
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flange
duct
blade
damper blade
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敏和 長谷川
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勇 梶野
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、小型で据付が簡単なダンパを提供
すること。 【解決手段】 ダクトA,Aのフランジ部A1 ,A1 に
重ねて取り付けるフランジ1と、該フランジ1の内周縁
に連なる環状の軸受部2と、該軸受部2に両端から突出
する軸4で軸支させたダンパ翼3と、該ダンパ翼3を外
部から操作する操作手段5とでダクトBを形成し、軸受
部2の幅を前記軸4の直径より僅かに幅広とし、且つ前
記操作手段5を軸受部2を挿通してダンパ翼3と連絡さ
せ、または、上記ダクトBのフランジ1を、ダンパ翼3
の両端の軸4の外径より僅かに幅広の外周部1bと該外
周部1bの両端に設けた重合部1cとで構成し、フラン
ジ1の外周部1bにダンパ翼3の両端の軸4を支持させ
ると共に、前記操作手段5を該外周部を挿通してダンパ
翼3と連絡させたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機と空気
調和を行う部屋とを繋ぐダクト等の空気を搬送するダク
トに用いるダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ダクトに用いる風量調節用
のダンパ及び防火用ダンパは、図16に示すごとくダク
ト形状のケーシングX内にダンパ翼Yを取り付けて構成
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ダンパは大
型となり、持ち運び並びに保管が面倒であり、しかも該
ケーシングXの両端にそれぞれダクトに接続するための
フランジ部Zを必要とし、両フランジ部Z,Zでそれぞ
れダンパを、ダクトにボルトナットで締め付け固定して
いるため接続箇所が2か所となり、しかも夫々の接合面
に空気洩れ対策を施さなければならず、該ダンパの取付
け作業が面倒であるといった不具合がある。本発明はか
かる不具合のないダンパを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するため、請求項1記載の空気搬送用ダクトに用いる
ダンパは、ダクト間に取付けるダンパを、両ダクトのフ
ランジ部に重ねるフランジと、該フランジの内周縁に連
なる環状の軸受部と、該軸受部に両端から突出する軸で
軸支させたダンパ翼と、該ダンパ翼を操作する操作手段
とで構成し、該軸受部の幅を前記軸の直径より僅かに幅
広とし、且つ前記操作手段を軸受部を挿通してダンパ翼
と連絡させたことを特徴とし、かかる構成を備えること
で、ダンパのフランジをダクトのフランジ部間に挟んで
結着するだけで、ダンパをダクト間に簡単に取付けられ
る。
【0005】請求項2記載の空気搬送用ダクトに用いる
ダンパは、ダクト間に取付けるダンパを、両ダクトのフ
ランジ部に重ねるフランジと、該フランジの内に両端か
ら突出する軸で軸支させたダンパ翼と、該ダンパ翼を操
作する操作手段とで構成し、該フランジは、ダンパ翼の
両端の軸の外径より僅かに幅広の外周部と該外周部の両
端に設けた前記ダクトのフランジ部に重なり合う重合部
とを備えた環状体で構成し、該環状体の外周部にダンパ
翼の両端の軸を支持させると共に、操作手段を該外周部
を挿通してダンパ翼と連絡させたことを特徴とし、かか
る構成を備えることで、ダンパのフランジをダクトのフ
ランジ部間に挟んで結着するだけで、ダンパをダクト間
に簡単に取付けられる。しかも、該フランジの外周部を
通して操作手段をダンパと連絡させたため、操作手段
が、ダンパのフランジをダクトのフランジ部間に挟んで
結着するときの妨げとならない。
【0006】請求項3記載の空気搬送用ダクトに用いる
ダンパは、請求項1または2に記載の空気搬送用ダクト
に用いるダンパにおいて、フランジを、コーナ金具と該
コーナ金具間を繋ぐ棒状接続金具とで構成したことで、
棒状接続金具の長さを変えるだけで、横幅並びに縦幅の
ことなるフランジを得ることができる。
【0007】請求項4記載のダクトに使用するダンパ
は、ダクト間に取付けるダンパにおいて、1枚の金属板
の外周部に、ダンパ翼の角度調節軸となる部分を残して
ほぼ環状に切り込み線を施して、ダンパ翼と、ダクトに
設けたフランジ部に重ね合わせて取付けるフランジとを
形成したことを特徴とし、かかる構成を備えることで、
ダクトのフランジ部間に環状体を挟んで結合するだけ
で、ダンパをダクト間に簡単に取付けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明実施の形態をまず、図1乃
至図4に示す実施の形態に付き説明する。Bは前後のダ
クトA,A間に取付けるダンパを示し、該ダンパBは、
図2に示すごとく、両ダクトAのフランジ部A1 ,A1
間に重なるフランジ1と、該フランジ1の内周縁に連な
る環状の軸受部2と、該軸受部2に両端から突出する軸
4(約6mm)で軸支させたダンパ翼3と、該ダンパ翼3
を外部から操作する操作手段5とで構成し、該軸受部2
の幅を前記軸4の直径より僅かに幅広(約12mm)と
し、前記操作手段5は該軸受部2を通してダンパ翼3に
連絡させた。
【0009】これを詳述すると、該ダンパBは、アング
ル状の金属材を方形に折曲げ、その端部を溶接して形成
した方形のフランジ1と該フランジ1の内周縁からフラ
ンジ1の一側に突出する環状の軸受部2とを形成し、該
軸受部2に、2枚のダンパ翼3,3を、その両端から突
出する軸4で軸支させて取り付け構成した。
【0010】前記操作手段5は、一方のダンパ翼3の軸
4に一体に取付けた扇型の金具6と、該金具6に連結し
たループ状のワイヤ7とで構成した。ワイヤ7はその一
部を、案内ピン6a、6aにガイドさせて、扇型の金具
6の円弧面に沿わせると共に、該円弧面に結着し、且
つ、該軸受部2の一側上端部と一側下端部に設けた細径
管からなるL字型に屈曲したワイヤガイド8、8を通し
てフランジ1の外側に導き、該ワイヤ7を図面で上下方
向に移動操作することで、ダンパ翼3の開き角度を調節
できるようにした。
【0011】なお、9は一方のワイヤガイド8に設けた
締付ねじを示し、該ねじ9の締付けで、ガイド8に挿通
したワイヤ7を該ガイド8内に固定して、ダンパB,B
を所定の開き角度に維持させるようにした。なお、10
はダクトA,Aの外側に臨むワイヤ7に設けた目印を示
し、フランジ1の外側面に施した目盛(図示しない)と
該目印の位置からダンパ翼3の開き角度が確認できる。
なお、ダンパ翼3,3は連杆11で連絡し、ワイヤ7を
操作して一方のダンパ翼3の開き角度を調節するとき、
他方のダンパ翼3もこれに追従して開き角度が調節され
るようにした。
【0012】なお、12は、ダクトA,Aのフランジ部
A1 ,A1 間にフランジ1を挟み付けるとき該フランジ
1の両側とフランジ部A1 ,A1 間にパッキンを示す。
【0013】なお、図示するものは、フランジ部A1 ,
A1 のこの間に挟持するフランジ1をボルトナットで一
体に締付けるようにしたが、フランジ部A1 ,A1 のこ
の間に挟持するフランジ1をその外周から一体に挟み付
けて固定するクリップ(図示しない)を用いて固定させ
ても良く、かくすればボルトナットを用いるものに比し
更に取り付けが簡単になる。
【0014】なお、図示するものは、ダンパ翼3の軸4
に一体に取付けた扇型の金具6で、ワイヤ7の直線運動
を、軸4の回動運動に替えるようにしたが、金具6はこ
れに限られるものでなく、レバー、プーリ等の扇型の金
具6と同様の機能を果たすものと置き換え得ること申す
までもない。
【0015】又、フランジ1をダクトAに取り付けると
き、ダクトAのフランジ部A1 に重ねた状態に支持する
必要がある。そこで、フランジ1の上側面に、鉤型のフ
ック1a,1aを設け、該フック1a,1aで一方のダ
クトAにダンパBを係止させた後、他側のダクトAのフ
ランジ部A1 を該ダンパBのフランジ1に重ねて、ボル
トナットで締付けることで、該ダンパBのダクトAへの
取付けを行い易くした。
【0016】図5、図6に示す実施の形態は、ダンパB
を、両ダクトAのフランジ部A1,A1 間に重なるフラ
ンジ1と、該フランジ1の内周縁に連なる環状の軸受部
2と、該軸受部2に両端から突出する軸4で軸支させた
ダンパ翼3と、該ダンパ翼3を外部から操作する操作手
段5とで構成し、該軸受部2の幅を前記軸4の直径より
僅かに幅広とし、且つ前記操作手段5を軸受部を挿通し
てダンパ翼3と連絡させた点は、上記実施の形態と特に
変わる所はない。この実施の形態では、操作手段5を、
例えば厚さ0.3 mmの鋼等からなる板ばね13で構成し、
該板ばね13の一端を、一方のダンパ翼3に軸支その他
の手段で連結するとともに、その他端を軸受部2に設け
たスリット孔14を挿通して外部に突出させ、該板ばね
13の外端を押し引き操作することで、ダンパ翼3の開
き角度を調節できるようにした。なお、該板ばね13に
は、その長さ方向に沿って多数の小孔13aを設けると
共にフランジ1から外方に突出する突片15を設け、該
突片15に設けた小孔(図示しない)と、板ばね5に設
けた小孔13aのいずれかとに挿着するボルトとこれに
施したナットからなる結着手段16で該板ばね13を突
片15に固定することで、ダンパ翼3を所定の調節され
た開き角度に保ようにした。
【0017】図7乃至図9に示すものは、更に他の実施
の形態を示すもので、ダクトA,A間に取付けるダンパ
Bを、両ダクトA,Aのフランジ部A1 ,A1 間に重な
るフランジ1と、該フランジ1の内に両端から突出する
軸4で軸支させたダンパ翼3と、該ダンパ翼3を操作す
る操作手段5とで構成し、該フランジ1は、ダンパ翼3
の両端の軸4の外径より僅かに幅広の外周部1bと該外
周部1bの両端に設けた前記ダクトAのフランジ部A1
,A1 に重なり合う重合部1cとを備えた環状体で構
成し、該環状体の外周部1bにダンパ翼3をその両端の
軸4で軸支させると共に、前記操作手段5を該外周部1
bを挿通してダンパ翼3と連絡させたものである。これ
を具体的な数値を入れて説明すれば、軸4の直径(約6
mm)より僅かに大きい一辺が例えば12mmの正方形
の角パイプで、横幅約550mm、縦幅360mmの方
形のフランジ1を形成し、該フランジ1内に2枚のダン
パ翼3を各両端の軸4で軸支し、該一方のダンパ翼3の
一方の軸4を該外周面1bより外方に突出させ、該軸4
に前記する操作手段5でダンパ翼3の開度を調節するよ
うにした。なお、上述するものは、フランジ1を角パイ
プで構成したが、外周面1bと外周面1bの両端の重合
面1c、1cのみを備える断面チャンネル状材でフラン
ジ1を形成させても良くい。なお、操作手段5はフラン
ジ1の外側に設けた支持片17に支持させた板片18
と、該板片18を挿通してフランジ1外に突出させた軸
4の先端に一体に取付け且つ周方向に沿った90度の範
囲に亘って5個の孔19aを設けた円板19と、板片1
8に支持させたピン20とで構成し、該ピン20は、板
片18に対し摺動自在に支持され、且つばね21で該孔
19a側に付勢させる。
【0018】なお、この実施の形態では、2枚のダンパ
翼3を、フランジ1とダンパ翼3と連杆との間に構成さ
れる平行リンク機構22で、一方のダンパ翼3の開き度
合に応じて他方のダンパ翼3も開くようにした。
【0019】図10に示すダンパBは、一枚の金属板の
外周部に、ダンパ翼3の角度調節軸4となる部分を残し
てほぼ環状の切り込み線を施して、ダンパ翼3と、ダク
トA,A間に取付けるフランジ1とを形成した。これを
更に説明すると、該フランジ部1を含む大きさの方形の
金属板の外周部に、フランジの幅に相当する幅だけ内側
に片寄った位置に、外周部に沿って切り込み線Cを施し
て、ダンパ翼3とフランジ1とを形成した。
【0020】なお、図示するものでは、ダンパ翼3を上
下2枚に構成した。このダンパBは、そのフランジ1を
前後のダクトA,A間に挟んで締め付け固定するに先だ
って、該角度調節軸4となる部分を捩じってダンパ翼3
の開き角度を設定する。
【0021】なお、上述の実施の形態では、操作手段5
として、ダンパ翼3の開き角度を調節するようにした
が、これは図11、図12に示すごとく、ダクト内の送
風温度が異常に上がったとき、ダンパ翼3を閉じるよう
にしたものであっても良い。これを説明すると、ダンパ
Bは、上述する図6乃至図8と同様に、外周部1bと重
合部1c、1cとからなるフランジ1内に、ダンパ翼
3、3をその両端から突出する軸4で軸支させて取り付
けたものであること、先の実施の形態と特に変わる所は
ない。この実施の形態では、操作手段5に、一定温度で
溶断する温度ヒューズ23を備えさせ、該温度ヒューズ
23が溶断するときダンパ翼3、3を閉じるようにし
た。これを説明すると、フランジ1の外側面に支片24
を設け、該外周部1b並びに支片24を貫通して一方の
ダンパ翼3の軸4を、該支片24の外側面まで突出さ
せ、該軸4上に固着してレバ25を取り付け、且つ軸4
にダンパ翼3を閉側に付勢するばね26を取り付けると
共に、該支片24内に支持させてレバ25を係止するピ
ン27を設け、該ピン27はこれを囲繞するコイルばね
28で、該支片24の外側面から没入する方向に付勢す
ると共に、前記温度ヒューズ23で、該コイルばね28
に抗して該ピン27の先端が支片24の外側面から突出
する状態に保つようにした。かくするときは、通常時、
ピン27は支片24の外側面から突出して、レバ25を
係止し、ダンパ翼3を開状態に保つ。しかし、ダクトA
内の温度が異常に高まり温度ヒューズ23が溶断する
と、ピン27は、コイルばね28に付勢されて支片24
の外側面から没入する。このため、ピン27でのレバ2
5の係止が解かれ、ダンパ翼3はばね26に付勢されて
閉じる。
【0022】なお、上記実施の形態では、全てフランジ
1を環状の一体物で構成したが、ダクトAの横幅や縦幅
は、種々雑多であり、これに伴ってダクトAのフランジ
部A1 の大きさもまちまちで、この数多くの横幅並びに
縦幅に合わせて、大きさの異なる数多くのフランジ1を
備えたダンパを用意することは在庫管理等が大変とな
る。そこで、該環状のフランジ1をコーナ金具1dとコ
ーナ金具1d、1dを繋ぐ棒状接続金具1eとで構成
し、これらを組み合わせることで、所望大きさのフラン
ジ1を簡単に得られるようにした。これを図7乃至図9
に示す実施の形態のものに使用するものに付き、図13
並びに図14に付いて説明する。コーナ金具1dは、鋼
鉄板を折り曲げて、直角をなす2方向に突出する断面角
状の接続部1dー1、1dー1を備えるものに構成し、
棒状接続金具1eは、該接続部1dー1が嵌入する大き
さの内法を備える角パイプで構成し、図14に示すごと
く、適宜長さの4本の棒状接続金具1eを、4個のコー
ナ金具1dを用いて図13に示すフランジ1に組み立て
る。なお、各コーナ金具1aと棒状接続金具1eはビス
1fで締め付け固定する。なお、この実施の形態では、
一方の棒状接続金具1eの端部を接続部1dー1に嵌入
させるとき接続部1dー1に突き当たる。そこで、該棒
状接続金具1eの端部を切り欠いて、かかる不具合を解
消させた。図15に示すものは、該環状のフランジ1
を、コーナ金具1dとコーナ金具1d間を繋ぐ棒状接続
金具1eとで構成し、これらを組み合わせることで、所
望大きさのフランジ1を得る他の実施の形態を示す。こ
れを説明すると、この実施の形態では、コーナ金具1d
を、鋼鉄板を折り曲げて構成した箱型の2個の短片1
g,1g´で構成し、棒状接続金具1eは、該接続部1
eが嵌入する大きさの内法を備える適宜長さの角パイプ
で構成して、一方の短片1gを、フランジ1の相対向す
る辺を構成する各棒状接続金具1e、1eの両端に夫々
挿着してビス1fで締め付け固定し、各棒状接続金具1
eに挿着した各短片1gに、他方の短片1g´をこれと
直角に突出するようにビス1fで締め付け固定した後、
各短片1g´に、フランジ1の他の相対向する辺を構成
する棒状接続金具1eの両端を嵌合した後ビス1fで、
短片1g´と棒状接続金具1eを締め付けてフランジ1
に組み立てる。なお、各コーナ金具1dと棒状接続金具
1eはビス1fで締め付け固定する。なお、図13並び
に図14、図15に示すものにおいて、1hは、フラン
ジ1をフランジ部A1 ,A1 間にボルトで締め付け固定
するとき、該ボルトを通す孔を示す。
【0023】なお、上述の実施の形態は、全て断面が方
形のダクトAに接続するダンパBに付き説明したが、ダ
ンパBのフランジ1を円形とすることで、断面が円形の
ダクトAに接続できるダンパBとすることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1乃至4に記載の発明によるとき
は、ダンパを小型に形成することができて、在庫管理並
びに輸送が簡単になると共に、ダクトのフランジ部間
に、フランジを挟んで結着するだけで、ダンパをダクト
間に簡単に取り付けることができて、従来例のものに比
し取り付け作業箇所が減ってその作業を簡略化できる。
そして、請求項2に記載の発明によるときは、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、該フランジの外周部を通
して操作手段をダンパ翼に連結させたことで操作手段
が、ダンパをダクト間に取り付けるときの妨げとならな
いという利点がある。特に請求項3に記載の発明による
ときは、棒状接続金具の長さを変えるだけで、横幅並び
に縦幅のことなるフランジを得ることができて、必要に
応じた大きさのフランジを随時供給することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1例を示す斜面図
【図2】 図1の側面図
【図3】 図1のダンパをダクトに取り付けた状態の斜
面図
【図4】 図1の一部の正面図
【図5】 他の実施の形態を示す斜面図
【図6】 図5の側面図
【図7】 更に他の実施の形態の一部を切除した斜面図
【図8】 図7のA−A線截断面図
【図9】 図8のB−B線截断面図
【図10】 更に他の実施の形態を示す斜面図
【図11】 更に他の実施の形態を示す側面図
【図12】 そのC−C線拡大図
【図13】 図5に示すフランジの変形例を示す拡大斜
面図
【図14】 図13の組み立て前の状態の斜面図
【図15】 図5に示すフランジの他の変形例を示す組
み立て前の状態の拡大斜面図
【図16】 従来のダンパを示す斜面図
【符号の説明】
A ダクト B ダンパ
1 フランジ 2 軸受部 3 ダンパ翼
4 軸 5 操作手段 6 支持金具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 空気搬送用ダクトに用いるダンパ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、空気調和機と空気
調和を行う部屋とを繋ぐダクト等の空気を搬送するダク
トに用いるダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ダクトに用いる風量調節用
のダンパ及び防火用ダンパは、図15に示すごとくダク
ト形状のケーシングX内にダンパ翼Yを取り付けて構成
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ダンパは大
型となり、持ち運び並びに保管が面倒であり、しかも該
ケーシングXの両端にそれぞれダクトに接続するための
フランジZを必要とし、両フランジZ,Zでそれぞれダ
ンパを、ダクトにボルトナットで締め付け固定している
ため接続箇所が2か所となり、しかも夫々の接合面に空
気洩れ対策を施さなければならず、該ダンパの取付け作
業が面倒であるといった不具合がある。本発明はかかる
不具合のないダンパを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するため、請求項1記載の空気搬送用ダクトに用いる
ダンパは、ダクト間に取付けるダンパを、ダクトに設け
フランジ部なる面を両側に備える板状のフランジ
と、該フランジの内周縁から該フランジの一側に突出す
環状の枠体、両端から突出する軸で該枠体内に軸支
させたダンパ翼と、該ダンパ翼を操作する操作手段とで
構成し、該枠体は、その前記ダンパ翼の軸の直径よ
り僅かに幅広で且つダクト内に挿し込み得る外径を備え
こと、ダンパのフランジをダクトのフランジ部間に
挟んで結着するだけで、ダンパをダクト間に簡単に取付
けられる。
【0005】請求項2記載の空気搬送用ダクトに用いる
ダンパは、ダクト間に取付けるダンパをダクトに設け
フランジ部なる面を両側に備える環状のフランジ
と、該フランジ内に両端から突出する軸で軸支させたダ
ンパ翼と、該ダンパ翼を操作する操作手段とで構成し、
該フランジは、ダンパ翼の両端の軸の外径より僅かに幅
広の外周部を備えた角パイプで構成したことで、枠体
ダクトのフランジ部間に挟んで結着するだけで、ダンパ
をダクト間に簡単に取付けられる。しかも、該フランジ
の外周部を通して操作手段をダンパと連絡させたため、
操作手段が、ダンパのフランジをダクトのフランジ部間
に挟んで結着するときの妨げとならない。
【0006】請求項3記載の空気搬送用ダクトに用いる
ダンパは、請求項2に記載の空気搬送用ダクトに用いる
ダンパにおいて、前記環状のフランジを、角パイプをL
字型に屈曲して構成したコーナ金具と、該コーナ金具
両端部に挿着させる角パイプからなる棒状接続金具とで
構成したことで、棒状接続金具の長さを変えるだけで、
横幅並びに縦幅の異なるフランジを備えたダンパを得る
ことができる。
【0007】請求項4記載のダクトに使用するダンパ
は、請求項2に記載の空気搬送用ダクトに用いるダンパ
において、前記環状のフランジを、コーナ金具と、該コ
ーナ金具を両端部に挿着させる角パイプからなる棒状接
続金具とで構成し、コーナ金具は、棒状接続金具の両端
部にそれぞれ挿着される短片で構成し、両短片を棒状接
続金具の両端部のそれぞれ挿着した後、ビスで両短片を
棒状接続金具と共に一体に締め付け固着することで、
状接続金具の長さを変えるだけで横幅並びに縦幅の異な
るフランジを得ることができると共に、コーナ金具が分
割されるため、組み立てる前の状態がよりコンパクト化
する。
【0008】
【実施の実施の形態】本発明実施の形態をまず、図1
乃至図4に示す実施の形態に付き説明する。Bは前後の
ダクトA,A間に取付けるダンパを示し、該ダンパB
は、図2に示すごとく、両ダクトAのフランジ部A1 ,
A1 が重なる面を両側に備えた板状のフランジ1と、該
フランジ1の内周縁に連なる環状の枠体2と、該枠体
に両端から突出する軸4(約6mm)で軸支させたダンパ
翼3と、該ダンパ翼3を外部から操作する操作手段5と
で構成し、該枠体2の幅を前記軸4の直径より僅かに幅
広(約12mm)とし、前記操作手段5は該枠体2を通し
てダンパ翼3に連絡させた。
【0009】これを詳述すると、該ダンパBは、アング
ル状の金属材を方形に折曲げ、その端部を溶接して形成
した方形のフランジ1と該フランジ1の内周縁からフラ
ンジ1の一側に突出する環状の枠体2とを形成し、該
2に、2枚のダンパ翼3,3を、その両端から突出す
る軸4で軸支させて取り付け構成した。
【0010】前記操作手段5は、一方のダンパ翼3の軸
4に一体に取付けた扇型の金具6と、該金具6に連結し
たループ状のワイヤ7とで構成した。ワイヤ7はその一
部を、案内ピン6a、6aにガイドさせて、扇型の金具
6の円弧面に沿わせると共に、該円弧面に結着し且つ該
枠体2の一側上端部と一側下端部に設けた細径管からな
るL字型に屈曲したワイヤガイド8、8を通してフラン
ジ1の外側に導き、該ワイヤ7を図面で上下方向に移動
操作することで、ダンパ翼3の開き角度を調節できるよ
うにした。
【0011】なお、9は一方のワイヤガイド8に設けた
締付ねじを示し、該ねじ9の締付けで、ガイド8に挿通
したワイヤ7を該ガイド8内に固定して、ダンパB,B
を所定の開き角度に維持させるようにした。なお、10
はダクトA,Aの外側に臨むワイヤ7に設けた目印を示
し、フランジ1の外側面に施した目盛(図示しない)と
該目印の位置からダンパ翼3の開き角度が確認できる。
なお、ダンパ翼3,3は連杆11で連絡し、ワイヤ7を
操作して一方のダンパ翼3の開き角度を調節するとき、
他方のダンパ翼3もこれに追従して開き角度が調節され
るようにした。
【0012】なお、12は、ダクトA,Aのフランジ部
A1 ,A1 間にフランジ1を挟み付けるとき該フランジ
1の両側とフランジ部A1 ,A1 間に介在させたパッキ
ンを示す。
【0013】なお、図示するものは、フランジ部A1 ,
A1 のこの間に挟持するフランジ1をボルトナットで一
体に締付けるようにしたが、フランジ部A1 ,A1 のこ
の間に挟持するフランジ1をその外周から一体に挟み付
けて固定するクリップ(図示しない)を用いて固定させ
ても良く、かくすればボルトナットを用いるものに比し
更に取り付けが簡単になる。
【0014】なお、図示するものは、ダンパ翼3の軸4
に一体に取付けた扇型の金具6で、ワイヤ7の直線運動
を、軸4の回動運動に替えるようにしたが、金具6はこ
れに限られるものでなく、レバー、プーリ等の扇型の金
具6と同様の機能を果たすものと置き換え得ること申す
までもない。
【0015】又、フランジ1をダクトAに取り付けると
き、ダクトAのフランジ部A1 に重ねた状態に支持する
必要がある。そこで、フランジ1の上側面に、鉤型のフ
ック1a,1aを設け、該フック1a,1aで一方のダ
クトAにダンパBを係止させた後、他側のダクトAのフ
ランジ部A1 を該ダンパBのフランジ1に重ねて、ボル
トナットで締付けることで、該ダンパBのダクトAへの
取付けを行い易くした。
【0016】図5、図6に示す実施の形態は、ダンパB
を、両ダクトAのフランジ部A1 ,A1 間に重なるフラ
ンジ1と、該フランジ1の内周縁に連なる環状の枠体2
と、該枠体2に両端から突出する軸4で軸支させたダン
パ翼3と、該ダンパ翼3を外部から操作する操作手段5
とで構成し、該枠体2の幅を前記軸4の直径より僅かに
幅広とし、且つ前記操作手段5を枠体を挿通してダンパ
翼3と連絡させた点は、上記実施の形態と特に変わる所
はない。この実施の形態では、操作手段5を、例えば厚
さ0.3 mmの鋼等からなる板ばね13で構成し、該板ばね
13の一端を、一方のダンパ翼3に軸支その他の手段で
連結するとともに、その他端を枠体2に設けたスリット
孔14を挿通して外部に突出させ、該板ばね13の外端
を押し引き操作することで、ダンパ翼3の開き角度を調
節できるようにした。なお、該板ばね13には、その長
さ方向に沿って多数の小孔13aを設けると共にフラン
ジ1から外方に突出する突片15を設け、該突片15に
設けた小孔(図示しない)と、板ばね5に設けた小孔1
3aのいずれかとに挿着するボルトとこれに施したナッ
トからなる結着手段16で該板ばね13を突片15に固
定することで、ダンパ翼3を所定の調節された開き角度
に保ようにした。
【0017】図7乃至図9に示すものは、更に他の実施
の形態を示すもので、ダクトA,A間に取付けるダンパ
Bを、両ダクトA,Aのフランジ部A1 ,A1 間に重な
るフランジ1と、該フランジ1の内に両端から突出する
軸4で軸支させたダンパ翼3と、該ダンパ翼3を操作す
る操作手段5とで構成し、該フランジ1は、ダンパ翼3
の両端の軸4の外径より僅かに幅広の外周部1bと該外
周部1bの両端に設けた前記ダクトAのフランジ部A1
,A1 に重なり合う重合面1c、1cとを備え、該
体の外周部1bにダンパ翼3をその両端の軸4で軸支
させると共に、前記操作手段5を該外周部1bを挿通し
てダンパ翼3と連絡させたものである。これを具体的な
数値を入れて説明すれば、軸4の直径(約6mm)より
僅かに大きい一辺が例えば12mmの正方形の角パイプ
で、横幅約550mm、縦幅360mmの方形のフラン
ジ1を形成し、該フランジ1内に2枚のダンパ翼3を各
両端の軸4で軸支し、該一方のダンパ翼3の一方の軸4
を該外周面1bより外方に突出させ、該軸4に前記する
操作手段5でダンパ翼3の開度を調節するようにした。
なお、操作手段5はフランジ1の外側に設けた支持片1
7に支持させた板片18と、該板片18を挿通してフラ
ンジ1外に突出させた軸4の先端に一体に取付け且つ周
方向に沿った90度の範囲に亘って5個の孔19aを設
けた円板19と、板片18に支持させたピン20とで構
成し、該ピン20は、板片18に対し摺動自在に支持さ
れ、且つばね21で該孔19a側に付勢させる。
【0018】なお、この実施の形態では、2枚のダンパ
翼3を、フランジ1とダンパ翼3と連杆との間に構成さ
れる平行リンク機構22で、一方のダンパ翼3の開き度
合に応じて他方のダンパ翼3も開くようにした。
0019】なお、上述の実施の形態では、操作手段5
として、ダンパ翼3の開き角度を調節するようにした
が、これは図11、図12に示すごとく、ダクト内の送
風温度が異常に上がったとき、ダンパ翼3を閉じるよう
にしたものであっても良い。これを説明すると、ダンパ
Bは、上述する図6乃至図8と同様に、外周部1bと重
合部1c、1cとからなるフランジ1内に、ダンパ翼
3、3をその両端から突出する軸4で軸支させて取り付
けたものであること、先の実施の形態と特に変わる所は
ない。この実施の形態では、操作手段5に、一定温度で
溶断する温度ヒューズ23を備えさせ、該温度ヒューズ
23が溶断するときダンパ翼3、3を閉じるようにし
た。これを説明すると、フランジ1の外側面に支片24
を設け、該外周部1b並びに支片24を貫通して一方の
ダンパ翼3の軸4を、該支片24の外側面まで突出さ
せ、該軸4上に固着してレバ25を取り付け、且つ軸4
にダンパ翼3を閉側に付勢するばね26を取り付けると
共に、該支片24内に支持させてレバ25を係止するピ
ン27を設け、該ピン27はこれを囲繞するコイルばね
28で、該支片24の外側面から没入する方向に付勢す
ると共に、前記温度ヒューズ23で、該コイルばね28
に抗して該ピン27の先端が支片24の外側面から突出
する状態に保つようにした。かくするときは、通常時、
ピン27は支片24の外側面から突出して、レバ25を
係止し、ダンパ翼3を開状態に保つ。しかし、ダクトA
内の温度が異常に高まり温度ヒューズ23が溶断する
と、ピン27は、コイルばね28に付勢されて支片24
の外側面から没入する。このため、ピン27でのレバ2
5の係止が解かれ、ダンパ翼3はばね26に付勢されて
閉じる。
0020】なお、上記実施の形態では、全てフランジ
1を環状の一体物で構成したが、ダクトAの横幅や縦幅
は、種々雑多であり、これに伴ってダクトAのフランジ
部A1 の大きさもまちまちで、この数多くの横幅並びに
縦幅に合わせて、大きさの異なる数多くのフランジ1を
備えたダンパを用意することは在庫管理等が大変とな
る。そこで、該環状のフランジ1をコーナ金具1aとコ
ーナ金具1a、1aを繋ぐ棒状接続金具1bとで構成
し、これらを組み合わせることで、所望大きさのフラン
ジ1を簡単に得られるようにした。これを図7乃至図9
に示す実施の形態のものに使用するものに付き、図13
並びに図14に付いて説明する。コーナ金具1aは、鋼
鉄板を折り曲げて、直角をなす2方向に突出する断面角
状の接続部1aー1、1aー1を備えるものに構成し、
棒状接続金具1bは、該接続部1aー1が嵌入する大き
さの内法を備える角パイプで構成し、図14に示すごと
く、適宜長さの4本の棒状接続金具1bを、4個のコー
ナ金具1aを用いて図13に示すフランジ1に組み立て
る。なお、各コーナ金具1aと棒状接続金具1bはビス
1cで締め付け固定する。なお、この実施の形態では、
一方の棒状接続金具1bの端部を接続部1aー1に嵌入
させるとき接続部1aー1に突き当たる。そこで、該棒
状接続金具1bの端部を切り欠いて、かかる不具合を解
消させた。図15に示すものは、該環状のフランジ1
を、コーナ金具1aとコーナ金具1a間を繋ぐ棒状接続
金具1bとで構成し、これらを組み合わせることで、所
望大きさのフランジ1を得る他の実施の形態を示す。こ
れを説明すると、この実施の形態では、コーナ金具1a
を、鋼鉄板を折り曲げて構成した箱型の2個の短片1
d,1d´で構成し、棒状接続金具1bは、該接続部1
bが嵌入する大きさの内法を備える適宜長さの角パイプ
で構成して、一方の短片1dを、フランジ1の相対向す
る辺を構成する各棒状接続金具1b、1bの両端に夫々
挿着してビス1cで締め付け固定し、各棒状接続金具1
bに挿着した各短片1dに、他方の短片1d´をこれと
直角に突出するようにビス1cで締め付け固定した後、
各短片1d´に、フランジ1の他の相対向する辺を構成
する棒状接続金具1bの両端を嵌合した後ビス1cで、
短片1d´と棒状接続金具1bを締め付けてフランジ1
に組み立てる。なお、各コーナ金具1aと棒状接続金具
1bはビス1cで締め付け固定する。なお、図13並び
に図14、図15に示すものにおいて、1fは、フラン
ジ1をフランジ部A1 ,A1 間にボルトで締め付け固定
するとき、該ボルトを通す孔を示す。
0021】なお、上述の実施の形態は、全て断面が方
形のダクトAに接続するダンパBに付き説明したが、ダ
ンパBのフランジ1を円形とすることで、断面が円形の
ダクトAに接続できるダンパBとすることができる。
0022
【発明の効果】請求項1に記載の発明によるときは、ダ
ンパを極めて偏平に形成することができて、保管、輸送
するとき、場所を取らず在庫管理並びに輸送が簡便にな
ると共に、ダクトのフランジ部間に、フランジを挟んで
結着するだけで、ダンパをダクト間に簡単に取り付ける
ことができて、従来例のようにダンパの両端に設けたフ
ランジに、その両側に臨むダクトのフランジに、それぞ
れ締め付け結着させるものに比し、取り付け作業箇所が
減ってその作業を簡略化できる。そして、請求項2に記
載の発明によるときは、ダンパを極めて偏平に形成する
ことができて、請求項1に記載の発明とどうようの効果
を奏するばかりでなく、該フランジの外周部を通して操
作手段をダンパ翼に連結させたことで操作手段が、ダン
パをダクト間に取り付けるときの妨げとならないという
利点がある。特に請求項3並びに4に記載の発明による
ときは、ダンパを偏平に形成することができて、在庫管
理並びに輸送が簡便になると共に、棒状接続金具の長さ
を変えるだけで、横幅並びに縦幅のことなるフランジを
得ることができて、必要に応じた大きさのフランジを随
時供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1例を示す斜面図
【図2】 図1の側面図
【図3】 図1のダンパをダクトに取り付けた状態の斜
面図
【図4】 図1の一部の正面図
【図5】 他の実施の形態を示す斜面図
【図6】 図5の側面図
【図7】 更に他の実施の形態の一部を切除した斜面図
【図8】 図7のA−A線截断面図
【図9】 図8のB−B線截断面図
【図10】 更に他の実施の形態を示す側面図
【図11】 そのC−C線拡大図
【図12】 図5に示すフランジの変形例を示す拡大斜
面図
【図13】 図12の組み立て前の状態の斜面図
【図14】 図5に示すフランジの他の変形例を示す組
み立て前の状態の拡大斜面図
【図15】 従来のダンパを示す斜面図
【符号の説明】 A ダクト B ダンパ
1 フランジ 2 枠体 3 ダンパ翼 4
軸 5 操作手段 6 支持金具
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】削除

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト間に取付けるダンパを、両ダクト
    のフランジ部に重ねるフランジと、該フランジの内周縁
    に連なる環状の軸受部と、該軸受部に両端から突出する
    軸で軸支させたダンパ翼と、該ダンパ翼を操作する操作
    手段とで構成し、該軸受部の幅を前記軸の直径より僅か
    に幅広とし、且つ前記操作手段を軸受部を挿通してダン
    パ翼と連絡させたことを特徴とする空気搬送用ダクトに
    用いるダンパ。
  2. 【請求項2】 ダクト間に取付けるダンパを、両ダクト
    のフランジ部に重ねるフランジと、該フランジの内に両
    端から突出する軸で軸支させたダンパ翼と、該ダンパ翼
    を操作する操作手段とで構成し、該フランジは、ダンパ
    翼の両端の軸の外径より僅かに幅広の外周部と該外周部
    の両端に設けた前記ダクトのフランジ部に重なり合う重
    合部とを備えた環状体で構成し、該環状体の外周部にダ
    ンパ翼の両端の軸を支持させると共に、操作手段を該外
    周部を挿通してダンパ翼と連絡させたことを特徴とする
    空気搬送用ダクトに用いるダンパ。
  3. 【請求項3】 フランジを、コーナ金具と該コーナ金具
    間を繋ぐ棒状接続金具とで構成したことを特徴とする請
    求項1または2記載のダンパ。
  4. 【請求項4】 ダクト間に取付けるダンパを、1枚の金
    属板の外周部に、ダンパ翼の角度調節軸となる部分を残
    してほぼ環状に切り込み線を施して、ダンパ翼と、ダク
    トに設けたフランジ部に重ね合わせて取付けるフランジ
    とを形成したことを特徴とする空気搬送用ダクトに用い
    るダンパ。
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