JPH11325548A - 空気清浄機能を有する空気調和機 - Google Patents
空気清浄機能を有する空気調和機Info
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- JPH11325548A JPH11325548A JP10129897A JP12989798A JPH11325548A JP H11325548 A JPH11325548 A JP H11325548A JP 10129897 A JP10129897 A JP 10129897A JP 12989798 A JP12989798 A JP 12989798A JP H11325548 A JPH11325548 A JP H11325548A
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
理を厳密に行えるようにすることによって、集塵電極に
付着した塵埃の分解時に悪臭や煙の発生を確実に防止す
る。 【解決手段】 電源に接続される高圧ユニット77とこ
の高圧ユニット77に接続された放電電極42及び集塵
電極41とを具備した集塵装置を内蔵し、ファン30の
回転により吸入した外部空気に含まれる塵や埃を集塵装
置によって集塵することにより、清浄化した空気を外部
に吐出する空気清浄機能を有する空気調和機であって、
集塵電極41に設けられたヒータ43を加熱して集塵電
極41に付着した塵埃を除去する塵埃除去モードを実行
するマイコン制御部(塵埃除去制御部)71を備え、こ
の塵埃除去制御部71は、空気調和機能の運転を停止し
てから塵埃除去モードを実行する。
Description
高圧ユニットと、この高圧ユニットに接続された放電電
極及び集塵電極とを備えた集塵装置を内蔵し、ファンの
回転により吸入した外部空気に含まれる塵や埃を集塵装
置によって集塵することにより、清浄化した空気を外部
に吐出する空気清浄機能を有する空気調和機に関する。
生活空間を維持したいというニーズが高まっており、そ
のニーズに答えるべく、空気清浄機や空気清浄機能を有
する空気調和機が提供されている。また、このような空
気清浄機能を実現するための装置として、従来より、放
電電極と集塵電極とからなる電子式の集塵装置が提供さ
れている。この集塵装置は、放電電極と集塵電極との間
に高電圧を印加し、放電電極により周囲の空気中に存在
する塵埃をイオン化し、集塵電極に吸着(付着)させる
ものである。
気調和機では、集塵電極に付着した塵埃が一定量以上に
なると、集塵効果が急激に低下する。場合によっては、
集塵電極の先端部からコロナ放電が発生して、煙や悪臭
が発生する原因にもなる。そのため、集塵電極に付着し
た塵埃は、定期的に除去する必要がある。しかしなが
ら、空気清浄機能を有する空気調和機では、熱交換器の
後ろ側に集塵装置が取り付けられている場合は、ユーザ
が集塵装置を清掃しようとしてもできない構造となって
いる。そのため、このような空気調和機では、内蔵した
集塵装置を自動的に清掃するシステム(メンテナンスフ
リー)が必要となる。
自動的に清掃するシステムとして、集塵電極に加熱部
(シーズヒータ等)を設け、この加熱部を加熱すること
によって集塵電極に付着した塵埃を除去(集塵電極の表
面に溶着したセラミックの触媒との反応によって、二酸
化炭素と水に分解)するようにした空気調和機を提案し
ている(特願平09−80354号公報参照)。
とによって集塵電極に付着した塵埃を除去する塵埃除去
モードを実行する際、集塵電極に付着した塵埃の分解時
に臭いや煙等が発生しないように、分解速度を一定に保
って徐々に分解する必要がある。そのためには、加熱部
の加熱による集塵電極の表面温度の管理を厳密に行う必
要がある。すなわち、集塵電極の表面温度を、図5に示
すような温度曲線に沿って、室内温度(20℃前後)か
ら300℃程度まで徐々に加熱して行く必要がある。
モードでは、塵埃の分解による臭いや煙を発生させない
ように、集塵電極の表面温度を厳密に管理する必要があ
る。しかしながら、空気調和機能の運転(すなわち、暖
房運転、冷房運転、除湿運転、送風運転等の各種運転)
と並行して塵埃除去モードを実行すると、ファンが回転
している状態で集塵電極の表面温度の管理を行わなけれ
ばならないため、図5に示すような温度曲線となるよう
に厳密な温度管理を行うことが難しいといった問題があ
った。つまり、集塵電極の表面温度はファンの回転によ
って発生する風に影響されるからである。
案されたもので、その目的は、塵埃除去モードでの集塵
電極の表面温度の管理を厳密に行えるようにすることに
よって、集塵電極に付着した塵埃の分解時に悪臭や煙の
発生を確実に防止し得る空気清浄機能を有する空気調和
機を提供することにある。
め、本発明の請求項1記載の空気清浄機能を有する空気
調和機は、電源に接続される高圧ユニットとこの高圧ユ
ニットに接続された放電電極及び集塵電極とを具備した
集塵装置を内蔵し、ファンの回転により吸入した外部空
気に含まれる塵や埃を前記集塵装置によって集塵するこ
とにより、清浄化した空気を外部に吐出する空気調和機
において、前記集塵電極に加熱部を設けるとともに、こ
の加熱部を加熱して前記集塵電極に付着した塵埃を除去
する塵埃除去モードを実行する塵埃除去制御部を備え、
この塵埃除去制御部は、前記塵埃除去モードを、空気調
和機能の運転を停止してから行うものである。
能を有する空気調和機は、請求項1記載のものにおい
て、前記塵埃除去制御部は、空気調和機能の運転停止
後、一定時間を経過した後に塵埃除去モードを実行する
ものである。すなわち、暖房運転停止直後の機器内部の
温度は60℃近くになっており、反対に冷房運転停止直
後の機器内部の温度は5℃近くになっている。つまり、
空気調和機能の運転停止後から塵埃除去モードを実行す
ると、加熱開始温度が大きく異なるため、その後の温度
管理が非常に難しく、分解速度を一定に保つことができ
ない。そこで、空気調和機能の運転停止後、一定時間を
経過した後に塵埃除去モードを実行することによって、
機器内部の温度をほぼ室内温度に等しい一定温度に安定
させてから、塵埃除去モードを実行するものである。
能を有する空気調和機は、請求項1又は2記載のものに
おいて、前記塵埃除去制御部は、前記塵埃除去モードの
実行時、前記加熱部の加熱による内部の温度上昇を抑制
する程度の微弱な回転で前記ファンを駆動するものであ
る。例えば、暖房運転停止直後の機器内部の温度は60
℃近くになっており、この状態から塵埃除去モードを実
行して加熱部を300℃程度まで加熱すると、加熱部の
周辺温度は80℃から100℃近くまで上昇する。この
周辺温度は、樹脂の種類によっては耐熱温度に相当す
る。そのため、機器内部の空気を循環させて熱を溜めな
いようにすることによって、樹脂で形成された部分(例
えば、ケース本体等)に熱による悪影響を及ぼさないよ
うにするものである。
て図面を参照して説明する。図2は、本発明の空気清浄
機能を有する空気調和機の側面より見た断面図である。
この空気調和機は、前面が吸引口2として開口してお
り、この吸引口2の下方(前面下方)に吐出口3が設け
られたケース本体1と、このケース本体1の吸引口2に
装着される開閉式の前面パネル10と、ケース本体1の
吸引口2に臨んでケース本体1内に設けられた熱交換器
20と、この熱交換機20を経由して吸引口2から吐出
口3へ空気を流通させるために、吐出口3の奥側近傍に
設けられたクロスフロー型のファン30と、熱交換器2
0の背面側の空気通路に配置された電子式の集塵装置4
0とを備えている。
0の前面には、それぞれ空気を吸入するための上面グリ
ル5及び前面グリル11が形成されている。また、ケー
ス本体1の吐出口3には、角度調整式のルーバ6が設け
られており、前面パネル10と熱交換器20との間に
は、エアーフィルタ50が設けられている。また、ケー
ス本体1の垂直な背面板7の表面に熱遮蔽板48が取り
付けられており、この熱遮蔽板48の正面に、集塵装置
40が取り付けられている。
に示すように、水平に設けられた筒形状の集塵電極41
と、この集塵電極41の前方側のやや上方位置において
水平に張設された放電電極42と、集塵電極41に付着
した塵埃を除去するための棒状のヒータ(シーズヒータ
等)43とを備えている。集塵電極41は、ヒータ43
を内方する形で設けられており、その内方したヒータ4
3によって熱遮蔽板48に水平に支持されている。ま
た、集塵電極41は、その両端部分が放電電極42から
離れる方向に屈曲されており、放電電極42を熱遮蔽板
48に張設するためにその両端部に取り付けられたスプ
リング44,44との距離を、放電しない一定の距離に
保つように設けられている。また、集塵電極41の表面
には、アルミナやゼオライトといったセラミックの触媒
が溶着されている。
装置40及び熱遮蔽板48は、いずれも熱交換器20の
背面側の空気通路を上から下に向かう空気の流れに沿う
ものとなる。なお、熱遮蔽板48の上端部には、熱交換
器20との接触を防止するための絶縁部材49が設けら
れている。
ついて説明する。空気調和機の自動運転中、室内の空気
は、図2中に実線の矢符で示すように、ファン30が作
動することによって前面パネル10の前面グリル11及
びケース本体1の上面グリル5からケース本体1内に流
入し、熱交換器20を通過した後、背面側の空気通路を
上から下に移動し、ファン30を経て吐出口3から室内
に吐出される。
路には集塵装置40が設けられており、その放電電極4
2と集塵電極41との間には高電圧が印加されている。
そのため、放電電極42と集塵電極41との間には、図
4に破線で示すように電気力線が発生し、これにより放
電電極42の周囲の空気中に存在する塵埃60がイオン
化され、集塵電極41に引き寄せられて付着する。その
結果、熱交換器20を通過した空気は、その背面側の空
気通路を通過する過程で清浄化されて室内に再び吐出さ
れる。
電極41に付着した塵埃60を除去する塵埃除去モード
を実行するための回路構成を含む、空気調和機の電気的
構成を示している。すなわち、運転キー72aや運転停
止キー72bなどの空気調和機を動作させるために必要
な各種キーが接続されたキー入力部72は、空気調和機
全体の動作制御を行うマイコン制御部71に接続されて
いる。
冷凍サイクルを備えた冷暖房駆動系73を制御するとと
もに、ファン駆動部74を制御して、ファン30を任意
の回転モードで回転させる。ファン30の回転モードと
して、例えば「強」、「中」、「弱」の3種類の回転モ
ードが設定されている。
C電源を整流する整流回路75と、この整流回路75に
開閉スイッチ76を介して接続された高圧ユニット77
と、この高圧ユニット77に接続された放電電極42及
び集塵電極41とで構成されており、マイコン制御部7
1は、開閉スイッチ76を開閉制御して、放電電極42
と集塵電極41とに高電圧を印加する。また、マイコン
制御部71には、集塵電極41に付着した塵埃の量(集
塵量)を判定する集塵量判定部80の出力が導かれてい
る。
部82を制御してヒータ43に通電し、ヒータ43を加
熱させて集塵電極41の表面に付着した塵埃を除去(触
媒との反応によって二酸化炭素と水に分解)する。ま
た、マイコン制御部71の出力は、集塵電極41の汚れ
を知らせる警報部83に接続された構成となっている。
量の塵埃が付着したとき、集塵装置40の清掃開始条件
を示す指示信号をマイコン制御部71に出力する。ここ
で、集塵量を判定する方法としては、例えば高圧ユニッ
ト77の一次側又は二次側に流れる電流値を計測し、そ
の電流値の変化から集塵量を判定することができる。す
なわち、高圧ユニット77の一次側又は二次側に流れる
電流は、集塵電極41に付着した塵埃の量に従って上昇
し、又は低下すると考えられるので、集塵電極41に塵
埃が全く付着していない状態で高圧ユニット77の一次
側又は二次側に流れる電流値(基準電流値)を予め設定
し、この基準電流値と、集塵電極41に付着した塵埃の
量が清掃を必要とする量に達したときの高圧ユニット7
7の一次側又は二次側に流れる電流値との差(すなわ
ち、変化分)を比較電流値幅として予め設定しておく。
そして、運転動作開始時に設定した基準電流値及び比較
電流値幅と、運転動作中に高圧ユニット77の一次側又
は二次側に流れる電流値(測定電流値)とを比較し、測
定電流値が基準電流値から比較電流値幅分超えたとき、
集塵装置40の清掃開始条件を示す指示信号をマイコン
制御部71に出力するようにすればよい。ただし、集塵
量の判定はこれに限定されるものではなく、例えば運転
動作中の風量総和や運転動作時間等に基づいて判定して
もよい。ただし、これらの詳細については説明を省略す
る。
からの指示信号に基づき、所定のタイミングで塵埃除去
モードを実行する。すなわち、ヒータ駆動部82を制御
してヒータ43に通電し、ヒータ43を加熱させて集塵
電極41に付着した塵埃を除去する。なお、警報部83
は、例えばLEDやブザー、音声合成回路等によって構
成されており、集塵電極41に付着した塵埃の量が清掃
を必要とする量に達したとき、マイコン制御部71から
の指示により、LEDを点滅又は点灯し、ブザーを鳴動
し、若しくは「塵埃除去モードを実行してください。」
等の音声によって、付着した塵埃の量が清掃を必要とす
る量に達したことを、使用者に知らせるようになってい
る。
及び塵埃除去モードの動作について説明する。運転キー
72aが押されると、マイコン制御部71は自動運転モ
ードを実行する。すなわち、予め設定された室内温度と
なるように冷暖房駆動系73を制御し、ファン30の回
転速度を強、中、弱のいずれかに切り換えながら制御す
る。このとき、マイコン制御部71は、運転キー72a
が押されると、開閉スイッチ76を閉じて集塵電極41
及び放電電極42に高電圧を印加する。一方、集塵量判
定部80は、例えば高圧ユニット77の一次側又は二次
側に流れる電流値に基づいて集塵量の判定を開始する。
集塵装置40も集塵動作を継続(開閉スイッチ76を閉
じた状態に維持)すると、集塵電極41には、時間とと
もに塵埃が付着する。このとき、付着する塵埃が煙草の
脂のような水分を含んできる塵埃である場合には、集塵
電極41に付着する塵埃の量が増えるに従って、高圧ユ
ニット77の一次側又は二次側を流れる電流も増加す
る。この電流値は、図示しない電流値測定部によって随
時測定され、その測定電流値が集塵量判定部80に随時
入力される。
内部に設定した基準電流値及び比較電流値幅とに基づい
て集塵電極41に付着した集塵量を判定し、集塵量が清
掃を必要とする量に達したと判定すると、集塵装置40
の清掃開始条件を示す指示信号をマイコン制御部71に
出力する。ここで、この指示信号に基づくマイコン制御
部71での塵埃除去モードについて、(1)ファン30
を回転しないで塵埃除去モードを実行する場合、(2)
ファン30を回転しながら塵埃除去モードを実行する場
合に分けて説明する。
モードを実行する場合 マイコン制御部71は、この指示信号に基づき、例えば
運転停止キー72bが押されて冷房運転(又は暖房運転
等)を停止した後、一定時間経過してから塵埃除去モー
ドを実行する。すなわち、ヒータ駆動部82を制御して
ヒータ43に通電し、ヒータ43を加熱させて集塵電極
41に付着した塵埃を除去(触媒との反応によって二酸
化炭素と水に分解)する。この塵埃除去モードは、例え
ば18分から20分程度実行され、集塵電極41に付着
した塵埃の分解速度を一定に保ちながら徐々に分解する
ことによって、分解時の臭いや煙等が発生しないように
している。
空気調和機能の運転(冷房運転又は暖房運転等)を停止
してから行っている。つまり、ファン30の回転を停止
して、ケース本体1内部の空気の流れを止めている。こ
れにより、集塵電極41の表面温度がケース本体1内部
を流れる空気によって影響されることがないので、図5
に示すような温度曲線に沿うようにヒータ43を厳密に
加熱制御することができるものである。また、本発明で
は塵埃除去モードを空気調和機能の運転停止後、一定時
間経過してから行っている。すなわち、暖房運転停止直
後のケース本体1内部の温度は60℃近くになってお
り、反対に冷房運転停止直後のケース本体1内部の温度
は5℃近くになっている。つまり、空気調和機能の運転
停止直後から塵埃除去モードを実行すると、集塵電極4
1の加熱開始温度が大きく異なるため、その後の温度管
理が非常に難しく、分解速度を一定に保つことができな
い。そこで、空気調和機能の運転停止後、一定時間を経
過した後に塵埃除去モードを実行することによって、ケ
ース本体1内部の温度をほぼ外気温度に等しい一定温度
に安定させてから、塵埃除去モードを実行している。
部80からの指示信号に基づき、警報部83を駆動し
て、LEDを点滅又は点灯し、ブザーを鳴動し、若しく
は「塵埃除去モードを実行してください。」等の音声に
よって、付着した塵埃の量が清掃を必要とする量に達し
たことを使用者に知らせる。
モードを実行する場合 マイコン制御部71は、この指示信号に基づき、例えば
運転停止キー72bが押されて冷房運転(又は暖房運転
等)を停止した後、一定時間経過してから塵埃除去モー
ドを実行する。すなわち、ヒータ駆動部82を制御して
ヒータ43に通電し、ヒータ43を加熱させて集塵電極
41に付着した塵埃を除去(触媒との反応によって二酸
化炭素と水に分解)する。このとき、マイコン制御部7
1は、ファン駆動部74を制御して、ヒータ43の加熱
によるケース本体1内部の温度上昇を抑制する程度の微
弱な回転でファン30を駆動する。これにより、ケース
本体1内部の空気をわずかずつ循環させて熱を溜めない
ようにし、樹脂で形成されたケース本体1(特に、集塵
電極41の直上部であるケース本体1の天板部4)に熱
による悪影響(変形や変色による強度の低下等)を及ぼ
さないようにする。ファン30の回転は、例えば1秒間
に1回転程度の微弱な連続回転、又は間欠的な回転とす
る。この塵埃除去モードは、例えば18分から20分程
度実行され、集塵電極41に付着した塵埃の分解速度を
一定に保ちながら徐々に分解することによって、分解時
の臭いや煙等が発生しないようにしている。なお、本発
明は空気調和機に関するものであるが、空気清浄機能を
有する据え置き型の石油、電気又はガスファンヒータな
どにも適用可能である。
有する空気調和機は、集塵電極に加熱部を設けるととも
に、この加熱部を加熱して集塵電極に付着した塵埃を除
去する塵埃除去モードを実行する塵埃除去制御部を備
え、この塵埃除去制御部は、塵埃除去モードの実行時、
空気調和機能の運転を停止して行うように構成してい
る。これにより、集塵電極の表面温度が機器内部を流れ
る空気によって影響されることがないので、集塵電極の
表面温度を厳密に管理することができる。つまり、集塵
電極に付着した塵埃の分解速度を一定に保ちながら徐々
に分解することができるので、分解時に臭いや煙等が発
生することがない。
能を有する空気調和機は、空気調和機能の運転停止後、
一定時間を経過した後に塵埃除去モードを実行するよう
に構成している。これにより、機器内部の温度をほぼ外
気温度に等しい一定温度に安定させてから塵埃除去モー
ドを実行することができるので、機器内部の温度に影響
されることなく、集塵電極の表面温度を厳密に管理する
ことができる。つまり、集塵電極に付着した塵埃の分解
速度を一定に保ちながら徐々に分解することができるの
で、分解時に臭いや煙等が発生することがない。
能を有する空気調和機は、塵埃除去モードの実行時、加
熱部の加熱による内部の温度上昇を抑制する程度の微弱
な回転でファンを駆動するように構成している。これに
より、加熱部によって加熱された高温の空気が機器内部
に溜まることなく循環されるので、樹脂で形成された部
分が熱によって影響されることがない。
気的構成を示すブロック図である。
面より見た断面図(端面図)である。
る。
変化を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 電源に接続される高圧ユニットとこの高
圧ユニットに接続された放電電極及び集塵電極とを具備
した集塵装置を内蔵し、ファンの回転により吸入した外
部空気に含まれる塵や埃を前記集塵装置によって集塵す
ることにより、清浄化した空気を外部に吐出する空気清
浄機能を有する空気調和機において、 前記集塵電極に加熱部を設けるとともに、この加熱部を
加熱して前記集塵電極に付着した塵埃を除去する塵埃除
去モードを実行する塵埃除去制御部を備え、この塵埃除
去制御部は、前記塵埃除去モードを、空気調和機能の運
転を停止してから行うことを特徴とする空気清浄機能を
有する空気調和機。 - 【請求項2】 前記塵埃除去制御部は、空気調和機能の
運転停止後、一定時間を経過した後に塵埃除去モードを
実行することを特徴とする請求項1記載の空気清浄機能
を有する空気調和機。 - 【請求項3】 前記塵埃除去制御部は、前記塵埃除去モ
ードの実行時、前記加熱部の加熱による内部の温度上昇
を抑制する程度の微弱な回転で前記ファンを駆動するこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の空気清浄機能を
有する空気調和機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10129897A JPH11325548A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 空気清浄機能を有する空気調和機 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10129897A JPH11325548A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 空気清浄機能を有する空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325548A true JPH11325548A (ja) | 1999-11-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10129897A Pending JPH11325548A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 空気清浄機能を有する空気調和機 |
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