JPH11325089A - 転がり軸受 - Google Patents
転がり軸受Info
- Publication number
- JPH11325089A JPH11325089A JP10130526A JP13052698A JPH11325089A JP H11325089 A JPH11325089 A JP H11325089A JP 10130526 A JP10130526 A JP 10130526A JP 13052698 A JP13052698 A JP 13052698A JP H11325089 A JPH11325089 A JP H11325089A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grease
- spacer
- ring spacer
- contact
- seal
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6607—Retaining the grease in or near the bearing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
受を提供すること。 【解決手段】 固定輪間座6と、回転輪間座7を有する
転がり軸受1A,1Bにおいて、一端部が前記固定輪間
座6の溝6aに取り付けられ、他端部が前記回転輪間座
7と非接触に対向する密封装置8が設けられている。
Description
る。さらに詳しくは、グリース潤滑で開放形軸受かつ間
座を使用する立型ポンプ用モーター等に好適な転がり軸
受に関する。
グリース潤滑、オイルエア潤滑、オイルミスト潤滑、油
浴潤滑、強制潤滑がある。この内、グリース潤滑におい
て、工作機械用軸受では軸受の発熱を抑える目的でグリ
ース量を通常封入する量より少なくしているため、グリ
ースが飛散すると、軸受の焼き付き寿命に大きく影響す
る。
約50%程度のグリースを充填しているが、開放軸受で
あれば、グリースの飛散が起きることがあり、グリース
寿命への影響がある。更にこの開放軸受が立型にて使用
された場合、グリースの落下があり、これもグリース寿
命に大きく影響することになる。
止対策としてオイルシール若しくはVリングと呼ばれる
接触ゴムシール又は固定輪間座を段加工してグリース飛
散防止を行っていた。しかしながら、前者のオイルシー
ル若しくはVリングは、回転側と接触しているため、接
触部の発熱によりグリースが劣化することがあった。ま
た、工作機械用としてこのオイルシール若しくはVリン
グを使用すると、接触部の発熱により軸が伸び、加工精
度不良が発生することがあった。
41を段部加工したのものについては、固定輪間座41
と回転輪間座42が接触するのを防止するために固定輪
間座41の内径と回転輪間座42の外径の隙間gを数m
m程度あけている。しかしながら、このような間座であ
ると固定輪間座41の内径と回転輪間座42の外径の隙
間gが大きいため、この隙間gよりグリースが飛散し易
くなり、グリース寿命に影響を与えるおそれがある。
ース飛散を防止可能な転がり軸受を提供することを目的
とする。
定輪間座と、回転輪間座を有する転がり軸受において、
一端部が前記固定輪間座の溝に取り付けられ、他端部が
前記回転輪間座と非接触に対向する密封装置を設けたこ
とを特徴とする転がり軸受により達成される。
輪間座の溝に取り付けられ、他端部が回転輪間座と非接
触に対向した密封装置により、転がり軸受内に封入され
たグリースが密封状態となりグリースが飛散しない。ま
た、密封装置の他端が、回転輪間座と接触しないことに
より、接触による発熱がないので、グリースが劣化しな
い。したがって、グリースが長寿命化できるので、軸受
の長寿命化を達成できる。
如き弾性部材とばね性を有する金属部材と有し、前記弾
性部材は円周方向に1箇所切断され、前記金属部材は、
円周方向に1箇所を所定幅で切り欠く構成とすることが
好ましい。
の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施形態に係る転がり軸受を立型ポンプ用モーターに使用
した場合の要部断面図である。
(図示せず)の主軸は、転がり軸受である2列のアンギ
ュラ玉軸受1A,1Bを介してハウジング(図示せず)
に支持されている。これらアンギュラ玉軸受1A,1B
内には、グリースが封入されており、それぞれ主軸に嵌
合する回転輪としての内輪2A,2Bと、ハウジングに
保持される固定輪としての外輪3A,3Bとの間に転動
体としての玉4A,4Bを備えている。
玉軸受1A,1Bの外輪3A,3Bと内輪2A,2Bと
の各軸方向間には、それぞれ固定輪間座としての外輪間
座6及び回転輪間座としての内輪間座7が配設されてい
る。
図2に示すように、前記外輪間座6の両端部にはV字状
の溝6aが設けられている。このV字状の溝6aには、
弾性部材としてのゴム9とばね性のある金属材からなる
芯金10とからなる密封装置としてのシール8がそれぞ
れ取り付けられている。
座6のV字状の溝6aに取り付けられているが、他端部
は、図1に示すように内輪間座7と所定量隙間がある状
態で非接触に対向している。したがって、このシール8
による密封作用により、アンギュラ玉軸受1A,1B内
に封入されたグリースが密封状態となり、グリースが飛
散しないので、グリースの長寿命化が達成できる。ま
た、シール8は、内輪間座7と接触しないことにより、
接触による発熱がないので、グリースが劣化せず、グリ
ース長寿命化が図れる。その結果、軸受の長寿命化が達
成できる。
示すように、このシール8はリング状からなる。そし
て、このシール8を構成する芯金10も略リング状から
なり、円周上の一部には所定幅を有する切欠部10aが
設けられている。また、前記ゴム9は、芯金10に加硫
成形し、円周上の一箇所9aを切断した構造となってい
る。
溝6aに挿入する際は、内径側止め輪と同様に芯金10
をつぼめて挿入する。このシール8を挿入後は、ばね性
のある芯金10のばね力により外側へ押し付けられ、V
字状の溝6aに確実に固定される。したがって、シール
8の挿入性はきわめて簡易かつ良好でありながら、シー
ル8は、ばね力によりV字状の溝6aから外れにくいと
いう特徴を有する。また、シール8を外す際には、芯金
10の切欠部10a近傍に設けられた2つのシール外し
穴10に止め輪用ペンチを挿入して芯金10をつぼめる
ことにより容易に外すことが可能である。
施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づ
いて適宜変形、改良等が可能である。例えば、本発明の
転がり軸受は立型ポンプ用モーター以外の工作機械等に
使用することが可能である。また、アンギュラ玉軸受用
の固定輪間座及び回転輪間座に限定されず、様々な転が
り軸受に上述した密封装置を適用することが可能であ
る。更に、シールを構成するゴムは、ゴム以外の弾性部
材であってもよい。更に、シールの一端部を固定する溝
は、V字状の溝ではなく、シールが圧入可能な溝形状と
することや、シールを接着剤等により溝に固定する構成
とすることも可能である。
ば、一端部が固定輪間座の溝に取り付けられ、他端部が
回転輪間座と非接触に対向する密封装置を設けたので、
この密封装置により発熱を防止できるとともに転がり軸
受内に封入されたグリース飛散を防止できる。したがっ
て、グリースが長寿命化できるので、軸受の長寿命化を
達成できる。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定輪間座と、回転輪間座を有する転が
り軸受において、 一端部が前記固定輪間座の溝に取り付けられ、他端部が
前記回転輪間座と非接触に対向する密封装置を設けたこ
とを特徴とする転がり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130526A JPH11325089A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130526A JPH11325089A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 転がり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325089A true JPH11325089A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15036415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10130526A Pending JPH11325089A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11325089A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6739757B2 (en) | 2000-10-27 | 2004-05-25 | Nsk Ltd. | Bearing unit |
EP1845271A3 (de) * | 2006-04-13 | 2010-10-27 | Ab Skf | Wälzlageranordnung |
JP2015016778A (ja) * | 2013-07-11 | 2015-01-29 | Ntn株式会社 | 車輪用軸受装置 |
JP2017020610A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社ジェイテクト | 車輪用軸受装置 |
JP2019078322A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP10130526A patent/JPH11325089A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6739757B2 (en) | 2000-10-27 | 2004-05-25 | Nsk Ltd. | Bearing unit |
EP1845271A3 (de) * | 2006-04-13 | 2010-10-27 | Ab Skf | Wälzlageranordnung |
JP2015016778A (ja) * | 2013-07-11 | 2015-01-29 | Ntn株式会社 | 車輪用軸受装置 |
JP2017020610A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社ジェイテクト | 車輪用軸受装置 |
JP2019078322A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置 |
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