JPH11323637A - ネクタイ - Google Patents
ネクタイInfo
- Publication number
- JPH11323637A JPH11323637A JP15828998A JP15828998A JPH11323637A JP H11323637 A JPH11323637 A JP H11323637A JP 15828998 A JP15828998 A JP 15828998A JP 15828998 A JP15828998 A JP 15828998A JP H11323637 A JPH11323637 A JP H11323637A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tie
- fabric
- necktie
- slider
- slide fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
外観が良好な両面利用ができるネクタイを得ること。
【解決手段】 表裏の柄の異なるネクタイ生地の左右の
端部2,3をネクタイの裏側の中央で突合せ状態になる
ように折曲げ、上端部4の折返片24と下端部5の折返
片25を夫々折返して袋状に縫合し、突合せた両端部
2,3の中央部6にスライドファスナー7を取付けてス
ライダー13によりネクタイの両端部を連結開離自在に
してネクタイ生地の表を反転可能にしたもので、これに
より一本のネクタイで、柄の異なる2本のネクタイとし
て使用できるようにしたものである。
端部2,3をネクタイの裏側の中央で突合せ状態になる
ように折曲げ、上端部4の折返片24と下端部5の折返
片25を夫々折返して袋状に縫合し、突合せた両端部
2,3の中央部6にスライドファスナー7を取付けてス
ライダー13によりネクタイの両端部を連結開離自在に
してネクタイ生地の表を反転可能にしたもので、これに
より一本のネクタイで、柄の異なる2本のネクタイとし
て使用できるようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なる柄を施した両
面を使用することができるようにしたネクタイに関する
ものである。
面を使用することができるようにしたネクタイに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来ネクタイの両面を使用できるように
したものとしては、例えば実公昭39−37号公報に示
すように、ネクタイ生地を表裏別々の生地を合せて帯状
に構成し、この両端部を揃えてリング状にして、その対
向縁部にスライドファスナーを取付けて分離自在とし、
そしてリング状に形成した部分に首を通し、揃った両端
部方向から襟元方向にスライダーを引いて、帯状のネク
タイ生地を一本に連結しながらネクタイをしめ、スライ
ダーに取付けたチェンをその襟元部の布部に巻付けて止
めることにより簡単にネクタイを着用できるようにした
もので、所望の生地側を表にして着用することにより表
裏の生地の両面を用いることができるようにしたもので
ある
したものとしては、例えば実公昭39−37号公報に示
すように、ネクタイ生地を表裏別々の生地を合せて帯状
に構成し、この両端部を揃えてリング状にして、その対
向縁部にスライドファスナーを取付けて分離自在とし、
そしてリング状に形成した部分に首を通し、揃った両端
部方向から襟元方向にスライダーを引いて、帯状のネク
タイ生地を一本に連結しながらネクタイをしめ、スライ
ダーに取付けたチェンをその襟元部の布部に巻付けて止
めることにより簡単にネクタイを着用できるようにした
もので、所望の生地側を表にして着用することにより表
裏の生地の両面を用いることができるようにしたもので
ある
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のネクタイは、帯
状の生地の両端部を、その対向縁部に取付けたスライド
ファスナーで連結して一本のネクタイとするため、スラ
イドファスナーが表面に表われて外観を悪くする点が問
題となっていた。そこで本発明は、前記問題点を解消し
て外観の良好な両面使用のできるネクタイを提供するこ
とを目的としたものである。
状の生地の両端部を、その対向縁部に取付けたスライド
ファスナーで連結して一本のネクタイとするため、スラ
イドファスナーが表面に表われて外観を悪くする点が問
題となっていた。そこで本発明は、前記問題点を解消し
て外観の良好な両面使用のできるネクタイを提供するこ
とを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために表裏に異なる色彩または模様をもった裁断し
た細長いネクタイ生地の両端部2,3を、ネクタイ1の
裏面中央で突合せ状態となるように折曲してネクタイ1
を形成し、その突合せた両端部2,3にスライドファス
ナー7,7a,7b,7cを取付けて連結開離自在とし
てネクタイ1を反転可能にして両面を使用できるように
ネクタイ1を構成したものである。またネクタイ1の裏
面中央で突合せ状態となるように折曲してネクタイ1を
形成したネクタイ生地の左右の折曲部10,10を、折
りぐせが着かないように弾性を保持させてネクタイ1を
構成するとよい。さらに突合せた両端部2,3に取付け
たスライドファスナー7,7a,7b,7cを、両端部
2,3の縁部22,23で蔽ってネクタイ1の外観を良
好にするとよい。
するために表裏に異なる色彩または模様をもった裁断し
た細長いネクタイ生地の両端部2,3を、ネクタイ1の
裏面中央で突合せ状態となるように折曲してネクタイ1
を形成し、その突合せた両端部2,3にスライドファス
ナー7,7a,7b,7cを取付けて連結開離自在とし
てネクタイ1を反転可能にして両面を使用できるように
ネクタイ1を構成したものである。またネクタイ1の裏
面中央で突合せ状態となるように折曲してネクタイ1を
形成したネクタイ生地の左右の折曲部10,10を、折
りぐせが着かないように弾性を保持させてネクタイ1を
構成するとよい。さらに突合せた両端部2,3に取付け
たスライドファスナー7,7a,7b,7cを、両端部
2,3の縁部22,23で蔽ってネクタイ1の外観を良
好にするとよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて説明する。図1は本発明のネクタイ
の裏面を示したものであり、図2はネクタイの2−2線
の横断面を示したものである。本発明のネクタイ1は織
物、編物、皮革等のネクタイ生地により構成され、夫々
異なる色彩、異なる模様を施した表面側の生地8と裏面
側の生地9とをネクタイを展開した状態に裁断し、その
周囲を縫着して袋状に構成し、その左右の端部2,3を
図1に示すように折曲し、その両端部2,3をネクタイ
1の裏面中央で突合せ、そして上端部4の折返片24を
内側に折返して袋状になるように縫合し、また下端部5
の折返片25も内側に折返して袋状になるように縫合し
てネクタイ1の形状に整形する。そして突合せた両端部
2,3の中央部6にスライドファスナー7を取付けて閉
鎖してネクタイ1を構成したものである。なお中央部6
はスライドファスナー7により開閉自在となっているの
で、ネクタイ1の柄を裏面に施した柄に変えたいときに
は、中央部6を開離してネクタイ1を図2の鎖線のよう
に反転させて裏面側を表側にし中央部6を閉鎖して用い
ることができるようになっている。ネクタイ生地は、異
なる色彩、異なる模様の表面と裏面の2枚の生地を袋状
に縫合して用いているが、2枚の生地の代りに1枚の生
地の表面と裏面に異なる色彩、異なる模様を例えばプリ
ント染色により施してその両面を用いるようにしてもよ
い。
示す実施例に基いて説明する。図1は本発明のネクタイ
の裏面を示したものであり、図2はネクタイの2−2線
の横断面を示したものである。本発明のネクタイ1は織
物、編物、皮革等のネクタイ生地により構成され、夫々
異なる色彩、異なる模様を施した表面側の生地8と裏面
側の生地9とをネクタイを展開した状態に裁断し、その
周囲を縫着して袋状に構成し、その左右の端部2,3を
図1に示すように折曲し、その両端部2,3をネクタイ
1の裏面中央で突合せ、そして上端部4の折返片24を
内側に折返して袋状になるように縫合し、また下端部5
の折返片25も内側に折返して袋状になるように縫合し
てネクタイ1の形状に整形する。そして突合せた両端部
2,3の中央部6にスライドファスナー7を取付けて閉
鎖してネクタイ1を構成したものである。なお中央部6
はスライドファスナー7により開閉自在となっているの
で、ネクタイ1の柄を裏面に施した柄に変えたいときに
は、中央部6を開離してネクタイ1を図2の鎖線のよう
に反転させて裏面側を表側にし中央部6を閉鎖して用い
ることができるようになっている。ネクタイ生地は、異
なる色彩、異なる模様の表面と裏面の2枚の生地を袋状
に縫合して用いているが、2枚の生地の代りに1枚の生
地の表面と裏面に異なる色彩、異なる模様を例えばプリ
ント染色により施してその両面を用いるようにしてもよ
い。
【0006】図2は図1のネクタイの2−2線の横断面
を示したもので、表面側の生地8と裏面側の生地9を重
ねて縫着した生地の両端部2,3を夫々中央に折曲し、
ネクタイ1の裏側中央で突合せてネクタイ1を構成した
ものであるが、左右の折曲した部分10,10はネクタ
イ生地として織物、編物、皮革等を用いるため弾性がな
く折りぐせが着き易く、ネクタイ1を反転して裏面側を
表面にして用いる時に見苦しくなるため、極めて薄い弾
性をもった合成樹脂製フィルム11を2枚の生地8,9
の間に挟み込んで取付けて折りぐせを防止するようにな
っている。また弾性をもった合成樹脂製フィルム11の
代りに折曲部10,10の生地を合成樹脂溶液等を用い
て加工を行い、折曲部10,10の生地に弾性を持たせ
るようにしてもよい。特に表裏の柄の異なる1枚のネク
タイ生地を用いる場合にはこの方法により折曲部10,
10の生地に弾性を持たせるとよい。
を示したもので、表面側の生地8と裏面側の生地9を重
ねて縫着した生地の両端部2,3を夫々中央に折曲し、
ネクタイ1の裏側中央で突合せてネクタイ1を構成した
ものであるが、左右の折曲した部分10,10はネクタ
イ生地として織物、編物、皮革等を用いるため弾性がな
く折りぐせが着き易く、ネクタイ1を反転して裏面側を
表面にして用いる時に見苦しくなるため、極めて薄い弾
性をもった合成樹脂製フィルム11を2枚の生地8,9
の間に挟み込んで取付けて折りぐせを防止するようにな
っている。また弾性をもった合成樹脂製フィルム11の
代りに折曲部10,10の生地を合成樹脂溶液等を用い
て加工を行い、折曲部10,10の生地に弾性を持たせ
るようにしてもよい。特に表裏の柄の異なる1枚のネク
タイ生地を用いる場合にはこの方法により折曲部10,
10の生地に弾性を持たせるとよい。
【0007】図3はネクタイ生地の突合せた両端部2,
3に取付けるスライドファスナー7を示したもので、こ
のスライドファスナー7はネクタイ1を結ぶ時に支障が
ないように小型で薄いものがよく、ファスナーエレメン
ト20を植設した取付けテープ12の端部を、表面側の
生地8と裏面側の生地9との間に挟んで縫着して取付け
られている。そしてスライドファスナー7はスライダー
13の胴体の上翼部14に設けた引手取付部16に連結
具18を介して取付けられた引手17を引いて開閉し、
ネクタイ生地の両端部2,3を中央において連結分離す
るようになっている。なお引手17は、ネクタイ1を反
転して用いるときに操作し易くするためにスライダー1
3の胴体の上翼部14と下翼部15に取付けてもよい。
またネクタイ1の外観を一層良くするために、引手17
の代りに、図4のスライドファスナー7aのスライダー
13aのように胴体の上翼部14aと下翼部15aの夫
々の両端部に隆起部19,19を突設して、前後の隆起
部19,19の間の凹部21に指を入れてスライダー1
3aを摺動操作を行えるように構成することもできる。
また図5のスライドファスナー7bのスライダー13b
のように、上翼部14bと下翼部15bとを連結する案
内柱27の外周壁に沿って逆T字状の摺動溝28を設け
て、この摺動溝28に先端部を太くした引手取付部16
bを挿入して、その挿入口29を加締めて抜け落ちない
ように取付け、図5の鎖線で示すように引手17bをス
ライダー13bの表面側から裏面側に移動可能にして、
表面側と裏面側との両面より引手17bを用いることが
できるようにしてもよい。
3に取付けるスライドファスナー7を示したもので、こ
のスライドファスナー7はネクタイ1を結ぶ時に支障が
ないように小型で薄いものがよく、ファスナーエレメン
ト20を植設した取付けテープ12の端部を、表面側の
生地8と裏面側の生地9との間に挟んで縫着して取付け
られている。そしてスライドファスナー7はスライダー
13の胴体の上翼部14に設けた引手取付部16に連結
具18を介して取付けられた引手17を引いて開閉し、
ネクタイ生地の両端部2,3を中央において連結分離す
るようになっている。なお引手17は、ネクタイ1を反
転して用いるときに操作し易くするためにスライダー1
3の胴体の上翼部14と下翼部15に取付けてもよい。
またネクタイ1の外観を一層良くするために、引手17
の代りに、図4のスライドファスナー7aのスライダー
13aのように胴体の上翼部14aと下翼部15aの夫
々の両端部に隆起部19,19を突設して、前後の隆起
部19,19の間の凹部21に指を入れてスライダー1
3aを摺動操作を行えるように構成することもできる。
また図5のスライドファスナー7bのスライダー13b
のように、上翼部14bと下翼部15bとを連結する案
内柱27の外周壁に沿って逆T字状の摺動溝28を設け
て、この摺動溝28に先端部を太くした引手取付部16
bを挿入して、その挿入口29を加締めて抜け落ちない
ように取付け、図5の鎖線で示すように引手17bをス
ライダー13bの表面側から裏面側に移動可能にして、
表面側と裏面側との両面より引手17bを用いることが
できるようにしてもよい。
【0008】また図6および図7はスライドファスナー
7cの取付けテープ12に植設したファスナーエレメン
ト20およびスライダー13cの露出を少くしてネクタ
イ1の外観を更に良好にするようにしたもので、図2お
よび図3に示すスライドファスナー7,7aがネクタイ
生地の突合せた両端部2,3の先端に、取付けテープ1
2を縫着して取付けているのに対して、図6および図7
のスライドファスナー7cはネクタイ生地の突合せた両
端部2,3の先端の表面側の生地8と裏面側の生地9を
上下に分離して、その表面側の生地8の左右の先端縁部
22,22とによりまた裏面側の生地9の左右の先端縁
部23,23とにより夫々囲むようにしてファスナーエ
レメント20およびスライダー13cを蔽い隠してスラ
イドファスナー7cを取付けたものである。そしてスラ
イダー13cには、図7に示すように引手17の操作を
円滑にすると共に、表面側の生地8の両端部2,3の先
端縁部22,22を傷つけないように、引手取付部16
を挟んで上翼部14cの前後に突出部26,26が設け
られている。この突出部26,26はスライダー13c
の移動に従って、図7に示すようにファスナーエレメン
ト20を蔽っている両端部2,3の先端縁部22,22
を押し拡げて引手取付部16や引手17に直接衝突しな
いようにして操作を円滑にしている。なお上翼部14c
に突出部26,26を設けたスライダー13cにおいて
もネクタイ1を裏側に反転した時に操作を容易にするよ
うに図6の鎖線で示したように下翼部15cに引手とな
る隆起部19を設けてもよい。また図6に示す手段は図
4および図5に示すスライダー13a,13bを用いた
スライドファスナー7a,7bにおいても適用できる。
以上ネクタイ生地の折曲げ突合せた両端部2,3を中央
部6で連結するために金属製のファスナーエレメント2
0を植設したスライドファスナー7,7a,7b,7c
を取付けた実施例について説明してきたが、その他に合
成樹脂製フィラメントから構成したコイル状のスライド
ファスナーを用いてもよく、またループとフックを係合
させる圧接型のファスナーを用いて両端部2,3を中央
部6で圧接して連結するようにしてもよい。
7cの取付けテープ12に植設したファスナーエレメン
ト20およびスライダー13cの露出を少くしてネクタ
イ1の外観を更に良好にするようにしたもので、図2お
よび図3に示すスライドファスナー7,7aがネクタイ
生地の突合せた両端部2,3の先端に、取付けテープ1
2を縫着して取付けているのに対して、図6および図7
のスライドファスナー7cはネクタイ生地の突合せた両
端部2,3の先端の表面側の生地8と裏面側の生地9を
上下に分離して、その表面側の生地8の左右の先端縁部
22,22とによりまた裏面側の生地9の左右の先端縁
部23,23とにより夫々囲むようにしてファスナーエ
レメント20およびスライダー13cを蔽い隠してスラ
イドファスナー7cを取付けたものである。そしてスラ
イダー13cには、図7に示すように引手17の操作を
円滑にすると共に、表面側の生地8の両端部2,3の先
端縁部22,22を傷つけないように、引手取付部16
を挟んで上翼部14cの前後に突出部26,26が設け
られている。この突出部26,26はスライダー13c
の移動に従って、図7に示すようにファスナーエレメン
ト20を蔽っている両端部2,3の先端縁部22,22
を押し拡げて引手取付部16や引手17に直接衝突しな
いようにして操作を円滑にしている。なお上翼部14c
に突出部26,26を設けたスライダー13cにおいて
もネクタイ1を裏側に反転した時に操作を容易にするよ
うに図6の鎖線で示したように下翼部15cに引手とな
る隆起部19を設けてもよい。また図6に示す手段は図
4および図5に示すスライダー13a,13bを用いた
スライドファスナー7a,7bにおいても適用できる。
以上ネクタイ生地の折曲げ突合せた両端部2,3を中央
部6で連結するために金属製のファスナーエレメント2
0を植設したスライドファスナー7,7a,7b,7c
を取付けた実施例について説明してきたが、その他に合
成樹脂製フィラメントから構成したコイル状のスライド
ファスナーを用いてもよく、またループとフックを係合
させる圧接型のファスナーを用いて両端部2,3を中央
部6で圧接して連結するようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、表
側と裏側に夫々異なる色彩または模様を施した裁断した
細長いネクタイ生地の両端部を、夫々ネクタイの裏面中
央で突合せ状態となるように折曲して形成したネクタイ
を、その突合せた両端部においてスライドファスナーを
取付けて連結開離自在としたため、両端部を連結した状
態ではネクタイとしての形状を正しく保持し、突合せた
両端部を開離した場合には、両端部を左右に反転して裏
側の異なる柄を表側に出してネクタイを形成することが
でき、一本のネクタイを2つの異なった柄のネクタイと
して用いることができるので大変便利である。またネク
タイ生地の左右の折曲部は弾性を保持するように構成さ
れているため、ネクタイを反転して裏側の柄を出して使
用するときでも、表側の柄を出して使用しているときの
折りぐせがなく、外観が良好であって、ネクタイの両面
利用を支障なく行うことができる。さらに突合せたネク
タイ生地の両端部に取付けたスライドファスナーを、ネ
クタイの生地の両端部の縁部で蔽うようにしてあるため
ファスナーエレメントおよびスライダーが露出しないの
でネクタイの外観が良好となる。またネクタイを反転し
て使用した場合でも同様に良好な外観を得ることができ
る。
側と裏側に夫々異なる色彩または模様を施した裁断した
細長いネクタイ生地の両端部を、夫々ネクタイの裏面中
央で突合せ状態となるように折曲して形成したネクタイ
を、その突合せた両端部においてスライドファスナーを
取付けて連結開離自在としたため、両端部を連結した状
態ではネクタイとしての形状を正しく保持し、突合せた
両端部を開離した場合には、両端部を左右に反転して裏
側の異なる柄を表側に出してネクタイを形成することが
でき、一本のネクタイを2つの異なった柄のネクタイと
して用いることができるので大変便利である。またネク
タイ生地の左右の折曲部は弾性を保持するように構成さ
れているため、ネクタイを反転して裏側の柄を出して使
用するときでも、表側の柄を出して使用しているときの
折りぐせがなく、外観が良好であって、ネクタイの両面
利用を支障なく行うことができる。さらに突合せたネク
タイ生地の両端部に取付けたスライドファスナーを、ネ
クタイの生地の両端部の縁部で蔽うようにしてあるため
ファスナーエレメントおよびスライダーが露出しないの
でネクタイの外観が良好となる。またネクタイを反転し
て使用した場合でも同様に良好な外観を得ることができ
る。
【図1】本発明のネクタイの裏面の平面図である。
【図2】図1の2−2線の横断面図である。
【図3】ネクタイ生地の両端部に取付けられたスライド
ファスナーの断面図である。
ファスナーの断面図である。
【図4】操作用隆起部を備えたスライダーの縦断面図で
ある。
ある。
【図5】引手を裏面側に移動できるスライダーの縦断面
図である。
図である。
【図6】スライドファスナーがネクタイ生地の両端部に
より隠されている状態の断面図である。
より隠されている状態の断面図である。
【図7】同じく上方より見た平面図である。
1 ネクタイ 2,3 端部 7,7a,7b,7c スライドファスナー 8 表面側生地 9 裏面側生地 10 折曲部 13,13a,13b,13c スライダー 19 隆起部 20 ファスナーエレメント 26 突出部
Claims (3)
- 【請求項1】 表裏に異なる色彩または模様をもった裁
断した細長いネクタイ生地の両端部(2)(3)を、ネ
クタイ(1)の裏面中央で突合せ状態となるように折曲
してネクタイ(1)を形成し、その突合せた両端部
(2)(3)にスライドファスナー(7)(7a)(7
b)(7c)を取付けて連結開離自在としてネクタイ
(1)を反転可能にして両面を使用できるようにしたネ
クタイ。 - 【請求項2】 ネクタイ(1)の裏面中央で突合せ状態
となるように折曲してネクタイ(1)を形成したネクタ
イ生地の左右の折曲部(10)(10)を、折りぐせが
着かないように弾性を保持させて構成した請求項1記載
のネクタイ。 - 【請求項3】 突合せた両端部(2)(3)に取付けた
スライドファスナー(7)(7a)(7b)(7c)
を、両端部(2)(3)の縁部(22)(23)で蔽っ
て構成した請求項1または1、2記載のネクタイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15828998A JPH11323637A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ネクタイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15828998A JPH11323637A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ネクタイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11323637A true JPH11323637A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15668356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15828998A Pending JPH11323637A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ネクタイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11323637A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113712319A (zh) * | 2021-09-08 | 2021-11-30 | 嵊州市力格威领带服饰有限公司 | 一种领带的制作工艺 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP15828998A patent/JPH11323637A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113712319A (zh) * | 2021-09-08 | 2021-11-30 | 嵊州市力格威领带服饰有限公司 | 一种领带的制作工艺 |
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