JP2002275709A - ウエスト調節パンツ - Google Patents
ウエスト調節パンツInfo
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- JP2002275709A JP2002275709A JP2001074818A JP2001074818A JP2002275709A JP 2002275709 A JP2002275709 A JP 2002275709A JP 2001074818 A JP2001074818 A JP 2001074818A JP 2001074818 A JP2001074818 A JP 2001074818A JP 2002275709 A JP2002275709 A JP 2002275709A
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- Japan
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- belt
- waist
- elastic band
- pants
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ファッション性がよく、かつ腰裏のフィット感
も満足できるウエスト調節パンツを提供する。 【解決手段】脇ポケット口を利用して、ウエストベルト
を前身頃の上縁に止着される前ベルト15と、後身頃3
及び脇ポケット向当布10の上縁に止着される後ベルト
16とに分離し、前ベルト15を後ベルト16の表側に
重なるように持ち出し部を脇ポケット口から後方へ延設
し、前ベルト15の持ち出し部17と後ベルト16との
重なり代の対向面に設けられた面状ファスナー20によ
り、前ベルト15と後ベルト16とをウエスト長さ調節
自在でかつ着脱自在に接合し、後ベルト16の前端部と
前ベルト15の前端部との間に伸縮帯7を伸縮自在に張
設する。
も満足できるウエスト調節パンツを提供する。 【解決手段】脇ポケット口を利用して、ウエストベルト
を前身頃の上縁に止着される前ベルト15と、後身頃3
及び脇ポケット向当布10の上縁に止着される後ベルト
16とに分離し、前ベルト15を後ベルト16の表側に
重なるように持ち出し部を脇ポケット口から後方へ延設
し、前ベルト15の持ち出し部17と後ベルト16との
重なり代の対向面に設けられた面状ファスナー20によ
り、前ベルト15と後ベルト16とをウエスト長さ調節
自在でかつ着脱自在に接合し、後ベルト16の前端部と
前ベルト15の前端部との間に伸縮帯7を伸縮自在に張
設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として作業用ズ
ボンに使用すれば好適なウエスト調節パンツに関するも
のである。
ボンに使用すれば好適なウエスト調節パンツに関するも
のである。
【0002】
【従来技術】従来のパンツには、ゴム製のウエスト弾着
用伸縮帯に、さらにウエスト調節機構として、凸部が断
続的に連なる摺動部と、その一部の凸部に係着するスラ
イダー部材とを備えたもの(実用新案登録第30250
62号公報参照)や、脇ポケット口を利用して、その身
返し部分と向当布地部分との間を面状ファスナーにより
止着し、面状ファスナーの止着位置の調節によりウエス
ト長さを調節するようにしたもの(特開平2000−3
55806号参照)が知られている。
用伸縮帯に、さらにウエスト調節機構として、凸部が断
続的に連なる摺動部と、その一部の凸部に係着するスラ
イダー部材とを備えたもの(実用新案登録第30250
62号公報参照)や、脇ポケット口を利用して、その身
返し部分と向当布地部分との間を面状ファスナーにより
止着し、面状ファスナーの止着位置の調節によりウエス
ト長さを調節するようにしたもの(特開平2000−3
55806号参照)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、作業
用ズボン等のパンツにおいては、その機能性と共にファ
ッション性も要求されるようになってきているが、前者
(実用新案登録第3025062号公報)のパンツで
は、伸縮帯や摺動部がウエスト表地に表れ、見栄えが良
いとはいえない。
用ズボン等のパンツにおいては、その機能性と共にファ
ッション性も要求されるようになってきているが、前者
(実用新案登録第3025062号公報)のパンツで
は、伸縮帯や摺動部がウエスト表地に表れ、見栄えが良
いとはいえない。
【0004】また、後者(特開平2000−35580
6号)のウエスト調節機構では、ポケット口を利用し、
かつ面状ファスナーのみによってウエストサイズを調節
する方式であるため、脇ポケット口への物の出し入れの
際にファスナー部分に負荷がかかり、ファスナーが外れ
てポケット口が開放してしまうばかりか、腰裏のフィッ
ト感も必ずしも良好なものではなかった。
6号)のウエスト調節機構では、ポケット口を利用し、
かつ面状ファスナーのみによってウエストサイズを調節
する方式であるため、脇ポケット口への物の出し入れの
際にファスナー部分に負荷がかかり、ファスナーが外れ
てポケット口が開放してしまうばかりか、腰裏のフィッ
ト感も必ずしも良好なものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、見栄え(フ
ァッション性)がよく、かつ腰裏のフィット感も満足で
きるウエスト調節パンツについて鋭意検討した結果、脇
ポケット口を利用して面状ファスナーを使用することを
基本としつつ、ウエストの腰裏側に伸縮帯を伸縮自在に
張設することで、ポケット口に負荷が掛かった場合でも
伸縮帯で補強して前ベルトと後ベルトとが外れないよう
にし、かつ伸縮帯の弾力により腰裏と身体とのフィット
感を満足させることができるウエスト調節パンツを開発
した。
ァッション性)がよく、かつ腰裏のフィット感も満足で
きるウエスト調節パンツについて鋭意検討した結果、脇
ポケット口を利用して面状ファスナーを使用することを
基本としつつ、ウエストの腰裏側に伸縮帯を伸縮自在に
張設することで、ポケット口に負荷が掛かった場合でも
伸縮帯で補強して前ベルトと後ベルトとが外れないよう
にし、かつ伸縮帯の弾力により腰裏と身体とのフィット
感を満足させることができるウエスト調節パンツを開発
した。
【0006】すなわち、本発明は、脇ポケット口を利用
して、ウエストベルトが前身頃の上縁に止着される前ベ
ルトと、後身頃及び脇ポケット向当布地の上縁に止着さ
れる後ベルトとに分離し、かつ前ベルトが後ベルトの表
側に重なるように持ち出し部を脇ポケット口から後方へ
延設し、前ベルトの持ち出し部と後ベルトとの重なり代
の対向面に設けられた面ファスナーにより、前ベルトと
後ベルトとをウエスト長さ調節自在でかつ着脱自在に接
合し、後ベルトの前端部と前ベルトの前端部との間に伸
縮帯を伸縮自在に張設したものである。
して、ウエストベルトが前身頃の上縁に止着される前ベ
ルトと、後身頃及び脇ポケット向当布地の上縁に止着さ
れる後ベルトとに分離し、かつ前ベルトが後ベルトの表
側に重なるように持ち出し部を脇ポケット口から後方へ
延設し、前ベルトの持ち出し部と後ベルトとの重なり代
の対向面に設けられた面ファスナーにより、前ベルトと
後ベルトとをウエスト長さ調節自在でかつ着脱自在に接
合し、後ベルトの前端部と前ベルトの前端部との間に伸
縮帯を伸縮自在に張設したものである。
【0007】この場合、前ベルトの腰裏に伸縮帯のたる
み防止ループを止着し、伸縮帯の長さ方向でほぼ中間位
置でたるみ防止ループに貫通するようにすれば、ウエス
トサイズを短く調節する場合でも伸縮帯が弛んでマチの
ようになって身体に当たることもなく、フィット感を持
続させることができる。
み防止ループを止着し、伸縮帯の長さ方向でほぼ中間位
置でたるみ防止ループに貫通するようにすれば、ウエス
トサイズを短く調節する場合でも伸縮帯が弛んでマチの
ようになって身体に当たることもなく、フィット感を持
続させることができる。
【0008】この伸縮帯として、テープ状弾性体に布帛
を被覆すると共にその布帛にシャーリング加工を施した
態様とすれば、布帛がダブつくのを抑えることができ
る。
を被覆すると共にその布帛にシャーリング加工を施した
態様とすれば、布帛がダブつくのを抑えることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明は実施形態を示すウエ
スト調節パンツであって、(a)はその正面図、(b)
はその側面図、図2は、右前身頃の天狗側の裏面図、図
3は左前身頃の前立側の裏面図、図4はポケット口の表
地側の側面図、図5はポケット口の面状ファスナーの取
り外し状態を示す表地側の側面図、図6は伸縮帯の概略
図、図7は伸縮帯の伸張状態を示す裏面図である。
基づいて説明する。図1は本発明は実施形態を示すウエ
スト調節パンツであって、(a)はその正面図、(b)
はその側面図、図2は、右前身頃の天狗側の裏面図、図
3は左前身頃の前立側の裏面図、図4はポケット口の表
地側の側面図、図5はポケット口の面状ファスナーの取
り外し状態を示す表地側の側面図、図6は伸縮帯の概略
図、図7は伸縮帯の伸張状態を示す裏面図である。
【0010】図示のごとく、本実施形態のウエスト調節
パンツ1は作業用ズボンであって、主として、前身頃
2、後身頃3、ウエストベルト4、ポケット袋5、面状
ファスナー6、及び伸縮帯7とを備えている。
パンツ1は作業用ズボンであって、主として、前身頃
2、後身頃3、ウエストベルト4、ポケット袋5、面状
ファスナー6、及び伸縮帯7とを備えている。
【0011】前身頃2と後身頃3とは、脇ポケット口8
を除いて脇縫いAされている。ポケット口8は、身頃
2,3の上部縫合部からウエストベルト4の前側方向に
斜めに開口しており、その開口部には、前身頃2の口布
9とこれに対向する向当布10にポケット袋5が縫着さ
れている。向当布10の後端縁は後身頃3と縫着Bされ
ている。
を除いて脇縫いAされている。ポケット口8は、身頃
2,3の上部縫合部からウエストベルト4の前側方向に
斜めに開口しており、その開口部には、前身頃2の口布
9とこれに対向する向当布10にポケット袋5が縫着さ
れている。向当布10の後端縁は後身頃3と縫着Bされ
ている。
【0012】前身頃2、後身頃3、ポケット袋5及び向
当布10の上端部はウエストベルト4に縫着Cされる。
但し、ポケット袋5の上端部の一部は、面状ファスナー
6及び伸縮帯7の伸張に合わせて伸張できるようにマチ
部32が形成されると共に、そのマチ部32の上端補強
部33がウエストベルト4に縫合されることなく、ウエ
ストベルト4と遊離した状態となっている。
当布10の上端部はウエストベルト4に縫着Cされる。
但し、ポケット袋5の上端部の一部は、面状ファスナー
6及び伸縮帯7の伸張に合わせて伸張できるようにマチ
部32が形成されると共に、そのマチ部32の上端補強
部33がウエストベルト4に縫合されることなく、ウエ
ストベルト4と遊離した状態となっている。
【0013】ウエストベルト4は、ベルト表布12の上
部を輪取りして折り返した部分を腰裏13としたもの
で、表布12の表側部分と腰裏13部分との間に補強芯
(不図示)を挟むと共に、身頃2,3、ポケット袋5及
び向当布10並びに口布9を挟み縫着されている。
部を輪取りして折り返した部分を腰裏13としたもの
で、表布12の表側部分と腰裏13部分との間に補強芯
(不図示)を挟むと共に、身頃2,3、ポケット袋5及
び向当布10並びに口布9を挟み縫着されている。
【0014】このウエストベルト4は、ベルト高さがほ
ぼ40mmに設定されたもので、前身頃2の上縁に止着
(縫着)される前ベルト15と、後身頃3及び脇ポケッ
ト向当布10の上縁に止着(縫着)される後ベルト16
とに分離されている。
ぼ40mmに設定されたもので、前身頃2の上縁に止着
(縫着)される前ベルト15と、後身頃3及び脇ポケッ
ト向当布10の上縁に止着(縫着)される後ベルト16
とに分離されている。
【0015】前ベルト15は、持ち出し部17が脇ポケ
ット口8から後方へ延設され、その持ち出し長さが脇縫
付近まで到達するようになっている。後ベルト16は、
前ベルト15とは逆に、後身頃3から向当布10の前端
部分まで延長され、前ベルト15の持ち出し部17が後
ベルト16の表側に重なるようになっている。
ット口8から後方へ延設され、その持ち出し長さが脇縫
付近まで到達するようになっている。後ベルト16は、
前ベルト15とは逆に、後身頃3から向当布10の前端
部分まで延長され、前ベルト15の持ち出し部17が後
ベルト16の表側に重なるようになっている。
【0016】この重なり代における対向面に面状ファス
ナー6が設けられ、前ベルト15と後ベルト16とがウ
エスト長さ調節自在でかつ着脱自在に接合される。面状
ファスナー6は、前ベルト15の腰裏部分に接着(又は
縫着)されたフック状の雄片6aと、後ベルト16のウ
エスト表布に接着(又は縫着)されたループ状の雌片6
bとから構成されている。
ナー6が設けられ、前ベルト15と後ベルト16とがウ
エスト長さ調節自在でかつ着脱自在に接合される。面状
ファスナー6は、前ベルト15の腰裏部分に接着(又は
縫着)されたフック状の雄片6aと、後ベルト16のウ
エスト表布に接着(又は縫着)されたループ状の雌片6
bとから構成されている。
【0017】雄片6aは、ベルト高さよりわずかに狭い
幅(約30mm)で、かつ持ち出し部17長さとほぼ等
しい長さ(約70mm)に設定されている。雌片6b
は、雄片6aと同様にベルト高さよりもわずかに狭い幅
(約30mm)に設定されているが、その長さは、向当
布10の幅よりも長く設定され、後身頃3側まで延長さ
れた長さ(約130mm)に設定され、ウエスト調節幅
を大きく取れるようになっている。
幅(約30mm)で、かつ持ち出し部17長さとほぼ等
しい長さ(約70mm)に設定されている。雌片6b
は、雄片6aと同様にベルト高さよりもわずかに狭い幅
(約30mm)に設定されているが、その長さは、向当
布10の幅よりも長く設定され、後身頃3側まで延長さ
れた長さ(約130mm)に設定され、ウエスト調節幅
を大きく取れるようになっている。
【0018】この前ベルト15及び後ベルト16の表布
側には、身頃2,3との間で太幅のベルト通し23が縫
着されている。また、前ベルト15の腰裏13には、伸
縮帯7のたるみを防止する太幅(約40mm)のたるみ
防止ループ24が縫着されている。
側には、身頃2,3との間で太幅のベルト通し23が縫
着されている。また、前ベルト15の腰裏13には、伸
縮帯7のたるみを防止する太幅(約40mm)のたるみ
防止ループ24が縫着されている。
【0019】伸縮帯7は、平ゴムからなるテープ状弾性
体25に、例えばスレーキ製の布帛26が被覆され、こ
の布帛26にシャーリング加工が施されたもので、ウエ
ストベルト4の腰裏13側に配置されて、表側から隠れ
た状態となっている。伸縮帯7の両端は、後ベルト16
の前端部27と前ベルト15の前端の折り返し部28と
に縫着され、両者間に伸縮自在に張設された状態となっ
ている。この伸縮帯7は、伸縮帯の長さ方向でほぼ中間
位置でたるみ防止ループ24に貫通された状態となって
いる。
体25に、例えばスレーキ製の布帛26が被覆され、こ
の布帛26にシャーリング加工が施されたもので、ウエ
ストベルト4の腰裏13側に配置されて、表側から隠れ
た状態となっている。伸縮帯7の両端は、後ベルト16
の前端部27と前ベルト15の前端の折り返し部28と
に縫着され、両者間に伸縮自在に張設された状態となっ
ている。この伸縮帯7は、伸縮帯の長さ方向でほぼ中間
位置でたるみ防止ループ24に貫通された状態となって
いる。
【0020】この伸縮帯7は、右前身頃側の方が左前身
頃のものよりも長く設定されている。例えば、伸張状態
で左前身頃側の伸縮帯が約90mmに対し、右前身頃側
の伸縮帯が約145mmに設定されている。これは、右
前身頃の前端が天狗30となり、左前身頃の前端が前立
31になり、天狗側の方が伸縮量を大きく取れるからで
ある。
頃のものよりも長く設定されている。例えば、伸張状態
で左前身頃側の伸縮帯が約90mmに対し、右前身頃側
の伸縮帯が約145mmに設定されている。これは、右
前身頃の前端が天狗30となり、左前身頃の前端が前立
31になり、天狗側の方が伸縮量を大きく取れるからで
ある。
【0021】また、上述のように、左右いずれのポケッ
ト袋5も伸縮帯7の伸縮に合わせて拡がることができる
ように、上端縁の一部がウエスト4に縫い合わされてお
らず、その不縫部分にマチ部32が形成されている。こ
のマチ部32は、後ベルト16の前端部とたるみ防止ル
ープ24との間に形成され、その上縁は三巻き状の補強
部33とされている。
ト袋5も伸縮帯7の伸縮に合わせて拡がることができる
ように、上端縁の一部がウエスト4に縫い合わされてお
らず、その不縫部分にマチ部32が形成されている。こ
のマチ部32は、後ベルト16の前端部とたるみ防止ル
ープ24との間に形成され、その上縁は三巻き状の補強
部33とされている。
【0022】なお、図3において、前ベルト15の前端
折り返し部28にはホック35が設けられ、また、前立
31の身返し部分にファスナー36が縫合されている。
折り返し部28にはホック35が設けられ、また、前立
31の身返し部分にファスナー36が縫合されている。
【0023】上記構成においては、脇ポケット口8を利
用して、そのウエストベルト4側が前ベルト15と後ベ
ルト16とに分離するようにようになっており、しかも
前ベルト15の持ち出し部17と後ベルト16との重な
り代の対向面に面ファスナー6があるため、前ベルト1
5と後ベルト16とでウエスト長さを自由に調節でき
る。この場合、脇ポケット口8がその上端部が前側に位
置するように斜めにカットされているので、前ベルト1
5と後ベルト16との開放口を大きくとれるので、これ
に合わせてウエスト調節幅も大きく設定できる。
用して、そのウエストベルト4側が前ベルト15と後ベ
ルト16とに分離するようにようになっており、しかも
前ベルト15の持ち出し部17と後ベルト16との重な
り代の対向面に面ファスナー6があるため、前ベルト1
5と後ベルト16とでウエスト長さを自由に調節でき
る。この場合、脇ポケット口8がその上端部が前側に位
置するように斜めにカットされているので、前ベルト1
5と後ベルト16との開放口を大きくとれるので、これ
に合わせてウエスト調節幅も大きく設定できる。
【0024】しかも、後ベルト16の前端部と前ベルト
15の前端部との間に伸縮帯7を伸縮自在に張設してい
るので、ウエスト長さが変化しても腰裏13の伸縮帯7
により身体とのフィット感を維持することができる上、
伸縮帯7は、前ベルト15及び後ベルト16に隠れ、表
側から見えない状態であり、見栄えも良好にできる。
15の前端部との間に伸縮帯7を伸縮自在に張設してい
るので、ウエスト長さが変化しても腰裏13の伸縮帯7
により身体とのフィット感を維持することができる上、
伸縮帯7は、前ベルト15及び後ベルト16に隠れ、表
側から見えない状態であり、見栄えも良好にできる。
【0025】さらに、面状ファスナー6を短縮させた場
合でも、前ベルト15の腰裏13に伸縮帯7のたるみ防
止ループ24があるので、伸縮帯7が弛んで内方に飛び
出ることもない。そのため、身体とのフィット感を持続
させることができる。
合でも、前ベルト15の腰裏13に伸縮帯7のたるみ防
止ループ24があるので、伸縮帯7が弛んで内方に飛び
出ることもない。そのため、身体とのフィット感を持続
させることができる。
【0026】また、この伸縮帯7は、テープ状弾性体2
5に布帛26を被覆してシャーリング加工を施したもの
であるので、布帛26のダブつきを抑え、フィット感及
び見栄えも良好なものとなる。
5に布帛26を被覆してシャーリング加工を施したもの
であるので、布帛26のダブつきを抑え、フィット感及
び見栄えも良好なものとなる。
【0027】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加
えることができるのは勿論である。例えば、上記前ベル
ト15の持ち出し部17の長さや面状ファスナー6ある
いは伸縮帯の大きさはあくまでも例示であって、これに
限定されるものではない。また、ポケット袋5も上記実
施形態では、ウエストベルト4と縫い合わせないマチ部
32付きのものを例示したが、これに限らず、ポケット
袋5の一部又は全部を伸縮性のある素材を使用してウエ
スト幅の調節に追随できるように構成してもよい。
ものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加
えることができるのは勿論である。例えば、上記前ベル
ト15の持ち出し部17の長さや面状ファスナー6ある
いは伸縮帯の大きさはあくまでも例示であって、これに
限定されるものではない。また、ポケット袋5も上記実
施形態では、ウエストベルト4と縫い合わせないマチ部
32付きのものを例示したが、これに限らず、ポケット
袋5の一部又は全部を伸縮性のある素材を使用してウエ
スト幅の調節に追随できるように構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、脇ポケット口を利用して面状ファスナーを使用
しつつ、ウエストベルトの腰裏側に伸縮帯を伸縮自在に
張設したので、脇ポケット口に負荷が掛かった場合でも
伸縮帯で補強でき、前ベルトと後ベルトとが外れること
なく、また、伸縮帯の弾力により腰裏と身体とのフィッ
ト感を満足させることができ、ファッション性に優れた
ウエスト調節パンツを提供することができる。
よると、脇ポケット口を利用して面状ファスナーを使用
しつつ、ウエストベルトの腰裏側に伸縮帯を伸縮自在に
張設したので、脇ポケット口に負荷が掛かった場合でも
伸縮帯で補強でき、前ベルトと後ベルトとが外れること
なく、また、伸縮帯の弾力により腰裏と身体とのフィッ
ト感を満足させることができ、ファッション性に優れた
ウエスト調節パンツを提供することができる。
【図1】本発明は実施形態を示すウエスト調節パンツで
あって、(a)はその正面図、(b)はその側面図
あって、(a)はその正面図、(b)はその側面図
【図2】右前身頃の天狗側の裏面図
【図3】左前身頃の前立側の裏面図
【図4】脇ポケット口の表地側の側面図
【図5】脇ポケット口の面状ファスナーの取り外し状態
を示す表地側の側面図
を示す表地側の側面図
【図6】伸縮帯の概略図
【図7】伸縮帯の伸張状態を示す裏面図
1 パンツ 2 前身頃 3 後身頃 4 ウエストベルト 5 ポケット袋 6 面状ファスナー 7 伸縮帯 8 脇ポケット口 9 口布 12 ベルト表布 13 腰裏 15 前ベルト 16 後ベルト 25 テープ状弾性体 26 布帛 30 天狗 31 前立
Claims (3)
- 【請求項1】脇ポケット口を利用して、ウエストベルト
が前身頃の上縁に止着される前ベルトと、後身頃及び脇
ポケット向当布の上縁に止着される後ベルトとに分離さ
れ、かつ前ベルトが後ベルトの表側に重なるように持ち
出し部が脇ポケット口から後方へ延設され、前ベルトの
持ち出し部と後ベルトとの重なり代における対向面に設
けられた面状ファスナーにより、前ベルトと後ベルトと
がウエスト長さ調節自在でかつ着脱自在に接合され、後
ベルトの前端部と前ベルトの前端部との間に伸縮帯が伸
縮自在に張設されたことを特徴とするウエスト調節パン
ツ。 - 【請求項2】前ベルトの腰裏に伸縮帯のたるみ防止ルー
プが止着され、前記伸縮帯の長さ方向でほぼ中間位置が
前記たるみ防止ループに貫通された請求項1記載のウエ
スト調節パンツ。 - 【請求項3】前記伸縮帯は、テープ状弾性体に布帛が被
覆され、該布帛にシャーリング加工が施されてなる請求
項1又は2記載のウエスト調節パンツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001074818A JP2002275709A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | ウエスト調節パンツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001074818A JP2002275709A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | ウエスト調節パンツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002275709A true JP2002275709A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18932011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001074818A Pending JP2002275709A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | ウエスト調節パンツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002275709A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100863484B1 (ko) | 2007-10-17 | 2008-10-15 | 주식회사 미도물산 | 허리 사이즈가 조절되는 경찰복 바지 |
JP2008297647A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Monberu:Kk | 長さ調整装置及び長さ調整装置付き衣服 |
WO2010144767A3 (en) * | 2009-06-11 | 2011-03-24 | D Anza Maria E | Conforming band to a designated object |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001074818A patent/JP2002275709A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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