JPH11322253A - 長尺物の搬送装置 - Google Patents

長尺物の搬送装置

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JPH11322253A
JPH11322253A JP12763898A JP12763898A JPH11322253A JP H11322253 A JPH11322253 A JP H11322253A JP 12763898 A JP12763898 A JP 12763898A JP 12763898 A JP12763898 A JP 12763898A JP H11322253 A JPH11322253 A JP H11322253A
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JP
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frame
turning
long object
pair
pipe
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JP12763898A
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English (en)
Inventor
Akito Otsubo
章人 大坪
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレット等を使用することなくパイプ等の長
尺物を搬送することができる長尺物の搬送装置を開発す
る。 【解決手段】 長尺物の搬送装置50は、天井走行クレ
ーンの形態を持ち、固定レールと移動桁を有し、クラブ
の部分に旋回爪を設けたものである。搬送装置本体55
は、枠状のフレーム56に、6本の旋回爪60,70が
設けられている。旋回爪60,70は、ピン構造と受け
構造の二種類があり、これらが一対となって機能する。
搬送装置50を用いてパイプストック装置1にストック
されたパイプ13の束を搬送する場合は、旋回爪60,
70の旋回部63同士が平行となっている姿勢で搬送装
置本体55を吊り下ろす。そして旋回爪60,70を9
0°旋回し、旋回爪60,70の各対を、旋回部63同
士が直線状となる状態としてパイプ13の束を抱える。
そして搬送装置本体55を吊り上げ、所望の位置に移動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプや丸棒等の
断面形状が円形の長尺物や、角管等の断面形状が角形の
長尺物、さらに断面形状が異形の長尺物を搬送する搬送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂製パイプや丸棒等の長尺物は、押し
出し成形機によって連続的に押し出され、所定の長さに
寸法切りされて連続的に製造される。そして当該パイプ
等は、所定の本数が溜まるまでの間、一時的にストック
された後、倉庫に保管されたり、梱包場に搬送される。
また或いは工場内の他の場所に搬送されて端面加工や表
面加工が施される。このようにパイプ等は、成形後、保
管や梱包、或いは後処理を行うために、工場内のあちこ
ちに搬送されることとなる。ここで従来技術において
は、成形工程を終えたパイプ等の搬送は、もっぱらパレ
ット等の容器とフォークリフト等の搬送手段に頼るもの
であった。
【0003】すなわち従来技術においては、板状のパレ
ットや、駕籠状の容器、あるいはコンテナにパイプ等を
載置し、これをフォークリフト等によって所定の位置に
搬送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のパイプ等の
搬送手段は、普遍的に行われて来た方法であるが、作業
効率が悪く、旧来より改善が望まれている。すなわち板
状のパレットにパイプを載置して搬送する方法では、パ
レットからパイプ等がこぼれ落ちることが多く、パイプ
等を結束してパレットに固定する必要があり、作業効率
が悪い。また駕籠状の容器やコンテナにパイプ等を入れ
て搬送する方法では、容器等にパイプ等を出し入れする
ことが面倒であり、作業効率が悪い。また従来技術で
は、フォークリフト等の搬送手段が工場内を走行するた
め、安全上の問題も指摘されている。
【0005】そのため当業者の間では、パレット等を使
用せずにパイプ等を搬送する手段の開発が嘱望されてい
る。そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目
し、パレット等を使用することなくパイプ等の長尺物を
搬送することができる長尺物の搬送装置の開発を課題と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして上記した課題を解
決するための請求項1に記載の発明は、少なくとも底側
の一部に空隙を有する状態で支持された長尺物の束を所
定の位置に搬送する長尺物の搬送装置において、フレー
ムと、当該フレームを平面的又は線的に移動させる走行
手段と、フレームを昇降させる昇降手段と、フレームに
取り付けられた対となる旋回爪の組を有し、該旋回爪
は、フレームとの間に距離を形成する垂下部と、旋回可
能であると共に対となるもの同士が互いに係合する係合
部を備えた旋回部を有し、前記対となった旋回爪の係合
を解いた状態で長尺物の束を覆い、旋回部を旋回して当
該旋回部の一部を長尺物の底側に挿入し、長尺物の底側
において係合部を係合させることが可能であることを特
徴とする長尺物の搬送装置である。
【0007】本発明の長尺物の搬送装置では、対となる
旋回爪の組を持つ。そして旋回爪は旋回部を持ち、さら
に旋回部は係合部を備えていて対となるもの同士が互い
に係合する。また旋回爪は、フレームとの間に距離を形
成する垂下部を備えるので、対となる旋回爪の係合部が
係合した状態の時、旋回爪は、フレームと共に枠体の一
部を構成し、高い剛性を発揮する。そして本発明の長尺
物の搬送装置では、旋回爪の係合を解いた状態では、前
記した枠体の一部が切れて開いた状態であるから、長尺
物の束を覆うことができる。またその状態で旋回部を旋
回して旋回部の一部を長尺物の底に挿入することがで
き、さらにその長尺物の底において係合部を係合させる
ことができる。そのため本発明の長尺物の搬送装置で
は、長尺物の束を旋回爪によって抱えることができる。
さらに本発明の長尺物の搬送装置は、フレームを平面的
又は線的に移動させる走行手段と、フレームを昇降させ
る昇降手段を持つので、長尺物を抱えた状態でフレーム
を所定の位置に移動させ、長尺物を搬送することができ
る。
【0008】また同様の課題を解決するための請求項2
に記載の発明は、所定の断面形状を有するストック装置
に少なくとも底側の一部に空隙を有する状態で支持され
た長尺物の束を、所定の位置に搬送する長尺物の搬送装
置において、フレームと、当該フレームを平面的又は線
的に移動させる走行手段と、フレームを昇降させる昇降
手段と、フレームに取り付けられた対となる旋回爪の組
を有し、該旋回爪は、フレームとの間に距離を形成する
垂下部と、旋回可能であると共に対となるもの同士が互
いに係合する係合部を備え、係合部が係合した状態の時
に対となる旋回爪によって形成される空隙の形状が、前
記ストック装置の断面形状に略一致し、前記対となった
旋回爪の係合を解いた状態で長尺物の束を覆い、旋回部
を旋回して当該旋回部の一部を長尺物の底側に挿入し、
長尺物の底側において係合部を係合させることが可能で
あることを特徴とする長尺物の搬送装置である。
【0009】本発明の長尺物の搬送装置は、前記した請
求項1に記載の発明と同様に、対となる旋回爪の組を持
ち、さらに旋回部及び係合部を備えていて対となるもの
同士が互いに係合する。また旋回爪は、垂下部を備え、
対となる旋回爪の係合部が係合した状態の時、旋回爪
は、フレームと共に枠体の一部を構成し、全体として高
い剛性を発揮する。また本発明の長尺物の搬送装置にお
いても旋回爪の係合を解いた状態では、前記した枠体の
一部が切れて開いた状態であるから、長尺物の束を覆う
ことができる。またその状態で旋回部を旋回して旋回部
の一部を長尺物の底に挿入することができ、さらにその
長尺物の底において係合部を係合させることができる。
ここで本発明の長尺物の搬送装置では、係合部が係合し
た状態の時に対となる旋回爪によって形成される空隙の
形状が、前記ストック装置の断面形状に略一致する。そ
のため本発明の長尺物の搬送装置では、長尺物の束を旋
回爪によって抱えた時、ストック装置に保持されたまま
の状態で長尺物の束を保持することとなる。そのため本
発明の長尺物の搬送装置では、長尺物の抱えた時に長尺
物に無理な力が掛からない。本発明の長尺物の搬送装置
においても、フレームを平面的又は線的に移動させる走
行手段と、フレームを昇降させる昇降手段を持つので、
長尺物を抱えた状態でフレームを所定の位置に移動さ
せ、長尺物を搬送することができる。
【0010】さらに上記した発明の実施形態の一つとし
ての発明は、係合部の一方が、円柱状部材よりなり、他
方が該円柱状部材の少なくとも半周面に密接する凹部を
有する鉤爪状部材であることを特徴とする請求項1又は
2に記載の長尺物の搬送装置である。
【0011】本発明の長尺物の搬送装置では、係合部の
一方が円柱状部材であり、他方が円柱状部材の少なくと
も半周面に密接する凹部を有する鉤爪状部材となってい
る。本発明の長尺物の搬送装置では、円柱状部材と鉤爪
状部材が係合するので、係合が堅牢である。そのため重
量物を搬出する際にも係合部がより緊密に連結され、搬
送中に係合部同士が誤って開くおそれがなく安全であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施形態につ
いて説明する。図1は、パイプストック装置の正面図で
ある。図2は、図1のパイプストック装置の左側面図
(投入装置を除く)である。図3は、図1のパイプスト
ック装置の平面図(投入装置を除く)である。図4は、
パイプストック装置の概略形状を示す斜視図である。図
5は、図1のパイプストック装置のスリング巻き取りド
ラム及びスリングの巻回経路を示す斜視図である。図6
は、パイプストック装置の概略形状であって装置にパイ
プが満載された状態を示す斜視図である。図7は、図1
のパイプストック装置によってパイプが積み上げられて
行く過程を示す説明図である。図8は、図1のパイプス
トック装置によってパイプが積み上げられて行く図7に
続く過程を示す説明図である。図9は、本発明の実施形
態の長尺物の搬送装置の正面図である。図10は、図9
の長尺物の搬送装置の左側面図である。図11は、図9
の長尺物の搬送装置の旋回爪の概略形状であって、旋回
爪が開いた状態を示す斜視図である。図12は、図9の
長尺物の搬送装置の旋回爪の概略形状であって、旋回爪
が閉じた状態を示す斜視図である。図13は、図9の長
尺物の搬送装置の旋回爪の係合時における正面断面図で
ある。図14は、図9の長尺物の搬送装置の旋回爪の係
合時における平面断面図である。図15は、図9の長尺
物の搬送装置の搬送装置本体の斜視図である。図16
は、図1のパイプストック装置に満載されたパイプを図
9の長尺物の搬送装置によって搬送する際の一工程を示
す斜視図である。図17は、図1のパイプストック装置
に満載されたパイプを図9の長尺物の搬送装置によって
搬送する際の位置工程を示す斜視図である。図18は、
搬送先のパイプストック装置の正面図である。図19
は、図18のパイプストック装置の右側面図である。
【0013】本実施形態の長尺物の搬送装置50は、特
定のパイプストック装置から他のパイプストック装置に
パイプの束を搬送するものである。そこで長尺物の搬送
装置50の説明に先立って、パイプストック装置1の構
造について説明する。図において、1は、パイプストッ
ク装置を示す。パイプストック装置1は、パイプ13の
束を底側の一部に空隙を有する状態で支持するものであ
る。パイプストック装置1は、大きく分けて投入装置2
と、本体装置3によって構成される。また本体装置3
は、さらにフレーム10、ドラム11、スリング12に
よって構成されている。
【0014】投入装置2は、図1、図4の様に立設体2
0に昇降テーブル21が設けられたものである。立設体
20は、垂直方向に自立するものであり、内部に図示し
ないチェーン及びモータが配されている。昇降テーブル
21は、パイプ13を載置するものであり、パイプ13
がこぼれ落ちない様に、両端に鍔が設けられている(図
1にのみ図示)。昇降テーブル21は、前記した立設体
20のチェーンの一部に取り付けられており、立設体2
0に沿って上下に昇降する。また昇降テーブル21は、
最上部に至った時に反転する。
【0015】本体装置3は、前記した様にフレーム1
0、ドラム11及びスリング12によって構成されてい
る。フレーム10は、型鋼等によって造られたものであ
り、下部のベースフレーム30と、4個の立設フレーム
31,32,33,34によって構成されている。ベー
スフレーム30は、立設フレーム31,32,33,3
4を支持してこれらを一定の間隔に保つものである。な
おベースフレーム30は、図1,2にのみ図示し他の図
においては図示を省略している。
【0016】立設フレーム31,32,33,34は、
いずれも同一の形状、構造をもつものであるので、中間
部の立設フレーム32をその代表として説明する。立設
フレーム32は、比較的幅の狭いものであり、左右の側
部材27,28と底部材29を有する。そして本実施形
態では、左右の側部材27,28によって造られる空間
は、上に行くほど広がるテーパ形状を形成している。立
設フレーム32は、前記した様に底部材29を有し、全
体形状としては、逆台形をしている。この様に立設フレ
ーム32の形状をテーパ形状としたのは、パイプストッ
ク装置1からパイプ13の束を抜き出す際の抜け勾配を
確保するためである。すなわちパイプストック装置1で
は、パイプ13は最終的に立設フレーム32によって支
持されることとなるが、立設フレーム32はパイプ13
と非連続的に当接するため、非当接部位が撓んで外側に
膨らむ。そのため立設フレーム32の側部材27,28
を垂直なものとすると、パイプ13の束を抜き去る際に
大きな力を有し、装置が大きくなるばかりでなく、抜き
去る際にパイプ13を傷つける原因となる。また本実施
形態では、立設フレーム32の側部材27,28と底部
材29には、内側に溝38(図4)が設けられている。
【0017】立設フレーム32の左右の側部材27,2
8の頂部には、ロール35,36が設けられている。ま
た立設フレーム32の側部材27,28の左右の下部の
内、投入装置2側にはドラム11が設けられ、他方には
ロール37が設けられている。
【0018】スリング12は、高張力であって変形容易
な長尺の帯である。スリング12の幅は、前記した立設
フレーム32の溝38内に納まる程度のものである。
【0019】スリング12は、図5の様に両端部を重ね
てドラム11に巻き込まれている。また立設フレーム3
1,32,33,34に設けられた各ドラム11には、
図2,3の様に共通する回転軸41が挿通され、さらに
回転軸41はモータ40(図1,2,3に図示)から動
力伝達を受ける。そのため単一のモータ40によって、
各ドラム11は同期的に正逆方向に回転される。
【0020】そしてドラム11が一方の方向に回転すれ
ば、ドラム11から回転量に応じたスリング12が繰り
出され、ドラム11を逆方向に回転すると、ドラム11
にスリング12が巻き込まれる。そしてスリング12の
中間部分は、ロール35、36,37に懸架されてい
る。ここで、ロール35,36は、同一の高さの位置に
あって両者の間に距離があり、両者の中間部分は空間と
なっている。そのためスリング12の、ロール35,3
6を支持部として支持された部位の中間部分は、重力に
よって放物線状に撓み、谷状となる。またドラム11の
回転量に応じてロール35,36間におけるスリング1
2の張り渡し長さが増減される。
【0021】後記する様に、スリング12によって形成
される谷の部分にパイプ13が積み上げられるが、本体
装置3の一部には図示しないセンサーが設けられてい
て、当該センサーでパイプ13のストック最高高さを監
視しており、パイプ13のストック最高高さが一定とな
る様にドラム11が回転されてスリングが繰り出され
る。
【0022】前述した立設体20は、図1,4の様に本
体装置3の横に併置され、立設体20の頂部と本体装置
3の上部との間に渡し板39が設けられている。渡し板
39には、本体装置3側に向かって下るスロープが設け
られている。
【0023】次に、上記したパイプストック装置1の作
用について説明する。初期の段階においては、昇降テー
ブル21は、立設体20の中間部分にある。またスリン
グ12の繰り出し量は少なく、ロール35,36間にお
けるスリング12の張り渡し長さは短い。そのためスリ
ング12によって形成される谷は、図1、図4の様に小
さい。
【0024】パイプ13は、図示しない押し出し成形機
によって連続的に成形され、図示しない切断装置によっ
て所定の長さに切断され、コンベア等によって搬送され
る。そしてパイプ13は、本実施形態の投入装置2の昇
降テーブル21に載置される。
【0025】昇降テーブル21にパイプ13が載置され
ると、昇降テーブル21は、立設体20に沿って上昇す
る。そして昇降テーブル21は頂部で反転し、パイプ1
3を排出する。その結果パイプ13は、渡し板39のス
ロープを転がり、ロール35,36の間に投入される。
パイプ13は、スリング12に沿って転がり落ち、図7
(a)の様にスリング12によって形成される谷の中心
部分で停止する。ここで前記した様に、投入の初期の段
階では、スリング12の繰り出し量が少なく、ロール3
5,36間におけるスリング12の張り渡し長さは短い
ので、投入の初期の段階ではスリング12によって形成
される谷は浅い。そのためパイプ13が落下した際の衝
撃は小さい。また前記した様に、パイプ13はスリング
12に沿って転がり落ちるので、落下の際の衝撃はさら
に小さいものとなる。
【0026】パイプ13の投入を終えると、昇降テーブ
ル21は元の位置に復帰する。そして再度、別のパイプ
13を載置し、パイプ13を支持部たるロール35,3
6の間に投入する。二本目のパイプ13’は、先のパイ
プ13と同様にスリング12に沿って転がり落ち、図7
(b)の様に先のパイプ13の横に並んで停止する。さ
らに三本目のパイプ13’’についても同様であり、ス
リング12に沿って転がり落ち、図7(b)の様に先の
パイプ13’の横に並んで停止する。こうして一列目の
パイプ13が平行に並べられる。
【0027】さらに投入されるパイプ13は、図7
(c)の様に、先に投入されたパイプ13,13’,1
3’’の上に乗り、二段目が形成される。
【0028】二段目が積み上がり、スリング12によっ
て形成される谷が浅くなると、図示しないセンサーが感
応してドラム11のモータを起動し、ドラム11をスリ
ング12の繰り出し方向に回転させる。するとドラム1
1からは二重にスリング12が繰り出され、一方はロー
ル35を経て繰り出され、他方はロール36を経て繰り
出され、ロール35,36間におけるスリング12の張
り渡し長さが増加される。ここでパイプストック装置1
では、一方のロール35から繰り出されるスリング12
の長さと、他方のロール36を経て繰り出されるスリン
グ12の長さが同一であるから、二段に積まれたパイプ
13は、真っ直ぐ垂直に下げられる。そのため平行に積
まれたパイプ13は、平行状態を維持したままで垂直方
向に移動する。そして二段目のパイプ13の上に図7
(d)の様に空間ができる。
【0029】パイプ13は、投入装置2によってさらに
本体装置3に投入が続けられるが、センサーが感応する
たびにドラム11のモータが起動されて、少しずつスリ
ング12が繰り出され、パイプ13が落下する際の落差
は常に一定に保たれる。そのため図8(e)の様にパイ
プ13は、整然と並んで積み上げられる。
【0030】こうしてパイプ13が積み上げられ、スリ
ング12が繰り出されてスリング12の引き渡し長さが
増加し、スリング12が底部材29にまで到達すると、
スリング12は、図8(f)の様に底部材29の溝38
内に入る。また側部材27,28についても同様であ
り、スリング12は、側部材27,28の溝38内に入
る。そのためパイプ13は、スリング12から立設フレ
ーム31,32,33,34に受け渡され、パイプ13
はスリング12によって支持されている状態から立設フ
レーム31,32,33,34によって固定的に支持さ
れている状態に移行する。したがって最終的にパイプ1
3は、図6の様に、フレーム10の間に平行に積み上げ
られる。
【0031】そして上記したパイプストック装置1に載
置されたパイプ13の束は、以下に説明する本発明の実
施形態の長尺物の搬送装置50によって、他のパイプス
トック装置80に搬送される。
【0032】本実施形態の長尺物の搬送装置50は、図
9、10の様に、天井走行クレーンの形態を持ち、クラ
ブ53(図10)の部分に旋回爪を設けたものである。
すなわち本実施形態の長尺物の搬送装置50は、天井に
取り付けられた固定レール51と、固定レール51に沿
って移動する移動桁52を持つ。そして移動桁52に
は、これに沿って移動するクラブ53が取り付けられて
いる。固定レール51と移動桁52の構造、及びクラブ
53の走行構造は、公知の天井走行クレーンと同一であ
るが、移動桁52及びクラブ53の走行は、インバータ
制御等を採用し、揺れの少ない構成とすることが望まし
い。そしてクラブ53からは、4本のワイヤー54が設
けられ、当該4本のワイヤー54によって搬送装置本体
55が吊り下げられている。
【0033】搬送装置本体55は、枠状のフレーム56
に、6本の旋回爪60,70が設けられたものである。
旋回爪60,70は、ピン構造と受け構造の二種類があ
り、これらが一対となって機能する。言い換えると、本
実施形態の搬送装置50は、3対の旋回爪60,70の
組を持つ。旋回爪60,70の組は、図15の様にフレ
ーム56の両端部と、フレームの中心をやや外れた位置
に設けられている。ピン構造の旋回爪60は、図11,
12のようにフランジ部61から垂直的に垂下した垂下
部62と、垂下部62の下端から直角に曲がって水平に
延びる旋回部63によって構成されている。垂下部62
は4面を持つが、対抗する2組の対抗する面の内、一方
が平行であり、他方はその一つが傾斜面65となってい
る。より具体的には、旋回部63の突出方向と同一の面
が斜めに傾斜した傾斜面65となっている。そして旋回
部63の先端には、垂直方向にピン構造の係合部67が
設けられている。ピン構造の係合部67では、図13,
14の様に上下に平行に張り出されたフォーク部66に
よって円柱状部材が垂直姿勢に支持されている。そして
ピン構造の係合部67の中間部分には、リング状のフォ
ロア68が装着されている。
【0034】一方受け構造の旋回爪70は、前記したピ
ン構造の旋回爪60と先端部分の構造だけが異なるもの
である。すなわち受け構造の旋回爪70についても垂下
部62と旋回部63を持ち、垂下部62の一面が傾斜面
65となっている。そして受け構造の旋回爪70では、
旋回部63の先端に凹状の切り欠き構造の係合部71が
設けられている。切り欠きの開放方向は、旋回部63の
突出方向に対して側面に相当する方向である。係合部7
1は、前記したピン構造の係合部67の円柱状部材の約
220°(半周面と少し)の面に密接する鉤爪形状部材
を持つ。当該部位の詳細は、図13の通りであり旋回部
63の端部の高さ方向の中央から板状の部材72が突出
し、当該板状の部材の側面側が切り欠かれている。
【0035】ピン構造の旋回爪60と受け構造の旋回爪
70は、図15の様にフレーム56に一定の間隔をおい
て配置されている。そしてフレーム56に設けられたモ
ータ59により、旋回爪60,70は、90°旋回可能
となっている。すなわち旋回爪60,70は、図11の
様な旋回部63同士が平行となる関係から、図12の様
な旋回部63同士が直線状となる状態に旋回する。そし
て図12の様に旋回部63同士が直線状となった時、旋
回爪60,70の傾斜面65同士がテーパ形状を構成す
る。このテーパ形状は、上に行くほど広がるものであ
り、逆台形をしている。旋回部63同士が直線状となっ
た時の形状は、前記したパイプストック装置1の立設フ
レーム32の形状に等しい。また旋回部63同士が直線
状となった時、ピン構造の旋回爪60に属するピン構造
の係合部67と、受け構造の旋回爪70に属する切り欠
き構造の係合部71が係合する。より詳細には、円柱状
部材と鉤爪状部材とが互いに係合する。この様に対とな
る旋回爪60と旋回爪70の係合部が係合した状態の
時、旋回爪60、70は、図15の様にそれぞれフレー
ム56と共に四角い枠体の一部を構成し、全体として高
い剛性を発揮する。
【0036】次に本実施形態の搬送装置50を用いてパ
イプストック装置1にストックされたパイプ13の束を
搬送する場合の手順を説明する。搬送装置50を用いて
パイプストック装置1にストックされたパイプ13の束
を搬送する場合は、まず移動桁52とクラブ53を移動
し、図10の様にパイプストック装置1の真上に搬送装
置本体55を待機させる。この時の旋回爪60,70の
姿勢は、図11の様に旋回部63同士が平行となってい
る。そしてこの姿勢を維持したままの状態で搬送装置本
体55を吊り下ろす。この時旋回爪60,70は、図1
6の様にパイプ13の束を跨いで、パイプ13の束を覆
い、パイプ13の束の両側面に入る。すなわち図11の
様に旋回爪60,70の係合を解いて旋回部63同士が
平行となっている時は、フレーム56と旋回爪60,7
0によって構成される枠体の下部が切れて開いた状態で
あるから、パイプ13の束を覆うことができる。またこ
の時、各旋回爪60,70は立設フレーム31,32,
33,34同士の間に位置する。なお、パイプ13は、
パイプストック装置1の立設フレーム31,32,3
3,34によって支持された状態であり、パイプ13の
立設フレーム31,32,33,34との接触部位以外
の部位は、自己の重量によって撓んでいるので、旋回爪
60,70は、撓みの少ない立設フレーム31,32,
33,34の近傍部分に入れることが望ましい。
【0037】そしてこの状態から旋回爪60,70を9
0°旋回し、旋回爪60,70の各対を図12で説明し
た様な旋回部63同士が直線状となる状態とする。その
結果、図16の様に旋回爪60,70の旋回部63はパ
イプ13の束の下側に回り込み、パイプ13の束の下側
で端部のピン構造の係合部67と切り欠き構造の係合部
71が係合する。したがって6個の旋回爪60,70に
よってパイプ13の束の底面と左右側面が囲まれ、あた
かも駕籠か箱ジグの様な形状の中にパイプ13の束を入
れた様な状態となる(図15参照)。また前記した様に
旋回爪60,70の傾斜面65によって形成されるテー
パ形状は、パイプストック装置1の立設フレーム32の
テーパ形状に等しいから、パイプ13の相対的な位置関
係を変えることなく、旋回爪60,70によってパイプ
13の束が抱えられる。
【0038】そして搬送装置本体55を吊り上げる。こ
こでパイプストック装置1では、立設フレーム32は上
に行くほど広がるテーパ形状をしているため、適度の抜
け勾配があり、パイプストック装置1からパイプ13の
束を引き抜く際の負荷が小さい。また同様の理由から、
パイプ13の束を引き抜く際にパイプ13が傷つかな
い。搬送装置本体55によってパイプ13の束を吊り上
げた後、移動桁52及びクラブ53を移動してパイプ1
3の束を所望の位置に搬送する。
【0039】搬送先は任意であるが、例えば図18,1
9に示した様なパイプストック装置80を使用すると便
利である。パイプストック装置80は、パイプストック
装置1の立設フレーム32と同一形状のストックスペー
ス81を持つ。また図18,19の様にストックスペー
ス81の一端側に垂直壁82が設けられている。搬送装
置本体55によって搬送されたパイプ13の束は、パイ
プストック装置80のストックスペース81に運ばれ、
前記した工程とは逆に各旋回爪60,70を図12で説
明した様な旋回部63同士が直線状となった状態から、
図11の様に旋回部63同士が平行となる状態に戻して
パイプ13の束を開放する。
【0040】以上説明した本発明の実施形態では、旋回
爪60,70は、垂下部62と、旋回部63が一体的に
旋回する構成を例示したが、垂下部62は必ずしも旋回
する必要はない。また上記した実施形態では、垂下部6
2は垂直的に垂下し、旋回部63は垂下部に対して直角
に設けられていて水平の延びるものを例示したが、垂下
部62と旋回部63の関係は、必ずしも直角でなくとも
よく、例えば全体が円弧状をしていてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1及び2に記載の長尺物の搬送装
置では、対となる旋回爪の組を持ち、旋回爪の旋回部を
旋回して旋回部の一部を長尺物の底に挿入することがで
き、さらにその長尺物の底において係合部を係合させる
ことができる。そのため本発明の長尺物の搬送装置で
は、長尺物の束を旋回爪によって抱えることができる。
そして本発明の長尺物の搬送装置は、フレームを平面的
又は線的に移動させる走行手段と、フレームを昇降させ
る昇降手段を持つので、長尺物を抱えた状態でフレーム
を所定の位置に移動させ、長尺物を搬送することができ
る。
【0042】また特に請求項2に記載の長尺物の搬送装
置では、係合部が係合した状態の時に対となる旋回爪に
よって形成される空隙の形状が、ストック装置の断面形
状に略一致するので、長尺物の束を旋回爪によって抱え
た時、ストック装置に保持されたままの状態で長尺物の
束を保持することができる。そのため本発明の長尺物の
搬送装置では、長尺物の抱えた時に長尺物に無理な力が
掛からず、搬送中に長尺物を傷つけることがない。
【0043】また請求項3に記載の長尺物の搬送装置
は、円柱状部材と当該円柱状部材の少なくとも半周面に
密接する凹部を有する鉤爪状部材からなり、両者がしっ
かりと係合するので、重量物を搬出する際にも係合部が
より緊密に連結され、搬送中に係合部同士が誤って開く
おそれがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプストック装置の正面図である。
【図2】図1のパイプストック装置の左側面図(投入装
置を除く)である。
【図3】図1のパイプストック装置の平面図(投入装置
を除く)である。
【図4】パイプストック装置の概略形状を示す斜視図で
ある。
【図5】図1のパイプストック装置のスリング巻き取り
ドラム及びスリングの巻回経路を示す斜視図である。
【図6】パイプストック装置の概略形状であって装置に
パイプが満載された状態を示す斜視図である。
【図7】図1のパイプストック装置によってパイプが積
み上げられて行く過程を示す説明図である。
【図8】図1のパイプストック装置によってパイプが積
み上げられて行く図7に続く過程を示す説明図である。
【図9】本発明の実施形態の長尺物の搬送装置の正面図
である。
【図10】図9の長尺物の搬送装置の左側面図である。
【図11】図9の長尺物の搬送装置の旋回爪の概略形状
であって、旋回爪が開いた状態を示す斜視図である。
【図12】図9の長尺物の搬送装置の旋回爪の概略形状
であって、旋回爪が閉じた状態を示す斜視図である。
【図13】図9の長尺物の搬送装置の旋回爪の係合時に
おける正面断面図である。
【図14】図9の長尺物の搬送装置の旋回爪の係合時に
おける平面断面図である。
【図15】図9の長尺物の搬送装置の搬送装置本体の斜
視図である。
【図16】図1のパイプストック装置に満載されたパイ
プを図9の長尺物の搬送装置によって搬送する際の一工
程を示す斜視図である。
【図17】図1のパイプストック装置に満載されたパイ
プを図9の長尺物の搬送装置によって搬送する際の位置
工程を示す斜視図である。
【図18】搬送先のパイプストック装置の正面図であ
る。
【図19】図18のパイプストック装置の右側面図であ
る。
【符号の説明】
1 パイプストック装置 50 長尺物の搬送装置 52 移動桁 53 クラブ 54 ワイヤー 55 搬送装置本体 56 枠状のフレーム 60,70 旋回爪 62 垂下部 63 旋回部 65 傾斜面 67 ピン構造の係合部 71 切り欠き構造の係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも底側の一部に空隙を有する状
    態で支持された長尺物の束を所定の位置に搬送する長尺
    物の搬送装置において、フレームと、当該フレームを平
    面的又は線的に移動させる走行手段と、フレームを昇降
    させる昇降手段と、フレームに取り付けられた対となる
    旋回爪の組を有し、該旋回爪は、フレームとの間に距離
    を形成する垂下部と、旋回可能であると共に対となるも
    の同士が互いに係合する係合部を備えた旋回部を有し、
    前記対となった旋回爪の係合を解いた状態で長尺物の束
    を覆い、旋回部を旋回して当該旋回部の一部を長尺物の
    底側に挿入し、長尺物の底側において係合部を係合させ
    ることが可能であることを特徴とする長尺物の搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 所定の断面形状を有するストック装置に
    少なくとも底側の一部に空隙を有する状態で支持された
    長尺物の束を、所定の位置に搬送する長尺物の搬送装置
    において、フレームと、当該フレームを平面的又は線的
    に移動させる走行手段と、フレームを昇降させる昇降手
    段と、フレームに取り付けられた対となる旋回爪の組を
    有し、該旋回爪は、フレームとの間に距離を形成する垂
    下部と、旋回可能であると共に対となるもの同士が互い
    に係合する係合部を備え、係合部が係合した状態の時に
    対となる旋回爪によって形成される空隙の形状が、前記
    ストック装置の断面形状に略一致し、前記対となった旋
    回爪の係合を解いた状態で長尺物の束を覆い、旋回部を
    旋回して当該旋回部の一部を長尺物の底側に挿入し、長
    尺物の底側において係合部を係合させることが可能であ
    ることを特徴とする長尺物の搬送装置。
  3. 【請求項3】 係合部の一方が、円柱状部材よりなり、
    他方が該円柱状部材の少なくとも半周面に密接する凹部
    を有する鉤爪状部材であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の長尺物の搬送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007040405A1 (en) * 2005-09-21 2007-04-12 Munckloaders Engineering As Device to handle cargo
CN109422196A (zh) * 2017-09-04 2019-03-05 郑州宇通客车股份有限公司 一种组合吊具及用该组合吊具的行车

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