JPH11322210A - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置Info
- Publication number
- JPH11322210A JPH11322210A JP10134829A JP13482998A JPH11322210A JP H11322210 A JPH11322210 A JP H11322210A JP 10134829 A JP10134829 A JP 10134829A JP 13482998 A JP13482998 A JP 13482998A JP H11322210 A JPH11322210 A JP H11322210A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- control device
- hoistway
- winding machine
- top floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】屋上に機械室を設ける必要のないエレベータ装
置を提供する。 【解決手段】エレベータの巻上機を昇降路内上部に設置
し、エレベータの主機能を制御する第一の制御装置を最
上階の乗場三方枠に設置するとともに、補助機能として
の第二の制御装置を、昇降路内であって、巻上機の上部
に設置するようにした。 【効果】電気制御の多種多様な仕様にも対応可能とな
る。
置を提供する。 【解決手段】エレベータの巻上機を昇降路内上部に設置
し、エレベータの主機能を制御する第一の制御装置を最
上階の乗場三方枠に設置するとともに、補助機能として
の第二の制御装置を、昇降路内であって、巻上機の上部
に設置するようにした。 【効果】電気制御の多種多様な仕様にも対応可能とな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータ装置に係
り、特に、巻上機を昇降路内に設置するに好適なエレベ
ータ装置に関する。
り、特に、巻上機を昇降路内に設置するに好適なエレベ
ータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、例えば、特開平7−1
0434号公報や、実開昭63−119579号公報がある。
0434号公報や、実開昭63−119579号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の例は、制御装置
の設置場所については配慮されておらず、エレベータ設
置計画上不明確であった。
の設置場所については配慮されておらず、エレベータ設
置計画上不明確であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記欠
点に鑑みなされたもので、エレベータの主機能を制御す
る第一の制御装置を最上階の乗場三方枠に設置するとと
もに、補助機能としての第二の制御装置を、昇降路内で
あって、巻上機の上部に設置するようにした。また、昇
降路とは別に制御盤室を設け、その中に、第一の制御装
置を設置した。
点に鑑みなされたもので、エレベータの主機能を制御す
る第一の制御装置を最上階の乗場三方枠に設置するとと
もに、補助機能としての第二の制御装置を、昇降路内で
あって、巻上機の上部に設置するようにした。また、昇
降路とは別に制御盤室を設け、その中に、第一の制御装
置を設置した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1に示す。
図1は本発明の全体構成図である。エレベータ乗りかご
1は釣合いおもり3とロープ2により2:1にローピン
グされている。
図1は本発明の全体構成図である。エレベータ乗りかご
1は釣合いおもり3とロープ2により2:1にローピン
グされている。
【0006】巻上機4は永久磁石式の同期電動機から構
成した、いわゆるギアのないギアレス巻上機となってお
り、もちろん、ブレーキも巻上機の中に設置されてあ
る。この巻上機を介して、乗りかご1は下部にプーリ1
1,12を通り、アンダースラグとしている。巻上機
を、永久磁石の同期電動機としたのは、モータ効率が良
くかつ、小型化できるからである。また、ギアを用い
ず、ギアレスとしたのは、巻上機を昇降路10内に設置
するため、少しでも騒音を低減するためである。そし
て、巻上機4の設置場所は、昇降路内の上部であって、
かご1が最上階に停止したときこの床面より高い位置に
設置すべきである。エレベータの主機能を司る制御装置
6は最上階乗場の三方枠5内に設置してあり、エレベー
タの通常の運転制御のみならず、電源の遮断やエレベー
タの保守運転,調整、などをこの制御装置6で行う。し
かし、エレベータの顧客対応の全ての仕様を考えると、
到底三方枠内には部品をいれることはできない。よっ
て、エレベータの補助的な機能を行う部品すなわち、保
守などがほとんど不要な部品などは第二の制御装置7に
収納するようにした。この第二の制御装置7は設置場所
としては、昇降路内に設置するのが良いが、できるだ
け、電気的ノイズは工事,調整作業の効率を考えると第
一の制御装置6に近く、かつ、巻上機4にも近い場所と
して、昇降路内の上部つまり、巻上機4の上部が最もよ
い。
成した、いわゆるギアのないギアレス巻上機となってお
り、もちろん、ブレーキも巻上機の中に設置されてあ
る。この巻上機を介して、乗りかご1は下部にプーリ1
1,12を通り、アンダースラグとしている。巻上機
を、永久磁石の同期電動機としたのは、モータ効率が良
くかつ、小型化できるからである。また、ギアを用い
ず、ギアレスとしたのは、巻上機を昇降路10内に設置
するため、少しでも騒音を低減するためである。そし
て、巻上機4の設置場所は、昇降路内の上部であって、
かご1が最上階に停止したときこの床面より高い位置に
設置すべきである。エレベータの主機能を司る制御装置
6は最上階乗場の三方枠5内に設置してあり、エレベー
タの通常の運転制御のみならず、電源の遮断やエレベー
タの保守運転,調整、などをこの制御装置6で行う。し
かし、エレベータの顧客対応の全ての仕様を考えると、
到底三方枠内には部品をいれることはできない。よっ
て、エレベータの補助的な機能を行う部品すなわち、保
守などがほとんど不要な部品などは第二の制御装置7に
収納するようにした。この第二の制御装置7は設置場所
としては、昇降路内に設置するのが良いが、できるだ
け、電気的ノイズは工事,調整作業の効率を考えると第
一の制御装置6に近く、かつ、巻上機4にも近い場所と
して、昇降路内の上部つまり、巻上機4の上部が最もよ
い。
【0007】このようにすれば、昇降路寸法を小さくで
き、かつ、いろいろな顧客仕様にも十分対応可能な制御
装置が得られる。
き、かつ、いろいろな顧客仕様にも十分対応可能な制御
装置が得られる。
【0008】図2は他の実施例を示したもので、エレベ
ータの主機能を司る第一の制御装置6を昇降路10とは
別室の制御盤室8を設け、その中に設置したものであ
る。というのは、エレベータの三方枠は意匠性が高く、
顧客によっては、大変高価な材料で製作することもあ
り、また、寸法も制御装置6が設置不可能な場合があ
る。このときは、先ほどの実施例のように、制御装置6
三方枠にはいれられないので、別に、制御盤室8を、昇
降路近傍に設けるようにする。
ータの主機能を司る第一の制御装置6を昇降路10とは
別室の制御盤室8を設け、その中に設置したものであ
る。というのは、エレベータの三方枠は意匠性が高く、
顧客によっては、大変高価な材料で製作することもあ
り、また、寸法も制御装置6が設置不可能な場合があ
る。このときは、先ほどの実施例のように、制御装置6
三方枠にはいれられないので、別に、制御盤室8を、昇
降路近傍に設けるようにする。
【0009】
【発明の効果】以上、本発明によれば、制御装置を分割
することにより、多種多様な電気仕様にも容易に対応可
能となる。
することにより、多種多様な電気仕様にも容易に対応可
能となる。
【図1】本発明の1実施例。
【図2】他の実施例。
1…かご、4…巻上機、5…三方枠、6…第一の制御装
置、7…第二の制御装置、8…制御盤室、10…昇降
路。
置、7…第二の制御装置、8…制御盤室、10…昇降
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B66B 11/04 B66B 11/04 Z 13/30 13/30 Q
Claims (4)
- 【請求項1】複数の階床をサービスするエレベータ乗り
かごと、昇降路内で上部に設置した巻上機と、巻上機を
介してつるべ状に配置した釣合いおもりと、エレベータ
の主機能を制御する第一の制御装置とを備えたものにお
いて、前記第一の制御装置を最上階乗場三方枠に組み込
み、エレベータの補助的な機能を分担する第二の制御装
置を前記昇降路内であって、かつ、巻上機より上方に設
置した、エレベータ装置。 - 【請求項2】前記第一の制御装置は昇降路以外の、別に
設けた制御盤室に設置したことを特徴とする、請求項1
項記載のエレベータ装置。 - 【請求項3】前記巻上機は、永久磁石を用いた同期電動
機であることを特徴とする、請求項1項、及び2項記載
の、エレベータ装置。 - 【請求項4】前記巻上機は、かごが、最上階に停止した
とき、その床面より、高い位置に設置したことを特徴と
する、請求項1項,2項、及び3項記載のエレベータ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134829A JPH11322210A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134829A JPH11322210A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | エレベータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11322210A true JPH11322210A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15137449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10134829A Pending JPH11322210A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11322210A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028910A1 (fr) * | 1999-10-22 | 2001-04-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Logique de commande d'ascenseur |
JP2001220069A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-08-14 | Toshiba Elevator Co Ltd | マシーンルームレスエレベータ装置 |
WO2002024566A1 (fr) * | 2000-09-20 | 2002-03-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif elevateur |
US6405834B1 (en) * | 1999-10-07 | 2002-06-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator maintenance/operation apparatus |
WO2003020628A1 (fr) * | 2001-08-29 | 2003-03-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Ascenseur |
WO2005009881A1 (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-03 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | エレベータ制御装置及びこのエレベータ制御装置を使用するエレベータシステム |
CN100340466C (zh) * | 2000-09-20 | 2007-10-03 | 三菱电机株式会社 | 电梯装置 |
JP2007284254A (ja) * | 2007-07-09 | 2007-11-01 | Hitachi Ltd | トラクションエレベーター |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP10134829A patent/JPH11322210A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6405834B1 (en) * | 1999-10-07 | 2002-06-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator maintenance/operation apparatus |
WO2001028910A1 (fr) * | 1999-10-22 | 2001-04-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Logique de commande d'ascenseur |
US6321877B2 (en) | 1999-10-22 | 2001-11-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Controlling apparatus for elevator with divided control panel |
JP2001220069A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-08-14 | Toshiba Elevator Co Ltd | マシーンルームレスエレベータ装置 |
JP4544679B2 (ja) * | 2000-02-04 | 2010-09-15 | 東芝エレベータ株式会社 | マシーンルームレスエレベータ装置 |
JPWO2002024566A1 (ja) * | 2000-09-20 | 2004-01-29 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
CN100340466C (zh) * | 2000-09-20 | 2007-10-03 | 三菱电机株式会社 | 电梯装置 |
WO2002024566A1 (fr) * | 2000-09-20 | 2002-03-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif elevateur |
JP4882195B2 (ja) * | 2000-09-20 | 2012-02-22 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
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JP2005047679A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置 |
JP2007284254A (ja) * | 2007-07-09 | 2007-11-01 | Hitachi Ltd | トラクションエレベーター |
JP4577333B2 (ja) * | 2007-07-09 | 2010-11-10 | 株式会社日立製作所 | トラクションエレベーター |
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