JPH11322089A - シート給送装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート給送装置において、シートに損傷を与
えることなく容易にシートの交換を行なえるようにす
る。 【解決手段】 シート給送装置２０は、シートＳを積載
して昇降手段３７によって昇降する昇降台４１を有して
いる。昇降手段３７は、装置本体３１に設けられてい
る。シート積載手段３２は、シートと昇降台４１とを昇
降可能に収納して装置本体３１に着脱可能な収容体４０
を有し、且つ昇降台４１を昇降手段３７に対して着脱で
きるようにする。これによって、シート積載手段３２
は、装置本体３１に対して交換可能に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、シートを給送する
シート給送装置と、この装置を備えたプリンタ、複写
機、ファックシミリ等の画像形成装置とに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、画像形成装置の１例として、図８
に示すインクジェットプリンタ（以下、単に「プリン
タ」と称する）がある。

【０００３】このプリンタ１１は、名刺、葉書等の比較
的厚みのあるシートＳに画像を形成する場合、シート搬
送路中に、屈曲部分や、曲率半径の小さい湾曲部分があ
ると、シートに傷、打痕等の損傷を与えることがある。
さらに、シートが詰まることがある。このため、プリン
タ１１は、駆動軸１２によって循環回転させられる搬送
ベルト１３によってシートを一直線状に搬送し、インク
ジェットヘッド１４から吐出されるインクによってシー
トに画像を形成していた。

【０００４】また、プリンタ１１は、シートを外部から
受け取るときも一直線状の状態で受け取るのが好まし
い。このため、シートを手差しで１枚ずつ送り込んでい
た。また、シート給送装置１５で給送する場合には、図
８に示すように、昇降台１６を不図示の昇降手段によっ
て上昇させ、昇降台１６上の最上位のシートＳをプリン
タ１１の入口まで上昇させ、給送ローラ１７と、分離ロ
ーラ対１８，１８とで、１枚ずつ一直線状に送り込んで
いた。なお、昇降台１６は、ガイドローラ１９に案内さ
れて昇降するようになっている。また、シートＳは、１
対のサイド規制板２０によって両側から揃えらるように
なっている。サイド規制板２０は、スライド軸２１を案
内にして、図８の紙面の表裏方向に移動するようになっ
ている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシート
給送装置１５は、シートのサイズが変わる度に、使用者
が手作業でシートの交換をしなければならず、交換の
際、シートがばらけたり、汚れたり、サイド規制板２０
でシートの幅を揃えなければならないという問題があ
る。

【０００６】また、プリンタ１１は、シート給送装置１
５から送られてくるシートが損傷を受けていることがあ
り、シートに品質のよい画像を形成することができない
という問題を有している。

【０００７】（目的）本発明は、シートを積載するシー
ト積載手段をカセット式にして、シートに損傷を与える
ことなく容易にシートの交換を行なえるシート給送装置
と、品質のよい画像を形成することができる画像形成装
置を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題は、次のシート
給送装置によって解決される。

【０００９】シートを積載して昇降手段によって昇降す
る昇降台を有するシート積載手段を備えたシート給送装
置において、シート積載手段は、シートと昇降台とを昇
降可能に収納して装置本体に着脱可能な収容体を有し、
且つ昇降台を昇降手段に対して着脱可能にすることによ
って、前記装置本体に対して交換可能に設けられること
を特徴とする。

【００１０】また、前記昇降台が前記収納体の両脇に突
出する被支持片を有し、前記収納体が前記被支持片の昇
降を許容するスリットを有し、前記昇降手段が前記収納
体の両脇で前記被支持片を支持する１対の支持片を有し
ている。

【００１１】また、前記被支持片と前記支持片とが、互
いに相対位置を決める嵌合手段を備えている。

【００１２】また、装着されたシート積載手段に収納さ
れたシートのサイズを判別する判別手段を備えている。

【００１３】また、収容体の側面の一部が、開閉可能で
ある。

【００１４】また、シートを積載して昇降手段によって
昇降する昇降台を有するシート積載手段を備えたシート
給送装置において、前記昇降手段は、装置本体に設けら
れ、前記シート積載手段は、前記シートと昇降台とを収
容体に昇降可能に収納して、前記昇降手段上を往復移動
可能な移動手段に複数配列されている。

【００１５】また、当該収容体の側面の一部が、開閉可
能である。

【００１６】また、前記シート積載手段は、前記移動手
段に対して着脱可能である。

【００１７】上記課題は、次の画像形成装置によって解
決される。

【００１８】上記いずれか１つに記載のシート給送装置
と、該シート給送装置から給送されてきたシートに画像
を形成する画像形成部と、を備えている。

【００１９】（作用）シートは、昇降台に積載されて昇
降台と一緒に収容体に収容され、収容体ごと交換され
る。

【００２０】昇降台は、装置本体に設けられた昇降手段
上に載せられ、シートを積載して昇降手段によって昇降
させられる。収容体は装置本体に装着されるため、昇降
台が昇降しても昇降しないで、装置本体に固定されてい
る。

【００２１】このため、シートは、昇降台によって所望
の高さまで昇降させられ、画像形成装置に一直線状に送
り込まれて損傷を受けるようなことがない。

【００２２】画像形成装置は、シート給送装置から損傷
を受けることなく給送されてきたシートに画像形成手段
によって画像処理を行なう。

【００２３】

【発明の実施の形態】画像形成装置の１例であるインク
ジェットプリンタの構成を図１に基づいて説明する。

【００２４】プリンタ１１は、画像形成を行なう微細な
インクを吐出するインクジェットヘッド（画像形成手
段）１４と、プリンタ１０内において駆動軸１２によっ
て循環回転してシートを搬送する搬送ベルト１３とを備
えている。シートは、搬送ベルト１３によって、図１に
おいて右から左へ一直線状に搬送される。シートの表面
には、シートが搬送される途中において、その搬送方向
と直交する方向に往復移動するインクジェットヘッド１
４から吐出されるインクによって画像が形成される。

【００２５】第１実施形態のシート給送装置の構成を図
１乃至図５に基づいて説明する。

【００２６】図１に示すように、シート給送装置３０
は、主に、装置本体である筐体３１と、筐体３１に着脱
されるシート積載手段であるカセットホルダー３２とを
備えている。カセットホルダー３２は、収納するシート
幅に応じて数種類用意されている。本発明において、
「幅」とは、図２、図３において左右方向の長さを言
う。

【００２７】筐体３１は、プリンタ１１に設けられ、上
部には、プリンタ１１にシートＳを給送分離する給送ロ
ーラ３３と、分離ローラ対３４，３４とが設けられてい
る。筐体３１の側板３５，３６（図２、図３参照）に
は、対向して同期昇降する昇降手段である昇降アーム３
７，３７が設けられている。両方の昇降アーム３７の先
端上部には、後述する昇降台４１を受け止める丸棒状の
受け突起３８，３８が設けられている。

【００２８】図４、図５に示すように、カセットホルダ
ー３２は、ケーシング４０と、シート積載して昇降可能
な昇降台４１とを有している。ケーシング４０は、側板
４２，４２と、後板４３と、前板４４と、昇降台４１を
受け止める底板４５とを備えている。前板４４は、ケー
シング４０内にシートを入れ易くするため、側板４２に
開閉可能に設けられ、互いに嵌合し合う凸部４６と、凹
部４７とによって側板４２に閉じた状態に保持されるよ
うになっている。前板４４と、昇降台４１とには、シー
トに対する接触面積する少なくするリブ４８，４９が突
設されている。

【００２９】昇降台４１の両脇には、側板４２より外側
に突出する１対の突起５１，５２が設けられている。昇
降台４１は、この突起５１，５２と、側板４２に形成さ
れた１対のスリット５３，５４とに案内されて昇降する
ようになっている。

【００３０】突起５１，５２の下端には、上記受け突起
３８と嵌合する凹部５１ａ，５２ａが形成されている。
後板４３に近い方の突起５１には、受け突起３８に当接
する爪５１ｂが下向きに突設されている。爪５３ｂには
案内面５１ｃが形成されている。

【００３１】カセットホルダー３２は、積載収納するシ
ート幅によって、幅が異なっている。このため、図２に
示すように、昇降アーム３７，３７上の受け突起３８の
間隔Ｗ１は、最大幅のカセットホルダーの昇降台の突起
同士（５１，５１）（５２，５２）の外側間隔Ｗ２より
狭く、且つケーシング４０の幅Ｗ３より広く設定されて
いる。また、最大幅より幅の狭いカセットホルダーの昇
降台の突起同士（５１，５１）（５２，５２）の外側間
隔は、上記間隔Ｗ２と同一に設定されて、昇降アーム３
７，３７に支持されるようになっている。

【００３２】さらに、カセットホルダ−３２は、シート
給送装置３０の筐体３１に装着されたとき、どのサイズ
のシートを収納しているかが分かるように、図１、図４
に示す後板４３に、識別突片６１，６２が上下に１対突
設されている。識別突起６１，６２は、筐体３１に配設
されたセンサ６３，６４が接触するようになっている。
なお、識別突片６１，６２は、筐体３１の支持孔６５，
６６に挿入されて、カセットホルダー３２を筐体３１に
支持する役目もしている。

【００３３】第１実施形態のシート給送装置３０の動作
を説明する。

【００３４】シートは、そのシートのサイズに合ったカ
セットホルダー３２の前板４４を開き、昇降台４１上に
積載される。シートを積載した昇降台４１は、カセット
ホルダー３２がシート供給装置２０の筐体３１に装着さ
せるまで、底板４５に受け止められている。

【００３５】カセットホルダー３２は、ケーシング４０
が筐体３１に支持され、かつ昇降台４１が昇降アーム３
７上に載置されることによって、筐体３１に組み込まれ
る。ケーシング４０は、識別突片６１，６２を支持孔６
５，６６に挿入することによって、筐体３１に支持され
る。また、昇降台４１は、最下位に待機している昇降ア
ーム３７上の受け突起３８に突起５１，５２を載せて、
凹部５１ａ，５２ａに嵌合させることによって、昇降ア
ーム３７上に位置決めされて支持される。このとき、昇
降台４１は、爪３７ｂに案内されて位置決めされる。

【００３６】識別突片６１，６２が支持孔６５，６６に
挿入されてケーシング４０が筐体３１に装着されたと
き、センサ６３，６４はどのサイズのシートを収納した
カセットホルダー３２が筐体３１に装着されたかを検知
する。サイズ信号はプリンタ１１に送られる。

【００３７】その後、不図示の駆動手段によって、昇降
アーム３７が上昇する。昇降アーム３７の上昇にともな
って、昇降台４１とシートＳが上昇させられる。昇降台
４１は、なおも上昇させられ、最上位のシートが給送ロ
ーラ３３に当接したとき、自動的に停止する。給送ロー
ラ３３は、昇降台４１の上昇停止信号と、プリンタ１１
からのプリント開始信号とに基づいて始動し、シートを
分離ローラ対３４に送り込む。分離ローラ対３４は、シ
ートが複数枚重なっている場合には、シートを分離し
て、１枚だけプリンタ１１に送り込む。

【００３８】これによって、シートＳは、曲げられた
り、湾曲させられたりすることなくプリンタ１１に一直
線状に送り込まれ、損傷を受けることがない。

【００３９】ある程度の枚数のシートＳがプリンタ１１
に送り込まれると、昇降台４１は、最上位のシートがプ
リンタ１１に一直線状に送り込まれ易い高さまで、再度
上昇させられる。

【００４０】カセットホルダー３２は、昇降台４１の突
起５１，５２を昇降アーム３７上の受け突起３８から外
し、かつ識別突起６１，６２を支持孔６５，６６から抜
き取ることによって筐体３１から取り外すことができ
る。この場合、昇降台４１がケーシング４０内の途中の
高さまで上昇させられていても、カセットホルダーは取
り外すことができる。

【００４１】このようにして、シートは、カセットホル
ダーに収納されて、カセットホルダーごと交換されるた
め、ばらけることなく、しかも、汚されることなく、速
やかに交換される。

【００４２】さらに、シートは、カセットに収納されて
いることによって、幅が揃えられ、プリンタ１１に円滑
に送り込まれる。

【００４３】第２実施形態のシート給送装置を図６、図
７に基づいて説明する。

【００４４】第２実施形態のシート給送装置の構成を説
明する。

【００４５】このシート給送装置１０１は、サイズの異
なるシートを収納したカセットホルダー１０２を複数備
えている。なお、図７のカセットホルダー１０２は、全
部、同じ大きさであるが、異なっていてもよい。

【００４６】カセットホルダー１０２は、ケーシング１
０３と、シートを積載してシートとともにケーシング１
０３に収納される昇降台１０４とを備えている。ケーシ
ング１０３の前板１０５は、シートを収納しやすいよう
に、開閉できるようになっている。

【００４７】装置本体１１０上には、枠状の移動体１１
１が鍔付きローラ１１２に案内されて往復動可能に設け
られている。鍔付きローラ１１２は、移動体１１１の段
部１２１に上方に位置して移動体１１１の浮き上がりを
防止する役目もしている。移動体１１１上には、カセッ
トホルダー１０２が位置決めピン１１３によって位置決
めされて移動体１１１の移動方向に複数配列されてい
る。移動体１１１は、ラック１１４とピニオン１１５に
よって移動し、板ばね１１６と切欠１１７との係合によ
って、カセットホルダー１０２が装置本体１１０に設け
られた昇降手段１１８の真上で停止するように位置決め
されるようになっている。

【００４８】第２実施形態のシート給送装置１０１の動
作を説明する。

【００４９】各カセットホルダー１０２の前板１０５を
開いて昇降台１０４上にシートを積載し、ケーシング１
０３にシートを収納する。

【００５０】前板１０５を閉じて、カセットホルダー１
０２を移動体１１１上に載せる。ピニオン１１５を回転
させて移動体１１１を移動させ、所望のカセットホルダ
ー１０２を昇降手段１１８の真上に移動させる。移動体
１１１は、板ばね１１６と切欠１１７との係合によっ
て、位置決めされて停止する。

【００５１】その後、昇降手段１１８を上昇させ昇降台
１０４を押し上げる。昇降手段１１８と昇降台１０４と
の相対位置決めは、昇降手段１１８上の１対の突条１１
９，１１９と、昇降台１０４の底面に凹設された１対の
溝１２０，１２０との嵌合によって行なわれる。昇降手
段１１８は、上昇した昇降台１０４を上昇させ、昇降台
１０４上の最上位のシートが不図示の給送ローラに当接
した時点で停止する。シートは、その給送ローラによっ
てプリンタ１１へ一直線状に送り込まれる。シートが重
なって給送された場合には、途中で分離ローラ対によっ
て分離され、１枚だけプリンタ１１へ送り込まれる。

【００５２】これによって、シートＳは、曲げられた
り、湾曲させられたりすることなくプリンタ１１に一直
線状に送り込まれ、損傷を受けることがない。

【００５３】また、シートは、カセットホルダーに収納
されて、カセットホルダーごと交換されるため、ばらけ
ることなく、しかも、汚されることなく、速やかに交換
される。

【００５４】さらに、シートは、カセットに収納されて
いることによって、幅が揃えられ、プリンタ１１に円滑
に送り込まれる。

【００５５】また、カセットホルダー１０２が複数備え
られているため、カセットホルダー１０２を交換する必
要がなく、選択的に使用することができる。

【００５６】インクジェットプリンタの動作を説明す
る。

【００５７】図１において、インクジェットプリンタ１
１は、シート給送装置３０（１０１）からのシートサイ
ズ信号に基づいて、インクジェットヘッド１４を往復移
動幅を設定し、シート給送装置３０（１０１）から送ら
れてきたシートを搬送ベルト１３で一直線状に搬送しな
がら、インクジェットヘッド１４を往復移動させてイン
クを吐出させ、シートに画像を形成する。プリンタ１１
は、シート給送装置３０（１０１）からシートが１枚ず
つ確実に送られてくるため、画像をシートに１枚ずつ確
実に形成することができる。

【００５８】

【発明の効果】本発明のシート給送装置によると、シー
トを積載して昇降可能な昇降台と、シートとを収容体に
収納し、収容体を装置本体に対して着脱可能に、昇降台
を装置本体に設けられた昇降手段に対して着脱可能にし
たので、シートと昇降台を収容体ごと交換することがで
き、シートを交換する際に、シートをばらけさせてシー
トに損傷を与えたり、シートを汚したりすることなくが
なくなり、シートを速やかに交換することができる。

【００５９】また、シートが収容体に収容されている
と、シートの幅を揃えることができ、円滑にシートを他
の装置に給送することができる。

【００６０】また、昇降台から収容体の両脇に突出する
被支持片を、収容体の両脇で昇降する支持片に支持させ
ると、昇降台が収容体の中間位置まで上昇した状態のま
ま収容体を交換することができる。

【００６１】また、収容体を装置本体上を往復移動する
移動体上に複数備えて選択的に使用できるように、収容
体を交換することなく、シートを選択して使用すること
ができる。

【００６２】さらに、本発明の画像形成装置によると、
シート給送装置から、損傷を受けたり、汚れたりしてい
ないシートが給送されてくるため、シートに品質の良い
画像を形成することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態のシート給送装置と、この装
置を備えたインクジェットプリンタとの概略正面断面図
である。

【図２】昇降アームにカセットホルダーを載せるときの
図であり、インクジェットプリンタ側から見た概略図で
ある。

【図３】昇降台が上昇したときのカセットホルダーの図
であり、インクジェットプリンタ側から見た概略図であ
る。

【図４】側板を取り除いたカセットホルダーの斜視図で
ある。

【図５】前板を開いたカセットホルダーの斜視図であ
る。

【図６】他の実施形態のシート給送装置の概略斜視図で
ある。

【図７】図６において、カセットホルダーを取り除いた
移動体付近の斜視図である。

【図８】従来のシート給送装置と、この装置を備えたイ
ンクジェットプリンタとの概略正面断面図である。

【符号の説明】

Ｓ シート １１ インクジェットプリンタ（画像形成装置） １３ 搬送ベルト（画像形成手段） １４ インクジェットヘッド（画像形成手段） ３０ シート給送装置 ３１ 筐体（装置本体） ３２ カセットホルダー（シート積載手段） ２３ 給送ローラ ３７ 昇降アーム（昇降手段、支持片） ３８ 受け突起（昇降手段、嵌合手段） ４０ ケーシング（収容体） ４１ 昇降台 ４４ 開閉可能な前板（側板） ５１，５２ 突起（被支持片、嵌合手段） ５１ａ，５２ａ 凹部（嵌合手段） ５３，５４ スリット ６１，６２ 識別突片（判別手段） ６３，６４ センサ（判別手段） １０１ シート給送装置 １０２ カセットホルダー（シート積載手段） １０３ ケーシング（収容体） １０４ 昇降台 １１０ 装置本体 １１１ 移動体（移動手段） １１８ 昇降手段

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シートを積載して昇降手段によって昇降
   する昇降台を有するシート積載手段を備えたシート給送
   装置において、 前記昇降手段は、装置本体に設けられ、 前記シート積載手段は、前記シートと昇降台とを昇降可
   能に収納して装置本体に着脱可能な収容体を有し、且つ
   前記昇降台を前記昇降手段に対して着脱可能にすること
   によって、前記装置本体に対して交換可能に設けられる
   ことを特徴とするシート給送装置。
2. 【請求項２】 前記昇降台が前記収納体の両脇に突出す
   る被支持片を有し、 前記収納体が前記被支持片の昇降を許容するスリットを
   有し、 前記昇降手段が前記収納体の両脇で前記被支持片を支持
   する１対の支持片を有している請求項１に記載のシート
   給送装置。
3. 【請求項３】 前記被支持片と前記支持片とが、互いに
   相対位置を決める嵌合手段を備えている請求項２に記載
   のシート給送装置。
4. 【請求項４】 装着されたシート積載手段に収納された
   シートのサイズを判別する判別手段を備えた請求項１乃
   至３のいずれか１つに記載のシート給送装置。
5. 【請求項５】 前記収容体の側面の一部が、開閉可能で
   ある請求項１乃至４のいずれか１つに記載のシート給送
   装置。
6. 【請求項６】 シートを積載して昇降手段によって昇降
   する昇降台を有するシート積載手段を備えたシート給送
   装置において、 前記昇降手段は、装置本体に設けられ、 前記シート積載手段は、前記シートと昇降台とを収容体
   に昇降可能に収納して、前記昇降手段上を往復移動可能
   な移動手段に複数配列されたことを特徴とするシート給
   送装置。
7. 【請求項７】 前記収容体の側面の一部が、開閉可能で
   ある請求項６に記載のシート給送装置。
8. 【請求項８】 前記シート積載手段が、前記移動手段に
   着脱可能である請求項６又は７に記載のシート給送装
   置。
9. 【請求項９】 請求項１乃至８のいずれか１つに記載の
   シート給送装置と、 該シート給送装置から給送されてきたシートに画像を形
   成する画像形成部と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。