JPH11322024A - コンベヤ搬送設備の一時バッファ装置 - Google Patents

コンベヤ搬送設備の一時バッファ装置

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JPH11322024A
JPH11322024A JP13003998A JP13003998A JPH11322024A JP H11322024 A JPH11322024 A JP H11322024A JP 13003998 A JP13003998 A JP 13003998A JP 13003998 A JP13003998 A JP 13003998A JP H11322024 A JPH11322024 A JP H11322024A
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JP
Japan
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articles
buffer device
conveyor
transport
temporary buffer
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Application number
JP13003998A
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English (en)
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Atsuo Kimisaki
淳雄 君崎
Kokichi Akamine
幸吉 赤嶺
Akiji Ikeda
暁治 池田
Yutaka Yoshida
豊 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】省スペース化が可能であるとともに、滞留させ
た物品の出庫処理時間を短縮化して物品搬送処理時間の
短縮化が可能なコンベア搬送設備の一時バッファ装置を
実現する。 【解決手段】一時バッファ装置1は縦型バッファ装置5を
複数有しこれらバッファ装置5は上流コンベア7の物品6
の搬送方向に直列に配置される。バッファ装置5は搬送
コンベヤユニット2と複数の櫛形積載装置3とを有し装置
5に滞留した物品を装置5内で循環し出庫する物品を選択
して出庫できる。コンベヤ7にて搬送される物品6はバー
コードリーダ8で物品情報を読取られ指示されたバッフ
ァ装置5で停止される。バッファ装置5の櫛形積載装置3
が物品6を積載して上方部分で一時滞留する。滞留した
物品の出庫が指示されるとバッファ装置5の櫛形積載装
置3を回転させ、滞留されていた物品6をコンベヤユニッ
ト2へ降ろし下流側コンベヤ13へ搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保管倉庫での荷の
搬送にもちいられるコンベヤ、台車、垂直搬送など、荷
物の受け渡しを行なう機器から構成された設備における
自動搬送システムに係わり、その自動搬送システムでの
出庫口前及びパレットへの積み付けをするためのパレタ
イザ前のコンベヤ搬送途中での物品の品種別の仕分け、
一時的な保管をするコンベア搬送設備の一時バッファ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一時バッファ装置においては、立
体自動倉庫又は生産ラインより搬送する複数の品種の物
品が順不同で搬送されるため、パレット積み付けのため
のパレタイザ(ロボット)までは、搬送及び仕分けのた
めに、一時的に、ローラコンベヤ等に搬送する物品を滞
留する方法がおもに採用されている。
【0003】この方法では、パレタイザの積み付けパタ
ーンにあった順序での物品の搬送が行えないため、複数
の品種別に一時バッファするための、品種別の複数のロ
ーラコンベヤ等を配置することがある。
【0004】立体自動倉庫から出庫口までの搬送システ
ムの距離が長距離な設備での搬送時間は、全設備の搬送
処理時間となる。このため、搬送すべき物品をローラコ
ンベヤにバッファする場合であって、上記のように、搬
送システムの距離が長距離な設備は、出庫、ピッキング
までの待ち時間が多大となる事がある。
【0005】上記のような設備の場合には、先行して作
業予定の判っている出庫、ピッキング指示があったとし
ても、ローラコンベヤ等の搬送設備上にしか搬送すべき
物品をバッファすることできなかったため、実出庫時の
空き時間での立体自動倉庫から出庫コンベヤまでの中間
搬送作業を事前に行うことができず、実作業時に初めて
出庫、ピッキングなどの作業指示をする方法にて行って
いた。
【0006】これに対して、搬送すべき物品の滞留量を
増加させる装置として、例えば、特開平8−12021
号公報に記載された物品滞留装置がある。上記公報記載
の物品滞留装置においては、複数のラックユニットを上
下方向に配置し、滞留すべき物品の複数個を、これら上
下方向に配置されたラックユニットに一時的に保管する
ように構成されている。
【0007】この物品滞留装置にあっては、主搬送ライ
ンに搬送された物品のうち、滞留させる物品が上記主搬
送ラインの物品搬送方向とは異なる方向に取り出され、
上記複数のラックユニットに収納される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
一時バッファ装置においては、次のような問題点があっ
た。 (1)パレットに物品を積み付けるするためのパレタイ
ザ(ロボット)前での積み付けパターンにあわせ各品種
ごとに分けるための、複数のローラコンベヤ等を設ける
場合と比較して、上記公報記載の物品滞留装置は、設置
スペースに関して、縮小できる。しかしながら、さら
に、物品の滞留量を増加させるために、上記公報記載の
物品滞留装置を複数設置させる場合を考えると、この物
品滞留装置は、主搬送ラインの物品搬送方向とは異なる
方向に取り出すための中継用コンベヤが必要であるた
め、この分だけ設置スペースが必要であり、さらなる省
スペース化の要望に応えることはできない。
【0009】(2)また、上記公報記載の物品滞留装置
にあっては、コンベヤ搬送下面よりトレーにて物品を掬
い上げ縦方向への保管を可能としているが、先にいれた
物品が最上段のトレーに格納され、構造上、その物品
は、物品滞留装置からすべての物品が出庫されなければ
出庫できない構造となっている。このため、先に入れた
物品を出庫することが容易にできず、物品を循環させる
ことが困難であった。また、指定された物品の搬送処理
時間の短縮化も困難であった。
【0010】本発明の目的は、省スペース化が可能であ
るとともに、滞留させた物品の出庫処理時間を短縮化し
て物品搬送処理時間の短縮化が可能なコンベア搬送設備
の一時バッファ装置を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成される。 (1)コンベヤ搬送設備の一時バッファ装置において、
物品を水平に搬送するための少なくとも1本の搬送コン
ベヤユニットと、その搬送面より水平に物品を積載する
複数の櫛形積載手段と複数の櫛形積載手段を水平状態に
保ちながら上下左右方向へ移動させ搬送する回転型吊り
上げ手段と回転型吊り上げ手段を回転させる駆動手段と
を有し上記搬送コンベヤユニットの物品搬送方向に沿っ
て、直列に配置される複数の縦形回転バッファ手段と、
を備える。
【0012】(2)好ましくは、上記(1)において、
上記搬送コンベアユニットは、上流側の搬送コンベアユ
ニットと下流側の搬送コンベアユニットとからなり、上
記複数の縦形回転バッファ手段のそれぞれは、各々独立
にて稼動し、上流側の搬送コンベヤユニットに搬送され
る物品に干渉することなく上記櫛形積載手段が、下方か
ら上方へ移動して物品を掬うことにより、縦方向へ物品
を一時滞留し、上記櫛形積載手段にて掬われた物品を上
方から下方へ移動させて物品を、下流側の搬送コンベヤ
ユニットへ降ろす。
【0013】(3)また、好ましくは、上記(1)又は
(2)において、上記複数の縦型回転バッファ手段は、
保管すべき物品の種類毎に区別され、上記搬送コンベヤ
ユニットにて搬送される複数の種類の物品を、上記種類
毎に区別して、対応する縦型回転バッファ手段に保管す
る。
【0014】(4)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記コンベアユニット及び複数の縦形回転バッフ
ァ手段の動作を制御する動作制御手段を、さらに備え
る。
【0015】(5)また、好ましくは、上記(4)にお
いて、上記動作制御手段は、所定の物品出庫パターンに
合わせて、必要な種類の物品を順序出庫するように上記
複数の縦形回転バッファ手段の動作を制御する。
【0016】縦型回転バッファ手段は、複数の物品を上
下方向に保管し、かつ、保管した複数の物品をそのバッ
ファ手段内で循環して、出庫すべき物品を選択して出庫
できる。これにより、先行して保管した物品であって
も、後で保管された物品に先立って出庫することができ
る。
【0017】また、複数の縦型回転バッファ手段は、搬
送コンベアユニットの物品搬送方向に沿って直列に配置
されることにより、物品の種類毎に、縦型回転バッファ
装置を設定することができ、省スペース化及び物品の保
管管理が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明によるコンベヤ搬送設備の
一時バッファ装置の一実施形態について以下に詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施形態である一時バッフ
ァ装置の全体概略構成図、図2は一実施形態のシステム
構成図、図3は一実施形態における搬送コンベヤユニッ
トの櫛形積載装置の説明図、図4は、櫛形積載装置の回
転動作の説明図である。
【0019】図1において、(A)は、一時バッファ装
置1の上面、(B)及び(C)は、一時バッファ装置1
の側面、(D)は、一時バッファ装置1を、物品6の搬
送方向からみた面である。一時バッファ装置1は、縦型
バッファ装置5を複数有しており、これら複数の縦型回
転バッファ装置5は、上流コンベア7の物品6の搬送方
向と同一方向に、直列に配置されている。この図1の例
では、縦型回転バッファ装置5は、A、B、C、Dの4
つ配列されている。そして、これら縦型回転バッファ装
置5は、滞留(保管)する物品の品種毎に、A、B、
C、Dと区別されている。
【0020】縦型回転バッファ装置5は、搬送コンベヤ
ユニット2と複数の櫛形積載装置3と駆動装置4にて構
成されている。一時バッファ装置1の動作として物品を
一時バッファする場合、物品6は、上流側コンベヤ7よ
り搬送される。物品6を水平方向に搬送する上流コンベ
ヤ7にて搬送される物品6は、一時バッファ装置1の入
口手前で停止しバーコードリーダ8により物品情報を読
取られる。
【0021】読取られた物品情報により、図2に示す上
位コンピュータ9、設備コントローラ10等は、物品の
品種を検索し、対応する品種の物品を一時バッファする
縦型回転バッファ装置5を選定する。この選定情報は、
一時バッファ装置制御盤11に送信され、選定情報を受
信した一時バッファ制御盤11は、下記の動作のよう
に、縦型回転バッファ装置5を制御し、物品6の搬送を
開始する。
【0022】上流側コンベヤ7に停止する物品は、搬送
コンベヤユニット2に搬送され、一時バッファ制御盤1
1の指示する縦形バッファ装置5まで搬送されたら停止
される。そして、物品6が停止後、縦形バッファ装置5
の櫛形積載装置3が、図1の(D)の矢印で示すように
回転し、物品6を積載して装置5の上方部分で一時バッ
ファ、つまり、一時滞留する。
【0023】図2において、一時バッファ、出庫指示
は、上位コンピュータ9から設備コントローラ10へ与
えられ、その後、詳細データを一時バッファ制御盤11
へ伝え一時バッファ制御盤11から一時バッファ装置1
へ一時バッファ、出庫指示が伝えられる。
【0024】つまり、上位コンピュータ9、設備コント
ローラ10等により出庫、ピッキング指示が発生される
と、この指示は、一時バッファ制御盤11へ送信され
る。一時バッファ制御盤11は、送信された出庫、ピッ
キング指示された物品が滞留する縦形バッファ装置5の
櫛形積載装置3を回転させ、縦型回転バッファ装置5に
一時バッファされていた物品6を搬送コンベヤユニット
2へ降ろす。搬送コンベヤユニット2は、降ろされた物
品6を下流側コンベヤ13へ搬送する下流側コンベア1
3は、上流側コンベア7と平行な方向であって、水平な
方向に物品6を搬送する。
【0025】また、一時バッファ制御盤11では、上位
コンピュータ9、設備コントローラ10から送信された
一時バッファ、出庫指示をスケジューリングし、バッフ
ァ作業、出庫作業を同時に行い作業時間を低減させる。
【0026】なお、図2において、地上制御盤、機上
盤、スタッカクレーン、トラバーサ、コンベアが記載さ
れているが、一時バッファ装置1の主動作には、直接の
関連性は低いので説明は省略する。
【0027】次に、図3において、(A)に示すよう
に、櫛形積載装置3は、搬送コンベヤユニット2のロー
ラ間を上下に移動できるよう片持ちとし、(B)に示す
ように、搬送コンベヤユニット2のローラは自立型とす
る。また、複数の櫛形積載装置3は、これら複数の櫛形
積載装置3を上下移動させるための搬送ベルト14に、
互いに一定間隔を有して固定されている。
【0028】次に、図4において、(B)に示すよう
に、搬送ベルト14は、4本のベルトからなり、この4
本の搬送ベルト14が通過するガイドローラ16に駆動
装置4から駆動力が伝えられる駆動ベルト15が接続さ
れている。搬送ベルト14は、櫛形積載装置3の4点
(図の実線で示すベルト2本と、二点鎖線で示すベルト
2本とによる4点)を固定し、複数の櫛形積載装置3ど
うしが一定間隔のまま回転することにより櫛形積載装置
3を水平のまま、(A)に示す矢印の方向に回転させ
る。
【0029】なお、搬送ベルト14、駆動ベルト15、
ガイドローラ16により、回転型吊り上げ装置が構成さ
れる。
【0030】図5は、本発明の一実施形態である一時バ
ッファ装置1の動作フローチャートである。図5のステ
ップ100において、一時バッファ装置1の上流側から
搬送される物品6が、図1に示すの位置に到着する
と、バーコードリーダ8により物品情報が読み取られ、
その情報が上位コンピュータ9へ送信される。
【0031】次に、ステップ201において、上位コン
ピュータ9は、バーコードリーダ8から格納物品情報を
受信すると、ステップ202にて、その物品6を格納す
る縦型回転バッファ装置5を選定する。そして、ステッ
プ203において、その物品6の格納先の縦型回転バッ
ファ装置5及び格納指示を、設備コントローラ10に指
示する。
【0032】次に、ステップ300において、設備コン
トローラ10は、上位コンピュータ9から、その物品6
の格納先縦型回転バッファ装置5を受信すると、ステッ
プ301において、出庫作業指示があるか否かを判断す
る。そして、出庫作業指示がなければ、ステップ401
において、格納先の縦型回転バッファ装置5で入庫作業
が開始され、ステップ402で入庫作業が完了すると、
ステップ207において、上位コンピュータ9が記憶し
ている在庫データが更新される。
【0033】次に、出庫作業が指示された場合の動作に
ついて説明する。図5のステップ101において、出庫
作業指示が、上位コンピュータ9に指示されると、ステ
ップ204において、上位コンピュータ9は、上記出庫
作業指示を受信する。そして、上位コンピュータ9は、
ステップ205において、出庫作業順序、つまり、縦型
回転バッファ装置5の指定、出庫予定順、出庫パレット
への積み付け順に適合させた作業順序を設定し、ステッ
プ206にて、出庫作業指示を設備コントローラ10に
送信する。
【0034】上位コンピュータ9から出庫作業指示を受
信した設備コントローラ10は、ステップ302におい
て、出庫作業指示を該当する縦型回転バッファ装置5に
送信する。出庫作業指示を受信した縦型回転バッファ装
置5は、ステップ403にて出庫作業を開始する。そし
て、ステップ404において、縦型回転バッファ装置5
の出庫作業が完了したことが上位コンピュータ9に送信
され、これを受信した上位コンピュータ9は、ステップ
208にて、在庫データを更新する。
【0035】上述した動作フローにおいて、物品6の入
庫、出庫の情報は、ランダムに上位コンピュータ9、設
備コントローラ10等に送信される可能性がある。この
場合には、出庫を優先して行うように、上位コンピュー
タ9等は動作し、入庫については、出庫作業の空き時間
に行うように動作する。
【0036】つまり、縦型回転バッファ装置5のA〜D
の出庫作業状況を、一時バッファ装置制御盤11にて管
理し、出庫作業に空きのある(出庫作業が停止してい
る)縦型回転バッファ5に入庫作業指示を行う。
【0037】以上説明したように、本発明の一実施形態
であるコンベア搬送設備の一時バッファ装置によれば、
複数の物品を縦方向に滞留し、かつ、滞留した複数の物
品をその装置内で循環して、出庫すべき物品を選択して
出庫可能な縦型回転バッファ装置を複数個有し、これら
複数の縦型回転バッファ装置は、物品の搬送コンベアの
物品搬送方向に、直列に配置される。
【0038】したがって、物品の種類毎に、縦型回転バ
ッファ装置を設定することができ、省スペース化が可能
であるとともに、滞留させた物品の出庫処理時間を短縮
化して物品搬送処理時間の短縮化が可能なコンベア搬送
設備の一時バッファ装置を実現することができる。
【0039】なお、上述した例においては、物品を水平
方向に搬送するコンベアは、上流側コンベア7と、下流
側コンベア13との2本のコンベアとなっている。これ
は、縦型回転バッファ装置5の物品循環方向が、上記コ
ンベア7の物品搬送方向にほぼ直交する方向を含むよう
に構成されているためである。
【0040】これに対して、縦型回転バッファ装置5の
物品循環方向を、上記コンベア7の物品搬送方向にほぼ
平行する方向を含むように、つまり、図1に示した複数
の縦型回転バッファ装置5のそれぞれを、90°回転さ
せて配列するように構成することも可能である。このよ
うに構成すれば、1本のコンベアにより、上流側コンベ
ア7と下流側コンベア13とを兼用することができる。
【0041】また、立体自動倉庫から荷捌設備出庫口ま
での物品の搬送能力を上げるため、出庫またはピッキン
グ予定のある物品をあらかじめ、一時バッファ装置1の
うちの、中間に設置する縦型回転バッファ装置5へ保管
することで、実出庫、ピッキングの指示の発生から実作
業までの時間を短縮することも可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。物品の種類毎に、
縦型回転バッファ装置を設定することができ、省スペー
ス化が可能であるとともに、滞留させた物品の出庫処理
時間を短縮化して物品搬送処理時間の短縮化が可能なコ
ンベア搬送設備の一時バッファ装置を実現することがで
きる。
【0043】また、本発明の一時バッファ装置により、
出庫ピッキング前の空き時間を有効に使用できる事によ
り、自動搬送システムでの物品搬送処理時間を短縮し
て、物品搬送処理能力を向上することができる。
【0044】また、物品の種類毎に縦型回転バッファ装
置を設定すれば、物品の保管管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である一時バッファ装置の
全体概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図3】一実施形態における搬送コンベヤユニットの櫛
形積載装置の説明図である。
【図4】櫛形積載装置の回転動作の説明図である。
【図5】一実施形態である一時バッファ装置の動作フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 一時バッファ装置 2 搬送コンベヤユニット 3 櫛形積載装置 4 駆動装置 5 縦形回転バッファ装置 6 物品 7 上流側コンベヤ 8 バーコードリーダ 9 上位コンピュータ 10 設備コントローラ 11 一時バッファ制御盤 13 下流側コンベヤ 14 搬送ベルト 15 駆動ベルト 16 ガイドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 豊 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所機電事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を水平に搬送するための少なくとも1
    本の搬送コンベヤユニットと、 その搬送面より水平に物品を積載する複数の櫛形積載手
    段と、この複数の櫛形積載手段を水平状態に保ちながら
    上下左右方向へ移動させ搬送する回転型吊り上げ手段
    と、この回転型吊り上げ手段を回転させる駆動手段とを
    有し、上記搬送コンベヤユニットの物品搬送方向に沿っ
    て、直列に配置され、物品を一時的に上下方向に保管す
    る複数の縦形回転バッファ手段と、 を備えることを特徴とするコンベヤ搬送設備の一時バッ
    ファ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンベヤ搬送設備の一時バ
    ッファ装置において、上記搬送コンベアユニットは、上
    流側の搬送コンベアユニットと下流側の搬送コンベアユ
    ニットとからなり、上記複数の縦形回転バッファ手段の
    それぞれは、各々独立にて稼動し、上流側の搬送コンベ
    ヤユニットに搬送される物品に干渉することなく上記櫛
    形積載手段が、下方から上方へ移動して物品を掬うこと
    により、縦方向へ物品を一時滞留し、上記櫛形積載手段
    にて掬われた物品を上方から下方へ移動させて物品を、
    下流側の搬送コンベヤユニットへ降ろすことを特徴とす
    るコンベヤ設備における一時バッファ装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のコンベヤ設備におけ
    る一時バッファ装置において、上記複数の縦型回転バッ
    ファ手段は、保管すべき物品の種類毎に区別され、上記
    搬送コンベヤユニットにて搬送される複数の種類の物品
    を、上記種類毎に区別して、対応する縦型回転バッファ
    手段に保管することを特徴とするコンベヤ搬送設備の一
    時バッファ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のコンベヤ搬送設備の一時バ
    ッファ装置において、上記コンベアユニット及び複数の
    縦形回転バッファ手段の動作を制御する動作制御手段
    を、さらに備えることを特徴とするコンベヤ搬送設備の
    一時バッファ装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のコンベヤ搬送設備の一時バ
    ッファ装置において、上記動作制御手段は、所定の物品
    出庫パターンに合わせて、必要な種類の物品を順序出庫
    するように上記複数の縦形回転バッファ手段の動作を制
    御することを特徴とするコンベヤ搬送設備の一時バッフ
    ァ装置。
JP13003998A 1998-05-13 1998-05-13 コンベヤ搬送設備の一時バッファ装置 Pending JPH11322024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001354207A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Enutekku:Kk 容器バッファ・供給装置及び容器バッファ・供給方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001354207A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Enutekku:Kk 容器バッファ・供給装置及び容器バッファ・供給方法

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