JPH11321759A - オートバイおよびその部品 - Google Patents

オートバイおよびその部品

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JPH11321759A
JPH11321759A JP14227798A JP14227798A JPH11321759A JP H11321759 A JPH11321759 A JP H11321759A JP 14227798 A JP14227798 A JP 14227798A JP 14227798 A JP14227798 A JP 14227798A JP H11321759 A JPH11321759 A JP H11321759A
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JP
Japan
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handlebar
throttle
motorcycle
front fork
throttle wire
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JP14227798A
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Hiroshi Yoshikawa
博 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者の身長や体格に応じて、車体の状態を
運転上最適な状態に変更することのできるオートバイの
提供。 【解決手段】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオー
トバイであって、フロントフォークF上端部をクランプ
するフロントフォーククランプ体1と、そのフロントフ
ォーククランプ体1に回動可能に取り付けられ、ハンド
ルバーHをクランプするハンドルバークランプ体3とか
らなるハンドルバー装着用アタッチメントを備え、その
ハンドルバー装着用アタッチメントにより、各フロント
フォークFにハンドルバーHが装着された構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗り手の体型に合
わせて調整可能なオートバイおよびその部品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オートバイの愛好者は、年齢、性
別を問わず、幅広いものとなっており、例えば、身体の
小さな女性が大型のオートバイに乗ることも珍しくな
い。ところが、従来のオートバイは、オートバイを構成
する各種部品を変更することが困難もしくは不可能であ
り、最適な姿勢で運転することに難があった。
【0003】例えば、従来のオートバイでは、ハンドル
バーをフロントフォークに装着するハンドルバー装着用
アタッチメントは、図4に示すように、フロントフォー
クF上端部をクランプするフロントフォーククランプ体
75と、そのフロントフォーククランプ体75にボルト
固定され、ハンドルバーHをクランプするハンドルバー
クランプ体76とから構成されている。しかしながら、
このハンドルバー装着用アタッチメントにおいては、フ
ロントフォーククランプ体75に形成された、ハンドル
バークランプ体76を取り付けるためのボルト挿通孔7
7が円筒形であったため、ボルトB5を緩めても該ボル
トの位置をずらすことができず、運転者の身長や体格に
応じて、ハンドルバーHの位置を前後方向に変更するこ
とができなかった。
【0004】また、ハンドルバーに取り付けられるスロ
ットルワイヤ巻取り装置は、以下のように構成されてい
る。この装置は、図10に示すように、ハンドルバーH
が挿通されるスロットルカラー85と、スロットルカラ
ー85の一端部に設けられたスロットルワイヤ巻取り部
86と、ハンドルバーHに固定され、スロットルワイヤ
巻取り部86をハンドルバーH周りに回動自在に収容保
持するスロットルワイヤ巻取り部ホルダ88とからな
り、図10および図11に示すように、スロットルワイ
ヤ巻取り部ホルダ88の、ハンドルバーHをクランプす
るクランプ片87が、該ホルダ88の外側に大きく突出
して形成されている。しかしながら、このスロットルワ
イヤ巻取り装置は、その取付け時において、突出したク
ランプ片87が、キルスイッチ等の設けられたスイッチ
ボックス(図示せず)に干渉し、ハンドルバーHの最適
な位置へ取り付けることに難があった。
【0005】また、ヘッドライトをフロントフォークへ
装着するヘッドライト装着用アタッチメントは、図15
に示すように、フロントフォーク(図示せず)をクラン
プする円筒状クランプ部95と、その円筒状クランプ部
95に一体に形成され、ヘッドライト(図示せず)を保
持するステー部96とから構成されている。しかしなが
ら、このヘッドライト装着用アタッチメントは、円筒状
クランプ部95の内径がフロントフォークの径と同径で
あったために、その位置を上下方向に変更しようとして
も、フロントフォークに装着された各種部品に干渉する
場合があった。このため、運転者の身長や体格に応じて
変化する視線に合わせて、ヘッドライトを最適な位置に
装着することに難があった。
【0006】また、車体下部に取付けられる車高調節用
リンケージは、以下のように構成されている。この車高
調節用リンケージは、図19に符号202で示すよう
に、上端部がフレーム25に取り付けられたリヤショッ
クアブソーバ26の下端部にショックアブソーバリンケ
ージ48を介して接合される第1の節点56と、前端部
が前記フレーム25に取り付けられたスウィングアーム
28の中央部に接合される第2の節点57と、それら節
点間の距離を調節する長さ調節手段58とを備え、前記
節点間の距離を調節することによりスウィングアーム2
8の傾斜角度を調節して、車高を調節するように構成さ
れたものであり、図20および図21に示すように、上
記節点間が直線状に形成されている。しかしながら、こ
の部品は車体下部に取付けられるものであるから、節点
間が直線状であると、その節点間距離を変更する際に排
気管に干渉することがあった。このため、運転者の身長
や体格に応じて、車高を最適な高さに変更することに難
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記各問題
点に鑑みてなされたもので、運転者の身長や体格に応じ
て、車体の状態を運転上最適な状態に変更することので
きるオートバイと、そのための各種部品を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
乗り手の体型に合わせて調整可能なオートバイであっ
て、フロントフォーク上端部をクランプするフロントフ
ォーククランプ体と、そのフロントフォーククランプ体
に回動可能に取り付けられ、ハンドルバーをクランプす
るハンドルバークランプ体とからなるハンドルバー装着
用アタッチメントを備え、そのハンドルバー装着用アタ
ッチメントにより、各フロントフォークにハンドルバー
が装着されていることを特徴とするオートバイである。
【0009】請求項2記載の発明は、乗り手の体型に合
わせて調整可能なオートバイであって、ハンドルバーが
挿通され、運転者によってそのハンドルバー周りに回動
されるスロットルカラーと、そのスロットルカラーの一
端部に設けられたスロットルワイヤ巻き取り部と、前記
ハンドルバーに固定され、前記スロットルワイヤ巻き取
り部をそのハンドルバー周りに回動自在に収容保持する
スロットルワイヤ巻き取り部ホルダとからなり、そのス
ロットルワイヤ巻き取り部ホルダの、ハンドルバーをク
ランプするハンドルバークランプ片が、前記スロットル
ワイヤ巻き取り部を収容する収容空間側に突出して形成
されたスロットルワイヤ巻き取り装置を備えていること
を特徴とするオートバイである。
【0010】請求項3記載の発明は、前記スロットルワ
イヤ巻き取り装置のスロットルワイヤ巻き取り部ホルダ
の内面に、潤滑油貯留用凹部が形成され、前記スロット
ルワイヤ巻き取り装置のスロットルワイヤ巻き取り部お
よびスロットルカラーに、前記潤滑油貯留用凹部内の潤
滑油を、該スロットルカラーとハンドルバー間に供給す
る油路が形成されていることを特徴とする請求項2に記
載のオートバイである。
【0011】請求項4記載の発明は、乗り手の体型に合
わせて調整可能なオートバイであって、ヘッドライトを
保持する一対のヘッドライト保持用ステーと、それらヘ
ッドライト保持用ステーを支持するとともに、前記両フ
ロントフォークの内側表面に当接される一対のフロント
フォーク把持体と、それらフロントフォーク把持体間に
設けられ、該フロントフォーク把持体をそれぞれフロン
トフォークに押圧する伸縮可能ロッドとからなるヘッド
ライト装着用アタッチメントを備え、そのヘッドライト
装着用アタッチメントにより、両フロントフォーク間に
ヘッドライトが装着されていることを特徴とするオート
バイである。
【0012】請求項5記載の発明は、乗り手の体型に合
わせて調整可能なオートバイであって、上端部がフレー
ムに取り付けられたリヤショックユニットの下端部に接
合される第1の節点と、前端部が前記フレームに取り付
けられたスウィングアームの中央部に接合される第2の
節点と、それら節点間の距離を調節する長さ調節手段と
からなり、前記節点間の距離を調節することにより前記
スウィングアームの傾斜角度を調節して、車高を調節す
るように構成され、前記節点間が、湾曲もしくは屈曲し
てなる車高調節用リンケージを備えていることを特徴と
するオートバイである。
【0013】請求項6記載の発明は、乗り手の体型に合
わせて調整可能なオートバイに使用される部品であっ
て、この部品は、オートバイのフロントフォーク上端部
に、ハンドルバーを装着するためのハンドルバー装着用
アタッチメントであって、前記フロントフォーク上端部
をクランプするフロントフォーククランプ体と、そのフ
ロントフォーククランプ体に回動可能に取り付けられ、
前記ハンドルバーをクランプするハンドルバークランプ
体とを備えていることを特徴とするハンドルバー装着用
アタッチメントである。
【0014】請求項7記載の発明は、乗り手の体型に合
わせて調整可能なオートバイに使用される部品であっ
て、この部品は、オートバイのハンドルバーが挿通さ
れ、運転者によってそのハンドルバー周りに回動される
スロットルカラーと、そのスロットルカラーの一端部に
設けられたスロットルワイヤ巻き取り部と、前記ハンド
ルバーに固定され、前記スロットルワイヤ巻き取り部を
そのハンドルバー周りに回動自在に収容保持するスロッ
トルワイヤ巻き取り部ホルダとを備え、前記スロットル
カラーが回動されることによりスロットルワイヤを巻き
取るように構成されたスロットルワイヤ巻き取り装置で
あって、前記スロットルワイヤ巻き取り部ホルダの、ハ
ンドルバーをクランプするハンドルバークランプ片が、
前記スロットルワイヤ巻き取り部を収容する収容空間側
に突出して形成されていることを特徴とするスロットル
ワイヤ巻き取り装置である。
【0015】請求項8記載の発明は、前記スロットルワ
イヤ巻き取り部ホルダの内面に、潤滑油貯留用凹部が形
成され、前記スロットルワイヤ巻き取り部およびスロッ
トルカラーに、前記潤滑油貯留用凹部内の潤滑油を、該
スロットルカラーとハンドルバー間に供給する油路が形
成されていることを特徴とする請求項7に記載のスロッ
トルワイヤ巻き取り装置である。
【0016】請求項9記載の発明は、乗り手の体型に合
わせて調整可能なオートバイに使用される部品であっ
て、この部品は、オートバイの両フロントフォーク間
に、ヘッドライトを装着するためのヘッドライト装着用
アタッチメントであって、前記ヘッドライトを保持する
一対のヘッドライト保持用ステーと、それらヘッドライ
ト保持用ステーを支持するとともに、前記両フロントフ
ォークの内側表面に当接される一対のフロントフォーク
把持体と、それらフロントフォーク把持体間に設けら
れ、該フロントフォーク把持体をそれぞれフロントフォ
ークに押圧する伸縮可能ロッドとを備えていることを特
徴とするヘッドライト装着用アタッチメントである。
【0017】請求項10記載の発明は、乗り手の体型に
合わせて調整可能なオートバイに使用される部品であっ
て、この部品は、上端部がフレームに取り付けられたリ
ヤショックユニットの下端部に接合される第1の節点
と、前端部が前記フレームに取り付けられたスウィング
アームの中央部に接合される第2の節点と、それら節点
間の距離を調節する長さ調節手段とを備え、前記節点間
の距離を調節することにより前記スウィングアームの傾
斜角度を調節して、車高を調節するように構成された車
高調節用リンケージであって、前記節点間が、湾曲もし
くは屈曲していることを特徴とする車高調節用リンケー
ジである。これらの発明を提供することにより、上記課
題を悉く解決する。
【0018】
【発明の実施の形態】オートバイの一例を図1に示す。
本発明に係るオートバイは、図1に示す4箇所の状態を
運転者の体型に応じて変更しうるように構成されたもの
である。その4箇所とは、ハンドルバー取付部A、スロ
ットルワイヤ巻き取り部B、ヘッドライト取付部C、車
高調節部Dである。以下、これら各箇所の状態を変更可
能とするための各種部品について、順次説明する。ま
ず、ハンドルバー取付部Aの変更用部品である、請求項
6の発明の実施の形態について、図2乃至図4に基づい
て説明する。図2は、請求項6に係るハンドルバー装着
用アタッチメントを示す斜視図である。図3は、同アタ
ッチメントを示す分解斜視図である。図4は、同アタッ
チメントの作用を示す平面図である。請求項1に係るオ
ートバイは、請求項6に係るハンドルバー装着用アタッ
チメントを備えたものである。
【0019】請求項6に係るハンドルバー装着用アタッ
チメントは、図2に示すように、フロントフォークF上
端部にハンドルバーHを装着するためのもので、運転者
の好みに応じてその位置を前後方向に変更させ得るもの
である。このハンドルバー装着用アタッチメントは、一
対のフロントフォーククランプ体1,1と、一対のハン
ドルバークランプ体3,3とを備えた構造になってい
る。
【0020】以下、これら各構成要素について詳細に説
明する。一対のフロントフォーククランプ体1,1は、
図2および図3に示すように、トップブリッジT上面か
ら突出した左右のフロントフォークF,F上端部に個々
に装着されるもので、それらは互いに対称的な形状をな
している。フロントフォーククランプ体1の構造につい
て説明する。フロントフォーククランプ体1は、図3に
示すように、フロントフォークF上端部をクランプする
クランプ部10と、ハンドルバークランプ体取り付け用
ボルトB1の脚部が挿入される2個のボルト挿入孔1
1,11とを有している。クランプ部10は、フロント
フォークFの径とほぼ等しい円筒状クランプ面100
と、その円筒状クランプ面100から側方へ突き抜けて
形成されたスリット101とを有しており、スリット1
01のクリアランスを、フロントフォーククランプ用ボ
ルトB2を締めて狭めることで、フロントフォーククラ
ンプ体1をフロントフォークFに固定することができ
る。2つのボルト挿通孔11,11は共に湾曲した同じ
長さの長孔であって、同一円周上に位置しており、互い
の端部同士を結ぶ2直線の交点が、その円の中心に位置
している。
【0021】一対のハンドルバークランプ体3,3は各
々、図2および図3に示すように、対応するフロントフ
ォーククランプ体1,1の上部に装着される同形状のも
ので、共に上下一対のハンドルバークランプ部材30,
31、すなわち上側クランプ部材30および下側クラン
プ部材31とから構成されている。これら上側クランプ
部材30と下側クランプ部材31の間にはハンドルバー
Hが挟み込まれる。そして、各クランプ部材30,31
に各々形成されている2個のボルト挿通孔およびフロン
トフォーククランプ体1のボルト挿通孔11,11にハ
ンドルバークランプ用ボルトB1,B1を挿通し、それ
らボルトB1,B1を、フロントフォーククランプ体1
の下面側に設けた板ナットN1に螺合させることによ
り、フロントフォーククランプ体1上にハンドルバーH
を固定することができる。
【0022】次に、このハンドルバー装着用アタッチメ
ントの使用方法について説明する。ハンドルバー装着時
には、図3に示すように、両フロントフォークF,F
に、一対のフロントフォーククランプ体1,1の各クラ
ンプ部10を適当な回転角度で嵌め込み、フロントフォ
ーククランプ用ボルトB2を締めつけることで、各フロ
ントフォークFにフロントフォーククランプ体1を固定
する。次いで、フロントフォーククランプ体1,1の下
方に、板ナットN1,N1を設けるとともに、フロント
フォーククランプ体1,1の上方にハンドルバークラン
プ体3,3を設け、その上側クランプ部材30と下側ク
ランプ部材31間にハンドルバーHを挟み込む。このと
き、フロントフォーククランプ体1のボルト挿入孔1
1,11に対して、板ナットN1の雌ねじ部、クランプ
部材30,31のボルト挿入孔を一致させる。そして、
この一致したボルト挿入孔にハンドルバークランプ用ボ
ルトB1,B1を挿入し、ボルトB1と板ナットN1を
螺合させることで、フロントフォーククランプ体1,1
にハンドルバーHを固定する。ハンドルバーHの位置を
体格や身長に応じて前後方向に移動させたい場合、例え
ば図4に示す実線の状態から破線の状態へ移動させたい
場合には、フロントフォーククランプ用ボルトB2およ
びハンドルバークランプ用ボルトB1の締め付けを緩め
る。そして、図4に示すように、フロントフォークF周
りにフロントフォーククランプ体1,2を適当な角度
(破線の状態)まで回転させると同時に、ハンドルバー
クランプ体3および板ナットN1をフロントフォークク
ランプ体1,1上で回転させる(破線の状態)。次い
で、緩めたボルトB1,B2を元の緊締状態に戻すこと
で、ハンドルバーHを、図4に示すように、距離sだけ
前方へ移動させることができる。
【0023】スロットルワイヤ巻き取り部Bの変更用部
品である、請求項7の発明の実施の形態について、図6
乃至図9に基づいて説明する。図6は、請求項7に係る
スロットルワイヤ巻き取り装置を示す分解斜視図であ
る。図7は、同巻き取り装置のスロットルワイヤ巻き取
り部ホルダを示す断面図である。請求項2に係るオート
バイは、請求項7に係るスロットルワイヤ巻き取り装置
を備えたものである。
【0024】請求項7に係るスロットルワイヤ巻き取り
装置は、図6に示すように、オートバイのハンドルバー
Hに取り付けられ、スロットルカラー4の回動操作に応
じてスロットルワイヤ(図示せず)を巻き取るものであ
り、ハンドルバーHへの取り付けに際し、キルスイッチ
等の設けられたスイッチボックス(図示せず)に干渉せ
ず、最適な位置への取り付けが可能となるように構成さ
れたものである。このスロットルワイヤ巻き取り装置
は、図6に示すように、スロットルカラー4と、スロッ
トルワイヤ巻き取り部5と、スロットルワイヤ巻き取り
部ホルダ6とを備えた構造である。
【0025】以下、これら構成要素について詳細に説明
する。スロットルカラー4は、図6に示すように、ハン
ドルバーHが挿通され、運転者によって回動操作される
ものである。このスロットルカラー4の内面には、軸方
向に伸びる複数本の溝状油路40‥40が形成されてい
る。
【0026】スロットルワイヤ巻き取り部5は、図6お
よび図8に示すように、リング状部材の一部を欠いた板
状部材であって、スロットルカラー4の一端部周縁に設
けられている。このスロットルワイヤ巻き取り部5は、
図6に示すように、その外周部にスロットルワイヤ(図
示せず)が巻きつくワイヤ巻きつき溝50が形成され、
またその円周方向に並んで、ワイヤの端部を固定するワ
イヤ固定用孔51が複数個形成されている。さらに、こ
のスロットルワイヤ巻き取り部5のスロットルカラー4
とは反対側の面(裏面)には、図8に示すように、スロ
ットルカラー4の溝状油路40‥40に連通する複数本
の潤滑油掻き取り用溝52‥52が形成されている。
【0027】スロットルワイヤ巻き取り部ホルダ6は、
図6に示すように、ハンドルバーHに取り付けられ、ス
ロットルワイヤ巻き取り部5をハンドルバーH周りに回
動自在に収容保持するためのものである。このスロット
ルワイヤ巻き取り部ホルダ6は、図6に示すように、本
体6Aと、蓋体6Bとからなる。本体6Aは、図6およ
び図9に示すように、ハンドルバーHが挿通されるハン
ドルバー挿通孔60と、そのハンドルバー挿通孔60の
周縁部分に形成され、ハンドルバーHをクランプするハ
ンドルバークランプ片61と、スロットルワイヤ巻き取
り部5を収容する巻き取り部収容用凹部62と、スロッ
トルワイヤ巻き取り部収容用凹部62の底面に形成され
た潤滑油貯留用凹部65と、スロットルワイヤケーブル
Kの端部が接続されるワイヤケーブル接続孔63とを有
している。ハンドルバー挿通孔60は、図6に示すよう
に、その内周面から側方へ突き抜けて形成されたスリッ
ト64のクリアランスを、ハンドルバー締め付け用ボル
トB3を締めて狭めることで、その内径を小さくするこ
とができる。ハンドルバークランプ片61は、図6およ
び図7に示すように、巻き取り部収容用凹部62の中央
部に設けられたリング状の凸片で、上記したスリット6
4の一部が形成されている。これにより、ハンドルバー
締め付け用ボルトB3を締めると、ハンドルバー挿通孔
60とともに該クランプ片61の内径も小さくなり、本
体6AをハンドルバーHにクランプ固定することができ
る。ここで、ハンドルバークランプ片61は巻き取り部
収容用凹部62側に突出している(図7参照)。これに
より、スロットルワイヤ巻き取り部ホルダ6をハンドル
バーHに取り付ける際、ハンドルバークランプ片61が
キルスイッチ等の設けられたスイッチボックス(図示せ
ず)に干渉せず、運転上、最適の位置に取り付けること
ができる。潤滑油貯留用凹部65は、図6および図9に
示すように、その内部にグリス等の潤滑油を貯留するた
めの部分であって、スロットルワイヤ巻き取り部収容用
凹部62の底面において、リング状に隣合った状態で3
個形成されている。各潤滑油貯留用凹部65の両端部に
は、潤滑油流出溝66,66が連通されており、潤滑油
貯留用凹部65内の潤滑油は、スロットルカラー4の回
転操作に応じてこれら潤滑油流出溝66,66内へ押し
出される。
【0028】次に、このスロットルワイヤ巻き取り装置
の作用について、図6を参照しつつ説明する。スロット
ルカラー4を回動操作すると、それに伴ってスロットル
ワイヤ巻取り部5も回動する。このとき、潤滑油貯留用
凹部65内の潤滑油は、スロットルワイヤ巻取り部5の
スロットルカラー4とは反対側の面(裏面)に接触して
いる。このため、潤滑油貯留用凹部65内の潤滑油はそ
の接触面に引きずられ、潤滑油流出溝66内へ押し出さ
れ、さらにその末端から溢れ出す。その溢れ出した潤滑
油は、スロットルワイヤ巻き取り部5の潤滑油掻き取り
用溝52(図8参照)によって掻き取られ、その潤滑油
はスロットルカラー4の溝状油路40を通じてスロット
ルカラー4とハンドルバーHの間へ送り込まれる。この
一連の動作は、運転者がスロットルカラーを回動操作す
る度に行われるから、常にスロットルカラー4とハンド
ルバーHの間は潤滑され、磨耗による金属粉が生じるこ
とがない。従って、スロットルワイヤ巻き取り装置を分
解し、内部を清掃して潤滑油を塗布するといった面倒な
メンテナンスが、実質的に不要となる。
【0029】ヘッドライト取付部Cの変更用部品であ
る、請求項9の発明の実施の形態について、図12乃至
図14に基づいて説明する。図12は、請求項9に係る
ヘッドライト装着用アタッチメントの使用状態を示す斜
視図である。図13は、同アタッチメントを示す分解斜
視図である。図14は、同アタッチメントの使用状態を
示す横断面図である。請求項4に係るオートバイは、請
求項9に係るヘッドライト装着用アタッチメントを備え
たものである。
【0030】請求項9に係るヘッドライト装着用アタッ
チメントは、図12に示すように、オートバイの両フロ
ントフォークF,F間に、ヘッドライトLを装着するた
めのものである。このヘッドライト装着用アタッチメン
トは、一対のヘッドライト保持用ステー7,7と、一対
のフロントフォーク把持体8,8と、伸縮可能ロッド1
5とを備えた構造である。
【0031】以下、これら構成要素について詳細に説明
する。一対のヘッドライト保持用ステー7,7は各々、
図12に示すように、ヘッドライトLの左側および右側
を保持するもので、互いに同一形状である。これらヘッ
ドライト保持用ステー7,7は、図13に示すように、
三角形状の平板部材であって、各頂点部分にボルト挿入
孔70が形成されている。
【0032】一対のフロントフォーク把持体8,8は各
々、図12に示すように、ヘッドライト保持用ステー
7,7を支持するとともに、フロントフォークF,Fの
内側表面に当接されるものである。これらフロントフォ
ーク把持体8,8は、図13に示すように、互いに対称
的な形状をなしており、各々、V字溝状のフロントフォ
ーク把持面80と、そのフロントフォーク把持面80の
反対側に形成された伸縮可能ロッド保持用凹部81と、
ヘッドライト保持用ステー7を支持するステー支持部8
2とを有している。
【0033】伸縮可能ロッド15は、図12に示すよう
に、フロントフォーク把持体8,8をフロントフォーク
F,Fに押しつけるためのものである。この伸縮可能ロ
ッド15は、図13に示すように、両端部に雄ねじが切
られたテンションロッド16と、このテンションロッド
16の雄ねじに螺合するナット17が設けられた2個の
筒状キャップ18,18と、テンションロッド16の雄
ねじとナット17の緩みを防止するロックナット19,
19とを有している。この伸縮可能ロッド15は、筒状
キャップ18に設けられたナット17を回転させること
で、その長さを調節することができる。
【0034】次に、このヘッドライト装着用アタッチメ
ントの使用方法について説明する。ヘッドライト装着時
には、フロントフォークF,Fの内側表面にフロントフ
ォーク把持体8,8を当てがいつつ、一方のフロントフ
ォーク把持体8の伸縮可能ロッド保持用凹部81(図1
3参照)に、伸縮可能ロッド15の一方の筒状キャップ
18を差し込む。次いで、その筒状キャップ18に設け
られたナット17を回転させて伸縮可能ロッド15を伸
ばし、他方のフロントフォーク把持体8の伸縮可能ロッ
ド保持用凹部81内に他方の筒状キャップ18を差し込
み(図14参照)、さらに伸縮可能ロッド15を伸ばし
てフロントフォーク把持体8,8をフロントフォーク
F,Fに押しつける。そして、ロックナット19を締め
て、伸縮可能ロッド15の長さを固定する。次いで、フ
ロントフォーク把持体8,8にヘッドライト保持用ステ
ー7,7をボルト固定し、最後にヘッドライト保持用ス
テー7,7間にヘッドライトLをボルト固定する。これ
により、様々な径のフロントフォークF,F間に、ヘッ
ドライトLを容易かつ確実に装着することができる。ま
た、ヘッドライトの位置を変更する際には、伸縮可能ロ
ッド15を縮めると同時にフロントフォーク把持体8,
8の位置を変更し、再度伸縮可能ロッド15を伸ばし
て、その位置を固定すればよい。これにより、フロント
フォークに他の装着物があり、その装着物を越えてヘッ
ドライトの位置を変更したい場合でも、容易にその位置
変更を行うことができる。
【0035】車高調節部Dの変更用部品である、請求項
10の発明の実施の形態について、図16乃至図18に
基づいて説明する。図16は、請求項10に係る車高調
節用リンケージの使用状態を示す側面図である。図17
は、同リンケージの使用状態を示す平面図である。図1
8は、同リンケージを示す分解斜視図である。請求項5
に係るオートバイは、請求項10に係る車高調節用リン
ケージを備えたものである。
【0036】請求項10に係る車高調節用リンケージ
は、図16に符号36で示すように、上端部がフレーム
25に取り付けられたリヤショックアブソーバ26の下
端部にショックアブソーバリンケージ48を介して接合
される第1の節点45と、前端部が前記フレーム25に
取り付けられたスウィングアーム28の中央部に接合さ
れる第2の節点47と、それら節点間の距離を調節する
長さ調節手段35とを備え、前記節点間の距離を調節す
ることにより前記スウィングアーム28の傾斜角度を調
節して、車高を調節するように構成されたものであり、
この例では、互いに対称形をなす一対の車高調節用リン
ケージ36,36(図17参照)が、リヤショックアブ
ソーバ26を挟んで左右対称に設けられる。これら車高
調節用リンケージ36,36は各々、図18に示すよう
に、第1の節点45を有するコネクティングロッド38
と、第2の節点47を有するロッドエンド39と、これ
らコネクティングロッド38とロッドエンド39を連結
するとともに、それらの間隔を調節する間隔調節用ボル
トB4および緩み防止用ナットN2とから構成されてい
る。
【0037】以下、これら構成要素について詳細に説明
する。コネクティングロッド38は、図18に示すよう
に、く字形に屈曲された棒状部材であって、その一端部
に、第1の節点45となる第1のボルト挿通孔(以降、
第1のボルト挿通孔45と称する)が形成され、他端部
から中央部にかけて、それらの間を貫通し間隔調節用ボ
ルトB4が挿通される第3のボルト挿通孔46が形成さ
れている。なお、第1のボルト挿通孔45の伸延方向
と、第3のボルト挿通孔46の伸延方向とは、互いに直
交している。また、第3のボルト挿通孔46内には、間
隔調節用ボルトB4の頭部が係止されるボルト係止部
(図示せず)が形成されている。
【0038】ロッドエンド39は、図18に示すよう
に、直線状の棒状部材であって、その一端部に、第2の
節点47となる第2のボルト挿通孔(以降、第2のボル
ト挿通孔47と称する)が形成され、他端部に、間隔調
節用ボルトB4の脚部と螺合するナット201が設けら
れている。間隔調節用ボルトB4は、図18に示すよう
に、コネクティングロッド38の第3のボルト挿通孔4
6に挿通され、2個の緩み防止用ナットN2,N2を介
してロッドエンド39のナット201と螺合されるもの
である。一方の緩み防止用ナットN2は、コネクティン
グロッド38の端面に対して締めつけられ、他方の緩み
防止用ナットN2は、ロッドエンド39の端面に対して
締めつけられる。これらの構成要素からなる車高調節用
リンケージ36,36は各々、図17に示すように、同
一平面内で逆向きに2回屈曲した形状をなしており、そ
の屈曲状態を維持したまま伸縮することができる。
【0039】次に、この車高調節用リンケージの使用方
法について説明する。車体へは、車高調節用リンケージ
36,36を、リヤショックアブソーバ26を挟むよう
に左右対称に取りつける。まず、図16および図17に
示すように、リヤショックアブソーバ26(図17には
図示せず)の下端部に回動自在に接合されたショックア
ブソーバリンケージ48の中央部へ、コネクティングロ
ッド38の第1のボルト挿通孔45を回動自在にボルト
接合する。次いで、スウィングアーム28の中央部に、
ロッドエンド39の第2のボルト挿通孔47を回動自在
にボルト接合する。そして、間隔調節用ボルトB4を回
転させて車高調節用リンケージ36,36の長さを調節
し、スウィングアーム28の傾斜角度を変更して車高を
好みの高さにする。最後に、緩み防止用ナットN2,N
2を回転させて、車高調節用リンケージ36,36の長
さを固定すればよい。請求項10に係る車高調節用リン
ケージによれば、コネクティングロッド38が屈曲して
形成されているので、コネクティングロッド38は、そ
の取付け時において、図17に示すように、第3のボル
ト挿通孔46側から第1のボルト挿通孔45側にかけて
車体内側へ伸びることになり、車体下部に設けられた排
気管(図示せず)に干渉することなく取り付けることが
できる。また、装着後において車高調節用リンケージの
長さを変更する際にも、同様の理由によりコネクティン
グロッド38が排気管に干渉せず、車高を運転者の身長
や体格に応じて最適の状態に変更することができる。ま
た、図17に示すように、第1のボルト挿通孔45同士
の間隔を小さくすることができるから、ショックアブソ
ーバリンケージ48とコネクティングロッド38をボル
ト接合する際、従来必要であったスペーサ55(図20
参照)が不要となる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載のオートバイは、乗り手の
体型に合わせて調整可能なオートバイであって、フロン
トフォーク上端部をクランプするフロントフォーククラ
ンプ体と、そのフロントフォーククランプ体に回動可能
に取り付けられ、前記ハンドルバーをクランプするハン
ドルバークランプ体とからなるハンドルバー装着用アタ
ッチメント(請求項6記載の発明)を備えた構成である
から、運転者の身長や体格に応じてハンドルバーの位置
を前後方向に容易に変更することができる。請求項2記
載のオートバイは、乗り手の体型に合わせて調整可能な
オートバイであって、ハンドルバーが挿通され、運転者
によってそのハンドルバー周りに回動されるスロットル
カラーと、そのスロットルカラーの一端部に設けられた
スロットルワイヤ巻き取り部と、前記ハンドルバーに固
定され、前記スロットルワイヤ巻き取り部をそのハンド
ルバー周りに回動自在に収容保持するスロットルワイヤ
巻き取り部ホルダとからなり、そのスロットルワイヤ巻
き取り部ホルダの、ハンドルバーをクランプするハンド
ルバークランプ片が、前記スロットルワイヤ巻き取り部
を収容する収容空間側に突出して形成されたスロットル
ワイヤ巻き取り装置(請求項7記載の発明)を備えた構
成であるから、該スロットルワイヤ巻き取り装置の取り
付け時において、ハンドルバークランプ片がスイッチボ
ックス等に干渉せず、運転上、最適な位置へ取り付ける
ことができる。従って、この装置を備えたオートバイ
は、優れたスロットル操作性を有することができる。請
求項3記載のオートバイは、請求項2記載のオートバイ
において、スロットルワイヤ巻き取り部ホルダの内面
に、潤滑油貯留用凹部が形成され、スロットルワイヤ巻
き取り部およびスロットルカラーに、前記潤滑油貯留用
凹部内の潤滑油を、該スロットルカラーとハンドルバー
間に供給する油路が形成された構成であるから、スロッ
トルワイヤ巻き取り部とスロットルワイヤ巻き取り部ホ
ルダ間、およびハンドルバーとスロットルカラー間に自
動的に潤滑油を供給することができ、もってそれらの摩
耗を防止することができる。従って、この装置を備えた
オートバイは、該装置内の清掃や給油が実質的に不要で
あり、しかも装置内が常に潤滑されているから、スロッ
ル操作性に優れている。請求項4記載のオートバイは、
乗り手の体型に合わせて調整可能なオートバイであっ
て、ヘッドライトを保持する一対のヘッドライト保持用
ステーと、それらヘッドライト保持用ステーを支持する
とともに、上記両フロントフォークの内側表面に当接さ
れる一対のフロントフォーク把持体と、それらフロント
フォーク把持体間に設けられ、該フロントフォーク把持
体をそれぞれフロントフォークに押圧する伸縮可能ロッ
ドとからなるヘッドライト装着用アタッチメント(請求
項9記載の発明)を備えた構成であるから、フロントフ
ォークに他の装着物があっても、その装着物を越えてヘ
ッドライトの位置を変更することが容易となる。従っ
て、運転者の身長や体格によって変わる視線に応じて、
最適の位置へ容易にヘッドライトを装着することができ
る。また、ヘッドライトを、種々の径のフロントフォー
ク間に容易に装着することができる。請求項5記載のオ
ートバイは、乗り手の体型に合わせて調整可能なオート
バイであって、上端部がフレームに取り付けられたリヤ
ショックユニットの下端部に接合される第1の節点と、
前端部が前記フレームに取り付けられたスウィングアー
ムの中央部に接合される第2の節点と、それら節点間の
距離を調節する長さ調節手段とからなり、前記節点間の
距離を調節することにより前記スウィングアームの傾斜
角度を調節して、車高を調節するように構成され、前記
節点間が、湾曲もしくは屈曲してなる車高調節用リンケ
ージ(請求項10記載の発明)を備えた構成であるか
ら、該リンケージを排気管に干渉させることなく長さ調
節することができ、運転者の身長や体格に応じて最適な
車高に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オートバイの全体を示す外観図である。
【図2】請求項6に係るハンドルバー装着用アタッチメ
ントを示す斜視図である。
【図3】請求項6に係るハンドルバー装着用アタッチメ
ントを示す分解斜視図である。
【図4】請求項6に係るハンドルバー装着用アタッチメ
ントの作用を示す平面図である。
【図5】従来のハンドルバー装着用アタッチメントを示
す分解斜視図である。
【図6】請求項7に係るスロットルワイヤ巻き取り装置
を示す分解斜視図である。
【図7】請求項7に係るスロットルワイヤ巻き取り装置
のスロットルワイヤ巻き取りホルダを示す断面図であ
る。
【図8】請求項7に係るスロットルワイヤ巻き取り装置
のスロットルワイヤ巻き取り部を示す裏面図である。
【図9】請求項7に係るスロットルワイヤ巻き取り装置
のスロットルワイヤ巻き取り部ホルダを示す正面図であ
る。
【図10】従来のスロットルワイヤ巻き取り装置を示す
斜視図である。
【図11】従来のスロットルワイヤ巻き取り装置のスロ
ットルワイヤ巻き取り部ホルダを示す断面図である。
【図12】請求項9に係るヘッドライト装着用アタッチ
メントを示す斜視図である。
【図13】請求項9に係るヘッドライト装着用アタッチ
メントを示す分解斜視図である。
【図14】請求項9に係るヘッドライト装着用アタッチ
メントの一部を示す横断面図である。
【図15】従来のヘッドライト装着用アタッチメントを
示す斜視図である。
【図16】請求項10に係る車高調節用リンケージを示
す側面図である。
【図17】請求項10に係る車高調節用リンケージを示
す平面図である。
【図18】請求項10に係る車高調節用リンケージを示
す分解斜視図である。
【図19】従来の車高調節用リンケージを示す側面図で
ある。
【図20】従来の車高調節用リンケージを示す平面図で
ある。
【図21】従来の車高調節用リンケージを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1・・・・・フロントフォーククランプ体 15・・・・・伸縮可能ロッド 25・・・・・フレーム 26・・・・・リヤショックアブソーバ 28・・・・・スウィングアーム 3・・・・・ハンドルバークランプ体 35・・・・・長さ調節手段 4・・・・・スロットルカラー 40・・・・・溝状油路 45・・・・・第1の節点 47・・・・・第2の節点 5・・・・・スロットルワイヤー巻取り部 52・・・・・潤滑油掻き取り用溝 6・・・・・スロットルワイヤー巻取り部ホルダ 61・・・・・ハンドルバークランプ片 65・・・・・潤滑油貯留用凹部 7・・・・・ヘッドライト保持用ステー 8・・・・・フロントフォーク把持体 F・・・・・フロントフォーク H・・・・・ハンドルバー L・・・・・ヘッドライト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオー
    トバイであって、 フロントフォーク上端部をクランプするフロントフォー
    ククランプ体と、 そのフロントフォーククランプ体に回動可能に取り付け
    られ、ハンドルバーをクランプするハンドルバークラン
    プ体とからなるハンドルバー装着用アタッチメントを備
    え、 そのハンドルバー装着用アタッチメントにより、各フロ
    ントフォークにハンドルバーが装着されていることを特
    徴とするオートバイ。
  2. 【請求項2】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオー
    トバイであって、 ハンドルバーが挿通され、運転者によってそのハンドル
    バー周りに回動されるスロットルカラーと、そのスロッ
    トルカラーの一端部に設けられたスロットルワイヤ巻き
    取り部と、前記ハンドルバーに固定され、前記スロット
    ルワイヤ巻き取り部をそのハンドルバー周りに回動自在
    に収容保持するスロットルワイヤ巻き取り部ホルダとか
    らなり、そのスロットルワイヤ巻き取り部ホルダの、ハ
    ンドルバーをクランプするハンドルバークランプ片が、
    前記スロットルワイヤ巻き取り部を収容する収容空間側
    に突出して形成されたスロットルワイヤ巻き取り装置を
    備えていることを特徴とするオートバイ。
  3. 【請求項3】 前記スロットルワイヤ巻き取り装置のス
    ロットルワイヤ巻き取り部ホルダの内面に、潤滑油貯留
    用凹部が形成され、 前記スロットルワイヤ巻き取り装置のスロットルワイヤ
    巻き取り部およびスロットルカラーに、前記潤滑油貯留
    用凹部内の潤滑油を、該スロットルカラーとハンドルバ
    ー間に供給する油路が形成されていることを特徴とする
    請求項2に記載のオートバイ。
  4. 【請求項4】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオー
    トバイであって、 ヘッドライトを保持する一対のヘッドライト保持用ステ
    ーと、 それらヘッドライト保持用ステーを支持するとともに、
    前記両フロントフォークの内側表面に当接される一対の
    フロントフォーク把持体と、 それらフロントフォーク把持体間に設けられ、該フロン
    トフォーク把持体をそれぞれフロントフォークに押圧す
    る伸縮可能ロッドとからなるヘッドライト装着用アタッ
    チメントを備え、 そのヘッドライト装着用アタッチメントにより、両フロ
    ントフォーク間にヘッドライトが装着されていることを
    特徴とするオートバイ。
  5. 【請求項5】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオー
    トバイであって、 上端部がフレームに取り付けられたリヤショックユニッ
    トの下端部に接合される第1の節点と、前端部が前記フ
    レームに取り付けられたスウィングアームの中央部に接
    合される第2の節点と、それら節点間の距離を調節する
    長さ調節手段とからなり、前記節点間の距離を調節する
    ことにより前記スウィングアームの傾斜角度を調節し
    て、車高を調節するように構成され、前記節点間が、湾
    曲もしくは屈曲してなる車高調節用リンケージを備えて
    いることを特徴とするオートバイ。
  6. 【請求項6】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオー
    トバイに使用される部品であって、この部品は、オート
    バイのフロントフォーク上端部に、ハンドルバーを装着
    するためのハンドルバー装着用アタッチメントであっ
    て、 前記フロントフォーク上端部をクランプするフロントフ
    ォーククランプ体と、 そのフロントフォーククランプ体に回動可能に取り付け
    られ、前記ハンドルバーをクランプするハンドルバーク
    ランプ体とを備えていることを特徴とするハンドルバー
    装着用アタッチメント。
  7. 【請求項7】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオー
    トバイに使用される部品であって、この部品は、オート
    バイのハンドルバーが挿通され、運転者によってそのハ
    ンドルバー周りに回動されるスロットルカラーと、その
    スロットルカラーの一端部に設けられたスロットルワイ
    ヤ巻き取り部と、前記ハンドルバーに固定され、前記ス
    ロットルワイヤ巻き取り部をそのハンドルバー周りに回
    動自在に収容保持するスロットルワイヤ巻き取り部ホル
    ダとを備え、前記スロットルカラーが回動されることに
    よりスロットルワイヤを巻き取るように構成されたスロ
    ットルワイヤ巻き取り装置であって、 前記スロットルワイヤ巻き取り部ホルダの、ハンドルバ
    ーをクランプするハンドルバークランプ片が、前記スロ
    ットルワイヤ巻き取り部を収容する収容空間側に突出し
    て形成されていることを特徴とするスロットルワイヤ巻
    き取り装置。
  8. 【請求項8】 前記スロットルワイヤ巻き取り部ホルダ
    の内面に、潤滑油貯留用凹部が形成され、 前記スロットルワイヤ巻き取り部およびスロットルカラ
    ーに、前記潤滑油貯留用凹部内の潤滑油を、該スロット
    ルカラーとハンドルバー間に供給する油路が形成されて
    いることを特徴とする請求項7に記載のスロットルワイ
    ヤ巻き取り装置。
  9. 【請求項9】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオー
    トバイに使用される部品であって、この部品は、オート
    バイの両フロントフォーク間に、ヘッドライトを装着す
    るためのヘッドライト装着用アタッチメントであって、 前記ヘッドライトを保持する一対のヘッドライト保持用
    ステーと、 それらヘッドライト保持用ステーを支持するとともに、
    前記両フロントフォークの内側表面に当接される一対の
    フロントフォーク把持体と、 それらフロントフォーク把持体間に設けられ、該フロン
    トフォーク把持体をそれぞれフロントフォークに押圧す
    る伸縮可能ロッドとを備えていることを特徴とするヘッ
    ドライト装着用アタッチメント。
  10. 【請求項10】 乗り手の体型に合わせて調整可能なオ
    ートバイに使用される部品であって、この部品は、上端
    部がフレームに取り付けられたリヤショックユニットの
    下端部に接合される第1の節点と、前端部が前記フレー
    ムに取り付けられたスウィングアームの中央部に接合さ
    れる第2の節点と、それら節点間の距離を調節する長さ
    調節手段とを備え、前記節点間の距離を調節することに
    より前記スウィングアームの傾斜角度を調節して、車高
    を調節するように構成された車高調節用リンケージであ
    って、 前記節点間が、湾曲もしくは屈曲していることを特徴と
    する車高調節用リンケージ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6695090B2 (en) * 2001-02-15 2004-02-24 Motorcycle Riders Holdings Corp. Back-lit handlebar control assembly
JP2016034797A (ja) * 2014-08-02 2016-03-17 株式会社マルイ ハンドル構造
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