JPH11321633A - 列車輸送システム - Google Patents
列車輸送システムInfo
- Publication number
- JPH11321633A JPH11321633A JP12553298A JP12553298A JPH11321633A JP H11321633 A JPH11321633 A JP H11321633A JP 12553298 A JP12553298 A JP 12553298A JP 12553298 A JP12553298 A JP 12553298A JP H11321633 A JPH11321633 A JP H11321633A
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- JP
- Japan
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- car body
- vehicle body
- air
- train
- guide groove
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- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型化や高速化を低いインフラコストで実現
することができる列車輸送システムを提供する。 【解決手段】 列車を構成する車体１１の下部に空気室
１４を設け、ファン１２からのエア１を噴出してカーテ
ンジェットを形成するノズル１３を車体１１の下部の両
側に当該空気室１４を間に介在させるようにして設ける
と共に、車体１１に推進力を与える推進装置１６を設け
る一方、車体１１の両側にガイドローラを設け、凹型を
なすガイド溝１０内に車体１１を配備し、ファン１２を
作動してノズル１３からエア１を噴出してカーテンジェ
ットを形成し、空気室１４内のエア圧力を増大させて、
車体１１をガイド溝１０の底面１０ａに対して浮揚させ
た後、推進装置１６を作動させて車体に推進力を与える
ことにより、ガイドローラ１５を介して車体１１をガイ
ド溝１０の側壁１０ｂに沿って滑らかに走行移動させる
ようにした。
することができる列車輸送システムを提供する。 【解決手段】 列車を構成する車体１１の下部に空気室
１４を設け、ファン１２からのエア１を噴出してカーテ
ンジェットを形成するノズル１３を車体１１の下部の両
側に当該空気室１４を間に介在させるようにして設ける
と共に、車体１１に推進力を与える推進装置１６を設け
る一方、車体１１の両側にガイドローラを設け、凹型を
なすガイド溝１０内に車体１１を配備し、ファン１２を
作動してノズル１３からエア１を噴出してカーテンジェ
ットを形成し、空気室１４内のエア圧力を増大させて、
車体１１をガイド溝１０の底面１０ａに対して浮揚させ
た後、推進装置１６を作動させて車体に推進力を与える
ことにより、ガイドローラ１５を介して車体１１をガイ
ド溝１０の側壁１０ｂに沿って滑らかに走行移動させる
ようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車輸送システム
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在の列車輸送システムは、敷設された
レール上で車輪を回転駆動させることにより列車を移動
させている。
レール上で車輪を回転駆動させることにより列車を移動
させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
列車輸送システムでは、レール上で車輪を回転駆動させ
て列車を移動させるため、列車の大型化や高速化に限界
があった。このため、電磁力を利用して車体を浮揚させ
るようにしたリニアモータカーが検討されているもの
の、リニアモータカーは、大電力が必要なため、インフ
ラ設備にかかる費用が膨大なものとなっている。
列車輸送システムでは、レール上で車輪を回転駆動させ
て列車を移動させるため、列車の大型化や高速化に限界
があった。このため、電磁力を利用して車体を浮揚させ
るようにしたリニアモータカーが検討されているもの
の、リニアモータカーは、大電力が必要なため、インフ
ラ設備にかかる費用が膨大なものとなっている。
【０００４】このようなことから、本発明は、大型化や
高速化を低いインフラコストで実現することができる列
車輸送システムを提供することを目的とした。
高速化を低いインフラコストで実現することができる列
車輸送システムを提供することを目的とした。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による列車輸送システムは、列車を構成
する車体の下部に空気室を設け、エアを噴出してカーテ
ンジェットを形成するエア噴出手段を当該車体の下部の
両側に当該空気室を間に介在させるようにして設けると
共に、当該車体に推進力を与える推進力付与手段を設け
る一方、凹型をなすガイド溝内に当該車体を配備するこ
とを特徴とする。
ための、本発明による列車輸送システムは、列車を構成
する車体の下部に空気室を設け、エアを噴出してカーテ
ンジェットを形成するエア噴出手段を当該車体の下部の
両側に当該空気室を間に介在させるようにして設けると
共に、当該車体に推進力を与える推進力付与手段を設け
る一方、凹型をなすガイド溝内に当該車体を配備するこ
とを特徴とする。
【０００６】上述した列車輸送システムにおいて、前記
車体の両側にガイドローラを設けたことを特徴とする。
車体の両側にガイドローラを設けたことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明による列車輸送システムの
実施の形態を図１〜３を用いて説明する。なお、図１
は、その概略構成図、図２は、図１の矢線II部分の構造
説明図、図３は、図１の矢線 III部分の内部構造説明図
である。
実施の形態を図１〜３を用いて説明する。なお、図１
は、その概略構成図、図２は、図１の矢線II部分の構造
説明図、図３は、図１の矢線 III部分の内部構造説明図
である。
【０００８】図１〜３において、１０はガイド溝、１１
は車体、１２はファン、１３はノズル、１４は空気室、
１５はガイドローラ、１６は推進力付与手段である推進
装置である。
は車体、１２はファン、１３はノズル、１４は空気室、
１５はガイドローラ、１６は推進力付与手段である推進
装置である。
【０００９】ガイド溝１０は、その断面形状が凹型をな
し、目的地間を連絡している。
し、目的地間を連絡している。
【００１０】車体１１は、上記ガイド溝１０内に複数配
設されて列車状に連結され、内部に旅客者や貨物などを
載せることができるようになっている。
設されて列車状に連結され、内部に旅客者や貨物などを
載せることができるようになっている。
【００１１】ファン１２は、車体１１にそれぞれ設けら
れ、エア１を取り込んで送り出すことができるようにな
っている。
れ、エア１を取り込んで送り出すことができるようにな
っている。
【００１２】ノズル１３は、車体１１の下部の両側に対
をなすようにしてそれぞれ設けられ、ファン１２からの
エア１によりカーテンジェットを形成するようになって
いる。
をなすようにしてそれぞれ設けられ、ファン１２からの
エア１によりカーテンジェットを形成するようになって
いる。
【００１３】空気室１４は、対をなす前記ノズル１３間
に位置するように車体１１の下部に形成され、上記ノズ
ル１３からのカーテンジェットにより内部のエア圧力が
増大するようになっている。
に位置するように車体１１の下部に形成され、上記ノズ
ル１３からのカーテンジェットにより内部のエア圧力が
増大するようになっている。
【００１４】ガイドローラ１５は、車体１１の両側にそ
れぞれ設けられ、ガイド溝１０の側壁１０ｂに沿って車
体１１の進行方向を案内するようになっている。
れぞれ設けられ、ガイド溝１０の側壁１０ｂに沿って車
体１１の進行方向を案内するようになっている。
【００１５】推進装置１６は、最後列の車体１１の後部
に設けられ、車体１１に前後方向の推進力を与えること
ができるようになっている。
に設けられ、車体１１に前後方向の推進力を与えること
ができるようになっている。
【００１６】なお、本実施の形態では、ファン１２、ノ
ズル１３などによりエア噴出手段を構成している。
ズル１３などによりエア噴出手段を構成している。
【００１７】このような列車輸送システムでは、ファン
１２を作動してノズル１３からエア１を噴出すると、当
該エア１がカーテンジェットを形成し、空気室１４内の
エア圧力が増大し、車体１１がガイド溝１０の底面１０
ａに対して浮揚するので、前記推進装置１６を作動させ
て車体１１に前後方向の推進力を加えることにより、ガ
イドローラ１５を介して車体１１をガイド溝１０の側壁
１０ｂに沿って滑らかに走行移動させることができる。
１２を作動してノズル１３からエア１を噴出すると、当
該エア１がカーテンジェットを形成し、空気室１４内の
エア圧力が増大し、車体１１がガイド溝１０の底面１０
ａに対して浮揚するので、前記推進装置１６を作動させ
て車体１１に前後方向の推進力を加えることにより、ガ
イドローラ１５を介して車体１１をガイド溝１０の側壁
１０ｂに沿って滑らかに走行移動させることができる。
【００１８】したがって、車体１１の走行移動時の抵抗
がほとんど空気抵抗だけとなると共に、インフラ設備が
ガイド溝１０だけでほとんど済んでしまうので、車体１
１の大型化や高速度化を容易に図ることを低いインフラ
コストで実現することができる。
がほとんど空気抵抗だけとなると共に、インフラ設備が
ガイド溝１０だけでほとんど済んでしまうので、車体１
１の大型化や高速度化を容易に図ることを低いインフラ
コストで実現することができる。
【００１９】また、ガイドローラ１５を介して車体１１
をガイド溝１０の側壁１０ｂに沿わるように走行移動さ
せるので、浮揚した車体１１でも操縦を容易に行うこと
ができる。
をガイド溝１０の側壁１０ｂに沿わるように走行移動さ
せるので、浮揚した車体１１でも操縦を容易に行うこと
ができる。
【００２０】また、ノズル１３からエア１を噴出してカ
ーテンジェットを形成することにより車体１１を浮揚さ
せるようにしたので、ホーバクラフト等ようなカーテン
ウォールタイプの場合よりも少ない噴出空気量で車体１
１を浮揚させることができる。
ーテンジェットを形成することにより車体１１を浮揚さ
せるようにしたので、ホーバクラフト等ようなカーテン
ウォールタイプの場合よりも少ない噴出空気量で車体１
１を浮揚させることができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明による列車輸送システムは、列車
を構成する車体の下部に空気室を設け、エアを噴出して
カーテンジェットを形成するエア噴出手段を当該車体の
下部の両側に当該空気室を間に介在させるようにして設
けると共に、当該車体に推進力を与える推進力付与手段
を設ける一方、凹型をなすガイド溝内に当該車体を配備
することから、エア噴出手段でエアを噴出してカーテン
ジェットを形成すると、空気室内のエア圧力が増大し、
車体がガイド溝の底面に対して浮揚するようになるの
で、推進力付与手段で車体に推進力を付与することによ
り、車体をガイド溝に沿って走行移動させることができ
る。このため、車体の走行移動時の抵抗がほとんど空気
抵抗だけとなると共に、インフラ設備がガイド溝だけで
ほとんど済んでしまうので、車体の大型化や高速度化を
容易に図ることを低いインフラコストで実現することが
できる。
を構成する車体の下部に空気室を設け、エアを噴出して
カーテンジェットを形成するエア噴出手段を当該車体の
下部の両側に当該空気室を間に介在させるようにして設
けると共に、当該車体に推進力を与える推進力付与手段
を設ける一方、凹型をなすガイド溝内に当該車体を配備
することから、エア噴出手段でエアを噴出してカーテン
ジェットを形成すると、空気室内のエア圧力が増大し、
車体がガイド溝の底面に対して浮揚するようになるの
で、推進力付与手段で車体に推進力を付与することによ
り、車体をガイド溝に沿って走行移動させることができ
る。このため、車体の走行移動時の抵抗がほとんど空気
抵抗だけとなると共に、インフラ設備がガイド溝だけで
ほとんど済んでしまうので、車体の大型化や高速度化を
容易に図ることを低いインフラコストで実現することが
できる。
【００２２】また、前記車体の両側にガイドローラを設
けたので、ガイドローラを介して車体をガイド溝の側壁
に沿わるように滑らかに走行移動させることができ、浮
揚した車体でも操縦を容易に行うことができる。
けたので、ガイドローラを介して車体をガイド溝の側壁
に沿わるように滑らかに走行移動させることができ、浮
揚した車体でも操縦を容易に行うことができる。
【図１】本発明による列車輸送システムの実施の形態の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図２】図１の矢線II部分の構造説明図である。
【図３】図１の矢線II部分の内部構造説明図である。
１ エア １０ ガイド溝 １０ａ 底面 １０ｂ 側壁 １１ 車体 １２ ファン １３ ノズル １４ 空気室 １５ ガイドローラ １６ 推進装置
Claims (2)
- 【請求項１】 列車を構成する車体の下部に空気室を設
け、エアを噴出してカーテンジェットを形成するエア噴
出手段を当該車体の下部の両側に当該空気室を間に介在
させるようにして設けると共に、当該車体に推進力を与
える推進力付与手段を設ける一方、凹型をなすガイド溝
内に当該車体を配備することを特徴とする列車輸送シス
テム。 - 【請求項２】 前記車体の両側にガイドローラを設けた
ことを特徴とする請求項１に記載の列車輸送システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12553298A JPH11321633A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 列車輸送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12553298A JPH11321633A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 列車輸送システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11321633A true JPH11321633A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=14912526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12553298A Withdrawn JPH11321633A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 列車輸送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11321633A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009135389A1 (zh) * | 2008-05-05 | 2009-11-12 | Dietmar W E Mager | 气流列车及其运行方法 |
| CN101935965A (zh) * | 2010-09-10 | 2011-01-05 | 厦门大学 | 气悬浮t型轨道滑块 |
| CN102275589A (zh) * | 2011-05-18 | 2011-12-14 | 谢向勇 | 空气悬浮轨道运行设备 |
| CN103085805A (zh) * | 2013-01-29 | 2013-05-08 | 北京航空航天大学 | 一种利用地面效应气动悬浮和电磁推进的新型超高速列车 |
| GB2570896A (en) * | 2018-02-08 | 2019-08-14 | Al Aloosi Akram | Tram transportation system |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP12553298A patent/JPH11321633A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009135389A1 (zh) * | 2008-05-05 | 2009-11-12 | Dietmar W E Mager | 气流列车及其运行方法 |
| CN101935965A (zh) * | 2010-09-10 | 2011-01-05 | 厦门大学 | 气悬浮t型轨道滑块 |
| CN102275589A (zh) * | 2011-05-18 | 2011-12-14 | 谢向勇 | 空气悬浮轨道运行设备 |
| CN103085805A (zh) * | 2013-01-29 | 2013-05-08 | 北京航空航天大学 | 一种利用地面效应气动悬浮和电磁推进的新型超高速列车 |
| GB2570896A (en) * | 2018-02-08 | 2019-08-14 | Al Aloosi Akram | Tram transportation system |
| GB2570896B (en) * | 2018-02-08 | 2020-06-10 | Al Aloosi Akram | Tram transportation system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |