JPH11321389A - 車両の運動制御装置 - Google Patents

車両の運動制御装置

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Publication number
JPH11321389A
JPH11321389A JP10132274A JP13227498A JPH11321389A JP H11321389 A JPH11321389 A JP H11321389A JP 10132274 A JP10132274 A JP 10132274A JP 13227498 A JP13227498 A JP 13227498A JP H11321389 A JPH11321389 A JP H11321389A
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JP
Japan
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vehicle
deceleration
distance
throttle
control device
Prior art date
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JP10132274A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Hiwatari
穣 樋渡
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11321389A publication Critical patent/JPH11321389A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動変速機を備えた車両で、前方障害物との関
係で自動ブレーキする際に車輪へ伝達される駆動力を考
慮して効率の良い減速制御を実行する。 【解決手段】距離判定部35は自車両が前方障害物に安
全距離より近づいたか否かの判定を、加減速判定部37
は自車両の走行状態が加速状態か減速状態かの判定を行
う。この結果、加速状態時に前進走行時に自車両が前方
障害物に安全距離より近づいた場合、変速指示部39は
車輪へ伝達される駆動力が小さくなる方向に変速制御さ
せるとともにスロットル指示部40はエンジン駆動力も
小さくなる方向にスロットル制御する一方、減速状態の
場合は、変速指示部39はエンジンブレーキを増加させ
る方向に変速制御する。そして、減速指示部38は目標
減速度をブレーキ制御手段へ出力し減速制御させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機を備え
た車両で前方障害物との距離が短くなったときに車両の
減速を効率良く実行する車両の運動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザーレーダ等のセンサやカメ
ラにより撮影した画像から前方障害物と自車両との距離
を検出し、この距離が所定の設定距離より短くなった際
に、前方障害物との衝突を防止するため、ブレーキ装置
を所定の設定した目標とする減速度で自動的に作動させ
る自動ブレーキ制御装置の開発が進められている。
【0003】例えば、特開平6−242234号公報で
は、車速センサとレーダ装置と、減速回避操作センサ
と、先行車との相対速度、自車速、先行車との距離、減
速度に基づいて適正限界距離を算出し、自車速または相
対速度が大きいほど設定減速度を大きくする警報装置が
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動ブレー
キによる減速時にエンジン側からの加速しようとする駆
動トルクが大きいと、自動ブレーキによる減速力と互い
に干渉し、打ち消しあって目標とする減速度の発生が困
難になり自動ブレーキの制御性能を悪化させてしまう可
能性がある。
【0005】また、逆にエンジン側が制動トルクを発生
している時(エンジンブレーキを発生している時)は、
そのエンジンブレーキを生かした制御を行うようにすれ
ば自動ブレーキがより効果的に発生可能となる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、自動変速機を備えた車両で、前方障害物との関係で
減速しなければならない状況になった際に、エンジンか
らの駆動力が加速状態か、あるいは、減速状態かを考慮
して、効率の良い減速制御を実行できる車両の運動制御
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明による車両の運動制御装置は、自
車両の走行状態と運転状態に応じて自動変速機のレンジ
位置とギヤ位置を設定する変速制御手段と、前方障害物
と上記自車両の距離と予め設定した判定距離を比較判定
する距離判定手段と、上記自車両が上記判定距離より上
記前方障害物に接近した場合にブレーキ制御手段に所定
に減速制御させる減速指示手段とを具備する車両の運動
制御装置において、上記自車両の走行状態が加速状態か
減速状態かを判定する加減速判定手段と、上記加速状態
時に上記自車両が上記判定距離より上記前方障害物に接
近した場合、上記変速制御手段に対して上記自動変速機
の上記レンジ位置と上記ギヤ位置の少なくともどちらか
を駆動力が小さくなる方向に設定させる変速指示手段と
を備えたものである。
【0008】上記請求項1記載の車両の運動制御装置
は、距離判定手段で前方障害物と自車両の距離と予め設
定した判定距離を比較判定し、加減速判定手段で自車両
の走行状態が加速状態か減速状態かを判定する。この結
果、変速指示手段は、加速状態時に自車両が判定距離よ
り前方障害物に接近した場合、変速制御手段に対して自
動変速機のレンジ位置とギヤ位置の少なくともどちらか
を駆動力が小さくなる方向に設定させる。そして、自車
両が判定距離より前方障害物に接近した場合に減速指示
手段はブレーキ制御手段に所定に減速制御させる。
【0009】また、請求項2記載の本発明による車両の
運動制御装置は、上記請求項1記載の車両の運動制御装
置において、エンジンのスロットルバルブに連接したア
クチュエータを駆動し、スロットル開度を制御するスロ
ットル制御手段を有し、上記自車両が上記加速状態時に
上記自車両が上記判定距離より上記前方障害物に接近し
た場合、上記スロットル制御手段に対してスロットル開
度を閉じる方向に制御させるスロットル指示手段を備え
たので、少なくとも自車両が加速状態時に自車両が判定
距離より前方障害物に接近した場合は加速しようとする
駆動トルクが減少方向になる。
【0010】さらに、請求項3記載の本発明による車両
の運動制御装置は、上記請求項1記載の車両の運動制御
装置において、上記変速指示手段は、上記減速状態時に
上記自車両が上記判定距離より上記前方障害物に接近し
た場合、上記変速制御手段に対して上記自動変速機の上
記レンジ位置と上記ギヤ位置の少なくともどちらかをエ
ンジンブレーキが大きくなる方向に設定させるので、少
なくとも上記減速状態時に上記自車両が上記判定距離よ
り上記前方障害物に接近した場合は、エンジンブレーキ
を利用して効率的に減速制御することが可能になる。
【0011】また、請求項4記載の本発明による車両の
運動制御装置は、上記請求項3記載の車両の運動制御装
置において、エンジンのスロットルバルブに連接したア
クチュエータを駆動し、スロットル開度を制御するスロ
ットル制御手段を有し、上記自車両が上記減速状態時に
上記自車両が上記判定距離より上記前方障害物に接近し
た場合、上記スロットル制御手段に対してスロットル開
度を開く方向への制御を禁止させるスロットル指示手段
を備えたので、自車両が減速状態時に自車両が判定距離
より前方障害物に接近した場合に加速しようとする駆動
トルクが発生することが防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の実施の第1
形態を示し、図1は車両の運動制御装置の機能ブロック
図、図2は車両の運動制御装置を搭載した車両の概略構
成を示す説明図、図3は車両運動制御のフローチャート
である。
【0013】図2において、符号1はセンターディファ
レンシャル装置および自動変速装置を有する4輪駆動車
を一例とする車両(自車両)を示す。車両前部に配置さ
れたエンジン2による駆動力は、このエンジン2後方の
自動変速装置(トルクコンバータ等も含んで図示)3か
らトランスミッション出力軸3aを経てセンターディフ
ァレンシャル装置4に伝達され、このセンターディファ
レンシャル装置4から、リヤドライブ軸5、プロペラシ
ャフト6、ドライブピニオン7を介して後輪終減速装置
8に入力される。また、エンジン2による駆動力は、上
記センターディファレンシャル装置4から、フロントド
ライブ軸9を介して前輪終減速装置10に入力されるよ
うに構成されている。ここで、上記自動変速装置3、セ
ンターディファレンシャル装置4および前輪終減速装置
10等は、図示しないケース内に一体に設けられてい
る。
【0014】上記後輪終減速装置8に入力された駆動力
は、後輪左ドライブ軸11rlを経て左後輪12rlに、後
輪右ドライブ軸11rrを経て右後輪12rrに伝達され
る。一方、上記前輪終減速装置10に入力された駆動力
は、前輪左ドライブ軸11flを経て左前輪12flに、前
輪右ドライブ軸11frを経て右前輪12frに伝達される
ようになっている。
【0015】符号13は車両のブレーキ駆動部を示し、
このブレーキ駆動部13には、ドライバにより操作され
るブレーキペダル14と接続されたマスターシリンダ1
5が接続されている。ドライバが上記ブレーキペダル1
4を操作すると上記マスターシリンダ15により、上記
ブレーキ駆動部13を通じて、4輪12fl,12fr,1
2rl,12rrの各ホイールシリンダ(左前輪ホイールシ
リンダ16fl,右前輪ホイールシリンダ16fr,左後輪
ホイールシリンダ16rl,右後輪ホイールシリンダ16
rr)にブレーキ圧が導入され、これにより4輪にブレー
キがかかって制動されるように構成されている。
【0016】上記ブレーキ駆動部13は、加圧源、減圧
弁、増圧弁等を備えたハイドロリックユニットで、入力
信号に応じて、上記各ホイールシリンダ16fl,16f
r,16rl,16rrに対して、それぞれ独立にブレーキ
圧を導入自在に形成されている。
【0017】上記ブレーキ駆動部13は、ブレーキ制御
手段としてのブレーキ制御装置17と接続され、このブ
レーキ制御装置17により制御されるようになってい
る。上記ブレーキ制御装置17は、図示しない様々な入
力信号(例えば、図示しない車輪速度センサ、ブレーキ
スイッチ等)を基に、必要な演算を行いアンチロックブ
レーキ制御、自動ブレーキ制御を実行するようになって
いる。
【0018】上記エンジン2は、吸気管18の中途に介
装されたスロットルバルブ19に、このスロットルバル
ブ19を駆動するスロットルアクチュエータ20が連設
され、スロットル開度が電子的に制御されて吸入空気量
が可変される電子スロットル制御式エンジンである。
【0019】上記エンジン2は、エンジン制御装置21
により電子的に制御されるようになっている。上記エン
ジン制御装置21には、運転状態を検出するための各種
センサ・スイッチ類や各種アクチュエータ類が接続され
ている。上記エンジン制御装置21に接続されるセンサ
類としては、例えば、アクセルペダルの踏み込み量を検
出するアクセルセンサ、上記エンジン2のクランク角検
出及びエンジン回転数算出のためのクランク角センサ、
吸入空気量を計測するためのエアフローセンサ、上記吸
入管18内の圧力を検出するための吸入管圧力センサ、
自車速を検出するための車速センサ、上記スロットルバ
ルブの開度を検出するためのスロットルセンサ等があ
る。また、上記エンジン制御装置21に接続されるアク
チュエータ類としては、上記スロットルアクチュエータ
20や、その他、図示しない燃料噴射弁等がある。以
上、エンジン制御装置21に接続される具体的な各種セ
ンサ・スイッチ類や各種アクチュエータ類(スロットル
アクチュエータ20を除く)は図示しない。
【0020】上記エンジン制御装置21では、各種セン
サ類によって検出した運転状態に基づき、運転者のアク
セル操作に基づく要求負荷に対応する目標スロットル開
度を決定し、上記スロットルアクチュエータ20に駆動
信号を出力してスロットル開度が目標開度となるよう制
御するとともに、燃料噴射量や点火時期を演算し、図示
しない燃料噴射弁に駆動信号を出力して燃料を噴射させ
るとともに、図示しない点火プラグをスパークさせるた
めの点火信号をイグナイタに出力する。すなわち、本発
明の実施の形態において、上記エンジン制御装置21の
スロットル開度を制御する機能部分はスロットル制御手
段としてのものである。
【0021】上記自動変速装置3は、本発明の実施の形
態では、電子制御式の4速フルオートマチックトランス
ミッションで、パーキングレンジ(Pレンジ),リバー
スレンジ(Rレンジ),ニュートラルレンジ(Nレン
ジ)、そして、1速レンジ、2速レンジ、3速レンジ、
オーバードライブの4速を加えたドライブレンジ(Dレ
ンジ)を備え、トランスミッション制御装置22により
制御される。
【0022】上記トランスミッション制御装置22は、
種々の入力信号を基に車両1の走行状態とエンジン運転
状態(これらは例えば自車速、エンジン回転数、エンジ
ン負荷、セレクトレバー位置等)に応じて、上記自動変
速装置3の図示しない油圧回路の複数のソレノイドを所
定に組み合わせて動作させバルブを制御して、クラッチ
を動作することで必要なレンジ位置、あるいは、ギヤ位
置のギヤ比で変速制御する。さらに、必要に応じて、ト
ルクコンバータのロックアップ制御、ライン圧制御等の
上記自動変速装置3に係る制御を行う。すなわち、本発
明の実施の形態において、上記トランスミッション制御
装置22の変速制御を行う機能部分は変速制御手段とし
てのものである。
【0023】上記ブレーキ制御装置17、エンジン制御
装置21、および、上記トランスミッション制御装置2
2は、制御装置30と接続され、上記ブレーキ制御装置
17(あるいはトランスミッション制御装置22)から
は自車速が、上記エンジン制御装置21からはエンジン
回転数が、上記トランスミッション制御装置22からは
ギヤ比、レンジ位置の各信号が入力されるようになって
いる。
【0024】また、車両1の車室内の天井前方には、車
外の対象を異なる視点からステレオ撮像する、例えば電
荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いた一対の
CCDカメラ23が一定の間隔をもって取り付けられ、
上記制御装置30に接続されて、上記制御装置30に画
像データを出力するようになっている。
【0025】そして、上記制御装置30は、上記画像デ
ータおよび各入力信号を基に、前方障害物が自車両に接
近した際に、上記ブレーキ制御装置17に対して後述す
る目標とする減速度(目標減速度)を出力して減速指示
するとともに、その時の車両1のエンジン2による加減
速状態に応じて、上記エンジン制御装置20に対してス
ロットル制御の指示、および、上記トランスミッション
制御装置22に対して変速制御の指示を行うようになっ
ている。
【0026】上記制御装置30は、図1に示すように、
距離画像生成部31、前方障害物情報抽出部32、障害
物速度演算部33、安全距離演算部34、距離判定部3
5、加減速度推定部36、加減速判定部37、減速指示
部38、変速指示部39、スロットル指示部40から主
要に構成されている。
【0027】上記距離画像生成部31は、前記CCDカ
メラ23で撮像した1組のステレオ画像対に対し、対応
する位置のずれ量から三角測量の原理によって画像全体
に渡る距離情報を求める処理を行なって、三次元の距離
分布を表す距離画像を生成し、上記前方障害物情報抽出
部32に出力するものである。
【0028】上記前方障害物情報抽出部32は、上記距
離画像生成部31からの距離画像に対して箱形パターン
の特徴を抽出する等の画像処理を行ない、立体物の中か
ら自車両の前方に存在して自車両に対する障害物となる
物体を特定し、この前方障害物との距離Lrを上記障害
物速度演算部33,距離判定部35,および上記減速指
示部38に出力するものである。
【0029】上記障害物速度演算部33は、上記前方障
害物情報抽出部32から前方障害物との距離Lrが、前
記ブレーキ制御装置17(あるいはトランスミッション
制御装置22)から自車速Vown が入力され、前方障害
物との距離Lrの時間変化と自車速Vown との和を求め
ることにより障害物速度Vfwd を演算し、上記安全距離
演算部34および上記減速指示部38に出力するように
なっている。
【0030】上記安全距離演算部34は、自車速Vown
と、上記障害物速度演算部33から障害物速度Vfwd と
が入力され、例えば以下(1)式により、その走行条件
下ではこれ以上前方障害物に接近すると衝突の可能性が
高まる距離、いわゆる予め設定した判定距離としての安
全距離Lpを演算し、上記距離判定部35に出力するよ
うになっている。安全距離Lpは、自車速をVown (km
/h)、前方障害物速度をVfwd (km/h)、自車両がその
路面で停止可能な減速度をgown (g:設定値)、想定
される前方障害物の減速度をgfwd (g:設定値)、空
走時間をtb(sec :設定値)、停止時の目標とする前
方障害物との距離をd1(m:設定値)として、 Lp=0.5・(Vown2/12.96)/(gown ・g) −0.5・(Vfwd2/12.96)/(gfwd ・g) +(Vown /3.6)・tb+d1 …(1)
【0031】上記距離判定部35は、上記前方障害物情
報抽出部32から前方障害物との距離Lrが、上記安全
距離演算部34から安全距離Lpが入力され、これら距
離を比較して、前方障害物との距離Lrが安全距離Lp
より小さく、自車両が前方障害物に安全距離Lpより近
づいたか否かの結果を、上記減速指示部38、変速指示
部39、および上記スロットル指示部40に出力するよ
うになっている。
【0032】すなわち、上記制御装置30の上記距離画
像生成部31、前方障害物情報抽出部32、障害物速度
演算部33、安全距離演算部34、および上記距離判定
部35は距離判定手段としてのものである。
【0033】上記加減速度推定部36は、自車速Vown
と、前記エンジン制御装置20からエンジン回転数Ne
と、前記トランスミッション制御装置22からギヤ比と
が入力され、加減速度αNを以下の(2)式で演算し、
上記加減速判定部37に出力するようになっている。
【0034】すなわち、加減速度αNは、前輪側の駆動
力(前2輪駆動力)をFft(N)、後輪側の駆動力(後
2輪駆動力)をFrr(N)、車両1のころがり抵抗力を
R(N)、車両質量をM(kg)、重力加速度をg(m/
s2)とすると、 αN=(((Fft+Frr)−R)/g)/M …(2) ここで、上記ころがり抵抗力Rは車両により異なり、一
般的に以下のような自車速Vown の関数で与えられる。 R=(k1・Vown2−k2・Vown +k3)・g…(但し路面勾配0%の条件 ) …(3)
【0035】また、上記前2輪駆動力Fftおよび上記後
2輪駆動力Frrは、4輪駆動車の場合、トランスファの
前後トルク配分によって前後輪で異なり、例えば36:
64のリヤ偏重トルク配分であるとすれば、以下の
(4)式、(5)式で前後輪の駆動力Fft,Frrがそれ
ぞれ算出できる。 Fft=tt・(36/100)・fn/rt …(4) Frr=tt・(64/100)・fn/rt …(5) 上記(4),(5)式中、ttは、トルクコンバータ、
変速ギヤを経た駆動トルク(Nm)、fnはファイナル
ギヤ比(例えば4.444)、rtはタイヤ径(例えば
0.3m)である。
【0036】上記駆動トルクttは、エンジン駆動トル
クをte(Nm)、現在のギヤ比をgr、トルクコンバ
ータのトルク比をtconvとして、以下の(6)式で求め
られる。
【0037】 tt=te・gr・tconv …(6)
【0038】また、上記トルクコンバータのトルク比t
convは、以下(7)式で算出したタービン回転数Ntを
基に、以下(8)式でトルクコンバータの回転速度比e
を算出し、予め設定しておいた、e−tconvのマップを
参照することで求められる。 Nt=kvt・Vown ・gr …(7) e=Nt/Ne …(8) 上記(7)式中、kvtは車速→トランスミッション出力
軸回転変換係数である。
【0039】ここで、上記エンジン駆動トルクteはエ
ンジン回転数の関数として実験的に得られるものであ
る。特にスロットル全閉時には、負の値、つまり逆駆動
トルクとして設定されるため、上記前2輪駆動力Fft,
後2輪駆動力Frrも負の値の制動力として算出され、さ
らに、加減速度αNも負の値の減速度として与えられ
る。
【0040】上記加減速判定部37は、上記加減速度推
定部36から加減速度αNが入力され、自車両1の走行
状態が加速状態か減速状態かを判定して、上記減速指示
部38、変速指示部39、および上記スロットル指示部
40に出力するようになっている。すなわち、加減速度
αNの符号が正ならば加速状態、負ならば減速状態と判
定して出力する。このように、上記加減速度推定部36
および上記加減速判定部37で、加減速判定手段が構成
されている。
【0041】上記減速指示部38は、自車速Vown 、上
記前方障害物情報抽出部32から前方障害物との距離L
r、上記障害物速度演算部33から障害物速度Vfwd 、
上記距離判定部35から前方障害物との距離Lrと安全
距離Lpとの比較結果が入力され、前方障害物との距離
Lrが安全距離Lpより短くなった場合に目標とする減
速度(目標減速度)αsを例えば以下の(9)式により
演算して前記ブレーキ制御装置17に出力することで、
このブレーキ制御装置17に減速制御させる減速指示手
段として形成されている。 αs=(−0.5・((Vfwd /3.6)2 −(Vown /3.6)2 ) /(d1−Lr+(Vown /3.6)・tb))/g …(9)
【0042】上記変速指示部39は、前記トランスミッ
ション制御装置22からレンジ位置、上記距離判定部3
5から前方障害物との距離Lrと安全距離Lpとの比較
結果、上記加減速判定部37から加減速の判定結果が入
力され、上記自車両1が前進走行中に、上記自車両1が
上記安全距離Lpより前方障害物に接近した場合、上記
加速状態の際は、前記トランスミッション制御装置22
に対して上記自動変速機3のレンジ位置とギヤ位置の少
なくともどちらかを駆動力が小さくなる方向に設定させ
る一方、上記減速状態の際は、上記トランスミッション
制御装置22に対して上記自動変速機3のレンジ位置と
ギヤ位置の少なくともどちらかをエンジンブレーキが大
きくなる方向に設定させる指令を出力する変速指示手段
としてのものである。
【0043】具体的には、上記自車両1が上記安全距離
Lpより前方障害物に接近し、上記加速状態の際は、上
記トランスミッション制御装置22に対し、Dレンジ又
はNレンジ(Nレンジで走行可能な車両の場合)又は4
速ギヤを維持するように指令する。すなわち、車輪へ伝
達される駆動力が可能な限り少なくなるようにする。
【0044】また、上記自車両1が上記安全距離Lpよ
り前方障害物に接近し、上記減速状態の際は、Nレンジ
で走行している場合には、上記トランスミッション制御
装置22に対し、オーバードライブ以外のレンジ又はギ
ヤに設定することを指令し、エンジンブレーキが作用す
る方向にする。
【0045】さらに、上記自車両1が上記安全距離Lp
より前方障害物に接近し、上記減速状態の際は、Nレン
ジ以外で走行している場合には、上記トランスミッショ
ン制御装置22に対し、ローレンジ又はローギヤ側に変
更を指示し、エンジンブレーキがより大きく作用する方
向にする。
【0046】上記スロットル指示部40は、前記トラン
スミッション制御装置22からレンジ位置、上記距離判
定部35から前方障害物との距離Lrと安全距離Lpと
の比較結果、上記加減速判定部37から加減速の判定結
果が入力され、自車両1が前進走行中に、上記自車両1
が上記安全距離Lpより前方障害物に接近した場合、上
記加速状態の際は、前記エンジン制御装置20に対して
スロットル開度を閉じる方向に制御するように指令する
一方、上記減速状態の際は、上記エンジン制御装置20
に対してスロットル開度を開く方向への制御を禁止させ
る指令を出力するスロットル指示手段としてのものであ
る。尚、自車両1がNレンジで走行している場合は、エ
ンジン2から駆動力は伝達されないため、スロットル指
示部40は何ら出力を指令しない。
【0047】次に、上記構成の作用について、図3のフ
ローチャートを基に説明する。この制御プログラムは、
車両が前進走行中、制御装置30で所定時間毎に実行さ
れるもので、まず、ステップ(以下「S」と略称)10
1で、一対のCCDカメラ23から画像データを、ブレ
ーキ制御装置17、エンジン制御装置20およびトラン
スミッション制御装置22から各入力信号(自車速Vow
n ,エンジン回転数Ne,ギヤ比gr,レンジ位置)を
読込む。
【0048】次いで、S102に進み、前方障害物情報
抽出部32で前方障害物との距離Lrを、障害物速度演
算部33で前方障害物速度Vfwd を演算する。
【0049】次に、S103に進み、安全距離演算部3
4で前記(1)式により安全距離Lpを演算する。
【0050】そして、S104に進むと、距離判定部3
5で、前方障害物との距離Lrと安全距離Lpとの比較
が行われ、前方障害物との距離Lrが安全距離Lp以上
(Lr≧Lp)、すなわち、自車両1が前方障害物と安
全距離Lp以上離れており、衝突する可能性が無いと判
断できる場合には、そのまま制御プログラムを終了す
る。
【0051】一方、上記S104で、前方障害物との距
離Lrが安全距離Lpより短い(Lr<Lp)、すなわ
ち、自車両1が前方障害物と安全距離Lpより接近して
衝突の可能性があると判定できる場合にはS105に進
み、加減速度推定部36で加減速度αNを前記(2)式
により演算する。
【0052】その後、S106に進み、加減速判定部3
7で、自車両1の走行状態が加速状態か減速状態かを判
定し、加減速度αNの符号が正(αN>0)ならば加速
状態、それ以外、負ならば減速状態と判定する。
【0053】上記S106で、加減速度αNの符号が正
であり、自車両1が加速状態と判定されると、S107
に進み、変速指示部39はトランスミッション制御装置
22に対してDレンジ又はNレンジ(Nレンジで走行可
能な車両の場合)又は4速ギヤを維持するように指令
し、車輪へ伝達される駆動力が可能な限り少なくなるよ
うにする。
【0054】そして、S108に進み、スロットル指示
部40が、エンジン制御装置20に対してスロットル開
度を戻し側(閉じる方向)に制御するように指令し、エ
ンジン駆動力が小さくなるようにして、S109に進
む。
【0055】一方、上記S106で加減速度αNの符号
が正以外であり、自車両1が減速状態と判定されるとS
110に進み、レンジ位置の判定が行われ、レンジ位置
がNレンジの場合、すなわち、自車両1は前方障害物に
接近して減速しなければならない状態にあり、かつ、走
行状態は減速状態であるがエンジンブレーキが作用して
いない場合は、S111に進み、トランスミッション制
御装置22に対してオーバードライブ以外のレンジ又は
ギヤに設定することを指令し、エンジンブレーキが作用
するようにしてS109に進む。
【0056】また、上記S110でレンジ位置がNレン
ジ以外(D,3,2,1)の場合で、エンジンブレーキ
がある程度作用している状態ではS112に進み、変速
指示部39はトランスミッション制御装置22に対して
ローレンジ又はローギヤ側に変更を指令し、エンジンブ
レーキの作用が大きくなるようにする。
【0057】その後、S113に進み、スロットル指示
部40が、エンジン制御装置20に対してスロットル開
度を開く方向への制御(アクセル踏み込み量の増大に伴
うスロットル開度の増大)を禁止させる指令を出し、S
109に進む。
【0058】そして、上記S104で前方障害物との距
離Lrが安全距離Lpより短いと判定して、上記S10
8,S111,S113からS109に進むと、減速指
示部38は、その時の前方障害物と自車両1の関係を考
慮した目標減速度αsを前記(9)式により演算して前
記ブレーキ制御装置17に出力して減速指令する。
【0059】このように、本発明の実施の形態では、自
車両1が前進走行中に、前方障害物と接近して減速が必
要な際に、車両の走行状態に応じて、すなわち、エンジ
ンによる加速状態の場合では、車輪へ伝達される駆動力
が小さくなる方向に変速するとともにエンジン駆動力も
小さくなる方向に制御する一方、減速状態の場合では、
エンジンブレーキを増加させる方向に変速制御するよう
になっているので、自動ブレーキによる減速の際に、加
速方向のエンジン駆動力が作用してブレーキの効率を低
下させることがなく、また、エンジンブレーキが作用し
ているときは、これを有効に制御に生かすことができる
ようになっている。
【0060】尚、本発明の実施の形態では、車両が前進
走行中に、前方障害物と接近して減速が必要な際に、エ
ンジンによる加速状態の場合と減速状態の場合ともに変
速指令、スロットル指令できるようにしているが、車両
によっては、加速状態の場合にのみ上述のような変速指
令のみ実行する、あるいは、減速状態の場合にのみ上述
のような変速指令のみ実行する、あるいは、加速状態の
場合にのみ上述のような変速指令とスロットル指令を実
行する、あるいは、減速状態の場合にのみ上述のような
変速指令とスロットル指令を実行するようにしても良
い。
【0061】また、本発明の実施の形態では、前方障害
物との距離Lrを一対のCCDカメラからのステレオ画
像から得るようにしているが、これに限ることなく、他
の装置(例えば、レーダ・レーザを利用したもの等)で
構成することも可能である。
【0062】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
自動変速機を備えた車両で、前方障害物との関係で自動
ブレーキにより減速しなければならない状況になった際
に、エンジンからの駆動力(逆駆動力)の状態を考慮し
て、効率の良い減速制御を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の運動制御装置の機能ブロック図
【図2】車両の運動制御装置を搭載した車両の概略構成
を示す説明図
【図3】車両運動制御のフローチャート
【符号の説明】
1 車両 2 エンジン 3 自動変速装置 13 ブレーキ駆動部 17 ブレーキ制御装置(ブレーキ制御手段) 19 スロットルバルブ 20 スロットルアクチュエータ 21 エンジン制御装置(スロットル制御手段) 22 トランスミッション制御装置(変速制御手段) 23 CCDカメラ 30 制御装置 31 距離画像生成部(距離判定手段) 32 前方障害物情報抽出部(距離判定手段) 33 障害物速度演算部(距離判定手段) 34 安全距離演算部(距離判定手段) 35 距離判定部(距離判定手段) 36 加減速度推定部(加減速判定手段) 37 加減速判定部(加減速判定手段) 38 減速指示部(減速指示手段) 39 変速指示部(変速指示手段) 40 スロットル指示部(スロットル指示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 29/02 301 F02D 29/02 301D 41/04 310 41/04 310G 41/12 310 41/12 310 F16H 61/02 F16H 61/02 G01B 11/00 G01B 11/00 H G01C 3/06 G01C 3/06 V // G08G 1/16 G08G 1/16 C F16H 59:24 59:44 59:54 59:60 63:12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両の走行状態と運転状態に応じて自
    動変速機のレンジ位置とギヤ位置を設定する変速制御手
    段と、前方障害物と上記自車両の距離と予め設定した判
    定距離を比較判定する距離判定手段と、上記自車両が上
    記判定距離より上記前方障害物に接近した場合にブレー
    キ制御手段に所定に減速制御させる減速指示手段とを具
    備する車両の運動制御装置において、 上記自車両の走行状態が加速状態か減速状態かを判定す
    る加減速判定手段と、上記加速状態時に上記自車両が上
    記判定距離より上記前方障害物に接近した場合、上記変
    速制御手段に対して上記自動変速機の上記レンジ位置と
    上記ギヤ位置の少なくともどちらかを駆動力が小さくな
    る方向に設定させる変速指示手段とを備えたことを特徴
    とする車両の運動制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンのスロットルバルブに連接した
    アクチュエータを駆動し、スロットル開度を制御するス
    ロットル制御手段を有し、上記自車両が上記加速状態時
    に上記自車両が上記判定距離より上記前方障害物に接近
    した場合、上記スロットル制御手段に対してスロットル
    開度を閉じる方向に制御させるスロットル指示手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の車両の運動制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記変速指示手段は、上記減速状態時に
    上記自車両が上記判定距離より上記前方障害物に接近し
    た場合、上記変速制御手段に対して上記自動変速機の上
    記レンジ位置と上記ギヤ位置の少なくともどちらかをエ
    ンジンブレーキが大きくなる方向に設定させることを特
    徴とする請求項1記載の車両の運動制御装置。
  4. 【請求項4】 エンジンのスロットルバルブに連接した
    アクチュエータを駆動し、スロットル開度を制御するス
    ロットル制御手段を有し、上記自車両が上記減速状態時
    に上記自車両が上記判定距離より上記前方障害物に接近
    した場合、上記スロットル制御手段に対してスロットル
    開度を開く方向への制御を禁止させるスロットル指示手
    段を備えたことを特徴とする請求項3記載の車両の運動
    制御装置。
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