JP2007320459A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の操作に対する応答遅れを低減させることの可能な車両の制御装置を提供する。
【解決手段】運転者が前記車両の操作機器を操作しようとする際に生じる筋電信号を検出する検出手段(S10)と、前記筋電信号に基づいて前記操作機器の操作に対応した前記車両の制御を行う制御部(S20)とを備え、運転者により前記操作機器に対する操作が実際に行なわれたとき(S40−肯定)に、前記操作機器の操作に対応する前記車両の運転状態の変化が生じるように制御される(S50)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の制御装置に関し、特に筋電信号を利用した車両の制御装置に関する。
車両には通常、運転者の操作に対する応答遅れが存在する。その一例として、運転者がアクセル操作を行ってから実際に車両の出力が増加するまでの内燃機関の応答遅れが挙げられる。運転者が加速を意識してから実際に車両が加速するまでには、足を動かそうとする段階、アクセルを操作する段階、スロットルが開く段階、吸入空気が増加する段階、加速が開始する段階、の各段階における時間を要する。運転者にとっては、アクセルを操作してから加速が開始するまでの時間が遅れとなって感じられる。
車両の応答遅れが短縮されれば、運転者の操作に対する遅れ時間が短くなり、ドライバビリティーが向上する。
特開平3−182667号公報 特開2004−9765号公報 特開2002−225585号公報 特開2004−344206号公報 特開平7−248873号公報 特開平7−160310号公報 特開平7−96776号公報 特開2002−364402号公報 特開平7−195961号公報
運転者の操作に対する車両の応答遅れを低減させることが望まれている。
本発明の目的は、運転者の操作に対する応答遅れを低減させることの可能な車両の制御装置を提供することである。
本発明の車両の制御装置は、運転者が前記車両の操作機器を操作しようとする際に生じる筋電信号を検出する検出手段と、前記筋電信号に基づいて前記操作機器の操作に対応した前記車両の制御を行う制御部とを備え、運転者により前記操作機器に対する操作が実際に行なわれたときに、前記操作機器の操作に対応する前記車両の運転状態の変化が生じるように制御されることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記筋電信号に基づいて行なわれる前記車両の制御では、前記操作機器の操作に対応する前記車両の運転状態の変化を生じさせる前の準備動作が行なわれることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記筋電信号に基づいて行なわれる前記車両の制御は、前記操作機器に対する操作が実際に行なわれてから、前記操作機器の操作に対応する前記車両の運転状態の変化が生じるまでの時間を短縮させるための制御であることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記筋電信号に基づいて行われる前記車両の制御は、前記運転者により前記操作機器に対する操作が実際に行なわれる前に開始されることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記操作機器は、アクセルであり、前記筋電信号に基づいて行われる前記車両の制御は、前記車両に搭載された内燃機関の吸気制御であり、前記運転者により前記アクセルに対する操作が実際に行なわれるまでの間は、前記内燃機関の吸気量の変化に対応した前記内燃機関の出力の増加が、前記内燃機関の点火タイミングの遅角制御により抑制されることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記操作機器は、ブレーキであり、前記筋電信号に基づいて行なわれる前記車両の制御は、制動準備のためのブレーキ油圧の制御であることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記操作機器は、シフトレバーであり、前記筋電信号に基づいて行なわれる前記車両の制御は、変速準備のためのクラッチ油圧の制御であることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記筋電信号に基づいて前記車両の制御が行なわれるか否かは、前記運転者の状態に基づいて決定されることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記筋電信号に基づいて前記車両の制御が行なわれるか否かは、前記車両の走行環境に基づいて決定されることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置において、前記筋電信号に基づいて前記車両の制御が行なわれるか否かは、前記車両の走行状態に基づいて決定されることを特徴としている。
本発明の車両の制御装置によれば、運転者の操作に対する車両の応答遅れが低減される。
以下、本発明の車両の制御装置の一実施形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1から図3を参照して、第1実施形態について説明する。本実施形態では、運転者がアクセルを操作しようとする際に運転者の身体に生じる筋電信号に基づき、実際にアクセル操作が行なわれるよりも前にスロットルバルブを開く制御を行う。ここで、筋電信号とは、人が体を動かすときの筋肉の動きに伴って発生する電気信号(電流や電位)である。
上記において、本実施形態では、実際にアクセル操作が行なわれるまでは、スロットルバルブを開いた分の出力増加が生じないようにエンジンの点火時期の遅角制御が行われる。実際にアクセル操作が行なわれたときに点火時期の遅角制御を停止することにより、スロットルバルブを開いた分だけの出力増加が生じる。このように、本実施形態では、アクセルが踏み込まれてから吸入空気が増加するまでに要する時間が短縮され、運転者が感じる車両の応答遅れを低減させることが可能となる。
図1は、車両を加速させる操作に要する時間について、従来の制御における時間の流れと、本実施形態の制御における時間の流れを示している。従来の制御においては、運転者が加速の意思を持ち(A点)、次にアクセルを踏み込む(C点)と、アクセル操作に応じてスロットルが開かれ(D点)、E点において吸入空気が増加し、その後加速が開始される(F点)。なお、B点においては、運転者がアクセルを操作しようとする筋肉の動きにより、筋電信号(筋電流)が生じる。
図1において、τ1は、筋電信号が発生して(B点)から実際にアクセルが踏み込まれる(C点)までの時間を示す。τ2は、スロットルが開かれて(D点)から、吸入空気が増加する(E点)までの時間を示す。τ3は、吸入空気が増加して(E点)から実際に加速が開始される(F点)までの時間を示す。
これに対して、第1実施形態の制御においては、筋電信号が発生する(B点)と、この筋電信号を検出した制御装置によりアクセル操作に先行してスロットルが開かれる(G点)。先行してスロットルが開かれているため、アクセルが踏み込まれて(C点)から吸入空気が増加する(H点)までの時間τ2’は、τ2よりも短い時間となる。τ1よりもτ2が短い時間である場合には、τ2’は実質的にゼロとなる(C点とH点が実質的に一致する)ことも可能である。
図2は、第1実施形態に係る装置の概略図である。
図2において符号1はエンジン(内燃機関)を示す。エンジン1の燃焼室3は、シリンダブロック13とシリンダヘッド14とにより囲まれている。燃焼室3の下方には、シリンダブロック13内を往復動可能なようにピストン2が設けられている。シリンダヘッド14には、燃焼室3内の混合気に点火する点火システム6が設けられている。燃焼室3には、吸気管5と排気管11が接続されている。吸気管5と燃焼室3との接続部分には吸気バルブ4が設けられている。排気管11と燃焼室3との接続部分には排気バルブ10が設けられている。なお、符号12は、吸気口を示している。
吸気管5には、軸を中心に回動可能なスロットルバルブ8が設けられている。このスロットルバルブ8には、スロットルバルブ8の開度を制御するスロットル制御部9が接続されている。スロットルバルブ8の開度で吸気流量が調節される。また、エンジン1を搭載する車両(図示省略)には、アクセル23と、アクセル23の開度を検知するアクセル開度センサ21が、設けられている。
車両の運転者の体(図示省略)には、筋電信号を検出するための筋電信号検出部22が少なくとも1つ取り付けられている。筋電信号検出部22により検出されるのは、筋電流あるいは筋電位など、筋肉が動きする際に発生する筋電信号である。この筋電信号検出部22の設置箇所は、運転者がアクセル23を踏み込もうとする際に発生する筋電信号を検出できる位置である。筋電信号検出部22には、筋電信号処理部24が接続されている。筋電信号検出部22にて検出された筋電信号は、筋電信号処理部24に送られ、増幅やノイズ処理などの信号処理が施される。
車両には、車両各部を制御するECU(Electronic Control Unit)からなる車両制御部20が設けられている。筋電信号処理部24及びアクセル開度センサ21は、車両制御部20に接続されており、それぞれの計測結果は車両制御部20に伝えられる。また、スロットル制御部9及び点火システム6は、車両制御部20によって動作が制御される。
車両制御部20は、取得したアクセル開度及びその他の図示しないセンサにより取得される車両の運転状態に応じて、スロットルバルブ8の開度の指令値を決定し、スロットル制御部9に信号を送る。スロットル制御部9はスロットルバルブ8の開度が指令値となるように、スロットルバルブ8を調節する。また、車両制御部20は、運転状態に応じた点火タイミングとなるように、点火システム6を制御する。
第1実施形態では、運転者がアクセル23を踏み込もうとする動きが、筋電信号に基づいて検知された場合には、実際にアクセル23が踏込まれる前にスロットルバルブ8を開く先行制御が開始される。以下、図3を参照して、本実施形態の動作について説明する。
図3は、第1実施形態の動作を示すフローチャートである。
車両制御部20は、アクセル23を踏み込もうとする際に運転者の身体に生じる筋電信号が検出されたか否かを判定し(ステップS10)、筋電信号が検出されたと判定した場合(ステップS10肯定)には、スロットルバルブ8を開く制御を行う(ステップS20)。次に、スロットルバルブ8の開度変更制御と合わせて、車両制御部20は、点火システム6を制御して点火角の遅角制御を開始する(ステップS30)。
ステップS30において遅角制御が開始されるのは、スロットルバルブ8を開く制御が行なわれたことによるエンジン1の出力増加を抑制するためである。筋電信号が検知された場合(ステップS10肯定)であっても、実際にはアクセル操作が行なわれない場合があるため、その場合に運転者の意図していないエンジン1の出力増加が発生することを抑制するためである。ステップS30では、ステップS20によるスロットルバルブ8の開度の増大(吸気の増加)によるエンジン1の出力増加が相殺されるように、点火システム6により遅角制御が実施される。
次に、車両制御部20は、ステップS10において筋電信号が検出されてから、予め設定された所定時間内に実際にアクセル23を踏み込む操作が行われたか否かを判定し(ステップS40)、アクセル23を踏み込む操作が行われた場合(ステップS40肯定)には、遅角制御を停止する(ステップS50)。遅角制御が停止されると、エンジン1の出力が増加して車両の加速が開始される。
一方、車両制御部20は、所定時間内にアクセル23を踏み込む操作がなされなかった場合(ステップS40否定)には、スロットルバルブ8の開度を、ステップS20において開く制御を行う前の開度に戻し(ステップS60)、遅角制御を停止させ(ステップS70)て、本制御を終了する。なお、ステップS10において、アクセル23を踏み込もうとする際に生じる筋電信号が検出されなかった場合(ステップS10否定)には、本制御フローは、リセットされる。
本実施形態によれば、運転者がアクセル23を踏込もうとする際に発生する筋電信号に基づいて、実際に運転者がアクセル23を踏み込む操作が行なわれる前にスロットルバルブ8が開かれ、吸気量が増大する。また、運転者の意思に反した車両の加速が発生しないように、実際にアクセル23が踏み込まれるまでの間はエンジン1の出力増加が抑制され、アクセル23の踏み込み操作が無い状態が所定時間続いた場合には、スロットルバルブ8を開く制御がキャンセルされる。これにより、運転者の加速操作に対する車両の応答遅れが短縮され、アクセルレスポンスが改善される。また、実際にアクセル23が操作されるまでは、エンジン1の出力を増加させないため、運転者の意思に反した制御が行われることを抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
図4から図6を参照して、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図4は、本実施形態に係る装置の概略図、図5は、本実施形態の動作を示すフローチャート図、図6は、本実施形態の制御における時間の流れを示す図である。第1実施形態(図1)に加えて、本実施形態(図6)においては、アクセルを踏み込もうとする際に生じる筋電信号が検出された場合に、運転者の顔が前を向いているか否かの判定を行い、顔が前を向いていないと判定された場合には運転者にアクセル操作の意思(加速したいという意思)がないとして筋電信号に基づく制御がキャンセルされる。
筋電信号が検出されても運転者はアクセル操作を意図していないことがある。筋電流などの筋電信号は、筋肉を動かす時に発生する。アクセルを操作しようとする際のみに筋肉が動くわけではない。筋電信号のみでは運転者の意図を正確に汲み取ることができない場合がある。そこで、第2実施形態では、運転者が前を向いていない場合にはアクセル操作の意思が無いものと判定して、筋電信号が検出されていても、スロットルバルブの先行制御は行わないこととしている。
図4は第2実施形態に係る装置の概略図である。第1実施形態の構成(図2)に加えて、車両には、運転者の顔の向きを検出する姿勢検出手段が設けられている。本実施形態では、運転者を撮影するカメラ25及びコンピューター(画像処理部)26が姿勢検出手段の一例として設けられている。カメラ25には、コンピューター26が接続されており、カメラ25にて撮影された画像に基づいてコンピューター26で運転者の顔の向きが検出される。コンピューター26は、車両制御部20に接続されており、検出された運転者の顔の向きの情報は、車両制御部20へと伝えられる。それ以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図5を参照して、第2実施形態の動作を説明する。車両制御部20は、アクセル23を踏み込もうとする際に生じる筋電信号が検出された場合(ステップS110肯定)には、運転者の顔の向きの情報に基づいて、運転者の顔が前を向いているか否かを判定する(ステップS111)。運転者の顔が前を向いていると判定した場合(ステップS111肯定)には、ステップS120へと移行して、スロットルバルブ8の先行制御への流れへと進む。運転者の顔が前を向いていないと判定した場合(ステップS111否定)にはリセットする。それ以外の動作は、第1実施形態(図3)と同様である。
アクセル操作を意識することなく無意識に筋肉が動いた場合などに発生する筋電信号に基づいて、スロットルバルブ8の先行制御への流れへと進むのは好ましくない。そこで、第2実施形態においては、運転者の顔が前を向いていない場合には、スロットルバルブ8の先行制御への流れへと進むのを抑制することとしている。なお、本実施形態では、運転者の状況として、顔の向きを用いたが、運転者の覚醒度、疲労度等に基づいて、スロットルバルブ8の先行制御への流れへと進むか否かを決定することができる。
(第3実施形態)
図7から図9を参照して、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、上記実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図7は、本実施形態に係る装置の概略図、図8は、本実施形態の動作を示すフローチャート図、図9は、本実施形態の制御における時間の流れを示す図である。第1実施形態(図1)に加えて、本実施形態(図9)においては、アクセルを踏み込もうとする際に生じる筋電信号が検出された場合に、天候(路面)状況及び道路状況の判定を行う。その判定の結果、雨が降って(路面が濡れて)いない、カーブの直前を走行中ではない、カーブを走行中ではない、のいずれか1つでも満たされていないと判定された場合には、筋電信号に基づく制御がキャンセルされる。
図7を参照して、第3実施形態に係る装置について説明する。第1実施形態(図2)に加えて、車両には、降雨の状況を検出する降雨検出手段と、車両の前方の道路形状を検出する前方道路形状検出手段とが設けられている。本実施形態においては、降雨検出手段の一例としてワイパー(図示省略)の作動時間を検出するワイパースイッチ検出部27が設けられている。
また、前方道路形状検出手段の一例として、GPSシステム28が設けられている。このGPSシステム28は、GPS衛星との通信を介して、車両の現在位置座標を算出する周知のシステムで、例えば車両ナビゲーションシステムであってもよい。GPSシステム28は、算出された現在位置座標に基づいて、予め記録された地図データを参照して、車両進行方向前方のカーブとの距離を計算する。また、車両にはステアリングの操舵角を検出する操舵角センサ29が設けられている。車両制御部20には、ワイパースイッチ検出部27とGPSシステム28と操舵角センサ29とが接続されており、それぞれの計測結果は車両制御部20に伝えられる。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
図8を参照して、第3実施形態の動作について説明する。
車両制御部20は、アクセル23を踏み込もうとする際に生じる筋電信号が検出された場合(ステップS210肯定)には、雨が降っていない状態であるか否かを判定する(ステップS211)。雨が降っていない状態であるか否かは、ワイパースイッチ検出部27により、ワイパーが予め設定された所定時間以上動いているか否かにより判断される。
雨が降っていないと判定した場合(ステップS211肯定)には、次に、車両の現在位置がカーブの直前の位置でないか否かを判定する(ステップS212)。車両前方カーブとの距離が、予め設定された所定の距離以上である場合(ステップS212肯定)には、車両制御部20は、次に車両がコーナリング中ではないか否かを判定する(ステップS213)。ステアリングの中立状態からの操舵角が、予め設定された所定の角度未満である場合に、車両がコーナリング中ではないと判定する(ステップS213肯定)。その場合には、ステップS220へと移行し、スロットルバルブ8の先行制御へと進む。
一方、ワイパーが作動している(降雨時)であると判定された場合(ステップS211否定)、あるいは車両前方カーブとの距離が所定距離未満(カーブの直前)であると判定された場合(ステップS212否定)、あるいは中立状態からの操舵角が所定の角度以上(カーブ走行中)であると判定された場合(ステップS213否定)には、リセットされ、スロットルバルブ8の先行制御へは進まない。それ以外の動作は、第1実施形態(図3)と同様である。
降雨時で路面が濡れている場合や、車両の位置がカーブ直前である場合もしくは車両がコーナリング中である場合には、スロットルバルブ8の先行制御への流れへと進むのは好ましくない。そこで、第3実施形態においては、降雨時で路面が濡れている場合や、車両の位置がカーブ直前である場合もしくは車両がコーナリング中である場合には、スロットルバルブ8の先行制御が行なわれない。
なお、本実施形態では、車両の走行環境として、路面が濡れているか否か、及び前方にカーブがあるか否かに基づいて、スロットルバルブ8の先行制御に進むか否かを判断したが、その他の走行環境(前方の障害物との距離や信号機の場所や自動車専用道路の料金所の場所など)に基づいて判断することが可能である。同様に、本実施形態では、車両の走行状況として、車両がコーナリング中であるか否かに基づいて判断したが、その他の走行状況(例えば車両の横滑りの有無やタイヤロックの有無などの車両挙動が不安定になり易い状況など)に基づいて判断することも可能である。
(第4実施形態)
図10及び図11を参照して、第4実施形態について説明する。本実施形態は、筋電信号を利用した車両の制御をブレーキ制御に適用したものである。
図10は、第4実施形態に係る車両の制御装置の概略図である。符号30はブレーキペダルを示す。ブレーキペダル30には、運転者によるブレーキペダル30の踏み込み操作に応答して作動油を圧送するマスタシリンダ32が接続されている。また、ブレーキペダル30には、ペダルストロークを検出するペダルストロークセンサ31が設けられている。ペダルストロークセンサ31は、車両制御部40に接続されており、その検出結果は車両制御部40に伝えられる。車両の車輪39には、図示しない制動装置と、制動装置を駆動するホイールシリンダ36が設けられている。マスタシリンダ32とホイールシリンダ36とは油圧配管41を介して接続されている。
マスタシリンダ32とホイールシリンダ36との間の油圧配管41には、油圧調節部33が設けられている。油圧調節部33には、車両制御部40が接続されている。車両制御部40からブレーキ油圧の指令値が出力されると、油圧調節部33はその指令値となるように、ブレーキ油圧を調節する。
運転者の体には、筋電信号検出部42が少なくとも1つ取り付けられている。この筋電信号検出部42の設置箇所は、運転者がブレーキ操作をしようとする際に発生する筋電信号が検出可能な箇所である。筋電信号検出部42は、筋電信号処理部44に接続されている。筋電信号は筋電信号処理部44にて信号処理され、その信号処理された情報が車両制御部40へと伝えられる。
運転者によってブレーキペダル30が踏み込まれると、マスタシリンダ32内の油圧が高まる。マスタシリンダ32からホイールシリンダ36に油圧が供給され、ホイールシリンダ36が有するピストンにより、制動装置が駆動されて車輪39の制動操作が行われる。
第4実施形態では、筋電信号に基づいて、運転者がブレーキペダル30を踏み込もうとする動きが検知された場合に、ブレーキ油圧を予め高めておく先行制御が行われる。その先行制御では、ブレーキ油圧を上昇させておき、ブレーキ制動力が発生する直前の状態で待機した状態(油圧クラッチの無効ストローク詰め)にする制動準備が行われ、ステップS330にて実際にブレーキ操作が行なわれた場合に、ブレーキ制御指令が出力される。これにより、運転者の減速意図を検出してから、実際に減速度が発生するまでの遅れを最小限に抑制することが可能となる。
図11は、第4実施形態の動作を示すフローチャートである。
車両制御部40は、ブレーキペダル30を踏み込もうとする際に生じる筋電信号が検出されたか否かを判定する(ステップS310)。この判定の結果、筋電信号が検出されたと判定した場合(ステップS310肯定)には、車両制御部40は、制動の準備を行なう(ステップS320)。具体的には、車両制御部40は、ブレーキ油圧の指令値を、予め設定された所定値に高めるように、油圧制御部33へ信号を出力する(ステップS320)。
この所定値は、上記のように、ブレーキペダル30が踏み込まれていない状態の油圧よりは高く、且つ制動装置が駆動されるブレーキ油圧よりは低く設定されている。この状態でブレーキペダル30が踏み込まれると(ステップS330肯定)、通常よりも短時間で制動装置が駆動され、制動力が発揮される。
次に車両制御部40は、筋電信号が検出されてから予め設定された所定時間内に、実際にブレーキペダル30の踏み込み操作が行われたか否かを判定する(ステップS330)。ブレーキペダル30の踏み込み操作が行われた場合(ステップS330肯定)には、制動が開始される(ステップS340)。
一方、車両制御部40は、ブレーキペダルの踏み込みが所定時間内に行われなかったと判定した場合(ステップS330否定)には、油圧制御部33によるブレーキ油圧の制御を停止させる(ステップS350)。なお、ステップS310において筋電信号が検出されなかった場合(ステップS310否定)にはリセットされる。
第4実施形態によれば、ブレーキペダル30が踏み込まれてから実際に制動が開始されるまでの応答遅れが短くなる。つまり、ブレーキ操作に対する車両のレスポンスが改善される。実際にブレーキペダル30が操作されるまでは制動力が発生しないので、運転者の意思を正しく汲み取ったブレーキ制御が可能となる。
(第5実施形態)
図12及び図13を参照して、第5実施形態について説明する。本実施形態は筋電信号を利用した車両の制御を自動変速機の制御に適用したものである。
第5実施形態では、運転者がシフトレバーを操作しようとする動きが、筋電信号に基づいて検知された場合に、自動変速機に供給されるクラッチ油圧を予め調節しておく先行制御が開始される。即ち、運転者によるシフトレバーを操作しようとする動きに対応する筋電信号に基づいて、自動変速機の変速準備(油圧クラッチの無効ストローク詰め)が行なわれる。
図12は、第5実施形態に係る装置の概略図である。エンジン100には、トルクコンバータ50を有する自動変速機51が連結されている。エンジン100の駆動力は、このトルクコンバータ50を介して自動変速機51に入力され、デファレンシャルギヤ55及びドライブシャフト56を介して車輪54に伝達される。自動変速機51には、油圧制御装置52が接続されている。車両制御部60からの指令信号に基づいて油圧制御装置52から供給される油圧により、自動変速機51内のクラッチ操作が行われ、変速段の切り替えが実現される。また、車両には運転者が操作するシフトレバー(図示省略)の位置を検出するシフトポジションセンサ53が設けられている。
運転者の体には、筋電信号検出部62が少なくとも1つ取り付けられている。この筋電信号検出部62の設置箇所は、運転者がシフトレバーを操作しようとする際に発生する筋電信号を検出できる位置である。筋電信号検出部62には、筋電信号処理部64が接続されている。筋電信号は、筋電信号処理部64にて信号処理される。シフトポジションセンサ53及び筋電信号処理部64は、車両制御部60に接続されており、それぞれの計測結果が車両制御部60に伝えられる。
図13は、第5実施形態に係る動作を示すフローチャートである。車両制御部60は、運転者がシフトレバーのマニュアル変速操作(シフト操作)を行おうとする際に生じる筋電信号が検出されたか否かを判定する(ステップS410)。シフト操作を行おうとする際に生じる筋電信号が検出されたと判定した場合(ステップS410肯定)には、車両制御部60は、変速の準備を行う。具体的には、車両制御部60は、油圧制御装置52に対し、クラッチ油圧を予め設定された所定値に調節する旨の信号を送る(ステップS420)。この所定値は、自動変速機の変速準備(油圧クラッチの無効ストローク詰め)に対応する値である。ステップS420が実行された状態において、実際にマニュアルシフト操作がなされた場合(ステップS430肯定)には、短時間での変速が可能となる(ステップS440)。
ステップS420に続いて、車両制御部60は、筋電信号が検出されてから予め設定された所定の時間内に、マニュアルシフト操作がなされたか否かを判定する(ステップS430)。その判定の結果、マニュアルシフト操作がなされたと判定した場合(ステップS430肯定)には、変速を実行させる(ステップS440)。一方、マニュアルシフト操作が所定の時間内になされなかったと判定した場合(ステップS430否定)には、車両制御部60は、油圧制御装置52にクラッチ油圧の先行制御(上記油圧クラッチの無効ストローク詰め)を停止させ、通常の油圧制御に復帰させる(ステップS450)。なお、ステップS410において、筋電信号が検出されなかった場合(ステップS410否定)には、リセットされる。
第5実施形態によれば、運転者がマニュアルダウンシフト操作を行なってから、自動変速機51の変速が実行されるまでの応答遅れが短くなる。これにより、マニュアルシフト操作に対する車両のレスポンスが改善されてドライバビリティーが向上する。また、実際にシフトレバーが操作されるまでは変速は実行されないので、運転者の意思を正しく汲み取った変速制御が可能となる。
なお、上記実施形態は、適宜組合わせることが可能である。
本発明の車両の制御装置の第1実施形態の作用を説明する図である。 本発明の車両の制御装置の第1実施形態に係る装置の概略構成図である。 本発明の車両の制御装置の第1実施形態における動作を示すフローチャートである。 本発明の車両の制御装置の第2実施形態に係る装置の概略構成図である。 本発明の車両の制御装置の第2実施形態における動作を示すフローチャートである。 本発明の車両の制御装置の第2実施形態における時間の流れを示す図である。 本発明の車両の制御装置の第3実施形態に係る装置の概略構成図である。 本発明の車両の制御装置の第3実施形態における操作を示すフローチャートである。 本発明の車両の制御装置の第3実施形態における時間の流れを示す図である。 本発明の車両の制御装置の第4実施形態に係る装置の概略構成図である。 本発明の車両の制御装置の第4実施形態における動作を示すフローチャートである。 本発明の車両の制御装置の第5実施形態に係る装置の概略構成図である。 本発明の車両の制御装置の第5実施形態における動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 ピストン
3 燃焼室
4 吸気バルブ
5 吸気管
6 点火システム
8 スロットルバルブ
9 スロットル制御部
10 排気バルブ
11 排気管
12 吸気口
13 シリンダブロック
14 シリンダヘッド
20 車両制御部
21 アクセル開度センサ
22 筋電信号検出部
23 アクセル
24 筋電信号処理部
25 カメラ
26 コンピューター
27 ワイパースイッチ検出部
28 GPSシステム
29 操舵角センサ
30 ブレーキペダル
31 ペダルストロークセンサ
32 マスタシリンダ
33 油圧調節部
36 ホイールシリンダ
39 車輪
40 車両制御部
41 油圧配管
42 筋電信号検出部
44 筋電信号処理部
50 トルクコンバータ
51 自動変速機
52 油圧制御装置
53 シフトポジションセンサ
54 車輪
55 デファレンシャルギヤ
56 ドライブシャフト
60 車両制御部
100 エンジン

Claims (10)

  1. 車両の制御装置であって、
    運転者が前記車両の操作機器を操作しようとする際に生じる筋電信号を検出する検出手段と、
    前記筋電信号に基づいて前記操作機器の操作に対応した前記車両の制御を行う制御部とを備え、
    運転者により前記操作機器に対する操作が実際に行なわれたときに、前記操作機器の操作に対応する前記車両の運転状態の変化が生じるように制御される
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1記載の車両の制御装置において、
    前記筋電信号に基づいて行なわれる前記車両の制御では、前記操作機器の操作に対応する前記車両の運転状態の変化を生じさせる前の準備動作が行なわれる
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両の制御装置において、
    前記筋電信号に基づいて行なわれる前記車両の制御は、前記操作機器に対する操作が実際に行なわれてから、前記操作機器の操作に対応する前記車両の運転状態の変化が生じるまでの時間を短縮させるための制御である
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記筋電信号に基づいて行われる前記車両の制御は、前記運転者により前記操作機器に対する操作が実際に行なわれる前に開始される
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記操作機器は、アクセルであり、
    前記筋電信号に基づいて行われる前記車両の制御は、前記車両に搭載された内燃機関の吸気制御であり、
    前記運転者により前記アクセルに対する操作が実際に行なわれるまでの間は、前記内燃機関の吸気量の変化に対応した前記内燃機関の出力の増加が、前記内燃機関の点火タイミングの遅角制御により抑制される
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記操作機器は、ブレーキであり、
    前記筋電信号に基づいて行なわれる前記車両の制御は、制動準備のためのブレーキ油圧の制御である
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  7. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記操作機器は、シフトレバーであり、
    前記筋電信号に基づいて行なわれる前記車両の制御は、変速準備のためのクラッチ油圧の制御である
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記筋電信号に基づいて前記車両の制御が行なわれるか否かは、前記運転者の状態に基づいて決定される
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記筋電信号に基づいて前記車両の制御が行なわれるか否かは、前記車両の走行環境に基づいて決定される
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  10. 請求項1から7のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記筋電信号に基づいて前記車両の制御が行なわれるか否かは、前記車両の走行状態に基づいて決定される
    ことを特徴とする車両の制御装置。
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