JPH11321293A - 車両用冷房装置 - Google Patents

車両用冷房装置

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JPH11321293A
JPH11321293A JP13625498A JP13625498A JPH11321293A JP H11321293 A JPH11321293 A JP H11321293A JP 13625498 A JP13625498 A JP 13625498A JP 13625498 A JP13625498 A JP 13625498A JP H11321293 A JPH11321293 A JP H11321293A
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JP
Japan
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refrigerant
heat exchanger
cold storage
regenerative heat
vehicle
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JP13625498A
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Hirotsugu Takeuchi
裕嗣 武内
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄冷式熱交換器15の設置場所を広範囲に選
択でき、より多くの車両に搭載可能な車両用冷房装置を
提供すること。 【解決手段】 冷凍サイクル3の冷媒蒸発器13と並列
に蓄冷式熱交換器15を接続し、この蓄冷式熱交換器1
5の出口側に冷媒ポンプ4を設置している。蓄冷式熱交
換器15は、蓄冷剤を収容した一組の蓄冷パックを有
し、この蓄冷パックで第2膨張弁14より下流の分岐配
管16bを挟み込み、蓄冷パックを分岐配管16bの外
周面に密着した状態で結合されている。蓄冷モードが選
択されると、第2膨張弁14の上流に設けられた第2電
磁弁20を開き、蓄冷パックで挟み込まれた分岐配管1
6bを低温低圧の冷媒が流れることにより、蓄冷パック
に収容された蓄冷剤が冷却されて凍結する。冷媒ポンプ
4は、エンジンを停止した状態で車室内の保冷運転を行
う時に、蓄冷式熱交換器15で凝縮液化した液冷媒を冷
媒蒸発器13へ送ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルに蓄
冷式熱交換器を有する車両用冷房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平8−23045
1号公報に記載された車両用冷房装置がある。この車両
用冷房装置は、冷凍サイクルの冷媒蒸発器と並列に接続
された蓄冷式熱交換器を備え、エンジン運転中に蓄冷式
熱交換器にて蓄冷することにより、エンジンを停止した
状態で冷媒蒸発器と蓄冷式熱交換器とで簡易的なヒート
パイプを構成することができる。このヒートパイプによ
り、蓄冷式熱交換器で凝縮液化した冷媒を冷媒蒸発器へ
供給できるため、車室内へ送風される空気を蓄冷式熱交
換器と冷媒蒸発器の両方で冷却することができ、エンジ
ン停止時における車室内の保冷性能を向上できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、冷媒蒸発器
と蓄冷式熱交換器とでヒートパイプを構成するために
は、凝縮部である蓄冷式熱交換器を蒸発部である冷媒蒸
発器の上部に設置する必要がある。しかし、車両用の空
調装置は、設置場所が限られており、冷媒蒸発器の上部
に新たに蓄冷式熱交換器を設置するスペースを確保する
ことは困難な場合が多い。その結果、先願の冷房装置を
搭載できる車両が限定されてしまうという不具合があっ
た。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、そ
の目的は、蓄冷式熱交換器の設置場所を広範囲に選択で
き、より多くの車両に搭載可能な車両用冷房装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)冷凍
サイクルに具備される冷媒蒸発器と並列に蓄冷式熱交換
器を接続し、冷凍サイクルの運転中に蓄冷式熱交換器に
て蓄冷した後、車両のエンジンを停止した状態で蓄冷式
熱交換器に蓄えた冷熱を利用して車室内を保冷する車両
用冷房装置であって、エンジンを停止した状態で車室内
を保冷する時に、蓄冷式熱交換器で凝縮液化した液冷媒
を冷媒ポンプにより冷媒蒸発器へ強制的に送ることがで
きる。これにより、エンジンを停止した状態(つまり冷
凍サイクルが停止した状態)でも蓄冷式熱交換器と冷媒
蒸発器の両方で送風空気を冷却することができる。ま
た、蓄冷式熱交換器で凝縮液化した液冷媒を冷媒ポンプ
により冷媒蒸発器へ強制的に送るため、蓄冷式熱交換器
と冷媒蒸発器とで重力式のヒートパイプを構成する必要
がない。このため、蓄冷式熱交換器を冷媒蒸発器の上部
に設置する必要性はなく、蓄冷式熱交換器の設置場所を
広範囲に選択できる。
【0005】(請求項2の手段)蓄冷式熱交換器は、蓄
冷剤を収容した蓄冷容器を有し、この蓄冷容器が低圧側
の冷媒配管と熱的に接触して構成されている。この蓄冷
式熱交換器は、冷凍サイクルの運転中に冷媒配管を流れ
る低温冷媒との熱交換により蓄冷剤が凍結することで蓄
冷される。また、エンジン停止時に車室内を保冷する時
には、蓄冷容器の表面を送風空気が流れることで蓄冷剤
の表面から融解して送風空気を冷却することができ、且
つ冷媒配管との接触面からも融解して、ガス冷媒を凝縮
液化させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は車両用冷房装置の冷凍サイクル
を示す図である。本実施例の車両用冷房装置は、例えば
バス車両1(図2参照)に搭載されるもので、走行用エ
ンジン2を動力源として作動する冷凍サイクル3(図1
参照)と、この冷凍サイクル3に具備される冷媒ポンプ
4と、冷房装置の各空調機器の作動をコントロールする
電子制御装置5(以下、ECUと言う/図5参照)等よ
り構成される。バス車両1には、図2に示すように、車
室内へ冷風を供給する冷風ダクト6と、車室内へ温風を
供給する温風ダクト7が配設されている。冷風ダクト6
は、車室内天井の左右角部にバス車両1の前後方向へ延
びて配設されている。温風ダクト7は、車室内床面上の
左右角部にバス車両1の前後方向へ延びて配設されてい
る。
【0007】冷凍サイクル3は、図1に示すように、冷
媒圧縮機8、冷媒凝縮器9、レシーバ10、スーパクー
ラ11、第1膨張弁12、冷媒蒸発器13、第2膨張弁
14、蓄冷式熱交換器15、これらの各機器を繋ぐ冷媒
配管16(分岐配管16a、分岐配管16bを含む)、
冷媒配管16に設けられた開閉手段(後述する)等より
構成されている。冷媒圧縮機8は、電磁クラッチ(図示
しない)を介してエンジン2の動力が伝達されることに
より、吸引したガス冷媒を高温高圧に圧縮して吐出す
る。この冷媒圧縮機8は、エンジン2に隣接してバス車
両1の後部床下に配置されている(図2参照)。
【0008】冷媒凝縮器9は、冷媒圧縮機8より吐出さ
れた高温高圧の冷媒をクーリングファン(図示しない)
の送風を受けて凝縮液化させる。レシーバ10は、冷媒
凝縮器9で液化した冷媒を一時蓄えて、液冷媒のみを送
り出す。スーパクーラ11は、レシーバ10から送られ
た液冷媒を前記クーリングファンの送風を受けてさらに
冷却(過冷却)する。上記の冷媒凝縮器9、レシーバ1
0、スーパクーラ11、及びクーリングファンは、コン
デンシングユニットとして一体的に構成され、バス車両
1の床下に配置されている。
【0009】第1膨張弁12は、スーパクーラ11の下
流で分岐する分岐配管16aに設けられ、この分岐配管
16aに導かれた液冷媒(スーパクーラ11でサブクー
ルを得た液冷媒)を減圧膨張する。冷媒蒸発器13は、
第1膨張弁12の下流に設けられ、第1膨張弁12で減
圧された冷媒と冷媒蒸発器13を通過する空気との熱交
換を行う。冷媒との熱交換によって冷却された空気は、
送風機17(図3参照)により冷風ダクト6へ送風さ
れ、冷風ダクト6に設けられた各吹出口(図示しない)
より車室内へ供給される。第2膨張弁14は、スーパク
ーラ11の下流で分岐する分岐配管16bに設けられ、
この分岐配管16bに導かれた液冷媒(スーパクーラ1
1でサブクールを得た液冷媒)を減圧膨張する。
【0010】蓄冷式熱交換器15は、例えば図4に示す
ように、蓄冷剤(例えば蒸留水)を収容した一組の蓄冷
パック15aを有し、この一組の蓄冷パック15aで第
2膨張弁14より下流の分岐配管16bを挟み込み、蓄
冷パック15aを分岐配管16bの外周面に密着した状
態で結合されている。上記の第1膨張弁12、冷媒蒸発
器13、第2膨張弁14、蓄冷式熱交換器15は、送風
機17と共にクーリングユニット18(図3参照)とし
て一体的に構成され、左右の各冷風ダクト6に接続され
ている。なお、蓄冷式熱交換器15は、冷風ダクト6の
長手方向(バス車両1の前後方向)で冷媒蒸発器13の
後方側に配置されている(図3参照)。
【0011】開閉手段は、図1に示すように、分岐配管
16aの第1膨張弁12より上流に設けられた第1電磁
弁19、分岐配管16bの第2膨張弁14より上流に設
けられた第2電磁弁20、及び分岐配管16aと分岐配
管16bとの下流側分岐点Bと冷媒圧縮機8とを繋ぐ冷
媒配管16に設けられた第3電磁弁21から成る。各電
磁弁19〜21は、それぞれECU5により通電制御さ
れ、通電時に開弁し、通電停止時に閉弁する。冷媒ポン
プ4は、例えば図1に示すように、蓄冷式熱交換器15
の出口側に配設され、エンジン2を停止した状態で車室
内の保冷運転を行う時に、蓄冷式熱交換器15で凝縮液
化した液冷媒を冷媒蒸発器13へ送るものである。
【0012】ECU5は、図5に示すように、エアコン
スイッチ22がオンされた時に車載バッテリ23を電源
として作動する。このECU5は、車室内温度を設定す
る温度設定器24、車室内温度を検知する内気センサ2
5、エンジン2の始動スイッチ26等から信号を読み込
み、通常の空調運転(冷房運転)、蓄冷式熱交換器15
に蓄冷する蓄冷運転、及びエンジン停止後に車室内を保
冷する保冷運転の切り換えに応じて、冷房装置の各空調
機器を通電制御する。なお、第1電磁弁19、第2電磁
弁20、第3電磁弁21、及び冷媒ポンプ4は、それぞ
れリレー27(27a)、28(28a)、29(29
a)、30(30a)を介してECU5に接続されてい
る。
【0013】次に、通常の空調運転、蓄冷運転、及び保
冷運転を切り換える時の作動を図6に示すフローチャー
トに基づいて説明する。エアコンスイッチ22がオンさ
れた後、蓄冷運転を指令する蓄冷モードが設定されたか
否かを判定する(ステップ100)。ここでは、蓄冷モ
ードの判定として室内温度と設定温度とを比較判定す
る。この判定結果がNOの場合、即ち室内温度が設定温
度以下となるまでは通常の空調運転が継続される(ステ
ップ110)。なお、通常の空調運転では、第1電磁弁
19と第3電磁弁21を開弁して、第2電磁弁20を閉
弁することにより、スーパクーラ11で過冷却された冷
媒が第1膨張弁12で減圧されて冷媒蒸発器13へ供給
される。
【0014】ステップ100の判定で室内温度が設定温
度に達した場合(判定結果YES)、即ち蓄冷モードが
設定された場合は、通常の空調運転から蓄冷運転に切り
換えられる(ステップ120)。具体的には、第1電磁
弁19を閉弁して第2電磁弁20を開弁する(ステップ
130/第3電磁弁21は開弁したまま)。これによ
り、スーパクーラ11で過冷却された液冷媒が第2膨張
弁14で減圧されて蓄冷式熱交換器15に供給される。
蓄冷式熱交換器15では、蓄冷パック15aで挟み込ま
れた分岐配管16bを低温低圧の冷媒が流れることによ
り、蓄冷パック15aに収容された蓄冷剤が冷却されて
凍結する。この蓄冷モードの時は、蓄冷時間を短縮する
ために送風機17を停止するか、送風レベルを低くして
も良い。
【0015】続いて、エンジン2の始動スイッチ26が
オフされたか否かを判定する(ステップ140)。この
判定で始動スイッチ26がオフされていない時(判定結
果NO)は、再びステップ100へ戻って蓄冷運転を継
続するか通常の空調運転へ戻るかを判定する。従って、
蓄冷モードの間に室内温度が設定温度を超えると、再び
通常の空調運転に切り換えられる(ステップ110)。
ステップ140の判定で始動スイッチ26がオフされた
場合(判定結果YES)は、保冷モードが設定されて、
そのまま自動的に保冷運転へ切り換えられる(ステップ
150)。なお、「始動スイッチ26がオフされる」と
は、エンジン2の運転を停止することであり、車載バッ
テリ23との接続を遮断することではない。従って、始
動スイッチ26をオフしてもECU5は車載バッテリ2
3から電力の供給を受けて作動する。
【0016】保冷モードでは、第1電磁弁19、第2電
磁弁20、第3電磁弁21の全てを閉弁した後、冷媒ポ
ンプ4をオンする(ステップ160/なお、通常の空調
運転と蓄冷運転の時は冷媒ポンプ4を停止している)。
これにより、蓄冷式熱交換器15では、蓄冷モードの時
に凍結した蓄冷剤が、その表面から融解して蓄冷パック
15aの表面に沿って流れる送風空気を冷却するととも
に、蓄冷パック15aの内側(分岐配管16bの外周面
と接触する面)からも融解して、分岐配管16b内のガ
ス冷媒を凝縮液化する。一方、冷媒蒸発器13では、蓄
冷式熱交換器15で凝縮液化した冷媒が冷媒ポンプ4に
よって強制的に送られることにより、冷媒蒸発器13を
通過する送風空気を冷却することができる。
【0017】(本実施例の効果)本実施例によれば、エ
ンジン2を停止した状態で車室内を保冷する保冷運転の
時に、蓄冷式熱交換器15で凝縮液化した冷媒を冷媒ポ
ンプ4によって強制的に冷媒蒸発器13へ送ることがで
きる。これにより、蓄冷式熱交換器15と冷媒蒸発器1
3の両方で送風空気を冷却して車室内を保冷することが
できる。また、冷凍サイクル3に冷媒ポンプ4を設けた
ことにより、蓄冷式熱交換器15と冷媒蒸発器13とで
重力式のヒートパイプを構成する必要がない。このた
め、蓄冷式熱交換器15を冷媒蒸発器13の上部に設置
する必要性はなく、蓄冷式熱交換器15の設置場所を広
範囲に選択できるため、本発明の冷房装置をより多くの
車両に搭載することが可能である。もちろん、蓄冷式熱
交換器15を冷媒蒸発器13の上部に設置しても良いこ
とは言うまでもない。更に、蓄冷式熱交換器15で凝縮
液化した冷媒を冷媒ポンプ4によって強制的に冷媒蒸発
器13へ送ることにより、蓄冷式熱交換器15と冷媒蒸
発器13とで構成されるヒートパイプサイクルの性能の
ばらつきを抑制できるため、安定した保冷運転を行うこ
とができる。
【0018】〔変形例〕本実施例では、蓄冷式熱交換器
15の出口側に冷媒ポンプ4を設置したが、図7に示す
ように、蓄冷式熱交換器15の入口側に冷媒ポンプ4を
設置しても良い。あるいは、蓄冷式熱交換器15の出口
側に液溜めタンクを設置し、そのタンク内に貯留された
液冷媒を冷媒ポンプ4により吸い上げて冷媒蒸発器13
へ送るように構成しても良い。冷凍サイクル3の分岐配
管16aと分岐配管16bとの下流側分岐点Bと冷媒圧
縮機8とを繋ぐ冷媒配管16に第3電磁弁21を設けて
いるが、この第3電磁弁21を省略することも可能であ
る。但し、第3電磁弁21を省略した場合は、保冷モー
ドで冷媒ポンプ4を作動させた時に、液冷媒が冷媒圧縮
機8側へ流れないような配管構成が必要である。保冷モ
ードでは、車室内の温度に応じて冷媒ポンプ4の流量を
制御しても良い。この場合、可変容量タイプの冷媒ポン
プ4によって流量制御しても良いし、冷媒ポンプ4のO
N/OFF時間によって流量制御しても良い。
【0019】本実施例では、室内温度と設定温度とを比
較判定し、室内温度が設定温度以下の時に蓄冷運転へ切
り換える例を示したが、車室内への目標吹出温度に対し
て、冷媒蒸発器13で得られる冷房能力が所要の冷房能
力以上の時に蓄冷運転へ切り換えるようにしても良い。
または、エアコンの操作パネル等に蓄冷運転を指令する
蓄冷スイッチを設けて、乗員が手動により蓄冷スイッチ
をオン操作した時に蓄冷運転へ切り換えるようにしても
良い。保冷モードは、エンジン2が停止した時に自動的
に設定されて保冷運転へ切り換えられるように構成した
が、保冷運転を指令する保冷スイッチを設けて、乗員が
手動により保冷スイッチをオン操作した時に保冷運転へ
切り換えるようにしても良い。本実施例の冷凍サイクル
3は、冷媒蒸発器13の上流に第1膨張弁12を設置し
て、蓄冷式熱交換器15の上流に第2膨張弁14を設置
したが、分岐配管16aと分岐配管16bの上流側分岐
点Aより上流に共通の膨張弁を1つだけ設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷凍サイクル図である。
【図2】冷房装置を搭載したバス車両の斜視図である。
【図3】クーリングユニットの斜視図である。
【図4】蓄冷式熱交換器の構成を示す斜視図である。
【図5】本実施例の電気回路図である。
【図6】本実施例の作動を示すフローチャートである。
【図7】冷凍サイクル図である(変形例)。
【符号の説明】
1 バス車両 2 エンジン 3 冷凍サイクル 4 冷媒ポンプ 13 冷媒蒸発器 15 蓄冷式熱交換器 15a 蓄冷パック(蓄冷容器) 16b 低圧側の冷媒配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍サイクルに具備される冷媒蒸発器と並
    列に蓄冷式熱交換器を接続し、前記冷凍サイクルの運転
    中に前記蓄冷式熱交換器にて蓄冷した後、車両のエンジ
    ンを停止した状態で前記蓄冷式熱交換器に蓄えた冷熱を
    利用して車室内を保冷する車両用冷房装置であって、 前記エンジンを停止した状態で車室内を保冷する時に、
    前記蓄冷式熱交換器で凝縮液化した液冷媒を前記冷媒蒸
    発器へ強制的に送る冷媒ポンプを設置したことを特徴と
    する車両用冷房装置。
  2. 【請求項2】前記蓄冷式熱交換器は、蓄冷剤を収容した
    蓄冷容器を有し、この蓄冷容器が低圧側の冷媒配管と熱
    的に接触して構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載した車両用冷房装置。
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