JPH11321132A - 感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents

感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム

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JPH11321132A
JPH11321132A JP10133083A JP13308398A JPH11321132A JP H11321132 A JPH11321132 A JP H11321132A JP 10133083 A JP10133083 A JP 10133083A JP 13308398 A JP13308398 A JP 13308398A JP H11321132 A JPH11321132 A JP H11321132A
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JP
Japan
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film
biaxially oriented
oriented polyester
polyester film
particle size
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JP10133083A
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English (en)
Inventor
Kei Mizutani
圭 水谷
Takashi Saigo
孝 西郷
Kinji Hasegawa
欣治 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐削れ性、フィルム製膜、スリット時の巻取
り性、製品リボンスリット時の巻取り性、及びインク乾
燥、バックコート乾燥、印字中の受熱時の寸法安定性が
向上しリボンの印字特性も向上できる感熱転写リボン用
二軸配向ポリエステルフィルムを提供する。 【解決手段】 互いに平均粒径の異なる2種以上の不活
性粒子を含む厚み1.0〜10.0μmの二軸配向ポリ
エステルフィルムであって、不活性粒子がそれぞれA
l、Si、CaおよびMgから選ばれた少なくとも1種
以上の元素を含み、特定の表面粗さを持ち、エア抜け速
度が20〜120mmHg/hrであり、端面ずれ幅が
0〜500μmであり、かつTMAにて測定して得られ
るフィルムの伸縮率(y、%)が、測定温度(x、℃)
が30〜230の領域において、下記式(1)および
(2)を満足することを特徴とする感熱転写リボン用二
軸配向ポリエステルフィルム。 y<0.0167x+1・・・(1) y>−0.0167x−1・・(2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱転写プリンター
用転写材に用いられる二軸配向ポリエステルフィルムに
関し、さらに詳しくはプリンター内部の部品に対する耐
削れ性が良好であり、フィルム生産時のロール巻取りの
際だけでなくインク層やバックコート層が付与された後
の製品リボンのスリットの際の巻取り性も極めて良好で
ある二軸配向ポリエステルフィルムに関する。特にイン
ク層やバックコート層を付与する工程において乾燥時に
受ける熱、あるいはプリンター内部で印字中に受ける熱
による寸法変化が小さい二軸配向ポリエステルフィルム
に関する。
【0002】そして、熱転写によりインク層と受像体が
接触し熱転写される感熱転写リボン用としてだけではな
く、インク層と受像体が非接触で熱転写印刷する昇華型
感熱転写リボン用としても適用可能な二軸配向ポリエス
テルフィルムに関する。
【0003】
【従来の技術】感熱転写プリンター用リボンに用いられ
るポリエステルフィルムとしては、表面粗さを規定した
もの(特開昭62−299389号公報、特開昭62−
299389号公報)や、材質と縦方向のヤング率を規
定したもの(特開昭62−111719号公報)、二軸
配向ポリエステルフィルムの横方向の温度寸法変化につ
いて規定したもの(特開平4−41297号公報)が知
られている。
【0004】これらのフィルムは、フィルムの滑り性や
感熱転写リボンとして用いる際の耐熱性を改良させたも
のであり、プリンター走行系内での耐削れ性やフィルム
製造時の巻取り性、製品リボンのスリット時の巻取り性
に対しては考慮されていない。すなわち、プリンター内
でのリボンのパス速度が遅く、また製品リボンのスリッ
ト時、スリッタの巻取り条件やバックコート層やインク
層の改良によってある程度の巻取り性が確保されていた
ので、これらの問題が顕在化することがなかったためで
ある。
【0005】しかし近年、バーコード印刷や、プリント
クラブ(通称プリクラ)を代表とする昇華型感熱転写ラ
ベルの印刷等においては、印刷速度の高速化に伴いプリ
ンター内の走行系内をパスする感熱転写リボンおよび/
または昇華型感熱転写リボンのパス速度が増加したり、
あるいは感熱転写リボンの使用量が増加したりするた
め、プリンター内固定部材と感熱転写リボンが接触する
ときに発生する削れ粉による印刷トラブルが発生する問
題がある。
【0006】特開平9−193241号公報には、上記
巻取り性が改善された、主としてコンデンサに用いられ
るフィルムが記述されている。しかし耐削れ性が不十分
であり、感熱転写リボンとして用いた場合、上記すべて
の問題を解決するものではない。
【0007】一方、製品のコストダウンを実現するため
に前述のバックコート層やインク層の薄膜化が進み、上
記問題がベースフィルムの表面性や熱特性に一層依存す
る様になってきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、感熱
転写リボンとして用いた場合、耐削れ性に優れ、かつ巻
取り性および寸法安定性に優れた感熱転写リボン用二軸
配向ポリエステルフィルムを提供することにある。
【0009】さらに詳しくは、本発明の目的は、プリン
ター走行系内で削れ粉の発生しない、製品リボンを高速
スリットしても安定した巻取り性を示し、感熱転写リボ
ン用二軸配向ポリエステルフィルムの高速領域での安定
した巻取り性を示し、かつバックコート層やインク層を
形成させる工程における乾燥工程や印字中にヘッドから
受ける熱による熱変形の少ない(寸法安定性に優れた)
感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するため、次の構成からなる。すなわち、互いに平
均粒径の異なる2種以上の不活性粒子を含む厚み1.0
〜10.0μmの二軸配向ポリエステルフィルムであっ
て、不活性粒子がそれぞれAl、Si、CaおよびMg
から選ばれた少なくとも1種以上の元素を含み、フィル
ム表面の中心線平均粗さ(SRa)および10点平均粗
さ(SRz)がそれぞれ10〜80nm、700〜15
00nmであり、フィルム−フィルム間のエア抜け速度
が20〜120mmHg/hrであり、1/2インチ幅
にスリットしたフィルムロールの巻取り速度が250m
/minの時の端面ずれ幅が0〜500μmであり、か
つTMAにて測定して得られるフィルムの伸縮率(y、
%)と測定温度(x、℃)との関係が、測定温度(x、
℃)が30〜230の領域において、下記式(1)およ
び(2)を満足することを特徴とする感熱転写リボン用
二軸配向ポリエステルフィルムである。 y<0.0167x+1・・・(1) y>−0.0167x−1・・(2)
【0011】本発明のフィルムを構成するポリエステル
とは、芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分とし、脂肪酸
グリコールを主たるグリコール成分とするポリエステル
である。かかるポリエステルは実質的に線状であり、そ
してフィルム形成性、特に溶融成形による形成性を有す
る。芳香族ジカルボン酸としては、例えばテレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェノ
キシエタンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジ
フェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジ
カルボン酸、ジフェニルケトンジカルボン酸、アンスラ
センジカルボン酸等を挙げることができる。脂肪族グリ
コールとしては、例えばエチレングリコール、トリメチ
レングリコール、テトラメチレングリコール、ペンタメ
チレングリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメ
チレングリコール等の如き炭素数2〜10のポリメチレ
ングリコールあるはシクロヘキサンジメタノールの如き
脂環族ジオール等を挙げることができる。
【0012】これらの中、アルキレンテレフタレート、
アルキレンナフタレートを主たる構成成分とするものが
好ましく、特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートをはじめとし、例えば全ジ
カルボン酸成分の80モル%以上がテレフタル酸および
/または2,6−ナフタレンジカルボン酸であり、全グ
リコール成分の80モル%以上がエチレングリコールで
ある共重合体が好ましい。
【0013】その際、全酸成分の20モル%以下はテレ
フタル酸および/または2,6−ナフタレンジカルボン
酸以外の前記芳香族ジカルボン酸であることができ、ま
た例えばアジピン酸、セバチン酸等の如き脂肪族ジカル
ボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸の如き
脂環族ジカルボン酸等であることができる。また全グリ
コール成分の20モル%以下はエチレングリコール以外
の前記グリコールであることができ、また例えばハイド
ロキノン、レゾルシン、2,2−ビス(4ーヒドロキシ
フェニル)プロパン等の如き芳香族ジオール、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコール等の如きポリアルキレングリコー
ル(ポリオキシアルキレングリコール)等であることも
できる。
【0014】また、本発明におけるポリエステルには、
例えばヒドロキシ安息香酸の如き芳香族オキシ酸、ω−
ヒドロキシカプロン酸の如き脂肪族オキシ酸等のオキシ
カルボン酸に由来する成分を、ジカルボン酸成分および
オキシカルボン酸成分の総量に対し20モル%以下で共
重合あるいは結合するものも包含される。
【0015】さらに本発明におけるポリエステルには、
実質的に線状である範囲の量、例えば全酸成分に対し2
モル%以下で、3官能以上のポリカルボン酸又はポリヒ
ドロキシ化合物、例えばトリメット酸、ペンタエリスリ
トール等を共重合したものも包含される。
【0016】上記ポリエステルは、それ自体公知であ
り、かつそれ自体公知の方法で製造することができる。
前記ポリエステルとしては、o−クロロフェノール中の
溶液として35℃で測定してもとめた固有粘度が約0.
4〜0.9のものが好ましい。
【0017】本発明のフィルムは互いに平均粒径の異な
る2種以上の不活性粒子を含ませることにより、プリン
ター内部材との接触により発生する削れ粉の発生を抑制
し、更にフィルムをロールに巻き取る際の巻取り性と製
品リボンの巻取り性を同時に向上できる表面性を得るこ
とができる。
【0018】ポリエステルに添加する不活性粒子は、そ
れぞれ岩石を解砕、粉砕しただけの天然品でもよいし、
あるいは鉱物などを溶融合成し粒径を調整した合成品で
もよいが、フィルム品質を安定化する点で溶融合成品が
好ましい。
【0019】さらに溶融合成品の合成方法はどのような
方法でも特に左右されることはなく、本発明の目的を達
する合成方法ならば良い。溶融合成の例としては、天然
の長石、珪石、棚砂を適量調合したものを更に各成分均
一化させるために混合機により充分混合し、得られた混
合物を連帯炉、もしくはタンク炉中で溶融し、冷却乾燥
後に合成原石を得る。この合成原石をサンドグラインダ
ー等により開砕し、必要に応じてデカンター処理を行な
い目的とする粒径、及び粒度分布を得る。又合成原石の
開砕は乾式開砕法、又は湿式開砕法、及び両者の併用に
より実施できるが、いずれの方法でも目的とする粒径や
粒子形状を再現する事は可能である。
【0020】また添加する不活性粒子が複合酸化物粒子
の場合も、天然品より溶融合成品あるいは溶融焼結品の
方が粒径や粒度分布等、品質の安定するのでが好まし
い。この場合の合成、焼結の方法については一般的に炉
内焼結法が挙げられるが特に限定されるものではない。
【0021】本発明における2種以上の不活性粒子は、
それぞれAl、Si、CaおよびMgから選ばれた少な
くとも1種以上の元素を含む。これらの元素の酸化物お
よび/または炭酸塩であれば、不活性粒子を大量にかつ
安価に製造することが可能である。
【0022】不活性粒子の好ましい例としては、具体的
に以下のものが挙げられる。すなわち二酸化珪素(水和
物、ケイ砂、石英等を含む)、各種結晶形態のアルミ
ナ、SiO2分を30重量%以上含有する珪酸塩(例え
ば非晶質あるいは結晶質の粘土鉱物)、アルミノシリケ
ート(焼成物や水和物を含む)、温石綿、ジルコン、フ
ライアッシュ等、Ca、およびMgの炭酸塩、MgAl
24等のスピネル型酸化物やアルミナと他の酸化物から
なる変性スピネル型酸化物等が挙げられる。
【0023】更に好ましくはSi、Alの1種以上より
なる酸化無機不活性粒子(例えばSiO2、Al23
SiO2−Al23)が挙げられ、フィルムの製造コス
トを下げて特性を確実に確保できる点において、SiO
2と多孔質シリカ、及び/又はその凝集粒子、アルミノ
シリケートであるカオリンが特に好ましい。
【0024】更に本発明においては、不活性粒子が2種
(A、B)であって、片方の不活性粒子Aの平均粒径が
0.3〜1.0μm、他方の不活性粒子Bの平均粒径が
0.5〜5.0μmでかつ不活性粒子Aの平均粒径(d
A)と不活性粒子Bの平均粒径(dB)との間にdA<dB
の関係を満足することが好ましい。
【0025】平均粒径が相対的に小さい不活性粒子Aは
フィルムの地肌の突起を形成の粒子となり、特にプリン
ター内の削れ粉の発生を抑制する効果を持つ。
【0026】不活性粒子Aの平均粒径が0.3μm未満
であると、フィルムの耐削れ性が低下し、他方平均粒径
が1.0μmを超えると、プリンター印字性が低下す
る。
【0027】また不活性粒子Aの添加量としては0.0
5〜1.0重量%添加することが望ましい。かかる添加
量は、更に好ましくは0.1〜0.7重量%、特に好ま
しくは0.2〜0.5重量%である。不活性粒子Aの添
加量が0.05重量%未満になると二軸配向ポリエステ
ルフィルムの表面性が極めて平坦化し、フィルム−フィ
ルム間のエア抜けが悪くなると同時に、不活性粒子Aに
より達成される耐削れ性が低くなり、プリンター内走行
中にスクラッチや白粉を発生し、製品リボンとしては不
良品となるため好ましくない。また他方、添加量が1.
0重量%を超えると、フィルムの表面が過剰に粗くなり
製品リボンにて印字するときには高いエネルギーを必要
となり、この高いエネルギーによってフィルム切断現象
を誘発させるため好ましくない。またフィルム表面付近
の不活性粒子が脱落しやすくなりプリンタ−のヘッドの
先端に粉となって溜まってしまい印字不良部を多く発生
させてしまうため好ましくない。
【0028】不活性粒子Bは主としてフィルムの巻取り
性を発現する効果を示す。かかる不活性粒子Bは、リボ
ンがプリンター内を走行した時、ポリエステルフィルム
に設けた突起が受けるダメージを小さくするため、粒子
硬度(または突起硬度)が高い不活性粒子が好ましい。
【0029】不活性粒子Bの平均粒径は0.5〜5.0
μmであることが好ましい。平均粒径が0.5μmを下
回るとエア抜け速度が急激に減小するため安定した巻取
り性が確保できないし、他方不活性粒子Bの平均粒径が
5.0μmを超えるとフィルム表面の突起がバックコー
ト層、またはインク層を突き破って、印字不良の原因と
なる。
【0030】また不活性粒子Bのポリエステルに対する
添加量は、0.005〜0.5重量%の間にあることが
望ましい。不活性粒子Bの添加量が0.005重量%未
満になるとフィルムの巻取り性が低下し、他方添加量が
0.5重量%を超えると製品リボンの印刷性が低下す
る。
【0031】本発明のフィルムは表面の中心線平均粗さ
(SRa)および10点平均粗さ(SRz)がそれぞれ
10〜80nm、700〜1500nmである必要があ
る。
【0032】中心線平均粗さ(SRa)が10nm未満
であるか10点平均粗さ(SRz)が700nm未満で
あると、フィルムの巻取り性が低下するため好ましくな
く、他方中心線平均粗さ(SRa)が80nmを超える
か10点平均粗さ(SRz)が1500nmを超えると
耐削れ性が低下するので好ましくない。
【0033】また本発明のフィルムはフィルム−フィル
ム間のエア抜け速度が20〜120mmHg/hrであ
り、かつ1/2インチ幅にスリットしたフィルムロール
の巻取り速度が250m/minのときの端面ずれ幅が
0〜500μmであることが必要である。
【0034】エア抜け速度またはフィルムロールの端面
ずれ幅の何れかが、上記範囲を外れるとフィルムの巻取
り性が低下するので好ましくない。
【0035】さらに、本発明のフィルムは、TMAにて
測定して得られる伸縮率(y、%)と測定温度(x、
℃)との関係が、測定温度(x、℃)が30〜230の
領域おいて、下記式(1)および(2)を満足すること
が必要である。 y<0.0167x+1・・・(1) y>−0.0167x−1・・(2)
【0036】伸縮率と測定温度との関係が、下記式
(1)および(2)の範囲内に入らないと伸縮による切
れや皺が発生し、インク層やバックコート層の形成工程
における乾燥工程で生産性を著しく悪化させる。また感
熱転写リボンとして使用したときも印字欠落やプリンタ
ーを故障させてしまう原因になる可能性が大きいため好
ましくない。
【0037】中心線平均粗さ(SRa)、10点平均粗
さ(SRz)、フィルム−フィルム間のエア抜け速度、
端面ずれ幅およびTMAパターンの全てが上記範囲を満
足することにより、耐削れ性、巻取り性および寸法安定
性を満足する感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフ
ィルムを得ることができる。
【0038】本発明のフィルムは、従来から知られてい
る方法で製造できる。かかる製造方法としては、逐次二
軸延伸法や同時二軸延伸法が挙げられる。特に好ましい
製造方法の例として逐次二軸延伸法による製造方法を以
下に記述する。
【0039】すなわちポリエステルを170℃で3時間
乾燥後、290℃でダイ(例えばTダイ、Iダイ等)よ
り溶融押出しを行い、冷却ロールで冷却して未延伸シー
トを作成し、該シートを90℃で3.6倍に縦延伸し、
120℃で3.9倍二軸方向に延伸し、更に熱固定する
ことによって製造することができる。
【0040】本発明のフィルムは、リサイクル回収をす
ることができる。すなわち、新しいポリエステルまたは
リサイクル回収されたフィルムから得られるポリエステ
ルから製造されたフィルムをポリエステルに代えて原料
としてリサイクルフィルムを製造することができる。
【0041】但しかかる方法で製造されたリサイクルフ
ィルムは、リサイクル回収前のフィルム表面の中心線平
均粗さ(SRa(1))と回収されたフィルムのみから
製造されたフィルム表面の中心線平均粗さ(SRa
(2))の関係が下記式(3)を満足することが好まし
い。 0.8≦SRa(2)/SRa(1)≦1.2・・・(3)
【0042】本発明のフィルムの厚みは、1〜10μm
が好ましい。厚みが1μm未満となるとプリンター内で
印字中に皺が発生し、巻き取りがスムーズに行われな
い。また印字中のリボンの切断が多発するので好ましく
ない。一方厚みが10μmを超えると、印字するために
ヘッドにかけるエネルギーを強化しなければならないの
で好ましくない。
【0043】本発明のフィルムの片方の面にインク層を
設け、さらにその反対面にバックコート層を設けること
により感熱転写リボンを製造することができる。なお本
発明のフィルムには必要に応じてコロナ放電処理やアン
ダーコートなどの前処理を行ってもよい。
【0044】本発明のフィルムの片面に設けるインク層
を構成する熱接触型転写インクは、特に限定されるもの
ではなく、周知のものを用いることができる。具体的に
はバインダー成分と着色成分を主成分とし、必要に応じ
柔軟剤、可撓剤、融点調節剤、平滑化剤、分散剤などを
添加成分として構成される。これらの成分は周知の材料
を適宜組み合わせて構成される。
【0045】上記バインダー成分の具体例としては、パ
ラフィンワックス、カルナウバワックス、エステルワッ
クスなどのワックス類や低融点の各種高分子が挙げられ
る。
【0046】また、上記着色成分の具体例としては、カ
ーボンブラックや各種に有機あるいは無機顔料ないし染
料が挙げられる。なおこれらの着色成分には昇華型のも
のも含まれる。
【0047】インキ層を本発明のフィルムに設ける方法
としては、周知の方法、例えばホットメルトコーティン
グ法、溶剤を添加した状態でのグラビアコート法、リバ
ースコート法、スリットダイコート法などが挙げられ
る。
【0048】また熱昇華型転写インクとしては、昇華性
染料を樹脂バインダーに分散したものを用いることがで
きる。
【0049】昇華性染料としては、転写温度付近の比較
的狭い温度で急激に昇華するものが理想的である。熱転
写に適用できる染料は、大部分が分子量230〜370
の範囲の染料で、この範囲の染料で昇華特性が染色に適
しているばかりでなく、被染物の内部に拡散しやすい大
きさでもある。構造的には、スルホン酸、カルボキシル
基などのイオン性基は含まず、水酸基、アミノ基、ニト
ロ基、スルホン基などの極性基を適宜に有する構造とな
っているものが好ましい。
【0050】また、樹脂バインダーとしては、染料分子
がより良く昇華しやすいものであることと、染料が均一
に分散しやすいものであることが好ましい。この様なバ
インダーとしては、セルロース系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリビニルアルコール、ポリアミドなどがあるが、
これらに限定されるものではない。
【0051】更に、本発明のフィルムは、通常、インク
層を付与した面とは反対の面に設けられるバックコート
層は、サーマルヘッドと接する際に、熱によるスティッ
キングを防止する目的で付与されるもので、これには従
来知られている公知のものを使用することができる。例
えば、ワックス類、高級脂肪酸、およびその誘導体、シ
リコン系化合物、フッ素系化合物などの潤滑剤を主成分
としたもの、あるいは無機粒子、架橋有機粒子、フッ素
樹脂粒子に潤滑剤を併用したものなどを用いることがで
きる。またこのバックコート層をポリエステルフィルム
に付与する方法としては、フィルムの製膜工程内で水溶
性、または水分散体として塗布したあと、乾燥・延伸・
熱固定を行う方法を用いても良いし、配向結晶化が完了
したフィルムに水系あるいは有機溶剤系の塗布を行った
後、乾燥して設ける方法を用いてもよい。
【0052】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。なお、フィルムの物性値および特性値は、以下の如
く測定されたものであり、かつ定義される。
【0053】(1)粒子の平均粒径 島津製作所株式会社製CP−50型セントリフィグル
パーティクル サイズアナライザー(Centrifugal Pati
cle Size Analyzer)を用いて測定した。得られた遠心
沈降曲線を基に算出した各粒径の粒子とその残存量との
積算曲線から、50マスパーセントに相当する粒径を読
みとり、この値を上記平均粒径とした(Book「粒度測定
技術」日刊工業新聞社発行、1975年、頁242〜2
47参照)。
【0054】(2)不活性粒子が凝集粒子の場合の平均
粒径 不活性粒子が1次粒子の凝集による2次粒子の場合は
(1)に示す方法での平均粒径測定で得られた粒径は実
際の平均粒径より小さくなる場合があるため、下記方法
を採用した。粒子を含有したフィルムを断面方向に厚さ
100nmの超薄切片とし、透過電子顕微鏡(例えば日
本電子製JEM−1200EX)を用いて、1万倍程度
の倍率で凝集粒子(2次粒子)を観察し写真撮影を行っ
た。この写真を用いて個々の粒子の円面積相当の直径を
画像解析装置等を用いて粒子1000個について測定
し、数平均した粒子径を平均粒径とした。なお、粒子種
の同定はSEM−XMA、ICPによる金属元素の定量
分析などを使用して行うことができる。平均1次粒径は
透過電子顕微鏡の倍率を10万〜100万倍にて撮影す
るほかは平均2次粒径粒径測定の方法に準じて測定し
た。
【0055】(3)不活性粒子個別の添加量 回収前のポリエステルフィルム100gを白金るつぼ中
で1000℃程度の炉の中で3時間以上燃焼させ、るつ
ぼ中の燃焼物をテレフタル酸(粉体)と混合し50グラ
ムの錠型のプレートを作成し、そのプレートを波長分散
型蛍光X線を用いて各元素のカウント値を予め作成して
ある元素毎の検量線より換算し粒子の添加量を決定し
た。蛍光X線を測定する際のX線管はCr管が好ましく
Rh管で測定してもよい。X線出力は4kWと設定し分
光結晶は測定する元素毎に変更した。ただし異なる不活
性粒子が同一元素を含む場合は、透過電子顕微鏡より得
られた粒子像より相対的添加量を求めた。そのとき基と
なる不活性粒子全量の添加量は下記方法(4)より測定
した。
【0056】(4)不活性粒子全量の添加量 フィルム100gを白金るつぼ中で1000℃程度の炉
の中で3時間以上燃焼させ、るつぼ中の燃焼物をテレフ
タル酸(粉体)と混合し50グラムの錠型のプレートを
作成し、そのプレートを波長分散型蛍光X線を用いて各
元素のカウント値を予め作成してある元素毎の検量線よ
り換算し粒子の添加量を決定した。蛍光X線を測定する
際のX線管はCr管が好ましくRh管で測定してもよ
い。X線出力は4kWと設定し分光結晶は測定する元素
毎に変更した。
【0057】(5)フィルムの表面粗さ(SRa、SR
z) 中心線平均粗さ(SRa)はJIS−B0601で定義
される値、及び10点平均粗さ(SRz)はJIS−B
0602で定義される値であり、本発明では(株)小坂
研究所の触針式表面粗さ計(SURFCORDER SE-30C)を用い
て測定した。測定条件等は次の通りである。 (a)触診先端半径:2μm (b)測定圧力 :30mg (c)カットオフ :0.25mm (d)測定長 :2.5mm (e)データのまとめ方:同一試料について6回繰り返
し測定し最も大きい値を1つ除き、残り5つのデーター
の平均値で表示した。
【0058】(6)TMAにて測定して得られるフィル
ムの伸縮率 セイコー電子(株)製、TMA520Cを使用し、フィ
ルム(製品リボンの場合は、あらかじめ製品リボンのイ
ンク層をセロテープにて剥離する。但し、剥離時に皺や
伸びが発生していないかどうかは剥離する前の原長を測
定して確認する。)について、チャック間スパン15m
m、幅4mmのフィルムを長手方向、及び幅方向に5℃
/分昇温、荷重5g(一定)にて30℃から280℃ま
で測定した。これをフィルムの長手方向と幅方向の2回
実施し、30〜230℃の範囲の伸縮率と測定温度のパ
ターンが下記式(1)および(2)の範囲と比較し、下
記基準で評価した。 y<0.0167x+1・・・(1) y>−0.0167x−1・・(2) <基準> ○:長手方向のパターン、幅方向のパターンとも(1)
および(2)式の範囲内を満たす。 △:どちらか一方のパターンのみ(1)および(2)式
の範囲内を満たす。 ×:長手方向のパターン、幅方向のパターンとも(1)
および(2)式の範囲内を満たさない。
【0059】フィルムの巻取り性は、フィルム同士が重
なった時の空気の抜け時間、及び巻きあがりのフィルム
ロールの端面のズレ幅で表す。
【0060】(7)フィルムのエア抜け速度 あらかじめ8cm×5cmに切り取ったのフィルム片を
20枚重ね、うち下19枚には中央に1辺2mmの正三
角形の穴を明け、デジタルベック平滑度試験機(東洋精
機製)を用いて単位時間あたり何mmHg低下するかを
測定した。
【0061】(8)二軸配向ポリエステルフィルムの端
面ずれ幅 温度25℃、湿度40%に調湿した部屋で直径8cm、
巻取り部幅2cmのアルミ製のコアに1/2インチにス
リットしたポリエステルフィルム400mをしわの入ら
ない程度に50gの張力、30m/minのスピードで
巻取り、その巻取ったフィルムを平行に中心間距離が3
00mmになるように設置した同じアルミ製のコアに5
0gの張力、250m/minのスピードで300m巻
き返し、その巻き返し中のフィルムの端面ずれ幅をキー
エンス製レーザー測長機にて測定した値をn=10で測
定して、最大値、最小値を除く8回分の値の平均値を端
面ずれ幅(μm)とした。
【0062】(9)フィルムの耐削れ性(白粉、スクラ
ッチ) 温度20℃、湿度60%の環境で、幅1/2インチに裁
断したフィルムをSUS焼結板を円柱形に曲げた表面仕
上げが不十分な(表面粗さRa=0.15nm)固定ガ
イドピンに角度θ=(60/180)πラジアン接触さ
せて毎分250mの速さ、入り口テンションT1=50
gで走行(摩擦)させた。フィルムが200m走行した
後固定ガイドピン上に付着した削れ粉(白粉)および走
行した後のフイルムのスクラッチの本数を下記の基準で
評価した。
【0063】<削れ粉(白粉)判定> ◎:削れ粉が全くみられない ○:うっすらと削れ粉がみられる △:削れ粉の存在が一見して判る ×:削れ粉がひどく付着している <スクラッチ判定> ◎:スクラッチが全くみられない ○:1〜5本のスクラッチが見られる △:6〜15本のスクラッチが見られる ×:16本以上のスクラッチが見られる
【0064】(10)製品リボンのスリット時の巻取性 3cm幅にスリットした製品リボンを4cm幅、厚み3
mmtの巻き取り部分のある外周3インチのアルミコア
に巻き取り、張力100gにて1000m巻き取ると
き、巻き取り速度を20m/minから20m/min
単位で速度が増加するように設定して、1000mの製
品リボンがズレないで巻き取ることができる最高速度を
測定し、下記の基準で評価した。 ×:100m/min未満 △:100m/min以上200m未満 ○:200m/min以上300m未満 ◎:300m/min以上
【0065】[実施例1〜9、比較例1〜8]ジメチル
テレフタレートとエチレングリコールとを、エステル交
換触媒として酢酸マンガンを、重合触媒として三酸化ア
ンチモンを、安定剤として亜燐酸を、さらに滑剤として
表3、4に示す粒子を添加して、常法により重合し、固
有粘度(オルソクロロフェノール、35℃)0.56の
ポリエチレンテレフタレートを得た。これらのポリエチ
レンテレフタレートのペレットを170℃で3時間乾燥
後、押出機ホッパーに供給し、溶融温度280〜300
℃で溶融し単層ダイを用いて押出し、表面仕上げ0.3
s程度、表面温度20℃の回転冷却ドラム上に押出し、
厚み約65μmの未延伸積層フィルムを得た。このよう
にして得られた未延伸積層フィルムを75℃に予熱し、
更に低速、高速ロール間で15mm上方より800℃の
表面温度のIRヒーター1本にて加熱して表1、2に示
す倍率で延伸し、急冷し、続いてステンターに供給し、
120℃にて横方向に表1、2に示す倍率に延伸した。
得られた二軸配向フィルムを表1、2に示す温度で幅方
向に表1、2に示す分だけ弛緩しながら2秒間熱固定
し、厚み4.6μmの熱固定二軸配向ポリエステルフィ
ルムを得た。なお、フィルム厚みは押出機の回転数を変
え、未延伸シートの厚みを変えることにより調節した。
これらの二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表3、
4に示す。
【0066】次に上記フィルムの片面に、バックコート
剤をグラビアコーティング法により乾燥後の厚みが0.
5μmになるように塗布した後乾燥し、次に下記組成か
らなる転写インク塗剤を加熱ロールによるホットメルト
コーティング法により、塗膜の厚みが5μmとなる様に
塗布し転写インク層を設けた。得られたフィルム(製品
リボン)のスリット時の巻き取り性、印字品質、を表
3、4に、伸縮パターンを図1、2に示す。 [インク層組成] カルナウバワックス 100重量部 マイクロクリスタリンワックス 25重量部 酢酸ビニル−エチレン共重合体 20重量部 カーボンブラック 25重量部
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、耐削れ性、フィルム製
膜、スリット時の巻取り性、製品リボンスリット時の巻
取り性、及びインク乾燥、バックコート乾燥、印字中の
受熱時の寸法安定性が向上しリボンの印字特性も向上で
きる感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜9の伸縮率と測定温度のパターン
(測定温度に対して伸縮率をプロットした散布図)。
【図2】比較例1〜8の伸縮率と測定温度のパターン
(測定温度に対して伸縮率をプロットした散布図)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平均粒径の異なる2種以上の不活
    性粒子を含む厚み1.0〜10.0μmの二軸配向ポリ
    エステルフィルムであって、不活性粒子がそれぞれA
    l、Si、CaおよびMgから選ばれた少なくとも1種
    以上の元素を含み、フィルム表面の中心線平均粗さ(S
    Ra)および10点平均粗さ(SRz)がそれぞれ10
    〜80nm、700〜1500nmであり、フィルム−
    フィルム間のエア抜け速度が20〜120mmHg/h
    rであり、1/2インチ幅にスリットしたフィルムロー
    ルの巻取り速度が250m/minの時の端面ずれ幅が
    0〜500μmであり、かつTMAにて測定して得られ
    るフィルムの伸縮率(y、%)と測定温度(x、℃)と
    の関係が、測定温度(x、℃)が30〜230の領域に
    おいて、下記式(1)および(2)を満足することを特
    徴とする感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィル
    ム。 y<0.0167x+1・・・(1) y>−0.0167x−1・・(2)
  2. 【請求項2】 二軸配向ポリエステルフィルムが、平均
    粒径0.3〜1.0μmの不活性粒子Aを0.05〜
    1.0重量%および平均粒径0.5〜5.0μmの不活
    性粒子Bを0.005〜0.5重量%含有し、かつ不活
    性粒子Aの平均粒径(dA)と不活性粒子Bの平均粒径
    (dB)がdA<dBの関係を満足する請求項1記載の感
    熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 リサイクル回収前のフィルム表面の中心
    線平均粗さ(SRa(1))と、リサイクル回収された
    フィルムのみから製造されたフィルム表面の中心線平均
    粗さ(SRa(2))の関係が下記式(3)を満足する
    請求項1または2記載の感熱転写リボン用二軸配向ポリ
    エステルフィルム。 0.8≦SRa(2)/SRa(1)≦1.2・・・(3)
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の感熱転写リボン用二軸
    配向ポリエステルフィルムの片方の面にインク層を設
    け、さらにその反対の面にバックコート層を設けた感熱
    転写リボン。
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Cited By (6)

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WO2002043944A1 (fr) * 2000-12-01 2002-06-06 Teijin Limited Film polyester a orientation biaxiale
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