JPH11321072A - インクジェット記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
インクジェット記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH11321072A JPH11321072A JP10127534A JP12753498A JPH11321072A JP H11321072 A JPH11321072 A JP H11321072A JP 10127534 A JP10127534 A JP 10127534A JP 12753498 A JP12753498 A JP 12753498A JP H11321072 A JPH11321072 A JP H11321072A
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Abstract
い、製品として実用上の十分な基材物性を示し、かつイ
ンクジェット記録特性に優れており、増え続ける高品位
記録情報媒体の廃棄物問題の解決にも寄与することが出
来るインクジェット記録媒体とその製造方法を提供する
こと。 【解決手段】支持体がポリ乳酸フィルムであり、支持体
上に有機溶剤に可溶のポリ乳酸からなる受像層アンカー
層と、インク受容層とがこの順に形成されてあり、特に
は、有機溶剤に可溶なポリ乳酸がD,L−乳酸を共重合
してなることを特徴とする。
Description
リンター用の記録媒体に関し、特に廃棄後、微生物によ
り分解性を有する記録媒体に関する。
プリンターが普及している。なかでもインクジェットプ
リンターは、静粛性、コスト、画像品質が優れ、特にフ
ルカラー画像を高品位で再現でき、他方式にはない優れ
た性能を有し、さらなる普及が期待できる。一方、プリ
ンター用紙には紙が多用されるが、プラスチックフィル
ムや合成紙等もその平滑な表面を生かした滑らかな画像
や、OHPなどの透明性が要求される用途で使われてい
る。
クノズルの目詰まり防止の為に、水溶性染料等を水性溶
媒に溶解した乾燥が遅いインクを用いる。従って、記録
用紙が紙等の吸水性の場合は良いが、プラスチックフィ
ルムの如き非吸水性の場合は印字後のインクの乾燥性が
悪いので、通常は支持体である紙やフィルム上にインク
吸収性のあるインク受容層を設ける。
なってこれらの情報記録用紙の廃棄量が増加し問題にな
ってきている。近年、環境問題において、問題とされる
廃棄物のうち、その多くをプラスチック製品が占めてお
り、とくに半永久的に分解しない特性からきわめて処理
困難な素材とされている。特に高品位用途に利用される
インクジェット記録媒体やOHPシートなどはプラスチ
ック基材用いられるため、埋め立て廃棄されたとき、通
常のプラスチックと同様に長年にわたって存在し続ける
ことが問題となっていた。
チック廃棄物問題を解決すべく近年、微生物分解性のプ
ラスチックが開発されている。これらのなかでPETフ
ィルムとほぼ同等な特性を持つものとして微生物分解性
のポリ乳酸樹脂が開発されている。よってOHPシート
や受像紙用の基材の代替に利用可能であるとして検討さ
れているが、一般的にインクジェットインキは水性のイ
ンキが使用されているため受像層は親水性の樹脂がコー
ティングされており、これらのインクジェット受像層用
の樹脂とポリ乳酸の基材とは密着性が悪く、通常の使用
において簡単に剥離することが問題になっていた。
技術の問題点を鑑みなされたものであり、微生物分解性
を用いるポリエステル基材を用い、製品として実用上の
十分な基材物性を示し、かつインクジェット記録特性に
優れており、増え続ける高品位記録情報媒体の廃棄物問
題の解決にも寄与することが出来るインクジェット記録
媒体とその製造方法を提供することを目的とする。
成するためになされたものであり、請求項1に記載の発
明は、支持体がポリ乳酸フィルムからなり、前記支持体
上に有機溶剤に可溶のポリ乳酸からなる受像層アンカー
層と、インク受容層とがこの順に形成されてあることを
特徴とするインクジェット記録媒体である。これによる
と、支持体のポリ乳酸とインクジェット用の受像層は密
着性が悪く、各樹脂と密着性がよくかつ、基材と同じ微
生物分解性を有するポリ乳酸をコーティングすることに
より受像層の信頼性を向上することができる。
インクジェット記録媒体を基本とし、特に有機溶剤に可
溶なポリ乳酸がD,L−乳酸を共重合してなることを特
徴とする。ポリ乳酸樹脂は通常、構造単位としてL−乳
酸の連続ユニットを有しており、結晶性も高く、一般的
な汎用性有機溶剤には不溶である。このため、樹脂自体
の結晶性を低下させ有機溶剤へ溶解性と密着性を上げる
ため、D,L−乳酸を共重合することにより解決するこ
とができる。
のいずれかに記載のインクジェット記録媒体を基本と
し、特に有機溶剤に可溶なポリ乳酸がD,L−乳酸のど
ちらか一方の構造を10%以上の割合で含んでなること
を特徴とする。D,L−乳酸の共重合割合はどちらか一
方を10%以上とすることで有機溶剤に対する溶解性を
著しく向上させることが出来る。
のいずれかに記載のインクジェット記録媒体を基本と
し、特にインク受像層が少なくともポリビニルアルコー
ルを含んでなることを特徴とする。ポリビニルアルコー
ルは微生物分解性を有しており、ポリ乳酸の基材と組み
合わせることにより微生物分解性の良好なインクジェッ
ト記録媒体を得ることができる。
ムからなる支持体上に、有機溶剤に可溶のポリ乳酸を受
像層アンカー層としてコーティングし、その上にインク
受容層を形成することを特徴とするインクジェット記録
媒体の製造方法である。
本発明のインクジェット記録媒体は、上記課題を解決し
目的を達成するために、支持体がポリ乳酸フィルムから
なり、支持体上に有機溶剤に可溶のポリ乳酸をコーティ
ング後、さらにインク受容層を形成してなることを特徴
とするインクジェット記録媒体とすることで廃棄後、土
中の自然界の微生物によって分解し環境負荷の小さい記
録媒体を提供するものである。
重合単位に乳酸構造を有するものであればいづれでもよ
く、たとえば乳酸の環状二量体であるラクチドを開環重
合して得たものや乳酸の重縮合反応によって得られた樹
脂をシート化したものなどがある。熱安定性を増すため
に延伸したものはより好ましい。このようなポリ乳酸フ
ィルムは多くの生物体内に存在する乳酸を原料としてい
るため、微生物による分解性を有する。このため環境に
廃棄された場合、時間とともに自然界微生物によって分
解、資化され最終的には水と炭酸ガスに還元される。よ
って、廃棄物による環境汚染の心配がない。一般的にO
HPシートなどでは100μm程度のものが用いられる
が、厚さに関して特に限定するものではない。
とは乳酸のD体とL体の共重合物を示す。L−乳酸単位
のみのホモポリマーは結晶性が高く汎用性の有機溶剤に
不溶であるが、ポリマーの構造単位D−乳酸とL−乳酸
との割合を、いずれか一方を約10%以上混合されるよ
うにすれば、非晶部分が増加し、各種有機溶剤に可溶と
なり割合が増えるほど溶解性が向上する。また、非晶性
のポリ乳酸は通常L-乳酸のホモポリマーであるポリ乳酸
フィルムとの密着性が良好なのは言うまでもなく、一般
的にインクジェット受像層に用いられるカチオン変性ア
クリル樹脂やカチオン変性ポリエステル樹脂、カチオン
変性ウレタン樹脂、カチオン変性ポリビニルアルコール
などの水系樹脂との密着性が良好である。このためポリ
乳酸フィルムを基材にコーティングすることにより、イ
ンクジェット受像層との密着性は向上し、材料としての
信頼性が高められる。
のポリ乳酸はポリマーの構造単位のD−乳酸とL−乳酸
が一定の割合で混合された組成であればよい。なお、L
−乳酸は通常の乳酸発酵によって安価に得られるが、D
−乳酸は高価である。一方、化学合成で得られる乳酸は
D−乳酸とL−乳酸のラセミ混合物であるため、ポリ乳
酸樹脂を合成する原料にこのラセミ混合物を加えて製造
することにより安価にD,L−乳酸構造をもつポリ乳酸
を合成することが出来る。また、先に述べた乳酸の環状
二量体であるD,L−ラクチドを経由して開環重合させ
ても、上記の条件を満たすポリ乳酸樹脂を得ることがで
きる。
はインク受像層のアンカーコートとして通常1〜10μ
mの範囲内で設ける。またコーティングする有機溶剤と
してはアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトンなどのケトン系、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢
酸イソプロピルなどのエステル系、トルエン、キシレン
などの芳香族系などもしくはそれ混合系などがあげられ
る。インキ受像層が水系なので非水系溶剤が望ましい。
一般的に用いられるカチオン変性アクリル樹脂、カチオ
ン変性ポリエステル樹脂、カチオン変性ウレタン樹脂、
カチオン変性ポリビニルアルコールなどがあげられる。
上記したインクジェット用記録媒体に設けるインク受像
層は通常、5〜30μm程度の厚さであるため基材に比
べて環境負荷が小さく、特に本発明によるポリ乳酸フィ
ルムを基材とするものは基材が自然界微生物によって完
全に消失するため、一般のインクジェット用に用いられ
る受像層を使用して特に問題はない。
としてポリビニルアルコールを含んでなるものを用いる
とさらに環境適合性の点で好ましい。ポリビニルアルコ
ールは微生物による分解性が確認されており、かつ優れ
たインクジェット記録特性を有している。インクジェッ
トインキの定着性を上げるため通常カチオン変性された
ポリビニルアルコールがより好ましい。
る目的として、必要に応じて無機もしくは有機フィラー
を添加してもよい。これらのフィラーはインク受容層中
に通常5〜50wt%程度、好ましくは0.1〜20w
t%程度、含有させる。少なすぎると搬送性、耐ブロッ
キング性が十分に得られない。OHP等の透明性画像の
場合には多すぎると透明性が損なわれるので10wt%
未満が良い。
としては、例えば、無機粒子として、シリカ、クレー、
炭酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナホワイト、水
酸化アルミニウム、タルク、ベントナイト、酸化チタン
等や、有機微粒子として、各種澱粉微粒子、ポリメタク
リル酸メチル、ポリスチレン、フッ素樹脂系のビニル系
樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン系樹脂、ポリアミド等の熱可塑性樹脂、ポリベンゾグ
アナミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化性樹脂からなる微粒
子で、粒径が30μm以下、好ましくは0.1〜20μ
mのものが特にすぐれてる。
に存在するものであれば、環境に対して問題はないが、
有機系フィラーの場合は多くは微生物分解性が乏しいの
で天然系有機物フィラーを用いるのがより望ましい。特
に澱粉系微粒子が受像層の微生物分解性の点ですぐれて
いる。たとえば米澱粉、とうもろこし澱粉、ばれしょ澱
粉などの微粉末があげられる。
れも、水、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、酢酸エチル、トルエン、キシレン等の一種
または二種以上の混合溶剤を用いた10〜50重量%溶
液の塗工液として使用する。また、インク受容層には、
目的に応じて、前記した以外のその他の樹脂、あるい
は、界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、PH調整
剤、消泡剤その他添加剤を性能を逸脱しない範囲で適宜
混合しても良い。インク受容層の形成は、上記主剤及び
硬化剤を適宜な当量比で混合した塗工液を、支持体の少
なくとも片面に、グラビアコート、ロールコート、ワイ
ヤーバーコート等の公知の塗工手段によって塗工すれば
良い。
使用され得る水性インクは、公知のインクジェット用の
インクであり、通常、水溶性染料、湿潤剤、染料可溶化
剤、防腐剤、水、水混和性有機溶剤等からなる。
クジェット記録媒体では、支持体にポリ乳酸フィルムを
用い、有機溶剤に溶解するポリ乳酸をコーティング後、
さらにインク受容層をポリビニルアルコールを主成分と
する構造にすることのより、廃棄後、環境負荷の極めて
少ない材料を提供できる。
らに具体的に説明する。
μmポリ乳酸フィルム(商品名;エコロージュ、三菱樹
脂(株)社製)を用いた。この支持体上の片方に、受像
層のアンカーとして可溶性ポリ乳酸(D,L−乳酸割
合;50%/50%、分子量約3万)をメチルエチルケ
トンに約10%の割合で混合しワイヤーバーコーティン
グにて支持体上に3μmの厚さで設けた。
名CM318、クラレ(株))100重量部と米澱粉
(商品名;ミクロパール、)15重量部からなる組成物
を水−イソプロパノール溶液に混合し、ワイヤーバーコ
ーティングにより、膜厚約15μmに塗布した。塗布
後、100℃のオーブンで約3分間加熱してインクジェ
ット記録媒体を得た。
μmポリ乳酸フィルム(商品名;エコロージュ、三菱樹
脂(株)社製)を用いた。この支持体上の片方に、受像
層のアンカーとして可溶性ポリ乳酸(D,L−乳酸割
合;40%/60%、分子量約3万)をメチルエチルケ
トンに約10%の割合で混合しワイヤーバーコーティン
グにて支持体上に3μmの厚さで設けた。
重合樹脂(商品名;ジュリマー、日本純薬(株)社製)
100重量部と米澱粉(商品名;ミクロパール、)15
重量部からなる組成物を水−イソプロパノール溶液に混
合し、ワイヤーバーコーティングにより、膜厚約15μ
m に塗布した。塗布後、100℃のオーブンで約3分間
加熱してインクジェット記録媒体を得た。
μmポリ乳酸フィルム(商品名;レイシア、三井東圧化
学(株)社製)を用いた。この支持体上の片方に、受像
層のアンカーとして可溶性ポリ乳酸(D,L−乳酸割
合;30%/70%、分子量約2.5万)をメチルエチ
ルケトンに約10%の割合で混合しワイヤーバーコーテ
ィングにて支持体上に3μmの厚さで設けた。
ン樹脂エマルジョン(商品名;パラテコールIJ−5、
大日本インキ(株)社製)を固形分で100重量部と米
澱粉(商品名;ミクロパール、)15重量部からなる組
成物を混合し、ワイヤーバーコーティングにより、膜厚
約15μm に塗布した。塗布後、100℃のオーブンで
約3分間加熱してインクジェット記録媒体を得た。
μmポリ乳酸フィルム(商品名;レイシア、三井東圧化
学(株)社製)を用いた。この支持体上の片方に、受像
層のアンカーとして可溶性ポリ乳酸(D,L−乳酸割
合;50%/50%、分子量約3万)をメチルエチルケ
トンに約10%の割合で混合しワイヤーバーコーティン
グにて支持体上に3μmの厚さで設けた。
ル樹脂エマルジョン(商品名;NS−141LX、高松
油脂(株)社製)を固形分で100重量部と米澱粉(商
品名;ミクロパール、)15重量部からなる組成物を混
合し、ワイヤーバーコーティングにより、膜厚約15μ
m に塗布した。塗布後、100℃のオーブンで約3分間
加熱してインクジェット記録媒体を得た。
4に可溶性ポリ乳酸アンカーを設けないものについて調
べた。すなわち、支持体上に直接受像層を設けたもので
ある。
記録媒体について以下の項目の評価を行った。なお、印
字はキャノン製インクジェットプリンター(BJC−4
20J)を使用し、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの4色のインクによりカラー記録画像を形成させ
た。その評価結果を表1にまとめて示す。
90により受像層をクロスカット後、セロハン粘着テー
プ(商品名:セロテープLP18 ニチバン(株)社
製)で碁盤目法による剥離試験を行った。結果はJIS
K5400に従い、10点(剥がれがない)〜0点(剥
がれる)で評価した。
媒体を市販の生ゴミコンポストに約20日保存すること
によって、その分解性を評価し、結果を表1にまとめ
た。
目視し、色再現性の具合を評価した。 ◎;非常に鮮明な画像を形成 ○;必要充分な画像を形成 △;インキの吸収性が悪く、画像の品質も劣る。 ×;インキの流出が認められ印字しない。
解性を評価。 ◎;完全に分解した。もしくは紙のみが若干残るが、樹
脂部分は完全に分解した。 ○;ほとんど分解しているが、若干樹脂部が残った。 △;分解していない部分がかなりある。 ×;全く分解していない。
が薄くコンポスト中で膜の残存を確認することができな
かった。
の実施例1〜4により得られたインクジェット記録媒体
は、受像層の密着性、記録特性と微生物分解性に優れて
いた。総じて、本発明によれば、微生物分解性を用いる
ポリエステル基材を用い、製品として実用上の十分な基
材物性を示し、かつインクジェット記録特性に優れ、廃
棄物問題の解決にも寄与することが出来るインクジェッ
ト記録媒体とその製造方法を提供することが出来た。
Claims (5)
- 【請求項1】支持体がポリ乳酸フィルムからなり、該支
持体上に、有機溶剤に可溶のポリ乳酸からなる受像層ア
ンカー層と、インク受容層とがこの順に形成されてある
ことを特徴とするインクジェット記録媒体。 - 【請求項2】前記有機溶剤に可溶なポリ乳酸は、D,L
−乳酸を共重合してなることを特徴とする請求項1に記
載のインクジェット記録媒体。 - 【請求項3】前記有機溶剤に可溶なポリ乳酸は、D,L
−乳酸のどちらか一方の構造を10%以上の割合で含ん
でなることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記
載のインクジェット記録媒体。 - 【請求項4】前記インク受像層が少なくとも、ポリビニ
ルアルコールを含んでなることを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載のインクジェット記録媒体。 - 【請求項5】ポリ乳酸フィルムからなる支持体上に、有
機溶剤に可溶のポリ乳酸を受像層アンカー層としてコー
ティングし、その上にインク受容層を形成することを特
徴とするインクジェット記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12753498A JP3887946B2 (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | インクジェット記録媒体及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11321072A true JPH11321072A (ja) | 1999-11-24 |
JP3887946B2 JP3887946B2 (ja) | 2007-02-28 |
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ID=14962400
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