JPH11320865A - インク・ジェット・プリンタ用オフセット・プリント方法及びプリント装置 - Google Patents

インク・ジェット・プリンタ用オフセット・プリント方法及びプリント装置

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JPH11320865A
JPH11320865A JP11068873A JP6887399A JPH11320865A JP H11320865 A JPH11320865 A JP H11320865A JP 11068873 A JP11068873 A JP 11068873A JP 6887399 A JP6887399 A JP 6887399A JP H11320865 A JPH11320865 A JP H11320865A
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ink
print head
image
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support surface
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JP11068873A
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Ronald F Burr
ロナルド・エフ・バー
Eric C Segerstom
エリック・シー・セジャーストローム
Donald R Titterington
ドナルド・アール・ティッターリントン
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Tektronix Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムの1回転未満で、ドラムの周囲よりも
長い長さの多数の画像を高速でプリントする。 【解決手段】 ドラム14による支持面とプリント・ヘ
ッド・モジュール12とを相対移動させ;支持面の少な
くとも一部に液体を供給して液体中間転写面9を形成
し;インク滴を液体中間転写面に供給して支持面及びプ
リント・ヘッド・モジュール間での単一パスにより、液
体中間転写面上に完全なインク画像の少なくとも一部を
形成し;完全なインク画像の少なくとも一部を最終受け
媒体11に転写するが;これらステップを同時に実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、インク・
ジェット・プリント・システムにおいて高速に画像を形
成する方法及び装置に関し、特に、多数の静止プリント
・ヘッドを用い、総てのプリント処理ステップを同時に
実行することによりフル・カラー画像を高速にプリント
する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インク・ジェット・プリントでは、プリ
ント・ヘッド内のオリフィスからインク滴を受け媒体に
噴射して、画像を形成している。この画像は、一般にピ
クセルとして知られているインク滴が集まったグリット
状パターンで構成されている。この画像の分解能は、単
位インチ当たりのインク滴、即ち、ドットの数(dot pe
r inch:dpi)で表され、一般的な分解能は、300
dpi及び600dpiである。
【0003】インク・ジェット・プリント・システム
は、一般に、直列プリント・アーキテクチャ又はオフセ
ット・プリント・アーキテクチャのいずれかを用いてい
る。典型的な直接プリント・システムでは、プリント・
ヘッドの噴射口からインクを直接的に最終受けサブスト
レートに噴射している。オフセット・プリント・システ
ムでは、液体層(液層)の如き中間転写面を、ドラムの
如き支持面に供給している。プリント・ヘッドは、イン
クを中間転写面に噴射して、その上にインク画像(イン
クによる画像)を形成している。インク画像が完全に付
着(deposit)されると、最終受け媒体を中間転写面に
接触させて、インク画像を最終受け媒体に転写し、溶融
させる。
【0004】本願出願人に譲渡されたアメリカ合衆国特
許第5389958号「画像形成処理」(特開平6−2
93178号に対応)(以下、958特許という)は、
相変化インクを用いる間接、即ち、オフセット・プリン
トのアーキテクチャの一例を示している。アプリケータ
装置内に収容されたウイック(芯)パッドにより、中間
転写面が供給される。画像を形成する前に、アプリケー
タを持ち上げ、回転ドラムに接触させて、液体中間転写
面を供給、即ち、満たす。
【0005】液体中間転写面が供給されると、アプリケ
ータが引っ込み、プリント・ヘッドがインク滴を噴射し
て、液体中間転写面上にインク画像を形成する。インク
は、その固体状態から溶融させる。ドラムが回転を持続
している間に、影響を受けやすい固体中間状態に冷却さ
せることにより、液体中間転写面上にインク画像が凝固
する。画像形成が完了すると、転写ローラが移動してド
ラムに接触し、このローラと、中間転写面/ドラムの曲
面(弓状面)との間に、加圧転写ニップを形成する。次
に、シート状媒体の如き最終受け媒体を転写ニップに供
給し、このニップ内の最終受け媒体に与えた圧力によ
り、インク画像が最終受け媒体に転写され固定(固着:
transfix)される。
【0006】958特許に記載されたアーキテクチャで
は、上述のステップの各々は、順次、直列に実行しなけ
ればならなかった。これにより、プリント処理を完成さ
せるのに必要な時間が非常にかかり、また、画像の最大
長がドラムの周囲に実質的に制限された。さらに、固着
処理期間中のドラムの回転速度を、画像処理期間中のド
ラムの回転速度よりも大幅に遅くして、インク画像を最
終受け媒体に完全に転写しなければならなかった。
【0007】画像処理に関して、多くの間接プリント・
システム、即ち、オフセット・プリント・システムで
は、プリント・ヘッドの噴射が起動されると、プリント
・ヘッドと最終受け媒体又は中間転写面とが2次元にお
いて互いに相対的に移動する。典型的には、媒体の移動
方向(Y軸方向)と直角方向であるX軸に沿って、プリ
ント・ヘッドは、移動する。最終受け媒体/中間転写面
は、Y軸に沿って、プリント・ヘッドを超えて移動す
る。この方法において、プリント・ヘッドは、最終受け
媒体/サブストレートに対して「走査」し、インク滴を
特定のピクセル位置に選択的に付着させることにより、
ドット・マトリクス画像を形成する。画像形成処理のこ
の形式の一例は、本願の出願人に譲渡されたアメリカ合
衆国特許出願第08/757366号「画像定着方法」
(特開平10−157096号に対応)(以下、366
特許出願という)に記載されている。この366特許出
願に記載された画像形成処理では、ドラムの多数回転に
より、中間転写面上に完全なインク画像を定着させてい
る。好適実施例において、ドラムが28か回転する間
に、ドラムの移動方向に直角なX軸方向に沿ってプリン
ト・ヘッドが移動して、画像を定着させる。958特許
に記載されたアーキテクチャと同様に、所定画像の最大
長が、ドラムの円周に制限された。
【0008】画像の解像度を増加させると共にプリント
速度を速くするために、多数のプリント・ヘッドを用い
ることができる。1個以上の静止プリント・ヘッドを用
いて、中間転写面又は最終受け媒体を横切って走査を行
わなくてもよくすること知られている。多数の静止プリ
ント・ヘッドを用いるプリンタの例が、アメリカ合衆国
特許第567719号「多数のプリント・ヘッド・イン
ク・ジェット・プリンタ」(以下、719特許という)
に記載されている。719特許の第8図には、カラー・
プリントに適する別の実施例が記載されている。4個の
分離したインク・ジェットを用いるが、これらインク・
ジェットの各々は、マゼンタ、シアン、黄色及び黒の4
つの基本色の1つに割り当てられている。2つの基本色
を重ねて二次的色を作るために、719特許では、ドラ
ムを多数回にわって回転させる必要がある。1回の回転
の間に1つの色を供給し、次の回転の間に他の色を重ね
る。この方法において、ドラムの多数回の回転により、
中間転写面上に、完全で、総てが埋まったフル・カラー
(完全なカラー)のインク画像が形成される。これによ
り、所定画像の最大長が、ドラムの周囲に制限される。
【0009】719特許では、ドラムの表面上でインク
滴を乾かす時間を短くする。さらに、719特許は、最
終受け面へクリーンに転写を行うために、水性を基本に
したインク滴が必要とする乾燥時間についても記載して
いる。3秒間の乾燥時間が記載されているが、これは、
1分当たり20回転がドラムの最高回転速度となり、1
分当たり20ページの最大プリント速度に対応する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、719特
許に記載されたプリント・アーキテクチャの速度は、必
要な乾燥時間と、フル・カラー・プリント用のドラムの
多数回転とにより制限される。画像の最大長は、ドラム
の周囲に制限される。よって、従来技術の欠点を克服し
た高速インク・ジェット・プリント・システムの必要性
が依然存在する。
【0011】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の概
念は、高速に間接インク・ジェット・プリントを行う方
法及び装置を提供することである。本発明の他の概念
は、中間転写面にインク画像(インクによる画像)を形
成し、この画像を最終受け面に転写する方法及び装置で
ある。本発明の更に他の概念は、中間転写面に1つ以上
の完全な画像を形成し、これら(この)画像を単一パス
で最終受け媒体に転写することである。
【0012】本発明の特徴によれば、本発明の方法及び
装置は、完全に埋まった画像の少なくとも一部分の完全
な画像幅をプリントできる。本発明の他の特徴によれ
ば、1個以上のドロップ・オン・デマンド・プリント・
ヘッド・モジュールのノズルが、X軸方向で支持面を横
切って総てのピクセル位置をアドレス指定できる(即
ち、これらピクセル位置と向かい合うことができる)の
で、プリント・ヘッド・モジュールは、単一パスで完全
な画像をプリントできる。本発明の更に他の特徴によれ
ば、本発明の方法及び装置は、単一パスで、異なる色の
2つ以上の画像成分を重ね合わせて完全な画像をプリン
トできる。
【0013】本発明の利点は、本発明の方法及び装置
が、プリント処理の総てのステップを同時に実行できる
ことである。本発明の他の利点は、本発明の方法及び装
置が、ドラム/支持面の周囲よりも長い長さの画像をプ
リントできることである。本発明の更に他の利点は、ド
ラムの1回転未満で、中間転写面上に多数の完全画像を
配置できることである。本発明の別の利点は、本発明の
方法及び装置が、二重プリントをできることである。
【0014】本発明の上述及びその他の概念、特徴及び
利点を達成するために、また、本発明の目的に応じて、
本発明は、オフセット・インク・ジェット・プリントを
高速で行う。多数のドロップ・オン・デマンド・プリン
ト・ヘッド・モジュールは、回転ドラム上の中間転写面
にインク滴を噴射して、完全な幅のインク画像を形成す
る。ドラムの1回転未満にて、1つ以上の完全画像を中
間転写面に形成する。これら画像を最終受け媒体に転写
する一方、ドラムが回転を持続により、中間転写面上に
別の画像を同時に形成する。2つ以上のカラー画像成分
を重ね合わせて、ドラムの1回転未満で、完全なカラー
画像を形成する。さらに、本発明の方法及び装置では、
画像形成及び画像転写を同時にできるので、ドラムの周
囲よりも長い長さの画像をプリントできる。
【0015】本発明の更に他の概念は、添付図を参照し
た本発明の好適実施例に関する以下の説明から当業者に
は理解できよう。本発明は、他の実施例にも可能であ
り、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形変更が
可能である。したがって、添付図及び以下の説明は、本
発明を説明するためのものであり、特定の実施例に限定
するためのものではない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明により、多数のプ
リント・ヘッドを有するオフセット型、即ち、間接型イ
ンク・ジェット・プリント装置の好適実施例を示す。か
かる形式のオフセット・インク・ジェット・プリンタ・
アーキテクチャは、例えば、本願出願人に譲渡されたア
メリカ合衆国特許第5、389958号「画像形成処
理」(特開平6−293178号に対応)にも記載され
ている。
【0017】図1の画像形成装置(即ち、プリンタ又は
プリント装置)10は、オフセット・プリント処理を用
い、画像形成により複数のインク滴を最終受けサブスト
レート(媒体)に配置する。好適な実施例において、装
置10は、弓状支持面であるドラム14の周囲に位置決
めされた16個のドロップ・オン・デマンド・プリント
・ヘッド・モジュール12A〜12N、12P及び12
Qを具えている。図2は、液体中間転写面から最終受け
サブストレートへのインク画像の転写を説明する拡大図
である。プリント・ヘッド・モジュール12A〜12
N、12P及び12Qは、インク滴23、25を溶融状
態又は液体状態でドラム14上の中間転写面9に噴射す
る。この中間転写面は、好ましくは液体の層であり、こ
の場合、ドラム14をアプリケータ・アセンブリ16
(図1参照)に接触させて、液体層をドラム14に形成
している。この中間転写面に使用できる適切な液体に
は、水、フッ素化オイル、グリコール、界面活性剤、鉱
油、シリコン油、機能油(functional oil)、及びこれ
らの組み合わせである。好適な液体は、アミノ・シリコ
ン油である。
【0018】図1に示す如く、アプリケータ・アセンブ
リ16は、液体タンク18と、液体を供給する吸い上げ
パッド20と、ドラム14の表面上の液体を確実に計量
する計量ブレード22とを具えている。吸い上げパッド
20は、好ましくは、比較的滑らかな表面を有する任意
の適切な不織布合成織物から形成されている。好適な構
成では、ポリエステル・フェルトの如き多孔支持材料の
頂部に設けられた滑らかな吸い上げパッド20を用いて
いる。この吸い上げパッドには、BMPコーポレーショ
ンからのBMPプロダクトであるNR90及びPE11
00−ULの両方が利用可能である。計量ブレード22
は、液体の厚さを、約0.025ミクロンから約60ミ
クロン、より好適には、約0.05ミクロンから約10
ミクロンとする。連続的に画像形成及びプリントをでき
るようにするために、吸い上げパッド20及びブレード
22は、ドラム14と連続的に接触している。液体タン
ク18に、独立した液体供給システム(図示せず)から
液体を供給して、液体の供給がとぎれないようにしても
よい。
【0019】弓状支持面は、図1に示すようにドラム1
4の形式でもよいし、その代わりに、ベルト、織物、プ
ラテン、又は他の適切な設計の支持面でもよい。ドラム
14の表面である支持面は、任意的適切な材料から形成
できる。この材料には、アルミニウム、ニッケル又は鉄
のホスファートなどである金属;フルオロエラストマ、
過フルオロエラストマ、シリコン・ゴム及びポリブタジ
エンなどのエラストマ;ポリフェニレンスルフィドで装
填されたポリテトラフルオロエチレンなどのプラスチッ
ク;ポリエチレン、ナイロンなどの熱プラスチック;ア
セタールやセラミクスなどのFEP熱硬化樹脂がある
が、これらに限定されるものではない。好適な材料は、
アルマイト(陽極処理アルミニウム)である。
【0020】液体、即ち、溶融インクがプリント・ヘッ
ド・モジュール12A〜12N、12P及び12Qから
ドラム14上の中間転写面9に噴射されて、その上にイ
ンク画像が形成される。最終受け媒体、即ち、サブスト
レート11は、予熱ヒータ30を介して、ドラム14及
び転写ローラ34の間に形成された転写ニップ32に供
給される。好適実施例において、転写ローラ34は、金
属コア、好ましくは、スチール・コアを有しており、こ
のコアを覆うエラストマ・カバーは、40〜45シャー
・ディ・レーティング(Shore D rating)である。適切
なエラストマ・カバー材料には、シリコン、ウレタン、
ニトリル、エチレン・プロピレン三量体(EPDM)、
及びその他の適切な樹脂材料がある。図2において、ロ
ーラ34のエラストマ・カバーが最終受け媒体11とそ
の裏側で接触して、中間転写面9の露出面からインク画
像が転写される。最終受け媒体11がニップ32を通過
すると、この最終受け媒体11は、付着されたインク画
像側に加圧されて、このインク画像が最終受け媒体11
に転写される。
【0021】転写ニップ32内のインク画像/最終受け
媒体11上に作用する圧力は、インク画像を最終受け媒
体11に完全に転写するのに充分でなければならない。
図2は、インク画像を形成するインク滴23、25、2
7、29が液体中間転写面9から最終受け媒体11に転
写される際のシーケンスを概略的に示している。図1に
おいて、転写ニップ32の下流にある1対の後処理ロー
ラ36、38が、最終受け媒体11上に転写されたイン
ク画像に対する追加的な処理を行ってもよい。後処理ロ
ーラ36、38は、インク画像を最終受け媒体に溶融又
は固定する溶融ニップ39を形成する。好ましくは、溶
融ニップ39内の圧力は、転写ニップ32内の圧力より
も充分に大きい。この場合、転写ニップ32は、インク
画像を最終受け媒体11に転写するのに充分な圧力のみ
を必要とするが、溶融ニップ39は、インク画像を最終
受け媒体11に溶融又は固定する高い圧力を必要とす
る。好適な実施例において、転写ニップ32内の圧力
は、約10psi(平方インチ当たりのポンドであり、
1psi=0.07031キログラム/平方センチ)及
び約1500psiの間であり、より好ましくは、約1
00psi及び約150psiの間である。溶融ニップ
39内の圧力は、約10psi及び約2000psiの
間であり、より好ましくは、約200psi及び約25
0psiの間である。
【0022】好適には、転写ニップ32内に低い圧力を
用いて、画像処理期間中、ドラム14に対して転写ロー
ラ34が作用する力を小さくする。これにより、特にY
軸方向において、ドラム14と、プリント・ヘッド・モ
ジュール12A〜12N、12P及び12Qとの間のミ
スアライメント(取り付け誤差)の可能性を減らして、
画像品質を精度を改善できる。
【0023】図1において、二重ユニット17を用い
て、最終受け媒体を裏返して、この最終受け媒体の両側
にプリントできるようにしてもよい。代わりに、プリン
トした最終受け媒体11を転写ニップ32から第2プリ
ント装置(図示せず)に供給して、この最終受け媒体の
第2面(裏面)にプリントを行ってもよい。最終受け媒
体11を連続ロールとして示してあるが、これは、個別
のシート状媒体であってもよいことに留意されたい。
【0024】ドラム14の表面上の液体中間転写面9及
びその上に付着されたインク画像は、適切なヒータ装置
28により、所定の温度範囲に維持される。ヒータ装置
28は、図示の如く配置された放射ヒータでもよいし、
その代わりに、ドラム14の内部に配置してもよい。ヒ
ータ装置28は、ドラム14/液体中間転写面9の温度
を周囲温度から、約25゜C及び約70゜Cの間の温度
又はそれ以上の温度に上昇させる。この温度は、中間転
写面9に用いた液体及びインクの成分の厳密な特性に従
属する。より好適な温度範囲は、約45゜C及び約52
゜Cの間である。
【0025】好適な実施例において、プリンタ10に相
変化インクを用いる。相変化インクは、初め固体状態で
あるが、温度を約85゜Cから約150゜Cに上昇させ
る熱エネルギーを供給することにより、溶融状態に変化
する。溶融したインクは、プリント・ヘッド・モジュー
ル12A〜12N、12P及び12Qのノズル42から
液体中間転写面9の露出面にラスタ形式で供給する。イ
ンクが中間温度に冷えて、展性状態に凝固すると、この
インクは、転写ニップ32を介して最終受け媒体11の
表面に転写される。この中間温度は、インクが展性状態
に維持される温度であり、約30゜C及び約80゜Cの
間である。
【0026】好ましくは、インク画像を形成するのに用
いるインクの流体及び機構的な特徴は、100ppm
(ppm:1分間当たりのプリント枚数)以上の高速度
で間接プリントを行うのに必要なパラメータを満足す
る。特に、溶融状態におけるインクの粘性は、中間転写
面9にインクを供給するのに用いるプリント・ヘッド・
モジュールの要求に一致しなければならない。溶融イン
クの粘性は、固体としてのインクの他の物理的及び流動
学的特性、例えば、降伏強さ、硬度、弾性率、損失弾性
率、弾性率に対する損失弾性率の比、延性などにに対し
て最適化されなければならない。さらに、転写に適する
展性状態に達するのに、中間転写面9/ドラム14上の
溶融インク滴に必要な硬化時間は、所望プリ速度を維持
するのに充分なだけ短くなければならない。例えば、各
ページの長さがドラム14の周囲にほぼ等しい状態で、
100ppmのプリント速度を可能にするために、中間
転写面9/ドラム14上でのインク滴の硬化時間は、約
0.6秒以下でなければならない。
【0027】好適な相変化インクは、相変化インクと相
溶性のある着色料と混合した相変化インク・キャリッジ
成分で構成される。より限定的には、好適な相変化イン
ク・キャリッジ成分は、(1)少なくとも1つのウレタ
ン樹脂;及び/又は(2)少なくとも1つの混合ウレタ
ン/ウレア樹脂;及び(3)少なくとも1つのモノアミ
ド;及び(4)少なくとも1つのポリエチレン・ワック
スを具える。好適な相変化インクに関するより詳細な情
報は、例えば、本願出願人に譲渡され1998年1月2
6日に出願されたアメリカ合衆国特許出願第09/01
3410号(以下、410特許出願という)「ウレタン
樹脂、混合ウレタン/ウレア樹脂、モノアミド及びポリ
エチレン・ワックスの化合物を包含する相変化インク配
合物」(特願平11−14859号に対応)に記載され
ている。
【0028】種々の成分を有する多くの他の形式の相変
化インクを本発明に使用できることが理解できよう。適
切な別の相変化インクは、例えば、アメリカ合衆国特許
第4889560号(特公平4−74193号に対応)
やアメリカ合衆国特許第5372852号などにも記載
されている。これら特許に開示された相変化インクは、
1つ以上の脂肪酸アミド含有物質を有する相変化インク
・キャリッジ成分、好ましくは、モノアミド・ワックス
及びテトラ・アミド樹脂、1つ以上の粘着付与剤、1つ
以上の柔軟剤、1つ以上の抗酸化剤と共に、相溶性着色
剤を含有する。
【0029】本発明の重要な観点においては、プリント
処理に含まれるステップの総てが同時に実行されて、即
ち、並列に実行されて、プリント速度を最大にすること
である。より限定的には、液体中間転写面を形成するア
プリケータ・アセンブリ16と、インク画像を形成する
プリント・ヘッド・モジュール12と、支持面から最終
受け媒体にインク画像を転写する転写ローラ34とを同
時に動作可能なように、ドラム14の外周面である弓状
支持面に対して配置してあるので、中間転写面9をドラ
ム14に供給するステップ、中間転写面にインク画像を
付着させるステップ、中間転写面/ドラム14を加熱す
るステップ、最終受け媒体11を予熱するステップ、イ
ンク画像を最終受け媒体に転写するステップ、最終受け
媒体上のインク画像を後処理するステップの総てを、同
時に、即ち、並列に実行できる。さらに、本発明の他の
重要な観点としては、これらステップの総てを連続的に
実行して、ドラム14の1回転未満で、多数の完全な画
像を中間転写面9に配置することである。これら画像が
最終受け媒体に転写されると、別の多数の完全な画像を
同時に中間転写面9に噴射する。これにより、ドラム1
4は、全体のプリント処理期間中に、固定された速度で
回転できるので、固着処理又は他のステップに対してド
ラムを遅くする必要がなくなる。好適には、総てのステ
ップを並列に実行し、連続的に画像形成し、1つ以上の
完全画像を転写することにより、プリント装置10は、
50ppm以上の速度、より好適には、100ppm以
上の速度でプリントできる。好適な実施例においては、
ドラムの1回転未満で、中間転写面9上に4つの完全な
画像を配置し、ドラムを約25rpm(rpm:1分間
当たりの回転する)で回転させて、100ppmのプリ
ント速度を得る。
【0030】さらに、本発明の別の重要な観点として、
プリント装置10は、ドラム14の周囲よりも長い長さ
の画像をプリントできる。画像形成及び転写を同時且つ
連続的に実行するので、プリント装置10は、任意の長
さの画像をプリントできる。
【0031】図3は、インク滴を噴射するインク・ジェ
ット・ノズルの4個の配列を有するプリント・ヘッド・
モジュール・フェースプレートの拡大図であり、プリン
ト・ヘッド・モジュール12A〜12N、12P及び1
2Qの各々の好適実施例が示されている。なお、図中の
X、Y及びZは、方向を示し、θは回転方向を示す。各
プリント・ヘッド・モジュールは、液体インク滴が噴射
される複数のノズル42を含んだフェースプレートを有
する。図3のフェースプレート4は、図1のプリント・
ヘッド・モジュール12Iに対応する。フェースプレー
ト4の以下の説明は、他のプリント・ヘッド・モジュー
ルの各々のフェースプレートに等しく適用できる。好適
な実施例において、フェースプレート4は、ノズル42
の4つの配列44A〜44Dを含んでいる。配列44A
は、横方向に12個のノズルで高さ方向に10個のノズ
ルを有し、配列44B〜44Dの各々は、横方向に11
個のノズルで高さ方向に10個のノズルを有する。この
構成により、フェースプレート4には、全部で450個
のノズル42が存在する。詳細に後述するように、各ノ
ズル42は、ドラム14のX軸方向に延びる異なるピク
セル位置に向かう位置にある。
【0032】好適な実施例において、ノズル42は、約
20ピクセルの間隔で垂直方向及び水平方向に分離して
おり、各ピクセルの直径、即ち、幅は、約1/300イ
ンチ(0.085mm)である。用語「水平」及び「垂
直」は、一般的な意味でのみ方向を示すために用いてお
り、直交方向を絶対的な意味で限定するものではない。
ノズル配列44A〜44Dの寸法に関する上述から、フ
ェースプレート4は、3インチ幅([水平方向に45個
ノズル]×[1/15インチのノズル間の間隔]=3イ
ンチ)のプリントを行えることが明らかであろう。
【0033】図4は、フェースプレートにおいて、水平
方向に隣接した2個のノズルと、垂直方向に隣接した2
個のノズルとの間の間隔を示す拡大図であり、ノズル4
2’及び42”が水平方向に隣接しており、ノズル4
2’及び42’”が垂直方向に隣接している。これらノ
ズル42’、42”及び42’”の相対的な配置は、フ
ェースプレート4の任意の垂直及び水平方向に隣接する
ノズル42の相対的な配置を示していることが理解でき
よう。図4に示す如く、水平方向に隣接したノズル4
2’及び42”の間の水平中心から中心までの距離20
Hは、20ピクセルである。上述の如く、ピクセルは、
画像内の単一ドットの位置を表している。ピクセルの大
きさ又は寸法は、画像の分解能に応じて変化する。好適
実施例では、プリントは、300dpi(1cm当たり
118ドット)、即ち、1インチ当たり300ピクセル
である。よって、各ピクセルの直径、即ち、幅は、約1
/300インチ(0.085mm)であり、上述の水平
距離20ピクセルである20Hは、1/15インチに等
しい。
【0034】さらに図4を参照する。垂直方向に隣接し
たノズル42’及び42”の間の垂直中心から中心の距
離20Vは、20ピクセル、即ち、1/15インチであ
る。図3及び図4に示す如く、ノズル42の垂直行は、
わずかに傾いている。好ましくは、垂直方向に隣接した
ノズル42の間の水平中心から中心までの距離2Hは、
2ピクセル、即ち、1/150インチである(図4を参
照)。換言すれば、垂直方向に隣接したノズルは、2ピ
クセル、即ち、1/150インチだけオフセットしてい
る。
【0035】次に、図1及び図3を参照する。ドラム1
4がプリント・ヘッド・モジュール12Iのフェースプ
レート4を通過して移動すると、ノズル42が選択的に
駆動され、このドラムの中間転写面上にインク滴を配置
する。垂直方向に隣接したノズルは、水平方向に2ピク
セルだけオフセットされているので、フェースプレート
4によりプリントされた水平線には、プリントされた各
ピクセルの間で1ピクセルの間隙がある。よって、本発
明の重要な概念において、プリント・ヘッド・モジュー
ル12Kに対応する第2フェースプレート2は、フェー
スプレート4とインターリーブする(交互に補う)よう
に水平方向に整列されており(図5参照)、プリンタ1
0は、単一パスで、ドラム14の1回転未満で、完全に
全幅の画像をプリントできる。本発明が、水平方向に1
ピクセルだけオフセットされた垂直方向に隣接したノズ
ルを含んだ単一の完全幅プリント・ヘッド・モジュール
を用いて、このプリント・ヘッド・モジュールがドラム
14の1回転未満により、完全幅で完全に埋まった画像
をプリントしてもよいことが理解できよう。
【0036】より限定的には、図5及び図6に示すよう
に、フェースプレート4及び2のノズルが1ピクセルだ
け水平方向にオフセットして、フェースプレート4の垂
直に隣接したノズルの間の1ピクセルの間隙を、フェー
スプレート2のノズルにより埋める。図6は、フェース
プレート4及び2によりプリントした水平線の一部を示
している。ピクセル42’pは、フェースプレート4の
ノズル42’がプリントし、ピクセル43’pは、フェ
ースプレート2のノズル43’がプリントし、ピクセル
42”pは、フェースプレート4のノズル42”がプリ
ントし、ピクセル43”pは、フェースプレート2のノ
ズル43”がプリントし、以下同様である。この方法に
おいて、フェースプレート4及び2のノズル42は、フ
ェースプレート4の最も左のノズル42’とフェースプ
レート2の最も右のノズル43”’との間でX軸方向に
ドラム14を横切って延びる総てのピクセル位置に向か
うように位置決めされる。よって、フェースプレート4
及び2は、単一パスで、ドラム14の1回転未満で、完
全幅で完全に埋まった画像をプリントできる。このアプ
リケーションの目的に対して、プリント・ヘッド・モジ
ュール/フェースプレートの所定配置において、最も左
のノズル42と最も右のノズル42の間のX軸距離を結
ぶ画像として、完全幅画像を定義する。X軸方向及びY
軸方向において、インク・ピクセルで完全に占められた
画像、又はこの画像の一部として、完全に埋まった画像
を定義する。
【0037】上述の如く、好適な実施例において、各プ
リント・ヘッド・モジュール/フェースプレートは、3
インチ幅のプリントをできる。フェースプレート4及び
2の如く水平方向に配置された1対のフェースプレート
は、300dpiで3インチ幅のプリントを可能にす
る。図5に示すように、プリンタ10が6インチ幅の完
全に埋まった画像をプリントするために、プリント・ヘ
ッド・モジュール12J及び12Lに夫々対応する水平
に配置された第2の1対のフェースプレート3及び1
が、フェースプレート4及び2に対してインターリーブ
する。好ましくは、フェースプレート3及び1の右端の
垂直行における底部の4個のノズルが、フェースプレー
ト4及び2の左端の垂直行における頂部の4個のノズル
を夫々インターリーブする。
【0038】図1及び図5を参照する。好適実施例にお
いて、プリンタ10は、フル・カラーのプリントを行う
ために、シアン、マゼンタ、黄色及び黒の4色のインク
を用いる。フェースプレート4、3、2及び1の如きイ
ンタリーブされた2対のプリント・ヘッド・モジュール
/フェースプレートは、4色の各々に設けられる。よっ
て、プリンタ10の好適実施例は、インタリーブされた
2対のプリント・ヘッド・モジュール/フェースプレー
トを4組含んで、全部で16個のプリント・ヘッド・モ
ジュール/フェースプレートになる。好適には、4組の
インタリーブされたプリント・ヘッド・モジュール/フ
ェースプレートを水平方向に配置して、6インチ幅のフ
ル・カラーの加増をプリントする。より限定的には、イ
ンタリーブされた4対のプリント・ヘッド・モジュール
/フェースプレートの各々は、4色の1つである画像成
分をプリントする。ドラムの回転により、これら4つの
画像成分を重ね合わせて、ドラムの1回転未満で、中間
転写面上に完全なフル・カラーの画像を形成する。より
広い画像幅を可能にするために、任意の数のプリント・
ヘッド・モジュール/フェースプレートをインタリーブ
させてもよいことが明らかである。例えば、12インチ
幅のプリントを可能とするために、各色に対して、4対
のプリント・ヘッド・モジュール/フェースプレートを
インタリーブさせてもよい。2、3又は4の如き任意の
数の色を用いて、本発明によるプリントを行えることが
明らかである。
【0039】本発明の特定実施例について上述したが、
本発明の要旨を逸脱することなく、種々の変形、変更を
部品の材料や配置などに行えることが明らかであろう。
例えば、好適実施例では相変化インクを用いたが、本発
明は、水性ベースのインクや、溶媒ベースのインクなど
の別の形式のインクを用いても実施できることが理解で
きよう。よって、本発明は、これら他のインクを用いて
も、また、その他の変形、変更を伴っても実施できる。
【0040】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、液体中間転
写面を形成するアプリケータ・アセンブリと、インク画
像を形成するプリント・ヘッド・モジュールと、支持面
から最終受け媒体にインク画像を転写する転写ローラと
を同時に動作できるように、ドラムの外周面である弓状
支持面に対して配置してあるので、プリント処理の総て
のステップを同時に実行できる。よって、高速プリント
が可能となる。また、画像形成及び画像転写を同時にで
きるので、支持面の周囲よりも長い長さの画像をプリン
トできるし、ドラムの1回転未満で、中間転写面上に多
数の完全画像を配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法及び装置を用いた多数のプリント
・ヘッドを有するオフセット・インク・ジェット・プリ
ント装置を示す図である。
【図2】液体中間転写面から最終受け媒体(サブストレ
ート)へのインク画像の転写を説明する拡大図である。
【図3】インク滴を噴射するインク・ジェット・ノズル
の4個の配列を有するプリント・ヘッド・モジュール・
フェースプレートの拡大図である。
【図4】フェースプレートにおいて、水平方向に隣接し
た2個のノズルと、垂直方向に隣接した2個のノズルと
の間の間隔を示す拡大図である。
【図5】互いにインターリーブして完全に埋まった画像
を形成するようにインク滴を噴射するように位置決めさ
れた4個のフェースプレートの拡大図である。
【図6】図5におけるフェースプレート4及び2がプリ
ントした水平ラインの位置を示す図である。
【符号の説明】
1〜4 フェースプレート 9 液体中間転写面 10 画像形成装置(プリント装置、プリンタ) 11 最終受け媒体 12 プリント・ヘッド・モジュール 14 ドラム 16 アプリケータ・アセンブリ 18 液体タンク 20 吸い上げパッド 22 ブレード 23、25、27、29 インク滴 28 ヒータ装置 30 予熱ヒータ 32、39 ニップ 34 転写ローラ 36、38 後処理ローラ 42 ノズル 44 ノズル配列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック・シー・セジャーストローム アメリカ合衆国 オレゴン州 97219 ポ ートランド サウス・ウェスト テンス 8559 (72)発明者 ドナルド・アール・ティッターリントン アメリカ合衆国 オレゴン州 97062 ト ゥアラティン サウス・ウェスト サイレ ッツ・ドライブ 10185

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク・ジェット・プリンタにおけるオ
    フセット・プリント方法であって、 (a)支持面と少なくとも1個のプリント・ヘッド・モ
    ジュールとを相対移動させるステップと、 (b)上記支持面の少なくとも一部に液体を供給して、
    上記支持面上に液体中間転写面を形成するステップと、 (c)インク滴を上記液体中間転写面に供給して、上記
    支持面及び上記プリント・ヘッド・モジュール間での単
    一パスにより、上記液体中間転写面上に完全なインク画
    像の少なくとも一部を形成するステップと、 (d)上記完全なインク画像の少なくとも一部を最終受
    け媒体に転写するステップとを具え、 (e)上記ステップ(a)〜(d)を同時に実行するこ
    とを特徴とするインク・ジェット・プリンタ用オフセッ
    ト・プリント方法。
  2. 【請求項2】 上記支持面を形成するドラムの周囲の異
    なる4カ所に、複数のドロップ・オン・デマンド・イン
    ク・ジェット・プリント・ヘッド・モジュールの少なく
    とも4個を位置決めするステップを更に具えたことを特
    徴とする請求項1のオフセット・プリント方法。
  3. 【請求項3】 インク・ジェット・プリンタにおけるオ
    フセット・プリント方法であって、 (a)支持面と少なくとも1個のプリント・ヘッド・モ
    ジュールとを相対移動させるステップと、 (b)上記支持面の少なくとも一部に液体を供給して、
    上記支持面上に液体中間転写面を形成するステップと、 (c)インク滴を上記液体中間転写面に供給して、上記
    支持面及び上記プリント・ヘッド・モジュール間での単
    一パスにより、上記液体中間転写面上に2つ以上の完全
    なインク画像を形成するステップと、 (d)上記2つ以上の完全なインク画像の少なくとも一
    部を最終受け媒体に転写するステップとを具え、 (e)上記ステップ(a)〜(d)を同時に実行するこ
    とを特徴とするインク・ジェット・プリンタ用オフセッ
    ト・プリント方法。
  4. 【請求項4】 インク・ジェット・プリンタにおけるオ
    フセット・プリント方法であって、 (a)弓状支持面を回転させるステップと、 (b)上記弓状支持面の少なくとも一部に液体を供給
    し、上記弓状支持面上に液体中間転写面を形成するステ
    ップと、 (c)異なる色の2つ以上の画像成分を重ね合わせて、
    上記弓状支持面の1回転未満により、上記液体中間転写
    面上に完全なインク画像の少なくとも一部を形成するス
    テップと、 (d)上記完全なインク画像の少なくとも一部を最終受
    け媒体に転写するステップとを具え、 (e)上記ステップ(a)〜(d)を同時に実行するこ
    とを特徴とするインク・ジェット・プリンタ用オフセッ
    ト・プリント方法。
  5. 【請求項5】 上記完全なインク画像の少なくとも一部
    を上記最終受け媒体に転送するステップは、 上記完全なインク画像を上記最終受け媒体の第1側に転
    写するステップと、 第2インク画像を上記最終受け媒体の第2側に転写する
    ステップとを有することを特徴とする請求項4のオフセ
    ット・プリント方法。
  6. 【請求項6】 高速に画像を形成するオフセット・イン
    ク・ジェット・プリント装置であって、 少なくともX軸方向に延びた複数のピクセル位置を有す
    る支持面と、 夫々、上記支持面の近傍に配置され、フェースプレート
    を有する複数のプリント・ヘッド・モジュールと、 上記フェースプレートの各々に設けられ、X軸方向に沿
    った上記支持面のピクセル位置に向かう複数のノズル
    と、 完全な画像を最終受け媒体に転送する溶融装置とを具
    え、 上記複数のプリント・ヘッド・モジュールの内の第1プ
    リント・ヘッド・モジュールは、上記複数のプリント・
    ヘッド・モジュール内の少なくとも第2プリント・ヘッ
    ド・モジュールとインターリーブするように水平に並べ
    られて、上記支持面と上記第1プリント・ヘッド・モジ
    ュール又は上記第2プリント・ヘッド・モジュールとの
    間でX軸方向で相対移動をすることなく、上記支持面上
    に上記完全な画像をプリントすることを特徴とするオフ
    セット・インク・ジェット・プリント装置。
  7. 【請求項7】 上記支持面は、回転可能なドラムを具
    え、 上記複数のプリント・ヘッド・モジュールは、上記ドラ
    ムの周りで4つのグループに位置決めされ、 上記プリント・ヘッド・モジュールの各グループが、異
    なる色のインクを噴射することを特徴とする請求項6の
    オフセット・インク・ジェット・プリント装置。
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