JPH11320736A - 不織布積層シ―ト - Google Patents
不織布積層シ―トInfo
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- JPH11320736A JPH11320736A JP68299A JP68299A JPH11320736A JP H11320736 A JPH11320736 A JP H11320736A JP 68299 A JP68299 A JP 68299A JP 68299 A JP68299 A JP 68299A JP H11320736 A JPH11320736 A JP H11320736A
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Abstract
も軽量性、可とう性、断熱性等に優れた不織布積層シ−
トを提供する。 【解決手段】 熱可塑性繊維が融着された目付け10〜
1000g/m2の不織布と空隙率85〜99%の発泡
樹脂シ−トが多層構造に積層され、且つその積層面で融
着され、且つ引裂強度が縦横何れも0.2kgf以上あ
り、引張強度が縦横何れも0.7kg/5cm以上であ
り、且つ可とう性を有する不織布積層シ−トによる。
Description
−トが多層構造に積層された軽量性や可とう性等に富む
シ−トに関する。更に詳しくは熱融着された不織布と発
泡樹脂シ−トが多層構造に積層され且つその積層面で融
着一体化された、引裂強度や引張強度等が優れた多層構
造のシ−トに関する。
ピレンシ−ト等は軽量性、嵩高性、断熱性等が優れ、各
種包装材料や建築用断熱材等に使用されている。しかし
この発泡樹脂シ−トは微小発泡セルがランダム且つ多量
に存在するので、引裂強度や引張強度等が小さいという
問題がある。特に該発泡樹脂シ−トは熱可塑性樹脂を溶
融製膜化の工程で機械方向に延伸されるので、縦方向に
裂け易く、横方向の強力が低いという問題がある。引裂
強度や引っ張り強力等を改良する手段として、シ−トの
厚みを大にしたり、発泡倍率を低くする事も行われてい
るが、軽量性、嵩高性等が劣り、しかも可とう性が悪化
し、ロ−ル巻き不可能になるという問題がある。
脂シ−トの両面にガラス繊維とポリプロピレン繊維から
なるニ−ドルパンチ不織布を積層したシ−トが開示され
ている。又特開平7−178859号公報には、発泡樹
脂シ−トに、熱可塑性樹脂がコ−テイングされたガラス
繊維、または炭素繊維等が積層され、その両層を熱融着
したシ−トが開示されている。前記に開示されたいずれ
の技術にあつても、ガラス繊維が使用されているので、
積層シ−トの曲げ強度や曲げ弾性率等が高くなるが、反
面軽量性や可とう性等が劣るという問題がある。従って
このような不織布積層シ−トはロ−ル巻等をし長尺状で
保存し、建設現場や、各種機材の包装現場等でそれぞれ
の屈曲部に適合すように施工したり、又はロ−ル巻きの
シ−トを所望の大きさに切断等をし使用出来ないという
課題がある。
決するためになされたものであり、軽量性、可とう性、
嵩高性等に優れた不織布と、発泡樹脂シ−トの積層シ−
トを提供する事にある。又縦横何れの方向も、引裂強度
や引張り強度等が改善された不織布積層シ−トを提供す
る事にある。
究し、その課題を解決したものであり、下記の構成から
なる。 (1) 熱可塑性繊維が融着された目付け10〜100
0g/m2の不織布と空隙率85〜99%の発泡樹脂シ
−トが多層構造に積層され、その積層面で融着され、引
裂強度が縦横何れも0.2kgf以上であり、引張り強
度が縦横何れも0.7kgf/5cm以上であり、且つ
可とう性を有する不織布積層シ−ト。 (2) 不織布が長繊維不織布である(1)項に記載の
不織布積層シ−ト。 (3) 不織布が長繊維不織布で且つ該長繊維が、融点
差が10℃以上ある低融点樹脂と高融点樹脂からなり且
つ該低融点樹脂が繊維表面の少なくとも一部を形成する
複合長繊維である(1)項に記載の不織布積層シ−ト。 (4) 複合長繊維が鞘芯形複合繊維又は並列形複合繊
維である(3)項に記載の不織布積層シ−ト。 (5) 複合長繊維が複合スパンボンド法長繊維である
(4)項に記載の不織布積層シ−ト。 (6) 不織布が長繊維不織布で且つ該長繊維が、融点
差が10℃以上である低融点長繊維10〜90重量%と
高融点長繊維90〜10重量%が混繊された混繊長繊維
である(1)項に記載の不織布積層シ−ト。 (7) 混繊長繊維が、低融点長繊維30〜70重量%
と高融点長繊維70〜30重量%からなる混繊繊維であ
る(6)項に記載の不織布積層シ−ト。 (8) 混繊長繊維が混繊スパンボンド法長繊維である
(6)項に記載の不織布積層シ−ト。 (9) 発泡樹脂シ−トが、ポリオレフイン系樹脂から
なるシートである(1)〜(8)項の何れに記載の不織
布積層シ−ト。 (10) 不織布と発泡樹脂シ−トの界面での融着が少
なくとも片方の樹脂の熱融着である(1)〜(9)項の
何れかに記載の不織布積層シ−ト。
−タル厚みやト−タル目付け等は特に限定されない。し
かし、不織布積層シ−トの引裂強度、可とう性、軽量
性、経済性等の点で、ト−タル厚みが後記発泡樹脂シ−
ト単体の厚みに積層した不織布単体の厚みだけ大きい物
が使用される。不織布単体の厚みを考慮するとト−タル
厚みが0.03〜90mmであれば良い。又ト−タル目
付けは、軽量性、経済性、可とう性等の点で、可能な限
り少ない方が好ましいが20〜3000g/m2であれ
ば良い。
縦横何れも0.2kgf以上で、引張り強度が縦横何れ
も0.7kgf/5cm以上ある物である。なおこの物
性は目付けが20g/m2に換算した時の値である。引
裂強度は好ましくは0.2kgf以上、更に好ましくは
0.25kgf以上である。引裂強度が0.2kgf未
満の場合、建築用断熱材として施工する際、或いは凸部
等が複雑にある物品等の包装材料等として用いた場合該
凸部近傍で裂け易い。又引張強度は好ましくは0.7k
g/5cm以上、更に好ましくは0.8kgf/5cm
以上である。引張強度が0.7kgf/5cm未満の場
合、建築用断熱材等として壁や屋根裏等に施工する際、
わずかのテンションでシ−トが破断しやすい。物品等を
テンションをかけて物品に密着した状態で包装する事が
困難である。
維が融着された目付け10〜1000g/m2の不織布
である。この熱可塑性繊維として、熱可塑性樹脂を繊維
化したレギュラ−繊維や複合繊維等が使用できる。また
熱可塑性繊維同士の混繊繊維や熱可塑性繊維と他の繊維
の混合繊維等何れも使用できる。又この繊維は繊維長3
〜130mmの短繊維や実質的にエンドレスの長繊維等
何れも使用できる。しかし本発明の場合、引裂強度等の
物性の向上を図るため、長繊維が好ましく用いられる。
該長繊維はトウやスパンボンド法長繊維等が例示出来
る。とりわけ複合スパンボンド法長繊維不織布や、混繊
スパンボンド法長繊維不織布等が、縦方向、横方向の引
裂強度等の物性をバランスよく改善出来るので好ましく
使用出来る。
後記発泡樹脂シ−トとの積層化後の不織布積層シ−ト
が、引裂強度、引張強度、可とう性、等を改良するとい
う目的で、繊度が0.1〜100d/fの繊維が使用出
来る。とりわけ繊度が0.2〜10d/fの繊維を用い
た不織布が不織布積層シ−トの可とう性等が良い物が得
られる。
溶融紡糸可能な熱可塑性樹脂であれば特別な制限はな
い。例えば、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピ
レンと他のαオレフインとの二〜三元共重合体、ナイロ
ン−6、ナイロン−66、ポリエチレンテレフタレ−
ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリ(エチレンテレ
フタレ−ト−co−イソフタレ−ト)、ポリエステルエ
ラストマ−、フッソ系樹脂、ポリフエニレンサルフアイ
ド等、及び前記樹脂の混合樹脂等が使用出来る。
記熱可塑性樹脂をスパンボンド法等で長繊維を紡糸し、
ウエブを熱融着処理等をし不織布化した物が使用でき
る。とりわけポリプロピレンスパンボンド法長繊維不織
布やポリエチレンスパンボンド法長繊維不織布、ポリエ
チレンテレフタレ−トスパンボンド長繊維不織布不織布
等が、繊維同士の熱融着性、不織布の軽量性、不織布の
可とう性等の点で好ましく使用できる。
可塑性樹脂の各種組み合わせによる複合長繊維不織布が
使用できる。特に繊維同士の熱融着性及び、不織布と後
記発泡樹脂シ−トとの熱融着性等の点で、融点差が10
℃以上あるような二種以上の熱可塑性樹脂の組み合わせ
で、且つ低融点樹脂が繊維表面の少なくとも一部を形成
する複合長繊維からなる不織布が好ましい。このような
不織布は後記複合スパンボンド法で製造できる。該複合
長繊維は鞘芯形、並列形、偏心鞘芯形、海島形、多分割
形等の繊維が何れも使用出来る。複合長繊維の熱可塑性
樹脂の組み合わせは、少なくとも二種あれば良い。例え
ば、高密度ポリエチレン/ポリプロピレン、低密度ポリ
エチレン/ポリプロピレン、線状低密度ポリエチレン/
ポリプロピレン、プロピレン・エチレン共重合体/ポリ
プロピレン、プロピレン・エチレン・ブテン−1共重合
体/ポリプロピレン、線状低密度ポリエチレン/ポリエ
チレンテレフタレ−ト、プロピレン・エチレン共重合体
/ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリ(エチレンテレフ
タレ−ト−co−イソフタレ−ト)/ポリエチレンテレ
フタレ−ト等の組み合わせの繊維が例示できる。
複合比は低融点樹脂が10〜90重量%高融点樹脂が9
0〜10重量%、好ましくは低融点樹脂が20〜80重
量%高融点樹脂が80〜20重量%、更に好ましくは低
融点樹脂が30〜70重量%高融点樹脂が70〜30重
量%である。該複合繊維の低融点樹脂が10重量%未満
の場合繊維同士の融着が不足し、後記積層不織布が引裂
強度等が優れた物が得られない。
の場合、繊維同士の熱融着性及び、不織布と後記発泡樹
脂シ−トとの熱融着性等の点で、融点差が10℃以上で
あるような樹脂を含む二種以上の熱可塑性繊維の組み合
わせからなる混繊長繊維からなる不織布が好ましく使用
できる。このような不織布は後記混繊スパンボンド法で
製造できる。混繊長繊維の熱可塑性繊維の組み合わせ
は、少なくとも二種あれば良い。例えば、前記複合スパ
ンボンド法長繊維不織布に例示したような各種熱可塑性
樹脂の組み合わせが何れも可能である。とりわけ高密度
ポリエチレン/ポリプロピレン、低密度ポリエチレン/
ポリプロピレン、線状低密度ポリエチレン/ポリエチレ
ンテレフタレ−ト、プロピレン・エチレン・ブテン−1
共重合体/ポリプロピレン等の組み合わせの混繊繊維が
例示出来る。混繊比は、低融点熱可塑性繊維が10〜9
0重量%、高融点熱可塑性繊維が90〜10重量%で、
好ましくは低融点熱可塑性繊維が20〜80重量%高融
点熱可塑性繊維が80〜20重量%、更に好ましくは低
融点熱可塑性繊維が30〜70重量%高融点熱可塑性繊
維が70〜30重量%である。該混繊繊維において、低
融点熱可塑性繊維が10重量%未満の場合繊維同士の融
着が不足し、後記積層不織布シ−トが引裂強度等の優れ
た物が得られない。又低融点熱可塑性繊維が90重量%
を超えると熱風循環法等で熱融着不織布を製造する際、
繊維が溶融膜状化或いは液滴化し、硬い不織布になり易
い。又、不織布に皺等が出来易い。又不織布と後記発泡
シ−トを積層後、両層を融着する熱処理で、繊維が溶融
膜状化し不織布積層シ−トが硬くなつたり、不織布積層
シ−トに皺が発生する等の問題がある。
目付けが10〜1000g/m2の物である。目付けが
10g/m2未満の場合、引裂強度や引張強度等が優れ
た積層シ−トが得られない。又1000g/m2を超え
ると、積層シ−トが柔軟性が劣り、ロ−ル巻き不可能に
なる、軽量性に劣る等の問題がある。又同様の理由及
び、軽量性、経済性等の点で目付けが15〜200g/
m2の物が好ましく用いられる。不織布目付けが200
〜1000g/m2の物は建築用断熱材等に使用され
る。又不織布目付け20g/m2換算時の引裂強度が縦
横共に0.2kg以上あり、且つ引張強度が縦横共に
0.7kg/5cm以上ある不織布が好ましい。又不織
布は、繊維同士が融着された物であれば良い。融着処理
は熱風循環型加熱機、スル−エア−加熱機、エンボスロ
−ル熱圧着機、フラツトロ−ル熱圧着機、超音波熱処理
機、及びそれを組み合わせた装置等が使用できる。又こ
の不織布は単層構造の不織布のみならず、多層構造の不
織布も使用出来る。例えば第一層と第二層で繊度が異な
る不織布や目付け等が異なる不織布等の積層不織布等が
例示出来る。又第一層が複合スパンボンド不織布で、第
二層がカ−ド法短繊維不織布等のようにその層で不織布
の種類が異なるもの等が例示出来る。
シ−トは、熱可塑性樹脂が発泡処理された空隙率85〜
99%のシ−トである。又熱可塑性樹脂に特別な制限は
ない。例えば前記不織布に例示したようなポリオレフイ
ン系樹脂、ポリエステル系熱可塑性樹脂、ポリアミド系
熱可塑性樹脂等の熱可塑性樹脂が使用出来る。とりわけ
ポリオレフイン系樹脂が軽量であるため好ましく使用で
きる。なお本発明では発泡樹脂シ−トの空隙率は後記不
織布との積層化後の空隙率を言う。この空隙率は使用す
る最終用途により異なり、包装材の場合85〜98%、
断熱材の場合85〜99%である。とりわけ空隙率86
〜99%のシ−トが各種用途に好ましく使用される。
い。しかし、不織布積層シ−トの引裂強度、可とう性、
軽量性、経済性等の点で厚みが0.02〜70mmであ
れば良い。該厚みは好ましくは0.10〜35mm、更
に好ましくは1.0〜30mmである。厚みが0.02
mm未満の場合、前記引裂強度が低いという問題以外更
に、発泡によりシ−トがフイブリル化したり、高空隙率
のシ−トが得られにくいという問題がある。又厚みが7
0mmを超えると、可とう性、経済性等の点で問題があ
る。
製法で製造された物であつても良い。例えば溶融製膜時
に発泡剤を添加する方法、ガス圧入法、吸水性樹脂等を
添加する方法等がある。該発泡剤として、アゾジカルボ
ンアミド、トリヒドラジノトリアジン、アゾビスイソブ
チロニトリル、p−トルエンスルホニルセミカルバジ
ド、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、Ba
−アゾジカルボキシレ−ト、N,N’−ジニトロソペン
タメチレンテトラミン等が例示できる。又水等を添加す
る事も可能である。又ポリビニルアルコ−ル、澱粉等を
添加する方法、水等を含浸させた多孔質無機物等を添加
する方法等がある。ガス圧入法では、ブタン、ペンタ
ン、炭酸ガス、空気、窒素等のガスが使用できる。又発
泡セルの直径や形状等は特に限定されない。発泡セルの
形状は、略球形、その両端部が丸みのある円柱形、その
断面が略楕円形等を有する物、何れであつても良い。又
この発泡セルが一個ずつ独立した物と他の発泡セルが複
雑な形状に連通した物等何れであつてもよく、又発泡セ
ルの一部がシ−トの表面に開裂した物等であつても良
い。この発泡セルは通常直径0.5μm〜5mm程度で
ある。又この発泡樹脂シ−トは、顔料、難燃剤、耐光
剤、酸化防止剤等の改質剤が混合及び又は処理されてい
ても良い。
と発泡樹脂シ−トを積層し、熱処理し、少なくともその
一方を熱融着する事により得られる。又本発明の不織布
積層シ−トは、積層状態でかつ目付け20g/m2換算
の引裂強度や、引張強度等の物性が前述したような数値
のものであれば良い。
良く、二〜六層であればよい。しかし大抵の用途には二
〜四層で十分である。例えば不織布/発泡樹脂シ−ト、
不織布/発泡樹脂シ−ト/不織布、発泡樹脂シ−ト/不
織布/発泡樹脂シ−ト等が例示出来る。又不織布や発泡
樹脂シ−トがそれぞれ複数枚使用された場合、その一方
の不織布や発泡樹脂シ−ト等が異なる種類の物を用いる
事が出来る。勿論、両方ともを複数種のものを用いても
よい。不織布が二層以上ある物や、発泡樹脂シ−トが比
較的空隙率が低い物等を積層した場合、引裂強度や引張
強度等が高くなる。又、積層時の熱処理条件を高温とす
る事により、引裂強度や引張強度等が高くなる。又熱処
理機は前記不織布の融着処理に用いられるいずれの装置
も使用できる。不織布の低融点繊維が融着する温度以上
の温度で加熱するか、又は発泡樹脂シ−トが融着する温
度以上で加熱し、その両層を融着するのである。
に用いられた熱可塑性繊維と発泡樹脂シ−トに用いられ
た熱可塑性樹脂で融点差が50℃以下の組み合わせから
なるシ−トの場合、両層が強く融着するので剥離しにく
い物が得られる。ここで融点差は、熱可塑性繊維と発泡
樹脂シ−トが実質的に融着に寄与する繊維や該繊維中の
低融点樹脂等の融点差をいう。長繊維がレギュラ−長繊
維の場合その繊維の融点で、融点差がある鞘芯形、並列
形等の複合長繊維の場合低融点樹脂の融点を言う。又融
点に差がある二種の熱可塑性樹脂からなる混繊長繊維の
場合、その低融点長繊維の融点を言う。このような具体
例として、不織布がポリエチレン/ポリプロピレン鞘芯
形複合スパンボンド法長繊維不織布を用いた場合、組み
合わせる発泡樹脂シ−トが、低密度ポリエチレン発泡樹
脂シ−トや、線状低密度ポリエチレン発泡樹脂シ−ト
や、高密度ポリエチレン発泡シ−トや、ポリプロピレン
発泡シ−ト、プロピレン・エチレン共重合体発泡シ−
ト、ポリスチレン発泡シ−ト等が例示出来る。
ド法ウエブと発泡樹脂シ−トを積層し、熱処理し繊維同
士の熱融着及び不織布と発泡シ−トの融着が同時にされ
た物であっても良い。又一旦熱処理し繊維同士が融着さ
れ不織布状になつた物を、発泡樹脂シ−トの製造工程に
組み込んで、その両層を発泡樹脂の発砲の際の発熱で融
着しても良い。又スパンボンド法ウエブを、発泡樹脂シ
−トの製造工程に組み込んで、繊維同士の融着による不
織布化と両層の融着を同時にしても良い。要するに、積
層化後に、繊維同士が融着し不織布層を形成しているも
のであれば良い。
であるとともに断熱性、クッション性、軽量性等に優れ
たものである。従って、包装用材料、建設用材料、各種
断熱材、遮音材、農業用材料等として用いることができ
る。ロ−ル巻きされた物は、容易に持ち運び等が可能で
あり、使用すべき場所で巻き戻して使用可能である。こ
の積層シ−トはそのまま或いは所定の立体形状に成型し
包装材料として使用される。軽量であるので建設用断熱
材等として施工現場で所定のサイズに切断等をし、又
は、切断せずに、床、壁、他の部位等に施工し断熱材
や、遮音材、結露防止材等として使用できる。更にバツ
グ等の資材、農業用カバ−材等の資材等に使用される。
不織布等の物性の評価は以下の通りである。 引裂強度:5×25cmの試料を3枚採取し、短辺の中
央に片端から10cmの切れ目を入れ、引張強度試験機
を用い、試験片の各舌片をつかみ間隔10cmのクラン
プにつかみ、引っ張り速度10cm/分の条件で引き裂
き、その最大荷重を測定する。3個の平均値を算出す
る。それぞれ縦方向、及び横方向の引裂強度を測定した
(単位kgf)。
取し、引張強度試験機を用い、つかみ間隔10cm、引
っ張り速度10cmの条件で引っ張り、切断時の強さを
測定する。5個の平均値を算出する。それぞれ縦方向、
及び横方向の引張強度を測定した(単位kgf/5c
m)。
荷重を加えた時の試験片の厚みを測定した(単位m
m)。
を測定し、下記の式で算出した。 空隙率(%)={(V−W/ρ)/V}×100 V:発泡樹脂シ−ト1m2 の体積(ml) W:発泡樹脂シ−トの目付け(シート面積1m2当たり
の重量(g)) ρ:樹脂の密度(g/ml)
m、長さ30cmに切りとる。この試験片を外径94m
mの紙製の円筒状の芯に人間が手で巻き付ける。この時
の巻易さを以下の基準で判定した。人間が片手で容易に
巻き付ける事が可能である場合、可とう性が「良」と判
定し、それ以外であつた場合「不良」と判定した。
−トを積層した二層構造の積層シ−トを製造した。使用
した不織布は、鞘成分が線状低密度ポリエチレンで芯成
分がポリプロピレンからなる複合スパンボンド法長繊維
不織布であつた。長繊維は単糸繊度が3.5d/fであ
つた。この不織布は凸部面積16%のエンボスロ−ルで
熱圧着された目付け22g/m2の不織布であつた。こ
の不織布は熱圧着部以外も所々に繊維同士の融着がある
不織布であつた。
チレンに発泡剤(アゾジカルボンアミド)が混合され、
溶融製膜化された発泡樹脂シ−トであつた。このシ−ト
は目付け25g/m2、厚み1.40mm、空隙率9
8.1%であつた。このシ−トは無数の発泡セルがあ
り、該発泡によりシ−トが白色状であつた。顕微鏡観察
によると、発泡セルは略楕円状で長径が0.1〜2.1
mmのセルが多数観察された。
度140℃で加熱し、直ちに前記発泡樹脂シ−トに積層
し、更に2個の金属フラツトロ−ル(温度120℃/2
6℃)の間でその不織布層を高温ロ−ル側とし圧着し、
その両層が融着し一体化した積層シ−トを得た。なおテ
フロン製剥離シ−トを不織布に積層し、熱圧着処理し
た。そのあと該テフロンシ−トは剥離除去した。該不織
布積層シ−トは、目付けが47g/m2であつた。又目
付け20g/m2換算時の物性が、引裂強度が縦方向
0.72kgf、横方向0.68kgf、引張強度が縦
方向3.21kgf/5cm、横方向3.01kgf/
5cmであつた。又積層後の発泡樹脂シ−トは積層前の
物に比べ、空隙率が若干下がり98.0%であつた。又
この不織布積層シ−トは可とう性が良であつた。又発泡
樹脂シ−ト単独の物に比べ引裂強度や引張強度等が格段
に向上した。この積層シ−トを手で揉んだところ剥離し
にくい物であつた。不織布、発泡樹脂シ−ト、不織布積
層シ−ト等の物性等を表1〜3に示す。
算値)
−トを積層した二層構造の積層シ−トを製造した。使用
した不織布は、鞘成分が高密度ポリエチレン93重量%
とポリプロピレン7重量%の混合物で、芯成分がポリプ
ロピレンからなる複合スパンボンド法長繊維不織布であ
つた。長繊維は単糸繊度が3.0d/fであつた。この
不織布は凸部面積14%のエンボスロ−ルで熱圧着され
た目付け28g/m2、の不織布であつた。この不織布
は熱圧着部以外も所々に繊維同士の融着がある不織布で
あつた。
チレンに発泡剤が混合され、溶融製膜化された発泡樹脂
シ−トであつた。このシ−トは目付け144g/m2、
厚み2.35mm、空隙率93.6%であつた。このシ
−トは無数の発泡セルがあり、該発泡によりシ−トが白
色状であつた。顕微鏡観察によると、発泡セルは略楕円
状で長径が0.1〜3.4mmのセルが多数観察され
た。
乾燥機を用い、温度146℃で加熱し、直ちに前記発泡
樹脂シ−トに積層し、更に金属フラツトロ−ルで圧着
し、その両層が融着し一体化した積層シ−トを得た。金
属フラツトロ−ルの温度は120℃/26℃であつた。
なおテフロンシ−トは除去した。該不織布積層シ−ト
は、目付けが172g/m2であつた。又目付け20g
/m2換算時の物性が、引裂強度が縦方向0.66kg
f、横方向0.54kgf、引張強度が縦方向3.05
kgf/5cm、横方向2.86kgf/5cmであつ
た。又積層後の発泡樹脂シ−トは積層前の物に比べ、空
隙率が若干下がり93.2%であつた。又この不織布積
層シ−トは可とう性が良であつた。又発泡樹脂シ−ト単
独の物に比べ引裂強度や引張強度等が格段に向上した。
この積層シ−トを手で揉んだところ剥離しにくい物であ
つた。不織布、発泡樹脂シ−ト、不織布積層シ−ト等の
物性等を表1〜3に示す。
−トを積層した二層構造の積層シ−トを製造した。使用
した不織布は、同一の紡糸口金に異なる成分の紡糸孔が
孔数比50/50で分散して穿孔された混繊紡糸口金か
ら異なる繊維が吐出し、紡糸直後に均一に繊維が混合す
るタイプの混繊型紡糸口金から得られた物であつた。こ
の不織布は線状低密度ポリエチレンが50重量%、ポリ
エチレンテレフタレ−トが50重量%均一に混繊された
不織布であつた。長繊維は単糸繊度が2.1d/f(2
種の平均値)であつた。この不織布は凸部面積14%の
エンボスロ−ルで熱圧着された目付け35g/m2の不
織布であつた。この不織布は熱圧着部以外も所々に融着
のある不織布であつた。
記実施例1同様熱風循環型加熱機を用い、温度135℃
で加熱し、直ちに前記実施例1に同じ発泡樹脂シ−トに
積層し、更に金属フラツトロ−ルで圧着処理し、その両
層が融着し一体化した積層シ−トを得た。金属フラツト
ロ−ルの温度は110℃/26℃であつた。なおテフロ
ンシ−トは除去した。該不織布積層シ−トは、目付けが
47g/m2であつた。又目付け20g/m2換算時の物
性が、引裂強度が縦方向0.39kgf、横方向0.2
9kgf、引張強度が縦方向2.25kgf/5cm、
横方向2.04kgf/5cmであつた。又積層後の発
泡樹脂シ−トは積層前の物に比べ、空隙率が若干下がり
97.9%であつた。又この不織布積層シ−トは可とう
性が良であつた。又発泡樹脂シ−ト単独の物に比べ引裂
強度や引張強度等が格段に向上した。この積層シ−トを
手で揉んだところ剥離しにくい物であつた。不織布、発
泡樹脂シ−ト、不織布積層シ−ト等の物性等を表1〜3
に示す。
−トを積層した二層構造の積層シ−トを製造した。但し
本実施例では熱融着処理前の長繊維ウエブを使用した。
このウエブは、前記実施例1に同じ熱処理前の長繊維ウ
エブであつた。ウエブは単糸繊度が2.2d/fで、目
付け24g/m2、であつた。使用した発泡樹脂シ−ト
は、前記実施例1に同じ低密度ポリエチレン発泡シ−ト
であつた。
型加熱機を用い温度138℃で加熱し、直ちに前記実施
例1に同じ発泡樹脂シ−トに積層し、更に金属フラツト
ロ−ルで圧着処理し、その両層が融着し一体化した積層
シ−トを得た。金属フラツトロ−ルの温度は105℃/
26℃であつた。なお複合長繊維ウエブ側を金属フラツ
トロ−ルの高温側とした。熱圧着処理後テフロンシ−ト
は除去した。この熱処理で繊維同士の融着、及び不織布
と発泡シ−トが融着により一体化した積層シ−トを得
た。該不織布積層シ−トは、目付けが49g/m2であ
つた。又目付け20g/m2換算時の物性が、引裂強度
が縦方向0.48kgf、横方向0.41kgf、引張
強度が縦方向2.46kgf/5cm、横方向2.01
kgf/5cmであつた。又積層後の発泡樹脂シ−トは
積層前の物に比べ、空隙率が同じで98.0%であつ
た。又この不織布積層シ−トは可とう性が良であつた。
又発泡樹脂シ−ト単独の物に比べ引裂強度や引張強度等
が格段に向上した。この積層シ−トを手で揉んだところ
剥離しにくい物であつた。不織布、発泡樹脂シ−ト、不
織布積層シ−ト等の物性等を表1〜3に示す。
リエチレンシ−トをその外層とする三層構造の積層シ−
トを製造した。前記実施例2に同じ不織布を熱風循環型
加熱機を用い、温度140℃で加熱し、直ちにその両側
に前記実施例2に同じ発泡シ−トを積層し、その後金属
フラツトロ−ルで圧着処理しその両層が融着し一体化し
た積層シ−トを得た。金属フラツトロ−ルの温度は80
℃/80℃であつた。なおテフロンシ−トは使用しなか
つた。該不織布積層シ−トは、目付けが316g/m2
であつた。又目付け20g/m2換算時の物性が、引裂
強度が縦方向0.29kgf、横方向0.25kgf、
引張強度が縦方向2.16kgf/5cm、横方向1.
87kgf/5cmであつた。又積層後の発泡樹脂シ−
トは積層前の物に比べ、空隙率が若干小となり92.5
%であつた。又この不織布積層シ−トは可とう性が良で
あつた。又発泡樹脂シ−ト単独の物に比べ引裂強度や引
張強度等が格段に向上した。この積層シ−トを手で揉ん
だところ剥離しにくい物であつた。不織布、発泡樹脂シ
−ト、不織布積層シ−ト等の物性等を表1〜3に示す。
樹脂シ−トを積層した二層構造の積層シ−トを製造し
た。使用した不織布は目付け38g/m2のレ−ヨンニ
−ドルパンチ不織布であつた。レ−ヨンは単糸繊度1.
5d/f、繊維長38mm、ジグザグ状の捲縮が19山
/25mmの繊維であつた。
物と同じ発泡樹脂シ−トを積層し、前記実施例1同様の
方法で熱圧着処理した。レ−ヨン不織布を熱風循環型加
熱機を用い温度135℃で加熱し、直ちに前記実施例1
に同じ発泡樹脂シ−トに積層し、更に金属フラツトロ−
ルで圧着処理し、その両層が融着し一体化した積層シ−
トを得た。金属フラツトロ−ルの温度は120℃/26
℃であつた。その両層が融着され一体化した積層シ−ト
を得た。なおテフロンシ−トは除去した。該不織布積層
シ−トは、目付けが63g/m2であつた。又目付け2
0g/m2換算時の物性が、引裂強度が縦方向0.09
kgf、横方向0.08kgf、引張強度が縦方向2.
16kgf/5cm、横方向1.87kgf/5cmで
あつた。又積層後の発泡樹脂シ−トは積層前の物に比
べ、空隙率が若干小となり96.1%であつた。又この
不織布積層シ−トは可とう性が良であつた。この不織布
積層シ−トは引裂強度、引張強度等が何れも低い物であ
つた。又積層シ−トの不織布層が毛羽の多い物であつ
た。この積層シ−トを手で揉んだところ容易に剥離し
た。不織布、発泡樹脂シ−ト、不織布積層シ−ト等の物
性等を表1〜3に示す。
樹脂シ−トを積層した二層構造の積層シ−トを製造し
た。使用した不織布は前記比較例1に記載した物と同じ
レ−ヨンを用いたニ−ドルパンチ不織布であつた。レ−
ヨン不織布と前記実施例2に記載した物と同じ発泡樹脂
シ−トを積層し、前記実施例1同様の方法で熱圧着処理
した。レ−ヨン不織布を熱風循環型加熱機を用い温度1
50℃で加熱し、直ちに前記実施例2に同じ発泡樹脂シ
−トに積層し、更に金属フラツトロ−ルで圧着処理し、
その両層が融着し一体化した積層シ−トを得た。金属フ
ラツトロ−ルの温度は125℃/26℃であつた。その
両層が融着され一体化した積層シ−トを得た。テフロン
シ−トは除去した。該不織布積層シ−トは、目付けが1
82g/m2であつた。又目付け20g/m2換算時の物
性が、引裂強度が縦方向0.08kgf、横方向0.0
7kgf、引張強度が縦方向0.61kgf/5cm、
横方向0.54kgf/5cmであつた。又積層後の発
泡樹脂シ−トは積層前の物に比べ、空隙率が若干下がり
92.2%であつた。又この不織布積層シ−トは可とう
性が良であつた。この不織布積層シ−トは引裂強度、引
張強度等が何れも低い物であつた。又積層シ−トの不織
布層が毛羽立ちの多い物であつた。この積層シ−トを手
で揉んだところ容易に剥離した。不織布、発泡樹脂シ−
ト、不織布積層シ−ト等の物性等を表1〜3に示す。
−トを積層した二層構造の積層シ−トを製造した。使用
した発泡なしの高密度ポリエチレンシ−トは厚み2.0
mm、目付け2089g/m2のシ−トで、発泡樹脂シ
−トは前記実施例2に記載した物と同じシ−トであつ
た。前記実施例1同様の方法で熱圧着処理した。但し熱
風循環型加熱機は使用しなかつた。前記発泡なしの高密
度ポリエチレンシ−トと発泡樹脂シ−トを積層し、前記
実施例1に同じ金属フラツトロ−ル熱圧着装置を用い、
その両層が融着し一体化した積層シ−トを得た。金属フ
ラツトロ−ルの温度は135℃/26℃であつた。又高
温ロ−ル側を高密度ポリエチレンシ−ト側とし、テフロ
ン剥離シ−トを積層し、熱圧着処理した。その後テフロ
ンシートは除去した。該不織布積層シ−トは、目付けが
2233g/m2であつた。又引裂強度や引張強度等の
測定は中止した。又この不織布積層シ−トは軽量性に劣
りしかも可とう性が不良であつた。不織布、発泡樹脂シ
−ト、不織布積層シ−ト等の物性等を表1〜3に示す。
トは、繊維同士の交点が融着された不織布と、発泡樹脂
シ−トを積層して得られたものであるため、引裂強度や
引張強度等が大であるとともに、可とう性のある積層シ
−トである。
Claims (10)
- 【請求項1】 熱可塑性繊維が融着された目付け10〜
1000g/m2の不織布と空隙率85〜99%の発泡
樹脂シ−トが多層構造に積層され、その積層面で融着さ
れ、引裂強度が縦横何れも0.2kgf以上であり、引
張り強度が縦横何れも0.7kgf/5cm以上であ
り、且つ可とう性を有する不織布積層シ−ト。 - 【請求項2】 不織布が長繊維不織布である請求項1に
記載の不織布積層シ−ト。 - 【請求項3】 不織布が長繊維不織布で且つ該長繊維
が、融点差が10℃以上ある低融点樹脂と高融点樹脂か
らなり且つ該低融点樹脂が繊維表面の少なくとも一部を
形成する複合長繊維である請求項1に記載の不織布積層
シ−ト。 - 【請求項4】 複合長繊維が鞘芯形複合繊維又は並列形
複合繊維である請求項3に記載の不織布積層シ−ト。 - 【請求項5】 複合長繊維が複合スパンボンド法長繊維
である請求項4に記載の不織布積層シ−ト。 - 【請求項6】 不織布が長繊維不織布で且つ該長繊維
が、融点差が10℃以上である低融点長繊維10〜90
重量%と高融点長繊維90〜10重量%が混繊された混
繊長繊維である請求項1に記載の不織布積層シ−ト。 - 【請求項7】 混繊長繊維が、低融点長繊維30〜70
重量%と高融点長繊維70〜30重量%からなる混繊繊
維である請求項6に記載の不織布積層シ−ト。 - 【請求項8】 混繊長繊維が混繊スパンボンド法長繊維
である請求項6に記載の不織布積層シ−ト。 - 【請求項9】 発泡樹脂シ−トが、ポリオレフイン系樹
脂からなるシートである請求項1〜8何れに記載の不織
布積層シ−ト。 - 【請求項10】 不織布と発泡樹脂シ−トの界面での融
着が少なくとも片方の樹脂の熱融着である請求項1〜9
何れかに記載の不織布積層シ−ト。
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