JPH11320308A - 工作物の位置決め固定用治具 - Google Patents

工作物の位置決め固定用治具

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JPH11320308A
JPH11320308A JP2343299A JP2343299A JPH11320308A JP H11320308 A JPH11320308 A JP H11320308A JP 2343299 A JP2343299 A JP 2343299A JP 2343299 A JP2343299 A JP 2343299A JP H11320308 A JPH11320308 A JP H11320308A
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Tomoyasu Sakai
智靖 境
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作物の固定を簡易かつ確実に行うことので
きる、工作物固定用治具を提案する。 【解決手段】 本治具は、ベースプレートと、前記ベー
スプレート上に設けた工作物固定台と、前記工作物固定
台の中央部に設けた工作物位置決め固定装置とを具え、
前記工作物位置決め固定装置が、前記工作物の外面を挟
持して位置決め固定する第一の固定具と、前記工作物の
中空部に挿入され、この中空部の端面を挟持して位置決
め固定する第二の位置決め固定具と、これら固定具を動
作させる駆動部とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車部品など
の、特に中空部を有する工作物を加工または搬送する際
に、当該工作物を支持および位置決め固定する治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車部品の製造などの種々の機
械加工において、特に一つの工作物を複数の工程で加工
する場合、パレットと呼ばれる移動可能な搬送台に治具
を設け、この治具に工作物を固定して、加工および工程
間の搬送を行っている。
【0003】かかる工作物の固定用治具として、例えば
図6に断面図で概略示すものがある。この治具は、自動
車のナックルステアリングの加工の際に使用するもので
ある。図6に示す治具30は、ベースプレート31上の固定
台32、シートリング33、ベースプレート31下に取り付け
たシリンダ34、シリンダ34のロッド35と結合する軸36、
および固定具37を具え、固定具37は、その内周で軸36に
対して摺動し、かつ、その外周で固定台32の内面に対し
て摺動する。また、固定具37の溝37a と固定台内面に設
けた突起32a とが係合して、固定具37の上下方向への移
動が規制されている。固定具37はまた、三つ爪クランパ
38を具える。この三つ爪クランパ38は、固定具37に回転
可能に支持され、かつ軸36の先端部と当接すると共に、
固定具37上部に設けた、ばね39によって弾支されている
キャップ40に付勢されている。
【0004】次に、治具30における工作物固定の手順を
説明する。まず、固定台32にシートリング33を固定し、
次いでシリンダ34を動作させてロッド35を上方へ伸ば
し、それによって固定具37を上昇させる。さらに工作物
41を、その中央の開口部41a に固定具37を貫通させてシ
ートリング33上に載せる。その後、ロッド35を縮める
と、それに伴って固定具37が下降するが、溝37a の上端
部に突起32a が当接し、それ以降は軸36のみが下降す
る。そのため、キャップ40に押圧された三つ爪クランパ
38が外方へ回転し、その先端部が工作物41内面の段状部
41b と係合する。これによって工作物41が治具30上に固
定される。
【0005】しかしながら、この治具30においては、シ
ートリング33の内周面と工作物41の外周面との嵌合によ
り中心位置を位置決めするので、工作物41の中心位置決
め精度が低く、工作物41とシートリング33との間に隙間
が生じる。そのため、加工時の精度が低下する、加工中
における工作物のがたつき等により工具の損傷を招く、
といった問題がある。また、図6にも示すように、三つ
爪クランパ38の三つの爪の全てが工作物41と係合しない
場合には、工作物を確実に固定することができなくなる
といった問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
したような問題点を解決し、工作物を容易かつ確実に固
定することのできる、工作物の固定用治具を提案するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明による治具は、ベースプレートと、前記ベースプレ
ート上に設けた工作物固定台と、前記工作物固定台の中
央部に設けた工作物位置決め固定装置とを具え、前記工
作物位置決め固定装置が、前記工作物の外面を挟持して
位置決め固定する第一の固定具と、前記工作物の中空部
に挿入され、この中空部の端面を挟持して位置決め固定
する第二の位置決め固定具と、これら固定具を動作させ
る駆動部とを具えることを特徴とする。
【0008】本発明に係る治具によれば、工作物が、そ
の外面および内面でそれぞれ異なる固定具により同時に
位置決め固定されることとなるため、工作物の治具への
固定が確実に行われることとなり、また位置決め精度も
向上できることから、加工精度を高めることが可能とな
り、また加工時の工具の損傷なども避けることができ
る。
【0009】本発明に係る治具の好適な実施形態におい
ては、前記駆動部が、ねじ部材と、これと螺合して昇降
する軸部材とを具えても良く、また油圧シリンダと、こ
れと接続して昇降する軸部材とを具えても良い。
【0010】本発明に係る治具の好適な実施形態におい
ては、前記第一の固定具が、前記工作物と前記工作物固
定台との間に嵌装されて前記工作物を固定する、外周面
がテーパ形状を有するコレットチャックと、前記コレッ
トチャックと一体となってこれを支持し、かつ前記駆動
部の軸部材と係合して昇降する支持部材と、前記支持部
材を弾支する弾性部材とを具えても良く、また、前記第
二の固定具が、前記工作物と係合してこれを固定するた
めの、該固定具に外方へ回転可能に支持された爪部材
と、前記駆動部の軸部材の外周にこれと係合かつ摺動可
能に設けた第二の軸部材と、前記爪部材を第二の弾性部
材により付勢する蓋部材とを具え、前記爪部材が、前記
工作物の着脱時には前記駆動部の軸部材の先端部と係合
してその外方への回転が抑制され、前記工作物の固定時
には前記駆動部の軸部材との係合が解かれ、前記蓋部材
で押圧されることによって外方へ回転する構成としても
良い。それによって、工作物の治具への固定を単純な機
構で確実に行うことができる。
【0011】また、本発明に係る治具の好適な実施形態
においては、工作物の固定に際し、前記軸部材の下降に
伴って、まず、前記第一の固定具のコレットチャックが
前記工作物固定台と前記工作物との間に嵌装されて前記
工作物をその外面で固定し、さらに前記軸部材が下降す
ると、前記第二の固定具の爪部材が外方へ回転して前記
工作物と係合することにより前記工作物をその内面で固
定することとしても良い。それによって、1回の動作で
工作物の外面および内面での治具への固定が行うことが
でき、工作物の着脱作業が効率的に行えることなる。
【0012】本発明に係る治具の好適な実施形態におい
ては、前記爪部材と、前記工作物内面との間に略円筒状
の保護部材を設けることとしても良い。それによって、
工作物の加工時に発生する切り粉などが、爪部材が出入
りする箇所から治具内部へ侵入するのを防ぐことができ
る。
【0013】また本発明に係る治具の好適な実施形態に
おいては、前記第二の固定具が、前記工作物に嵌挿され
てこれを固定するための略円筒状の固定部材と、前記固
定部材の内周部に嵌挿される固定具本体と、前記固定具
本体内側でこれと一体かつ回転可能に支持され、その下
部にねじ山およびスプラインを上下に並べて設けた回転
軸部材とを具え、前記固定装置本体が、その上部に前記
回転軸部材のねじ山と螺合するねじ山を具え、前記駆動
部のねじ部材が、その上部に前記回転軸部材のスプライ
ンと噛み合うスプライン穴を具え、前記工作物の固定に
際し、前記固定部材および第二の固定具を前記工作物に
嵌挿させると共に前記回転軸部材のスプラインと前記ね
じ部材のスプライン穴、前記回転軸部材のねじ山と前記
固定装置本体のねじ山とをそれぞれ係合させ、前記回転
軸部材を回転させることにより前記軸部材を下降させて
前記第一の固定具のコレットチャックが前記工作物固定
台と前記工作物との間に嵌装されて前記工作物をその外
面で固定し、次いで前記略環状の固定部材が前記固定具
本体により下方へ押圧されて前記工作物をその内面で固
定することとしても良い。このような構成とすることに
より、工作物の治具への固定を、より単純な機構で確実
に行うことが可能となる。
【0014】本発明に係る治具の好適な実施形態におい
ては、前記駆動部の軸部材に、前記第二の固定具の回転
軸部材の下端と接触し、その移動量を検知するための検
知手段を設けても良い。それによって、工作物の治具へ
の固定を適切な締結力により行うことができ、過度の締
め付けによる工作物の破損、または締結力不足によるガ
タつきの発生を防ぐことが可能となる。
【0015】本発明に係る治具の好適な実施形態におい
ては、ベースプレート上の、前記工作物固定台の外周
に、少なくとも一つの工作物支持装置と、工作物の位置
決め装置をさらに設け、また工作物固定台に、前記工作
物支持装置および前記位置決め装置の動作のための油路
を設けても良い。それによって工作物の搬送時および加
工時における工作物の固定および支持を確実に行うこと
が可能となる。
【0016】さらに本発明に係る治具の好適な実施形態
においては、コレットチャック内周に着脱可能に嵌挿さ
れる補助コレットチャックを設けることとしても良い。
それによって内径の異なる複数種類の工作物にも容易に
対応できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について説明する。
【0018】図1および図2は、本発明に係る治具の一
実施形態を示す平面図および側面図である。図において
は、対称形をなす一対の部品、ここでは自動車のナック
ルステアリングを加工および搬送するために、図示しな
い一台のパレット上に治具1および1’を配置した構成
を取る。治具1、1’は、それぞれベースプレート2、
2’、固定台3、3’、固定台3、3’の中央部を貫通
して設けた固定装置4、4’を具え、工作物5、5’
を、それぞれその中央の穴部に前記固定装置4、4’を
貫通させて固定台3、3’上に固定している。また、固
定台3、3’上には、工作物5、5’を支持するための
支持装置6および位置決め装置7、7’を設けている。
なお、図示の治具1、1’においては、支持装置6およ
び位置決め装置7、7’を油圧により動作させることと
しており、固定台3、3’に、支持装置6および位置決
め装置7、7’をそれぞれ動作させるために図示しない
油圧装置と接続するための油圧カプラ8が設けられてい
る。
【0019】図3は、治具1のみを示す断面図である。
本図では、中心線X−Xに対して左半分が、工作物5を
固定していない状態を、右半分が工作物5を固定した状
態をそれぞれ示している。治具1の固定装置4は、その
基部4aが固定台3にボルト締めにより固定されている。
また、固定装置4は、その内部にクラッチ9を具え、ク
ラッチ9はラジアル軸受10およびスラスト軸受11により
固定装置4に回転自在に支持されている。クラッチ9
は、その下部でロッド12と螺合し、ロッド12はクラッチ
9の回転に伴って昇降する。ロッド12の外側には、中空
軸13が固定装置4の内面およびロッド12の外面とそれぞ
れ摺動するように設けられている。またロッド12には溝
12a が設けられ、中空軸13に設けた突起13a と係合す
る。さらに、中空軸13の下端部にはストッパカラー13b
が設けられており、ロッド12の段状部12d と当接する。
それによって、ロッド12の昇降に伴って、所定の距離だ
け中空軸13も昇降する。中空軸13の上方には、三つ爪ク
ランパ14が、軸14a で固定装置4に外側へ回転可能に支
持されている。三つ爪クランパ14は、中空軸13の先端部
と当接すると共に、ロッド12の先端部12b と係合し、そ
れによって外方への回転が抑制されている。また、三つ
爪クランパ14は、圧縮ばね16で付勢されたキャップ15に
より押圧されている。
【0020】固定装置4と固定台3内周部の間には、コ
レットチャック17が設けられている。コレットチャック
17は、固定装置4の基部4aに設けられた貫通孔4bを貫通
する支持ロッド18およびこれを取り付けた基部19で支持
され、圧縮ばね20で付勢されている。また、基部19の下
部はロッド12の下部に設けたリング12c と係合し、ロッ
ド12の昇降に伴って昇降可能となっている。
【0021】以下、図1〜図3を参照して本発明に係る
治具1による工作物5を固定する手順を説明する。ま
ず、工作物5の中空部5aに固定装置4を貫通させるよう
にして固定装置3上に、工作物5をシートリング5aで水
平に支持するように載せ(図2および図3参照)、位置
決め装置7(図1参照)で治具1上での位置決めを行
う。次にクラッチ8を反時計周りに回転させると、ロッ
ド12が下降する。ロッド12の下降に伴って、リング12c
でこれと係合しているコレットチャク17の基部19が、ば
ね20の弾性力と相俟って下降する。そのためコレットチ
ャック17が、固定装置3と工作物5の外面5bとの間に嵌
装される。その結果、工作物5が、その外面で本治具1
に固定されることとなる。
【0022】さらにクラッチ8を同方向に回転させる
と、ロッド12の下降に伴って、中空軸13も下降する。こ
れは、前述したように、中空軸13下端部のストッパカラ
ー13bの上端部がロッド12の段状部12d と当接している
ため、ロッド12と共に中空軸13も下降するからである。
ロッド11が下降すると、その先端部12b と三つ爪クラン
パ14との係合が解かれ、ばね16に付勢されたキャップ15
に押されて三つ爪クランパ14が軸14a を中心に固定装置
4の外方へ回転する。これによって三つ爪クランパ14の
先端部が、工作物5の内周部5cと係合する。その結果、
工作物5はその内面でも本治具1に固定されることとな
る。最後に、支持装置6により工作物を支持することに
より、工作物5は本治具1に強固に固定されることとな
る。なお、このように構成することで、三つ爪クランパ
14による工作物5を固定するための締結力を可変可能、
すなわち使用者が工作物に応じて、確実に固定できるよ
うに任意に設定することができるようになる。
【0023】一方、工作物5を治具から取り外す際に
は、クラッチ9を時計周りに回転させてロッド12を上昇
させて三つ爪クランパ14を折り畳み、次いでコレットチ
ャック17を上昇させることにより、工作物5を固定装置
4から開放する。
【0024】図4は、図3の治具の構成の変形例を示す
ものである。図4に示す治具1においては、固定装置4
と工作物5との間に保護リング21を嵌挿している。この
保護リング21は、工作物5の加工時に、固定装置4の三
つ爪クランパ14が出入りする開口部4bを通して、切削に
よる切り粉などが固定装置4内部に侵入するのを防ぐ役
割を果たすものである。なお、この保護リング21は、図
示しない固定手段(例えばピン)により固定装置4に固
定できるようにしても良い。
【0025】図5は、本発明による治具の他の例を示す
ものである。図示の治具40は、ベースプレート41上の固
定台42に取り付けた固定装置43を具え、ここでは工作物
44を本装置43により治具40に固定した状態を示す。固定
装置43は、基部45と、クランパ46と、クランプリング47
とを具える。基部45はスリーブ部45a とナット部45bか
らなり、両者はボルト45c により互いに締結され、また
スリーブ部45a はボルト45d により固定台42の中間部42
b に固定されている。クランパ46はハウジング46a とカ
バー46b からなり、両者はボルト46c により互いに締結
されている。さらにクランプリング47側面には孔部47a
が設けられ、工作物44を着脱する際に、図示しない着脱
用のチャックとこの孔部47a とを係合させる。なお、ク
ランパ46とクランプリング47とは、ピン47b により連結
している。
【0026】クランパ46内部にはクランプボルト48が設
けられ、ラジアル軸受49およびスラスト軸受50によりク
ランパ46に回転可能に支持され、かつクランパ46を貫通
してその下方へ突出している。この突出した部分には、
基部45のねじ孔45e と噛み合うねじ山48a と、ねじ山48
a の下にスプライン48b とがそれぞれ上下に並べて設け
られている。なお、これらの作用については後述する。
【0027】クランプリング47の外径は、クランプリン
グ47の外周面が工作物44の内周部44a と、また内径は、
クランプリング47の内周面がクランパ46とそれぞれ緊密
に嵌合する程度の大きさを有する。このようにすること
で、工作物44を治具40に正しく固定することができる。
特に異なる外径を有するクランプリング47を複数設ける
ことにより、内周部の直径が異なる工作物44にも対応可
能となる。
【0028】基部45内部にはナット51および中空軸52が
収納されており、ナット51はラジアル軸受53,54および
スラスト軸受55,56により回転可能となっている。ナッ
ト51上部にはスプライン穴51a が設けられ、このスプラ
イン穴51a はクランプボルト48のスプライン48b と噛み
合う。またナット51下部にはねじ孔51b が設けられ、中
空軸52上部に設けられたねじ山52a と噛み合う。なお、
ねじ孔51b およびねじ山52a は共に左ねじとなってい
る。また中空軸52の下方には溝52b およびストッパカラ
ー52c が設けられているが、その作用については後述す
る。さらに中空軸52内には検知バー57が中空軸52を貫通
して設けられている。検知バー57のキャップ57a と中空
軸52との間にはばね58が挿入されており、キャップ57a
とクランプボルト48の下端部48c とは、後述するように
工作物44のクランプ時においてクランプボルト軸48が所
定の距離だけ下降すると互いに接触するようになる。な
お、検知バー57の作用については後述する。
【0029】固定装置43の基部44の下にはプレート59、
ストッパリング60およびストッパプレート61が設けら
れ、プレート59およびストッパリング60は、図示しない
固定手段(ボルトなど)により基部45に固定されている
ものとする。プレート59およびストッパプレート61の中
央部には中空軸52が貫通している。またプレート59とス
トッパプレート61との間には圧縮ばね62が挿入されてい
る。さらにプレート59とナット51との間、スラスト軸受
54とラジアル軸受56との間、およびスラスト軸受53とラ
ジアル軸受55との間には、それぞれカラー63,64,65が
設けられ、これら軸受を基部45内部で支持している。ス
トッパプレート61には回り止め61a が設けられ、中空軸
52の溝52b と係合している。それによって、中空軸52
は、上昇または下降時には回転しないようになってい
る。なお、工作物44を治具40に固定していない状態にお
いては、図示しないが、ストッパプレート61の下面と、
前述した中空軸52のストッパカラー52c とは互いに接触
しており、それによってばね62の力に抗してストッパプ
レート61の下降が抑制されている。
【0030】固定台42内周部と固定装置43との間には、
コレットチャック66が設けられている。コレットチャッ
ク66は支持ロッド67で支持され、この支持ロッド67は、
一端がコレットチャック66にボルト68によって締結され
ると共に、固定装置43の基部45、プレート59およびスト
ッパリング60を貫通し、他端がストッパプレート61にボ
ルト69で締結されている。なお、このような構成によ
り、コレットチャック66はプレート59とストッパプレー
ト61との間に設けたばね62により付勢されることとな
る。
【0031】図5の例においては、コレットチャック66
の内周に、さらに補助コレットチャック70が嵌挿されて
いる。補助コレットチャック70は、その底面に設けたダ
ルマ孔70a とコレットチャック66内側底面に設けたピン
71との係合により、コレットチャック66に取り付けられ
ており、補助コレットチャック70の外径はコレットチャ
ック66の内周と緊密に嵌合する程度の大きさを有する。
この補助コレットチャック70は、工作物44の外周面44b
の直径がコレットチャック66の内径よりも小さい場合に
用いられるもので、種々の内径を有する補助コレットチ
ャック70をコレットチャック66に取り付けることによ
り、大きさ(外周面44b の直径)の異なる工作物44に対
応できるようになる。
【0032】次に、図5を参照して、上記治具40により
工作物44を固定する手順について説明する。まず、工作
物44の中空部に固定装置43を貫通させて、工作物44を工
作台42上部のシートリング42c で水平に支持するように
載せ、図示しない位置決め装置で治具40上での位置決め
を行う。なお、この位置決め装置は、例えば図1に示す
位置決め装置7と同じものである。次に、クランプリン
グ47を取り付けたクランパ46を、クランプボルト48を固
定装置43の基部45のねじ孔45e を貫通させ、かつクラン
プボルト48のスプライン48b をナット51のスプライン穴
51a と噛み合わせるようにして工作物44の内周の段状部
44c 上に載せる。なお、このとき、クランパ46(および
クランプリング47)の工作物44上への移動は、図示しな
い搬送装置に設けたチャックとクランプリング47の孔部
47a とを係合させることにより行う。
【0033】次にクランプボルト48を図示しないナット
ランナーなどにより締結方向(右回転方向)に回転させ
ると、クランプボルト48のスプライン48b とナット51の
スプライン穴51a との噛み合いによってナット51が回転
し、それによってナット51のねじ孔51b とねじ山52a で
噛み合っている中空軸52が下降する。ここで、中空軸52
下部の溝52b がストッパプレート61に設けた回り止め61
a と係合しているため、中空軸52は、ナット51の回転に
よっても自身は回転せずに下降する。また、同時に基部
45のねじ孔45e とねじ山48a との噛み合いにより、クラ
ンプボルト48自体も下降する。
【0034】中空軸52の下降に伴って、ばね62の力によ
りストッパプレート61も下降し、それと共にこのストッ
パプレート61と支持ロッド67によりこれと接続している
コレットチャック66が下降する。そのためコレットチャ
ック66(および補助コレットチャック70)が、固定装置
43と工作物44の外周面44b との間に嵌装される。その結
果、工作物44が、その外周面で治具40に固定されること
となる。なお、コレットチャック66は、ストッパプレー
ト61がベースプレート41内部の段状部41a と当接するこ
とにより、その下降が抑制されている。換言すれば、段
状部41a の位置が、コレットチャック66の下降限とな
る。それによって、工作物44がコレットチャック66に過
度に締め付けられて破損するのを防ぐことができる。
【0035】さらにクランプボルト48を回転させると、
クランプボルト48のねじ山48a と基部45のねじ孔45e と
の噛み合いによるクランプボルト48の下降に伴ってクラ
ンパ46(およびクランプリング47)が下降し、工作物44
を固定台42に対して押しつけるように働く。このクラン
パ46が所定の距離だけ下降すると、工作物44は、その内
周面でも治具40に固定されることとなる。
【0036】ここで、クランパ46が工作物44を固定する
のに十分な距離だけ下降したか否かについては、以下の
ようにして検知する。まず、前述したようにクランパ46
を工作物44上に載せ、クランプボルト48を回転させる
と、クランプボルト48のねじ山48a と固定装置43の基部
45のねじ孔45e との噛み合いにより、クランプボルト48
自身が下降する。クランプボルト48が所定の距離だけ下
降すると、その下端部48c が検知バー57上端のキャップ
57a と接触する。クランプボルト48が更に下降すると、
検知バー57も下降する。ここで、検知バー57が下降した
距離を、図示しない測定手段(例えば位置センサ)で測
定することにより、クランプボルト48の下降した距離を
知ることができる。この距離を検出することにより、ク
ランパ46による工作物44の固定が適切な締結力で行われ
ているか否か、また工作物44の取り外しが完了したか否
かを知ることができる。
【0037】ここで、クランプボルト48が移動(上昇ま
たは下降)した距離は、中空軸52の下降した距離によっ
ても検出することも可能であるが、クランプボルト48の
移動に伴う中空軸52の移動はナット51を介したものであ
るため、直接クランプボルト48の移動量を検出するもの
ではない。したがって、検知バー57を設けることによ
り、クランプボルト48の正確な移動量を検知することが
できるようになる。
【0038】以上、図示の例により本発明を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
図3に示す治具において、三つ爪クランパ14およびコレ
ットチャック17を油圧シリンダにより動作させるものと
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る工作物位置決め固定用治具の平
面図である。
【図2】 本発明に係る治具の側面図である。
【図3】 本発明に係る治具の、固定台および固定装置
のみを示す断面図である。
【図4】 図3の治具の固定装置と工作物との間に保護
リングを嵌挿した状態を示す断面図である。
【図5】 本発明に係る治具の他の例を示す断面図であ
る。
【図6】 従来の工作物固定用治具の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1,1’,30,40 治具 2,2’,31,41 ベースプレート 3,3’,32,42 工作物固定台 4,43 工作物固定装置 5,5’,41,44 工作物 6 工作物支持装置 7 工作物位置決め装置 8 油圧カプラ 9 クラッチ 10,49,53,54 ラジアル軸受 11,50,55,56 スラスト軸受 12 ロッド 13,52 中空軸 14, 38 三つ爪クランパ 15, 40 キャップ 16, 20, 39,58,62 ばね 17,66 コレットチャック 18,67 コレットチャック支持ロッド 19 コレットチャック基部 21 保護リング 33 シートリング 34 シリンダ 35 シリンダロッド 36 軸 37 工作物固定具 45 固定装置43の基部 46 クランパ 47 クランプリング 48 クランプボルト 51 ナット 57 検知バー 59 プレート 60 ストッパリング 61 ストッパプレート 63,64,65 カラー 68,69 ボルト 70 補助コレットチャック 71 補助コレットチャック固定ピン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部を有する工作物の加工および/ま
    たは搬送のために該工作物を位置決め固定する治具であ
    って、 ベースプレートと、 前記ベースプレート上に設けた工作物固定台と、 前記工作物固定台の中央部に設けた工作物位置決め固定
    装置とを具え、 前記工作物位置決め固定装置が、前記工作物の外面を挟
    持して位置決め固定する第一の固定具と、前記工作物の
    中空部に挿入され、この中空部の端面を挟持して位置決
    め固定する第二の位置決め固定具と、これら固定具を動
    作させる駆動部とを具えることを特徴とする、工作物の
    位置決め固定用治具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の治具において、 前記駆動部が、ねじ部材と、これと螺合して昇降する軸
    部材とを具えることを特徴とする、工作物の位置決め固
    定用治具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の治具において、 前記駆動部が、油圧シリンダと、これと接続して昇降す
    る軸部材とを具えることを特徴とする、工作物の位置決
    め固定用治具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の治具
    において、 前記第一の固定具が、前記工作物と前記工作物固定台と
    の間に嵌装されて前記工作物を固定する、外周面がテー
    パ形状を有するコレットチャックと、前記コレットチャ
    ックと一体となってこれを支持し、かつ前記駆動部の軸
    部材と係合して昇降する支持部材と、前記支持部材を弾
    支する弾性部材とを具えることを特徴とする、工作物の
    位置決め固定用治具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の治具
    において、 前記第二の固定具が、前記工作物と係合してこれを固定
    するための、該固定具に外方へ回転可能に支持された爪
    部材と、前記駆動部の軸部材の外周にこれと係合かつ摺
    動可能に設けた第二の軸部材と、前記爪部材を第二の弾
    性部材により付勢する蓋部材とを具え、 前記爪部材が、前記工作物の着脱時には前記駆動部の軸
    部材の先端部と係合してその外方への回転が抑制され、
    前記工作物の固定時には前記駆動部の軸部材との係合が
    解かれ、前記蓋部材で押圧されることによって外方へ回
    転することを特徴とする、工作物の位置決め固定用治
    具。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の治具
    において、 前記工作物の固定に際し、前記軸部材の下降に伴って、
    まず、前記第一の固定具のコレットチャックが前記工作
    物固定台と前記工作物との間に嵌装されて前記工作物を
    その外面で固定し、さらに前記軸部材が下降すると、前
    記第二の固定具の爪部材が外方へ回転して前記工作物と
    係合することにより前記工作物をその内面で固定するこ
    とを特徴とする、工作物の位置決め固定用治具。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の治具
    において、 前記爪部材と、前記工作物内面との間に略円筒状の保護
    部材を設けたことを特徴とする、工作物の位置決め固定
    用治具。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4のいずれか1項記載の治具
    において、 前記第二の固定具が、前記工作物に嵌挿されてこれを固
    定するための略円筒状の固定部材と、前記固定部材の内
    周部に嵌挿される固定具本体と、前記固定具本体内側で
    これと一体かつ回転可能に支持され、その下部にねじ山
    およびスプラインを上下に並べて設けた回転軸部材とを
    具え、 前記固定装置本体が、その上部に前記回転軸部材のねじ
    山と螺合するねじ山を具え、 前記駆動部のねじ部材が、その上部に前記回転軸部材の
    スプラインと噛み合うスプライン穴を具え、 前記工作物の固定に際し、前記固定部材および第二の固
    定具を前記工作物に嵌挿させると共に前記回転軸部材の
    スプラインと前記ねじ部材のスプライン穴、前記回転軸
    部材のねじ山と前記固定装置本体のねじ山とをそれぞれ
    係合させ、 前記回転軸部材を回転させることにより前記軸部材を下
    降させて前記第一の固定具のコレットチャックが前記工
    作物固定台と前記工作物との間に嵌装されて前記工作物
    をその外面で固定し、次いで前記略環状の固定部材が前
    記固定具本体により下方へ押圧されて前記工作物をその
    内面で固定することを特徴とする、工作物の位置決め固
    定用治具。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の治具において、 前記駆動部の軸部材に、前記第二の固定具の回転軸部材
    の下端と接触し、その移動量を検知するための検知手段
    を設けたことを特徴とする、工作物の位置決め固定用治
    具。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項記載の治
    具において、 前記ベースプレート上の、前記工作物固定台の外周に、
    少なくとも一つの工作物支持装置と、工作物の位置決め
    装置をさらに設けたことを特徴とする、工作物の位置決
    め固定用治具。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項記載の
    治具において、 前記工作物固定台に、前記工作物支持装置および前記位
    置決め装置の動作のための油路を設けたことを特徴とす
    る、工作物の位置決め固定用治具。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項記載の
    治具において、 前記コレットチャック内周に着脱可能に嵌挿される補助
    コレットチャックを設けたことを特徴とする、工作物の
    位置決め固定用治具。
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