JPH11319280A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH11319280A
JPH11319280A JP12643698A JP12643698A JPH11319280A JP H11319280 A JPH11319280 A JP H11319280A JP 12643698 A JP12643698 A JP 12643698A JP 12643698 A JP12643698 A JP 12643698A JP H11319280 A JPH11319280 A JP H11319280A
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JP
Japan
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ball
prize
balls
prize ball
lending
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12643698A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Kazutoshi Funabashi
和利 船橋
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11319280A publication Critical patent/JPH11319280A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 賞球と貸球とを区別して払い出すことがで
き、払い出す賞球の数と払い出す貸球の数とを正確に把
握する。 【解決手段】 賞球12を案内する賞球通路14と、賞
球通路14とは別個に設けられて貸球22を案内する貸
球通路24と、賞球通路14の通路途中に設けられかつ
賞球数に対応する数の賞球12を払い出す賞球払出手段
10と、貸球通路24の通路途中に設けられかつ貸球数
に対応する数の貸球22を払い出す貸球払出手段20と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に関
し、詳しくは、賞球数に対応する賞球の払い出しと、貸
球数に対応する貸球の払い出しとをそれぞれ行う球払出
装置を備える弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機、例えば、パチンコ機におい
て、賞球数に対応する賞球の払い出しと、貸球数に対応
する貸球の払い出しとを行う球払出装置を備えた構造の
パチンコ機が知られている。このようなパチンコ機にお
いては、図16に模式的に示すように、賞球数に対応す
るパチンコ球(賞球ともいう。)906と、貸球数に対
応するパチンコ球(貸球ともいう。)906とが共通の
球払出装置910によってそれぞれ払い出されている。
前記球払出装置910によって払い出された賞球および
貸球にそれぞれ対応する数のパチンコ球906は、共通
の球通路908を通して払い出されている。
【0003】前記球払出装置910を制御する枠制御装
置904には、メイン制御装置900からの賞球数のデ
ータと、球貸装置(例えば、パチンコ機に付設されたプ
リペードカード等による球貸装置)902からの貸球数
のデータとがそれぞれ送られる。枠制御装置904によ
って球払出装置910が前記賞球数、貸球数のデータに
応じて作動され、賞球数又は貸球数に対応する数のパチ
ンコ球906が球通路908を通して払い出される。
【0004】前記球通路908には、前記払い出された
パチンコ球906を検出する球検出器912が配設され
ている。球検出器912で検出された信号は枠制御装置
904においてカウントされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパチンコ機
において、パチンコ遊技の際、メイン制御装置900か
らの賞球数のデータと、球貸装置902からの貸球数の
データとが枠制御装置904に対し略同時に出力される
ことがある。このような場合、従来のパチンコ機では、
前述したように、賞球と貸球とが共通の球払出装置91
0によって共通の球通路908を通して払い出されてい
ることから、払い出されたパチンコ球906が賞球に対
応するものか、あるいは、貸球に対応するものかを判断
して管理することができないという問題点があった。こ
のため、メイン制御装置900からの賞球数のデータま
たは球貸装置902からの貸球数のデータがノイズ等に
よって変化した場合、どちらのデータが変化したかを判
断することができない。また、枠制御装置904に対し
不正行為が行われたとしても、その不正行為を判断する
ことも困難であった。
【0006】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、賞球と貸球とを区別して払い出すことができ、払い
出す賞球の数と払い出す貸球の数とを正確に把握するこ
とのできる弾球遊技機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のうち請求項1に記載された弾球遊技機
は、図1に模式的に示すように、賞球12を案内する賞
球通路14と、前記賞球通路14と別個に設けられて貸
球22を案内する貸球通路24と、前記賞球通路14の
通路途中に設けられかつ賞球数に対応する数の賞球12
を払い出す賞球払出手段10と、前記貸球通路24の通
路途中に設けられかつ貸球数に対応する数の貸球22を
払い出す貸球払出手段20とを備えている。請求項1に
記載された弾球遊技機によれば、賞球払出手段10は賞
球通路14において賞球数に対応する数の賞球12を払
い出す。また、貸球払出手段20は貸球通路24におい
て貸球数に対応する数の貸球22を払い出す。したがっ
て、賞球12と貸球22とを区別して払い出すことがで
きるので、払い出す賞球12の数と払い出す貸球22の
数とを正確に把握することが可能になる。
【0008】請求項2に記載された弾球遊技機は、図2
に模式的に示すように、賞球34を案内する賞球通路3
6と、前記賞球通路36とは別個に設けられて貸球44
を案内する貸球通路46と、入賞による賞球数を指令す
る遊技制御手段30と、前記賞球通路36の通路途中に
設けられかつ前記遊技制御手段30により指令された賞
球数に対応する数の賞球34を払い出す賞球払出手段3
2と、球貸要求による貸球数を指令する球貸手段40
と、前記貸球通路46の通路途中に設けられかつ前記球
貸手段40により指令された貸球数に対応する数の貸球
44を払い出す貸球払出手段42とを備えている。請求
項2に記載された弾球遊技機によれば、遊技制御手段3
0からの指令を受けて、賞球払出手段32は賞球通路3
6において賞球数に対応する数の賞球34を払い出す。
また、球貸手段40からの指令を受けて、貸球払出手段
42は貸球通路46において貸球数に対応する数の貸球
44を払い出す。したがって、賞球34と貸球44とを
区別して払い出すことができるので、払い出す賞球34
の数と払い出す貸球44の数とを正確に把握することが
可能になる。
【0009】請求項3に記載された弾球遊技機は、請求
項2に記載された弾球遊技機(図2参照)において、賞
球通路36には、払い出された賞球34を検出して賞球
検出信号を遊技制御手段30に出力する賞球検出器38
を備えている。請求項3に記載された弾球遊技機によれ
ば、賞球通路36に設けられた賞球検出器38から出力
される賞球検出信号を遊技制御手段30がカウントする
と、そのカウント数は実際に払い出された賞球34の数
になる。もし、カウント数が賞球数に達しなければ、そ
の差分が未払いの賞球34の数になる。
【0010】請求項4に記載された弾球遊技機は、請求
項2または3に記載された弾球遊技機(図2参照)にお
いて、貸球通路46には、払い出された貸球44を検出
して貸球検出信号を球貸手段40に出力する貸球検出器
48を備えている。請求項4に記載された弾球遊技機に
よれば、貸球通路46に設けられた貸球検出器48から
出力される貸球検出信号を球貸手段40がカウントする
と、そのカウント数は実際に払い出された貸球44の数
になる。もし、カウント数が貸球数に達しなければ、そ
の差分が未払いの貸球44の数になる。
【0011】請求項5に記載された弾球遊技機は、請求
項2〜4のいずれかに記載された弾球遊技機(図2参
照)において、賞球通路36には少なくとも1回の払出
分の賞球が残っている位置に賞球有無検出器39を設
け、また、貸球通路46には少なくとも1回の払出分の
貸球が残っている位置に貸球有無検出器49を設けたも
のである。請求項5に記載された弾球遊技機によれば、
賞球有無検出器39により少なくとも1回の払出分の賞
球34を払出可能か否かを検出することができ、また、
貸球有無検出器49により少なくとも1回の払出分の貸
球44を払出可能か否かを検出することができる。この
ため、賞球34あるいは貸球44の1回分の払い出しの
球が無い場合は、払出手段32あるいは42の作動を止
めてランプ等で報知することにより、ホール店員は球を
補充する等の対策ができると共に、中途半端に賞球34
あるいは貸球44を払い出してしまい遊技者に不信感を
いだかせることを防ぐことができる。
【0012】請求項6に記載された弾球遊技機は、請求
項1〜5のいずれかに記載された弾球遊技機において、
賞球払出手段は、正逆回転可能な賞球払出用アクチュエ
ータと、前記賞球払出用アクチュエータによって正逆回
転される回転供給体とを備え、前記回転供給体の一方向
の回転により賞球が払い出され、前記回転供給体の他方
向の回転により賞球が賞球通路外の球抜きされるもので
ある。請求項6に記載された弾球遊技機によれば、賞球
払出手段の賞球払出用アクチュエータによって回転供給
体が一方向に回転されることにより、賞球が払い出され
る。また、前記賞球払出用アクチュエータによって回転
供給体が他方向に回転されることにより、賞球が賞球通
路外へ球抜きされる。したがって、賞球を球抜きするた
めに、賞球の払い出しと球抜きとの通路切り換えを行う
専用の切り換え装置等を設ける必要が無く、部品点数お
よび組付け工数等の削減が図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態は、
貸球を払い出す球貸し装置を備える一般的なパチンコ機
の一部に変更を加えたものであるから、その変更部分の
構成について詳述し、一般的な構成についての説明は省
略する。
【0014】パチンコ機の背面図を表した図3におい
て、弾球遊技機としてのパチンコ機101は、木枠10
2の図示されない前側に前枠が開閉可能に装着されてい
る。前記前枠の裏面にベース枠104が組み付けられて
いる。ベース枠104の枠内には、図示されない遊技盤
が着脱可能に装着されている。遊技盤には、周知のとお
り、一般入賞口、特定入賞口、ゲート口等を有する役物
装置や表示装置等が配設されている。
【0015】前記遊技盤の裏面側には、収納ボックスに
収納された状態でメイン制御装置(制御基板とも呼ばれ
ている。)210が配設されている。メイン制御装置2
10には、パチンコ機101の遊技の際、遊技盤の特定
入賞口に入ったパチンコ球を検出する特定入賞口スイッ
チ300(後述する。)の検出信号が入力される。そし
て、メイン制御装置210は、所定の賞球数のデータを
後述する枠制御装置220に出力する。なお、図3にお
ける枠制御装置220の周辺部が図14に示されてい
る。
【0016】図3において、メイン制御装置210は、
CPU(プロセッサ)を中心に構成されており、上記の
他、図柄表示器の表示制御や、可変入賞口の拡開制御
等、各機種に応じて異なるプログラムによって制御され
る。また、メイン制御装置210は、遊技盤の種類に応
じても交換される。また、メイン制御装置210は、ホ
ールコンピュータ等との間を通信線(有線/無線のいず
れをも含む)で接続し、全賞球払出数等の各種データを
相互/一方に伝送する制御を行なう。なお、メイン制御
装置210は本発明でいう遊技制御手段に相当する。
【0017】遊技盤の裏面側には、前記メイン制御装置
210を取り囲むようにして裏機構板110が装着され
ている。前記裏機構板110の前面側には、一般入賞口
及び特定入賞口に入った遊技球を遊技盤の裏面の下部に
沿って排出案内するための集合樋120が傾斜状に形成
されている。また、集合樋120の下傾端には球排出路
121が形成されている。球排出路121の途中には、
その球排出路121に流入したパチンコ球を検出しなが
ら排出するための球排出スイッチ123を有する球排出
装置122が配設されている。前記裏機構板110の背
面側には、その上部から下部に向けて球タンク113、
誘導樋(誘導レールとも呼ばれている。)114、上部
払出樋115、賞球払出装置130および貸球払出装置
160、下部払出樋190が順次に連通して配設されて
いる。なお、図3における部分拡大図が図4、図4の略
体側断面図が図5にそれぞれ示されている。
【0018】前記球タンク113に溜められたパチンコ
球100は、図4に示すように、誘導樋114の前後方
向(図4の左右方向)に3列をなす各球通路(前列およ
び中列に符号、114aを付し、後列に符号、114b
を付す。)に案内された後、上部払出樋115の前後方
向(図4の左右方向)に3列をなす球通路(前列および
中列に符号、115aを付し、後列に符号、115bを
付す。)にそれぞれ流入する。
【0019】上部払出樋115における前列(図4にお
いて右列)と中列との2列の球通路115aのパチンコ
球100は賞球払出装置130に供給される。そして、
賞球払出装置130により払い出されたパチンコ球10
0は、下部払出樋190の前後方向(図4の左右方向)
に3列をなす球通路(前列および中列に符号、190a
を付し、後列に符号、球通路190bを付す。)におけ
る前列と中列との2列の球通路190aに払い出され
る。前記誘導樋114、上部払出樋115および下部払
出樋190におけるパチンコ球100(賞球ともい
う。)の流れる球通路114a,115a,190a
は、本発明でいう賞球通路を構成している。また前記下
部払出樋190には、図3に示すように、前記2列の球
通路190aとほぼ並列状をなす球抜通路190cを備
えている。
【0020】図4に示すように、上部払出樋115にお
ける後列(図4において左列)の球通路115bのパチ
ンコ球100は、貸球払出装置160に供給される。そ
して、貸球払出装置160により払い出されたパチンコ
球100は、下部払出樋190の後列の球通路190b
に払い出された後、前記中列の球通路190bに合流路
191を通じて合流される。前記誘導樋114、上部払
出樋115および下部払出樋190におけるパチンコ球
100(貸球ともいう。)の流れる球通路114b,1
15b,190bは、本発明でいう貸球通路を構成して
いる。
【0021】図3に示すように、前記下部払出樋190
における球通路190aの下流側開口は、パチンコ機1
01の図示されない前側(正面側)の上皿に通じる上皿
連通口196と連通されている。なお、上皿に払い出さ
れたパチンコ球100が満杯となった時にオーバーフロ
ーするパチンコ球100は、前記裏機構板110の下皿
誘導路198を通じて、パチンコ機101の図示されな
い下皿に排出されるようになっている。
【0022】前記下部払出樋190における球通路19
0aの下流部および下皿誘導路198の途中には、各通
路を流れるパチンコ球100の接触により金属音いわゆ
る払出音を発するベル193,194がそれぞれ設けら
れている。
【0023】図3において、前記賞球払出装置130
は、所定の賞球数に対応する数のパチンコ球100を払
い出す機能と、パチンコ球100を球抜きする機能とを
兼ね備えている。賞球払出装置130は、裏機構板11
0の所定位置にビス等によって組み付けられている(図
3参照)。賞球払出装置130の正面図が図6、図6の
VII−VII線断面図が図7、図6のVIII−VI
II線断面図が図8、図8のIX−IX線断面図が図
9、図6のX−X線断面図が図10にそれぞれ示されて
いる。なお、賞球払出装置130と後述する枠制御装置
220は、本発明でいう賞球払出手段を構成している。
【0024】賞球払出装置130において、図7および
図8に示すように、本体ケース131は、前ケース体1
32と中央仕切板133と後ケース体134とによって
構成されている。本体ケース131の上部には、図8に
示すように、中央仕切板133によって前後に区画され
て、前記上部払出樋115の前列および中列の球通路1
15aとそれぞれ連通する前後2列の賞球導入口(2列
とも符号、135を付す。)が形成されている。
【0025】また、本体ケース131の中央部には、回
転体収納室136が前記賞球導入口135と連通して形
成されている。さらに、図8および図9に示すように、
本体ケース131の下部には、前記回転体収納室136
と連通する前後2列の賞球払出口(2列とも符号、13
7を付す。)と、その賞球払出口137と並行状をなす
球抜口138とが形成されている(図10参照)。図8
および図9に示すように、前記賞球払出口137は、前
記下部払出樋190の前列および中列の球通路190a
と連通されている。また図9に示すように、球抜口13
8は、前記下部払出樋190の球抜通路190cとそれ
ぞれ連通されている。
【0026】図8に示すように、前記各賞球払出口13
7には、例えば、近接スイッチ等よりなる賞球検出器1
40がそれぞれ組み付けられている。そして、賞球払出
口137を通るパチンコ球100が賞球検出器140に
よって検出される度毎に発せられる検出信号は、図15
に模式的に示すように、前記メイン制御装置210と後
述する枠制御装置220にそれぞれ送られてカウントさ
れる。
【0027】図8に示すように、前記後ケース体134
の外面には、例えば、正逆回転可能なステッピングモー
タ等からなる賞球払出用モータ142が組み付けられて
いる。賞球払出用モータ142の出力軸142aは、後
ケース体134を貫通して前記回転体収納室136の中
心部に突出されている。回転体収納室136において、
前記出力軸142aには、賞球払出用モータ142によ
って正逆回転される回転供給体144がトルク伝達可能
に挿着されている。なお、賞球払出用モータ142は本
発明でいう賞球払出用アクチュエータに相当する。
【0028】図7〜図9に示すように、前記回転供給体
144の前半部外周には、ほぼU字状溝からなり、パチ
ンコ球100をそれぞれ1個ずつ受け入れ可能な複数
(例えば6個)の賞球受け部145が所定の間隔(例え
ば、6個の場合60度間隔)を保って凹設されている。
さらに、回転供給体144の後半部外周には、前側の賞
球受け部145に対し半ピッチ分(例えば、6個の場合
30度)だけそれぞれ位相して複数(例えば6個)の賞
球受け部145が所定の間隔を保って凹設されている。
すなわち、賞球受け部145は、中央板部144aを間
に回転供給体144の前後に二連形成されている。前後
の賞球導入口135のうち、前側の賞球導入口135に
導かれたパチンコ球100は、回転供給体144の前側
の賞球受け部145に導入され、後側の賞球導入口13
5に導かれたパチンコ球100は、回転供給体144の
後側の賞球受け部145に導入される。
【0029】前記回転供給体144が図9において反時
計回り方向(左回り方向)に30度回転させる毎に、前
記賞球受け部145に受け入れたパチンコ球100が1
個ずつ賞球払出口137に払い出される。これとは逆
に、回転供給体144が図9において時計回り方向(右
回り方向)に30度回転させる毎に、賞球受け部145
に受け入れたパチンコ球100が1個ずつ球抜口138
に払い出される。
【0030】また図3において、前記貸球払出装置16
0は、所定の貸球数に対応する数のパチンコ球100を
払い出す機能を備えている。貸球払出装置160は、裏
機構板110の所定位置にビス等によって組み付けられ
ている(図3および図5参照)。貸球払出装置160の
正面図が図11、図11のXII−XII線断面図が図
12、図12のXIII−XIII線断面図が図13に
それぞれ示されている。なお、貸球払出装置160と後
述する枠制御装置220は、本発明でいう貸球払出手段
を構成している。
【0031】貸球払出装置160において、図12およ
び図13に示すように、本体ケース161は、前ケース
体162と後ケース体164とによって構成されてい
る。本体ケース161の上部には、前記上部払出樋11
5の後列の球通路115bと連通する貸球導入口165
が形成されている。
【0032】また、本体ケース161の中央部には、回
転体収納室166が前記貸球導入口165の下部に連通
して形成されている。さらに、本体ケース161の下部
には、前記回転体収納室166と連通する貸球払出口1
67が形成されている。前記貸球払出口167は、前記
下部払出樋190の後列の球通路190bと連通されて
いる。
【0033】貸球払出口167には、例えば、近接スイ
ッチ等よりなる貸球検出器170が組み付けられてい
る。そして、貸球払出口167を通るパチンコ球100
が貸球検出器170によって検出される度毎に発せられ
る検出信号は、図15に示すように、前記メイン制御装
置210および後述する球貸装置230にそれぞれ送ら
れてカウントされる。
【0034】図12に示すように、前記後ケース体16
4の外面には、例えば、ステッピングモータ等からなる
貸球払出用モータ172が組み付けられている。貸球払
出用モータ172の出力軸172aは、後ケース体16
4および前記回転体収納室166を貫通して前ケース体
162の中心部に突出されている。回転体収納室166
において、前記出力軸172aには、貸球払出用モータ
172によって回転される回転供給体174がトルク伝
達可能に挿着されている。
【0035】図13に示すように、前記回転供給体17
4には、ほぼU字状溝からなり、パチンコ球100をそ
れぞれ1個ずつ受け入れ可能な複数(例えば、3個)の
貸球受け部175が所定の間隔(例えば、3個の場合に
は120度間隔)毎に凹設されている。回転供給体17
4の貸球受け部175には、前記貸球導入口165に導
かれたパチンコ球100が導入される。前記回転供給体
174が図13において反時計回り方向(左回り方向)
に回転されることで、貸球受け部175に受け入れたパ
チンコ球100が貸球払出口167に払い出される。
【0036】また、図5に示されるように、上部払出樋
115の入口部すなわち誘導樋114と上部払出樋11
5との接続部には、各球通路115a,115b毎の底
面開口を塞ぐようにして検出片180がそれぞれ回動可
能に設けられている。各検出片180の下方部には、例
えば、マイクロスイッチ等からなる賞球有無検出器18
2および貸球有無検出器184がそれぞれ設けられてい
る。各球有無検出器182,184の上方に突出するス
イッチバー(符号省略)上に各検出片180の自由端部
がそれぞれ当接されている。
【0037】前記各球有無検出器182,184は、当
該球通路115a,115bを流れるパチンコ球100
の自重で検出片180とともにスイッチバーが押し下げ
られることにより、当該球通路にパチンコ球100が貯
溜されていることを検出し、また、スイッチバーが検出
片180とともに内蔵のスプリングによって押し上げら
れることにより、当該球通路にパチンコ球100が無い
ことを検出する。図15に示すように、各球有無検出器
182,184は、当該球通路に少なくとも1回の払出
分のパチンコ球100が残っていないことすなわち球切
れを検出して球切れ信号をメイン制御装置210に送
る。メイン制御装置210は、前記球切れ信号を受けた
ときに、ホールコンピュータに伝達してパチンコ球10
0を球タンク113に供給することにより球切れを防止
する。
【0038】しかして、前記貸球有無検出器184が検
出する球通路115bにおけるパチンコ球100は、球
貸装置230により次回払い出される1回の払出分の貸
球である。例えば、貸球数が25個の場合は、球貸装置
230より上流側25個目のパチンコ球を検出するよう
に、検出片180および貸球有無検出器184が設置さ
れている。
【0039】また、下部払出樋190の裏側には、図1
4に図3の部分拡大図を示すように、枠制御装置220
が配設されている。前記枠制御装置220は、図15に
示すように、前記メイン制御装置210から出力される
賞球数のデータを受けて前記賞球払出装置130の賞球
払出用モータ142の正方向回転を制御する。なおメイ
ン制御装置210は、前記パチンコ機101の所定位置
に配設された特定入賞口スイッチ300と球排出スイッ
チ123に基づいて賞球数のデータを枠制御装置220
に出力する。また枠制御装置220は、パチンコ機10
1の所定位置に配設された球抜スイッチ320に基づい
て前記賞球払出用モータ142の逆方向回転を制御す
る。
【0040】また枠制御装置220は、例えば、パチン
コ機に付設されたプリペードカード等による球貸装置2
30から発せられる貸球数のデータを受けて、貸球払出
装置160の貸球払出用モータ172の回転を制御す
る。なお球貸装置230は、図3に示すように、パチン
コ機101の所定位置に配設されており、図15に示さ
れる球貸スイッチ232に基づいて貸球数のデータを枠
制御装置220に出力する。また、球貸装置230は本
発明でいう球貸手段に相当する。
【0041】また、この本実施の形態において、図15
に示すように、パチンコ機の遊技の際、遊技盤の特定入
賞口に入ったパチンコ球(遊技球)は、特定入賞口スイ
ッチ300によって検出され、その検出信号はメイン制
御装置210に出力される。この検出信号を受けたメイ
ン制御装置210は、前記特定入賞口に入ったパチンコ
球の個数(第1検出個数)をカウントする。
【0042】さらに、図3に示すように、前記特定入賞
口に入ったパチンコ球と、一般入賞口に入ったパチンコ
球は集合樋120において合流して球排出路121に流
れる。そして、球排出路121の球排出装置122にお
いて、球排出スイッチ123によって1つずつ検出され
て排出される。図15に示すように、球排出スイッチ1
23の検出信号は枠制御装置220に出力され、前記球
排出路121に流れたパチンコ球の個数をカウントす
る。このカウントによる第2検出個数はメイン制御装置
210に出力される。
【0043】また、メイン制御装置210の内部では、
前記第1検出個数と、第2検出個数とによって、払い出
すべき賞球数を求めて、枠制御装置220に出力するよ
うになっている。なお、球排出スイッチ123の検出信
号をメイン制御装置210に直接出力することもでき
る。また、球排出スイッチ123には、マイクロスイッ
チ、近接スイッチ等が使用される。さらに、球排出装置
122に代えて、マイクロスイッチ、近接スイッチ等を
球排出路の所定位置に設けてもよい。この場合には、検
出信号をメイン制御装置210および/または枠制御装
置220に出力するのが望ましい。
【0044】上記したパチンコ機101において、パチ
ンコ遊技に先だって、あるいは、遊技の際において、球
貸スイッチ232が作動されると、その信号が球貸装置
230に送られる。すると、球貸装置230から発せら
れる貸球数のデータが枠制御装置220に送られ、これ
に基づいて枠制御装置220から発せられる払出信号に
よって貸球払出装置160の貸球払出用モータ172の
回転が制御される。
【0045】貸球払出用モータ172の回転にともな
い、貸球払出装置160の回転供給体174は、図13
において反時計方向にかつ貸球数に対応する角度をもっ
て回転される。例えば、貸球数が25個の場合、前記回
転供給体174は、図13において反時計方向に300
0度(8回転と120度)回転される。これによって、
パチンコ球100は、貸球払出口167に正確に25個
払い出される。そして、貸球払出口167を通過したパ
チンコ球100は、下部払出樋190(図4参照)の球
通路190b、合流路191、中列の球通路190a、
上皿連通口196を経て上皿に払い出される。
【0046】前記貸球払出口167を通過するパチンコ
球100は、貸球検出器170によって検出され、その
信号が枠制御装置220と球貸装置230とにそれぞれ
送られてカウントされる。これによって、貸球払出口1
67に払い出されたパチンコ球100の数が枠制御装置
220と球貸装置230において確認と過不足の検出が
なされる。
【0047】ところで、球タンク113、誘導樋11
4、上部払出樋115等において貸球の供給不良が生じ
たり、貸球払出用モータ172の作動不良等によって、
パチンコ球100が正確に払い出されず不足する場合
や、球貸装置230から発せられる貸球数のデータがノ
イズ等によって変化して枠制御装置220に送られる場
合がある。この場合には、貸球検出器170による貸球
数が球貸装置230と枠制御装置220において確認と
過不足の検出がなされることで、貸球数の不足分に応じ
て貸球払出装置160の貸球払出用モータ172の回転
が制御され、貸球払出口167に不足した分のパチンコ
球100が払い出される。
【0048】また、パチンコ遊技の際において、メイン
制御装置210から発せられる賞球数のデータが枠制御
装置220に送られると、これに基づいて枠制御装置2
20から発せられる払出信号によって賞球払出装置13
0の賞球払出用モータ142の回転が制御される。
【0049】賞球払出用モータ142の回転にともな
い、賞球払出装置130の回転供給体144は、図9に
おいて反時計方向にかつ賞球数に対応する角度をもって
回転される。例えば、賞球数が10個の場合、前記回転
供給体144は、図9において反時計方向に300度回
転される。これによって、パチンコ球100は、賞球払
出口137に正確に10個払い出される。そして、賞球
払出口137を通過したパチンコ球100は、下部払出
樋190(図4参照)の各球通路190a、上皿連通口
196を経て上皿に払い出される。
【0050】前記賞球払出口137を通過するパチンコ
球100は、賞球検出器140によって検出され、その
信号がメイン制御装置210と枠制御装置220とにそ
れぞれ送られてカウントされる。これによって、賞球払
出口137に払い出されたパチンコ球100の数が枠制
御装置220とメイン制御装置210において確認と過
不足の検出がなされる。
【0051】ところで、球タンク113、誘導樋11
4、上部払出樋115等において賞球の供給不良が生じ
たり、賞球払出用モータ142の作動不良等によって、
パチンコ球100が正確に払い出されず不足する場合
や、メイン制御装置210から発せられる賞球数のデー
タがノイズ等によって変化して枠制御装置220に送ら
れる場合がある。この場合には、賞球検出器140によ
る賞球数がメイン制御装置210と枠制御装置220と
において確認と過不足の検出がなされることで、賞球数
の不足分に応じて賞球払出装置130の賞球払出用モー
タ142の回転が制御され、賞球払出口137に不足し
た分のパチンコ球100が払い出される。
【0052】また、パチンコ遊技の際、メイン制御装置
210からの賞球数のデータと、球貸装置230からの
貸球数のデータとが枠制御装置220に略同時に出力さ
れることがある。このような場合には、賞球数のデータ
と貸球数のデータのうち、一方の信号が優先されて当該
払出用モータ142または172に送られ、引き続いて
他方の信号が当該払出用モータ172または142に送
られる。例えば、賞球数のデータが優先されて賞球払出
用モータ142に送られた場合、賞球払出装置130に
よって賞球が払い出され、引き続いて貸球払出装置16
0によって貸球が払い出される。したがって、賞球数の
データと貸球数のデータとが枠制御装置220に対し略
同時に出力された場合においても、払い出される賞球数
と貸球数とをそれぞれ正確に把握することができ、その
管理が容易となる。
【0053】また、貸球検出器170により貸球を検出
した検出信号が球貸装置230と枠制御装置220とに
それぞれ送られて貸球数の確認と過不足の検出がなされ
ると共に、賞球検出器140により賞球を検出した検出
信号がメイン制御装置210と枠制御装置220とにそ
れぞれ送られて賞球数の確認と過不足の検出がなされ
る。このため、例えば、枠制御装置220に対し不正基
板が接続される等して各払出装置130,160が不正
に作動され、賞球または貸球が過大に払い出された場合
には、メイン制御装置210と球貸装置230とにおい
てそれぞれパチンコ球100の過大な払出が把握され
る。この過大な払出をホールコンピュータに伝達して、
不正基板を容易に発見することができる。なお、ホール
コンピュータのディスプレイに表示し、ランプやブザー
等を作動させると、パチンコ球100の過大な払出事故
をホール係員等に知らせることができる。
【0054】また、パチンコ機101の修理交換時等に
は、パチンコ球100を球抜きする必要がある。このよ
うな場合には、作業員が所定の操作を行うと、球抜スイ
ッチ320の信号が枠制御装置220に送られる。これ
に基づいて枠制御装置220から発せられる信号によっ
て賞球払出装置130の賞球払出用モータ142の回転
が前記賞球の払い出しとは逆回転方向に制御される。賞
球払出用モータ142の回転にともない、賞球払出装置
130の回転供給体144は、図9において時計方向に
回転される。これによって、パチンコ球100は、球抜
口138、下部払出樋190の球抜通路190cを通じ
て球抜きされる。したがって、賞球を球抜きするため
に、賞球の払い出しと球抜きとの通路切り換えを行う専
用の切り換え装置等を設ける必要が無く、部品点数およ
び組付け工数等の削減が図れる。
【0055】また、賞球払出装置130の上流側におい
て、上部払出樋115の球通路115aに貯溜されるパ
チンコ球100でかつ少なくとも1回の払出分のパチン
コ球100が残っているか否かが賞球有無検出器182
により検出され、その賞球有無検出器182の賞球有無
検出信号がメイン制御装置210に出力される。この賞
球有無検出信号に基づいてメイン制御装置210が賞球
を払出可能か否かを判定し、賞球としての1回分の払い
出しのパチンコ球100が無い場合は、賞球払出装置1
30の作動を止めてランプ等で報知する。これにより、
ホール店員はパチンコ球100を球タンク113に補充
する等の対策ができると共に、中途半端にパチンコ球1
00を払い出してしまい遊技者に不信感をいだかせるこ
とを防ぐことができる。
【0056】また、貸球払出装置160の上流側におい
て、上部払出樋115の球通路115bに貯溜されるパ
チンコ球100でかつ少なくとも1回の払出分のパチン
コ球100が残っているか否かが貸球有無検出器184
により検出され、その貸球有無検出器184の貸球有無
検出信号がメイン制御装置210に出力される。この貸
球有無検出信号に基づいてメイン制御装置210が貸球
を払出可能か否かを判定し、貸球としての1回分の払い
出しのパチンコ球100が無い場合は、貸球払出装置1
60の作動を止めてランプ等で報知する。これにより、
ホール店員はパチンコ球100を球タンク113に補充
する等の対策ができると共に、中途半端にパチンコ球1
00を払い出してしまい遊技者に不信感をいだかせるこ
とを防ぐことができる。
【0057】なお、前記実施の形態において、賞球払出
装置130の回転供給体144の回転動作に基づく賞球
としてのパチンコ球100の払い出しの際、賞球検出器
140によって賞球としてのパチンコ球100を1個ず
つ検出したことを確認する度毎に、回転供給体144が
1個分に相当する角度(例えば、30度)だけ回転する
ように賞球払出用モータ142を駆動制御してもよい。
そして、賞球検出器140によって賞球としてのパチン
コ球100を検出しない場合には賞球払出用モータ14
2を停止させるように構成することも可能である。賞球
払出装置130の上流側で球詰まりが発生し、賞球とし
てのパチンコ球100を検出しない場合等において、賞
球払出用モータ142を停止させることで回転供給体1
44の空回転が防止される。
【0058】また、貸球払出装置160の回転供給体1
74の回転動作に基づく賞球としてのパチンコ球100
の払い出しの際、貸球検出器170によって貸球として
のパチンコ球100を1個ずつ検出したことを確認する
度毎に、回転供給体174が1個分に相当する角度(例
えば、120度)だけ回転するように貸球払出用モータ
172を駆動制御してもよい。そして、貸球検出器17
0によって貸球としてのパチンコ球100を検出しない
場合には貸球払出用モータ172を停止させるように構
成することも可能である。貸球払出装置160の上流側
で球詰まりが発生し、貸球としてのパチンコ球100を
検出しない場合等において、貸球払出用モータ172を
停止させることで回転供給体174の空回転が防止され
る。
【0059】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、賞球が流れる球通路114a,
115a,190aは、2列に限らず、1列、あるいは
3列以上とすることもできる。また貸球が流れる球通路
114b,115b,190bは、1列に限らず、2列
以上とすることができる。
【0060】また、前記実施の形態においては、貸球検
出器170の検出信号が枠制御装置220と球貸装置2
30とにそれぞれ送られて確認されると共に、賞球検出
器140の検出信号が枠制御装置220とメイン制御装
置210とにそれぞれ送られて確認されるように構成し
たがこれに限定するものではない。例えば、貸球検出器
170の検出信号、賞球検出器140の検出信号を枠制
御装置220には出力せず、球貸装置230、メイン制
御装置210に対してのみ出力してカウントするように
しても良い。
【0061】また、前記実施の形態においては、賞球又
は貸球としてのパチンコ球100の各払出数が不足した
場合、その払出数の不足に相当分だけ、各回転供給体1
44、174を回転して不足した分のパチンコ球を払い
出すように構成したが、これに限定するものではない。
例えば、賞球又は貸球としてのパチンコ球100の各払
出数が不足した場合、その不足をランプ、ブザー等によ
って報知したり、あるいは、球発射用の電動アクチュエ
ータ等の停止によって遊技を中断させるように構成する
ことも可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明の弾球遊技機によれば、賞球と貸
球とを区別して払い出すことができ、払い出す賞球の数
と払い出す貸球の数とを正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の説明に係る模式図である。
【図2】本発明の請求項2〜5の説明に係る模式図であ
る。
【図3】一実施の形態のパチンコ機の背面図である。
【図4】図3における払出装置の周辺拡大図である。
【図5】図4の略体側断面図である。
【図6】賞球払出装置の正面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】図6のX−X線断面図である。
【図11】貸球払出装置の正面図である。
【図12】図11のXII−XII線断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線断面図であ
る。
【図14】図3における枠制御装置の周辺拡大図であ
る。
【図15】制御系の説明に係る模式図である。
【図16】従来例の説明に係る模式図である。
【符号の説明】
10 賞球払出手段 12 賞球 14 賞球通路 20 貸球払出手段 22 貸球 24 貸球通路 30 遊技制御手段 32 賞球払出手段 34 賞球 36 賞球通路 38 賞球検出器 39 賞球有無検出器 40 球貸手段 42 貸球払出手段 44 貸球 46 貸球通路 48 貸球検出器 49 貸球有無検出器 100 パチンコ球 101 パチンコ機 130 賞球払出装置 140 賞球検出器 142 賞球払出用モータ 144 回転供給体 160 貸球払出装置 170 貸球検出器 172 貸球払出用モータ 174 回転供給体 182 賞球有無検出器 184 貸球有無検出器 210 メイン制御装置 220 枠制御装置 230 球貸装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 賞球を案内する賞球通路と、 前記賞球通路と別個に設けられて貸球を案内する貸球通
    路と、 前記賞球通路の通路途中に設けられかつ賞球数に対応す
    る数の賞球を払い出す賞球払出手段と、 前記貸球通路の通路途中に設けられかつ貸球数に対応す
    る数の貸球を払い出す貸球払出手段と、を備える弾球遊
    技機。
  2. 【請求項2】 賞球を案内する賞球通路と、 前記賞球通路と別個に設けられて貸球を案内する貸球通
    路と、 入賞による賞球数を指令する遊技制御手段と、 前記賞球通路の通路途中に設けられかつ前記遊技制御手
    段により指令された賞球数に対応する数の賞球を払い出
    す賞球払出手段と、 球貸要求による貸球数を指令する球貸手段と、 前記貸球通路の通路途中に設けられかつ前記球貸手段に
    より指令された貸球数に対応する数の貸球を払い出す貸
    球払出手段と、を備える弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された弾球遊技機におい
    て、 賞球通路には、払い出された賞球を検出して賞球検出信
    号を遊技制御手段に出力する賞球検出器を備えている弾
    球遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載された弾球遊技
    機において、 貸球通路には、払い出された貸球を検出して貸球検出信
    号を球貸手段に出力する貸球検出器を備えている弾球遊
    技機。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載された弾
    球遊技機において、 賞球通路には少なくとも1回の払出分の賞球が残ってい
    る位置に賞球有無検出器を設け、また、貸球通路には少
    なくとも1回の払出分の貸球が残っている位置に貸球有
    無検出器を設けた弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載された弾
    球遊技機において、 賞球払出手段は、正逆回転可能な賞球払出用アクチュエ
    ータと、前記賞球払出用アクチュエータによって正逆回
    転される回転供給体とを備え、前記回転供給体の一方向
    の回転により賞球が払い出され、前記回転供給体の他方
    向の回転により賞球が賞球通路外へ球抜きされる弾球遊
    技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062272A (ja) * 2001-08-30 2003-03-04 Newgin Corp 遊技機

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