JPH11319127A - 回転式しめひも取付け具付マスク - Google Patents
回転式しめひも取付け具付マスクInfo
- Publication number
- JPH11319127A JPH11319127A JP10135422A JP13542298A JPH11319127A JP H11319127 A JPH11319127 A JP H11319127A JP 10135422 A JP10135422 A JP 10135422A JP 13542298 A JP13542298 A JP 13542298A JP H11319127 A JPH11319127 A JP H11319127A
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- JP
- Japan
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- mask
- strap
- attachment
- lace
- rotary type
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- Pending
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- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 210000000481 breast Anatomy 0.000 abstract 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 241001534815 Hypsizygus marmoreus Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】着用時のしめひもの動きがスムースであると共
にマスクを首から下げたとき接顔体内面が体の方向を向
き胸元付近で安定した状態になるような回転式しめひも
取付具付マスクを提供する。 【解決手段】接顔体1に2つのホルダ3を結合し、該ホ
ルダ3のそれぞれに吸収缶5を取付けると共にしめひも
取付け具9を設けたマスクにおいて、該しめひも取付け
具9はホルダ3と接顔体1との結合部の中心軸を軸とし
て回転することを特徴とする回転式しめひも取付け具付
マスクである。
にマスクを首から下げたとき接顔体内面が体の方向を向
き胸元付近で安定した状態になるような回転式しめひも
取付具付マスクを提供する。 【解決手段】接顔体1に2つのホルダ3を結合し、該ホ
ルダ3のそれぞれに吸収缶5を取付けると共にしめひも
取付け具9を設けたマスクにおいて、該しめひも取付け
具9はホルダ3と接顔体1との結合部の中心軸を軸とし
て回転することを特徴とする回転式しめひも取付け具付
マスクである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクを首から下
げたとき常に接顔体内面が体の方向を向き胸元付近で安
定した状態になるようにした回転式しめひも取付け具付
マスクに関する。
げたとき常に接顔体内面が体の方向を向き胸元付近で安
定した状態になるようにした回転式しめひも取付け具付
マスクに関する。
【0002】
【従来技術】防じんマスク、防毒マスク或いは送気マス
ク等の産業用マスクを着用する際、マスクに取付けられ
ているしめひもをもって行い、着用をはずした時はしめ
ひもを緩め首の周りから下げるのが一般的である。従来
のマスクのしめひもの取付け構造を図5に示す。図に示
されているように、しめひも7は接顔体1の前面にX字
状のしめひも取付具6を設け、このしめひも取付具の各
端部a,b,c,dの4点にしめひも取付部9を設け、
この部分にD環及び掛環で結合できるしめひも7(イ)
とヘッドバンド10につながっているしめひも7(ロ)
との2本のしめひもによって行っている(なお、このよ
うな形式を4点支持2本式という)。このようなしめひ
も取付け方法では部品点数が増加し、しめひもの調整を
上下左右の4か所で行わなければならず、またしめひも
を緩めても首から下げられないという欠点があった。
ク等の産業用マスクを着用する際、マスクに取付けられ
ているしめひもをもって行い、着用をはずした時はしめ
ひもを緩め首の周りから下げるのが一般的である。従来
のマスクのしめひもの取付け構造を図5に示す。図に示
されているように、しめひも7は接顔体1の前面にX字
状のしめひも取付具6を設け、このしめひも取付具の各
端部a,b,c,dの4点にしめひも取付部9を設け、
この部分にD環及び掛環で結合できるしめひも7(イ)
とヘッドバンド10につながっているしめひも7(ロ)
との2本のしめひもによって行っている(なお、このよ
うな形式を4点支持2本式という)。このようなしめひ
も取付け方法では部品点数が増加し、しめひもの調整を
上下左右の4か所で行わなければならず、またしめひも
を緩めても首から下げられないという欠点があった。
【0003】また、図6に示すようなしめひも取付具が
ある。この場合、しめひも取付部は2ヵ所であり、しめ
ひもは1本であるので2点支持1本式というが、この2
つの支持点は固定されているため、このような状態でし
めひもを緩めると、しめひもの取付位置はマスクに設け
られている取付具によって固定されているため、マスク
の内面は上又は下を向き、使用者の胸元付近で安定しな
い状態になってしまう。マスクの内面が上又は下向きな
るとマスクの内側にほこり等が付着するという欠点が生
じる。また、マスクを着用するときしめひもを引っ張る
が、この引っ張り力の向きは必ずしも一定しないため着
用時のしめひものの動きがスムースでないという欠点が
あった。
ある。この場合、しめひも取付部は2ヵ所であり、しめ
ひもは1本であるので2点支持1本式というが、この2
つの支持点は固定されているため、このような状態でし
めひもを緩めると、しめひもの取付位置はマスクに設け
られている取付具によって固定されているため、マスク
の内面は上又は下を向き、使用者の胸元付近で安定しな
い状態になってしまう。マスクの内面が上又は下向きな
るとマスクの内側にほこり等が付着するという欠点が生
じる。また、マスクを着用するときしめひもを引っ張る
が、この引っ張り力の向きは必ずしも一定しないため着
用時のしめひものの動きがスムースでないという欠点が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
な欠点を改良すべく種々検討した結果、しめひも取付具
を左右2部材とし、それぞれの取付具に1つのしめひも
取付部を設けると共に、しめひも取付け具がホルダと接
顔体との結合部の中心軸を軸として回転できるように
し、1本のしめひもを用いて2点支持1本式とすること
によって、従来の2点支持1本式よりも簡単で、しめひ
もを緩めると、マスクは使用者の胸元付近で安定し、接
顔体内面が体の方向に常に向けることができることを見
出し、本発明を完成したもので、本発明の目的は着用時
のしめひもの動きがスムースであると共にマスクを首か
ら下げたとき接顔体内面が体の方向を向き胸元付近で安
定した状態になるようなマスクを提供する。
な欠点を改良すべく種々検討した結果、しめひも取付具
を左右2部材とし、それぞれの取付具に1つのしめひも
取付部を設けると共に、しめひも取付け具がホルダと接
顔体との結合部の中心軸を軸として回転できるように
し、1本のしめひもを用いて2点支持1本式とすること
によって、従来の2点支持1本式よりも簡単で、しめひ
もを緩めると、マスクは使用者の胸元付近で安定し、接
顔体内面が体の方向に常に向けることができることを見
出し、本発明を完成したもので、本発明の目的は着用時
のしめひもの動きがスムースであると共にマスクを首か
ら下げたとき接顔体内面が体の方向を向き胸元付近で安
定した状態になるようなマスクを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、接顔体
に2つのホルダを結合し、該ホルダのそれぞれに吸収缶
を取付けると共にしめひも取付け具を設けたマスクにお
いて、該しめひも取付け具はホルダと接顔体との結合部
の中心軸を軸として回転することを特徴とする回転式し
めひも取付け具付マスクである。
に2つのホルダを結合し、該ホルダのそれぞれに吸収缶
を取付けると共にしめひも取付け具を設けたマスクにお
いて、該しめひも取付け具はホルダと接顔体との結合部
の中心軸を軸として回転することを特徴とする回転式し
めひも取付け具付マスクである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のマスクは防毒マスク、防
塵マスク或いは送気マスク等の産業マスクであり、これ
らのマスクのうち吸収缶が2つ設けたものであれば何れ
でも良い。通常のマスクは、接顔体に吸収缶を保持する
開口部を設けたホルダが一体に結合されており、ホルダ
が一体に結合されている側の反対側の開口部には吸気弁
が設けられている。本発明では接顔体と吸収缶のホルダ
との接合部分にしめひも取付具を回転自在に取り付けた
ものである。取付具には1つの取付部を有する。取付具
の形状は如何ような形状でも良いが、円形のものが好ま
しい。ホルダには、更にボスを設けてしめひも取付具の
回転可能な幅を規制することが好ましく、ボスの位置と
しては開口部の垂直方向に上下2個設けることが好まし
い。また、本発明において、ホルダと接顔体との結合部
の中心軸とは図4に示す中心線いい、しめひも取付具は
この線を軸として回転する。
塵マスク或いは送気マスク等の産業マスクであり、これ
らのマスクのうち吸収缶が2つ設けたものであれば何れ
でも良い。通常のマスクは、接顔体に吸収缶を保持する
開口部を設けたホルダが一体に結合されており、ホルダ
が一体に結合されている側の反対側の開口部には吸気弁
が設けられている。本発明では接顔体と吸収缶のホルダ
との接合部分にしめひも取付具を回転自在に取り付けた
ものである。取付具には1つの取付部を有する。取付具
の形状は如何ような形状でも良いが、円形のものが好ま
しい。ホルダには、更にボスを設けてしめひも取付具の
回転可能な幅を規制することが好ましく、ボスの位置と
しては開口部の垂直方向に上下2個設けることが好まし
い。また、本発明において、ホルダと接顔体との結合部
の中心軸とは図4に示す中心線いい、しめひも取付具は
この線を軸として回転する。
【0007】
【実施例】本発明の実施例として図面をもって具体的に
説明する。図1は本発明にかかるマスクの正面図、図2
はその側面図であり、図3はホルダ、図4は図3のAA
線の切断面図である。また、図5は従来のマスクの構成
を示した説明図であり、図6は従来の2点支持1本式の
しめひもの説明図である。図面において、接顔体1の中
央部に排気弁を設け、この排気弁には排気弁カバー2を
もって覆う。この排気弁の両側の位置にホルダ3、3’
を接顔体1に結合させ、このホルダ3、3’には吸気弁
4を設けると共に、フィルターまたは吸収缶5をボタン
8によって簡単に着脱できるように嵌合させる。接顔体
1とホルダ3、3’との接合部の間にしめひも取付具
6、6’を回転できるように取り付ける。1本のしめひ
も7は左右のしめひも取付具6、6’の取付部を通って
しめひもの端部に設けたD環及び掛環を設けてあるバッ
クルによってその長さを調製することが出来る。なお、
図において、13はボス、10はヘッドバンド、11は
D環、12は掛環である。
説明する。図1は本発明にかかるマスクの正面図、図2
はその側面図であり、図3はホルダ、図4は図3のAA
線の切断面図である。また、図5は従来のマスクの構成
を示した説明図であり、図6は従来の2点支持1本式の
しめひもの説明図である。図面において、接顔体1の中
央部に排気弁を設け、この排気弁には排気弁カバー2を
もって覆う。この排気弁の両側の位置にホルダ3、3’
を接顔体1に結合させ、このホルダ3、3’には吸気弁
4を設けると共に、フィルターまたは吸収缶5をボタン
8によって簡単に着脱できるように嵌合させる。接顔体
1とホルダ3、3’との接合部の間にしめひも取付具
6、6’を回転できるように取り付ける。1本のしめひ
も7は左右のしめひも取付具6、6’の取付部を通って
しめひもの端部に設けたD環及び掛環を設けてあるバッ
クルによってその長さを調製することが出来る。なお、
図において、13はボス、10はヘッドバンド、11は
D環、12は掛環である。
【0008】このようなマスクにおいてしめひもを締め
ると、しめひも取付具6、6’は回転してマスクを顔面
に密着固定できる。次にしめひもを緩めマスクを外す
と、しめひもは首の周りに下がり、マスクは着用者の胸
元にくる。その際しめひも取付具は上方に回転するため
マスクの内側は常に着用者の胸の方向に安定して垂れ下
がる。
ると、しめひも取付具6、6’は回転してマスクを顔面
に密着固定できる。次にしめひもを緩めマスクを外す
と、しめひもは首の周りに下がり、マスクは着用者の胸
元にくる。その際しめひも取付具は上方に回転するため
マスクの内側は常に着用者の胸の方向に安定して垂れ下
がる。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においてはし
めひも取付具を回転できるように取り付けるという簡単
な機構によって、マスクを外し首より垂れ下がった状態
にしてもマスク内側は常に着用者の胸の方向を向いて安
定した状態となり、従来のようにマスクの内側が上を向
いたり、或いは下をむくということは無く従ってマスク
内側にホコリが入る等のことは無く快適に使用すること
が出来る。
めひも取付具を回転できるように取り付けるという簡単
な機構によって、マスクを外し首より垂れ下がった状態
にしてもマスク内側は常に着用者の胸の方向を向いて安
定した状態となり、従来のようにマスクの内側が上を向
いたり、或いは下をむくということは無く従ってマスク
内側にホコリが入る等のことは無く快適に使用すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスクの1実施例の正面図
【図2】図1に示したマスクの側面図
【図3】図1に示したマスクのホルダ部分図
【図4】図3に示したAA線の切断面
【図5】従来のマスクの構成を示した説明図
【図6】従来の2点支持1本式のしめひもの説明図
1 接顔体 2 排気弁カバー 3、3’ ホ
ルダー 4 吸収弁 5、5’ 吸収缶 6 しめひも
取付具 7 しめひも 8 吸収缶着脱用ボタン 9
しめひも取付部 10 ヘッドバンド 11 D環 12 掛環
13 ボス
ルダー 4 吸収弁 5、5’ 吸収缶 6 しめひも
取付具 7 しめひも 8 吸収缶着脱用ボタン 9
しめひも取付部 10 ヘッドバンド 11 D環 12 掛環
13 ボス
Claims (1)
- 【請求項1】 接顔体に2つのホルダを結合し、該ホル
ダのそれぞれに吸収缶を取付けると共にしめひも取付け
具を設けたマスクにおいて、該しめひも取付け具はホル
ダと接顔体との結合部の中心軸を軸として回転すること
を特徴とする回転式しめひも取付け具付マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10135422A JPH11319127A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 回転式しめひも取付け具付マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10135422A JPH11319127A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 回転式しめひも取付け具付マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11319127A true JPH11319127A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15151371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10135422A Pending JPH11319127A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 回転式しめひも取付け具付マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11319127A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062097A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-04 | Koken Ltd | ヘッドバンド付きマスク |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP10135422A patent/JPH11319127A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062097A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-04 | Koken Ltd | ヘッドバンド付きマスク |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061024 |