JP3046342U - 睡眠時の鼻呼吸用マスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 睡眠時に、安定して下あごを支え鼻呼吸をほ
う助する睡眠時の鼻呼吸用マスクを得る。 【解決手段】 紐を通す構造がマスクの上縁部と下縁部
にあるマスク１に、弾力性のある紐４を通して耳に掛
け、下あごを支えることにより口を閉じ睡眠時の鼻呼吸
をほう助する。また、ヘッドバンド５の側頭部に係止し
た吊管７にマスクの紐４を通して、より確実に口を閉じ
て睡眠時の鼻呼吸をほう助する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、睡眠時にあごを支持して口を開きにくくし、鼻呼吸をほう助する為 の睡眠時の鼻呼吸用マスクに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

高令者に多くみられる口を開けて眠る口呼吸では、塵や細菌をそのまま吸いこ み、吸気に適度の温度、湿度を与える事ができない。この為に、呼吸器を損ない 各種の病気を起こし易い。また、口が乾き夜中に数回目を覚まし熟睡できない。 このため口を閉じ鼻呼吸する必要がある。しかし、睡眠時に下あごを支え鼻呼吸 をほう助する目的のマスクは見当たらない。通常のマスクを利用することは、下 あごを支えることが不十分なため、睡眠時に口を開き易く鼻呼吸の効果は期待で きない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、睡眠時に安定して下あごを支え鼻呼吸をほう助する睡眠時の鼻呼吸 用マスクを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

紐を通す構造がマスクの上縁部と下縁部にあるマスクに、弾力性のある紐を通 して耳に掛け、下あごを支え口を閉じ睡眠時の鼻呼吸をほう助する。 また、ヘッドバンドの側頭部に係止した吊管にマスクの紐を通して、より確実 に口を閉じて睡眠時の鼻呼吸をほう助する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１は、本考案によるマスクの斜視図である。 ゴム紐などの弾力性のある紐４をマスク１の下縁部のある下の通し穴２に通し、 耳の上から下へ回し、更にマスク１の上縁部にある上の通し穴３をへて、一連の 紐として連結する。マスク１の上縁部を鼻の下に当て、下縁部はあごの下に掛け れば、上あご及び下あごを挟むように支えるので口を閉じ、睡眠時の鼻呼吸をほ う助できる。また、マスクの材料には軟らかい網状体、坑菌コート処理材を利用 することもできる。

【０００６】 図２は、本考案によるマスクをヘッドバンドにつけた状態を示す斜視図である 。ヘッドバンド５の側頭部に、ベルベットファスナー６などの係止具を用い吊管 ７を取り付ける。前記の鼻呼吸用マスクで、耳の代わりに吊管７に、紐４を前か ら通し一連の紐として連結した構造とする。装着するには、頭にヘッドバンド５ を載せた後、ベルベットファスナー６でマスク１を取り付け、マスクの上縁部は 鼻の下に当て、下縁部をあごの下に掛ける。紐４を頭から支持するので確実にマ スク１を保持して、口を閉じ睡眠時の鼻呼吸をほう助することができる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案品によれば、確実に口を閉じ睡眠中鼻呼吸となり、口呼吸の弊害を減ら し、風邪等の病気予防にも効果がある。更に夜中に目覚ますことなく熟睡できる 。また、口を開けての大いびきを小さくできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるマスクの斜視図である。

【図２】本考案によるマスクをヘッドバンドにつけた状
態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ マスク ２ 下の通し穴 ３ 上の通し穴 ４ ゴム紐 ５ ヘッドバンド ６ ベルベットファスナー ７ 吊管

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 紐を通す構造がマスクの上縁部と下縁部
   にあり、これに弾力性のある紐を通し下あごを支持する
   ことを特徴とする睡眠時の鼻呼吸用マスク。
2. 【請求項２】 ヘッドバンドやキャップなど頭のかぶり
   物の側頭部分と、該マスクに繋がる紐を通した吊管との
   間を、係止具を用いて係止することにより、該マスクの
   保持を確実にすることを特徴とする請求項１に記載の睡
   眠時の鼻呼吸用マスク。