JP2005253925A - 耳掛け式酸素マスク（微調整タイプ） - Google Patents

Abstract

【課題】 従来の酸素マスクは、使用者の後頭部に装着用ゴムバンドを回して装着する必要があり、頭部を負傷している方や髪の長い方、頸椎を損傷している方にとって大きな負担となっていた。また、酸素マスクの両端に装着用ゴムバンドの穴が一つしかなく、使用者と酸素マスクのサイズの調整が難しかった。
【解決手段】 耳式酸素マスクにすることにより、使用者の負担をかけることなく装着でき、酸素マスクの両端に各４箇所の穴を開けることにより、使用者と酸素マスク装着時の位置の調整ができる。

Description

本発明は、容易に装着できるよう図った酸素マスクに関する。

従来の医療用酸素マスクは、両端に各１箇所穴が開いており、その穴に装着用ゴムバンドを通して使用者の後頭部にゴムバンドを回して装着している。
また、両端に各１箇所しか穴がなく、使用者のサイズに対して微調整ができなかった。

以下、図３により従来の酸素マスクについて説明する。図において、１は装着用バンドを通す穴で、２は装着用ゴムバンドを示している。

以上に述べた従来の酸素マスクでは、使用者の後頭部にゴムバンドを回して装着するため、使用者の頭部を持ち上げて装着しなくてはならず、使用者・装着者ともに大きな負担となっていた。また、マスク位置の微調整が難しかった。

本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、使用者と装着者の負担の軽減を目的とするものである。

そして、本発明は上記目的を達成するために酸素マスクの両端に各４箇所穴を開け、微調整ができるようにし、各２箇所の穴に装着用ゴムバンドを通して耳に掛けるものである。

上記課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、装着時の微調整が酸素マスクの両端に各４箇所の穴により可能となる。
また、耳に装着用ゴムバンドを掛けることにより使用者と装着者の負担を軽減することができる。

上述したように本発明の耳掛け式酸素マスク（微調整タイプ）は医療現場において使用者と装着者の負担の軽減と装着時間の短縮及び、装着時の微調整ができる利便性の高い酸素マスクを提供できる。

発明の実施するための最良の形態

以下、本発明の実施の形態を図１、図２に基づいて説明する。

図１においては、１は装着用ゴムバンドを通す穴で両端に各４箇所開いている。２は装着用ゴムバンドを示す。図２は、装着状態を示す。

以下、上記構成の動作を説明する。装着者は使用者の耳にマスク装着バンドを取り付けてマスクを装着する。マスクが適切な位置でない場合は、穴の位置を変更する。

本発明の形態を示す斜視図 本発明の実施の形態を示す斜視図

符号の説明

１ 装着用ゴムバンドを通す穴
２ 装着用ゴムバンド

Claims (1)

1. 酸素マスクの両端に各４箇所穴を開け、その穴に装着用ゴムバンドを両端各２箇所の穴に通し、耳に掛けて装着する酸素マスク。
   両端の各４箇所穴は使用者と酸素マスクの装着時の位置の調整のために使用する。

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