JP2016220982A - マスク及びマスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスクを患者の顔面に強く押し付けることなく装着でき、その装着位置を安定した状態で保持できるマスク及びマスク装置を提供する。
【解決手段】マスクの外周部分に、顔面に当接するフランジ部が設けられ、フランジ部のうち、両頬部に当接する左側フランジ部と右側フランジ部が、鼻部に当接する上側フランジ部と顎部に当接する下側フランジ部よりも幅広に設けられており、左側フランジ部と右側フランジ部とには、装着用紐を挿通する紐取付け用孔が左側フランジ部と右側フランジ部とで対をなし、かつ、上下方向に間隔をあけて複数対設けられ、装着用紐を紐取付け用孔に架け渡すことによりバンド部が形成され、バンド部は、少なくとも上下二段形成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、人体の頭部に装着され、酸素などの呼吸用ガスを供給する際に用いられる酸素マスク等のガス類供給用のマスク及びそのマスクを備えるマスク装置に関する。
所定量の酸素を含んだ呼吸用気体を患者へ送る人工呼吸器や、酸素吸入療法のための装置が知られている。そして、呼吸用ガスは、これらの装置からマスク装置を介して患者に供給される。マスク装置は、例えば特許文献1に開示されているように、患者の顔面に装着されるマスク(酸素マスク)に、伸縮性のある紐(装着用ゴムバンド)が取り付けられた構成とされる。
この特許文献1に開示されているマスク装置においては、マスクの外周部分の左側と右側に装着用ゴムバンドを取り付けるための穴がそれぞれ複数個配設されている。そして、この複数個設けられた穴のうちの左側の2箇所の穴に装着用ゴムバンドの両端が通され、同じく右側の2箇所の穴にも別の装着用ゴムバンドの両端が通されることにより、左右側のそれぞれの装着用ゴムバンドを耳に掛けて、マスク装置を患者に装着できる。
特開2005‐253925号公報
ところで、従来のマスク装置は、特許文献1にも述べられているように、装着用ゴムバンドを取り付けるための穴が、マスクの左右に一箇所ずつしか設けられておらず、左側の穴と右側の穴とに、装着用ゴムバンドの両端を通して取り付けることにより、1本の装着用ゴムバンドを患者の頭部に架け渡して取り付けられる。このため、マスクを患者の顔面に安定した状態に保持することが難しかった。この点、特許文献1に記載のマスク装置のように、装着用ゴムバンドを耳に掛けて装着した場合にも、マスクの装着位置を安定した状態に保持するためには、装着用ゴムバンドによる保持力を高くする必要がある。しかし、装着用ゴムバンドが耳に強く押し当てられることによって患者への負担が大きくなることを考慮すると、装着用ゴムバンドの保持力を高くすることは避けるべきである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、マスクを患者の顔面に強く押し付けることなく装着でき、その装着位置を安定した状態で保持できるマスク及びマスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、鼻部及び口部を覆うようにして装着されるマスクと、該マスクの外周部分に取り付けられて頭部に掛けられる装着用紐とを有するマスク装置であって、前記マスクの外周部分に、顔面に当接するフランジ部が設けられ、前記フランジ部のうち、両頬部に当接する左側フランジ部と右側フランジ部が、鼻部に当接する上側フランジ部と顎部に当接する下側フランジ部よりも幅広に設けられており、前記左側フランジ部と前記右側フランジ部とには、前記装着用紐を挿通する紐取付け用孔が前記左側フランジ部と前記右側フランジ部とで対をなし、かつ、上下方向に間隔をあけて複数対設けられ、前記装着用紐を前記紐取付け用孔に架け渡すことによりバンド部が形成され、前記バンド部は、少なくとも上下二段形成されていることを特徴とする。
装着用紐を頭部に掛けてマスク装置を装着した際に、マスクの装着用紐が取り付けられる左側フランジ部と右側フランジ部とが両頬部に押し付けられるが、装着用紐を取り付ける紐取付け用孔を複数対設けて、バンド部を少なくとも上下二段形成しているので、一段で構成した場合と比較して、左側フランジ部と右側フランジ部とを両頬部に強く押し付けることなく安定した状態で固定できる。また、左側フランジ部と右側フランジ部とを幅広に設けているので、マスクの装着位置がずれにくく、安定した状態で保持できる。
本発明のマスク装置において、前記装着用紐の一端部を、前記左側フランジ部又は前記右側フランジ部のいずれかの前記紐取付け用孔に挿通した後に、その紐取付け用孔と対となる紐取付け用孔に挿通することにより、前記装着用紐を前記左側フランジ部と前記右側フランジ部との間に架け渡した一段目のバンド部が設けられ、前記対となる紐取付け用孔に挿通された前記装着用紐の一端部を、前記対となる紐取付け用孔と上下方向に間隔をあけて配置される紐取付け用孔に挿通し、さらに該上下方向に間隔をあけて配設される紐取付け用孔と対となる紐取付け用孔に挿通することにより、前記装着用紐を前記左側フランジ部と前記右側フランジ部との間に架け渡した二段目のバンド部が設けられることを特徴とする。
この場合、1本の装着用紐で二段のバンド部を形成することができる。また、1本の装着用紐で二段のバンド部を形成しているので、装着用紐の中間部は、左側フランジ部又は右側フランジ部に取付けた際に、上下方向に間隔をあけて配置される紐取付け用孔の間に掛けられて固定される。このため、マスクのフランジ部を患者の顔面に安定して保持することができる。一方で、装着用紐の両端部側は、装着用紐の中間部が固定された箇所とは反対側の左側フランジ部又は右側フランジ部の上下方向に間隔をあけて配置される紐付け用孔に通され、その挿通位置は長さ方向に自在に調整可能とされる。このため、装着用紐の両端部側は紐取付け用孔から引き出された部分の長さを調整することで、すなわち紐取付け用孔と装着用紐の両端部側との挿通位置を調整することで、二段のバンド部の長さを容易に調整することができる。このように、左側フランジ部又は右側フランジ部の片側から装着用紐の両端部を引き出しているので、マスク装置の装着作業時には、その片側において装着用紐を引っ張る等することにより、二段のバンド部の長さを容易に調整でき、装着作業を容易に行うことができる。
さらに、1本の装着用紐で二段のバンド部を形成することで、複数本の装着用紐を用いて複数のバンド部を形成する場合と比較して、コストの低減を図ることができる。
本発明のマスクは、鼻部及び口部を覆うようにして装着されるマスクであって、その外周部分に、顔面に当接するフランジ部が設けられ、前記フランジ部の両頬部に当接する左側フランジ部と右側フランジ部とが、鼻部に当接する上側フランジ部と顎部に当接する下側フランジ部よりも幅広に設けられており、前記左側フランジ部と前記右側フランジ部とには、装着用紐を挿通する紐取付け用孔が前記左側フランジ部と前記右側フランジ部とで対をなし、かつ、上下方向に間隔をあけて複数対設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、マスクを患者の顔面に強く押し付けることなく装着でき、その装着位置を安定した状態で保持できる。
本発明の第1実施形態のマスクの正面図である。 図1のマスクの背面図である。 図1のマスクの左側面図である。 マスクへの装着用紐の取付けを説明する要部図である。 本発明の第1実施形態の酸素マスク装置の装着状態での正面図である。 図5に示す酸素マスク装置の装着状態での左側面図である。 本発明の第2実施形態の酸素マスク装置の蒸着状態での正面図である。
以下、本発明のマスク及びマスク装置を酸素マスク装置に適用した実施形態について図面を参照して説明する。
第1実施形態の酸素マスク装置100は、図5及び図6に示すように、患者9の鼻部91及び口部92を覆うようにして装着されるマスク1と、そのマスク1の外周部分に取り付けられて患者9の頭部93に掛けられる装着用紐5とを有する。
マスク1は、軟質塩化ビニールなどのほぼ透明な(換言すれば、透光性の)軟質合成樹脂などにより、左右が対称的な形状に形成されている。
なお、図5及び図6において、符号94は患者9の左目、符号95は患者9の右目である。以下、本実施形態においては、マスク1の左右方向は、患者9の右目95側を右方向(右側)とし、患者9の左目94側を左方向(左側)として説明を行う。すなわち、図5では、図面の左側がマスク1の右側とされ、図面の右側がマスク1の左側とされる。
マスク1は、図1〜図3、図5及び図6に示すように、その中央部分に、患者9の鼻部91及び口部92との間に空間を設けるようにドーム状のカバー部2が形成され、カバー部2の外周部分に、患者9の顔面90に当接するフランジ部3が設けられている。
ドーム状に形成されたカバー部2の左右両側には、その上側寄りにカバー部2の内側と外側との間の通気を行うための左右一対のほぼ三角形状の通気用開孔21,22がそれぞれ配設されている。なお、これら通気用開孔21,22は、マスク1を患者9に装着した状態においては、患者9の左右両側の鼻孔91a及びこれらの鼻孔91aの周囲に対応する位置に、それぞれ配置される。
また、カバー部2のほぼ中心位置から若干下側の位置には、ガス類供給用チューブ6のチューブコネクタ61を取り付けるための円筒状のコネクタ取付け部23が配設されている。コネクタ取付け部23は、マスク1の下側に円筒の先端部を向けて形成されている。そして、その円筒の先端部に二箇所の切欠片部24,25が設けられており、その切欠片部24,25に、チューブコネクタ61の爪部と係合する係止孔が設けられている。
なお、チューブコネクタ61は、硬質塩化ビニールなどのほぼ透明な(換言すれば、透光性を有する)硬質合成樹脂などにより形成される。また、ガス類供給用チューブ6のチューブ62は、軟質塩化ビニールなどのほぼ透明な(換言すれば、透光性を有する)軟質合成樹脂などにより形成され、一端部にチューブコネクタ61が取り付けられており、チューブコネクタ61を介してマスク1に取り付けられる。また、チューブ62の他端部には、酸素ボンベなどのガスボンベや、病室などに配設されたガス類供給用ノズルに接続される外部接続コネクタ63が取り付けられている。したがって、酸素マスク装置100のマスク1内の空間には、コネクタ取付け部23を介して、ガス流が送り込まれるようになっている。
また、フランジ部3は、患者9の鼻部91に当接する上側フランジ部31と、両頬部96,97に当接する左側フランジ部32及び右側フランジ部33と、顎部98に当接する下側フランジ部34とが連続して形成されている。
上側フランジ部31は、鼻部91の形状に対応するように、前方(換言すれば、外側)に向かって突出した湾曲形状とされる。また、左側フランジ部32と右側フランジ部33とは、上側部分が両頬部96,97の形状に対応するように、前方に向かって僅かに突出した湾曲形状とされ、下側部分がほぼ平らに形成されている。下側フランジ部34は、左側フランジ部32及び右側フランジ部33に連続してほぼ平らに形成されている。
なお、フランジ部3の左側フランジ部32、右側フランジ部33は、全体を平らな形状とすることも可能であるし、下側フランジ部34も、顎部98の形状に対応した湾曲形状とすることも可能である。
そして、このフランジ部3のうち、左側フランジ部32と右側フランジ部33が、上側フランジ部31と下側フランジ部34よりも幅広に設けられている。すなわち、図2に示すように、左側フランジ部32の幅W2及び右側フランジ部33の幅W3は、上側フランジ部31の幅W1と下側フランジ部34の幅W4よりも、大きく設けられている。
また、左側フランジ部32と右側フランジ部33とには、装着用紐5を挿通する紐取付け用孔41〜48が左側フランジ部32と右側フランジ部33とで対をなし、かつ、上下方向に間隔をあけて複数対設けられている。本実施形態では、紐取付け用孔41〜48が四対設けられている。そして、各対の紐取付け用孔41〜48は、左側フランジ部32及び右側フランジ部33の厚み方向に貫通して設けられている。
また、左側フランジ部32と右側フランジ部33の上側部分には、図1及び図2に示すように、その幅を部分的に広くして延長することにより、左右両外側に向かって突出する台形状の突出部35,36が設けられており、この突出部35,36に、複数対の紐取付け用孔41〜48のうちの一対の紐取付け孔43,44が配設されている。なお、突出部35,36は、台形状に限定されるものではなく、長方形状、半円形状、半楕円形状、半長円形状等の他の形状で形成できる。
図1及び図2では、紐取付け用孔41〜48は、平面的に見てほぼ円形状に形成され、その直径L5(換言すれば、平面的に見た最大長さ)は、図示は省略するが、ほぼ2mmに形成される。なお、紐取付け用孔41〜48は、円形状に限定されるものではなく、六角形や八角形等の多角形状等であってもよい。
また、紐取付け用孔41〜48の直径L5は、装着用紐5の太さ等との関係を考慮して決められるが、後述する装着用紐5の両端部51,52の直径と同程度か、それよりも若干大きく形成することで、装着用紐5を紐取付け用孔41〜48に挿通する際に、入れやすくなる。また、実用性の観点から、紐取付け用孔41〜48の直径L5は、1.5〜2.5mmの範囲であるのが好ましく、1.7mm〜2.3mmの範囲であるのが最も好ましい。
また、左側フランジ部32と右側フランジ部33には、紐取付け用孔41〜48とは別に、包帯(図示略)を挿通可能な包帯取付け用長孔71〜74が、左側フランジ部32と右側フランジ部33とで対をなし、かつ、上下方向に間隔をあけて複数対、本実施形態では二対設けられている。そして、包帯取付け用長孔71〜74は、左側フランジ部32と右側フランジ部33の厚み方向に貫通して設けられ、左側フランジ部32と右側フランジ部33の長さ方向に沿って、直線形状に延在する長孔(換言すれば、平面的に見て、長細い孔)により形成されている。また、これら二対の包帯取付け用長孔71〜74のうち、上側の包帯取付け用長孔71,72は、突出部35,36に形成された二段目の紐取付け用孔43,44と、左右方向に隣接して配設されており、包帯取付け用長孔71,72と紐取付け用孔43,44とがそれぞれ対向するように配設されている。
なお、図示は省略するが、包帯取付け用長孔71〜74の平面的に見た開口幅Hは、ほぼ1mmとされ、平面的に見た開口長さSは、ほぼ10mmとされる。なお、包帯取付け用長孔71〜74の寸法は、実用性の観点から、開口幅Hが0.75〜1.25mm、開口長さSが7.5〜12.5mmの範囲であるのが好ましく、さらに開口幅Hが0.82〜1.18mm、開口長さSが8.2〜11.8mmの範囲であるのが最も好ましい。
なお、図2に示すマスク1の上下方向の長さS1は、ほぼ105mmである。そして、マスク1の上端から左側フランジ部32の突出部35及び右側フランジ部33の突出部36のそれぞれの中心部までの長さS2(言い換えれば、マスク1の上端から左右一対の紐取付け用孔43,44の中心部までの長さ)は、ほぼ38mmとされる。したがって、マスク1の上下方向の長さS1に対する長さS2の比率(S2/S1)は、ほぼ0.36とされる。比率(S2/S1)は、実用性の観点から見て、0.38〜0.48の範囲とするのが好ましく、0.40〜0.46の範囲であるのが最も好ましい。
また、マスク1に取り付けられる装着用紐5は、柔軟性と弾性とを有する素材により形成され、例えばその延在方向に直交する横断面が偏平形状とされる比較的幅の狭い弾性体により形成される。具体的には、図4に示すように、横幅が比較的狭いテープ形状に構成され、綿糸とポリウレタン繊維糸(特に、ポリウレタン弾性繊維糸)とで織られた織物であってよい。装着用紐5の両端部51,52は、熱収縮性を有する合成樹脂などから構成された筒状の被覆チューブにより被覆されることで、円柱状に成形されている。
なお、装着用紐5の中間部53の横断面は、厚みtがほぼ1.5mm、幅gがほぼ6mmとされる。また、装着用紐5の両端部51,52の直径は、すなわち被覆チューブの外周面の直径(横断面の最大長さ)は、ほぼ2mmとされる。したがって、装着用紐5の両端部51,52の直径と、マスク1の紐取付け用孔41〜48の直径とは、ほぼ同じ直径に形成される。また、装着用紐5の中間部53の横断面の面積は、紐取付け用孔41〜48の開口面積よりも大きく、図4(c)に示すように、装着用紐5の中間部53を紐取付け用孔41〜48に挿通すると、中間部53が絞り込まれた状態となって押さえ込まれることから、挿通位置が装着用紐5の長さ方向にずれにくくなる。
なお、装着用紐5の寸法は、実用性の観点から言えば、両端部51,52を除く中間部53の厚みtが1.12〜1.88mm、幅gが4.5〜7.5mmの範囲であるのが好ましく、さらに厚みtが1.25〜1.75mm、幅gが5.0〜7.0mmの範囲であるのが最も好ましい。また、装着用紐5の両端部51,52の直径Dは、1.5mm〜2.5mmの範囲であるのが好ましく、1.7〜2.3mmの範囲であるのが最も好ましい。
そして、装着用紐5を、マスク1の左右一対の対となる紐取付け用孔41〜48、例えば紐取付け用孔43,44の間と、紐取付け用孔47,48に架け渡すことにより、図5及び図6に示すように、酸素マスク装置100には少なくとも上下二段のバンド部54,55が形成される。バンド部54,55は、図5に示すように、左側フランジ部32と右側フランジ部33との間に架け渡され、酸素マスク装置100を患者9に装着した状態では、患者9の左側の頬部96、頭部93(後頭部)、右側の頬部97の間を順次通るように配設される。
装着用紐5をマスク1に取り付けるに際しては、図1及び図2に示すように、左側フランジ部32と右側フランジ部33とに複数対設けられた紐取付け用孔41〜48のうちのいずれか二対の紐取付け用孔を、装着用紐5の取付け箇所の対象として選択すればよい。なお、左側フランジ部32の突出部35及び右側フランジ部33の突出部36に設けられた対の紐取付け用孔43,44は、装着用紐5の標準的な高さの取付け箇所であることを示唆している。したがって、バンド部54,55を標準的な高さに設けたいときには、二段のバンド部54,55のうちの一方のバンド部を形成する際に、突出部35,36に設けられた対の紐取付け用孔43,44に装着用紐5を挿通すればよい。
本実施形態の酸素マスク装置100においては、図5及び図6に示すように、1本の装着用紐5で二段のバンド部54,55が形成される。1本の装着用紐5で二段のバンド部54,55を形成する場合の装着用紐5の取付け操作を、図4を参照して説明する。
まず、装着用紐5の両端部51,52のうちのいずれか一方を、左側フランジ部32又は右側フランジ部33のいずれかの紐取付け用孔41〜48に挿入する。ここでは、一端部51を左側フランジ部32の紐取付け用孔43に挿入する。具体的には、図4(a)及び(b)に示すように、装着用紐5の一端部51を、マスク1の前側から後側(顔面90との当接面側)に向けて紐取付け用孔43に差し込んで、さらに図4(c)に示すように、一端部51を紐取付け用孔43から引っ張り出すことにより、装着用紐5の中間部53を紐取付け用孔43に係合させる。
そして、このように装着用紐5の一端部51を紐取付け用孔43に挿通した後に、さらに一端部51をその紐取付け用孔43と対となる右側フランジ部33の紐取付け用孔44に挿通する。図示は省略するが、装着用紐5の一端部51を、マスク1の後側から前側に向けて紐取付け用孔44に挿通して、マスク1の前側から装着用紐5の一端部51を引っ張り出して、装着用紐5の中間部53を紐取付け用孔44に係合させる。これにより、装着用紐5の中間部53を左側フランジ部32と右側フランジ部33との間に架け渡した一段目のバンド部54が設けられる。
次に、上述したように、右側フランジ部33の紐取付け用孔44に挿通された装着用紐5の一端部51を、この紐取付け用孔44と上下方向に間隔をあけて配置される右側フランジ部33のいずれかの紐取付け用孔41,45,47に挿通する。ここでは、装着用紐5の一端部51を紐取付け用孔48に挿通する。具体的には、装着用紐5の一端部51をマスク1の前側から後側に向けて紐取付け用孔48に差し込んで、装着用紐5の中間部53を紐取付け用孔48と係合させる。この際、装着用紐5の中間部53を、右側フランジ部33に間隔をあけて配置される紐取付け用孔44と紐取付け用孔48との間に撓みがなくなるまで、装着用紐5の中間部53を紐取付け用孔48から引き出しておく。これにより、装着用紐5の中間部53が、図5に示すように、上下方向に間隔をあけて配置される紐取付け用孔44,48の間に掛けられて固定される。
そして、右側フランジ部33の紐取付け用孔48に装着用紐5の一端部51を挿通した後、さらに一端部51をその紐取付け用孔48と対となる左側フランジ部32の紐取付け用孔47に挿通する。この場合、装着用紐5の一端部51を、マスク1の前側から後側に向けて紐取付け用孔47に差し込んで、装着用紐5の中間部53を紐取付け用孔47に係合させる。これにより、装着用紐5の中間部53を右側フランジ部33と左側フランジ部32との間に架け渡した二段目のバンド部55が設けられる。
この場合、左側フランジ部32の紐取付け用孔43,47に通された装着用紐5の中間部53は、図4(c)に示すように、紐取付け用孔43,47の内周縁によって圧迫され、くびれて支持されることにより、バンド部54,55の長さが一定の長さに保持される。このため、左側フランジ部32の紐取付け用孔43,47と装着用紐5の中間部53との挿通位置は、装着用紐5を引っ張り出す等して、紐取付け用孔43,47から装着用紐5を積極的に引き出す等の力を加えない限り、ずれるおそれはほとんどない。一方で、このように支持される紐取付け用孔43,47と装着用紐5の中間部53との挿通位置は、左側フランジ部32の近傍において、装着用紐5の両端部51,52側を左側フランジ部32の前側に引き出す、若しくは、左側フランジ部32の後側に引き込む力を加えることにより、長さ方向に自在に調整できる。すなわち、左側フランジ部32の紐取付け用孔43,47と装着用紐5の両端部51,52側との挿通位置を調整することで、二段のバンド部54,55の長さを容易に調整することができる。
このように、本実施形態の酸素マスク装置100においては、装着用紐5を患者9の頭部93に掛けて装着した際に、マスク1の装着用紐5が取り付けられる左側フランジ部32と右側フランジ部33とが患者9の両頬部96,97に押し付けられるが、装着用紐5を取り付ける紐取付け用孔41〜48を複数対設けて、バンド部54,55を少なくとも上下二段形成しているので、一段で構成した場合と比較して、左側フランジ部32と右側フランジ部33とを両頬部96,97に強く押し付けることなく安定した状態で固定できる。また、左側フランジ部32と右側フランジ部33とを幅広に設けているので、マスク1の装着位置がずれにくく、安定した状態で保持できる。
さらに、1本の装着用紐5で二段のバンド部54,55を形成することで、複数本の装着用紐を用いて複数のバンド部を形成する場合と比較して、コストの低減を図ることができる。
また、左側フランジ部32の片側から装着用紐5の両端部51,52を引き出しているので、酸素マスク装置100の装着作業時には、その片側において装着用紐5を引っ張る等することにより、二段のバンド部54,55の長さを容易に調整でき、装着作業を容易に行うことができる。なお、第1実施形態では、装着用紐5の中間部53を右側フランジ部33に固定して、両端部51,52を左側フランジ部32から引き出していたが、これを逆にして、装着用紐5の中間部53を左側フランジ部32に固定して、両端部51,52を右側フランジ部33から引き出すこととしてもよい。
なお、上記の第1実施形態の酸素マスク装置100においては、二段のバンド部54,55を、1本の装着用紐5で形成することとしていたが、図7に示す第2実施形態の酸素マスク装置200のように、2本の装着用紐5A,5Bによって二段のバンド部56,57を形成することもできる。なお、第2実施形態において、マスク1は、第1実施形態と同じものが用いられることから、説明を省略するとともに、各図において、第1実施形態と共通要素には同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の酸素マスク装置200において、2本の装着用紐5A,5Bは、第1実施形態の装着用紐5と同様に、柔軟性と弾性とを有する素材により形成され、例えばその延在方向に直交する横断面が偏平形状とされる比較的幅の狭い弾性体により形成される。ただし、各装着用紐5A,5Bの両端部のうちの一方には、すなわち装着用紐5A,5Bの一端部には、図7の左側に図示するように、マスク1の紐取付け用孔41〜48の直径よりも大きな抜止部58,59が形成される。一方、これら装着用紐5A,5Bの他端部51A,51Bは、熱収縮性を有する合成樹脂などから構成された筒状の被覆チューブにより被覆されることで円柱状に成形されており、この他端部51A,51Bの直径は、マスク1の紐取付け用孔41〜48の直径とほぼ同じ直径に形成される。なお、抜止部58,59は、紐取付け用孔41〜48を通らない大きさの成形品や、装着用紐5A,5Bに結び目を付けることにより容易に形成できる。
このように、装着用紐5A,5Bの一端部に抜止部58,59を設けておくことで、図7に示すように、マスク1の右側フランジ部33では、装着用紐5A,5Bをマスク1の後側から引き出しても装着用紐5A,5Bの抜止部58,59が紐取付け用孔44,48(図1参照)を通ることができずに、固定される。一方、マスク1の左側フランジ部32では、装着用紐5A,5Bの他端部51A,51B側において、中間部53と紐取付け用孔43,47とが係合して支持されており、このように支持される紐取付け用孔43と装着用紐5Aの中間部53との挿通位置、及び紐取付け用孔47と装着用紐5Bの中間部53との挿通位置は、左側フランジ部32の近傍において、装着用紐5Aの他端部51A及び装着用紐5Bの他端部51B側を左側フランジ部32の前側に引き出す、若しくは、左側フランジ部32の後側に引き込む力を加えることにより、長さ方向に自在に調整できる。すなわち、左側フランジ部32の紐取付け用孔43と装着用紐5Aの他端部51A側との挿通位置と、紐取付け用孔47と装着用紐5Bの他端部51B側との挿通位置とを調整することで、二段のバンド部56,57の長さを容易に調整することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1 マスク
2 カバー部
3 フランジ部
5,5A,5B 装着用紐
6 ガス類供給用チューブ
9 患者
21,22 通気用開孔
23 コネクタ取付け部
31 上側フランジ部
32 左側フランジ部
33 右側フランジ部
34 下側フランジ部
35,36 突出部
41〜48 紐取付け用孔
51,52 端部
53 中間部
54,55 バンド部
61 チューブコネクタ
62 チューブ
63 外部接続コネクタ
71〜74 包帯取付け用長穴
91 鼻部
91a 鼻孔
92 口部
93 頭部
94 左目
95 右目
96,97 頬部
98 顎部
100 酸素マスク装置(マスク装置)

Claims (3)

  1. 鼻部及び口部を覆うようにして装着されるマスクと、該マスクの外周部分に取り付けられて頭部に掛けられる装着用紐とを有するマスク装置であって、
    前記マスクの外周部分に、顔面に当接するフランジ部が設けられ、
    前記フランジ部のうち、両頬部に当接する左側フランジ部と右側フランジ部が、鼻部に当接する上側フランジ部と顎部に当接する下側フランジ部よりも幅広に設けられており、
    前記左側フランジ部と前記右側フランジ部とには、前記装着用紐を挿通する紐取付け用孔が前記左側フランジ部と前記右側フランジ部とで対をなし、かつ、上下方向に間隔をあけて複数対設けられ、
    前記装着用紐を前記紐取付け用孔に架け渡すことによりバンド部が形成され、
    前記バンド部は、少なくとも上下二段形成されていることを特徴とするマスク装置。
  2. 前記装着用紐の一端部を、前記左側フランジ部又は前記右側フランジ部のいずれかの前記紐取付け用孔に挿通した後に、その紐取付け用孔と対となる紐取付け用孔に挿通することにより、前記装着用紐を前記左側フランジ部と前記右側フランジ部との間に架け渡した一段目のバンド部が設けられ、
    前記対となる紐取付け用孔に挿通された前記装着用紐の一端部を、前記対となる紐取付け用孔と上下方向に間隔をあけて配置される紐取付け用孔に挿通し、さらに該上下方向に間隔をあけて配設される紐取付け用孔と対となる紐取付け用孔に挿通することにより、前記装着用紐を前記左側フランジ部と前記右側フランジ部との間に架け渡した二段目のバンド部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のマスク装置。
  3. 鼻部及び口部を覆うようにして装着されるマスクであって、
    その外周部分に、顔面に当接するフランジ部が設けられ、
    前記フランジ部の両頬部に当接する左側フランジ部と右側フランジ部とが、鼻部に当接する上側フランジ部と顎部に当接する下側フランジ部よりも幅広に設けられており、
    前記左側フランジ部と前記右側フランジ部とには、装着用紐を挿通する紐取付け用孔が前記左側フランジ部と前記右側フランジ部とで対をなし、かつ、上下方向に間隔をあけて複数対設けられていることを特徴とするマスク。
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