JP3231547U - マスク調整具 - Google Patents
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Abstract
【課題】マスクの装着感と着脱性の両立を可能とするマスク調整具を提供する。【解決手段】本考案にかかるマスク調整具1は、マスク10の紐11にスライド自在に取付け可能な調整部材2と、紐11に取り付けられた調整部材2の紐11からの離脱を規制する規制部材3とを備えている。そして規制部材3は、装飾具4を有している。【選択図】図2
Description
本考案は、マスク調整具に関する。
インフルエンザやウィルスなどの感染防止、花粉症の花粉吸引防止等のために衛生用のマスクを着用することがある。近年では咳やクシャミにより唾液などの飛沫が周囲に飛び散らないように電車、バスなどの公共交通機関や、職場、学校、商業施設などの人の集まる場においてマスクエチケットと称してマスクの着用を求められることも多い。
マスクは、鼻と口を覆うガーゼ、不織布、紙、樹脂などの様々な材質からなるマスク本体と、マスク本体の幅方向の両端にそれぞれ接続された環状の紐とから主に構成されている。そして着用する際には、マスク本体の両端の紐をそれぞれ左右の耳(耳殻)の後方に回して引っ掛けることによりマスクを顔に装着している。
顔の大きさ、鼻や口の大きさや位置は個人差があることから、マスク本体の大きさには、例えば、S、M、L、子供用、大人用などと称して異なるサイズが設定されている。マスク本体のサイズの変化に応じて紐の全長(環状の大きさ)も相対的に変化しているが、装着感が必ずしも使用者(装着者)の好みを満たすものではない。
顔の大きさ、鼻や口の大きさや位置は個人差があることから、マスク本体の大きさには、例えば、S、M、L、子供用、大人用などと称して異なるサイズが設定されている。マスク本体のサイズの変化に応じて紐の全長(環状の大きさ)も相対的に変化しているが、装着感が必ずしも使用者(装着者)の好みを満たすものではない。
紐の長さを調整可能としたものとしては、例えば特許文献1が挙げられる。紐の長さを調整可能とすると装着感を好みに調整できるが、調整する部材が紐から外れてしまうと好みの装着感を得難い。また、耳にピアスやイヤリングなどの装飾具を装着している場合、マスクの紐を耳に対して着脱する際に、当該装飾具に紐が引っかかり、着脱し難いことがある。
本考案は、マスクの装着感と着脱性の両立を可能とするマスク調整具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案にかかるマスク調整具は、マスクの紐にスライド自在に取付可能な調整部材と、前記紐に取り付けられた調整部材の紐からの離脱を規制する規制部材とを備え、前記規制部材は、装飾具を有することを特徴としている。
本考案によれば、マスクの装着感と着脱性の両立を可能とするマスク調整具を提供することができる。
以下、本考案を好適な実施形態について図面を用いて説明する。
図1はマスク調整具の構成を示した図である。図2はマスク調整具を備えたマスクを顔23に装着した状態を示す図である。本考案にかかるマスク調整具1は、マスク10の紐11にスライド自在に取付け可能な調整部材2と、紐11に取り付けられた調整部材2の紐11からの離脱を規制する規制部材3とを備えている。そして、規制部材3は、装飾具4を有する。このようなマスク調整具1によると、規制部材3によって調整部材2が紐11から離脱することを防止できるので、マスク10の装着性と着脱性の両立が可能である。
図1はマスク調整具の構成を示した図である。図2はマスク調整具を備えたマスクを顔23に装着した状態を示す図である。本考案にかかるマスク調整具1は、マスク10の紐11にスライド自在に取付け可能な調整部材2と、紐11に取り付けられた調整部材2の紐11からの離脱を規制する規制部材3とを備えている。そして、規制部材3は、装飾具4を有する。このようなマスク調整具1によると、規制部材3によって調整部材2が紐11から離脱することを防止できるので、マスク10の装着性と着脱性の両立が可能である。
マスク調整具1を装着するマスク10の構成について説明する。
マスク10は、図2、図3に示すように、人の鼻20と口21を覆うガーゼ、不織布、紙、樹脂などの様々な材質を単層または複数層としたマスク本体12と、マスク本体12の幅方向Xの端部12a、12bにそれぞれ接続されていて、マスク使用時に耳(耳介)22に引っ掛ける紐11、11とから主に構成されている。マスク本体12の材質や構成は、例示のものに制限されるものではない。
マスク10は、図2、図3に示すように、人の鼻20と口21を覆うガーゼ、不織布、紙、樹脂などの様々な材質を単層または複数層としたマスク本体12と、マスク本体12の幅方向Xの端部12a、12bにそれぞれ接続されていて、マスク使用時に耳(耳介)22に引っ掛ける紐11、11とから主に構成されている。マスク本体12の材質や構成は、例示のものに制限されるものではない。
各紐11は、図3に示すように、その両端11a、11bがマスク本体12の端部12a、12bの上下に接着や圧着などによって固定されて環状を成すように取り付けられている。図4に示すように、端部12a、12bにマスク上下方向Yに貫通するトンネル部13、13がそれぞれ形成されている場合、各紐11をトンネル部13内にそれぞれ挿通させて紐11の両端11a、11bを互いに結んで環状に形成したものであってもよい。
各紐11は、伸縮可能なゴム紐あるいは、布製紐を用いたものであってもよい。紐11の断面形状は円形であっても矩形であってもよい。紐11の形状は帯状であってもよいし、断面が円形の紐であってもよい。装飾性を考慮した場合、紐11は例えばネックレスのように金属製の鎖形状のものであってもよい。この場合、端部12a、12bの上下にリングを装着し、当該リングに金属製の鎖形状の紐を挿入させて、紐の両端11a、11bを連結して環状に形成してもよいし、リングに金属製の鎖形状の紐の両端をそれぞれ取り付けて環状を成すようにしてもよい。
各紐11は、伸縮可能なゴム紐あるいは、布製紐を用いたものであってもよい。紐11の断面形状は円形であっても矩形であってもよい。紐11の形状は帯状であってもよいし、断面が円形の紐であってもよい。装飾性を考慮した場合、紐11は例えばネックレスのように金属製の鎖形状のものであってもよい。この場合、端部12a、12bの上下にリングを装着し、当該リングに金属製の鎖形状の紐を挿入させて、紐の両端11a、11bを連結して環状に形成してもよいし、リングに金属製の鎖形状の紐の両端をそれぞれ取り付けて環状を成すようにしてもよい。
調整部材2は、図1に示すように、筒状部材で構成されていて、各紐11にそれぞれ取り付けられる。各紐11への調整部材2の取付けは、例えば図5に示すように、U字形状のピン30の間に紐11をピン30の解放端30aからピン30の湾曲端30bに向かって挿入してピン30に保持する。そして、解放端30a側から調整部材2をピン30に挿入し、湾曲端20bを通過させることで、図6(a)に示すように紐11に取り付けて装着する。このため、各紐11に対する調整部材2の装着が容易に行えるので好ましい。
調整部材2が装着された紐11は、図6(b)に示すように調整部材2を境に環状の耳掛け部11cと環状部11dとに区画される。耳掛け部11cのループの大きさは、紐11上での調整部材2の位置をスライド移動させることで調整することができる。つまり、マスク装着時の紐11のテンションが好みになるように調整することができるので装着性が良い。
調整部材2の筒状の内径は、例えば紐11が2本分通過可能な直径を有している。調整部材2の位置調整は、その内径が小さくなるほど、紐11に対する摩擦力が大きくなるためきつくなるが、耳掛け部11cのループの大きさを維持しやすくなる利点となるため好ましい。調整部材2としては、ゴムや樹脂などの可撓性を有するチューブ材(管材)を用いることができる。
調整部材2の筒状の内径は、例えば紐11が2本分通過可能な直径を有している。調整部材2の位置調整は、その内径が小さくなるほど、紐11に対する摩擦力が大きくなるためきつくなるが、耳掛け部11cのループの大きさを維持しやすくなる利点となるため好ましい。調整部材2としては、ゴムや樹脂などの可撓性を有するチューブ材(管材)を用いることができる。
本実施形態において、調整部材2の装着例は1つの場合を例示したが、このような形態に限定するものでない。例えば、同一長さの調整部材2を、耳掛け部11cのループの長さが好みの長さになるまで数珠つなぎに紐11に装着してもよいし、長さの異なる調整部材2を複数用意し、複数の長さの調整部材2を紐11に装着して用いてもよい。特にサイズの大きなマスク10において、耳掛け部11cのループの長さを短くすることで、サイズの小さなマスクがなくても、サイズの小さなマスクの代用として使用することができるので好ましい。
また、調整部材2に色のついた管材を用いることで、マスク10の紐11に装着した際のデザイン性が向上する。管材(調整部材2)の色は単色でもよいが、異なる色の管材(調整部材2)を用意し、耳掛け部11cのループの長さに応じて異なる色の調整部材2を組み合わせてもデザイン性が向上するので好ましい。
規制部材3は、図7に示すように、紐11に取り付けられた調整部材2と紐11の環状部11dとの間に取り付けられる。規制部材3は、例えばレバー操作で開閉が可能なカニカン等のリング状に構成されていて、環状部11Dに対して着脱可能とされている。規制部材3としては、クリップリング、二重リング、輪の一部が開閉可能なカードリングのようなものであってもよい。
本実施形態において、装飾具4は、図8に示すように、紐11に装着する規制部材3が備えているので、耳に装飾具4を付けた状態でマスク10を顔23に装着する場合に比べて邪魔になることが少なく、マスク10の装着性が向上するので好ましい。また、装飾具4は、規制部材3に吊り下げられているドロップタイプのものである。このため、マスク10を装着した場合でも、装飾具4が耳で隠れることがなく見栄えが良いので好ましい。
装飾具4は、ドロップタイプのものに限るものではなく、規制部材3自体がイヤリングで構成された、規制部材3と装飾具4とが一体のもので有っても良い。装飾具4としては、ドロップタイプのように装飾具4が規制部材3に対して着脱可能なものであると、装飾具4を好みのもの、服装などに合わせて付け替えることができ、自由度やファッション性が高まるので好ましい。
本考案は衛生マスクの使用に適したものであるが、軽量なものであれば他のマスク、例えば防塵マスク、防毒マスク、酸素マスク等にも使用することも可能である。
1・・・・マスク調整具
2・・・・調整部材
3・・・・規制部材
4・・・・装飾具
10・・・マスク
11・・・紐
11a、11b・・紐の両端
12・・・マスク本体
12a、12b・・マスク本体の端部
2・・・・調整部材
3・・・・規制部材
4・・・・装飾具
10・・・マスク
11・・・紐
11a、11b・・紐の両端
12・・・マスク本体
12a、12b・・マスク本体の端部
Claims (5)
- マスクの紐にスライド自在に取付け可能な調整部材と、
前記紐に取り付けられた調整部材の紐からの離脱を規制する規制部材とを備え、
前記規制部材は、装飾具を有するマスク調整具。 - 前記紐は、その両端がマスク本体の端部に取り付けられて環状を成し、
前記規制部材は、前記紐に取り付けられた前記調整部材と、前記紐の環状部との間に取り付けられている、請求項1に記載のマスク調整具。 - 前記規制部材は環形状である、請求項1又は2に記載のマスク調整具。
- 前記装飾具は、前記規制部材に吊り下げられている、請求項1、2又は3に記載のマスク調整具。
- 前記装飾具は、前記規制部材に着脱可能である、請求項1ないし4の何れか1項に記載のマスク調整具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005696U JP3231547U (ja) | 2020-12-15 | 2020-12-15 | マスク調整具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005696U JP3231547U (ja) | 2020-12-15 | 2020-12-15 | マスク調整具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3231547U true JP3231547U (ja) | 2021-04-08 |
Family
ID=75267769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020005696U Active JP3231547U (ja) | 2020-12-15 | 2020-12-15 | マスク調整具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231547U (ja) |
-
2020
- 2020-12-15 JP JP2020005696U patent/JP3231547U/ja active Active
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