JPH11318805A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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Publication number
JPH11318805A
JPH11318805A JP10129209A JP12920998A JPH11318805A JP H11318805 A JPH11318805 A JP H11318805A JP 10129209 A JP10129209 A JP 10129209A JP 12920998 A JP12920998 A JP 12920998A JP H11318805 A JPH11318805 A JP H11318805A
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JP
Japan
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endoscope system
endoscope
unit
operation panel
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP10129209A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiki Toriyama
誠記 鳥山
Atsushi Amano
敦之 天野
Tadakuni Nomura
忠国 野村
Hiroyuki Ushifusa
浩行 牛房
Tetsuya Ono
哲哉 小野
Fumiyuki Onoda
文幸 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡システム内部の冷却風の排気口の向きを
自由に設定でき、また、操作パネルの位置を自由に変更
でき、操作性、汎用性に優れた内視鏡システムを提供す
る。 【解決手段】排気の方向の変更は、内視鏡システム本体
1の筐体1aの向きを変更し、排気口14を希望する方
向に向け排気の方向を変更する。操作パネルユニット2
の位置を変更するには、操作パネルユニット2を略上方
に引き抜くとともに、他の(操作パネルユニット2を新
たに装着する)内視鏡システム本体1の取り付け部位3
を覆っているカバー13を外して、その新たな取り付け
部位3に操作パネルユニット2を移し替えて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納体に内視鏡に
よる検査、処置に使用する機器を一体的に搭載し、外側
の操作パネルで操作する内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡検査に必要な、光源、ビデ
オプロセッサ等の観測装置、電気メス等の治療用装置を
搭載したシステムカートや、一体型として操作パネルで
操作し、集中コントロールする内視鏡システムが提案さ
れている。
【0003】例えば、実開平4−108503号公報に
は、左右の側板と背板とで囲み形成した内視鏡カートに
TVモニタ、コントロールユニット、ハードコピーモニ
タ、ビデオプリンタ、VTR等の機器を搭載し、これら
機器の廃熱を強制的に排気する排気口を有する一体型の
内視鏡システムが開示されている。尚、この内視鏡シス
テムでは、各機器が外側に露呈する前面側から操作され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡シス
テムにおいては、内部冷却後のシステムからの排気は熱
く、患者や操作者がこの風に当たると不快なので、極力
この排気口、排気の向きは患者、操作者が近寄らない場
所にしている。
【0005】しかし、スコープ接続部の位置などは内視
鏡室全体のレイアウトから簡単に変更できないことが多
く、このスコープ接続部の位置を決めると、排気口の位
置がちょうど患者、操作者に排気を当てる位置になって
しまうことがあった。
【0006】また、外気を取り入れる冷却口の位置は、
内視鏡システム内部の冷却効率を最大にするべく決めら
れているので簡単にかえられないことが多いばかりか、
この位置を自由に変更できたりする構造にすると、排気
口の位置によっては冷却効率が極端に低下し、内視鏡シ
ステムの動作を不安定にさせてしまう可能性もある。
【0007】さらに、内蔵している光源などの内視鏡検
査機器を操作パネルで集中コントロールするシステムで
は、例えば内視鏡システムの排気口、冷却口の向きを考
慮してシステムを設置した場合、操作パネルの位置が、
その病院のドクター、あるいはナースの立ち位置とうま
く合致せず扱いにくい場合があった。
【0008】この操作パネル位置の課題に対しては、米
国特許第5,259,365号、すなわち、操作パネル
を着脱式とし、検査ベッド上に複数設けた操作パネルの
装着部のいずれかに装着して操作パネルを操作すること
で改善することができる。
【0009】しかしながら、上記操作パネルを着脱式と
する技術は、採用される検査ベッドが限定され、固定ベ
ッドを使用せずにストレッチャー等を使用する施設では
採用することができない。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、内視鏡室のレイアウトに対して、スコープ接続部の
位置を決めた後からでも、内視鏡システム内部の冷却風
の排気口の向きを自由に設定でき、また、例え、固定ベ
ッドを使用せずストレッチャー等を使用する施設であっ
ても、内視鏡システムの設置作業が完了した後でも、操
作パネルの位置を自由に変更でき、操作性、汎用性に優
れた内視鏡システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明による内視鏡システムは、内視鏡
による検査、処置に使用する機器を一体的に搭載する収
納体と、該収納体に上記機器を操作する操作パネルを備
えた内視鏡システムにおいて、上記操作パネルを上記収
納体から取り外し自在に形成すると共に、上記収納体に
上記操作パネルの取り付け部位を複数形成したものであ
る。
【0012】上記請求項1記載の内視鏡システムは、搭
載した内視鏡による検査、処置に使用する機器が最適に
作動できるように、内視鏡室のレイアウト、使用場所に
合わせて排気口の向き等を決定して収納体を設置する。
操作パネルは、収納体の複数の取り付け部位のうち、設
置した収納体の最も操作のし易い取り付け部位に取り付
ける。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1および図2は本発明の実施の
第1形態を示し、図1は内視鏡システムの本体側の外観
斜視図、図2は内視鏡システム本体と操作パネルユニッ
トとの接続の説明図である。
【0014】これらの図において、符号1は内視鏡シス
テム本体を示し、この内視鏡システム本体1の筐体(収
納体)1aの内部には、コントロールユニット、VT
R、各種ポンプ、これら機器の冷却装置(いずれも図示
せず)等の内視鏡による検査、処置に使用する機器が格
納されている。
【0015】上記内視鏡システム本体1の筐体1aの外
側上縁部分には、操作パネルユニット2の取り付け部位
3が2箇所、それぞれ隣接する上縁部分に形成されてお
り、この操作パネルユニット2の取り付け部位3の一つ
に操作パネルユニット2が装着されている。
【0016】上記操作パネルユニット2は、斜め上方に
向けて集中コントロールパネル4が設けられ、スコープ
接続部5とビデオプロセッサ接続部6が略正面に露出し
て上記筐体1aに装着されている。また、上記操作パネ
ルユニット2には、光源のランプや、スコープ接続部コ
ネクタに付随する部品、基板(いずれも図示せず)が内
蔵されている。
【0017】また、上記操作パネルユニット2の両側部
には、上記取り付け部位3のガイド溝7にガイドされる
ガイド部8が突設され、上記操作パネルユニット2の下
面からは電源が供給される電極9が下方に向けて突設さ
れて、上記操作パネルユニット2をガイド溝7でガイド
しながら上記取り付け部位3に装着する際に上記取り付
け部位3のソケット10に差し込み自在になっている。
【0018】さらに、上記操作パネルユニット2の下面
には、赤外線通信ポート11が設けられており、上記取
り付け部位3の対応する位置に設けた赤外線通信ポート
12を通じて、上記操作パネルユニット2と上記内視鏡
システム本体1との間で通信自在になっている。
【0019】上記操作パネルユニット2を装着しない側
の、上記内視鏡システム本体1の取り付け部位3には、
上記筐体1aの外面を延長した形状で、上記取り付け部
位3の窪みを覆うカバー13が取り付けられるようにな
っている。
【0020】尚、図中、符号14は、上記内視鏡システ
ム本体1の下方に形成される冷却風の排気口である。
【0021】次に、上記実施の第1形態の作用について
説明する。内視鏡システムの排気の方向のみ変更し、ス
コープ接続部5や、操作パネルユニット2の位置は変更
しない場合は、まず、内視鏡システム本体1の筐体1a
の向きを変更し、排気口14を希望する方向に向け排気
の方向を変更する。
【0022】その後、操作パネルユニット2を略上方に
引き抜くとともに、他の(操作パネルユニット2を新た
に装着する)内視鏡システム本体1の取り付け部位3を
覆っているカバー13を外して、その新たな取り付け部
位3に操作パネルユニット2を移し替えれば良い。
【0023】操作パネルユニット2を移し替える際は、
操作パネルユニット2の両側部のガイド部8を、取り付
け部位3のガイド溝7に合わせて下方にスライドさせ
る。スライドさせていくと、操作パネルユニット2の電
極9と取り付け部位3のソケット10とが自動的に接続
され、操作パネルユニット2に通電が開始され、また、
操作パネルユニット2の赤外線通信ポート11と取り付
け部位3の赤外線通信ポート12も対向して操作パネル
ユニット2と内視鏡システム本体1とが通信可能な状態
に設定される。
【0024】また、移し替える前の取り付け部位3に
は、取り外したカバー13で覆っておく。尚、操作パネ
ルユニット2の移し替えを先に行なっても良い。
【0025】このように、本実施の第1形態によれば、
検査環境、内視鏡室レイアウトに影響を与えずに内視鏡
システムの排気口の向きを変更できるので、機器の冷却
に最も適した方向で、かつ、患者、ドクター、およびナ
ースに排気があたらない方向に排気口を設置し、機器に
とって最適な条件の基で、患者、ドクター、およびナー
スが快適な環境で内視鏡による検査、処置が行える。ま
た、操作パネルも操作者の操作しやすい位置に設置でき
るため、操作性も良く、検査効率も向上することができ
る。さらに、検査環境、内視鏡室レイアウトに影響を与
えずに内視鏡システムの排気口の向き、操作パネルの位
置を変更できるので、病院等の施設の室内レイアウトの
変更を必要とせず、新しい設備を導入しやすくなり、つ
ねに患者に先端の検査環境を提供できる。また、例え
ば、固定ベッドを使用せずストレッチャー等を使用する
施設であっても、本内視鏡システムを適切に設置して、
最適な検査、処置をすることが可能で、汎用性に優れ
る。
【0026】尚、本実施の第1形態では、内視鏡システ
ム本体の取り付け部位は2つの例で説明したが3つ以上
あっても良い。
【0027】次に、図3および図4は本発明の実施の第
2形態を示し、図3は内視鏡システム本体と操作パネル
ユニットとの接続の説明図、図4は内視鏡システム本体
内のケーブルの分岐の説明図である。尚、本実施の第2
形態は、内視鏡システム本体側にスコープ接続部とビデ
オプロセッサ接続部を設けたことが前記実施の第1形態
と異なる。
【0028】すなわち、図3において、符号18は内視
鏡システム本体を示し、この内視鏡システム本体18の
筐体(収納体)18aの内部には、コントロールユニッ
ト、VTR、各種ポンプ、これら機器の冷却装置等、加
えて、光源のランプや、スコープ接続部コネクタに付随
する部品、基板(いずれも図示せず)等の内視鏡による
検査、処置に使用する機器が格納されている。
【0029】上記内視鏡システム本体18の筐体18a
の外側上縁部分には、操作パネルユニット19の取り付
け部位20が2箇所、それぞれ隣接する上縁部分に形成
されており、この操作パネルユニット19の取り付け部
位20の一つに操作パネルユニット19が取り外し自在
に装着される。
【0030】また、上記内視鏡システム本体18の筐体
18aの取り付け部位20が形成される、2つの面に
は、それぞれスコープ接続部21とビデオプロセッサ接
続部22が設けられている。
【0031】上記操作パネルユニット19は、斜め上方
に向けて集中コントロールパネル23が設けられ、外側
の両側部には、上記取り付け部位20のガイド溝24に
ガイドされるガイド部25が突設され、上記操作パネル
ユニット19の下面からは電源が供給される電極26が
下方に向けて突設されて、上記操作パネルユニット19
をガイド溝24でガイドしながら上記取り付け部位20
に装着する際に上記取り付け部位20のソケット27に
差し込み自在になっている。
【0032】さらに、上記操作パネルユニット19の下
面には、赤外線通信ポート28が設けられており、上記
取り付け部位20の対応する位置に設けた赤外線通信ポ
ート29を通じて、上記操作パネルユニット19と上記
内視鏡システム本体18との間で通信自在になってい
る。
【0033】尚、上記操作パネルユニット19を装着し
ない側の取り付け部位20には、窪みを覆う図示しない
カバーが取り付けられるようになっている。
【0034】そして、本実施の第2形態では、スコープ
接続部21とビデオプロセッサ接続部22が、内視鏡シ
ステム本体側に設けられていることから、スコープ接続
部21に接続するライトガイドケーブル(光ファイバー
や送気送水管路も含んで)とビデオプロセッサ接続部2
2に接続するケーブルは、内視鏡システム本体18の筐
体18a内で、図4に示すように、分岐して形成されて
いる。
【0035】すなわち、図4において、符号30は内視
鏡システムの機能のうち、光源の機能を持つユニット
で、符号31はビデオプロセッサの機能を持つユニット
を示し、尚、他の部分は省略してある。
【0036】上記光源の機能を持つユニット30からの
ライトガイドケーブル32は、管路の分岐管等が内蔵さ
れた分岐部33で分岐され、分岐後の各ライトガイドケ
ーブル32a,32aが前記2つのスコープ接続部2
1,21とそれぞれ接続されている。同様に、ビデオプ
ロセッサの機能を持つユニット31からのケーブル34
は、分岐部35で分岐され、分岐後の各ケーブル34
a,34aが前記2つのビデオプロセッサ接続部22,
22とそれぞれ接続されている。
【0037】次に、上記実施の第2形態の作用について
説明する。内視鏡システムの排気の方向のみ変更し、ス
コープ接続部21や、操作パネルユニット19の位置は
変更しない場合は、まず、内視鏡システム本体18の筐
体18aの向きを変更し、排気口を希望する方向に向け
排気の方向を変更する。
【0038】その後、操作パネルユニット19を略上方
に引き抜くとともに、他の(操作パネルユニット19を
新たに装着する)内視鏡システム本体18の取り付け部
位20を覆っているカバーを外して、その新たな取り付
け部位20に操作パネルユニット19を移し替える。
【0039】操作パネルユニット19を移し替える際
は、操作パネルユニット19の両側部のガイド部25
を、取り付け部位20のガイド溝24に合わせて下方に
スライドさせる。スライドさせていくと、操作パネルユ
ニット19の電極26と取り付け部位20のソケット2
7とが自動的に接続され、操作パネルユニット19に通
電が開始され、また、操作パネルユニット19の赤外線
通信ポート28と取り付け部位20の赤外線通信ポート
29も対向して操作パネルユニット19と内視鏡システ
ム本体18とが通信可能な状態に設定される。また、移
し替える前の取り付け部位20には、取り外したカバー
で覆っておく。
【0040】一方、内視鏡もスコープ接続部21から取
り外し、ビデオプロセッサ接続部22に接続するケーブ
ルも取り外して、他のスコープ接続部21とビデオプロ
セッサ接続部22に接続する。尚、操作パネルユニット
19、内視鏡、ケーブルの移し替えを先に行なっても良
い。
【0041】このように、本実施の第2形態によって
も、検査環境、内視鏡室レイアウトに影響を与えずに内
視鏡システムの排気口の向き、操作パネルの位置、内視
鏡の接続位置を変更できるので、前記実施の第1形態と
同様の効果を得ることができる。
【0042】また、光源の機能を持つユニットとビデオ
プロセッサの機能を持つユニットも、他のユニットとと
もに内視鏡システム本体側に収納するようにしたので、
これらユニットも内視鏡システム本体側で、効率の良い
冷却を行うことが可能になる。さらに、操作パネルユニ
ットを小型軽量にできるため、操作パネルユニットの位
置の変更作業も容易に行うことができる。
【0043】ところで、スコープ接続部位置を変更でき
ないということは、電気メスなどの治療用機器の出力コ
ネクタの位置も変更できないということを意味してお
り、内視鏡システムの導入における問題点だった。すな
わち、内視鏡室のレイアウトに対して、スコープ接続部
の位置を決めた後からでも、電気メス、ヒートプローブ
ユニット等の治療機器の出力コネクターの位置を自由に
設定できる内視鏡システムは、多く望まれている。
【0044】図5および図6は上述の問題を解決する第
1の態様を示し、図5は内視鏡システムの本体側の外観
斜視図、図6はメインユニットとサブユニットとの接続
の説明図である。
【0045】すなわち、これらの図において、符号40
は内視鏡システム本体を示し、この内視鏡システム本体
40は上側のメインユニット41と、下側のサブユニッ
ト42の2つのユニットに分離自在に形成されている。
【0046】上記メインユニット41は、天面に内視鏡
システムを集中操作、コントロール可能な操作パネル4
3が形成され、内部には光源、ビデオプロセッサ等の機
能を有する各ユニット(いずれも図示せず)が収納さ
れ、一側面にスコープ接続部44と、ビデオプロセッサ
接続部45が設けられている。
【0047】また、上記サブユニット42内には、電気
メス、ヒートプローブユニット(いずれも図示せず)等
の治療用機器が収納されており、これら内蔵機器と接続
するコネクター(電気メスの出力コネクター46、ヒー
トプローブユニットの出力コネクター47)が、一側面
に設けられている。さらに、上記サブユニット42の底
面には、回転、固定自在のキャスター48が設けられて
いる。
【0048】内視鏡システム40への電源を供給する電
源ケーブル49は、図5に示すように、サブユニット4
2の中心からメインユニット41の中心へと通され、メ
インユニット41に対しても必要な電源が供給されるよ
うになっている。また、図示はしないが、サブユニット
42の中心からメインユニット41へのケーブル49a
はサブユニット42内部で長さを余してあり、2〜3回
転程度のねじりでは異常なストレスを受けないようにな
っている。
【0049】上記メインユニット41の底面には、赤外
線通信ユニット50が1箇所設けられ、一方、上記サブ
ユニット42の天面には、赤外線通信ユニット51が4
箇所設けられており、上記メインユニット41と上記サ
ブユニット42を接続した時に、上記メインユニット4
1の赤外線通信ユニット50は、上記サブユニット42
の4つの赤外線通信ユニット51のいずれかと対向して
通信可能になる。
【0050】以上のように構成することにより、スコー
プ接続位置に対して、電気メスやヒートプローブユニッ
ト等の治療用機器の向きを変更したい時は、メインユニ
ット41を一旦持ち上げて、好みの方向にサブユニット
42を90度づつ回転し、再びサブユニット42の上に
メインユニット41を載置してメインユニット41とサ
ブユニット42とを接続すれば良い。
【0051】このとき、電源は電源ケーブル49によっ
てメインユニット41とサブユニット42の両方へ供給
されつづけており、通信、制御の信号等などは、メイン
ユニット41の赤外線通信ユニット50と、サブユニッ
ト42の4つの赤外線通信ユニット51のいずれか1つ
対向する赤外線通信ユニット51を通じて送受される。
【0052】このように、本第1の態様によれば、内視
鏡室のレイアウトに対して、スコープ接続部の位置を決
めた後からでも、電気メス、ヒートプローブユニット等
の治療機器の出力コネクターの位置を自由に設定でき、
既存の内視鏡室に内視鏡システムを導入しやすくなる。
また、ドクター、ナースの好みの位置に治療用機器をレ
イアウトできるので、検査効率を向上することが可能に
なる。
【0053】次に、図7および図8は第1の態様の他の
態様を示し、図7は内視鏡システムの本体側の外観斜視
図、図8はメインユニットとサブユニットとの接続を説
明する要部断面図である。尚、本他の態様は、サブユニ
ットに対してメインユニットを回動自在に搭載したこと
が上記第1の態様に対して異なる。
【0054】すなわち、図7において、符号55は内視
鏡システム本体を示し、この内視鏡システム本体55は
上側のメインユニット56と、下側のサブユニット57
の2つのユニットから構成され、これらメインユニット
56とサブユニット57とは相対的に回動自在に連結さ
れている。
【0055】上記メインユニット56は、天面に内視鏡
システムを集中操作、コントロール可能な操作パネル5
8が形成され、内部には光源、ビデオプロセッサ等の機
能を有する各ユニット(いずれも図示せず)が収納さ
れ、一側面にスコープ接続部59と、ビデオプロセッサ
接続部60が設けられている。
【0056】また、上記サブユニット57内には、電気
メス、ヒートプローブユニット(いずれも図示せず)等
の治療用機器が収納されており、これら内蔵機器と接続
するコネクター(電気メスの出力コネクター61、ヒー
トプローブユニットのコネクター62)が、一側面に設
けられている。さらに、上記サブユニット42の底面に
は、回転、固定自在のキャスター63が設けられてい
る。
【0057】上記メインユニット56と上記サブユニッ
ト57の接続について、図8を基に説明する。上記メイ
ンユニット56の外装カバー64を支えるフレーム65
の略中央には孔部65aが形成され、この孔部65aに
は、下側(サブユニット57側)に向けてフランジ付き
パイプ66がビス67で固定されている。
【0058】また、上記サブユニット57の外装カバー
68を支えるフレーム69の略中央にも孔部69aが形
成され、この孔部69aに、下側(サブユニット57内
側)に向けて上記フランジ付きパイプ66の外周に勘合
されたフランジ付きパイプ70が設けられ、ビス71に
より固定されている。上記メインユニット56のフラン
ジ付きパイプ66のフランジ部分と上記サブユニット5
7のフランジ付きパイプ70のフランジ部分との間に
は、ブッシュ72が介挿されている。そして、上記フラ
ンジ付きパイプ66で確保される通路に、上記メインユ
ニット56と上記サブユニット57の間の電力接続と、
信号接続を担うケーブル73が挿通される。
【0059】このため、上記メインユニット56と上記
サブユニット57は、相対的に回転することができ、電
気メスやヒートプローブユニット等の治療用機器の向き
を変更したい時は、メインユニット56を回動させて好
みの位置に設定することができる。また、キャスター6
3があるためサブユニット57側を回動させて位置を設
定することもできる。
【0060】このように、本第1の態様の他の態様によ
っても、前記第1の態様と同様に、内視鏡システムを設
置した後でも自由に治療用機器のコネクタ位置を変更で
きるので、内視鏡室における様々な設置、治療、患者搬
送形態に対応でき、検査の効率を向上させることが可能
になる。
【0061】一方、従来、内視鏡検査症例間の内視鏡の
洗滌は、内視鏡システムから流し台、あるいは洗浄機に
まで内視鏡を運んで手洗い、あるいは洗浄機にセットし
ていた。また、内視鏡システムと洗浄機の組み合わせと
しては特開平7−111981があるが、これは内視鏡
を浸漬するだけで、本格的な洗滌には対応していなかっ
た。このため、症例間の内視鏡洗滌における、流しと内
視鏡システムの間のナースの移動を解消できる内視鏡シ
ステムが望まれている。
【0062】図9乃至図12は上述の問題を解決する第
2の態様を示し、図9は内視鏡システムの外観斜視図、
図10はスコープトレイ周辺を説明する上面図、図11
はスコープトレイ周辺を説明する要部断面図、図12は
内視鏡システム本体の外装とスコープトレイの上面との
合わせ目の説明図である。
【0063】すなわち、図9において、符号75は内視
鏡システムを示し、この内視鏡システム75の内視鏡シ
ステム本体76内には、内視鏡検査に必要な光源、ビデ
オプロセッサ等の観察用機器、電気メス等の治療用機
器、そして内視鏡洗滌システムが収納されている。
【0064】また、上記内視鏡システム本体76の側面
には、スコープ接続部77、ビデオプロセッサ接続部7
8、電気メスの出力コネクター群79、およびヒートプ
ローブ出力コネクター80が設けられている。
【0065】さらに、上記内視鏡システム本体76の天
面には、操作パネル81が形成され、この操作パネル8
1により操作して、内視鏡システム本体76に内蔵され
ている機器を集中コントロールする。
【0066】また、上記内視鏡システム本体76の側面
の上縁には、内視鏡82の操作部を保持可能なスコープ
ハンガー83が取り付けられている。
【0067】さらに、上記内視鏡システム本体76の側
面には、外側に約半分の部分を露出するように円形のス
コープトレイ84が設けられている。このスコープトレ
イ84は、略対称に形成された半円状の陥凹部84a,
84bを有し、スコープトレイ84の中心は内視鏡シス
テム本体76の略外装上にあって内視鏡システム本体7
6に対して回動自在に設置されている。
【0068】上記スコープトレイ84の周辺は、図10
に示すように、内視鏡の管路に消毒液等を通すためのチ
ューブを接続するバルブ85が管路86から接続されて
おり、この管路86の一端には弾性体によって作られた
パッキンに開口部を覆われたバルブ87が接続されてい
る。また、上記スコープトレイ84の陥凹部84a,8
4bには、それぞれに排水口88が形成され、この排水
口88から排水ダクト89が鉛直下方向に接続されてい
る。さらに、図示はないが、オーバーフローロが設置さ
れていて、上記排水ダクト89に接続されている。尚、
以上に述べた構造は、陥凹部84a,84bに共通する
ものである。
【0069】また、符号90は送水バルブ着脱ユニット
で、リニアスライダ91にバルブ92がとりつけられて
おり、このバルブ92の端部には弾性体によって作られ
たパッキンが装着されている。なお、このバルブ92
と、前述のバルブ87のパッキン同士は丁度密着して水
密を保つようになっている。また、図10中、符号93
は内視鏡システム本体76内部の排水口、符号94は洗
滌中の飛沫を防ぐための防沫カバーである。
【0070】さらに、上記スコープトレイ84の周辺で
は、図11に示すように、内視鏡システム本体76のフ
レーム95にモーターマウント96が固定され、このモ
ーターマウント96にサーボモーター97が固定されて
いる。
【0071】上記サーボモーター97のモーター軸97
aの回転は減速ギヤボックス98を経てドライブシャフ
ト99に伝達される。そして、このドライブシャフト9
9の回転で、キーとキー溝100によって上記トレイ8
4を回転させるようになっている。
【0072】上記防沫カバー94は、図示の如くトレイ
の端面と折り重なるようになっており、この防沫カバー
94内面についた水が、内視鏡システム本体76の内部
へ落ちるのを防いでいる。そして、上記防沫カバー94
の底部94aに溜まった水は、上記内視鏡システム本体
76の排水口93へと導かれている。尚、図11中、符
号101は洗浄用の散水口である。
【0073】次に、上記内視鏡システム本体76の外装
と、上記スコープトレイ84の上面との合わせ目につい
て、図12を基に説明する。
【0074】上記内視鏡システム本体76の外装76a
を支える内視鏡システム本体76のフレーム102の内
側には、リニアスライドユニット103にプレート10
4が取り付けられている。さらに、このプレート104
の先端には弾性体のパッキン105が取り付けられてい
る。また、上記内視鏡システム本体76のフレーム10
2の下端部には、上記スコープトレイ84の表面に残っ
た水を拭い去るためのワイパー106が装着されてい
る。
【0075】上述のように構成される本第2の態様の作
用について説明する。図9において、例えば、いま、検
査が終了したとする。
【0076】検査終了した内視鏡82をスコープトレイ
84の陥凹部84a(内視鏡システム本体76の外側に
露出している側)に入れ込む。内視鏡82の管路へと、
消毒液などのチューブをバルブ85と接続し、その後、
操作パネル81を操作して洗滌開始を選択すると、サー
ボモーター97が回転し、スコープトレイ84が180
゜回転する(陥凹部84aと陥凹部84bのある位置が
入れ替わる)。
【0077】すると、今まで陥凹部84bにおいて内視
鏡システム本体76内で洗滌され、完了した内視鏡82
が現われ、それを取り出して図9の如く、スコープハン
ガー83に掛ければ、この内視鏡82は次の使用準備完
了となる。
【0078】一方、検査が終了した内視鏡82は、スコ
ープトレイ84が回転することによって、内視鏡システ
ム本体76内に移送される。回転完了後、リニアスライ
ダ91がスコープトレイ84に向かって移動し、バルブ
92とバルブ87を密接させ、消毒液等を管路86へと
送るのを可能にする。
【0079】また、リニアスライドユニット103が作
動して、プレート104をスコープトレイ84の上面へ
向かって押し下げ、弾性体のパッキン105とスコープ
トレイ84の上面との間で水密が確保される。これで陥
凹部84aは、内視鏡システム本体76の内部、外部に
対して水密が確保される。
【0080】その後、管路86への送水、散水口101
からの散水が始まり、洗滌が開始される。このスコープ
トレイ84が回転を停止してから、洗滌が完了するまで
の動作は、内視鏡検査に関係する光源部、ビデオプロセ
ッサ部、電気メスなどの治療機器とは全く独立している
ので、検査に影響は無い。
【0081】このように、本第2の態様によれば、2本
の内視鏡のみで検査ベッド一台を稼動させられるので経
済的である。また、洗滌システムを、検査システムと一
体化したことで、ナースの移動量が減少し、ナースの労
力を軽減すると同時に、検査間の待ち時間を短縮でき
る。尚、図示しないが、一日の検査終了後は、内視鏡の
薬液浸漬用に開口部の縦:横比が不均衡で、深さのある
容器を用いれば効果的に内視鏡の清潔性管理ができる。
【0082】ところで、従来、内視鏡検査中には患者の
体内へ、水、消泡剤、染色液等、様々な液体を注入する
が、これは温度の管理が行なわれておらず、患者によっ
ては不快感を訴える可能性があった。このため、内視鏡
検査中に患者体内に注入する液体の温度を制御して、液
体注入に伴う患者の不快感を削減できる内視鏡システム
が望まれている。
【0083】図13乃至図18は上述の問題を解決する
第3の態様を示し、図13は内視鏡システムの機能構成
を示すブロック図、図14は内視鏡システムの全体構成
を示す斜視図、図15は検査ベッドで検査する際の説明
図、図16は検査ベッド上の検知コイルユニットと内視
鏡内のコイルユニットの説明図、図17は送水ボトル収
納庫の説明図、図18は排気熱再利用の説明図である。
【0084】すなわち、これらの図において、符号11
0は内視鏡システムを示し、この内視鏡システム110
は、各種制御を行う制御装置111と、この制御装置1
11からの制御コマンドにより各種制御がなされ、且つ
内視鏡検査や処置等に必要なもので、内蔵または外部に
設けられた各種機器からなる複数の機能ブロックを有す
る被制御部112と、上記制御装置111の制御の基に
上記被制御部112の各機能ブロックを制御するコマン
ドを入力する為のタッチパネル113と、制御状況や操
作スイッチ等を表示する液晶ディスプレイ114と、上
記被制御部112に接続される内視鏡115とを有して
主に構成される。
【0085】上記内視鏡115は、先端に照明窓と観察
窓とが設けられた細長の挿入部115aと、この挿入部
115aの後端に形成された操作部115bと、この操
作部115bから延出されたユニバーサルコード115
cとを有して構成されている。
【0086】また、この内視鏡115の内部には、体腔
内から体液等を吸引したり、逆に体腔内に薬液等を送水
したりする為のチャンネル116が、上記操作部115
bから先端部まで貫通口として形成されている。さら
に、上記内視鏡115の内部には、磁場を発生させるコ
イルユニット117が構成されている。
【0087】上記被制御部112は、上記内視鏡115
の先端部に内蔵した撮像手段を駆動し、得られた電気信
号を標準的な映像信号に変換処理するビデオプロセッサ
118と、患者体腔内を照らす為に上記内視鏡115の
ライトガイドに照明光を供給する図示しない大容量のラ
ンプを内蔵した光源装置119と、上記ビデオプロセッ
サ118により変換処理された映像を光学的に記録する
写真撮影装置120と、上記映像を表示する観察モニタ
121と、経内視鏡的に被検部の切除や止血処置をする
為の電気メス装置122と、焼灼処置をする為のヒート
プローブ装置123と、検査時に患者が横になる検査ベ
ッド124と、この検査ベッド124上に配設され上記
内視鏡115から出力される磁場を検知する検知コイル
ユニット125を有している。
【0088】さらに、上記被制御部112は、上記チャ
ンネル116と図示しない吸引管路を介して吸引動作を
行う為の吸引ポンプ126と、上記チャンネル116と
送水管路127を介して送水動作を行う送水ポンプ12
8と、検査時等に患者のIDカードを用いて患者の個人
データを読み込む磁気カードリーダ129と、画像情報
またはそれ以外の他の情報を記録する図示しないVTR
及びビデオプリンタ等を有している。
【0089】これらの被制御部112の機器は、図14
に示す本体ユニット130内に収納されるか、或いは本
体ユニット130に接続されており、上記タッチパネル
113からの入力指示、或いは各被制御機器からの状況
情報に基づいて、対応した機器が前記制御装置111の
管理下で制御されるようになっている。
【0090】また、本体ユニット130の側面には、患
者体腔内を洗浄する為に、上記送水管路127及び上記
チャンネル116を通して送水する水をためておく送水
ボトル131と、この送水ボトル131を収納しておく
送水ボトル収納庫132とを有している。尚、この送水
ボトル収納庫132には、この送水ボトル収納庫132
への吸気を行う収納庫吸気口133が形成されている。
【0091】また、上記本体ユニット130の天板上に
は、この天板から本体ユニット130内に陥没する形で
形成され、検査中、或いは検査前に患者体内に注入する
薬液等を置いておく薬液箱134が形成されており、こ
の薬液箱134の側面には、この薬液箱134への吸気
を行う薬液箱吸気口135が形成されている。
【0092】上記収納庫吸気口133には、上記送水ボ
トル収納庫132の内部に強制的に吸気を導くファン1
36が固定されており、同様に、上記薬液箱134の薬
液箱吸気口135にもファン137が固定されている。
これらファン136及びファン137は、前記光源装置
119の排気口138と内部に貫通口を持つ筒状に構成
された導風管139により繋がって構成されている。
【0093】上述のように構成される本第3の態様の作
用について説明する。液晶ディスプレイ114上に表示
された図示しない検査開始スイッチをタッチパネル11
3を通して押すと、制御装置111の制御によりビデオ
プロセッサ118の電源が入り、光源装置119のラン
プが点灯し、観察モニター121上には内視鏡115に
より撮像された内視鏡画像が表示され検査状態となる。
【0094】この時、検査ベッド124上に横たわった
患者の体内に、内視鏡115の挿入部115aが挿入さ
れると、内視鏡115の内部のコイルユニット117か
らの磁場を検知コイルユニット125が検知し、制御装
置111は、検査ベッド124上に内視鏡115の存在
を認識して、現在内視鏡検査中であると判断する。
【0095】これにより、制御装置111は、液晶ディ
スプレイ114上に表示されているスイッチ類の中で、
検査終了スイッチ、ビデオプロセッサ118の電源スイ
ッチ、光源装置119のランプ消灯スイッチ等検査中必
ず動作してなければならずOFFになると検査に支障を
生ずる機能のスイッチ類をロックし、これらのスイッチ
に対する操作を受けつけないようにし、誤操作を防止す
る。
【0096】また、逆に検知コイルユニット125が検
査ベッド124上にコイルユニット117からの磁場を
検知しない場合、制御装置111は検査ベッド124上
に内視鏡115の存在を認識しない為、現在内視鏡検査
中ではないと判断し、患者体内に内視鏡115の挿入部
115aが挿入されている状態以外の場合には使用しな
い電気メス122及びヒートプローブ123の出力を停
止状態でロック又は電源をOFFにし、前記状態が解除
されるまで出力しないように制御する。
【0097】また、光源装置119の電源がONにな
り、光源装置119内の大容量ランプが点灯すると、こ
のランプを冷却し、この大容量ランプとの熱交換により
高温となった排気が排気口138より排出される。そし
てこの排気は導風管139を通り、ファン136及び1
37により送水ボトル収納庫132及び薬液箱134へ
排出される。送水ボトル収納庫133に収納されている
送水ボトル131内の水と薬液箱134内に収納されて
いる薬液は上記排気により暖められる。
【0098】このように、本第3の態様によれば、光源
装置の排気熱により患者体内に注入する薬液や送水する
水は常温状態よりも暖められる為、患者体内への注入
時、注入物と患者の体温との温度差が常温状態の注入物
よりも少なくなり、患者の感じる注入物と自分の体温と
の温度差による違和感、不快感を軽減する事ができる。
【0099】次に、図19は第3の態様の他の態様によ
る排気熱再利用の説明図を示す。尚、本他の態様は、暖
める注入物の温度を細かく制御できるようにしたことが
上記第3の態様に対して異なり、上記第3の態様と異な
る部分のみ異なる符号を記して説明する。
【0100】すなわち、図19に示すように、前記光源
装置119からの導風管140が前記薬液箱134への
薬液箱経路141及び送水ボトル収納庫132への送水
ボトル収納庫経路142に加え、前記本体ユニット13
0の外部への排気用の外部排気経路143を有して構成
される。
【0101】上記外部排気経路143の先端部には、他
の経路と同様に外部排気用のファン144が取付けられ
ており、上記本体ユニット130の図示しない外部排気
口へ固定されている。また、上記導風管140は、上記
薬液箱経路141及び送水ボトル収納庫経路142及び
外部排気経路143において各経路を遮断自在な電磁弁
145、146、147が介装されている。
【0102】また、上記薬液箱134及び送水ボトル収
納庫132内の所定の部位(例えば底部)には、薬液又
は送水ボトルの温度を検知する為の温度センサー14
8、149がそれぞれ取付けられている。
【0103】さらに、上記各電磁弁145、146、1
47及び上記温度センサー148、149及び上記各フ
ァン137、136、144は、前記制御装置111に
接続されており、この制御装置111の管理下において
制御されるように構成されている。
【0104】すなわち、本他の態様では、前記第3の態
様において、各電磁弁145、146、147及び各フ
ァン137、136、144は、各温度センサー14
8、149の検知感度により制御装置111により制御
される。
【0105】制御装置111は、温度センサー148、
149からの検知温度が、共に予め定められた温度より
低い場合には、電磁弁145及び146を開け、薬液箱
経路141及び送水ボトル収納庫経路142の各経路を
開き、同時に、ファン137、136を回転させ、光源
装置119の排気を、薬液箱134及び送水ボトル収納
庫132へ導く。これと同時に、ファン144を停止す
ると共に、電磁弁147を閉じ外部排気経路143の経
路を遮断する。これにより、光源装置119の排気が、
本体ユニット130の外部排気口から外部に逃げないよ
うにする。
【0106】光源装置119内の大容量ランプの点灯時
間が長くなると、薬液または送水ボトルが、光源装置1
19の排気熱により暖まる。これにより、薬液箱134
内部の温度センサー148からの検知温度が予め定めら
れた温度を上回った場合には、制御装置111は、電磁
弁145を閉じ薬液箱経路141を遮断すると共に、フ
ァン137を停止し、光源装置119の排気を薬液箱へ
導かないようにし、薬液の温度上昇を防止する。
【0107】この状態で、再び温度センサー148から
の検知温度が予め定められた温度を下回った場合は、再
び電磁弁145を開け、ファン137を回転させ、光源
装置119の排気を前記薬液箱へ導き、薬液を再び暖め
始める。
【0108】また、制御装置111は、送水ボトル収納
庫経路142の制御についても上述の薬液箱経路141
の制御と全く同様に、送水ボトル収納庫132内部の温
度センサー149からの検知温度と予め定められた温度
との比較結果により電磁弁146及びファン136の制
御を行う。
【0109】更に、制御装置111は、温度センサー1
48及び149が予め定められた温度を共に上回り、薬
液箱経路141及び送水ボトル収納庫経路142の両方
が遮断された場合に限り、ファン144を回転させると
同時に電磁弁147を開き、外部排気経路143を開
き、光源装置119の排気を本体ユニット130の外部
排気口へ導き外部への排気を促す。
【0110】このように、本第3の態様の他の態様によ
っても、前記第3の態様と同様に、患者の感じる注入物
と自分の体温との温度差による違和感、不快感を軽減す
る事ができ、特に、薬液箱134または送水ボトル収納
庫132の温度を監視し、光源装置119の排気経路を
切り換え自在にして、薬液または送水ボトル中の液体の
暖まり過ぎを防ぐ事ができる。
【0111】ところで、従来より内視鏡検査に用いられ
る吸引ポンプは、一般的には真空ポンプが多く用いら
れ、動作開始から吸引が安定するまでに時間がかかると
いった問題がある。このため、吸引ポンプが従来の真空
ポンプであっても、動作開始から安定した吸引を行うこ
とのできるものが望まれている。
【0112】図20乃至図21は上述の問題を解決する
第4の態様を示し、図20は内視鏡システムの全体構成
を示す斜視図、図21は内視鏡と接続される吸引系の概
略説明図である。
【0113】すなわち、図20において、符号155は
内視鏡システムを示し、この内視鏡システム155は、
内視鏡システム本体156の内部に、内視鏡検査や処置
等に必要な機器等が内蔵され、或いは、必要に応じて接
続可能になっており、これら機器等は、内視鏡システム
本体156に備えた図示しない制御装置により制御され
る。また、内視鏡システム155を操作する入力は、主
として上記内視鏡システム本体156の上面に備えたタ
ッチパネル157を介して実行される。
【0114】上記内視鏡システム本体156のスコープ
ハンガー158には、内視鏡159が掛止自在になって
おり、この内視鏡159は、図21に示すように、先端
に照明窓、観察窓および吸引口等が設けられた細長の挿
入部159aと、この挿入部159aの後端に形成され
た操作部159bと、この操作部159bから延出され
たユニバーサルコード159cとを有して構成されてい
る。
【0115】この内視鏡159の内部には、体腔内から
体液等を吸引したり、逆に体腔内に薬液等を送水したり
する為のチャンネル(図示せず)が、上記操作部159
bから先端部まで貫通口として形成されている。
【0116】上記内視鏡システム本体156の内部に
は、上記内視鏡159による吸引を実現するための吸引
システム160が内蔵されている。この吸引システム1
60は、真空ポンプ161と常時負圧に保たれる吸引ボ
トル162とを吸引管路163で連結するとともに、こ
の吸引ボトル162と、上記内視鏡システム本体156
からの出口側に配置して上記内視鏡159の操作スイッ
チ(図示しない吸引スイッチ)により開閉連動される吸
引制御バルブ164とを吸引管路165で連結して構成
されている。
【0117】本第4の態様では、吸引操作以外のとき
は、吸引制御バルブ164は閉じられた状態であり、真
空ポンプ161により吸引ボトル162内は高い負圧に
真空引きされる。
【0118】そして、吸引の際には、内視鏡159の操
作スイッチ(吸引スイッチ)に連動して、吸引制御バル
ブ164も開弁され、吸引ボトル162内の負圧を利用
した吸引が行われる。
【0119】このように、本第4の態様によれば、吸引
ボトル162内に蓄積された負圧により吸引初期から吸
引ができるので、初期から安定した強い吸引力で吸引す
ることが可能になる。
【0120】[付記]1.内視鏡による検査、処置に使
用する機器を一体的に搭載する収納体と、該収納体に上
記機器を操作する操作パネルを備えた内視鏡システムに
おいて、上記操作パネルを上記収納体から取り外し自在
に形成すると共に、上記収納体に上記操作パネルの取り
付け部位を複数形成したことを特徴とする内視鏡システ
ム。
【0121】2.上記操作パネルは、光源及び又はビデ
オプロセッサのコネクタを有することを特徴とする付記
1記載の内視鏡システム。
【0122】3.上記操作パネル以外の上記収納体に、
複数の光源及び又はビデオプロセッサのコネクタを有す
ることを特徴とする付記1記載の内視鏡システム。
【0123】すなわち、付記1〜付記3では、取り外し
可能で、光源、ビデオプロセッサの接続部を内蔵する
(付記2)、あるいは内蔵しない(付記3)、操作パネ
ルをリムーバブルユニットとして、収納体にその操作パ
ネルの取り付け部位を複数設けて、複数の位置に搭載で
きるようにした。
【0124】4.少なくとも内視鏡に照明光を供給する
光源手段を内蔵している内視鏡システムにおいて、内視
鏡システム本体内でその位置を相対的に移動自在な光源
及び又はビデオプロセッサのコネクタを有することを特
徴とする内視鏡システム。
【0125】5.上記内視鏡システム本体を複数に分割
して形成したことを特徴とする付記4記載の内視鏡シス
テム。
【0126】6.上記内視鏡システム本体の各分割した
部分は、軸を中心にそれぞれが回転自在であることを特
徴とする付記5記載の内視鏡システム。
【0127】7.上記内視鏡システム本体の設置面に対
する形状は略正方形であることを特徴とする付記4,
5,6のいずれか一つに記載の内視鏡システム。
【0128】すなわち、付記4〜付記7では、内視鏡シ
ステム本体内部の機器のうち、例えば出力コネクターを
持つ機器を適当に分割してユニットとし(付記5)、そ
れぞれのユニットを可動として、出力コネクタの配置を
複数種類実現できるようにした。分割したユニットを相
対的に移動させるには、軸周りの回転で実現できる(付
記6)。また、付記7に示すように上記内視鏡システム
本体の設置面に対する形状が略正方形であれば、相対的
移動によっても邪魔になる部分が新たに生じることがな
い。
【0129】8.少なくとも内視鏡に照明光を供給する
光源手段を有する内視鏡システムにおいて、内視鏡シス
テム本体内部に内視鏡洗滌手段と、一つ以上の内視鏡収
納手段を有することを特徴とする内視鏡システム。
【0130】9.上記内視鏡収納手段は、上記内視鏡洗
滌手段の洗滌槽を兼ねることを特徴とする付記8記載の
内視鏡システム。
【0131】10.上記内視鏡収納手段と上記内視鏡洗
滌手段とは、お互いに関連した動作をすることを特徴と
する付記8又は付記9記載の内視鏡システム。
【0132】11.上記内視鏡収納手段は、回転自在で
あることを特徴とする付記10記載の内視鏡システム。
【0133】12.上記複数の内視鏡収納手段は、上記
洗滌槽を兼ねている部分と、上記洗滌槽以外の上記内視
鏡システム本体外部に露出している部分と入れ替わるこ
とを特徴とする付記9乃至付記11記載の内視鏡システ
ム。
【0134】すなわち、付記8〜付記12では、内視鏡
システム本体内部に洗滌装置を内蔵し、内視鏡を複数台
それぞれ独立して搭載できるトレイを用意して、例え
ば、検査終了後の内視鏡をトレイに載せてスイッチを操
作することにより、次の検査時間中に、今回の検査で使
用した内視鏡の洗滌が行なわれるようにした。すなわ
ち、洗滌槽と収納する部分が兼用され(付記9)、1つ
のトレイが内視鏡システム本体内で洗滌する部分と内視
鏡システム本体外に露出する部分になっており、このト
レイの露出した部分に内視鏡を載せ回転する(付記1
1)と、露出していたトレイが内視鏡システム本体内に
収納され洗滌が始められる。内視鏡システム本体内部か
ら新たに露出されたトレイ上には、前回洗滌終了した内
視鏡が載せられている。このように、互いに関連した動
作となっている(付記10、付記12)。
【0135】13.少なくとも内視鏡に照明光を供給す
る光源手段を内視鏡システム本体に有する内視鏡システ
ムにおいて、内視鏡検査の際に患者体内に注入する染色
液等を収納する収納手段と、熱伝達手段とを有し、上記
光源手段と上記収納手段が上記熱伝達手段により接続し
たことを特徴とする内視鏡システム。
【0136】14.上記熱伝達手段が複数の経路で構成
されており、上記経路を切り替える経路切り替え手段
と、上記液体の温度を検知する温度検知手段と、この温
度検知手段からの温度情報を基に上記経路切り替え手段
を制御する制御手段とを有することを特徴とする付記1
3記載の内視鏡システム。
【0137】すなわち、付記13と付記14では、内視
鏡システム本体の光源手段と、患者体内に注入する液体
の収納手段とを接続し、光源の例えば大容量ランプの排
気熱を利用して液体の温度を制御できるようにした。具
体的には付記14の如く、制御手段で温度検知手段から
の温度情報を基に経路切り替え手段を制御する。
【0138】15.内視鏡システム本体に内視鏡による
吸引処置の吸引手段を有する内視鏡システムにおいて、
上記吸引手段を、吸引圧を発生する圧力ポンプ手段と、
この圧力ポンプ手段による吸引圧を蓄積する負圧蓄積手
段と、この負圧蓄積手段と連結して上記内視鏡に対し、
吸引圧力の発生解除を行う上記内視鏡の操作に連動した
制御弁とで構成したことを特徴とする内視鏡システム。
【0139】すなわち、付記15では、吸引手段は、圧
力ポンプ手段で吸引圧を発生し、この吸引圧は負圧蓄積
手段に蓄積される。そして、制御弁が内視鏡の操作に連
動して開弁した際に、負圧蓄積手段に蓄積された吸引圧
で吸引を行う。このため、吸引開始であっても安定した
吸引圧で、且つ強力な吸引を行うことが可能になる。
【0140】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
内視鏡室のレイアウトに対して、スコープ接続部の位置
を決めた後からでも、内視鏡システム内部の冷却風の排
気口の向きを自由に設定でき、また、例え、固定ベッド
を使用せずストレッチャー等を使用する施設であって
も、内視鏡システムの設置作業が完了した後でも、操作
パネルの位置を自由に変更でき、操作性、汎用性に優れ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による、内視鏡システ
ムの本体側の外観斜視図
【図2】同上、内視鏡システム本体と操作パネルユニッ
トとの接続の説明図
【図3】本発明の実施の第2形態による、内視鏡システ
ム本体と操作パネルユニットとの接続の説明図
【図4】同上、内視鏡システム本体内のケーブルの分岐
の説明図
【図5】第1の態様による、内視鏡システムの本体側の
外観斜視図
【図6】同上、メインユニットとサブユニットとの接続
の説明図
【図7】第1の態様の他の態様による、内視鏡システム
の本体側の外観斜視図
【図8】同上、メインユニットとサブユニットとの接続
を説明する要部断面図
【図9】第2の態様による、内視鏡システムの外観斜視
【図10】同上、スコープトレイ周辺を説明する上面図
【図11】同上、スコープトレイ周辺を説明する要部断
面図
【図12】同上、内視鏡システム本体の外装とスコープ
トレイの上面との合わせ目の説明図
【図13】第3の態様による、内視鏡システムの機能構
成を示すブロック図
【図14】同上、内視鏡システムの全体構成を示す斜視
【図15】同上、検査ベッドで検査する際の説明図
【図16】同上、検査ベッド上の検知コイルユニットと
内視鏡内のコイルユニットの説明図
【図17】同上、送水ボトル収納庫の説明図
【図18】同上、排気熱再利用の説明図
【図19】第3の態様の他の態様による排気熱再利用の
説明図
【図20】第4の態様による、内視鏡システムの全体構
成を示す斜視図
【図21】同上、内視鏡と接続される吸引系の概略説明
【符号の説明】
1 内視鏡システム本体 1a 筐体(収納体) 2 操作パネルユニット 3 取り付け部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛房 浩行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野 哲哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野田 文幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡による検査、処置に使用する機器を
    一体的に搭載する収納体と、該収納体に上記機器を操作
    する操作パネルを備えた内視鏡システムにおいて、 上記操作パネルを上記収納体から取り外し自在に形成す
    ると共に、上記収納体に上記操作パネルの取り付け部位
    を複数形成したことを特徴とする内視鏡システム。
JP10129209A 1998-05-12 1998-05-12 内視鏡システム Pending JPH11318805A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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