JPH11318400A - 海苔乾燥装置 - Google Patents

海苔乾燥装置

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JPH11318400A
JPH11318400A JP10127272A JP12727298A JPH11318400A JP H11318400 A JPH11318400 A JP H11318400A JP 10127272 A JP10127272 A JP 10127272A JP 12727298 A JP12727298 A JP 12727298A JP H11318400 A JPH11318400 A JP H11318400A
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JP
Japan
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laver
drying chamber
holder
drying
transport mechanism
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Application number
JP10127272A
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English (en)
Inventor
Rikio Tomita
力雄 冨田
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Nichimo Co Ltd
Original Assignee
Nichimo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥室内に異なった熱量をもった加熱風を別
個に供給させて、海苔の性質や乾燥状態に対応した適正
な乾燥を施して、極めて良好にしかも効率よく海苔の乾
燥を行なうことができ、制御のも容易であり、構成も簡
単であり、コストも低廉な海苔乾燥装置を提供するこ
と。 【解決手段】 海苔簀ホルダ4を鉛直面内において循環
搬送可能な複数の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21、
22を上下に並列設置した乾燥室20内に加熱風を送給
して海苔を乾燥させる海苔乾燥装置3において、乾燥室
20の側部に上流側燃焼筒52とこれに連通する下流側
燃焼筒54とを配置し、各燃焼筒52、54と熱交換し
て生成された加熱風を乾燥室20内へ供給する通風路4
9、50を隔離して形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全自動海苔製造装
置において利用される海苔乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、板海苔は全自動海苔製造装置により機械的に大量生
産されている。
【0003】この板海苔を全自動式に製する全自動海苔
製造装置においては、海苔の加工工程順に、海苔抄製
機、脱水機、海苔乾燥機、海苔剥ぎ機および海苔簀洗浄
機を循環接続している。そして、この全自動海苔製造装
置による板海苔の製造は次のようにして行なわれる。す
なわち、本装置においては搬送機構によって多数の海苔
簀が循環搬送されており、そして先ずこの海苔簀上に海
苔が抄製され、次に脱水され、次に所定時間乾燥され、
次に乾燥された板海苔を海苔簀から剥ぎ取って製品とす
る。その後、海苔簀は洗浄されて次の抄製に供される。
【0004】また、全自動海苔製造装置においては、機
械台本体と海苔乾燥装置とに分割されている。
【0005】一方の機械台本体においては、海苔抄製
機、脱水機、海苔剥ぎ機および海苔簀洗浄機の間を、海
苔簀が鉛直面内において循環間欠搬送されるように形成
されている。
【0006】他方の海苔乾燥装置においては、乾燥室の
内部へ上向きの加熱風を送給させ、乾燥室用海苔簀ホル
ダ搬送機構によって海苔の抄製・脱水済みの海苔簀が装
着されている海苔簀ホルダを、乾燥室前方から後方に向
けて搬送させ、搬送方向を水平軸回りに180度反転さ
せ、更に乾燥室の前方に向けて搬送させるようにして乾
燥室内を間欠的に巡回させながら海苔を乾燥させてい
る。
【0007】また、今日においては板海苔を多量生産す
るために、海苔乾燥装置の大型化が図られている。即
ち、乾燥室内に複数の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構を
上下に並列設置して、海苔を乾燥室の前方と後方との間
を複数回往復移動させて、同時に多量の海苔を乾燥可能
に形成し、海苔の乾燥能率を上げるようにしている。
【0008】ところが、単に熱源であるバーナを大型化
し、かつ、風量を多量としただけでは、海苔の性質の応
じた乾燥を大量の海苔に対して行なうことができず、結
局海苔を良好、かつ、効率よく乾燥することができな
い。
【0009】また、従来においては、多量の海苔の乾燥
効率を上げるために、上下並列に複数段に設置した送風
用のファンを用いて乾燥を行なうことが提案されている
が、複数段のファンが同一の乾燥風通路を通して加熱風
を通風するように形成されているために、海苔の性質等
に応じた乾燥の制御が難しく、多大の風量を必要とし、
機械の製造コストも増大するという問題点があった。
【0010】また、従来においては、バーナ、燃焼筒、
送風用のファンおよび送風路の組合せからなる加熱風送
給部を乾燥室の側部に複数設置して海苔の乾燥を行なう
ことが提案されているが、それぞれの加熱風送給部から
は共に熱量の高い加熱風が乾燥室内に供給されることと
なり、海苔の性質等に適正に対応した乾燥を施すことが
できないという不都合があった。例えば、海苔が赤くな
るいわゆる赤め状に乾燥されたり、海苔に曇りがあるよ
うな、乾燥異常が発生するものであった。
【0011】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、乾燥室内に異なった熱量をもった加熱風を別個
に供給させて、海苔の性質や乾燥状態に対応した適正な
乾燥を施して、極めて良好にしかも効率よく省エネルギ
化を図って海苔の乾燥を行なうことができ、制御も容易
であり、構成も簡単であり、コストも低廉な海苔乾燥装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の本発明の海苔乾燥装置は、海苔簀ホ
ルダを鉛直面内において循環搬送可能な複数の乾燥室用
海苔簀ホルダ搬送機構を上下に並列設置した乾燥室内に
加熱風を送給して海苔を乾燥させる海苔乾燥装置におい
て、乾燥室の側部に上流側燃焼筒とこれに連通する下流
側燃焼筒とを配置し、各燃焼筒と熱交換して生成された
加熱風を乾燥室内へ供給する通風路を隔離して形成した
ことを特徴とする。
【0013】このように構成することにより、一方の上
流側燃焼筒を通して乾燥室内に供給される加熱風は熱量
が高く、他方の下流側燃焼筒を通して乾燥室内に供給さ
れる加熱風は熱量が低いので、乾燥室内を循環搬送され
ている海苔に対する乾燥目的に適正に対応して異なる種
類の加熱風を供給して乾燥を施すことができる。また、
各燃焼筒は連続して形成されているために、1組の上流
側燃焼筒および下流側燃焼筒に対する熱源となるバーナ
は1基のみを設置すればよく、構成も簡単となり、省エ
ネルギ化を図ることができ、制御も容易となり、コスト
も低廉となる。
【0014】また、請求項2に記載の本発明の海苔乾燥
装置は、請求項1において、前記下流側燃焼筒を有する
通風路から供給される熱量の低い加熱風を前記乾燥室内
を搬送される自由水を多く含んでいる時期の海苔に対し
て供給するように形成し、前記上流側燃焼筒を有する通
風路から供給される熱量の高い加熱風を前記熱量の少な
い加熱風による乾燥を経た後の海苔に対して供給するよ
うに形成したことを特徴とする。
【0015】このように構成することにより、乾燥室に
搬入された直後の自由水を多く含んでいる時期の海苔を
熱量の低い加熱風によって過乾燥とならないように適正
に乾燥させ、ある程度乾燥の進んだ海苔を熱量の高い加
熱風によって適正に乾燥させて、海苔の性質や乾燥状態
に対応した適正な乾燥を施して、高品質な海苔を得るこ
とができる。
【0016】また、請求項3に記載の本発明の海苔乾燥
装置は、請求項1または請求項2において、前記乾燥室
内の海苔簀ホルダの巡回路は、上下に複数並列設置され
ている乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の中の最下部の乾
燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の下部搬送路によって海苔
の抄製・脱水済みの海苔簀が装着されている海苔簀ホル
ダを乾燥室前方から後方に向けて搬送させ、次に最上部
の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の上部搬送路によって
海苔簀ホルダを乾燥室後方から前方に向けて搬送させ、
続いて最上部に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構
の下部搬送路による海苔簀ホルダの乾燥室前方から後方
に向けての搬送と、その下部に位置する乾燥室用海苔簀
ホルダ搬送機構の上部搬送路による海苔簀ホルダの乾燥
室後方から前方に向けての搬送とを乾燥室用海苔簀ホル
ダ搬送機構の段数に対応して順に行って、前記最下部の
乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の上部搬送路から海苔簀
ホルダを乾燥室外へ取出すように形成されており、前記
上流側燃焼筒と熱交換して生成された加熱風を乾燥室内
へ供給する通風路は、前記乾燥室内の前記最下部の乾燥
室用海苔簀ホルダ搬送機構の上部搬送路から上方に位置
する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構に向けて順に加熱風
を通過せしめる位置に配設されており、前記下流側燃焼
筒と熱交換して生成された加熱風を乾燥室内へ供給する
通風路は、前記乾燥室内の前記最下部の乾燥室用海苔簀
ホルダ搬送機構の下部搬送路に向けて加熱風を供給せし
める位置に配設されていることを特徴とする。
【0017】このように構成することにより、海苔簀ホ
ルダの進行順に説明すると、下流側燃焼筒を通して乾燥
室内に供給される熱量の低い加熱風は、最下部の乾燥室
用海苔簀ホルダ搬送機構の下部搬送路によって搬送され
ている海苔の抄製・脱水済み直後の海苔簀に抄製されて
いる海苔の乾燥に供される。従って、水分の多い海苔が
熱量の低い加熱風によってゆっくりと良好に乾燥される
こととなる。
【0018】このようにして熱量の低い加熱風によって
ゆっくりと良好に乾燥された海苔は、次に最上部の乾燥
室用海苔簀ホルダ搬送機構の上部搬送路によって海苔簀
ホルダを乾燥室後方から前方に向けて搬送され、続いて
最上部に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の下部
搬送路による海苔簀ホルダの乾燥室前方から後方に向け
ての搬送と、その下部に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ
搬送機構の上部搬送路による海苔簀ホルダの乾燥室後方
から前方に向けての搬送とを乾燥室用海苔簀ホルダ搬送
機構の段数に対応して順に行なわれる。その場合、上流
側燃焼筒を通して乾燥室内に供給される熱量の高い加熱
風は、前記乾燥室内の前記最下部の乾燥室用海苔簀ホル
ダ搬送機構の上部搬送路から上方に位置する乾燥室用海
苔簀ホルダ搬送機構に向けて順に通過させられて乾燥に
供される。従って、最下部に位置する乾燥室用海苔簀ホ
ルダ搬送機構の上部搬送路による海苔簀ホルダの乾燥室
後方から前方に向けて搬送される海苔は熱量の高い加熱
風によって十分に乾燥させられる。そして、最下部に位
置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の上部搬送路と下
部搬送送路とは、海苔の性質や乾燥状態に応じて連通さ
せたり、遮断させるとよい。
【0019】また、請求項4に記載の本発明の海苔乾燥
装置は、請求項1または請求項2または請求項3におい
て、前記下流側燃焼筒と熱交換して生成された加熱風を
乾燥室内へ供給する通風路には、水平軸回りに回転する
送風用のファンが設置されていることを特徴とする。
【0020】このように構成することにより、水平軸回
りに回転する送風用のファンにより、下流側燃焼筒に対
して確実に十分な通風を行なって熱交換させ、上流側燃
焼筒部分より熱量の低い加熱風を乾燥室内に供給させ
て、海苔の性質や乾燥状態に対応した適正な海苔の乾燥
を施すことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図5について説明する。
【0022】図1は本発明の海苔乾燥装置を利用した全
自動海苔製造装置の概要を示す。
【0023】図中、符号1は全自動海苔製造装置を示
し、図中左側の機械台本体2と海苔乾燥装置3とにより
構成されている。
【0024】一方の機械台本体2は、下回しに構成され
ており、海苔簀ホルダ4を巡回させるために、無端状の
爪チエーン5からなる機械台用海苔簀ホルダ搬送機構6
が配設されている。この爪チエーン5は2個の駆動スプ
ロケット7、8と3個の従動スプロケット9、10、1
1に巻回されて鉛直面内において略矩形状に張られてお
り、図1において反時計回りに間欠駆動されるようにな
っている。この爪チエーン5には、海苔簀ホルダ4の突
出部4aを挟持して搬送力を付与する1対の爪12、1
2が所定間隔おきに外側に向けて突設されている(図2
参照)。この爪チエーン5の下方水平走行部分には、そ
れぞれ公知の構成をした海苔を剥ぎとられた海苔簀5を
洗浄する海苔簀洗浄機17、海苔簀に海苔を抄製するの
海苔抄製機14および抄製された海苔から上下より水分
を吸収する2台の脱水機15、15が海苔簀ホルダ4の
搬送方向に所定間隔おきに配設されている。また、爪チ
エーン5の上方水平走行部分には、公知の構成をした海
苔簀から乾燥された海苔を剥ぎ取る海苔剥ぎ機16が海
苔簀ホルダ4の搬送方向の所定位置に配設されている。
本実施形態においては、爪チエーン5の従動スプロケッ
ト10、11部分において、海苔乾燥装置3の下段の乾
燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22との間で海苔簀ホルダ
4を相互に授受するように形成されている。また、爪チ
エーン5の各スプロケット8、11に亘る範囲の外周部
分には、図2に示すように、海苔簀ホルダ4の突出部4
aを爪チエーン5の進行方向に滑動自在に下方より支持
して海苔簀ホルダ4の脱落を防止するホルダガイド19
が設けられている。更に、スプロケット11部分の外周
には、海苔簀ホルダ4の移動を案内する副ホルダガイド
19aが設けられている。
【0025】また、海苔乾燥装置3においては、乾燥室
20内に海苔簀ホルダ4を鉛直面内で巡回させるために
上下に2基の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21、22
が設けられており、機械台用海苔簀ホルダ搬送機構6と
相互に連結するために前方部分を開放されている。
【0026】上方に位置する一方の乾燥室用海苔簀ホル
ダ搬送機構21は、無端状の羽根チーン25を両端部の
スプロケット23、24に巻回して形成されており、水
平軸回りに180度反転するように図1において反時計
回りに間欠駆動される。この羽根チエン25の外周であ
って、下方水平走行部分および各スプロケット23、2
4の必要な外側には、図1に示すように、海苔簀ホルダ
4の突出部4aを羽根チエーン25の進行方向に滑動自
在に下方より支持して海苔簀ホルダ4の脱落を防止する
ホルダガイド26が設けられている。
【0027】下方に位置する他方の乾燥室用海苔簀ホル
ダ搬送機構22は、前記羽根チエーン25と同様に形成
されている羽根チエーン27を上下および前後の合計4
個のスプロケット28、29、30、31に巻回して鉛
直平面において略矩形状に図1において反時計回りに巡
回するように形成されている。また、羽根チエン27の
外周であって、下方水平走行部分および各スプロケット
30、31の必要な外側には、図1に示すように、海苔
簀ホルダ4の突出部4aを羽根チエーン27の進行方向
に滑動自在に下方より支持して海苔簀ホルダ4の脱落を
防止するホルダガイド32が設けられている。また、図
2に示すように、スプロケット31は爪チエーン5の従
動スプロケット11と対向していて、爪チエーン5によ
って搬送されて来た海苔が抄製され、かつ、脱水されて
いる海苔簀ホルダ4を羽根チエーン27に受取るように
動作する。また、スプロケット28は爪チエーン5の従
動スプロケット10と対向していて、羽根チエーン27
によって搬送されて来た海苔の乾燥が完了している海苔
簀ホルダ4を爪チエーン5に受渡すように動作する。
【0028】上下の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構2
1、22の後側には、海苔簀ホルダ搬送受渡し機構33
が設けられている。
【0029】この海苔簀ホルダ搬送受渡し機構33は、
図1および図3に示すように、下に位置する乾燥室用海
苔簀ホルダ搬送機構22の下部搬送路の後端部から海苔
簀ホルダ4を受取り、続いて上に位置する乾燥室用海苔
簀ホルダ搬送機構21の上部搬送路の後端部まで搬送し
て受渡すとともに、上に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ
搬送機構21の下部搬送路の後端部から海苔簀ホルダ4
を受取り、続いて下に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬
送機構22の上部搬送路の後端部まで搬送して受渡すも
のである。
【0030】更に説明すると、海苔簀ホルダ搬送受渡し
機構33は、上下2基の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構
21、22の奥側を鉛直平面内において反時計回りに巡
回して間欠的に移動する無端状の爪チエーン34によっ
て形成されている。この爪チエーン34は合計8個のス
プロケット35、36、37、38、39、40、4
1、41aに巻回されている。この爪チエーン34に
は、前記爪チェーン5と同様にして複数対の爪42、4
2が形成されている。また、スプロケット35は1対の
爪42、42によって、乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構
22の下部搬送路を通して乾燥室20の後部まで搬送さ
れて来た海苔簀ホルダ4を受取るように配設されてい
る。また、スプロケット39は、1対の爪42、42に
よって、乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22の下部搬送
路から受取った海苔簀ホルダ4を乾燥室20内の上段の
乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21の上部搬送路に受渡
すとともに、海苔簀ホルダ4の搬送方向下流側の他の1
対の爪42、42によって、当該乾燥室用海苔簀ホルダ
搬送機構21により1巡して来た他の海苔簀ホルダ4を
受取るように配設されている。また、スプロケット41
は、海苔簀ホルダ4の搬送方向下流側の前記他の1対の
爪42、42によって、上段の乾燥室用海苔簀ホルダ搬
送機構21から受取った海苔簀ホルダ4を下段の乾燥室
用海苔簀ホルダ搬送機構22の上部搬送路に受渡すよう
に配設されている。また、スプロケット35と37との
間およびスプロケット39と41との間においては、そ
れぞれ海苔簀ホルダ4をスイッチバックさせるように案
内する公知のものと同様に形成されているスイッチバッ
クガイド43、44、45が配設されている。
【0031】また、本実施形態においては、図1、図4
および図5に示すように、乾燥室20内を下に位置する
乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22の下部搬送路と上部
搬送路との間において、パンチングメタル状の仕切り部
材46と開閉シャッタ部材47とによって上下に仕切っ
ている。そして、乾燥室20の側面部分には仕切り部材
46を外側に延長した水平な隔壁48によって上下に隔
離された上部通風路49および下部通風路50をそれぞ
れ独立するようにして形成している。図5に示すよう
に、乾燥室20が前後方向に長いために、各通風路4
9、50は前後に対称形にして設置されている。前後の
上部通風路49の端面にはそれぞれ熱源となるバーナ5
1が固着されており、バーナ51によって発生された熱
は上部通風路49内に水平に配設されている上流側燃焼
筒52内を通って上部通風路49の反対側端部まで進行
し、続いて連通筒53を経て下部通風路50内に水平に
設置されている下流側燃焼筒54内を通って下部通風路
50の反対側端部まで進行し、続いて煙突55を経て外
部に排気されるように形成されている。なお、下流側燃
焼筒54は単一筒および多岐筒の何れの構成であっても
よい。更に、一方の上部通風路49は乾燥室20内の最
下部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22の上部搬送路
から上方に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21
に向けて順に加熱風を通過せしめる位置に連通されてお
り、鉛直軸回りに回転するファン56により加熱風を供
給するようになっている。他方の下部通風路50は、前
記乾燥室20内の前記最下部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬
送機構22の下部搬送路に向けて加熱風を供給せしめる
位置に連通されており、水平軸回りに回転するファン5
7により加熱風を供給するようになっている。なお、上
方に位置するファン56も水平軸回りに回転するように
形成してもよい。また、乾燥室20内の最下部の乾燥室
用海苔簀ホルダ搬送機構22の上部搬送路の下方には、
上部通風路49から供給されて来た加熱風を上向きに変
更させる複数の風向き変更フィン58が設置されてい
る。同様に、乾燥室20内の最下部の乾燥室用海苔簀ホ
ルダ搬送機構22の下部搬送路の下方には、下部通風路
50から供給されて来た加熱風を上向きに変更させる複
数の風向き変更フィン59が設置されている。更に、乾
燥室20の下部通風路50が開口している反対側の側面
には、図4に示すように、下端部をヒンジ結合された開
閉ドア60が設置されている。この開閉ドア60は、開
放されている時に、下部通風路50から供給されて来た
加熱風であって、最下部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機
構22の下部搬送路を搬送される海苔の乾燥に供された
加熱風を直接乾燥室20外へ排出可能とさせ、閉塞され
ている時には加熱風を乾燥室20内の上方に導くように
作用する。
【0032】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0033】この機械台本体2のスプロケット11部分
へ、機械台用海苔簀ホルダ搬送機構6の爪チエーン5に
よって海苔の抄製・脱水済みの海苔簀が装着されている
海苔簀ホルダ4が搬送されて来ると、爪チェーン5の1
ピッチの移動により、海苔簀ホルダ4を乾燥室20内に
設置されている乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22に向
けて搬送されて行くとともに、最前部の海苔簀ホルダ4
は、図2に示すように、スプロケット31部分において
停止中の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22の羽根チエ
ーン27に1個の海苔簀ホルダ4を爪12、12をもっ
て送り込む。
【0034】続いて、機械台用海苔簀ホルダ搬送機構6
の停止時に、下段に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送
機構22の移動を開始して、海苔簀ホルダ4を乾燥室用
海苔簀ホルダ搬送機構22の羽根チエーン27により乾
燥室20内における巡回を開始させる。
【0035】これと同時に、当該乾燥室用海苔簀ホルダ
搬送機構22の上部搬送路により乾燥室20内を1巡し
て来た他の海苔簀ホルダ4を、スプロケット28、10
部分において停止中の機械台用海苔簀ホルダ搬送機構6
の爪チエーン5の海苔簀ホルダ4の搬送方向下流側の他
の1対の爪12、12間に送り込む。
【0036】続いて、機械台用海苔簀ホルダ搬送機構6
の2回目の間欠移動時に、停止中の乾燥室用海苔簀ホル
ダ搬送機構22の羽根チエーン27に次の1個の海苔簀
ホルダ4を爪12、12をもって送り込む。同時に、他
の爪12、12をもって乾燥室20内を1巡した海苔簀
ホルダ4を取出す。
【0037】このようにして海苔の抄製・脱水済みの海
苔簀が装着されている海苔簀ホルダ4を乾燥室20内の
最下部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22の下部搬送
路に受渡し、当該下部搬送路によって前記海苔簀ホルダ
4を乾燥室20の前方から後方に向けて搬送させる。
【0038】続いて、乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構2
2の下部搬送路を間欠的に搬送されて来た海苔簀ホルダ
4を、スプロケット30、35部分において停止中の海
苔簀ホルダ搬送受渡し機構33の爪チエーン34の1対
の爪42、42間に送り込む。続いて、乾燥室用海苔簀
ホルダ搬送機構22を停止させ、海苔簀ホルダ搬送受渡
し機構33を移動させて爪42、42をもって海苔簀ホ
ルダ4を取出す。
【0039】このようにして取出された海苔簀ホルダ4
は、爪チエーン34の間欠的移動により上に位置する乾
燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21の上部搬送路の後端部
まで搬送されて、スプロケット39、24部分において
停止中の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21の羽根チエ
ーン25に爪42、42をもって送り込まれる。
【0040】このようにして上に位置する乾燥室用海苔
簀ホルダ搬送機構21の上部搬送路の羽チエーン25、
25の間に送り込まれた海苔簀ホルダ4は、乾燥室用海
苔簀ホルダ搬送機構21の反時計方向の回動により、最
上部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21の上部搬送路
によって海苔簀ホルダ4を乾燥室20の後方から前方に
向けて搬送され、前方端において下方にUターンさせら
れ、続いて乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21の下部搬
送路によって海苔簀ホルダ搬送受渡し機構33まで乾燥
室20の前方から後方に向けて搬送される。
【0041】続いて、海苔簀ホルダ4は乾燥室用海苔簀
ホルダ搬送機構21の下部搬送路の後端部からスプロケ
ット24、39部分において停止中の海苔簀ホルダ搬送
受渡し機構33の爪チエーン34の他の1対の爪42、
42へ送り込まれ、スイッチバックガイド45に向けて
取出される。
【0042】続いて、海苔簀ホルダ4はスイッチバック
ガイド45を間欠的に進行して、スプロケット41、2
9部分において下段に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬
送機構22の上部搬送路の後端部へ前記と同様にして受
渡される。
【0043】この乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22の
上部搬送路を乾燥室20内を前方に向けて移動して来た
海苔簀ホルダ4は、最終的には前記のようにしてスプロ
ケット28、10部分において乾燥室20外へ取出すよ
うに搬送される。
【0044】このような巡回路を通して乾燥室20内を
海苔簀ホル4が巡回させられている間に、当該乾燥室2
0内には次のような通風路49、50を通して加熱風が
送給させられて、乾燥が施される。
【0045】即ち、海苔簀ホルダ4の乾燥室20内にお
ける進行順に説明すると、一方の下部通風路50部分に
おいては、ファン57の回転により新鮮な空気が下部通
風路50内に吸引され、下流側燃焼筒54と熱交換する
ことにより熱量の低い加熱風W1とされ、最下部の乾燥
室用海苔簀ホルダ搬送機構22の下部搬送路の下方に供
給させられる。その後、加熱風W1が風向き変更フィン
59によって上向きに変更させられ、前記下部搬送路に
よって搬送されている海苔の抄製・脱水済み直後の海苔
簀に抄製されている海苔の乾燥に供される。本実施形態
においては、下流側燃焼筒54が設置されている下部通
風路50部分において、水平軸回りに回転する送風用の
ファン57により吸入した空気を下流側燃焼筒54に向
けて確実に十分な量の通風を行なって熱交換させ、上流
側燃焼筒52部分より熱量の低い加熱風W1を乾燥室2
0内に供給させて、海苔の性質や乾燥状態に対応した適
正な海苔の乾燥を施すことができる。ここで、開閉シャ
ッタ部材47が開放され、かつ、開閉ドア60が図4の
実線のように閉塞されている場合には、その後、加熱風
は開閉シャッタ部材47および仕切り部材46を経て乾
燥室20の上部に流入する。また、開閉シャッタ部材4
7が閉塞され、かつ、開閉ドア60が図4の鎖線のよう
に開放されている場合には、その後、加熱風は開放状態
の開閉ドア60部分を通過して直接乾燥室20外へ排出
される。更に、開閉シャッタ部材47および開閉ドア6
0の開度は、全開および全閉に限られず、海苔の性質や
乾燥状態等に適正に対応するように中間の開度も含めて
開閉調整するとよい。
【0046】このようにして乾燥室20内に搬入された
直後の水分の多い海苔、即ち自由水の多い時期の海苔が
熱量の低い加熱風によってゆっくりと良好に乾燥される
こととなる。
【0047】他方の上部通風路49部分においては、フ
ァン56の回転により新鮮な空気が上部通風路49内に
吸引され、上流側燃焼筒52と熱交換することにより熱
量の高い加熱風W2とされ、乾燥室20の仕切り部材4
6および開閉シャッタ部材47の上部に送給させられ
る。その後、加熱風W2が風向き変更フィン58によっ
て上向きに変更させられ、続いて乾燥室20内において
最下部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22の上部搬送
路から上方に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構2
1に向けて順に通過させられて、乾燥が施される。
【0048】更に説明すると、前記のようにして熱量の
低い加熱風によってゆっくりと良好に乾燥された海苔
は、最上部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構21の上部
搬送路によって海苔簀ホルダ4を乾燥室20の後方から
前方に向けて搬送され、続いて最上部に位置する乾燥室
用海苔簀ホルダ搬送機構21の下部搬送路による海苔簀
ホルダ4の乾燥室20の前方から後方に向けての搬送
と、その下部に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構
22の上部搬送路による海苔簀ホルダ4の乾燥室20の
後方から前方に向けての搬送とを順に行なわれる。この
搬送過程において、上流側燃焼筒52を通して乾燥室2
0内に供給される熱量の高い加熱風は、前記乾燥室20
内の前記最下部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構22の
上部搬送路から上方に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬
送機構21に向けて順に通過させられて乾燥に供され
る。これにより、下部に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ
搬送機構22の上部搬送路による海苔簀ホルダ4の乾燥
室20後方から前方に向けて搬送される海苔は熱量の高
い加熱風によって十分に乾燥させられる。
【0049】そして、下部に位置する乾燥室用海苔簀ホ
ルダ搬送機構22の上部搬送路と下部搬送送路とは、開
閉シャッタ部材47によって海苔の性質や乾燥状態に応
じて連通させたり、遮断させるとよい。この場合におけ
る開閉ドア60の開閉も同様にして海苔の性質や乾燥状
態に応じて開閉させるとよい。
【0050】従って、本発明によれば、一方の上流側燃
焼筒52を通して乾燥室20内に供給される加熱風は熱
量が高く、他方の下流側燃焼筒57を通して乾燥室20
内に供給される加熱風は熱量が低いので、乾燥室20内
を循環搬送されている海苔の性質に対応する乾燥目的に
適正に対応して異なる種類の加熱風を供給して乾燥を施
すことができる。また、各燃焼筒52、54は連続して
形成されているために、1組の燃焼筒52、54の熱源
となるバーナ51は1基のみを設置すればよく、構成も
簡単となり、制御も容易となり、コストも低廉となる。
【0051】また、本発明は前記各実施の形態に限定さ
れることはなく、必要に応じて種々の変更をすることが
できる。
【0052】例えば、乾燥室内に3段以上の乾燥室用海
苔簀ホルダ搬送機構を設けるとともに、海苔簀ホルダ搬
送受渡し機構を段数に応じて拡張形成させて、海苔ホル
ダを前記段数に応じて順に移行させるように形成して、
海苔を大量に乾燥できるようにしてもよい。また、上流
側燃焼筒を下方に位置させ、下流側燃焼筒を上方側に位
置させるように配置させるとともに、これに合わせて機
械台本体側から乾燥室内への海苔簀ホルダの搬入を上方
側に配置されている下流側燃焼筒に合わせて上方とし、
乾燥室内から機械台本体側への海苔簀ホルダの搬出を下
方側に配置されている上流側燃焼筒に合わせて下方とさ
せてもよい。
【0053】
【発明の効果】このように本発明の海苔乾燥装置は構成
され作用するものであるから、乾燥室内に異なった熱量
をもった加熱風を別個に供給させて、海苔の性質や乾燥
状態に対応した適正な乾燥を施して、極めて良好にしか
も効率よく省エネルギ化を図って海苔の乾燥を行なうこ
とができ、制御も容易であり、構成も簡単であり、コス
トも低廉となる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の海苔乾燥装置を利用した全自動海苔
製造装置の1実施の形態を示す概略図
【図2】 機械台本体と海苔乾燥機との間における海苔
簀ホルダの授受を行なう部分の構成を示す図1の要部拡
大図
【図3】 海苔簀ホルダ搬送受渡し機構部分の構成を示
す図1の要部拡大図
【図4】 図1のA−A線に沿った拡大断面図
【図5】 図4の一部切断右側面図
【符号の説明】
1 全自動海苔製造装置 3 海苔乾燥装置 4 海苔簀ホルダ 20 乾燥室 21、22 乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構 33 海苔簀ホルダ搬送受渡し機構 46 仕切り部材 47 開閉シャッタ部材 48 隔壁 49 上部通風路 50 下部通風路 52 上流側燃焼筒 54 下流側燃焼筒 56、57 ファン 60 開閉ドア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海苔簀ホルダを鉛直面内において循環搬
    送可能な複数の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構を上下に
    並列設置した乾燥室内に加熱風を送給して海苔を乾燥さ
    せる海苔乾燥装置において、乾燥室の側部に上流側燃焼
    筒とこれに連通する下流側燃焼筒とを配置し、各燃焼筒
    と熱交換して生成された加熱風を乾燥室内へ供給する通
    風路を隔離して形成したことを特徴とする海苔乾燥装
    置。
  2. 【請求項2】 前記下流側燃焼筒を有する通風路から供
    給される熱量の低い加熱風を前記乾燥室内を搬送される
    自由水を多く含んでいる時期の海苔に対して供給するよ
    うに形成し、前記上流側燃焼筒を有する通風路から供給
    される熱量の高い加熱風を前記熱量の少ない加熱風によ
    る乾燥を経た後の海苔に対して供給するように形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の海苔乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥室内の海苔簀ホルダの巡回路
    は、上下に複数並列設置されている乾燥室用海苔簀ホル
    ダ搬送機構の中の最下部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機
    構の下部搬送路によって海苔の抄製・脱水済みの海苔簀
    が装着されている海苔簀ホルダを乾燥室前方から後方に
    向けて搬送させ、次に最上部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬
    送機構の上部搬送路によって海苔簀ホルダを乾燥室後方
    から前方に向けて搬送させ、続いて最上部に位置する乾
    燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の下部搬送路による海苔簀
    ホルダの乾燥室前方から後方に向けての搬送と、その下
    部に位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の上部搬送
    路による海苔簀ホルダの乾燥室後方から前方に向けての
    搬送とを乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の段数に対応し
    て順に行って、前記最下部の乾燥室用海苔簀ホルダ搬送
    機構の上部搬送路から海苔簀ホルダを乾燥室外へ取出す
    ように形成されており、 前記上流側燃焼筒と熱交換して生成された加熱風を乾燥
    室内へ供給する通風路は、前記乾燥室内の前記最下部の
    乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の上部搬送路から上方に
    位置する乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構に向けて順に加
    熱風を通過せしめる位置に配設されており、 前記下流側燃焼筒と熱交換して生成された加熱風を乾燥
    室内へ供給する通風路は、前記乾燥室内の前記最下部の
    乾燥室用海苔簀ホルダ搬送機構の下部搬送路に向けて加
    熱風を供給せしめる位置に配設されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の海苔乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記下流側燃焼筒と熱交換して生成され
    た加熱風を乾燥室内へ供給する通風路には、水平軸回り
    に回転する送風用のファンが設置されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の
    海苔乾燥装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101161639B1 (ko) 2009-04-08 2012-07-02 박유선 해태제조기의 건조장치
KR101289464B1 (ko) * 2011-06-27 2013-07-24 박유선 김 제조기의 해태 건조장치

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KR101161639B1 (ko) 2009-04-08 2012-07-02 박유선 해태제조기의 건조장치
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