JPH11317448A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11317448A
JPH11317448A JP10122240A JP12224098A JPH11317448A JP H11317448 A JPH11317448 A JP H11317448A JP 10122240 A JP10122240 A JP 10122240A JP 12224098 A JP12224098 A JP 12224098A JP H11317448 A JPH11317448 A JP H11317448A
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film
etching
contact hole
protective film
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Ken Kobayashi
研 小林
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 半導体装置の高集積化を進める一方で、トレ
ンチ分離絶縁膜における分離特性の劣化を防止し、かつ
不純物拡散層におけるコンタクト抵抗の増大や接合リー
クを防止し、しかも製造工程を煩雑化することがない半
導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板101の主面に形成された
トレンチ分離絶縁膜105及びMOSトランジスタを覆
う第1ないし第3の保護膜109,110,111を形
成し、その上にエッチング選択性のある層間絶縁膜11
2を形成し、層間絶縁膜112のエッチングレート比が
保護膜111のエッチングレート比よりも大きい条件で
エッチングしてコンタクトホール113を開口する。前
記エッチング時にはトレンチ分離絶縁膜105は保護膜
111によって覆われてエッチングが防止され、分離特
性の劣化が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板の主面に
トレンチ(凹溝)分離絶縁膜を有し、かつ半導体基板の
主面に形成された素子領域に対してコンタクトホールを
介して電気接続する構造を含む半導体装置に関し、特に
高集積化に対応した半導体装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化に伴い、半導体基
板に形成される素子間を絶縁分離するための素子間分離
絶縁膜として、半導体基板の表面にトレンチを形成し、
このトレンチ内に絶縁材料を充填したトレンチ分離絶縁
膜が用いられている。このトレンチ分離絶縁膜は、LO
COS法により形成されるフィールド絶縁膜のようなバ
ーズビークが生じないため、高集積化の点で有利であ
る。このようなトレンチ分離絶縁膜では、拡散層に対し
て電気接続を行うためのコンタクトホールの開口時の目
合わせずれにより、トレンチ分離絶縁膜がエッチングさ
れ、隣接する拡散層における分離特性を劣化させるとい
う問題が生じている。図10(a)はその一例を示す断
面図であり、半導体基板201の主面にトレンチ202
が設けられ、このトレンチ202の表面に熱酸化により
シリコン酸化膜203が形成され、さらに、トレンチ2
02内にCVD法等によりシリコン酸化膜204が埋設
されてトレンチ分離絶縁膜205が形成されている。ま
た、このトレンチ分離絶縁膜205で区画された領域に
は、ゲート絶縁膜206、ゲート電極207、及びソー
ス・ドレイン領域としての不純物拡散層208が形成さ
れてMOSトランジスタタが形成されている。そして、
前記MOSトランジスタ及びトレンチ分離絶縁膜205
を覆うシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜209が形成
され、この層間絶縁膜209には前記不純物拡散層20
8に対して電気接続を行うためのコンタクトホール21
0が開口される。
【0003】このコンタクトホール210の開口に際し
ては、図外のフォトレジストをマスクとして利用した選
択エッチングにより前記層間絶縁膜を選択的にエッチン
グしており、そのためにフォトレジストのマスクに目合
わせずれが生じていると図10(b)のように、層間絶
縁膜209のエッチング時にトレンチ分離絶縁膜205
の一部をエッチングしてしまう。通常、コンタクトホー
ルのエッチング時には、コンタクトホールの底面に絶縁
膜のエッチング残りが存在しているとコンタクト不良あ
るいはコンタクト抵抗の増大を生じるおそれがあり、そ
のためにコンタクトホールの開口時のエッチングは多少
オーバエッチングを行っているが、これにより前記した
トレンチ分離絶縁膜205がエッチングされ、表面に凹
部Xが形成されてしまう。このため、コンタクトホール
210を開口した後にコンタクトホール210内に導電
部材211を埋設して不純物拡散層に対する電気接続構
造を形成したときに、導電部材211の一部がトレンチ
分離絶縁膜205のエッチングされた凹部X内にまで埋
設され、この結果、同図に矢印で示すトレンチ分離絶縁
膜205の実質的な分離距離が短縮され、絶縁分離の分
離特性が劣化されてしまう。
【0004】このような問題を解決するために、例え
は、特開平10−12733号公報に記載されている技
術では、図10(c)のように、コンタクトホール21
0を開口する際にエッチングされるおそれがあるトレン
チ分離絶縁膜205上に、層間絶縁膜209とはエッチ
ング選択性のあるポリシリコン等のエッチングストッパ
膜212を選択的に形成している。このエッチングスト
ッパ膜212の形成方法としては、前記公報によれば、
トレンチ分離絶縁膜205を形成した後、トレンチを形
成する際に用いた耐酸化膜を残したまま全面にポリシリ
コン膜を成長し、このポリシリコン膜を異方性エッチン
グして前記耐酸化膜の側面にサイドウォールとして残す
ことで、トレンチ分離絶縁膜205の縁部に沿ってエッ
チングストッパ膜212を形成している。この技術の半
導体装置では、コンタクトホール210の開口時のフォ
トレジストマスクに目合わせずれが生じ、図10(b)
のように、トレンチ分離絶縁膜205がコンタクトホー
ル210内に露呈される状態の場合でも、エッチングス
トッパ膜212によりトレンチ分離絶縁膜205がエッ
チングされることが防止でき、前記した問題を解決する
上で有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報の技術では、トレンチ分離絶縁膜205の表面一部に
形成されたエッチングストッパ膜212によって層間絶
縁膜209のオーバエッチング時にトレンチ分離絶縁膜
205の表面がエッチングされることを防止する上では
有効であるが、エッチングストッパ膜212よりも広い
領域で層間絶縁膜がエッチングされる場合には、エッチ
ングストッパ膜を越えた領域でのトレンチ分離絶縁膜2
05のエッチングを防止することは困難になる。特に、
近年のように半導体装置の高集積化が進み、コンマ数μ
m以下の素子パターン寸法では、コンタクトホールを開
口するマスクパターンの寸法をこれに追従させることが
困難になり、かつフォトレジストマスクの目合わせ精度
にも高精度が要求されることなる。このため、マスクパ
ターンの開口窓の領域が前記エッチングストッパ膜21
2を越えた領域に位置合わせされ、この領域でエッチン
グが行われる可能性もあり、このような場合には前記し
た問題は致命的なものとなる。
【0006】また、前記した層間絶縁膜209でのオー
バエッチングによって半導体基板201の主面の不純物
拡散層208の表面がエッチングされることまで防止す
ることはできない。このため、半導体装置の高集積化に
伴って不純物拡散層208が浅く形成されている場合に
は、不純物拡散層208の実質的な深さが低減され、不
純物拡散層208に対するコンタクト抵抗が増大され、
あるいは接合リークが増大されてしまう。
【0007】また、前記した公報の技術では、エッチン
グストッパ膜212を形成するために、ポリシリコンを
成長した上で、これを異方性エッチングしてサイドウォ
ールとして残す工程を採用しているため、本来の半導体
装置の製造工程に、前記したポリシリコンの成長工程と
異方性エッチング工程を付加することになり、製造工程
が煩雑化してしまう。
【0008】本発明の目的は、半導体装置の高集積化を
進める一方で、トレンチ分離絶縁膜における分離特性の
劣化を防止し、かつ不純物拡散層におけるコンタクト抵
抗の増大や接合リークを防止し、しかも製造工程を煩雑
化することがない半導体装置及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の基
本構成は、半導体基板に形成されたトレンチ内に絶縁材
料が埋設されたトレンチ分離絶縁膜と、前記トレンチ分
離絶縁膜によって区画された前記半導体基板に形成され
た不純物拡散層と、前記半導体基板の表面上に形成され
た層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜に開口されて前記不純
物拡散層を開口するコンタクトホールと、前記コンタク
トホール内に導電材料が配設された配線とを含む半導体
装置において、前記コンタクトホールが開口された領域
を除く前記半導体基板と層間絶縁膜との間に、前記層間
絶縁膜及び前記トレンチ分離絶縁膜を構成する絶縁膜と
はエッチング選択性のある保護膜が形成されていること
を特徴とする。すなわち、本発明において最も好ましい
形態としては、半導体基板上にゲート電極及びソース・
ドレイン領域としての不純物拡散層で構成されるMOS
トランジスタが形成されており、前記ゲート電極上に第
1保護膜が形成され、前記ゲート電極の側面に第2保護
膜が形成され、前記第1保護膜及び第2保護膜を覆う前
記半導体基板の全面に第3保護膜が形成され、前記第3
保護膜の上に前記第1ないし第3の保護膜とはエッチン
グ選択性のある層間絶縁膜が形成され、前記層間絶縁膜
及び前記第3保護膜には前記不純物拡散層を開口するた
めのコンタクトホールが開口されていることを特徴とす
る。
【0010】ここで、前記コンタクトホールは前記層間
絶縁膜の上層領域の開口寸法が、前記第1ないし第3の
保護膜と前記トレンチ分離絶縁膜で囲まれる前記半導体
基板の平面領域の寸法よりも平面X方向または平面Y方
向の少なくとも一方の方向で大きい寸法であることが好
ましい。また、本発明をDRAMに適用するときには、
前記MOSトランジスタはDRAMのメモリセルを構成
し、前記コンタクトホールは前記MOSトランジスタの
ソース・ドレイン領域を構成する不純物拡散層の一方と
ビット線とを接続するためのコンタクトホール、あるい
は前記不純物拡散層の他方とキャパシタの電荷蓄積用の
電極配線とを接続するためのコンタクトホールの少なく
とも一方として構成されることになる。
【0011】また、本発明の製造方法においては、半導
体基板の主面にトレンチを形成し、前記トレンチに絶縁
材料を埋設してトレンチ分離絶縁膜を形成する工程と、
前記トレンチ分離絶縁膜で区画される前記半導体基板の
主面に少なくとも不純物拡散層を含む半導体素子を形成
する工程と、前記半導体基板の全面に保護膜を形成する
工程と、前記保護膜の上に前記保護膜とはエッチング選
択性のある層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁
膜及び前記保護膜を順次エッチングして前記不純物拡散
層にまで達するコンタクトホールを開口する工程とを含
むことを特徴とする。なお、前記半導体素子を形成する
工程は、前記半導体基板の主面上に積層構造のゲート酸
化膜、ゲート電極及び第1保護膜を形成する工程と、前
記ゲート電極を挟む前記半導体基板の主面にソース・ド
レイン領域としての不純物拡散層を形成する工程と、前
記ゲート電極の側面に第2保護膜を形成する工程とを含
み、前記半導体基板の全面に保護膜を形成する工程は、
第3保護膜として前記第1及び第2保護膜を覆う状態に
形成する工程を含むことが好ましい。
【0012】ここで、前記コンタクトホールの開口工程
は、前記第3保護膜のエッチングレート比よりも大きい
エッチングレート比で前記層間絶縁膜をエッチングする
工程と、このエッチング工程の後に前記トレンチ分離絶
縁膜のエッチングレート比よりも大きいエッチングレー
ト比で前記第3保護膜をエッチングする工程とを含んで
いる。また、前記コンタクトホールを開口する工程は、
前記第1ないし第3の保護膜と前記トレンチ分離絶縁膜
で囲まれる前記半導体基板の平面領域の寸法よりも平面
X方向または平面Y方向の少なくとも一方の方向におい
て大きい寸法の開口窓を有するマスクを用いて行うこと
が好ましい。
【0013】本発明によれば、層間絶縁膜にコンタクト
ホールを開口するためのエッチング工程において、コン
タクトホールを開口するために用いるフォトレジストマ
スクに目合わせずれが生じている場合でも、トレンチ分
離絶縁膜は保護膜(第3保護膜)により覆われているた
め、トレンチ分離絶縁膜がエッチングされてトレンチ分
離絶縁膜の実質的な分離距離が短縮され、絶縁分離の分
離特性が劣化されることが防止される。また、同様に層
間絶縁膜のエッチング時には不純物拡散層の表面が保護
膜(第3保護膜)によって覆われているため、不純物拡
散層の表面がエッチングされることは殆ど無く、不純物
拡散層におけるコンタクト抵抗の増大が防止され、かつ
接合リークが抑制される。
【0014】また、第1ないし第3の保護膜でゲート電
極を覆うことで、ゲート電極に隣接する領域にコンタク
トホールを開口する際には、コンタクトホールを開口す
るためのマスクが不純物拡散層の領域よりも大きい開窓
寸法に設定されていても、コンタクトホールは第1ない
し第3の保護膜で区画される領域に制限された状態で開
口されることになる。このため、半導体装置の高集積化
に伴ってコンタクトホールの開口寸法が微細化される一
方で、フォトレジストマスクの開口窓の寸法の低減化が
困難で、かつ開口窓の目合わせ精度に高精度が要求され
るような場合においても、セルフアラインによってコン
タクトホールを開口することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明をMOS型半導体装置
に適用した実施形態の平面レイアウト図、図2(a),
(b)は図1のAA線、BB線に沿う断面図である。p
型シリコン基板101には、100〜300nmの深さ
のトレンチ102が形成されており、このトレンチ10
2の内面に20〜30nmの厚さのシリコン熱酸化膜
(SiO2 )103が形成され、さらにトレンチ内には
CVDシリコン酸化膜(SiO2 )104が埋設されて
トレンチ分離絶縁膜105が形成されている。また、前
記シリコン基板101の主面上には、シリコン酸化膜
(SiO2 )のゲート酸化膜106及びポリシリコンの
ゲート電極107が形成され、さらに、前記トレンチ分
離絶縁膜105で区画される領域の前記シリコン基板1
01の主面にはソース・ドレイン領域としてのn型不純
物拡散層108が形成され、前記ゲート酸化膜106及
びゲート電極107とでMOSトランジスタが構成され
る。ここで、前記ゲート電極107上にはシリコン酸化
膜(SiO2 )の第1保護膜109が積層されており、
また前記ゲート電極107及びゲート酸化膜106の側
面にはシリコン酸化膜(SiO2 )のサイドウォールと
しての第2保護膜110が形成されている。さらに、前
記ゲート電極107及びトレンチ分離絶縁膜105を含
む前記シリコン基板101の全面上には20〜40nm
の厚さのシリコン窒化膜(Si3 4 )の第3保護膜1
11が形成されている。そして、前記第3保護膜111
上に1.0μmの厚さにBPSGの層間絶縁膜112が
形成され、この層間絶縁膜112及び前記第3保護膜1
11には前記ゲート電極107間の前記n型不純物拡散
層108に達するコンタクトホール113が開口されて
いる。前記コンタクトホール113内には、窒化チタン
(TiN)等のバリアメタル膜114と、その上のタン
グステン(W)等の配線膜115とが積層された第1配
線116が形成され、前記n型不純物拡散層108に電
気接続が行われている。
【0016】前記MOS型半導体装置の製造方法を図3
〜図8を参照して説明する。なお、各図において
(a),(b)はそれぞれ図1のAA線、BB線の断面
に相当する図である。先ず、図3のように、p型シリコ
ン基板101の主面の所要領域に常法によってトレンチ
分離絶縁膜105を形成する。例えば、前記p型シリコ
ン基板101の表面にシリコン酸化膜131及び耐酸化
膜であるシリコン窒化膜132を成膜し、かつこれらシ
リコン酸化膜131及びシリコン窒化膜132を選択エ
ッチングして素子形成領域にのみ残す。そして、前記シ
リコン窒化膜132をマスクにして前記シリコン基板1
01を100〜300nmの深さにエッチングし、トレ
ンチ102を形成する。さらに、前記トレンチ102の
内面を熱酸化して20〜30nmのシリコン熱酸化膜1
03を形成し、さらにCVD法により前記トレンチ10
2の深さよりも厚くシリコン酸化膜104を埋設する。
その後、前記埋設したシリコン酸化膜104をCMP法
(化学的機械研磨法)等によりエッチングし、かつその
後に前記シリコン窒化膜132をエッチング除去するこ
とで、トレンチ分離絶縁膜105が形成される。
【0017】次いで、図4のように、前記トレンチ分離
絶縁膜105で区画される素子形成領域の前記シリコン
酸化膜131をエッチング除去し、改めて熱酸化により
前記シリコン基板の主面に20nm程度のゲート酸化膜
106を形成する。さらに全面にポリシリコン膜107
を80〜120nmの厚さに成長し、さらにその上に第
1保護膜となるシリコン酸化膜109を50nm程度に
形成する。しかる上で、図外のフォトレジストをマスク
として前記シリコン酸化膜109、ポリシリコン膜10
7を所要パターンに選択エッチングし、ゲート電極10
7と、その上面の第1保護膜108を同時に形成する。
ここで、選択エッチングは、ゲート酸化膜106に比べ
ポリシリコン膜107のエッチングレートが大きいの
で、ゲート酸化膜106が一部残った状態でエッチング
を停止することができる。したがって、この工程でトレ
ンチ分離絶縁膜105をエッチングすることはない。そ
の後、バッファード・フッ酸などで残ったゲート酸化膜
106を除去し、前記ゲート電極107及びトレンチ分
離絶縁膜105をマスクとしたセルフアライン法により
前記シリコン基板101の主面に砒素等のn型不純物を
イオン注入し、ソース・ドレイン領域としてのn型不純
物拡散層108を形成する。
【0018】さらに、図5のように、全面にシリコン酸
化膜を80nm程度成長した後、このシリコン酸化膜を
RIE法による異方性エッチングし、前記第1保護膜1
09、ゲート電極107、及びゲート酸化膜106の側
面にサイドウォールとして残し、これを第2保護膜11
0とする。続いて、図6のように、全面に20〜40n
mのシリコン窒化膜を形成し、第3保護膜111とす
る。さらに、その上に、1.0μmの厚さにBPSGの
層間絶縁膜112を形成する。
【0019】しかる上で、図7のように、前記層間絶縁
膜112に前記n型不純物拡散層108に電気接続を行
うためのコンタクトホール113を開口する。このコン
タクトホール113の開口には、前記層間絶縁膜112
の表面上にコンタクトホールの開口領域に窓を有する図
外のフォトレジスト膜を形成し、このフォトレジスト膜
をマスクとしてC4 8 /Ar/O2 の混合ガスを用い
たプラズマエッチング法を用い、層間絶縁膜112と第
3保護膜111とのエッチングレート比、すなわちBP
SG膜とシリコン窒化膜とのエッチングレート比が5
0:1になる条件で行う。このため、前記第3保護膜1
11は層間絶縁膜112のエッチングに際してのエッチ
ングストッパとして機能されることになり、層間絶縁膜
112におけるオーバエッチング量を50%とした場合
でも、第3保護膜111の膜減りを50%程度に抑制で
き、これにより第3保護膜111は表面側のほぼ1/2
がエッチングされる程度に抑えることができる。したが
って、前記トレンチ分離絶縁膜105(シリコン酸化膜
103,104)の表面及びn型不純物拡散層108の
表面がエッチングされることは無い。同様に、第1及び
第2の各保護膜109,110がエッチングされること
も無い。
【0020】次いで、図8のように、CHF3 /O2
ス用いたプラズマエッチング法により、前記コンタクト
ホール113の底面に存在している第3保護膜111を
エッチング除去する。このとき、第3保護膜111とト
レンチ分離絶縁膜105とのエッチングレート比、すな
わちシリコン窒化膜とシリコン酸化膜とのエッチングレ
ート比が2:1程度になる条件で行う。また、コンタク
トホール113内に存在している第3保護膜111の膜
厚は10〜20nm程度であるので、この第3保護膜1
11におけるオーバエッチング量を50%程度とした場
合でも、トレンチ分離絶縁膜105の表面の膜減り量は
10〜15nm程度に抑制することができる。また、n
型不純物拡散層108の表面においては、シリコンのエ
ッチングレートがシリコン窒化膜に対して小さいため、
第3保護膜111のオーバエッチングによってもn型不
純物拡散層108の表面のエッチングが抑制され、n型
不純物拡散層108の拡散層深さが低減されることは殆
ど無い。また、コンタクトホール113内において第3
保護膜111がエッチングされても、第1及び第2の各
保護膜109,110がエッチングされることがないこ
とは言うまでもなく、ゲート電極107が露呈されるこ
とはない。
【0021】しかる後、図2に示したように、前記コン
タクトホール113を含む前記層間絶縁膜112の表面
上に窒化チタンからなるバリアメタル膜114を成膜
し、さらにその上にタングステンからなる配線膜115
を成膜し、しかる上で所要のパターンに選択エッチング
することで前記コンタクトホール113において前記n
型不純物拡散層108に電気接続される第1配線116
が形成され、図1及び図2に示したMOS型半導体装置
が完成される。
【0022】以上のように、本発明では、層間絶縁膜1
12を形成する前工程として、シリコン基板101の表
面、換言すればトレンチ分離絶縁膜105及びn型不純
物拡散層108の上に層間絶縁膜112とはエッチング
選択性のある材料からなる第3保護膜111を形成して
いる。このため、層間絶縁膜112にコンタクトホール
113を開口するためのエッチング工程において、コン
タクトホール113を開口するために用いるフォトレジ
ストマスクに目合わせずれが生じている場合でも、トレ
ンチ分離絶縁膜105がエッチングされることが防止さ
れる。また、その後の第3保護膜111のエッチング除
去工程においてトレンチ分離絶縁膜105が若干エッチ
ングされることがあっても、そのエッチング量を抑制す
ることができ、トレンチ分離絶縁膜105の表面に図1
0(b)に示したような凹部が形成されることが防止さ
れる。したがって、その後における前記第1配線116
の形成工程において第1配線116がコンタクトホール
113内に埋設された場合でも、この第1配線116に
よってトレンチ分離絶縁膜105の実質的な分離距離が
短縮され、絶縁分離の分離特性が劣化されることが防止
される。
【0023】また、同時にコンタクトホール113を開
口するための層間絶縁膜112のエッチング工程時に
は、n型不純物拡散層108の表面は第3保護膜111
によって保護されているため、n型不純物拡散層108
がエッチングされることは無い。また、その後の第3保
護膜111のエッチング時にも、第3保護膜111であ
るシリコン窒化膜とシリコンとのエッチング選択性によ
って、n型不純物拡散層108の表面がエッチングされ
ることは殆ど無い。これにより、MOS型半導体装置の
高集積化に伴ってn型不純物拡散層108の拡散層深さ
が浅く形成されている場合でも、その拡散深さが実質的
に低減されることは無く、n型不純物拡散層108と第
1配線116との間のコンタクト抵抗の増大が防止で
き、かつn型不純物拡散層108における接合リークが
抑制できる。
【0024】また、MOS型半導体装置の製造工程の面
から見た場合には、図10(c)に示した従来技術のよ
うに、トレンチ分離絶縁膜105の表面上に選択的にエ
ッチングストッパ膜を形成する必要が無く、従来技術の
ような、エッチングストッパ膜を形成するためのポリシ
リコン膜の成長工程、及びこれを異方性エッチングして
サイドウォールとして残す工程が不要となる。なお、本
発明においても、第3保護膜111の形成と、コンタク
トホール開口時に第3保護膜111をエッチング除去す
る工程が必要であるが、第3保護膜111は層間絶縁膜
112を形成する際に連続して形成することが可能であ
り、また第3保護膜111のエッチングは層間絶縁膜1
13をエッチングする際に連続して行うことが可能であ
り、従来技術のように、成膜工程とエッチング工程をそ
れぞれ独立して行う場合に比較して製造工程の簡略化、
工程時間の短縮が実現できる。
【0025】さらに、前記した実施形態のように、ゲー
ト電極107に隣接した領域のn型不純物拡散層108
に対してコンタクトホール113を開口する場合につい
てみると、ゲート電極107の上面には第1保護膜10
9が形成されており、またゲート電極107の側面には
第2保護膜110が形成されているため、コンタクトホ
ール113を開口する際のマスクとしてのフォトレジス
ト膜の開口窓がn型不純物拡散層108の領域よりも大
きい開口窓寸法に設定されていても、層間絶縁膜112
のエッチング工程時には、層間絶縁膜112と第1保護
膜109及び第2保護膜110とのエッチングレート比
によって、第1保護膜109と第2保護膜110が若干
エッチングされることがあっても、ゲート電極107が
エッチングされることはない。このため、開口されるコ
ンタクトホール113はゲート電極107の配列方向
(図1のX方向)には第2保護膜110で挟まれる領域
に制限され、これと直角な方向(図1のY方向)には、
トレンチ分離絶縁膜105上の第3保護膜111で囲ま
れる領域に制限され、結局セルフアラインによりその領
域が設定されることになる。したがって、MOS型半導
体装置の高集積化に伴ってコンタクトホールの開口寸法
が微細化される一方で、コンタクトホールを開口する際
のマスクとなるフォトレジストマスクの開口窓の微細化
が困難で、しかもこの開口窓の目合わせ精度に高精度が
要求されるような場合においても、セルフアラインによ
ってコンタクトホール113を適切に開口することが可
能となる。
【0026】なお、前記した実施形態において、第3保
護膜111が薄く形成された場合には、第1保護膜10
9及び第2保護膜110をそれぞれシリコン窒化膜で形
成してもよい。このようにすれば、図7の工程におい
て、コンタクトホール113内において第3保護膜11
1がエッチングされたときに、特にエッチングの進行が
他の箇所よりも速くなり易い第1保護膜109と第2保
護膜110が接触されている角部において第3保護膜1
11のエッチングが進行され、この部分において下層の
第1保護膜109及び第2保護膜110が露呈された場
合でも第1保護膜109と第2保護膜110がエッチン
グされることを防止することができる。したがって、第
3保護膜111を薄く形成することで隣接するゲート電
極の間隔を短くでき、高集積化を図る上で有利になる。
【0027】図9(a)及び(b)は本発明をDRAM
に適用した実施形態の平面レイアウト図とそのCC線断
面図である。なお、前記実施形態と等価な部分には同一
符号を付してある。この実施形態では、それぞれメモリ
セルを構成するMOSトランジスタの隣接領域のドレイ
ン領域としてのn型不純物拡散層108dに対してコン
タクトホール113を開口し、第1配線116としてビ
ット線を形成している。また、前記ビット線116を覆
う第2層間絶縁膜117を形成した後に、同様にしてソ
ース領域としてのn型不純物拡散層108sに対して第
2層間絶縁膜117及び層間絶縁膜112を通してコン
タクトホール118を開口している。これらのコンタク
トホール113,118の開口に際しても、前記実施形
態と同様に、第3保護膜111とのエッチング選択性を
利用することで、トレンチ分離絶縁膜105及びn型不
純物拡散層108d,108sのエッチングを抑制する
ことができる。そして、前記コンタクトホール118内
にバリアメタル膜119及びタングステン等の配線材料
120を埋設して蓄積電極121を形成し、かつこの蓄
積電極121をその上面に形成した容量絶縁膜122及
び対向電極123とで記憶情報電荷を蓄積するキャパシ
タ124を構成し、その上を第3層間絶縁膜125で被
覆している。
【0028】このように、本発明をDRAMに適用する
場合においては、メモリセルの一方のn型不純物拡散層
108dとビット線116とを電気接続するためのコン
タクトホール113、及び他方のn型不純物拡散層10
8sとキャパシタ124とを電気接続するためのコンタ
クトホール118のそれぞれを開口する際に、第1ない
し第3の保護膜109,110,111を利用したエッ
チング工程を行うことにより、トレンチ分離絶縁膜10
5及びn型不純物拡散層108d,108sのエッチン
グを防止し、トレンチ分離絶縁膜105における分離特
性の劣化を防止し、かつn型不純物拡散層108d,1
08sにおけるコンタクト抵抗の増大と接合リークを防
止することができる。また、その一方で、図には示され
ていないがコンタクトホール開口用のマスクの開口窓の
寸法がコンタクトホール開口寸法によりも大きくても、
前記各保護膜109,110,111を利用したセルフ
アラインによって微細な開口寸法のコンタクトホールを
開口することが可能となり、高集積度のDRAMを製造
することが可能となる。
【0029】ここで、本発明においては、第1ないし第
3の各保護膜は層間絶縁膜及びトレンチ分離絶縁膜に対
してエッチング選択性があれば実現できるものであり、
この要件を満たすものであれば、前記各保護膜、及び層
間絶縁膜の材料は前記実施形態のものに限定されること
はない。また、前記実施形態ではnチャネルMOSトラ
ンジスタを備えるMOS型半導体装置に適用している
が、pチャネルMOSトランジスタを備えるMOS型半
導体装置、あるいはバイポーラトランジスタを含む半導
体装置においても同様に適用できることは言うまでもな
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体基
板の主面に形成されたトレンチ分離絶縁膜及び半導体素
子を覆う保護膜を形成し、この保護膜上に保護膜とはエ
ッチング選択性のある層間絶縁膜を形成し、前記層間絶
縁膜のエッチングレート比が保護膜のエッチングレート
比よりも大きい条件で層間絶縁膜をエッチングしてコン
タクトホールを開口することにより、少なくとも層間絶
縁膜のエッチング工程時にはトレンチ分離絶縁膜は保護
膜によって覆われてその表面がエッチングされることが
防止され、トレンチ分離絶縁膜における分離特性の劣化
が防止され、かつ同様に不純物拡散層の表面がエッチン
グされることも防止され、不純物拡散層におけるコンタ
クト抵抗の増大と接合リークが防止される。また、その
一方で、コンタクトホール開口用のマスクの開口窓の寸
法が不純物拡散層の平面面積より大きくい場合でも、保
護膜により半導体素子の必要領域がエッチングされるこ
とが防止され、セルフアラインによって微細な開口寸法
のコンタクトホールを開口することが可能となり、高集
積度の半導体装置を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をMOS型半導体装置に適用した実施形
態の平面レイアウト図である。
【図2】図1のAA線、BB線に沿う拡大断面図であ
る。
【図3】図1及び図2の半導体装置の製造方法を工程順
に示す図のその1であり、図2と同一箇所の断面構造を
示す。
【図4】図1及び図2の半導体装置の製造方法を工程順
に示す図のその2であり、図2と同一箇所の断面構造を
示す。
【図5】図1及び図2の半導体装置の製造方法を工程順
に示す図のその3であり、図2と同一箇所の断面構造を
示す。
【図6】図1及び図2の半導体装置の製造方法を工程順
に示す図のその4であり、図2と同一箇所の断面構造を
示す。
【図7】図1及び図2の半導体装置の製造方法を工程順
に示す図のその5であり、図2と同一箇所の断面構造を
示す。
【図8】図1及び図2の半導体装置の製造方法を工程順
に示す図のその6であり、図2と同一箇所の断面構造を
示す。
【図9】本発明をDRAMに適用した実施形態の平面レ
イアウト図とそのCC線断面図である。
【図10】従来技術における問題点と従来の改善案を説
明するための断面図である。
【符号の説明】
101 p型シリコン基板 105 トレンチ分離絶縁膜 106 ゲート酸化膜 107 ゲート電極 108 n型不純物拡散層 109 第1保護膜 110 第2保護膜 111 第3保護膜 112 層間絶縁膜 113 コンタクトホール 116 第1配線 117 第2層間絶縁膜 118 コンタクトホール 124 キャパシタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたトレンチ内に絶
    縁材料が埋設されたトレンチ分離絶縁膜と、前記トレン
    チ分離絶縁膜によって区画された前記半導体基板に形成
    された不純物拡散層と、前記半導体基板の表面上に形成
    された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜に開口されて前記
    不純物拡散層を開口するコンタクトホールと、前記コン
    タクトホール内に導電材料が配設された配線とを含む半
    導体装置において、前記コンタクトホールが開口された
    領域を除く前記半導体基板と層間絶縁膜との間に、前記
    層間絶縁膜及び前記トレンチ分離絶縁膜を構成する絶縁
    膜とはエッチング選択性のある保護膜が形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にゲート電極及びソース・
    ドレイン領域としての不純物拡散層で構成されるMOS
    トランジスタが形成されており、前記ゲート電極上に第
    1保護膜が形成され、前記ゲート電極の側面に第2保護
    膜が形成され、前記第1保護膜及び第2保護膜を覆う前
    記半導体基板の全面に第3保護膜が形成され、前記第3
    保護膜の上に前記第1ないし第3の保護膜とはエッチン
    グ選択性のある層間絶縁膜が形成され、前記層間絶縁膜
    及び前記第3保護膜には前記不純物拡散層を開口するた
    めのコンタクトホールが開口されていることを特徴とす
    る半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトホールは前記層間絶縁膜
    の上層領域の開口寸法が、前記第1ないし第3の保護膜
    と前記トレンチ分離絶縁膜で囲まれる前記半導体基板の
    平面領域の寸法よりも平面X方向または平面Y方向の少
    なくとも一方の方向で大きい寸法である請求項2に記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記MOSトランジスタはDRAMのメ
    モリセルを構成し、前記コンタクトホールは前記MOS
    トランジスタのソース・ドレイン領域を構成する不純物
    拡散層の一方とビット線とを接続するためのコンタクト
    ホール、あるいは前記不純物拡散層の他方とキャパシタ
    の電荷蓄積用の電極配線とを接続するためのコンタクト
    ホールの少なくとも一方として構成される請求項2また
    は3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板の主面にトレンチを形成し、
    前記トレンチに絶縁材料を埋設してトレンチ分離絶縁膜
    を形成する工程と、前記トレンチ分離絶縁膜で区画され
    る前記半導体基板の主面に少なくとも不純物拡散層を含
    む半導体素子を形成する工程と、前記半導体基板の全面
    に保護膜を形成する工程と、前記保護膜の上に前記保護
    膜とはエッチング選択性のある層間絶縁膜を形成する工
    程と、前記層間絶縁膜及び前記保護膜を順次エッチング
    して前記不純物拡散層にまで達するコンタクトホールを
    開口する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体素子を形成する工程は、前記
    半導体基板の主面上に積層構造のゲート酸化膜、ゲート
    電極及び第1保護膜を形成する工程と、前記ゲート電極
    を挟む前記半導体基板の主面にソース・ドレイン領域と
    しての不純物拡散層を形成する工程と、前記ゲート電極
    の側面に第2保護膜を形成する工程とを含み、前記半導
    体基板の全面に保護膜を形成する工程は、第3保護膜と
    して前記第1及び第2保護膜を覆う状態に形成する工程
    を含む請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記コンタクトホールの開口工程は、前
    記第3保護膜のエッチングレート比よりも大きいエッチ
    ングレート比で前記層間絶縁膜をエッチングする工程
    と、このエッチング工程の後に前記トレンチ分離絶縁膜
    のエッチングレート比よりも大きいエッチングレート比
    で前記第3保護膜をエッチングする工程とを含む請求項
    5に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記コンタクトホールを開口する工程
    は、前記第1ないし第3の保護膜と前記トレンチ分離絶
    縁膜で囲まれる前記半導体基板の平面領域の寸法よりも
    平面X方向または平面Y方向の少なくとも一方の方向に
    おいて大きい寸法の開口窓を有するマスクを用いて行う
    請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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