JPH11317435A - 装置能力測定による近接効果測定方法及び装置 - Google Patents
装置能力測定による近接効果測定方法及び装置Info
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Abstract
された特定領域の長さの正確な測定を行って近接効果の
正確な定量化を実現させること。 【解決手段】 MOSトランジスタを含んだ検査デバイ
スをウエハ上に加工処理し、該検査デバイスのMOSト
ランジスタの電流値を測定し、前記検査デバイスのMO
Sトランジスタの測定電流値に基づいて、該検査デバイ
スの加工処理中に誘起された近接効果を検出する。
Description
デバイスを形成する処理における近接効果を測定するた
めの方法及び装置に関する。本発明は半導体の加工処理
に関するものであり、より詳細には集積回路の加工処理
中に引き起こされる近接効果の補償に関するものであ
る。
処理の重要な部分である。このフォトリソグラフィで
は、不透光パターンがマスク又はレチクル上に印刷さ
れ、照射光源と、半導体ウエハ上の感光性レジスト(フ
ォトレジスト)層との間に挿入される。このフォトレジ
ストの特性がポジ型ならば、照射に対してホトレジスト
の露出部分が容易に溶解し、他の場合では後続の現像ス
テップにて除去される。ポジ型フォトレジストでの露出
していない部分は残されて重合化され、現像ステップ中
には除去されない。フォトレジストの露出部分が溶解さ
れ除去された後では、ウエハにおいて残存するパターン
化されたフォトレジスト層が保護層として、例えばドー
パントのデポジッションの阻止や、残存するフォトレジ
スト下方の1つ又は複数の層のエッチングからの保護の
ために用いられる。
のタイプでは、マスク(全体的なウエハパターンも含
む)が用いられる。これはウエハに密着して配設され
る。このプロセスでは、マスクイメージをウエハ表面に
集束するためにレンズ系は必要とされない。投影式フォ
トリソグラフィプロセスの他のタイプでは、ウエハから
離間されたマスクが用いられる。この場合はレンズ系が
マスクとウエハの間に介挿されウエハ全体にマスクパタ
ーンを集束するために用いられる。
タイプでは、レチクルが用いられており、このレチクル
にはシングルダイや比較的小さなウエハ部分のためのパ
ターンも含まれている。このプロセスではステッパーが
用いられ、この場合レチクルは、典型的にはウエハから
50cm〜1mほど離されて取り付けられ、レンズ系は
比較的小さなウエハ部分のレチクルパターンをフォトレ
ジスト露出のために集束する。その後でウエハはレチク
ルイメージに対して僅かに相対的にシフトされ、露光過
程は、連続した同じパターンのレチクルによって露光が
全てのウエハに行き渡るまで繰り返される。
グラフィが用いられている場合の解像度の主な限界要因
は光の回折である。そこでは光がマスクパターンやレチ
クルパターンの周辺で曲折する。この回折のためにマス
クやレチクルパターンではこのパターンイメージがウエ
ハ表面に投影される際に僅かなゆがみが生じる。このゆ
がみはしばしば近接効果として引用される。
投影式フォトリソグラフィ技法によれば、ウエハ表面上
に形成される密なラインパターンのライン幅は、マスク
又はレチクル上の全てのライン幅が同じであっても、粗
いラインパターンのライン幅よりも狭くなる。そのよう
なケースではポジティブフォトレジストが用いられると
ころではマスクやレチクルの不透光部分がこれらのライ
ンやウエハ上に形成される他の特定領域に対応し、ネガ
ティブフォトレジストが用いられている所では、マスク
やレチクルの透明部分が前記ラインやウエハ上に形成さ
れる他の特定領域に対応して反対の効果を引き起こす。
ン特性に依存した特定領域サイズを含む。このことは予
測できない特定領域サイズを引き起こす。特に集積回路
設計仕様の慣用形態においては、この予測のつかない特
定領域サイズ発生の結果として、電気特性の相違などの
様々な問題が生じることがわかっている。いくつかのケ
ースでは、他の近くの特定領域の影響による特定領域サ
イズの変化が近接効果として知られている。以下の明細
書では、この特定領域を複数のラインとし、この領域は
幾何学的な形状を有するものとする。但しこれはライン
への限定を意味するものではない。
する近接効果が示されている。図1aではウエハ10は
その表面上に形成される二酸化珪素12からなるパター
ン化されていない層を有している。金属層14(典型的
にはアルミニウム)は、ウエハ10の表面上で二酸化珪
素12の上方に従来技法を用いてデポジットされる。ポ
ジティブフォトレジストは、ウエハ10の表面上に完全
にコーティングされるように設けられている。周知の技
法を用いることにより、このウエハ表面はレチクルパタ
ーンに従って当該レチクルを通過した照射光に選択的に
さらされる。このレチクルパターンは、照射光ブロック
部分16,18によって表される。このレチクルパター
ンはランプからの照射光をブロックし、これはフォトレ
ジストの露出に利用される。下方に向いた矢印20は、
ランプからの部分的に可干渉性の照射光20を表してい
る。レンズ22はレチクルイメージをウエハ10表面に
集束している。図1aの横軸にはウエハ10に沿った距
離が示されており、縦軸にはウエハ10表面の照射光の
強度が示されている。
光ブロック部分16及び18の下方では光の回折のため
に所定の低レベルの光強度が存在している。これにより
直線経路における光波の遷移は、照射光ブロック部分1
6,18の回りで曲折している。その結果、フォトレジ
ストの付加的な領域が光の回折のために露光にさらされ
る。この回折の結果として照射光20からの光波が構造
的にも非構造的にも光の回折結果としての相互干渉下に
おかれる。それ故に、構造的な干渉により光強度が増加
している個所では、フォトレジストがより露出される。
この回折の程度は、光コヒーレンスの関数となる。この
場合はレンズの開放数値やその他の周知の係数が用いら
れる。
TH以上の光にさらされたフォトレジストは、現像中に溶
解して除去される。この閾値強度レベルLTHは図1aの
縦軸に示されている。
れ、露光されたフォトレジストが除去された後では、フ
ォトレジスト部分24が残される。この実施例では、こ
のフォトレジスト部分24の幅は0.74ミクロンであ
る。次に、露光された金属層14が周知の技法を用いて
異方性エッチングされる。その後でフォトレジスト部分
24は、フォトレジスト除去剤によって除去される。そ
の際残存する二酸化珪素12も所期のように除去するこ
とも可能である。その結果残存するのは並行した金属ラ
イン26,28を含んだ金属パターンである。それらの
幾何学形状は、照射光ブロック部分16,18の幾何学
形状と照射光ブロック間の離間距離に応じている。この
照射光ブロック部分16,18の幅は、0.74ミクロン
の金属ラインの幅に相応している。この実施例では、こ
れらの金属ライン26,28の中心間のピッチないし距
離が3ミクロンである。それ故にこの実施例では、並行
した金属ライン26,28に対して3ミクロンのピッチ
が、照射光ブロック部分16からの回折による金属ライ
ン28への干渉と、照射光ブロック部分18からの回折
による金属ライン26への干渉を生じさせないための十
分な大きさとなる。
8の場合よりも小さなピッチを有する(つまり密度の高
い)金属ライン30,31,32がパターン化されている
類似の実施例が示されている。ここでは金属ライン3
0,31,32間のピッチは1.5ミクロンである。その
結果、図示のようにこれらの金属ライン30,31,32
の長さは、たとえレチクルの照射光ブロック部分40〜
42の幅が図1aの照射光ブロック部分16,18の幅
と同じであっても、0.74ミクロンよりも短い。この
理由は照射光ブロック部分40〜42が相互に十分に密
に位置しているからである。それにより照射光ブロック
部分40と42からの回折は、中央の照射光ブロック部
分41下方の相当量のフォトレジストを閾値強度LTH以
上の露光にさらさせる。また照射光ブロック部分41か
らの回折効果は照射光ブロック部分40及び42下方の
相当量のフォトレジストを閾値強度LTH以上の露光にさ
らさせる。その結果として金属ライン31は、金属ライ
ン30及び32よりも狭くなる。なぜなら、金属ライン
31の長さは、その両側で照射光ブロック部分40及び
42に基づく回折の影響によって低減されるからであ
る。
近接効果の不所望な結果は、典型的な例である。しかし
ながらこの近接効果は、特定領域の幾何学形状や材料に
かかわらず、フォトリソグラフィ処理においては固有の
ものであることを理解するべきである。
望な近接効果に結び付く。この場合はこの近接効果が光
の回折に基づくのではなく、例えば残余ポリマーか半導
体表面からの剥離材料の移動に基づく。またいくつかの
例では、この近接効果がエッチング過程において異なる
エッチングレートを生じさせる。これはエッチングされ
る特定領域のパターン密度に依存している。例えばある
特定領域が密なパターンで形成されているならば、その
結果としてそこのエッチングレートは高まり、また別の
特定領域が他のものよりも粗いパターンで形成されてい
るならば、その個所のエッチングレートは低くなる。
プロセスを集積回路の加工処理に用いるならば、近接効
果の影響を監視し補正しなければならない。近接効果の
監視は、リソグラフィプロセスとエッチングプロセスに
よって形成される特定領域の長さの測定によるのが慣用
的である。一般的にリソグラフィプロセスやエッチング
プロセスからの結果としての特定領域の長さは、レジス
タンスアプローチや電子顕微鏡によって測定される。こ
の電子顕微鏡は正確な長さの測定という点では秀でてい
るが、しかしながら時間とコストがかかり、集積回路に
とって破壊的な影響もあるため現実的な解決策とはいい
がたい。レジスタンスアプローチによれば、形成された
特定領域のシートレジスタンスが測定される。このシー
トレジスタンスは、形成された特定領域の長さの計算に
用いられる。その後でこの測定された長さは、特定領域
の所期の長さと比較され、許容レベルを超える偏差があ
る場合には、近接効果の補償のためのマスク又はレチク
ルを改める光学的近接補正(OPC)が実行される。
タンスアプローチを用いた場合の問題は、測定したレジ
スタンスが測定すべき特定領域の長さに必ずしも正確に
一致しないことである。従ってこの手法が実施された場
合には、測定レジスタンスから算出された長さは精度に
乏しい。その結果近接効果は正確に定量化されない。
したような従来技法による問題に鑑み、ウエハ上に形成
された特定領域の長さの正確な測定を行って近接効果の
正確な定量化を実現させることである。
り、MOSトランジスタを含んだ検査デバイスをウエハ
上に加工処理し、該検査デバイスのMOSトランジスタ
の電流値を測定し、前記検査デバイスのMOSトランジ
スタの測定電流値に基づいて、該検査デバイスの加工処
理中に誘起された近接効果を検出するようにして解決さ
れる。
加工処理中に生じた近接効果の定量化のための改善され
た技法に関している。本発明は近接効果の定量化に対
し、半導体ウエハ上に形成されたアクティブな特定領域
を用いている。本発明によれば、アクティブな特定領域
に対するデバイス能力が測定され、この測定されたデバ
イス能力に従ってアクティブな特定領域に対する長さが
検出される。そして加工処理プロセスは、この検出され
た長さに基づいて評価され及び/又は補償される。本発
明の有利な実施例によれば、このアクティブな特定領域
は、MOSトランジスタであり、デバイス能力は、電流
値である。
において実施可能である。その実施例は以下の通りであ
る。
における近接効果を測定するための方法として本発明は
以下のステップを有する。すなわち、MOSトランジス
タを含んだ検査デバイスをウエハ上に加工処理し、該検
査デバイスのMOSトランジスタの電流値を測定し、前
記検査デバイスのMOSトランジスタの測定電流値に基
づいて、該検査デバイスの加工処理中に誘起された近接
効果を検出する。
の動作能力監視方法として本発明は以下のステップを有
する。すなわち、ウエハ上に検査デバイスを加工処理
し、該検査デバイスの電流値を測定し、前記加工処理中
に誘起される近接効果を検査デバイスの測定された電流
値に基づいて検出し、所定の近接効果を用いたウエハ上
のデバイス形成処理ステップを評価する。
誘起される近接効果監視のために形成された検査側を有
する半導体ウエハとして本発明の実施例によれば、前記
検査側が、複数のMOSトランジスタと、第1の近接す
る複数のダミーゲートラインと、第2の近接する複数の
ダミーゲートラインとを含んでおり、前記複数のMOS
トランジスタの各々は、ソース、ドレイン、ゲートライ
ンを含み、該ゲートラインは幅(W)と長さ(L)を備
えた実質的に矩形の形状を有しており、前記第1の近接
するダミーゲートラインの各々は、実質的に矩形の形状
を有し、さらに前記第1の近接するダミーゲートライン
の各々は、前記MOSトランジスタの1つのドレインに
近接して配置され、さらに関連するゲートラインからオ
フセット距離だけオフセットされており、前記第2の近
接するダミーゲートラインの各々は、実質的に矩形の形
状を有し、さらに前記第2の近接するダミーゲートライ
ンの各々は、前記MOSトランジスタの1つのソースに
近接して配置され、さらに関連するゲートラインからオ
フセット距離だけオフセットされている。
れる。そのうちの1つの利点は、近接効果が高精度に監
視できることである。また別の利点は、アクティブな検
査領域(構造)が近接効果の監視に用いられるため、デ
バイスに係わる特性量(例えば電流値)が近接効果の定
量化のみに使用できるだけでなくデバイス能力の測定に
も使用できる。
詳細に説明する。
近接効果の定量化のための改善された技法に関してい
る。本発明ではこの近接効果の定量化のために、半導体
ウエハ上に形成されたアクティブな特定領域が用いられ
る。本発明によれば、このアクティブな特定領域に対す
るデバイス能力が測定され、この測定されたデバイス能
力に従って当該アクティブ特定領域に対する長さが検出
される。そして加工処理プロセスは、この検出された長
さに基づいて評価及び/又は補償調整が可能である。本
発明の1つの実施例によれば、このアクティブな特定領
域は、MOSトランジスタであり、デバイス能力は、電
流値である。
説明する。しかしながら本発明は、これらの図面に示さ
れている実施例に限定されるものではない。
ジスタを備えた集積回路(例えばRAM)の加工処理に
おいては、この処理の精度が非常に重要であり、最小化
のためにはその特定領域のサイズもさらに重要である。
このような高密度化の結果として、加工処理におけるリ
ソグラフィプロセスやエッチングプロセスにおいてはま
すます近接効果が生じる。それ故にこのような不所望な
近接効果の測定と補償の必要性はますます高まってい
る。
頻繁にシートレジスタンスによって測定されている。つ
まりこのシートレジスタンスは特定領域の長さの検出に
用いられている。この特定領域の長さが、過度に短くあ
るいは過度に長く検出されているならば、特定領域の加
工処理中に適用されるマスク又はレチクルを変更するこ
とができる。それにより特定領域の長さは近接効果にも
係わらず所期のようにすることができる。しかしながら
既に前述したようにこのアプローチには欠点が存在す
る。まず第1に、測定されたレジスタンスは、回路構成
に最も係わっているデバイス特性量ではない。第2に、
この特定領域が異なる材料の積層構造によって形成され
ているMOSトランジスタの複数のゲートラインからな
っている場合には、当該レジスタンスが基本的に最下層
のレジスタンス層によって決定される。しかしながらこ
の最下層のレジスタンス層は、ゲート長さの予測には非
常に正確さに欠き非常に不適切である。なぜならこのゲ
ート構造はテーパー状のサイドを有しているからであ
り、またこの最下層のレジスタンス層自体は最小傾向に
あるからである。
面図が示されている。このMOSトランジスタは、基板
208上に形成されたドレイン202,ゲート204,
ソース206を有している。周知のようにチャネルC
は、ドレイン202とソース206の間に形成され、ゲ
ート204に供給される電位によって制御される。この
トランジスタ200のゲートの加工処理は、通常はゲー
ト204の側をテーパー状に剥離するエッチングプロセ
スによって行われる。つまりゲート204は、通常は上
方の部分が下方の部分よりも狭くなってチャネルCを塞
いでいる。さらにゲート204は、通常は酸化物(例え
ばSiO2)210と、ポリシリコン層212、タングス
テン(W)ないしチタニウム(Ti)層からなる積層構
造で形成されている。このゲート204に対する積層構
造の例が図2には示されており、これには典型的には絶
縁キャップ213が含まれている。この絶縁キャップ2
13は、大抵は酸化物か窒化物で形成されている。
スが、ゲート204の長さの検出のために測定されてい
た。しかしながらこのような積層構造を有するゲートで
は、測定されたゲートレジスタンスも、この積層ゲート
の最下層のレジスタンスによって決定される。この例で
は最下層のレジスタンス材料はタングステン層214で
あり、この層214は図示の積層ゲート204における
最上段に位置している。それ故にこのようなレジスタン
スアプローチでは、タングステン層214の長さを測定
することとなり、これは図2に示されているように長さ
(LM1)を有している。
なように、ゲート204の長さは、この積層ゲート中の
最も拡幅の層、すなわち酸化物層210の長さで測定す
るのがよりベターである。それはポリシリコン層212
の底部であって、チャネルCの長さを決定している。な
ぜならこのゲート積層構造が形成された後で、ドレイン
202とソース206を形成するイオン注入が行われド
レイン202とソース206の領域が決定されるからで
ある。
該の特定領域の長さ(すなわちゲート長さ)及びチャネ
ルCの長さと、近接効果の両方が常に測定される。図2
によれば、測定されたゲート長さは、LM2であり、これ
は従来技法のレジスタンスアプローチによる測定された
長さLm1よりも遙かに正確な測定値(チャネルCの長さ
及び近接効果としても)である。
化に対する本発明の改善技法を簡潔に説明する。この本
発明によれば、一連の検査デバイスが半導体ウエハ上に
形成され、特定領域長さの測定が行われ、その後で加工
処理プロセスが、近接効果のさらなる補償のために必要
なだけ変更(ないしは最適化)される。
バイス300が示されている。この検査デバイス300
は、ドレイン302と、ソース304と、ゲートライン
306を備えたアクティブなMOSトランジスタであ
る。このゲートライン306は幅(W)と長さ(L)を
有している。この検査デバイス300は、第1のダミー
ゲートライン308と第2のダミーゲートライン310
も含んでいる。第1のダミーゲートライン308は、ゲ
ートライン306に並行して位置しているが、そこから
はオフセット距離(WPROX)分だけずれている。第2の
ダミーゲートライン310もゲートライン306に並行
して位置しており、この場合もそこからオフセット距離
(WPROX)分だけずれている。それ故にこの検査デバイ
ス300は、近接する特定領域(すなわち第1及び第2
ダミーゲートライン308,310)と共にMOSトラ
ンジスタを含んでおり、このことは、ウエハ上にこの検
査デバイスを加工処理する際のゲートライン306の長
さ(L)を変化させる近接効果を引き起こす。既に周知
のようにこの近接効果はエッチングプロセスの場合と同
じように、リソグラフィプロセスの実行される場合にも
光の回折に基づいて発生する。これらのプロセスは検査
デバイス300の加工処理中に実施される。それ故に検
査デバイス300からは、近接効果がゲートライン30
6の長さ(L)を所定の長さ(L)とオフセット距離
(WPROX)に対するそれらの設計長さからどの程度変動
させたかを示す尺度が得られる。このオフセット距離
(WPROX)は近接効果に対する近接距離である。
示されている。この図は図3aのラインA−A′に沿っ
た断面図でもある。この検査デバイス300は、公知の
技法によって基板312上に形成されている。この検査
デバイス300内のMOSトランジスタは、ドレイン3
02、ソース304,ゲート306によって形成されて
おり、ゲート306が相応にバイアスされた場合には、
ソース304からドレイン302に向けて電流(i)が
生じるように作動する。それ故にこの検査デバイス30
0はアクティブなデバイスである。
Sトランジスタ)300は、近接効果の評価のためにの
み使用されるのではなく、デバイス能力についても用い
られる。この近接効果に関しては、検査デバイスにおい
てウエハ上に加工処理される実際のデバイスのゲートラ
インが被る近接効果の量に関する基準が与えられる。ま
たデバイス能力に関しては、電流(i)がより集積化さ
れた回路で望まれる所期の電流レベルに関連する量とさ
れてもよい。故に電流(i)が供給される検査デバイス
によって加工処理プロセスは種々異なるプロセス変化や
近接効果にも係わらず集積回路構成に密に適合できる。
バイス400が示されている。この検査デバイス400
は、検査構造400と共に多数の付加的ダミーゲートが
設けられている点を除いて図3aの検査デバイス300
に類似している。
と、ソース404と、ゲートライン(GL)406を含
んでいる。このゲートライン(GL)406は、幅が
(W)で長さが(L)の実質的に矩形状の特定領域であ
る。このゲートライン(GL)406は、図2に示され
ているのと同じように有利には、ゲート酸化物層とポリ
シリコン層とタングステン層を伴った積層ゲート構造で
ある。検査デバイス400は、第1のダミーゲートライ
ン(DGL1)408と、第2のダミーゲートライン
(DGL2)410を含んでいる。第1のダミーゲート
ライン(DGL1)408は、幅が(W)で長さが
(LD)の実質的に矩形状の特定領域である。この第1
のダミーゲートライン(DGL1)408は、ゲートラ
イン(GL)406のサイドでドレイン402上にゲー
トライン(GL)406に並行して設けられているが、
このゲートライン(GL)406からは距離(WPROX)
だけずれている。同様に、第2のダミーゲートライン
(DGL2)410も幅が(W)で長さが(LD)の実質
的に矩形状の特定領域である。この第2のダミーゲート
ライン(DGL2)は、ゲートライン(GL)406の
サイドでソース404上にゲートライン(GL)406
に並行して設けられているが、このゲートライン(G
L)406からは距離(WPROX)だけずれている。
ーゲートラインを含んでおり、これらのダミーゲートラ
インは近接効果に基づいてゲートライン(GL)406
の長さ(L)には影響を及ぼさないが、しかしながら平
面化のために供給可能であるにも係わらずそこではその
上にゲート材料を有することなしに加工処理がウエハ上
に相応のスペースを許容することはない。複数の付加的
なゲートラインが設けられている場合には、それらは有
利には、実質的に同じ形態で設けられる。詳細には、ダ
ミーゲートライン(DGL3)412は、実質的に矩形
状の特定領域で、第1のダミーゲートライン(DG
L1)408から分離距離(SD)だけずれている。第
4のダミーゲートライン(DGL4)414は、実質的
に矩形状の特定領域で、第3のダミーゲートライン(D
GL3)412から分離距離(SD)だけずれている。
同様に第5のダミーゲートライン(DGL5)416
は、実質的に矩形状の特定領域で、第2のダミーゲート
ライン(DGL2)410から分離距離(SD)だけず
れている。さらに第6のダミーゲートライン(DG
L6)418は、実質的に矩形状の特定領域で、第5の
ダミーゲートライン(DGL5)416から分離距離
(SD)だけずれている。ダミーゲートラインは、種々
の材料から形成可能である。このダミーゲートラインの
1つの材料としてはポリシリコンが挙げられる。1つの
実施例においては全てのダミーゲートラインの長さ
(L)と幅(W)が同じにされ、これらのダミーゲート
ライン間のオフセット距離(SD)も同じである。
イドレンジにカバーするために、半導体ウエハ上の検査
側に図3及び図4に示されたような複数の検査デバイス
が含まれている。1つの実施例によれば、検査デバイス
の各々が長さ(L)とオフセット差分(WPROX)の種々
の組み合わせを有している。
エハ上の検査側500が示されている。この検査側50
0には複数の検査デバイスが含まれている。特にこの検
査側500には12の検査デバイス502〜524が存
在する。これらの検査デバイス502〜524は、ソー
スと、ドレインと、ゲートラインを含んでおり、さらに
ダミーゲートラインの対を含んでいる。例えば、これら
の検査デバイスは図3及び図4に示されているように形
成することも可能である。
々は、近接グループと長さ値に関連付けられている。こ
の実施例では、この長さ値にL1,L2,L3,L4が割り当
てられ、この場合長さL1が最短のもので、長さL4が最
長のものである。この実施例では3つの近接グループ5
26,528,530が存在している。
インとダミーゲートラインの間のオフセットの差分は、
第1オフセット距離(例えばWPROX)である。換言すれ
ばゲートラインは、第1の近接グループ526内の各検
査デバイス502〜508毎にダミーゲートラインから
第1オフセット距離だけ離れている。しかしながら第1
の近接グループ526内の各検査デバイス502〜50
8のゲートラインの長さ(L)の変化は、ゲートライン
の長さの左方から右方への増加を引き起こす。具体的に
は各検査デバイス502〜508は、それぞれL1,L2,
L3,L4の長さを有している。
インとダミーゲートラインの間のオフセットの差分は、
第2オフセット距離(例えばWPROX)である。この第2
のオフセット距離は、第1の近接グループ526で用い
られている第1のオフセット距離と比べて増加してい
る。この第2の近接グループ528は検査デバイス51
0〜516を含んでいる。この第2の近接グループ52
8の検査デバイス510〜516のゲートの長さ(L)
は、それぞれ長さL1,L2,L3,L4に従って左方から右
方へ増加している。
インとダミーゲートラインの間のオフセットの差分は、
第3オフセット距離(例えばWPROX)である。この第3
のオフセット距離は、第2の近接グループ528で用い
られている第2のオフセット距離よりも増加している。
この第3の近接グループ530は検査デバイス518〜
524を含んでいる。この第3の近接グループ530の
検査デバイス518〜524のゲートの長さ(L)は、
それぞれ長さL1,L2,L3,L4に従って左方から右方へ
増加している。
トラインに対する種々の長さ(L)の種類はワイドに可
変である。1つの具体例では6つの近接グループとこれ
らの近接グループ毎に4つの長さ(L)が適用されてい
る。それ故にこの実施例では24の検査デバイスが含ま
れる。また4つの長さ(L)の具体例として0.45ミ
クロン,0.6ミクロン,0.75ミクロン,1.15ミクロ
ンが適用されそれぞれ20ミクロンの幅(W)を伴って
いる。またこれらの6つの近接グループで用いられるオ
フセット距離の例として、それぞれ0.35ミクロン,
0.55ミクロン,1.05ミクロン,1.80ミクロンが
挙げられる。
(WPROx)の組み合わせを備えた複数の検査デバイスの
加工処理によれば、実施すべき加工処理プロセスに対し
近接曲線が許容される。この近接曲線は、マスク又はレ
チクルが全ての近接効果を周知の光学的近接補償手段
(OPC)を使用して補償することを保証するのに用い
られる。このことは、集積回路構造で形成された機能特
定領域(例えばMOSトランジスタ)に用いられる加工
処理プロセスの詳細な評価と適切な調整を密度やゲート
長さの多岐にわたって許容する。
2のLM2)が、ウエハ上に形成される少なくとも1つの
検査デバイスのチャネルCを流れるデバイス電流を用い
ることによって検出可能である。というのも検査デバイ
スに対する電流測定が可能だからである。この検査デバ
イスから得られた電流測定値からはそれぞれ、差分値Δ
Lが示唆される。この差分値ΔLとは、この検査デバイ
スの特定領域(例えばゲート)に対して計画された長さ
と、加工処理されたデバイスの特定領域の実際の長さと
の間の差分である。デバイスの実際の長さは一次近似
で、拡散によって引き起こされたPN接合部の距離とし
て定められる(例えばチャネルCの長さ)。
バイスのデバイス能力を評価するための評価プロセスが
フローチャートで示されている。この評価プロセス60
0は、複数のデバイスを含んだ検査側を加工処理するウ
エハプロセスで開始される。このウエハは、アクティブ
な非検査デバイスがウエハ上で加工処理されようにして
処理されてもよい。ここでは加工処理プロセスに、パタ
ーン化されたポリシリコン層やその他のウエハ上の層に
対するリソグラフィ処理やエッチング処理を含めた複数
のステップが含まれている。
4において検査側における検査デバイスに対して電流値
が測定される。前述したように、電流値の測定によっ
て、チャネル長さの正確な評価が検査デバイスに対して
得られる。検査デバイスのデバイス電流は、検査デバイ
スのMOSトランジスタのPN接合部に亘るゲートの長
さによって直接影響を受ける。それ故、ステップ606
ではこの電流値からΔL値が算出される。この電流値か
らは、従来のレジスタンス技法に比べてPNチャネルの
長さがより正確に導出できるので、差分値ΔLにおいて
も従来技法よりも一層正確な算出が可能となる。この長
さLと差分値ΔLの値検出に対しては種々の技法が公知
であり、それらは例えば公知文献“De La Moneda et a
l,;Measurement of MOSFET Constants,IEEE Electron D
evice Letters,Vol.EDL-3,No.1,Jaunary 1982”に記載
されている。
デバイスが差分値ΔLに基づいて評価される。このステ
ップ606では例えば、差分値ΔLが妥当な限界範囲内
にあるのかどうかの指示のためにデバイスの処理が評価
される。差分値ΔLが妥当な限界範囲内にある場合に
は、処理が十分に最適化されている。それとは異なって
差分値ΔLから処理の最適化が行われていないことが指
示された場合には、当該処理が補正又は最適化され、差
分値ΔLが改善されるまでマスクに対してさらなる光学
的近接補正(OPC)が行われる。
精密な半導体チップのための構成及び現像ステップ中に
実施される。検査側は構成及び現像フェーズにおいては
前述したような検査デバイスを含み、処理が例えばリソ
グラフィプロセス中の回折補正のために最適化された
り、エッチングプロセス中の種々のエッチングレートの
補正のために最適化される。一旦処理が最適化され、完
全な製造が行き渡ったならば、従来のレジスタンス測定
技法も利用できる(電流値がレジスタンス値に補正され
た後で)。
近接効果が高精度に監視できることである。また別の利
点は、アクティブな検査領域(構造)が近接効果の監視
に用いられるため、デバイスに係わる特性量(例えば電
流値)が近接効果の定量化のみに使用できるだけでなく
デバイス能力の測定にも使用できる。
であり、それらは従属請求項においても本発明の特徴及
び利点を補足すべく述べられている。さらに本発明の枠
内では種々の変更ないし変形も可能であり、故に前述し
た構成内容や図面の実施例は本発明の限定を意味したも
のではないことをここでのべておく。
接効果を概略的に表した図である。
を有するMOSトランジスタの断面図である。
図、bはaによる検査デバイスの斜視図である。
図である。
を示した図である。
ス能力を評価するためのプロセスを示したフローチャー
トである。
Claims (22)
- 【請求項1】 半導体ウエハ上にデバイスを形成する処
理における近接効果を測定するための方法において、 MOSトランジスタを含んだ検査デバイスをウエハ上に
加工処理し、 該検査デバイスのMOSトランジスタの電流値を測定
し、 前記検査デバイスのMOSトランジスタの測定電流値に
基づいて、該検査デバイスの加工処理中に誘起された近
接効果を検出することを特徴とする近接効果測定方法。 - 【請求項2】 前記検査デバイスのMOSトランジスタ
は、ドレイン、ソース、ゲートを含み、このソース−ド
レイン間を流れる電流を表す電流値が測定される、請求
項1記載の近接効果測定方法。 - 【請求項3】 記検査デバイスのMOSトランジスタ
は、ドレイン、ソース、ゲートを含み、前記検査デバイ
スはさらに、前記ゲート両側に近接するが所定の距離だ
けは離されている近接モデル機構を含んでいる、請求項
1記載の近接効果測定方法。 - 【請求項4】 前記近接効果は、近接モデル機構によっ
て前記MOSトランジスタのゲート上に誘起され、前記
検査デバイスの個々のMOSトランジスタのゲート上の
近接効果の度合いが近接モデル機構の1つに近接するゲ
ートからの所定の距離に依存している、近接効果測定方
法。 - 【請求項5】 検査デバイスの加工処理中に誘起される
近接効果の検出が以下のステップを含んでいる、すなわ
ち測定された電流値を有効長測定値に変換し、 有効長測定値と所定の所期長さ値との間の長さ差分値を
検出し、 該長さ差分値に基づいて誘起された近接効果を検出ステ
ップを含んでいる請求項1記載の近接効果測定方法。 - 【請求項6】 前記検査デバイスのMOSトランジスタ
は、ドレイン、ソース、ゲートを有し、前記検査デバイ
スはさらに、前記ゲート両側に近接するが所定の間隔距
離だけは離されている近接モデル機構を含んでおり、前
記近接効果は、近接モデル機構によってMOSトランジ
スタのゲート上に誘起され、有効長測定値は、MOSト
ランジスタのゲートの長さを表し、前記検査デバイスの
個々のMOSトランジスタのゲート上の近接効果の度合
いは、所定の間隔距離に依存している、請求項5記載の
近接効果測定方法。 - 【請求項7】 前記加工処理にはマスクによるリソグラ
フィ処理が含まれており、さらに前記方法には近接効果
を低減するマスク補正ステップが含まれている、請求項
5記載の近接効果測定方法。 - 【請求項8】 前記加工処理にはマスクによるリソグラ
フィ処理が含まれており、さらに前記方法には近接効果
を低減するマスク補正ステップが含まれている、請求項
1記載の近接効果測定方法。 - 【請求項9】 半導体ウエハ上に形成されるデバイスの
動作能力監視方法において、 ウエハ上に検査デバイスを加工処理し、 該検査デバイスの電流値を測定し、 前記加工処理中に誘起される近接効果を検査デバイスの
測定された電流値に基づいて検出し、 所定の近接効果を用いたウエハ上のデバイス形成処理ス
テップを評価することを特徴とする方法。 - 【請求項10】 前記検査デバイスはMOSトランジス
タである、請求項9記載の方法。 - 【請求項11】 前記検査デバイスはMOSトランジス
タであり、前記加工処理ステップにはリソグラフィ処理
とエッチング処理が含まれており、前記検出は、MOS
トランジスタのゲートのリソグラフィ処理及び/又はエ
ッチング処理中に引き起こされる近接効果の検出のため
に実行される、請求項9記載の方法。 - 【請求項12】 前記MOSトランジスタはドレイン、
ソース、ゲートを含み、MOSトランジスタのドレイン
−ソース間を通流する駆動電流毎に電流値が測定され
る、請求項9記載の方法。 - 【請求項13】 前記加工処理ステップにさらに実デバ
イスをウエハ上に加工処理するステップが含まれ、前記
検査デバイスは、ウエハ上の検査側領域に形成され、前
記実デバイスはウエハ上の残りの領域に形成される、請
求項9記載の方法。 - 【請求項14】 ウエハ上のデバイスの加工処理中に誘
起される近接効果監視のために形成された検査側を有す
る半導体ウエハにおいて、 前記検査側が、 複数のMOSトランジスタと、 第1の近接する複数のダミーゲートラインと、 第2の近接する複数のダミーゲートラインとを含んでお
り、 前記複数のMOSトランジスタの各々は、ソース、ドレ
イン、ゲートラインを含み、該ゲートラインは幅(W)
と長さ(L)を備えた実質的に矩形の形状を有してお
り、 前記第1の近接するダミーゲートラインの各々は、実質
的に矩形の形状を有し、さらに前記第1の近接するダミ
ーゲートラインの各々は、前記MOSトランジスタの1
つのドレインに近接して配置され、さらに関連するゲー
トラインからオフセット距離だけオフセットされてお
り、 前記第2の近接するダミーゲートラインの各々は、実質
的に矩形の形状を有し、さらに前記第2の近接するダミ
ーゲートラインの各々は、前記MOSトランジスタの1
つのソースに近接して配置され、さらに関連するゲート
ラインからオフセット距離だけオフセットされているこ
とを特徴とする半導体ウエハ。 - 【請求項15】 前記検査側では、複数の異なるオフセ
ット距離と複数の異なる長さ(L)が用いられており、
該検査側のMOSトランジスタの各々は、種々異なるオ
フセット距離と長さの組み合わせを有している、請求項
14記載の半導体ウエハ。 - 【請求項16】 前記MOSトランジスタの幅(W)
と、前記第1のダミーゲートラインと、前記第2のダミ
ーゲートラインの全てが実質的に同じである、請求項1
4記載の半導体ウエハ。 - 【請求項17】 前記MOSトランジスタの各々と、前
記相応の第1及び第2ダミーゲートラインに対して、前
記MOSトランジスタのゲートラインと前記第1のダミ
ーゲートライン及び前記第2のダミーゲートラインは、
検査側にて対応する実質的に矩形の形状部の幅(W)が
実質的に相互に並行して形成されるように形成されてい
る、請求項16記載の半導体ウエハ。 - 【請求項18】 前記検査側では、複数の異なるオフセ
ット距離と複数の異なる長さ(L)が用いられており、
前記MOSトランジスタの各々は、種々異なるオフセッ
ト距離と長さの組み合わせを有している、請求項17記
載の半導体ウエハ。 - 【請求項19】 種々異なるオフセット距離毎に複数の
前記MOSトランジスタが存在し、該MOSトランジス
タの各々は、異なる長さのゲートラインを有している、
請求項18記載の半導体ウエハ。 - 【請求項20】 前記オフセット距離の影響は、ゲート
ラインが加工処理中の近接効果を受けるところまで及
ぶ、請求項14記載の半導体ウエハ。 - 【請求項21】 前記検査側に形成されるゲートライン
の実際の長さは、近接効果に基づいて変化し、前記MO
Sトランジスタの所定の1つのソース−ドレイン間を通
流する電流の量は、前記MOSトランジスタの所定の1
つのゲートラインの実際の長さを示唆する、請求項20
記載の半導体ウエハ。 - 【請求項22】 前記MOSトランジスタの所定の1つ
に対するゲートラインの加工処理に基づく近接効果の定
量化が、前記MOSトランジスタの所定の1つのゲート
に対する所期の長さと、前記長さ示唆によって与えられ
た前記MOSトランジスタの所定の1つのゲートに対す
る実際の長さとの比較によって得られる、請求項21記
載の半導体ウエハ。
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