JPH11317273A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JPH11317273A
JPH11317273A JP10112440A JP11244098A JPH11317273A JP H11317273 A JPH11317273 A JP H11317273A JP 10112440 A JP10112440 A JP 10112440A JP 11244098 A JP11244098 A JP 11244098A JP H11317273 A JPH11317273 A JP H11317273A
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Ken Koyata
憲 小八田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で安価な伝送装置を提供する。 【解決手段】 互いに相対回転自在に組み合わされ、内
部に環状の空間が形成される第1及び第2のケース2,
3、一端を第1のケース2に、他端を第2のケース3
に、それぞれ固定して環状の空間に渦巻き状に巻回して
収納される帯状伝送線4を備えた伝送装置1。渦巻き状
に巻回される帯状伝送線4が中間でU字状に巻き返さ
れ、巻き返された帯状伝送線の間に、環状の空間内を周
方向へ移動自在で、表面に複数の突起5dを設けたCリ
ング状の案内部材5が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対回転する回転
部材と固定部材との間で電気信号,光信号あるいは電力
等を伝送する伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】相対回転する回転部材と固定部材との間
で電気信号,光信号あるいは電力等を伝送する伝送装置
として、例えば、特開平4−328071号公報に開示
されたケーブルリールが知られている。
【0003】このケーブルリールは、固定体と、この固
定体に回動自在に装着される可動体と、これら固定体と
可動体とによって形成される環状の空間に、中間のU字
状の反転部を介して前記内筒部と外筒部に逆向きに巻回
されて収納され、固定体と可動体とを連結する可撓性ケ
ーブルとを備えている。そして、ケーブルリールは、前
記空間に、C字状で内周と外周に複数のローラを設けた
移動体を前記U字状の反転部をC字状の端部に引っ掛け
るようにして配置したもので、複数のローラは弾性部材
によって可撓性ケーブルを内筒部の外周面及び外筒部の
内周面のほぼ全面に亘って押圧付勢している。
【0004】このため、上記ケーブルリールは、前記移
動体に可撓性ケーブルの内筒部や外筒部への巻き取りや
巻きほどきが前記移動体によって案内されてU字状の反
転部が空間内をスムースに移動し、固定体と可動体との
相対回転が達成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ケ
ーブルリールは、複数のローラを移動体に回転自在に取
り付け、弾性部材によって移動体から突出する方向に付
勢しなければならないので、構造が複雑で組立も煩雑と
なり、高価になってしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、構造が簡単で安価な伝送装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的を達成するため、互いに相対回転自在に組み合わさ
れ、内部に環状の空間が形成される第1及び第2のケー
ス、一端を前記第1のケースに、他端を前記第2のケー
スに、それぞれ固定して前記環状の空間に渦巻き状に巻
回して収納される帯状伝送線を備えた伝送装置におい
て、渦巻き状に巻回される前記帯状伝送線が中間でU字
状に巻き返され、該巻き返された帯状伝送線の間に、前
記環状の空間内を周方向へ移動自在で、表面に複数の突
起を設けたCリング状の案内部材が配置されている構成
としたのである。
【0008】好ましくは、前記案内部材は、前記第1及
び第2のケースの相対回転における回転軸方向の幅に関
し、前記環状の空間の内周側よりも外周側の方を狭く設
定する。
【0009】また好ましくは、前記案内部材は、内周側
の上部と外周側の下部に、前記第1のケースの内周側に
先端が当接するばね片と、前記第2のケースの外周側に
先端が当接するばね片とが、それぞれ設けられている構
成とする。
【0010】更に好ましくは、前記案内部材は、前記第
1のケースの内周側に先端が当接するばね片と前記第1
のケースとの接触位置が、前記第1のケースに巻き付け
られる前記帯状伝送線の最外周の直径の平均値に、前記
第2のケースの外周側に先端が当接するばね片と前記第
2のケースとの接触位置が、前記第2のケースに巻き付
けられる前記帯状伝送線の最内周の直径の平均値に、そ
れぞれ設定する。
【0011】
【作用】案内部材は、第1及び第2のケースあるいは前
記帯状伝送線と、前記複数の突起の先端で点接触し、接
触に伴う摩擦提供が小さく抑えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図4に基づいて詳細に説明する。
【0013】伝送装置1は、図1に示すように、回転ケ
ース2、固定ケース3、フラットケーブル4及びガイド
リング5を備え、回転ケース2,固定ケース3及びガイ
ドリング5は合成樹脂で成形されている。
【0014】回転ケース2は、内筒軸部2aと上フラン
ジ2bとを有し、渦巻き状に巻回されるフラットケーブ
ル4の一端(内端)が固定され、該固定部にはコネクタ
部(図示せず)が形成される。内筒軸部2aと上フラン
ジ2bは、図2に示すように、それぞれ下部外周と外周
縁に段部2c,2dが形成されている。
【0015】固定ケース3は、図1及び図2に示すよう
に、外筒部3a、上フランジ3b及び下フランジ3cを
有し、回転ケース2と相対回転自在に組み合わされ、内
部にフラットケーブル4を収納する環状の空間Sを形成
する。固定ケース3には、フラットケーブル4の他端
(外端)が固定され、該固定部にはコネクタ部(図示せ
ず)が形成される。上フランジ3bは、回転ケース2の
上フランジ2b外周縁に形成された段部2dと係合す
る。下フランジ3cは、内周縁が回転ケース2の内筒軸
部2aの下部外周に形成された段部2cと係合する。
【0016】フラットケーブル4は、例えば、複数の扁
平な電気導体や光ファイバあるいはこれらを組み合わせ
て所望の配列ピッチで平行に配列し、電気絶縁性の被覆
で覆った可撓性を有する帯状の伝送線で、渦巻き状に巻
回されて回転ケース2と固定ケース3とによって形成さ
れる環状の空間Sに収納される。このとき、フラットケ
ーブル4は、図1に示すように、中間でU字状に巻き返
され、巻き返されたフラットケーブル4の間にガイドリ
ング5が配置される。
【0017】ガイドリング5は、図2に示すように、外
周壁5a、内周壁5b及び中間壁5cを有する断面H字
形状で、平面視Cリング状に成形された部材で、回転ケ
ース2、固定ケース3及びフラットケーブル4との摩擦
が小さい合成樹脂(ポリブチレンテレフタレート,ポリ
プロピレン,ナイロン等)で成形されている。ガイドリ
ング5は、図示のように、半径方向の幅が回転ケース2
と固定ケース3とによって形成される環状の空間Sの半
径方向の幅よりも小さく設定され、内筒軸部2aと外筒
部3aとの間に隙間が形成される。
【0018】一方、ガイドリング5の外周壁5aと内周
壁5bは、表面に複数の突起5dが等間隔で一体に設け
られ、回転ケース2と固定ケース3の相対回転における
回転軸ART方向の幅に関し、内周壁5bよりも外周壁5
aの方が狭く設定されている。ここで、複数の突起5d
は、図1及び図2に示すように、外周壁5aと内周壁5
bに周方向及び回転軸ART方向に等間隔で設けられてい
るが、前記した摩擦を小さく抑えることができればラン
ダムに設けてもよい。
【0019】以上のように構成される伝送装置1は、フ
ラットケーブル4を巻き締まりと巻き緩みの中立位置に
調節して回転ケース2と固定ケース3とによって形成さ
れる環状の空間Sに収納すると共に、フラットケーブル
4を中間でU字状に巻き返し、巻き返したフラットケー
ブル4の間にガイドリング5を配置して組み立てられ
る。
【0020】従って、伝送装置1は、例えば、回転ケー
ス2が矢印R方向に相対回転すると、フラットケーブル
4の一端(内端)側が内筒軸部2aから巻きほどかれ
る。これと並行して、ガイドリング5が環状の空間S内
のフラットケーブル4の間を時計方向に円滑に移動し、
フラットケーブル4の他端(外端)側がガイドリング5
に案内されて固定ケース3の外筒部3aに巻き付けられ
てゆく。
【0021】このように、内筒軸部2aから巻きほどか
れたフラットケーブル4は、ガイドリング5に案内され
て固定ケース3の外筒部3aに円滑に巻き付けられてゆ
くので、巻きほどかれたフラットケーブル4が環状の空
間S内で折り畳まれる等の損傷を受けることはない。
【0022】一方、回転ケース2が矢印L方向に相対回
転すると、フラットケーブル4の一端(内端)側が内筒
軸部2aに巻き取られる。これと並行して、ガイドリン
グ5が環状の空間S内のフラットケーブル4の間を反時
計方向に円滑に移動し、フラットケーブル4の他端(外
端)側がガイドリング5に案内されて固定ケース3の外
筒部3aから巻きほどかれてゆくので、前記と同様に、
巻きほどかれたフラットケーブル4が環状の空間S内で
折り畳まれる等の損傷を受けることはない。
【0023】伝送装置1は、このようにして、回転ケー
ス2が固定ケース3に対してフラットケーブル4の長さ
に対応した範囲内で円滑に相対回転することができる。
【0024】このとき、ガイドリング5は、外周壁5a
と内周壁5bの表面に複数の突起5dが設けられてい
る。このため、ガイドリング5は、回転ケース2の内筒
軸部2a、固定ケース3の外筒部3aあるいはフラット
ケーブル4と突起5dの先端で点接触する。
【0025】従って、伝送装置1は、ガイドリング5が
環状の空間S内を移動するときの摩擦抵抗を小さく抑え
ることができ、極めて簡単な構造であるので、安価に提
供することができる。特に、ガイドリング5は、フラッ
トケーブル4の表面にグリス等の油が付着していても、
突起5dによって点接触となるので、油による影響を殆
ど受けず、摩擦抵抗は小さく保たれる。
【0026】しかも、ガイドリング5は、回転軸ART方
向の幅に関し、内周壁5bよりも外周壁5aの方が狭く
設定されている。このため、ガイドリング5は、回転ケ
ース2の上フランジ2bや固定ケース3の下フランジ3
cと内周壁5bの直径の小さい側で接触し、上フランジ
2bや下フランジ3cとの干渉による摩擦抵抗を最小限
に抑えることができる。
【0027】ここで、上記実施形態の伝送装置1は、固
定ケース3を一体のものとした場合について説明した
が、固定ケース3を外筒部とベースプレートとの2つの
部分で構成してもよく、また、上フランジを固定ケース
側に、下フランジを回転ケース側に、それぞれ設けても
よいことは言うまでもない。
【0028】次に、本発明の伝送装置の変形例を図3及
び図4に基づいて説明するが、回転ケース2と固定ケー
ス3は、それぞれ上フランジ2bと下フランジ3cの形
状が僅かに異なり、ガイドリング5にばね片が設けられ
ていることを除き、前記実施形態の伝送装置1と実質的
に同一であるので、同一の構成部分には同一の符号を使
用して詳細な説明を省略する。
【0029】伝送装置1は、回転ケース2と固定ケース
3とによって形成される環状の空間Sに収納され、中間
でU字状に巻き返してフラットケーブル4の間に配置さ
れるガイドリング5を、図3及び図4に示すように、内
周壁5bの上部と外周壁5aの下部にそれぞればね片5
e,5fを設けた構成とする。このとき、図4に示すよ
うに、ばね片5eは、回転ケース2の上フランジ2b内
面の内周側に、また、ばね片5fは、固定ケース3の下
フランジ3c内面の外周側に、それぞれ先端が当接する
ように形成する。
【0030】伝送装置1のガイドリング5を上記のよう
に構成すると、回転ケース3の回転に伴って環状の空間
S内を移動するとき、ガイドリング5は、ばね片5eと
回転ケース2の上フランジ2b内面との間で生ずる摩擦
抵抗と、ばね片5fと固定ケース3の下フランジ3c内
面との間で生ずる摩擦抵抗との両方を受ける。これらの
摩擦抵抗に伴う摩擦力の大きさは、ばね片5e,5fが
有するばね力に大部分を依存し、伝送装置1の姿勢が変
化しても、ガイドリング5に作用する摩擦力が変化する
ことはない。
【0031】即ち、図2に示すように、ガイドリング5
がばね片を有していない場合、伝送装置1の姿勢が変化
すると、ガイドリング5は、外周壁5aの下部で固定ケ
ース3の下フランジ3c内面と当接して摩擦抵抗を生
じ、回転ケース2と共に回転することを阻害することが
ある。伝送装置1の姿勢が更に変化し、例えば、上下が
逆転したときには、内周壁5bの上部が回転ケース2の
上フランジ2b内面と当接する摩擦力により、ガイドリ
ング5は回転ケース2と共に回転する方向に摩擦力が作
用することになる。
【0032】このため、ガイドリング5がばね片を有し
ていないと、伝送装置1の姿勢が変化したときに、大き
さの異なる摩擦力がガイドリング5に作用する。従っ
て、ばね片を有していないガイドリング5を用いた伝送
装置においては、環状の空間S内に収容されたフラット
ケーブル4の間をガイドリング5が円滑に移動すること
が阻害され、回転ケース2の固定ケース3に対する相対
回転機能が妨げられることがある。
【0033】しかし、上記のようにガイドリング5にば
ね片5e,5fを設けると、ガイドリング5は、上フラ
ンジ2b内面や下フランジ3c内面との間で生ずるばね
片5e,5fが有するばね力に依存した摩擦力を受ける
が、伝送装置1の姿勢が変化しても変化することはな
い。このため、ガイドリング5は、環状の空間S内に収
容されたフラットケーブル4の間を円滑に移動し、回転
ケース2が固定ケース3に対してスムースに相対回転す
ることができる。
【0034】しかも、ばね片5e,5fを設けることに
より、ガイドリング5は上フランジ2b内面と下フラン
ジ3c内面との間に弾性的に懸架された状態になる。こ
のため、伝送装置1に回転軸ART方向の振動が作用して
も、ガイドリング5が、上フランジ2b内面や下フラン
ジ3c内面と衝突することが抑制され、衝突に伴う不快
な衝突音の発生を防止することができる。
【0035】更に、ガイドリング5は、図4に示すよう
に、ばね片5eと回転ケース2の上フランジ2b内面と
の接触位置が描く仮想円の直径DINを、回転ケース2の
内筒軸部2aに巻き付けられ、あるいは巻きほどかれる
フラットケーブル4の最外周の直径の平均値とし、ばね
片5fと固定ケース3の下フランジ3c内面との接触位
置が描く仮想円の直径DOTを、固定ケース3の外筒部3
aに巻き付けられ、あるいは巻きほどかれるフラットケ
ーブル4の最内周の直径の平均値とする。
【0036】これにより、このようなガイドリング5を
使用した伝送装置1は、ガイドリング5が回転ケース2
及び固定ケース3から受ける摩擦力をバランスさせるこ
とができ、回転ケース2の固定ケース3に対する一層円
滑な回転動作を達成することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1及び第2
のケースあるいは前記帯状伝送線と、案内部材が前記複
数の突起の先端で点接触し、接触に伴う摩擦提供が小さ
く抑えられうえ、極めて構造が簡単で、安価な伝送装置
を提供することができる。
【0038】請求項2の発明によれば、伝送装置は、案
内部材が第1及び第2のケースと半径の小さい内周側の
みで接触するので、第1及び第2のケースとの干渉によ
る摩擦抵抗を最小限に抑えることができる。
【0039】請求項3の発明によれば、伝送装置の姿勢
が変化しても、ばね片によって案内部材が受ける摩擦力
の変化を抑えることができ、第1及び第2のケースのス
ムースな相対回転を達成することができる。しかも、ば
ね片を設けることにより、案内部材は、第1のケースの
内周側と第2のケースの外周側との間に弾性的に懸架さ
れた状態になる。このため、伝送装置に回転軸方向の振
動が作用しても、案内部材が、第1のケースの内周側や
第2のケースの外周側と衝突することが抑制され、衝突
に伴う不快な衝突音の発生を防止することができる。
【0040】請求項4の発明によれば、案内部材が第1
のケース及び第2のケースから受ける摩擦力をバランス
させることができ、第1及び第2のケースの一層円滑な
回転動作を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送装置の断面平面図である。
【図2】図1の伝送装置の断面正面図である。
【図3】案内部材の変形例を示す伝送装置の断面平面図
である。
【図4】図3の伝送装置の断面正面図である。
【符号の説明】
1 伝送装置 2 回転ケース(第1のケース) 3 固定ケース(第2のケース) 4 フラットケーブル(帯状伝送線) 5 ガイドリング(案内部材) 5a 外周壁 5b 内周壁 5c 中間壁 5d 突起 5e,5f ばね片 ART 回転軸 S 環状の空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに相対回転自在に組み合わされ、内
    部に環状の空間が形成される第1及び第2のケース、一
    端を前記第1のケースに、他端を前記第2のケースに、
    それぞれ固定して前記環状の空間に渦巻き状に巻回して
    収納される帯状伝送線を備えた伝送装置において、渦巻
    き状に巻回される前記帯状伝送線が中間でU字状に巻き
    返され、該巻き返された帯状伝送線の間に、前記環状の
    空間内を周方向へ移動自在で、表面に複数の突起を設け
    たCリング状の案内部材が配置されていることを特徴と
    する伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記案内部材は、前記第1及び第2のケ
    ースの相対回転における回転軸方向の幅に関し、前記環
    状の空間の内周側よりも外周側の方が狭く設定されてい
    る、請求項1の伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部材は、内周側の上部と外周側
    の下部に、前記第1のケースの内周側に先端が当接する
    ばね片と、前記第2のケースの外周側に先端が当接する
    ばね片とが、それぞれ設けられている、請求項1又は2
    の伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記案内部材は、前記第1のケースの内
    周側に先端が当接するばね片と前記第1のケースとの接
    触位置が、前記第1のケースに巻き付けられる前記帯状
    伝送線の最外周の直径の平均値に、前記第2のケースの
    外周側に先端が当接するばね片と前記第2のケースとの
    接触位置が、前記第2のケースに巻き付けられる前記帯
    状伝送線の最内周の直径の平均値に、それぞれ設定され
    る請求項1乃至3いずれかの伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006028076A1 (ja) * 2004-09-10 2006-03-16 Niles Co., Ltd. 回転コネクタ
KR100671013B1 (ko) 2005-03-08 2007-01-19 대성전기공업 주식회사 회전커넥터용 노이즈 방지유닛 및 이를 갖는 회전커넥터

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KR100671013B1 (ko) 2005-03-08 2007-01-19 대성전기공업 주식회사 회전커넥터용 노이즈 방지유닛 및 이를 갖는 회전커넥터

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