JPH1131617A - ソレノイドバルブ - Google Patents

ソレノイドバルブ

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Publication number
JPH1131617A
JPH1131617A JP20081997A JP20081997A JPH1131617A JP H1131617 A JPH1131617 A JP H1131617A JP 20081997 A JP20081997 A JP 20081997A JP 20081997 A JP20081997 A JP 20081997A JP H1131617 A JPH1131617 A JP H1131617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
oil
valve
flow path
solenoid valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP20081997A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sano
徹 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP20081997A priority Critical patent/JPH1131617A/ja
Publication of JPH1131617A publication Critical patent/JPH1131617A/ja
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Abstract

(57)(1) 【要約】 (修正有) 【課題】 油に混入するコンタミに対してもバルブ摺動
部が削れたり、流路がふさがる事のないソレノイドバル
ブを提供する。 【解決手段】 油を通過させる流路の内、バルブ用Oリ
ングの出口の二次側流路7bの近傍に介在させたリング
フィルタ11の出口側にコンタミ溜り12を設ける。こ
れによって、負荷側からの油は、1次側流路7aを通っ
て、バルブ用Oリング6が開いたとき、二次側流路7b
に流れる。そして、油に混入する大きい粒子のコンタミ
はリングフィルタで除却され、小さい粒子のコンタミは
コンタミ溜り12に溜り、きれいな油が孔7cを通っ
て、シャフト摺動部の流路7bに流れる。従ってシャフ
ト8は、コンタミによって損傷を受けることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石油ファンヒータ等
に使用する燃料制御用のソレノイドバルブの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は、石油ファンヒータに使われるソ
レノイドバルブの概略構造図である。 (2) この図は、本発明のソレノイドバルブの構造を示してい
るが、この部分の説明は後述するとして、石油ファンヒ
ータの燃焼動作にソレノイドバルブがどのように作用す
るかについて概略説明する。
【0003】図1は停止状態を示しているが、石油ファ
ンヒータを点火すると、ソレノイドバルブのコイル1と
図示しない気化器の予熱ヒータが通電される。これによ
り、プランジャ2がベース3側へ吸着され、ニードル弁
4を左方へ押圧して図示しないノズル穴を塞ぎ、灯油に
より臭気が発生するのを防ぐ。
【0004】そして、気化器の予熱が完了すると、図示
しない電磁ポンプが作動して気化器へ灯油を送り気化す
る。さらに、コイル1への通電を切ることにより、プラ
ンジャ2はスプリング5の復帰力によりベース3から離
脱する。これにより、ニードル弁4が右方へ復帰しノズ
ル穴を開口するので、ノズルから気化された灯油が噴射
されバーナ部に送り出される。そして、点火プラグによ
り着火され燃焼が開始する。
【0005】次に石油ファンヒータの消化時には、気化
器の予熱ヒータと電磁ポンプを切り、ソレノイドバルブ
のコイル1に通電する。これにより、ソレノイドが動作
してニードル弁4が左方に動き、ノズル穴を塞ぎ未熱ガ
スが燃焼室に入るのを防ぐ。さらに、バルブ用Oリング
6が左方に移動して流路7が開き、ソレノイド後部の図
示しない油受皿へ残油を逃がす。そして、ソレノイドへ
の通電を切り消化を終了する。
【0006】次に、このような用途に使われるソレノイ
ドバルブの従来技術について説明する。
【0007】ソレノイドは、樹脂ボビン1にコイル21
が巻かれ、磁性体のフレーム22とプレート23で囲ま
れている。又後部には円筒スリーブ9が取り付けられ、
この (3) 内部にプランジャ2が摺動自在に配置され、プランジャ
2には軸方向にシャフト8が固着されている。
【0008】プランジャ2の対向面には磁性体のベース
3が固着され、ベース3の中心部にはシャフト8が摺動
出来る貫通孔が設けてある。
【0009】シャフト8にはバルブ用Oリング6が取り
付けられ、プランジャ2と共にシャフト8がベース3側
へ移動するとバルブは開となる様に構成されている。
【0010】灯油の流路7は、負荷取付け側のベース3
から、バルブ用Oリング6のバルブ部分を通して、シャ
フト8に沿って形成され、プランジャ2の中心部近傍を
通って、円筒スリーブ9の油逃がし孔10より外部の油
受皿へ通じている。
【0011】シャフト8に沿う流路7の前部には、リン
グフィルタ11が設けてあり、大きい粒子のコンタミは
ここで除却され、シャフト8の流路部分には、これらの
コンタミは流れない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、細かい粒子の
コンタミはリングフィルタ7を通過し、シャフト8の流
路部分を流れる。この為、シャフト8が摺動する時、こ
れらのコンタミによってシャフト8が削られたり、又、
シャフト8がこれらのコンタミによって動きにくくなる
等の不具合が発生する。
【0013】そこで本発明は、細かいコンタミもシャフ
ト8の流路部分荷流れない様な構造にし、耐コンタミ性
の高いソレノイドバルブを提供する事を目的とする。
【0014】
【課題を解決する為の手段】本発明は、バルブ用Oリン
グの2次側に位置する流路の一部に、油に混入する (4) コンタミを除却し、これを貯溜する為の、コンタミ溜り
を設けた事を特徴とするソレノイドバルブである。
【0015】特に、コンタミ溜りは、シャフト摺動部の
流路に流れる油にコンタミが混入しない位置、例えば、
リングフィルタの近傍に設ける事が好ましい。
【0016】
【実施の形態】図2は本発明の要部を拡大した図面であ
る。
【0017】流路は、負荷側より1次側流路7aを通っ
て、バルブ用Oリング6から2次側流路7bに入る。そ
して、リングフィルタ11を通して孔7cからシャフト
摺動部の流路7dを経て、後部油逃がし孔10の方向に
形成されている。
【0018】そして、孔7cの後部にコンタミ溜り12
を設ける。これによって、リングフィルタ11を通過し
た油は孔7cを通してシャフト摺動部の流路7dに流れ
るが、小さい粒子のコンタミ溜り12に押しやられる。
【0019】この為、大きな粒子のコンタミはリングフ
ィルタ11で除却され、小さな粒子のコンタミはコンタ
ミ溜りに貯溜するので、シャフト摺動部の流路7dはき
れいな油が流れ、シャフトがコンタミによって削られた
りする事はなくなる。
【0020】
【発明の効果】本発明によって、コンタミが流路でつま
ったり、シャフトが削られたりする事がなくなるので、
信頼性が高く、かつ長寿命なソレノイドバルブを提供す
る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】石油ファンヒータに用いられる、本発明のソレ
ノイドバルブの構造図。 (5)
【図2】本発明の要部拡大図。
【符号の簡単な説明】
1 コイル 2 プランジャ 3 ベース 4 ニードル弁 5 スプリング 6 バルブ用Oリング 7 流路 7a 1次側流路 7b 2次側流路 7c 孔 7d シャフト摺動部の流路 8 シャフト 9 円筒リング 10 油逃がし孔 11 リングフィルタ 12 コンタミ溜り 21 樹脂ボビン 22 フレーム 23 プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂ボビンに巻かれたコイルと、該コイ
    ルを囲む磁性体のフレーム及びプレートと、非磁性体の
    円筒スリーブと、前記円筒スリーブの内部を可動自在に
    摺動する磁性体のプランジャと、前記プランジャに対向
    配置された磁性体のベースと、前記プランジャに固着さ
    れ、前記ベースの中心部を貫通して軸方向に摺動可能に
    挿入した非磁性体のシャフトと、前記シャフトの移動に
    より流路を開閉するバルブと、前記流路が、負荷側から
    前記シャフトの軸方向に沿って、前記ベースから前記プ
    ランジャを経て、前記円筒スリーブ部分からソレノイド
    後端部の油逃がし孔に向けて設けてあるソレノイドバル
    ブに於いて、 前記バルブの2次側に位置する前記流路の一部に、油に
    混入するコンタミを除却し、これを貯溜する為の、コン
    タミ溜りを設けた事を特徴とするソレノイドバルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソレノイドバルブにおい
    て、 前記コンタミ溜りは、前記シャフト摺動部の流路に流れ
    る油に、コンタミが混入しない位置に設けた事を特徴と
    するソレノイドバルブ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のソレノイドバルブにおい
    て、 前記コンタミ溜りは、バルブ用Oリングの出口側の2次
    側流路に介在するリングフィルタの出口近傍に設けた事
    を特徴とするソレノイドバルブ。
JP20081997A 1997-07-10 1997-07-10 ソレノイドバルブ Pending JPH1131617A (ja)

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ID=16430737

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