JPH11316059A - 低沸点流体の熱サイクルを用いた冷凍プロセスおよびプラント - Google Patents

低沸点流体の熱サイクルを用いた冷凍プロセスおよびプラント

Info

Publication number
JPH11316059A
JPH11316059A JP11053167A JP5316799A JPH11316059A JP H11316059 A JPH11316059 A JP H11316059A JP 11053167 A JP11053167 A JP 11053167A JP 5316799 A JP5316799 A JP 5316799A JP H11316059 A JPH11316059 A JP H11316059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
refrigeration
fluid
storage tank
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11053167A
Other languages
English (en)
Inventor
Baguer Guy Gistau
ギー・ジストー−バグール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
Original Assignee
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Air Liquide SA, LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude filed Critical Air Liquide SA
Publication of JPH11316059A publication Critical patent/JPH11316059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S62/00Refrigeration
    • Y10S62/923Inert gas

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮力経費の最適化により、プラント操作コ
ストの減少を実現する。 【解決手段】 ガス状流体が高圧に圧縮され、第1の段
階で予備冷却され、第2の段階で少なくとも一部は冷却
及び液化され、冷却および膨張させられた流体の少なく
とも幾分かは、貯蔵タンク内で二相状態で回収され、ガ
ス相の幾分かは、タンクから第1及び第2の段階、及び
加温ラインを経てもどされ、予備冷却された流体は、第
2の段階において平行に膨張する少なくとも2つの別々
の流れ即ち少なくとも一部は第1の冷凍源に供給するた
めの第1の流れ、少なくとも第2の流れに分割され、こ
れらの流れの1つは、第2の段階を通る際に、少なくと
も一部は別途液化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低沸点を有する流
体、特にヘリウムの熱サイクルを用いた、冷凍プロセス
に関する。この冷凍プロセスでは、流体がガス状でいわ
ゆる高圧に圧縮され、圧縮された流体は、予備冷却の第
1の段階を通過する際に予備冷却され、圧縮および予備
冷却された流体は、冷却および液化の第2の段階を通過
する際に、少なくとも一部が冷却され、液化され、そこ
では、流体はいわゆる低圧に対し膨張させられ、冷却お
よび膨張させられた流体の少なくとも幾分かは、流体を
貯蔵するタンク内に二相状態で回収され、ガス相の幾分
かは、順に第1および第2の段階を通って、タンクから
加温ラインを経て戻され―このガス相は、これらの段階
を通る際に、そこを通る圧縮された流体との熱交換によ
り暖められ―、冷却および膨張させられた流体の少なく
とも幾分かは、冷凍の第1の力を形成している。
【0002】本発明は、特に、ヘリウムを用いた、素粒
子の加速器の超電導成分の冷却に適用される。本明細書
において使用される圧力とは、絶対圧のことである。
【0003】
【従来の技術】超電導エレメントの冷却は、非常に低
温、一般に5K以下における流体の使用を必要とする。
これらの流体は、上記成分との熱交換関係に置かれた冷
凍源を形成する。
【0004】ヘリウムのような低沸点を有する流体は、
液/気平衡状態にある貯蔵タンク内において、そのよう
な温度に到達する。このように、例えば、上記相を蒸発
させ、任意ではあるが、このようにして生成されたガス
を暖めることにより、このタンク内に収容された液相を
冷凍源として用いることが可能である。
【0005】この蒸発は、実際のタンク内で生じ、その
とき冷源は等温的であり、対応する冷凍プラントは、い
わゆる冷凍モードで作動する。蒸発は、タンクの外でも
生じ、後者に含まれる液相を抜き出した後、対応する冷
凍プラントは、いわゆる液化モードで作動する。作動の
このモードでは、このよにして生成されたガスはまた、
それを暖めることにより、冷凍源としても使用される。
【0006】最終的に、作動のこれらのモードは、混合
されたモードとして組み合わされてもよく、その場合、
2つの冷凍源、即ち、貯蔵タンクの外側の第1の冷凍源
と、タンクの内側の等温的な第2の冷凍源とが提供され
る。所望の温度での冷凍出力の生成は、使用される流体
の圧縮の要求に対応する高い操作コストを必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特
に、上述の操作モードのすべてにおいて使用可能であ
り、圧縮力の経費を最適化し、プラントの操作コストを
減少させることを可能とする、冷凍プロセスを提供する
ことにより、これらの問題を解決することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、本発明は、低沸点を有する流体、特にヘリウムの熱
サイクルを用いた冷凍プロセスであって、この冷凍プロ
セスでは、流体がガス状でいわゆる高圧に圧縮され、圧
縮された流体は、予備冷却の第1の段階を通過する際に
予備冷却され、圧縮および予備冷却された流体は、冷却
および液化の第2の段階を通過する際に、少なくとも一
部が冷却され、液化され、そこでは、流体はいわゆる低
圧に膨張させられ、冷却および膨張させられた流体の少
なくとも幾分かは、流体を貯蔵するタンク内に二相状態
で回収され、ガス相の幾分かは、順に第2および第1の
段階を通って、タンクから加温ラインを経て戻され―こ
のガス相は、これらの段階を通る際に、そこを通る圧縮
された流体との熱交換により暖められ―、冷却および膨
張させられた流体の少なくとも幾分かは、冷凍の第1の
力をにおいて)形成するプロセスであって、予備冷却さ
れた流体は、第2の段階において平行に膨張する少なく
とも2つの別々の流れ、即ち、少なくとも一部は第1の
冷凍源に供給するための第1の流れと、少なくとも第2
の流れに分割され、これらの流れの1つは、第2の段階
を通る際に、少なくとも一部は別途液化されることを特
徴とする冷凍プロセスを提供する。
【0009】特定の態様に応じて、本プロセスは、単独
で、または任意の技術的に可能な組合せをもって、以下
の特徴の1つまたはそれ以上を含むものとすることが出
来る。第1の流れは、貯蔵タンクに供給するために第2
の段階を通る際に、少なくとも一部は液化されること。
【0010】少なくとも第2の流れは、貯蔵タンクに供
給するために第2の段階を通る際に、少なくとも一部は
別途液化されること。貯蔵タンクに収容されている液相
は、第1の冷凍源を形成するために用いられること。
【0011】液相の幾分かは、タンクの外側において第
1の冷凍源を形成するように、貯蔵タンクから抜き出さ
れること。貯蔵タンク(5)に収容されている液相は、
等温的第2の冷凍源を形成するために用いられること。
【0012】第1の冷凍源は、第1の流れから生成され
るガス、特に超臨界ガスであり、貯蔵タンクは、第2の
段階において少なくとも一部は液化された第2の流れか
ら供給されること。第1の冷凍源を形成するために、ガ
スは、貯蔵タンクに収容されている液相との熱交換によ
って、第2の段階の下流で冷却されること。
【0013】貯蔵タンクに収容されている液相は、この
タンクの内部で等温的第2の冷凍源を形成するために用
いられること。第1の流れは、第2の段階(4)の少な
くとも一部において、前記膨張した流れの他のものを用
いた向流熱交換により、更に冷却されること。
【0014】第2の段階におけるガス相中に冷却され、
膨張した前記他のガスは、第2の段階において第1の流
れを冷却するために、加温ラインに直接戻されること。
第2の段階におけるガス相中に膨張し、冷却され、た前
記他のガスは、貯蔵タンクに送られ、前記ガス相は、第
2の段階において第1の流れを冷却するために、加温ラ
インを通して送られること。
【0015】本発明はまた、流体を圧縮する手段、予備
冷却の第1の段階、冷却および膨張の第2の段階、2相
状態にある流体を貯蔵するタンク、少なくとも一部は2
つの段階を通過し、圧縮手段を前記タンクに接続する、
圧縮された流体を冷却するライン、および2つの段階を
通過し、前記タンクと連通する、前記タンクのガス相を
暖めるラインを具備するプラントであって、前記冷却ラ
インは、第2の段階において、それぞれそれ自身の膨張
手段を備えている少なくとも2つの分離パイプに分割さ
れており、第2の段階に属し、これらパイプの第1のも
のである、第1の流れに対応するパイプは、少なくとも
一部は、第1の冷凍源を供給するように意図されてお
り、前記パイプの1つの膨張手段は、少なくとも部分的
な液化手段を含むことを特徴とするプラントを提供す
る。
【0016】特定の態様に応じて、本プラントは、単独
で、または任意の技術的に可能な組合せをもって、以下
の特徴の1つまたはそれ以上を含むものとすることが出
来る。第1のパイプの膨張手段は、少なくとも部分的液
化手段を含み、この第1のパイプは、そこに流体を供給
するために、貯蔵タンク内に現れること。
【0017】第2の流れに対応する、少なくとも1つの
第2のパイプの膨張手段は、少なくとも部分的液化手段
を含み、この第2のパイプは、そこに流体を供給するた
めに、貯蔵タンク内に現れること。本プラントは、貯蔵
タンクの液相を第1の冷凍源として用いるために、液相
を外側と熱交換させる手段を含むこと。
【0018】本プラントは、貯蔵タンクの外側に第1の
冷凍源を形成するために、液相を貯蔵タンクから抜き出
す手段を含むこと。本プラントは、貯蔵タンク内に等温
的第2の冷凍源を形成するために、 貯蔵タンク内の液
相をタンクの外側と熱交換させる手段を含むこと。
【0019】第2の流れに対応する第2のパイプの膨張
手段は、少なくとも部分的液化手段を含み、この第2の
パイプは、そこに流体を供給するために、貯蔵タンク内
に現れ、第1のパイプの膨張手段)は、出口においてガ
ス、特に超臨界ガスを供給するために、ガス中に流体を
膨張させ、第1の冷凍源を形成する手段であること。
【0020】第1のパイプは、供給されるガスを冷却
し、第1の冷凍源を形成するために、第2の段階の下流
において、貯蔵タンクと熱交換関係にあること。本プラ
ントは、貯蔵タンク内に等温的第2の冷凍源を形成する
ために、タンク内に収容された液相を、タンクの外側と
熱交換させる手段を含むこと。
【0021】第1のパイプは、第2の段階の少なくとも
一部において、向流熱交換により第1の流れを冷却する
ために、パイプの他のものと熱交換関係にあること。他
のパイプの膨張手段は、ガス相中へ膨張させる手段を含
み、他のパイプは、加温ライン内に直接現れること。
【0022】前記他のパイプの膨張手段は、少なくとも
1つのガス相中へ膨張させる手段を含み、この他のパイ
プは、前記ガスが加温ラインを介して送られ、第2の段
階において、第1の流れを冷却するために、前記タンク
内に現れること。前記パイプの膨張手段は、タービンを
含むこと。
【0023】流体を戻すパイプラインが、前記第1の段
階と第2の段階の間の加温ラインに現れ、前記第2の段
階は、冷却および加温ラインを相互に熱交換させる熱交
換器)を含み、この熱交換器は、前記パイプの少なくと
も1つの膨張手段の上流に置かれること。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、第1の冷凍容量P1及び
等温の第2の冷凍容量P2を供給することにより、超伝
導部材(図示しない)を冷却するためのヘリウム閉熱サ
イクルを用いた冷凍プラント1を示す。
【0025】このプラント1は、 − 1つだけ図1に示されており、連続して配置された
数個の圧縮機2を含むサイクル圧縮手段、 − ヘリウムを予備冷却するための第1の段階3、 − ヘリウムを冷却して膨張させる第2の段階4、 − ヘリウムを液/ガス平衡中に貯蔵する貯蔵タンク
5、 − 少なくとも部分的に圧縮手段2を貯蔵タンク5に接
続し、第1の段階3及び第2の段階4を通して連続して
通過させ、圧縮されたヘリウムを冷却するライン6、 − タンク5のガス相を加熱し、タンク5を圧縮手段2
に接続し、第2の段階4及び第1の段階3を通して連続
して通過させるライン7、 を実質的に含む。
【0026】さらに、一方では、このプラント1は、プ
ラントの他の部材から離れて配置されて、冷凍容量P1
を第1の超伝導部材に提供する熱交換器8、他方では、
タンク5の下方部分を、熱交換器に輸送して等温の冷凍
容量P2を供給する手段9を含む。
【0027】第1の段階3は、1つだけ示されているけ
れども、いくつかの向流熱交換器10を含む。
【0028】第2の段階4は、タンク5と第1の段階3
との間に連続して配置された5つの向流熱交換器11な
いし15、及び後述の膨張手段を含む。
【0029】プラント1では、ヘリウムを、圧縮機2に
より約20バールの圧力で圧縮し、その後、このヘリウ
ムを冷却ライン6を介して、ヘリウムが予備冷却される
予備冷却段階3を通して配送する。
【0030】この第1の段階3を通り過ぎると、ヘリウ
ムは、約19.25バールの圧力で、約20.54Kの温
度で、すなわちジュール−トムソン逆転温度以下の温度
でこの圧力は約37Kである。
【0031】次に、この予備冷却されたヘリウムガスを
約764g/秒の流量で冷却ライン6を介して第2の段
階4を通して送り、ここで、このヘリウムガスを、3つ
の流れに分割し、各々ライン6の分離パイプ16,17,
18に運び、第2のパイプ17及び第3のパイプ18
は、これを明瞭にするため、図中、点線で示す。
【0032】このため、ライン6を、第2の段階4内
で、各々膨張手段21,22,23を備えた3つのパイプ
16ないし18に分割する。
【0033】各々、約244g/秒及び248g/秒の
流量に相応する第1の流れ及び第2の流れは、これらの
流れを約13.39Kの温度に冷却し得る熱交換器15
を通って一緒に通過する。
【0034】この第1の流れ及び第2の流れを、その後、
各々、第1のパイプ16及び第2のパイプ17を通して
分離及び搬送する。
【0035】第1の流れを、熱交換器13中に導入され
る前に、まず、第1のパイプ16の膨張手段21のター
ビン24内で約9.50バールの圧力及び約10.78K
の温度で膨張及び冷却する。その後、この第1の流れを熱
交換器13を通すことにより冷却し、温度を約9.31
Kに下げた後、熱交換器12を通すことにより、温度を
8.34Kに下げる。次に、第1の流れを、膨張手段21
のタービン25中で、約3.01バールの圧力及び5.
40Kの温度で、膨張及び冷却し、その後、熱交換器11
を通すことにより冷却し、その出口側では、このヘリウ
ムは、約4.46Kの温度に達する。
【0036】第1の流れを、その後、超臨界ガスの状態
で熱交換器8に送り、ここで、、第1の冷凍源として使用
し、加温されることによって容量P1を供給する。この
第1の流れを、最終的に、約1.24バール及び約20.
22Kの温度で、第1の段階3及び第2の段階4の間の
パイプ26を介して加温ライン7に送る。次に、この第1
の流れを、第1の段階3中で、圧縮されたヘリウムを第
1の段階3を通して通過させながら、向流間接熱交換器
によって加温し、その後、圧縮手段2に送る。
【0037】熱交換器15を通り過ぎると、第2の流れ
は、熱交換器14を通すことによって冷却され、温度は
約10.28Kまで下がり、その後、第2のパイプ17
の膨張手段22のタービン27内で、低い割合(第2の
流れの流量の約10%)で液化する。このようにして約
4.40Kの温度、及び約1.20バールの圧力で製造さ
れた二相流体は、その後、液/ガス平衡中で、タンク5
にヘリウムを供給する。第2のパイプ17中で低い割合
の液化ヘリウムは、単一のタービン27のみを、タービン
を損傷することなく、圧縮されたヘリウムの膨張、その
液化に使用し得る。
【0038】貯蔵タンク5内に収容された液相をタンク
の外部との熱交換に供する手段9によって、液相は、冷
凍容量P2を供給し、蒸発されることにより、及びこの
ために、このタンク5内に、等温の第2の冷凍源を形成
する。第2の流れのガス部分を含むタンク5内に収容さ
れたガス相は、ライン7を介して、このガス相が約9.
16Kの温度まで加温された熱交換器を通って連続的に
送られる。次に、このガス相を、熱交換器13を通すこ
とによって約10.14Kの温度まで加温する。このガ
ス相をこれらの熱交換器11,12,及び13を通る第1
の流れをもって向流間接熱交換により加温する。
【0039】次に、このガス相を、熱交換器14を通す
ことにより、この熱交換器14を通る第2の流れをもっ
て向流間接熱交換により、約12.02Kの温度まで加
温し、その後、熱交換器15通すことによりこの熱交換
器15を通る第1及び第2の流れをもって向流間接熱交
換器によって約20.22Kの温度まで加温する。
【0040】このため、タービン27を通り過ぎた第2
のガス部分は、第1及び第2の冷却に使用される。
【0041】最後に、このガス相は、パイプ26を介し
て送られるガスと共に、圧縮手段2に供給する前に、第
1の段階3中で加温される。
【0042】約272g/秒の流量に相当し、第3のパ
イプ18に運ばれる第3の流れは、第3のパイプ18の
膨張手段23のタービン28中で、膨張され、分離して
冷却される。このタービン28を通り過ぎると、ガス相
中のヘリウムは、約21.19バールの圧力と、約9.1
6Kの温度である。
【0043】次に、膨張された第3の流れを熱交換器1
3及び12の間の加温ライン7に直接送る。その後、加
温ライン7に運ばれたガス相と共に、この第3の流れ
を、熱交換器13及び15中で、向流間接熱交換によ
り、これらの熱交換器13及び15を通る他の流れをも
って加温する。この第3の流れは、このように、第1及
び第2の流れの冷却を助ける。
【0044】最終的に、この第3の流れを、圧縮手段2
を供給する前に、加温ライン7によって運ばれるガス相
と共に、第1の段階3を通すことにより加温する。
【0045】このプラント1は、約4.46Kで、超臨
界ヘリウムを用いて、約21700Wの第1の冷凍容量
P1、及び約4.40Kで液体ヘリウムを用いて、等温
の約4800Wの第2の冷凍容量P2を生じさせること
ができる。
【0046】一方、3つの流れの分離した、または並列
した膨張は、2つの分離した冷凍源を得ることを可能に
せしめ、他方、熱交換器13ないし15によって限定さ
れる温度範囲を超えて、第1の流れ及び/または第2の
流れを冷却するために第3の流れを使用し、及び第1及
び第2の流れを冷却するために第2の流れの部分を使用
することを可能にせしめる。
【0047】これらの特徴は、プラント1で消費される
約4.5MWの電力に相当する圧縮電力に関して全体的
な経費を最適化することを可能にせしめる。
【0048】第6の向流熱交換器31及び第7の向流熱
交換器32を、冷却ライン6中のヘリウムのフローに関
する熱交換器15の上流の第4の段階に配置する。
【0049】加温ライン7は、熱交換器31及び32の
それぞれを通る。
【0050】このプラント1において、段階3で予備冷
却されたヘリウムガスを、冷却ライン6を介して第2の
段階4中に導入し、ここで、このヘリウムを、第1に、
加温ライン7によって搬送されるガス相を用いた交流間
接熱交換により、熱交換器32を通して冷却する。この
ヘリウムを、その後、2つの分離流れに分けて、ライン
6の第1のパイプ16、及び第2のパイプ17によって
搬送する。
【0051】第1の流れを、熱交換器31を通すことに
より冷却する。図1のプラント1の場合と同様に、この
第1の流れを、その後、熱交換器15中で冷却し、ター
ビン24中で膨張及び冷却し、熱交換器13及び12中
で連続的に冷却し、タービン25中で膨張及び冷却し、
最終的に、熱交換器11を通して冷却する。
【0052】第2の段階の下流では、パイプ16をタン
ク10に収容された液相に沈める。第1の流れは、超臨
界ヘリウムの状態であり、その後、熱交換器8に供給さ
れる前に、この液相の部分の蒸発によって冷却される。
【0053】第2の流れを、まず、第2のパイプ17の
膨張手段22のタービン27中で膨張及び冷却し、その
後、熱交換器15ないし13中にガス状態で連続的に導
入し、ここでこの第2の流れを、加温ライン7によって
搬送されるガス相により向流間接熱交換により冷却す
る。次に、このヘリウムガスを、ヘリウムを部分的に液
化する膨張手段22のタービン33中で冷却し、ここ
で、このヘリウムを部分的に液化する。二相流体は、タ
ービン33を出ることにより生成され、その後、貯蔵タ
ンクに送り、液/ガス平衡中でヘリウムと共に供給す
る。
【0054】また、このプラントは、この説明の初めで
決められた目的を達成することを可能にせしめる。
【0055】さらに、第7の熱交換機32があることに
より、熱交換器8から加温ライン7にパイプ26を介し
て戻される第1の流れの温度を、タービン22に入る第
2の流れの温度よりも緩和することを可能にせしめる。
【0056】図3は、冷凍プラント1の第3の態様を示
し、下記のように図1と識別される。
【0057】このプラント1は、貯蔵タンク5から抜き
出された液体ヘリウムを蒸発及び加温することにより、
熱交換器8中で単一の冷凍容量P1を得るためのもので
ある。このため、このプラント5は、液化モードで運転
するものである。
【0058】第2の段階4は、貯蔵タンク5と第1の段
階3との間に連続して配置された4つの向流熱交換機1
1ないし14を含む。
【0059】圧縮手段2によって圧縮され、その後第1
の段階3を通る間に予備冷却されたヘリウムを、冷却ラ
イン6を介して、第4の段階に送る。この予備冷却され
たヘリウムガスを、3つの流れに分割し、冷却ライン6
の第1のパイプ16、第2のパイプ17、及び第3のパ
イプ18によってそれぞれ搬送する。
【0060】第1及び第2の流れを、まず、熱交換器1
4を通すことにより一緒に冷却し、その後、この熱交換
器14を出ると、2つに分割させる。
【0061】次に、第1の流れを、第1のパイプ16の
膨張手段21のタービン24を通すことにより、膨張及
び冷却し、その後、熱交換器12中で冷却し、膨張手段
21のタービン25中で、膨張及び冷却し、熱交換器1
1中で冷却し、最終的に、膨張手段21の第3のタービ
ン35を通すことにより、部分的に液化する。その後、
第1の流れを、二相状態で、貯蔵タンク5に導入する。
この第1の流れのガス部分を加温ライン7によって搬送
し、ここで熱交換器11ないし14中で加温することに
より、一方では、これらの熱交換器11、12及び14
を通る第1の流れを、他方では、熱交換器13及び14
中の第2の流れを下記に示すように冷却する。
【0062】貯蔵タンク5内の液相をパイプ36を介し
て抜き出して熱交換器8へ送り、ここで、この液相を蒸
発した後加温することによって冷凍容量P1を供給す
る。このようにして生成された液相は、2つの段階3及
び4の間のパイプ26によって加温ライン7送り戻され
る。
【0063】熱交換器14を出ると、第2の流れは、第
2のパイプ17を介して、この熱交換器13に送られ、
ここで冷却された後、このヘリウムガスの第2の流れ
を、貯蔵タンク5及び熱交換器11間の加温ライン7に
直接送り戻す前に、第2のパイプ17の膨張手段22の
タービン27を通すことにより、膨張及び冷却するその
後、加温ライン7によって搬送される第2の流れを、熱
交換器11及び12に連続して通すことにより、2つの
熱交換器を通る第1の流れを冷却した後、熱交換器13
でこの流れを加温することにより、この熱交換器を通る
第2の流れを冷却し、最後に、熱交換器14でこの流れ
を加温することにより、この熱交換器を通る第1及び第
2の流れを冷却する。次に、ガス相とともにパイプ26
に送り戻されたこの第2の流れを、第1の段階3を通し
て圧縮手段2に送る。
【0064】第3の流れを、第3のパイプ18の膨張手
段23のタービン28通すことによって膨張及び冷却し
た後、ガス相の状態で、熱交換器12及び13間の加温
ライン7に直接送る。
【0065】加温ライン7によって搬送されたこの第3
の流れを、熱交換器13を通して加温することにより、
この熱交換器を通る第2の流れを冷却した後、熱交換器
14を通して加温することにより、この熱交換器14を
通る第1及び第2の流れを冷却する。次に、この第3の
流れを、第1の段階3及び圧縮手段2に、加温ライン7
を介して送り戻す。
【0066】また、この態様は、この説明の初めで決め
られた目的を達成することを可能にせしめる。
【0067】図4は、図3のプラントの他の態様を表
し、以下により後者と識別される。
【0068】タービン27を通ると、第2の流れは、低
い割合で液化され、その後貯蔵タンク5に直接送られて
流体とともに液/ガス平衡中に供給される。
【0069】貯蔵タンク5中に導入される第2の流れの
ガス部分を、加温ライン7によって搬送し、ここで、熱
交換器11及び12中で第1の流れを冷却することによ
り、熱交換器13中で第2の流れを冷却することによ
り、及び熱交換器14中で第1及び第2の流れを冷却す
ることにより、加温を行なう。
【0070】このように、図3に示すように、3つの流
れによって供給されるガス相を加温ライン7に供給し、
第2の段階で、第1及び第2の流れを冷却するために使
用する。
【0071】もちろん、図4中のプラント1も、図5に
示すように、他の態様に混合モードで動作し得る。この
図5は、冷凍プラント1例えば貯蔵タンク5の周りの底
部(図4に示すような)の冷却端を示す。この他の態様
において、プラント1は、タンク5の底部分を、外側と
の熱交換に供することにより、冷凍容量P2を与える手
段を含む。
【0072】図4のプラント1も、図6に示すように、
他の態様にしたがって、冷凍モードで動作し得る。この
他の態様によれば、熱交換器8及びパイプ26は適正化
され、及びプラント1は、タンク5の底部を外側との熱
交換に供する手段を含む。その後、タンク5に収容され
た液相は、タンク5内に、第1の冷凍源を形成し、等温
の冷凍容量P1を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる冷凍プラントの第1の態様を表
す概略図。
【図2】本発明にかかる冷凍プラントの第2の態様を表
す概略図。
【図3】本発明にかかる冷凍プラントの第3の態様を表
す概略図。
【図4】図3に示すプラントの他の形式を表す図。
【図5】図4に示すプラントの他の形式の低温終端を表
す概略図。
【図6】図4に示すプラントの他の形式の低温終端を表
す概略図。
【符号の説明】
1…プラント 3…第1の段階 4…第2の段階 5…貯蔵するタンク 7…加温ライン 8,10,11,12,13,14,15…熱交換器 16…第1のパイプ 17…第2のパイプ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低沸点を有する流体、特にヘリウムの熱サ
    イクルを用いた、冷凍プロセスであって、この冷凍プロ
    セスでは、 流体がガス状でいわゆる高圧に(2において)圧縮さ
    れ、 圧縮された流体は、予備冷却の第1の段階(3)を通過
    する際に予備冷却され、 圧縮および予備冷却された流体は、冷却および液化の第
    2の段階(4)を通過する際に、少なくとも一部が冷却
    され、液化され、そこでは、流体はいわゆる低圧に膨張
    させられ、 冷却および膨張させられた流体の少なくとも幾分かは、
    流体を貯蔵するタンク(5)内に二相状態で回収され、 ガス相の幾分かは、順に第2および第1の段階(3,
    4)を通って、タンク(5)から加温ライン(7)を経
    て戻され―このガス相は、これらの段階を通る際に、そ
    こを通る圧縮された流体との熱交換により暖められ―、 冷却および膨張させられた流体の少なくとも幾分かは、
    第1の冷凍源を(8、5において)形成するプロセスで
    あって、 予備冷却された流体は、第2の段階(4)において平行
    に膨張する少なくとも2つの別々の流れ、即ち、少なく
    とも一部は第1の冷凍源に供給するための第1の流れ
    と、少なくとも第2の流れに分割され、これらの流れの
    1つは、第2の段階を通る際に、(27、33、35、
    27、35において)少なくとも一部は別途液化される
    ことを特徴とする冷凍プロセス。
  2. 【請求項2】前記第1の流れは、貯蔵タンク(5)に供
    給するために第2の段階(4)を通る際に、少なくとも
    一部は(35において)液化されることを特徴とする請
    求項1に記載の冷凍プロセス。
  3. 【請求項3】少なくとも第2の流れは、貯蔵タンク
    (5)に供給するために第2の段階(4)を通る際に、
    少なくとも一部は(27において)別途液化されること
    を特徴とする請求項2に記載の冷凍プロセス。
  4. 【請求項4】前記貯蔵タンク(5)に収容されている液
    相は、(8、5において)第1の冷凍源を形成するため
    に用いられることを特徴とする請求項2または3に記載
    の冷凍プロセス。
  5. 【請求項5】前記液相の幾分かは、前記タンクの外側に
    おいて(8において)第1の冷凍源を形成するように、
    前記貯蔵タンク(5)から抜き出されることを特徴とす
    る請求項4に記載の冷凍プロセス。
  6. 【請求項6】前記貯蔵タンク(5)に収容されている液
    相は、(9において)等温的第2の冷凍源を形成するた
    めに用いられることを特徴とする請求項5に記載の冷凍
    プロセス。
  7. 【請求項7】前記第1の冷凍源は、第1の流れから生成
    されるガス、特に超臨界ガスであり、貯蔵タンク(5)
    は、第2の段階(4)において少なくとも一部は液化さ
    れた第2の流れから供給されることを特徴とする請求項
    1に記載の冷凍プロセス。
  8. 【請求項8】第1の冷凍源を形成するために、前記ガス
    は、前記貯蔵タンク(5)に収容されている液相との熱
    交換によって、前記第2の段階(4)の下流で冷却され
    ることを特徴とする請求項7に記載の冷凍プロセス。
  9. 【請求項9】前記貯蔵タンク(5)に収容されている液
    相は、このタンクの内部で(9において)等温的第2の
    冷凍源を形成するために用いられることを特徴とする請
    求項7または8に記載の冷凍プロセス。
  10. 【請求項10】前記第1の流れは、第2の段階(4)の
    少なくとも一部において、前記膨張した流れの他のもの
    を用いた向流熱交換により、更に冷却されることを特徴
    とする請求項1ないし9のいずれかの項に記載の冷凍プ
    ロセス。
  11. 【請求項11】第2の段階(4)におけるガス相中に
    (27、28において)冷却され、膨張した前記他のガ
    スは、第2の段階において第1の流れを冷却するため
    に、加温ライン(7)に直接戻されることを特徴とする
    請求項10に記載の冷凍プロセス。
  12. 【請求項12】第2の段階(4)におけるガス相中に
    (27、28において)膨張し、冷却され、た前記他の
    ガスは、貯蔵タンクに送られ、前記ガス相は、第2の段
    階において第1の流れを冷却するために、加温ライン
    (7)を通して送られることを特徴とする請求項10に
    記載の冷凍プロセス。
  13. 【請求項13】流体を圧縮する手段(2)、 予備冷却の第1の段階(3)、 冷却および膨張の第2の段階(4)、 2相状態にある流体を貯蔵するタンク、 少なくとも一部は2つの段階を通過し、圧縮手段(2)
    を前記タンクに接続する、圧縮された流体を冷却するラ
    イン(6)、および2つの段階(3,4)を通過し、前
    記タンク(5)と連通する、前記タンク(5)のガス相
    を暖めるライン(7)を具備するプラントであって、 前記冷却ライン(6)は、第2の段階において、それぞ
    れそれ自身の膨張手段(21,22,23,21,2
    2)を備えている少なくとも2つの分離パイプ(16、
    17、18、16、17)に分割されており、第2の段
    階(4)に属し、これらパイプの第1のものである、第
    1の流れに対応するパイプ(16)は、少なくとも一部
    は、(8,5において)第1の冷凍源を供給するように
    意図されており、 前記パイプの1つの膨張手段は、少なくとも部分的な液
    化手段(27;33;35;27,35)を含むことを
    特徴とするプラント。
  14. 【請求項14】第1のパイプの膨張手段(21)は、少
    なくとも部分的液化手段(35)を含み、この第1のパ
    イプは、そこに流体を供給するために、貯蔵タンク内に
    現れることを特徴とする請求項13に記載のプラント。
  15. 【請求項15】第2の流れに対応する、少なくとも1つ
    の第2のパイプ(17)の膨張手段(22)は、少なく
    とも部分的液化手段(27)を含み、この第2のパイプ
    (17)は、そこに流体を供給するために、貯蔵タンク
    内に現れることを特徴とする請求項14に記載のプラン
    ト。
  16. 【請求項16】貯蔵タンク(5)の液相を第1の冷凍源
    として用いるために、液相を外側と熱交換させる手段
    (8,9)を含むことを特徴とする請求項14または1
    5に記載のプラント。
  17. 【請求項17】貯蔵タンク(5)の外側に(8におい
    て)第1の冷凍源を形成するために、液相を貯蔵タンク
    から抜き出す手段(36)を含むことを特徴とする請求
    項16に記載のプラント。
  18. 【請求項18】貯蔵タンク(5)内に等温の第2の冷凍
    源を形成するために、 貯蔵タンク(5)内の液相をタ
    ンクの外側と熱交換させる手段(9)を含むことを特徴
    とする請求項17に記載のプラント。
  19. 【請求項19】第2の流れに対応する第2のパイプ(1
    7)の膨張手段(22)は、少なくとも部分的液化手段
    (27、33)を含み、この第2のパイプ(17)は、
    そこに流体を供給するために、貯蔵タンク(5)内に現
    れ、第1のパイプの膨張手段(21)は、出口において
    ガス、特に超臨界ガスを供給するために、ガス中に流体
    を膨張させ、(8において)第1の冷凍源を形成する手
    段であることを特徴とする請求項13に記載のプラン
    ト。
  20. 【請求項20】前記第1のパイプは、供給されるガスを
    冷却し、第1の冷凍源を形成するために、第2の段階の
    下流において、貯蔵タンク(5)と熱交換関係にあるこ
    とを特徴とする請求項19に記載のプラント。
  21. 【請求項21】貯蔵タンク(5)内に等温の第2の冷凍
    源を形成するために、タンク(5)内に収容された液相
    を、タンクの外側と熱交換させる手段(9)を含むこと
    を特徴とする請求項19に記載のプラント。
  22. 【請求項22】前記第1のパイプ(16)は、第2の段
    階(4)の少なくとも一部において、向流熱交換により
    第1の流れを冷却するために、前記パイプの他のものと
    熱交換関係にあることを特徴とする請求項13ないし2
    1のいずれかの項に記載のプラント。
  23. 【請求項23】前記他のパイプ(17,17,18)の
    膨張手段(22,22,23)は、ガス相中へ膨張させ
    る手段(28,27,28)を含み、前記他のパイプ
    (17,17,18)は、加温ライン(7)内に直接現
    れることを特徴とする請求項22に記載のプラント。
  24. 【請求項24】前記他のパイプ(17)の膨張手段(2
    2)は、少なくとも1つのガス相中へ膨張させる手段
    (27,33)を含み、この他のパイプ(17)は、前
    記ガスが加温ライン(7)を介して送られ、第2の段階
    (4)において、第1の流れを冷却するために、前記タ
    ンク内に現れることを特徴とする請求項22に記載のプ
    ラント。
  25. 【請求項25】前記パイプの膨張手段(21,22,2
    3)は、タービンを含むことを特徴とする請求項13な
    いし24のいずれかの項に記載のプラント。
  26. 【請求項26】流体を戻すパイプライン(26)が、前
    記第1の段階と第2の段階の間の加温ライン(7)に現
    れ、前記第2の段階は、冷却および加温ライン(6,
    7)を相互に熱交換させる熱交換器(32)を含み、こ
    の熱交換器(32)は、前記パイプ(16,17)の少
    なくとも1つの膨張手段(21,22)の上流に置かれ
    ることを特徴とする請求項13ないし25のいずれかの
    項に記載のプラント。
JP11053167A 1998-03-02 1999-03-01 低沸点流体の熱サイクルを用いた冷凍プロセスおよびプラント Pending JPH11316059A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9802490A FR2775518B1 (fr) 1998-03-02 1998-03-02 Procede et installation de production frigorifique a partir d'un cycle thermique d'un fluide a bas point d'ebullition
FR9802490 1998-03-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11316059A true JPH11316059A (ja) 1999-11-16

Family

ID=9523527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11053167A Pending JPH11316059A (ja) 1998-03-02 1999-03-01 低沸点流体の熱サイクルを用いた冷凍プロセスおよびプラント

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6170290B1 (ja)
JP (1) JPH11316059A (ja)
CH (1) CH693187A5 (ja)
DE (1) DE19908506A1 (ja)
FR (1) FR2775518B1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6484516B1 (en) * 2001-12-07 2002-11-26 Air Products And Chemicals, Inc. Method and system for cryogenic refrigeration
US20060083626A1 (en) * 2004-10-19 2006-04-20 Manole Dan M Compressor and hermetic housing with minimal housing ports
US7409834B1 (en) * 2005-03-10 2008-08-12 Jefferson Science Associates Llc Helium process cycle
US7278280B1 (en) * 2005-03-10 2007-10-09 Jefferson Science Associates, Llc Helium process cycle
DE102007005098A1 (de) * 2007-02-01 2008-08-07 Linde Ag Verfahren zum Betreiben eines Kältekreislaufes
FR2919716B1 (fr) * 2007-07-31 2014-12-19 Air Liquide Procede de refroidissement a basse temperature et son utilisation
DE102011013345A1 (de) * 2011-03-08 2012-09-13 Linde Aktiengesellschaft Kälteanlage
DE102011112911A1 (de) * 2011-09-08 2013-03-14 Linde Aktiengesellschaft Kälteanlage
FR2999693B1 (fr) * 2012-12-18 2015-06-19 Air Liquide Dispositif de refrigeration et/ou de liquefaction et procede correspondant
CN116428759A (zh) * 2023-06-13 2023-07-14 北京中科富海低温科技有限公司 一种用于长距离运输低温流体的制冷系统和方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL125897C (ja) * 1964-04-29
NL134863C (ja) * 1965-07-05
US3360955A (en) * 1965-08-23 1968-01-02 Carroll E. Witter Helium fluid refrigerator
FR1540391A (fr) * 1967-05-24 1968-09-27 Air Liquide Procédé de maintien à très basse température d'appareils électriques
CH501321A (de) * 1968-12-19 1970-12-31 Sulzer Ag Verfahren zum Kühlen eines Verbrauchers, der aus einem teilweise stabilisierten Supraleitungsmagneten besteht
SU606042A1 (ru) * 1976-03-03 1978-05-05 Предприятие П/Я М-5096 Способ производства холода
US4189930A (en) * 1977-06-17 1980-02-26 Antipenkov Boris A Method of obtaining refrigeration at cryogenic level
US4267701A (en) * 1979-11-09 1981-05-19 Helix Technology Corporation Helium liquefaction plant
US4346563A (en) * 1981-05-15 1982-08-31 Cvi Incorporated Super critical helium refrigeration process and apparatus
JPS59122868A (ja) * 1982-12-27 1984-07-16 高エネルギ−物理学研究所長 ネオンガスを利用したカスケ−ドタ−ボヘリウム冷凍液化装置
EP0168519A3 (de) * 1984-07-20 1986-11-26 GebràœDer Sulzer Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Verflüssigen eines tiefsiedenden Gases, insbesondere Heliumgas
FR2679635B1 (fr) * 1991-07-26 1993-10-15 Air Liquide Circuit de compression d'un fluide gazeux a basse pression et a basse temperature.
JPH06101918A (ja) * 1992-09-18 1994-04-12 Hitachi Ltd 極低温冷凍機
JPH08285395A (ja) * 1995-04-10 1996-11-01 Kobe Steel Ltd ヘリウム液化冷凍装置
JPH09170834A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Hitachi Ltd ヘリウム冷凍システム

Also Published As

Publication number Publication date
FR2775518A1 (fr) 1999-09-03
FR2775518B1 (fr) 2000-05-05
CH693187A5 (fr) 2003-03-27
DE19908506A1 (de) 1999-09-09
US6170290B1 (en) 2001-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5410443B2 (ja) 気体の膨張プロセスに基づく冷却システムの冷却能力の調整のための方法およびシステム
US5157926A (en) Process for refrigerating, corresponding refrigerating cycle and their application to the distillation of air
US6412302B1 (en) LNG production using dual independent expander refrigeration cycles
US3608323A (en) Natural gas liquefaction process
RU2496066C2 (ru) Способ двойного расширения азота
JP6415329B2 (ja) ガス液化装置及びガス液化方法
WO2006051622A1 (ja) 低温液化冷凍方法及び装置
JPH0814681A (ja) 高圧一次閉冷凍ループと二次冷凍ループを用いる冷凍装置
JP2016128738A5 (ja)
CN103374424A (zh) 带有给料除水的天然气液化
JP2000065471A (ja) ガス液化プロセス
US20210048243A1 (en) Natural gas liquefaction device and natural gas liquefaction method
JPH11316059A (ja) 低沸点流体の熱サイクルを用いた冷凍プロセスおよびプラント
JPH06159927A (ja) 低沸点ガスの液化方法及び装置並びに空気分離方法及び装置
JPS61105086A (ja) 永久ガス流れを液化する方法および装置
KR100991859B1 (ko) 유체 냉각 시스템 및 이를 이용한 유체 냉각 방법
CN104067078A (zh) 用于在超临界压力下液化气体或冷却原料气的方法和设备
JP4142559B2 (ja) ガスの液化装置およびガスの液化方法
JP3303101B2 (ja) 超臨界ガスの液化方法及び装置
US20230251030A1 (en) Facility and method for hydrogen refrigeration
JP3521360B2 (ja) 液体水素の製造方法及び装置
JPH06241647A (ja) 水素液化装置及びスラッシュ水素製造装置
JP2001056177A (ja) 空気分離装置
JP3551397B2 (ja) ガスの液化方法
JP2024509384A (ja) Co2富化ガスを液化するための方法及び装置