JPH0814681A - 高圧一次閉冷凍ループと二次冷凍ループを用いる冷凍装置 - Google Patents
高圧一次閉冷凍ループと二次冷凍ループを用いる冷凍装置Info
- Publication number
- JPH0814681A JPH0814681A JP7180575A JP18057595A JPH0814681A JP H0814681 A JPH0814681 A JP H0814681A JP 7180575 A JP7180575 A JP 7180575A JP 18057595 A JP18057595 A JP 18057595A JP H0814681 A JPH0814681 A JP H0814681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- primary
- pressure
- refrigeration
- loop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B1/00—Compression machines, plants or systems with non-reversible cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/04—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
- F28F3/048—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of ribs integral with the element or local variations in thickness of the element, e.g. grooves, microchannels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B25/00—Machines, plants or systems, using a combination of modes of operation covered by two or more of the groups F25B1/00 - F25B23/00
- F25B25/005—Machines, plants or systems, using a combination of modes of operation covered by two or more of the groups F25B1/00 - F25B23/00 using primary and secondary systems
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B9/00—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
- F25B9/002—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
- F25B9/004—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/06—Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高圧の一次冷凍ループと二次冷凍ループを用
いる冷却システムを提供すること。 【構成】 冷凍負荷に接続されており、二次冷媒を冷却
するための二次熱交換手段を含む二次冷媒ループと、2
気圧を越える高圧力で作動する一次閉冷凍ループとから
成り、一次冷凍ループは、圧縮された一次冷媒を創生す
るための冷媒圧縮手段と、圧縮された一次冷媒を冷却す
るように該高圧力の30%以上の圧力にまで膨脹させ、
二次冷媒を冷却するために一次冷媒を二次熱交換手段へ
移送するための膨脹手段を備えた順方向流路と、一次冷
媒を二次熱交換手段から冷媒圧縮手段へ戻す戻り流路と
を含むことを特徴とする冷凍装置。
いる冷却システムを提供すること。 【構成】 冷凍負荷に接続されており、二次冷媒を冷却
するための二次熱交換手段を含む二次冷媒ループと、2
気圧を越える高圧力で作動する一次閉冷凍ループとから
成り、一次冷凍ループは、圧縮された一次冷媒を創生す
るための冷媒圧縮手段と、圧縮された一次冷媒を冷却す
るように該高圧力の30%以上の圧力にまで膨脹させ、
二次冷媒を冷却するために一次冷媒を二次熱交換手段へ
移送するための膨脹手段を備えた順方向流路と、一次冷
媒を二次熱交換手段から冷媒圧縮手段へ戻す戻り流路と
を含むことを特徴とする冷凍装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温冷凍を供給するた
めの装置に関し、特に、一次冷凍ループと二次冷凍ルー
プを用いる冷却システムに関する。
めの装置に関し、特に、一次冷凍ループと二次冷凍ルー
プを用いる冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】食品冷凍工業においては、脱水損失の少
ない高品質の冷凍食品を得るために約−196°C(−
320°F)の温度で作動する低温液体窒素による冷凍
装置が用いられる。−40°C(−40°F)程度の比
較的高い温度で作動するアンモニア・フレオン蒸気圧縮
式機械的冷凍装置は、一般に、経済的に食品を冷凍する
のに用いられているが、冷凍に要する時間が長く、脱水
損失も大きい。
ない高品質の冷凍食品を得るために約−196°C(−
320°F)の温度で作動する低温液体窒素による冷凍
装置が用いられる。−40°C(−40°F)程度の比
較的高い温度で作動するアンモニア・フレオン蒸気圧縮
式機械的冷凍装置は、一般に、経済的に食品を冷凍する
のに用いられているが、冷凍に要する時間が長く、脱水
損失も大きい。
【0003】近年、−40°C〜−51°C(−40°
F〜−60°F)程度の比較的高い温度で、しかも、脱
水損失の少ない高品質の冷凍食品を生成する高性能の蒸
気圧縮式機械的冷凍装置が開発された。しかし、それら
は比較的高い温度で作動するので、高性能の機械的フリ
ーザ(冷凍器)に随伴する脱水損失の点で改善の余地を
残している。又、それらは、通常、共通の冷媒を使用す
ることに随伴する制約のために低温で作動することはで
きない。もし低温冷媒システム(低温冷媒で作動するシ
ステム)を開発することができれば、脱水損失を相当に
減少させることができるであろう。
F〜−60°F)程度の比較的高い温度で、しかも、脱
水損失の少ない高品質の冷凍食品を生成する高性能の蒸
気圧縮式機械的冷凍装置が開発された。しかし、それら
は比較的高い温度で作動するので、高性能の機械的フリ
ーザ(冷凍器)に随伴する脱水損失の点で改善の余地を
残している。又、それらは、通常、共通の冷媒を使用す
ることに随伴する制約のために低温で作動することはで
きない。もし低温冷媒システム(低温冷媒で作動するシ
ステム)を開発することができれば、脱水損失を相当に
減少させることができるであろう。
【0004】機械的冷凍装置より低温で作動する逆ブレ
イトンサイクル式冷気直接接触型冷凍装置が開発され
た。このシステムは、冷気(低温空気)を創生してそれ
を高速度で食品に直接吹き付けることによって食品を冷
却する。冷気は、圧縮/ 膨脹によって創生されて、フリ
ーザ内へ噴射される。フリーザから出てきた空気は、濾
過されて粗大粒子を除去され、空気の冷温は熱交換器に
よって回収される。かくして暖まった空気流は、大気へ
排出されるか、圧縮機へ再循還される(例えば、米国特
許第5,267,449号参照)。このシステムは、比
較的高い温度下で冷凍を創生するので、運転コストの面
で液体窒素式冷凍装置と競合できるが、その運転コスト
は、たとえ脱水損失の改善を考慮に入れたとしても、高
性能の機械的フリーザのそれよりは高い。
イトンサイクル式冷気直接接触型冷凍装置が開発され
た。このシステムは、冷気(低温空気)を創生してそれ
を高速度で食品に直接吹き付けることによって食品を冷
却する。冷気は、圧縮/ 膨脹によって創生されて、フリ
ーザ内へ噴射される。フリーザから出てきた空気は、濾
過されて粗大粒子を除去され、空気の冷温は熱交換器に
よって回収される。かくして暖まった空気流は、大気へ
排出されるか、圧縮機へ再循還される(例えば、米国特
許第5,267,449号参照)。このシステムは、比
較的高い温度下で冷凍を創生するので、運転コストの面
で液体窒素式冷凍装置と競合できるが、その運転コスト
は、たとえ脱水損失の改善を考慮に入れたとしても、高
性能の機械的フリーザのそれよりは高い。
【0005】逆ブレイトンサイクル式冷気直接接触型冷
凍装置の動力所要量は、幾つかの理由から機械的冷凍装
置に比べて高い。空気循環流量が低い運転状態では、製
品を冷却するのに十分な冷凍を供給するには、フリーザ
の前後間の空気の温度上昇を大きくしなければならな
い。フリーザは大気圧で作動しているので、圧縮機及び
タービン(膨脹機)の前後間の圧力比を大きくしなけれ
ばならない。その結果、動力所要量が高くなる。空気循
環流量が高い運転状態では、フリーザを通しての空気の
温度上昇が小さく、圧縮機及びタービンの前後間の圧力
比も小さい。しかしながら、フリーザは大気圧で作動し
ているので、例えばフィルタや事前浄化機を通しての圧
力損失が、動作圧力に比べて比較的大きい。従って、や
はり動力所要量が高くなる。動力所要量が最少限になる
点は、これらの2つの駆動力(空気循環流量が低い運転
状態での駆動力と空気循環流量が高い運転状態での駆動
力)の組み合わせが最少限にされる点であるが、その最
少限の動力所要量でさえも、一般には、機械的冷凍装置
に比べて大きい。
凍装置の動力所要量は、幾つかの理由から機械的冷凍装
置に比べて高い。空気循環流量が低い運転状態では、製
品を冷却するのに十分な冷凍を供給するには、フリーザ
の前後間の空気の温度上昇を大きくしなければならな
い。フリーザは大気圧で作動しているので、圧縮機及び
タービン(膨脹機)の前後間の圧力比を大きくしなけれ
ばならない。その結果、動力所要量が高くなる。空気循
環流量が高い運転状態では、フリーザを通しての空気の
温度上昇が小さく、圧縮機及びタービンの前後間の圧力
比も小さい。しかしながら、フリーザは大気圧で作動し
ているので、例えばフィルタや事前浄化機を通しての圧
力損失が、動作圧力に比べて比較的大きい。従って、や
はり動力所要量が高くなる。動力所要量が最少限になる
点は、これらの2つの駆動力(空気循環流量が低い運転
状態での駆動力と空気循環流量が高い運転状態での駆動
力)の組み合わせが最少限にされる点であるが、その最
少限の動力所要量でさえも、一般には、機械的冷凍装置
に比べて大きい。
【0006】冷凍ガスを冷凍すべき製品に直接接触させ
て通した後、再循環し、圧縮し、膨脹させて再使用する
直接接触型冷凍装置は、幾つかの先行特許に開示されて
いるが、それらの従来技術のシステムは直接接触型であ
り、大気圧の冷媒ガスを適用するので、ガス中に帯同さ
れた粒状物や水が冷凍装置の過度の劣化を惹起すること
がないようにするためにガスの戻り流路内にフィルタや
脱水機等を配設する必要がある。このような開放ループ
型冷凍装置は、上述した米国特許第5,267,449
号を始め、米国特許第3,696,637号、3,86
8,827号、4,315,409号、4,317,6
65号及び4,730,464号に開示されている。
て通した後、再循環し、圧縮し、膨脹させて再使用する
直接接触型冷凍装置は、幾つかの先行特許に開示されて
いるが、それらの従来技術のシステムは直接接触型であ
り、大気圧の冷媒ガスを適用するので、ガス中に帯同さ
れた粒状物や水が冷凍装置の過度の劣化を惹起すること
がないようにするためにガスの戻り流路内にフィルタや
脱水機等を配設する必要がある。このような開放ループ
型冷凍装置は、上述した米国特許第5,267,449
号を始め、米国特許第3,696,637号、3,86
8,827号、4,315,409号、4,317,6
65号及び4,730,464号に開示されている。
【0007】一方、閉ループ型冷凍装置も広く用いられ
ている。閉ループ型冷凍装置は、閉流路内に維持され
る、通常高い圧力下で一次冷媒を用いて作動され、熱交
換器を通して熱交換が行われる。このような閉ループ型
冷凍装置は、例えば、ガス液化プロセスに利用されてお
り、液化すべきガスを熱交換器の一方の流路を通して通
流させ、一次冷媒を熱交換器の他方の独立した流路を通
して通流させる。この種のシステムは、米国特許第3,
144,316号及び4,778,497号に開示され
ている。
ている。閉ループ型冷凍装置は、閉流路内に維持され
る、通常高い圧力下で一次冷媒を用いて作動され、熱交
換器を通して熱交換が行われる。このような閉ループ型
冷凍装置は、例えば、ガス液化プロセスに利用されてお
り、液化すべきガスを熱交換器の一方の流路を通して通
流させ、一次冷媒を熱交換器の他方の独立した流路を通
して通流させる。この種のシステムは、米国特許第3,
144,316号及び4,778,497号に開示され
ている。
【0008】上記米国特許第3,696,637号は、
一次冷媒の多段階圧縮と2段階膨脹を実施し、膨脹段階
によって創生された馬力を利用して最終段階の冷媒圧縮
の動力とする冷凍創生装置を開示している。
一次冷媒の多段階圧縮と2段階膨脹を実施し、膨脹段階
によって創生された馬力を利用して最終段階の冷媒圧縮
の動力とする冷凍創生装置を開示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冷却
すべき製品に接触する冷媒ガスを冷凍サイクル中の事後
の圧縮及び膨脹工程にかけることを回避するようにした
改良型冷凍装置を提供することである。
すべき製品に接触する冷媒ガスを冷凍サイクル中の事後
の圧縮及び膨脹工程にかけることを回避するようにした
改良型冷凍装置を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、主(一次)冷凍創生
ループを高圧下で作動させ、それによって所要動力を低
減し、冷凍装置の構成機器の小型化を可能にする改良型
冷凍装置を提供することである。
ループを高圧下で作動させ、それによって所要動力を低
減し、冷凍装置の構成機器の小型化を可能にする改良型
冷凍装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、二次冷媒を大気圧又はそれに近い圧力で
冷凍負荷(冷却又は冷凍すべき食品等の製品を収容した
フリーザ室)に導入するために該冷凍負荷に接続されて
おり、二次冷媒を冷却するための二次熱交換手段を含む
二次冷媒ループと、2気圧を越える高圧力で作動する一
次閉冷凍ループとから成り、該一次閉冷凍ループは、圧
縮された一次冷媒を創生するための一次冷媒圧縮手段
と、該圧縮された一次冷媒を受取り冷却するための一次
熱交換器と、前記二次冷媒を冷却するために、該膨脹せ
しめられた一次冷媒を更に冷却し、前記二次熱交換手段
へ移送するための膨脹手段を備えた順方向流路と、該一
次冷媒を該二次熱交換手段から一次熱交換器へ、次いで
一次冷媒圧縮手段へ戻す戻り流路とを含むことを特徴と
する冷凍装置を提供する。かくして、一次熱交換器は、
戻り流路の冷媒と順方向流路の冷媒との間で熱交換さ
せ、順方向流路の冷媒を冷却する作用をする。
決するために、二次冷媒を大気圧又はそれに近い圧力で
冷凍負荷(冷却又は冷凍すべき食品等の製品を収容した
フリーザ室)に導入するために該冷凍負荷に接続されて
おり、二次冷媒を冷却するための二次熱交換手段を含む
二次冷媒ループと、2気圧を越える高圧力で作動する一
次閉冷凍ループとから成り、該一次閉冷凍ループは、圧
縮された一次冷媒を創生するための一次冷媒圧縮手段
と、該圧縮された一次冷媒を受取り冷却するための一次
熱交換器と、前記二次冷媒を冷却するために、該膨脹せ
しめられた一次冷媒を更に冷却し、前記二次熱交換手段
へ移送するための膨脹手段を備えた順方向流路と、該一
次冷媒を該二次熱交換手段から一次熱交換器へ、次いで
一次冷媒圧縮手段へ戻す戻り流路とを含むことを特徴と
する冷凍装置を提供する。かくして、一次熱交換器は、
戻り流路の冷媒と順方向流路の冷媒との間で熱交換さ
せ、順方向流路の冷媒を冷却する作用をする。
【0012】
【実施例】以下の説明から明らかになるように、本発明
は、冷凍を創生し、冷凍を2つの別個の流れとして送給
することによって食品又はその他の製品の冷却又は冷凍
を可能にする。冷凍は、一次閉ループ圧縮/膨脹サイク
ルで創生される。冷媒として使用するガスは空気が好ま
しい。冷媒ガスとしての空気を圧縮し、冷却し、膨脹さ
せて低温にする。次いで、その空気をフリーザ室の内部
又は外部に配置された熱交換器に通し、二次開放冷媒ル
ープ内の二次冷媒流を冷却させる。この二次冷媒は、ガ
ス、液体又は固形粒子であってよい。この冷却された二
次冷媒、例えば空気がフリーザ室内の製品へ冷凍を供給
し、製品を冷却する。
は、冷凍を創生し、冷凍を2つの別個の流れとして送給
することによって食品又はその他の製品の冷却又は冷凍
を可能にする。冷凍は、一次閉ループ圧縮/膨脹サイク
ルで創生される。冷媒として使用するガスは空気が好ま
しい。冷媒ガスとしての空気を圧縮し、冷却し、膨脹さ
せて低温にする。次いで、その空気をフリーザ室の内部
又は外部に配置された熱交換器に通し、二次開放冷媒ル
ープ内の二次冷媒流を冷却させる。この二次冷媒は、ガ
ス、液体又は固形粒子であってよい。この冷却された二
次冷媒、例えば空気がフリーザ室内の製品へ冷凍を供給
し、製品を冷却する。
【0013】本発明の一次閉冷凍ループ(「一次冷凍ル
ープ」又は単に「一次ループ」とも称する)は、高圧下
で作動し、内部圧縮機及びタービン膨脹機(回転膨脹
機)の前後間の圧力比を高くすることなく、冷凍を創生
することを可能にする。一次閉ループは、高い圧力で作
動するので、圧力損失が動力所要量に余り影響しない。
更に、内部圧縮機及びタービン膨脹機の前後間の圧力比
が低いので、圧力損失(圧力降下)が少なく、圧縮に要
する動力が比較的少なくてすむ。二次開放ループ内を流
れる熱交換流体(二次冷媒)が、直接吹き付け接触によ
って固体又は液体製品を好ましくは冷却し、又は冷凍す
る。
ープ」又は単に「一次ループ」とも称する)は、高圧下
で作動し、内部圧縮機及びタービン膨脹機(回転膨脹
機)の前後間の圧力比を高くすることなく、冷凍を創生
することを可能にする。一次閉ループは、高い圧力で作
動するので、圧力損失が動力所要量に余り影響しない。
更に、内部圧縮機及びタービン膨脹機の前後間の圧力比
が低いので、圧力損失(圧力降下)が少なく、圧縮に要
する動力が比較的少なくてすむ。二次開放ループ内を流
れる熱交換流体(二次冷媒)が、直接吹き付け接触によ
って固体又は液体製品を好ましくは冷却し、又は冷凍す
る。
【0014】本発明の冷凍装置は、好ましくは−51°
C(−60°F)未満の温度で作動する逆ブレイトンサ
イクルを利用する。かくして、冷凍食品の脱水損失の著
しい改善が達成される。本発明は、フリーザ(冷凍負
荷)を約−68°C(−90°F)の温度で作動させた
場合に、脱水損失及び所要動力を最少限にする上で最適
であることが認められた。
C(−60°F)未満の温度で作動する逆ブレイトンサ
イクルを利用する。かくして、冷凍食品の脱水損失の著
しい改善が達成される。本発明は、フリーザ(冷凍負
荷)を約−68°C(−90°F)の温度で作動させた
場合に、脱水損失及び所要動力を最少限にする上で最適
であることが認められた。
【0015】図1を参照して、本発明の方法の好ましい
実施例を組み入れた冷凍装置を説明する。この説明は、
単に例示の目的で、図1の冷凍装置が0°C(32°
F)のフリーザ入口温度を有する(フリーザの入口に入
ってくるときの温度が0°Cである)導入製品(食品)
の流れを冷却し、−18°C(0°F)の温度を有する
冷凍製品を生成する場合を想定している。即ち、フリー
ザ室(単に「フリーザ」とも称する)10へは、導入製
品の流れ12が0°C(32°F)の温度で導入され、
排出製品(冷凍済み製品)の流れ14は、−18°C
(0°F)の出口温度でフリーザ室から排出される。フ
リーザ10内へ噴射される冷凍空気(冷気)は、フリー
ザ室10内で製品に直接吹き付けられて冷凍作用を行
う。フリーザへの冷気(冷却された冷媒)の導入温度
(入口温度)を−73°C(−100°F)とし、フリ
ーザからの排出温度(出口温度)を−68°C(−90
°F)とすることによって最適な−68°C(−90°
F)の冷凍温度が得られる。
実施例を組み入れた冷凍装置を説明する。この説明は、
単に例示の目的で、図1の冷凍装置が0°C(32°
F)のフリーザ入口温度を有する(フリーザの入口に入
ってくるときの温度が0°Cである)導入製品(食品)
の流れを冷却し、−18°C(0°F)の温度を有する
冷凍製品を生成する場合を想定している。即ち、フリー
ザ室(単に「フリーザ」とも称する)10へは、導入製
品の流れ12が0°C(32°F)の温度で導入され、
排出製品(冷凍済み製品)の流れ14は、−18°C
(0°F)の出口温度でフリーザ室から排出される。フ
リーザ10内へ噴射される冷凍空気(冷気)は、フリー
ザ室10内で製品に直接吹き付けられて冷凍作用を行
う。フリーザへの冷気(冷却された冷媒)の導入温度
(入口温度)を−73°C(−100°F)とし、フリ
ーザからの排出温度(出口温度)を−68°C(−90
°F)とすることによって最適な−68°C(−90°
F)の冷凍温度が得られる。
【0016】二次冷却ループ(「二次冷凍ループ」又は
単に「二次ループ」とも称する)16は、開放ループで
あっても、閉ループであってもよく、ブロア18と、二
次熱交換器20と、フリーザ室10をブロア18を経て
熱交換器20に接続する導管19と、熱交換器20をフ
リーザ室10に接続する導管22から成る。ブロア18
は、フリーザ室10からの排出空気を導管19を通して
二次熱交換器20へ供給し、そこから導管22を通して
フリーザ室10へ戻す。18°C(32°F)の製品温
度差を得る(即ち、0°Cから−18°Cに冷凍する)
ためには製品から相当な量の熱を除去しなければならな
い。フリーザ室10に導入される空気の圧力は、通常は
大気圧とするが、1気圧から2気圧の範囲とすることが
できる。二次冷却ループ16内を流れる二次冷媒は、必
ずしも全部を熱交換器20に通さなくてもよい。
単に「二次ループ」とも称する)16は、開放ループで
あっても、閉ループであってもよく、ブロア18と、二
次熱交換器20と、フリーザ室10をブロア18を経て
熱交換器20に接続する導管19と、熱交換器20をフ
リーザ室10に接続する導管22から成る。ブロア18
は、フリーザ室10からの排出空気を導管19を通して
二次熱交換器20へ供給し、そこから導管22を通して
フリーザ室10へ戻す。18°C(32°F)の製品温
度差を得る(即ち、0°Cから−18°Cに冷凍する)
ためには製品から相当な量の熱を除去しなければならな
い。フリーザ室10に導入される空気の圧力は、通常は
大気圧とするが、1気圧から2気圧の範囲とすることが
できる。二次冷却ループ16内を流れる二次冷媒は、必
ずしも全部を熱交換器20に通さなくてもよい。
【0017】二次冷却ループ16内の循環空気(二次冷
媒)を冷却するための冷凍は、二次熱交換器20を含む
高圧の一次閉冷凍ループ24内で創生される。一次閉冷
凍ループ24内の冷媒(一次冷媒)としては、空気を用
いることが好ましい。一次閉冷凍ループ24の一次冷媒
(冷却された空気)は、導管26を通して例えば−73
°C(−100°F)の温度で、10.40Kg/cm
2 (絶対圧)(148psia)の圧力で二次熱交換器
20へ導入され、二次開放冷却ループ16内の低圧循環
空気流との熱交換によって温められ、二次熱交換器20
から約−71°C(−95°F)の温度で導管28内へ
戻される。次いで、この戻り一次冷媒は、一次熱交換器
30に流入して、そこで導管32内を通る供給一次冷媒
流との熱交換によって更に温められて、約20°C(6
8°F)の温度で、10.40Kg/cm2 (絶対圧)
(148psia)の圧力で一次熱交換器30から導管
34を通って流出する。変型実施例として、フリーザ1
0を図1に示されるように二次熱交換器20と別体とせ
ず、一体にしてもよい。
媒)を冷却するための冷凍は、二次熱交換器20を含む
高圧の一次閉冷凍ループ24内で創生される。一次閉冷
凍ループ24内の冷媒(一次冷媒)としては、空気を用
いることが好ましい。一次閉冷凍ループ24の一次冷媒
(冷却された空気)は、導管26を通して例えば−73
°C(−100°F)の温度で、10.40Kg/cm
2 (絶対圧)(148psia)の圧力で二次熱交換器
20へ導入され、二次開放冷却ループ16内の低圧循環
空気流との熱交換によって温められ、二次熱交換器20
から約−71°C(−95°F)の温度で導管28内へ
戻される。次いで、この戻り一次冷媒は、一次熱交換器
30に流入して、そこで導管32内を通る供給一次冷媒
流との熱交換によって更に温められて、約20°C(6
8°F)の温度で、10.40Kg/cm2 (絶対圧)
(148psia)の圧力で一次熱交換器30から導管
34を通って流出する。変型実施例として、フリーザ1
0を図1に示されるように二次熱交換器20と別体とせ
ず、一体にしてもよい。
【0018】次いで、戻り一次冷媒は、第1圧縮機36
と第2圧縮機38から成る2段階圧縮システム内で圧縮
される。即ち、戻り冷媒空気流は、第1圧縮機36にお
いて10.40Kg/cm2 (絶対圧)(148psi
a)から11.67Kg/cm2 (絶対圧)(166p
sia)の圧力にまで圧縮される。第1圧縮機36の出
口での圧縮空気流の温度は31°C(87°F)であ
る。この圧縮空気流は、中間冷却器40で(冷却水を用
いて)約21°C(70°F)にまで冷却された後、第
2圧縮機38へ送られ、そこで12.65Kg/cm2
(絶対圧)(180psia)の圧力にまで圧縮され
る。第2圧縮機38は、下流のタービン膨脹機42に機
械的に連結されている。この機械的連結は、線44,4
6によって図解的に示されている。圧縮機36,38の
動力所要量は、第2圧縮機38を下流のタービン膨脹機
42によって直接駆動することができるように調節する
ことができる。即ち、タービン膨脹機42において生じ
る流体の膨脹から得られる仕事を第2圧縮機38に直接
伝達することができるようにする。
と第2圧縮機38から成る2段階圧縮システム内で圧縮
される。即ち、戻り冷媒空気流は、第1圧縮機36にお
いて10.40Kg/cm2 (絶対圧)(148psi
a)から11.67Kg/cm2 (絶対圧)(166p
sia)の圧力にまで圧縮される。第1圧縮機36の出
口での圧縮空気流の温度は31°C(87°F)であ
る。この圧縮空気流は、中間冷却器40で(冷却水を用
いて)約21°C(70°F)にまで冷却された後、第
2圧縮機38へ送られ、そこで12.65Kg/cm2
(絶対圧)(180psia)の圧力にまで圧縮され
る。第2圧縮機38は、下流のタービン膨脹機42に機
械的に連結されている。この機械的連結は、線44,4
6によって図解的に示されている。圧縮機36,38の
動力所要量は、第2圧縮機38を下流のタービン膨脹機
42によって直接駆動することができるように調節する
ことができる。即ち、タービン膨脹機42において生じ
る流体の膨脹から得られる仕事を第2圧縮機38に直接
伝達することができるようにする。
【0019】第2圧縮機38から出たとき、圧縮空気流
(供給一次冷媒)は、12.65Kg/cm2 (絶対
圧)(180psia)の圧力を有し、31°C(87
°F)の温度を有する。この圧縮空気流は、中間冷却器
48で冷却され、21°C(70°F)の温度で導管3
2を通して一次熱交換器30に通され、そこで導管28
を通る戻り空気流(戻り一次冷媒)との熱交換によって
冷却される。その結果、一次熱交換器30から導管50
を通って出てくる供給一次冷媒空気は、−69°C(−
92°F)である。次いで、この圧縮空気流は、タービ
ン膨脹機42において膨脹せしめられ、先に述べたよう
に、圧縮機38を直接駆動するのに十分な仕事を創生す
る。タービン膨脹機42から出てきた膨脹済み空気流
は、−78.9°C(110°F)の温度、10.40
Kg/cm2 (絶対圧)(148psia)を有し、導
管26を通して二次熱交換器20へ送られる。このよう
に、供給一次冷媒空気流は、高圧時の圧力(180ps
ia)の約82%の圧力に低下するまで膨脹せしめられ
る。この圧力比(180/148)は、僅か1.2であ
る。
(供給一次冷媒)は、12.65Kg/cm2 (絶対
圧)(180psia)の圧力を有し、31°C(87
°F)の温度を有する。この圧縮空気流は、中間冷却器
48で冷却され、21°C(70°F)の温度で導管3
2を通して一次熱交換器30に通され、そこで導管28
を通る戻り空気流(戻り一次冷媒)との熱交換によって
冷却される。その結果、一次熱交換器30から導管50
を通って出てくる供給一次冷媒空気は、−69°C(−
92°F)である。次いで、この圧縮空気流は、タービ
ン膨脹機42において膨脹せしめられ、先に述べたよう
に、圧縮機38を直接駆動するのに十分な仕事を創生す
る。タービン膨脹機42から出てきた膨脹済み空気流
は、−78.9°C(110°F)の温度、10.40
Kg/cm2 (絶対圧)(148psia)を有し、導
管26を通して二次熱交換器20へ送られる。このよう
に、供給一次冷媒空気流は、高圧時の圧力(180ps
ia)の約82%の圧力に低下するまで膨脹せしめられ
る。この圧力比(180/148)は、僅か1.2であ
る。
【0020】この高圧ガス冷凍装置において失われた一
次冷媒のガスを補給するために、一次閉冷凍ループ24
に補給冷媒供給源52が接続されている。補給冷媒供給
源52は、浄化作用を高めるために線61で図解的に示
されるようにループ24に熱的に接続された浄化機60
を備えている。
次冷媒のガスを補給するために、一次閉冷凍ループ24
に補給冷媒供給源52が接続されている。補給冷媒供給
源52は、浄化作用を高めるために線61で図解的に示
されるようにループ24に熱的に接続された浄化機60
を備えている。
【0021】二次熱交換器20は、図3及び4を参照し
て以下に説明するように、二次冷却ループ16の冷媒空
気に帯同された水分が凍結することによって生じる粒状
物及び、又は霜による管の詰まりを防止するように設計
される。そのような詰まりの問題を回避するために、二
次冷却ループ16の冷媒空気を通す二次熱交換器20内
の冷媒流路即ち空気流チャンネル(「熱交換チャンネ
ル」とも称する)を直線状とし、それらの空気流チャン
ネル内を通る冷媒空気の流速を3.05〜9.14m
(10〜30ft)/秒の範囲とすることが好ましい。
空気流チャンネルを直線状にすることと、空気流の流速
を上記の範囲に選択することとが相俟って、湾曲した空
気流チャンネルや、遅い空気流が使用されたとすれば起
るであろう熱交換器20内の詰まりを効果的に防止す
る。
て以下に説明するように、二次冷却ループ16の冷媒空
気に帯同された水分が凍結することによって生じる粒状
物及び、又は霜による管の詰まりを防止するように設計
される。そのような詰まりの問題を回避するために、二
次冷却ループ16の冷媒空気を通す二次熱交換器20内
の冷媒流路即ち空気流チャンネル(「熱交換チャンネ
ル」とも称する)を直線状とし、それらの空気流チャン
ネル内を通る冷媒空気の流速を3.05〜9.14m
(10〜30ft)/秒の範囲とすることが好ましい。
空気流チャンネルを直線状にすることと、空気流の流速
を上記の範囲に選択することとが相俟って、湾曲した空
気流チャンネルや、遅い空気流が使用されたとすれば起
るであろう熱交換器20内の詰まりを効果的に防止す
る。
【0022】図2は、二次熱交換器20をフリーザ室1
0に並置した構成を示す。冷却すべき空気は、導管19
を通して二次熱交換器20に導入され、二次熱交換器2
0において一次閉冷凍ループ24の冷媒との熱交換によ
って冷却され、二次熱交換器20から導管22を通って
流出し、フリーザ室10へ供給され、冷却又は冷凍すべ
き製品に吹き付けられた後、ブロア28へ吸引される。
一次閉冷凍ループ24の冷媒は、導管26を通して二次
熱交換器20に導入され、二次熱交換器20から導管2
8を通って流出する。
0に並置した構成を示す。冷却すべき空気は、導管19
を通して二次熱交換器20に導入され、二次熱交換器2
0において一次閉冷凍ループ24の冷媒との熱交換によ
って冷却され、二次熱交換器20から導管22を通って
流出し、フリーザ室10へ供給され、冷却又は冷凍すべ
き製品に吹き付けられた後、ブロア28へ吸引される。
一次閉冷凍ループ24の冷媒は、導管26を通して二次
熱交換器20に導入され、二次熱交換器20から導管2
8を通って流出する。
【0023】図3は、二次熱交換器20の上部の拡大透
視図であり、二次熱交換器20内を通過した一次閉冷凍
ループ24の冷媒を排出導管28に送る高圧マニホール
ド68の位置を示す。図3及び4では、内部構造がみら
れるように二次熱交換器20及びその熱伝達構造体70
の一部が破除されている。二次熱交換器20の空気流路
内に、一次閉冷凍ループ24の冷媒を通すための複数の
熱伝達構造体70が配置されている。
視図であり、二次熱交換器20内を通過した一次閉冷凍
ループ24の冷媒を排出導管28に送る高圧マニホール
ド68の位置を示す。図3及び4では、内部構造がみら
れるように二次熱交換器20及びその熱伝達構造体70
の一部が破除されている。二次熱交換器20の空気流路
内に、一次閉冷凍ループ24の冷媒を通すための複数の
熱伝達構造体70が配置されている。
【0024】図4に示されるように、熱伝達構造体70
は、一次閉冷凍ループ24の冷媒を小マニホールド74
へ通す複数の垂直チャンネル72と、二次冷却ループ1
6の冷媒空気を導管19から受取り、それを通す複数の
直線状空気流チャンネル即ち熱交換チャンネルを画定す
るフィン(熱交換表面)76を備えている。かくして、
二次冷却ループ16の冷媒空気は、熱伝達構造体70に
おいて一次閉冷凍ループ24の冷媒との熱交換により冷
却される。隣接するフィン76と76の間の間隔は、約
2.54〜12.7mm(約0.1〜0.5in) と
し、好ましくは約7.62mm(約0.3in) とす
る。
は、一次閉冷凍ループ24の冷媒を小マニホールド74
へ通す複数の垂直チャンネル72と、二次冷却ループ1
6の冷媒空気を導管19から受取り、それを通す複数の
直線状空気流チャンネル即ち熱交換チャンネルを画定す
るフィン(熱交換表面)76を備えている。かくして、
二次冷却ループ16の冷媒空気は、熱伝達構造体70に
おいて一次閉冷凍ループ24の冷媒との熱交換により冷
却される。隣接するフィン76と76の間の間隔は、約
2.54〜12.7mm(約0.1〜0.5in) と
し、好ましくは約7.62mm(約0.3in) とす
る。
【0025】かくして、図2〜4に示されるような構造
とされた二次熱交換器20は、効率的な熱伝達を達成す
るとともに、空気流チャンネル内に霜及び、又は粒状物
が堆積するのを防止する。即ち、空気流チャンネルを直
線状にすることと、空気流チャンネル内を通る空気流の
流速を高速にすることによって、詰まりを起させるよう
な物質の堆積を防止する。又、この二次熱交換器20
は、製品を冷却又は冷凍するために循環冷媒を用いるこ
とができるように、フリーザ10内に配置されたコンパ
クトなフィン付き管タイプとすることもできる。
とされた二次熱交換器20は、効率的な熱伝達を達成す
るとともに、空気流チャンネル内に霜及び、又は粒状物
が堆積するのを防止する。即ち、空気流チャンネルを直
線状にすることと、空気流チャンネル内を通る空気流の
流速を高速にすることによって、詰まりを起させるよう
な物質の堆積を防止する。又、この二次熱交換器20
は、製品を冷却又は冷凍するために循環冷媒を用いるこ
とができるように、フリーザ10内に配置されたコンパ
クトなフィン付き管タイプとすることもできる。
【0026】上述実施例においては、一次閉冷凍ループ
24内の圧力差は、僅か20%未満であることに注目す
べきである。即ち、導管26内の膨脹空気流の圧力は、
導管50内の圧縮空気流の圧力の80%より大きい。一
般的に、膨脹空気流の圧力は、圧縮空気流の圧力の30
%〜90%の範囲であり、好ましい範囲は40%〜90
%、特に好ましい範囲は50%〜80%である。更に、
一次閉冷凍ループ24を、膨脹操作の前後間の圧力降下
を小さくし、高い圧力下で作動させることによって、密
度の高い流体の流れを得ることができ、一次閉冷凍ルー
プ24の構成機器として物理的に小型の機器を用いるこ
とを可能にする。
24内の圧力差は、僅か20%未満であることに注目す
べきである。即ち、導管26内の膨脹空気流の圧力は、
導管50内の圧縮空気流の圧力の80%より大きい。一
般的に、膨脹空気流の圧力は、圧縮空気流の圧力の30
%〜90%の範囲であり、好ましい範囲は40%〜90
%、特に好ましい範囲は50%〜80%である。更に、
一次閉冷凍ループ24を、膨脹操作の前後間の圧力降下
を小さくし、高い圧力下で作動させることによって、密
度の高い流体の流れを得ることができ、一次閉冷凍ルー
プ24の構成機器として物理的に小型の機器を用いるこ
とを可能にする。
【0027】又、一次閉冷凍ループ24内の冷媒は、冷
却すべき製品と接触することがないので、汚染を防止す
るとともに、一次閉冷凍ループ24内に脱水機やフィル
タを設ける必要性を排除する。二次冷却ループ16は、
大気圧で作動し、冷凍すべき製品の特性に応じて必要な
らば、フィルタを用いることができる。
却すべき製品と接触することがないので、汚染を防止す
るとともに、一次閉冷凍ループ24内に脱水機やフィル
タを設ける必要性を排除する。二次冷却ループ16は、
大気圧で作動し、冷凍すべき製品の特性に応じて必要な
らば、フィルタを用いることができる。
【0028】以上、本発明を特定の実施例に関連して説
明したが、一次閉冷凍ループ24に使用される冷媒は必
ずしも空気である必要はなく、高い圧力下で作動するこ
とができる、窒素、アルゴン、ヘリウム、二酸化炭素又
はそれらの混合物等の他の抵当な冷媒であってよい。
又、二次冷凍ループ16に使用される好ましい冷媒は空
気であるが、一次閉冷凍ループ24に用いることができ
るような他のガスを用いることもできる。一次閉冷凍ル
ープ24内の高圧は、2気圧未満にすべきではなく、
7.03〜14.06Kg/cm2 (絶対圧)(100
〜200psia)の範囲とするのが好ましい。
明したが、一次閉冷凍ループ24に使用される冷媒は必
ずしも空気である必要はなく、高い圧力下で作動するこ
とができる、窒素、アルゴン、ヘリウム、二酸化炭素又
はそれらの混合物等の他の抵当な冷媒であってよい。
又、二次冷凍ループ16に使用される好ましい冷媒は空
気であるが、一次閉冷凍ループ24に用いることができ
るような他のガスを用いることもできる。一次閉冷凍ル
ープ24内の高圧は、2気圧未満にすべきではなく、
7.03〜14.06Kg/cm2 (絶対圧)(100
〜200psia)の範囲とするのが好ましい。
【0029】当業者には明らかなように、高圧の一次冷
凍ループを用いることは、必然的に、若干の利用可能な
冷凍容量を犠牲にしなければならないことを意味する。
なぜなら、冷媒ガスが利用可能な最低圧力、例えば大気
圧にまで完全に膨脹されないからである。しかしなが
ら、一次冷凍ループ24内に高圧を維持することによっ
て、冷凍を創生するのに必要とされる動力を少なくする
ことができ、ループ内の流体の容積流量を低くすること
ができるので、一次冷凍ループに比較的低い圧力を用い
る場合に比べて、冷媒流を搬送するのに必要とされる機
器の動力及びサイズを小さくすることができる。ループ
内の流体の容積流量が低いということは、又、ループを
構成する導管及び機器を通しての圧力降下を小さくする
ので、ガス圧縮の大部分をガス膨脹による冷凍の創生に
利用することができる。
凍ループを用いることは、必然的に、若干の利用可能な
冷凍容量を犠牲にしなければならないことを意味する。
なぜなら、冷媒ガスが利用可能な最低圧力、例えば大気
圧にまで完全に膨脹されないからである。しかしなが
ら、一次冷凍ループ24内に高圧を維持することによっ
て、冷凍を創生するのに必要とされる動力を少なくする
ことができ、ループ内の流体の容積流量を低くすること
ができるので、一次冷凍ループに比較的低い圧力を用い
る場合に比べて、冷媒流を搬送するのに必要とされる機
器の動力及びサイズを小さくすることができる。ループ
内の流体の容積流量が低いということは、又、ループを
構成する導管及び機器を通しての圧力降下を小さくする
ので、ガス圧縮の大部分をガス膨脹による冷凍の創生に
利用することができる。
【0030】
【発明の効果】叙上のように、本発明の一次冷凍ループ
は、ループの各構成機器を通しての圧力降下を小さくす
るのみならず、圧縮された冷媒の容積流量を低くするこ
とにより導管及びその他の機器のサイズを小型化するこ
とを可能にする高い、圧力で作動する。本発明の一次冷
凍ループのもう1つの極めて重要な特徴は、冷媒膨脹に
随伴する圧力比を比較的小さくすることである。従来一
般に用いられている技術では、創生される冷凍容量を最
大限にし、より低い冷凍温度を得るために、圧縮された
冷媒を完全に膨脹させる。そのためには、一般に、圧縮
された冷媒を少くとも約1気圧に低下するまで膨脹させ
る必要がある。場合によっては、創生される冷凍容量を
一層大きくするために圧縮冷媒を大気圧以下の圧力にま
で膨脹させることもある。従って、従来技術では、冷凍
ループの大型機器、例えば、3〜8の圧力比で作動する
膨脹機を用いて冷凍容量を最大限にする。このような方
法とは異なり、本発明の一次冷凍ループは、冷媒の膨脹
時の圧力を従来の方法では約1気圧という低い圧力とす
るのに対して7.03Kg/cm2 (絶対圧)(100
psia)台の高い圧力とし、圧力比を通常3未満、好
ましくは2未満とする。冷媒の膨脹時の圧力を高くする
ことと、圧力比を低くすることとのこの独特の組み合わ
せにより、冷媒の容積流量を高くする必要なしに所要の
冷凍容量を供給することができる。この組み合わせは、
又、製品冷却又は冷凍にとって望ましい冷凍レベルを正
確に達成することを可能にする。
は、ループの各構成機器を通しての圧力降下を小さくす
るのみならず、圧縮された冷媒の容積流量を低くするこ
とにより導管及びその他の機器のサイズを小型化するこ
とを可能にする高い、圧力で作動する。本発明の一次冷
凍ループのもう1つの極めて重要な特徴は、冷媒膨脹に
随伴する圧力比を比較的小さくすることである。従来一
般に用いられている技術では、創生される冷凍容量を最
大限にし、より低い冷凍温度を得るために、圧縮された
冷媒を完全に膨脹させる。そのためには、一般に、圧縮
された冷媒を少くとも約1気圧に低下するまで膨脹させ
る必要がある。場合によっては、創生される冷凍容量を
一層大きくするために圧縮冷媒を大気圧以下の圧力にま
で膨脹させることもある。従って、従来技術では、冷凍
ループの大型機器、例えば、3〜8の圧力比で作動する
膨脹機を用いて冷凍容量を最大限にする。このような方
法とは異なり、本発明の一次冷凍ループは、冷媒の膨脹
時の圧力を従来の方法では約1気圧という低い圧力とす
るのに対して7.03Kg/cm2 (絶対圧)(100
psia)台の高い圧力とし、圧力比を通常3未満、好
ましくは2未満とする。冷媒の膨脹時の圧力を高くする
ことと、圧力比を低くすることとのこの独特の組み合わ
せにより、冷媒の容積流量を高くする必要なしに所要の
冷凍容量を供給することができる。この組み合わせは、
又、製品冷却又は冷凍にとって望ましい冷凍レベルを正
確に達成することを可能にする。
【0031】本発明の冷凍しステムの利用可能な用途と
しては、食品の冷却及び、又は冷凍、タイヤの低温研
磨、薬品工業の冷凍乾燥、及び結晶化やガス凝縮等の化
学プロセスにおける熱除去等がある。
しては、食品の冷却及び、又は冷凍、タイヤの低温研
磨、薬品工業の冷凍乾燥、及び結晶化やガス凝縮等の化
学プロセスにおける熱除去等がある。
【0032】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図1】図1は、本発明の一実施例による冷凍装置の概
略説明図である。
略説明図である。
【図2】図2は、図1のシステムに使用される好ましい
熱交換器とフリーザ室の透視図である。
熱交換器とフリーザ室の透視図である。
【図3】図3は、図2に示された熱交換器の一部分の透
視図である。
視図である。
【図4】図4は、図2に示された熱交換器の内部熱交換
構造体の一部分の透視図である。
構造体の一部分の透視図である。
10:フリーザ(フリーザ室)(冷凍負荷) 16:二次冷凍(冷却)ループ 18:ブロア 20:二次熱交換器 24:一次冷凍ループ 30:一次熱交換器 36:圧縮機 38:圧縮機 42:タービン膨脹機 52:補給冷媒供給源 60:浄化機 70:熱伝達構造体 72:垂直チャンネル 74:マニホールド 76:フィン(熱交換表面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・ジュリアン・ロバーツ アメリカ合衆国ニューヨーク州グランド・ アイランド、ハービー・ロード1966 (72)発明者 アラン・アチャーリヤ アメリカ合衆国ニューヨーク州イースト・ アマスト、トワイライト・レイン85 (72)発明者 カール・ジョゼフ・ハイム アメリカ合衆国ニューヨーク州アマスト、 トナウォンダ・クリーク・ロード3365 (72)発明者 アルフレッド・マイケル・チック アメリカ合衆国ニューヨーク州アマスト、 ヘリテジ・ロード・ウェスト69
Claims (20)
- 【請求項1】 二次冷媒を冷凍負荷に導入するために該
冷凍負荷に接続されており、二次冷媒を冷却するための
二次熱交換手段を含む二次冷媒ループと、2気圧を越え
る高圧力で作動する一次閉冷凍ループとから成り、該一
次閉冷凍ループは、圧縮された一次冷媒を創生するため
の一次冷媒圧縮手段と、該圧縮された一次冷媒を冷却す
るように該高圧力の30%以上の圧力にまで膨脹させ、
前記二次冷媒を冷却するために該膨脹せしめられた一次
冷媒を前記二次熱交換手段へ移送するための膨脹手段を
備えた順方向流路と、該一次冷媒を該二次熱交換手段か
ら冷媒圧縮手段へ戻す戻り流路とを含むことを特徴とす
る冷凍装置。 - 【請求項2】 前記一次閉冷凍ループは、前記順方向流
路において前記冷媒圧縮手段からの圧縮された一次冷媒
を受けとり、前記戻り流路において前記二次熱交換手段
からの一次冷媒を受取り、該順方向流路と戻り流路との
間で熱交換させて該順方向流路の前記圧縮された一次冷
媒を冷却するための一次熱交換手段を含むことを特徴と
する請求項1に記載の冷凍装置。 - 【請求項3】 前記膨脹手段は、前記圧縮された一次冷
媒を前記高圧力の40%〜90%の範囲内の圧力にまで
膨脹させることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装
置。 - 【請求項4】 前記膨脹手段は、前記圧縮された一次冷
媒を前記高圧力の50%〜80%の範囲内の圧力にまで
膨脹させることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装
置。 - 【請求項5】 前記二次冷媒は冷却又は冷凍すべき製品
に直接吹き付けるられることを特徴とする請求項1に記
載の冷凍装置。 - 【請求項6】 前記圧縮手段は、第1圧縮機と第2圧縮
機とから成り、前記膨脹手段は、回転膨脹機から成り、
該第2圧縮機の動力所要量は、該第2圧縮機と前記回転
膨脹機とを直接機械的に連結することを可能にする大き
さに定められていることを特徴とする請求項1に記載の
冷凍装置。 - 【請求項7】 前記一次冷媒は、空気であることを特徴
とする請求項1に記載の冷凍装置。 - 【請求項8】 前記一次冷媒は、−51°C(−60°
F)未満の温度にまで冷却されることを特徴とする請求
項1に記載の冷凍装置。 - 【請求項9】 前記一次閉冷凍ループは、7.03Kg
/cm2 (絶対圧)(100psia)を越える圧力に
維持されていることを特徴とする請求項1に記載の冷凍
装置。 - 【請求項10】 前記二次熱交換手段は、冷媒入口から
冷媒出口まで直線状の熱交換流路を有する熱交換構造体
を有することを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。 - 【請求項11】 水分の冷凍によって生じる粒状物又は
霜により熱交換流路が詰まるのを防止するように、冷却
された冷媒ガスの流速を3.05〜9.14m(10〜
30ft)/秒の範囲にするブロアが、前記二次熱交換
手段の前記冷媒入口に接続されていることを特徴とする
請求項10に記載の冷凍装置。 - 【請求項12】 前記二次熱交換手段の各隣接する熱交
換表面は、2.54〜12.7mm(0.1〜0.5i
n)の範囲の間隔をおいて配置されていることを特徴と
する請求項11に記載の冷凍装置。 - 【請求項13】 前記一次冷媒は、圧縮冷媒として機能
するのに適した熱力学的特性を有する空気及びその他の
ガス混合物から成る群から選択されたものであることを
特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。 - 【請求項14】 前記一次閉冷凍ループは、浄化機を含
む補給冷媒供給源を備えており、該浄化機は、該一次閉
冷凍ループに熱的に連結されていることを特徴とする請
求項1に記載の冷凍装置。 - 【請求項15】 前記冷凍負荷は、冷却又は冷凍すべき
製品を保持するための冷凍ユニットを含むことを特徴と
する請求項1に記載の冷凍装置。 - 【請求項16】 二次冷媒を冷却するための二次熱交換
手段を含む二次冷媒ループを用いて二次冷媒を冷凍負荷
に導入し、 冷媒圧縮手段と膨脹手段を備えた順方向流路を含む一次
閉冷凍ループを準備し、該一次閉冷凍ループの冷媒圧縮
手段を通して一次冷媒を2気圧を越える高圧力に圧縮
し、 該圧縮された一次冷媒を冷却するように該高圧力の30
%以上の圧力にまで膨脹させ、 前記二次冷媒を冷却するために前記該膨脹手段から膨脹
せしめられた一次冷媒を前記二次熱交換手段へ移送し、 次いで、該一次冷媒を戻り流路を通して前記冷媒圧縮手
段へ送給することから成る冷凍方法。 - 【請求項17】 前記膨脹工程において、前記圧縮され
た一次冷媒を前記高圧力の40%〜90%の範囲内の圧
力にまで膨脹させることを特徴とする請求項16に記載
の冷凍方法。 - 【請求項18】 前記一次冷媒は、−51°C(−60
°F)未満の温度にまで冷却されることを特徴とする請
求項17に記載の冷凍方法。 - 【請求項19】 前記一次閉冷凍ループは、7.03K
g/cm2 (絶対圧)(100psia)を越える圧力
に維持されることを特徴とする請求項18に記載の冷凍
方法。 - 【請求項20】 前記二次冷媒は、冷却又は冷凍すべき
製品に直接吹き付けるられることを特徴とする請求項1
6に記載の冷凍方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US265871 | 1994-06-27 | ||
US08/265,871 US5524442A (en) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | Cooling system employing a primary, high pressure closed refrigeration loop and a secondary refrigeration loop |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814681A true JPH0814681A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=23012207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7180575A Withdrawn JPH0814681A (ja) | 1994-06-27 | 1995-06-26 | 高圧一次閉冷凍ループと二次冷凍ループを用いる冷凍装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5524442A (ja) |
EP (1) | EP0690275A3 (ja) |
JP (1) | JPH0814681A (ja) |
KR (1) | KR960001681A (ja) |
CN (1) | CN1121169A (ja) |
BR (1) | BR9502933A (ja) |
CA (1) | CA2152527A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001248977A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-09-14 | Cryostar-France Sa | 圧縮した蒸気を再液化する装置 |
JP2007526430A (ja) * | 2004-01-28 | 2007-09-13 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | 混合不活性成分冷媒を使用する冷媒サイクル |
Families Citing this family (58)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19860057C5 (de) * | 1998-12-23 | 2009-03-05 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Klimaanlage für ein Fahrzeug mit einem Kältespeicher |
US6619066B1 (en) * | 1999-02-24 | 2003-09-16 | Hachiyo Engineering Co., Ltd. | Heat pump system of combination of ammonia cycle carbon dioxide cycle |
DE19919877A1 (de) * | 1999-04-30 | 2000-11-02 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Kühlsystem für eine Papier- oder Kartonmaschine |
US6467279B1 (en) * | 1999-05-21 | 2002-10-22 | Thomas J. Backman | Liquid secondary cooling system |
US6205795B1 (en) | 1999-05-21 | 2001-03-27 | Thomas J. Backman | Series secondary cooling system |
FR2796709B1 (fr) * | 1999-07-20 | 2001-08-31 | Sarl Albret | Dispositif de soufflage d'air a tres basse temperature |
US6301923B1 (en) | 2000-05-01 | 2001-10-16 | Praxair Technology, Inc. | Method for generating a cold gas |
US6418747B1 (en) * | 2000-08-15 | 2002-07-16 | Visteon Global Technologies, Inc. | Climate control system having electromagnetic compressor |
US6327865B1 (en) | 2000-08-25 | 2001-12-11 | Praxair Technology, Inc. | Refrigeration system with coupling fluid stabilizing circuit |
CN102200356B (zh) * | 2001-02-23 | 2014-03-26 | 布鲁克斯自动化公司 | 超低温闭环再循环气体冷却系统 |
US6408641B1 (en) * | 2001-03-27 | 2002-06-25 | Lockheed Martin Corporation | Hybrid turbine coolant system |
US6622496B2 (en) * | 2001-07-12 | 2003-09-23 | Praxair Technology, Inc. | External loop nonfreezing heat exchanger |
US6425264B1 (en) | 2001-08-16 | 2002-07-30 | Praxair Technology, Inc. | Cryogenic refrigeration system |
US6494054B1 (en) | 2001-08-16 | 2002-12-17 | Praxair Technology, Inc. | Multicomponent refrigeration fluid refrigeration system with auxiliary ammonia cascade circuit |
US6438994B1 (en) | 2001-09-27 | 2002-08-27 | Praxair Technology, Inc. | Method for providing refrigeration using a turboexpander cycle |
US6484516B1 (en) * | 2001-12-07 | 2002-11-26 | Air Products And Chemicals, Inc. | Method and system for cryogenic refrigeration |
US6604367B2 (en) * | 2001-12-19 | 2003-08-12 | Praxair Technology, Inc. | System for providing refrigeration for chemical processing |
US7140197B2 (en) * | 2002-02-22 | 2006-11-28 | Lalit Chordia | Means and apparatus for microrefrigeration |
US6557361B1 (en) | 2002-03-26 | 2003-05-06 | Praxair Technology Inc. | Method for operating a cascade refrigeration system |
US9694651B2 (en) * | 2002-04-29 | 2017-07-04 | Bergstrom, Inc. | Vehicle air conditioning and heating system providing engine on and off operation |
US6889762B2 (en) * | 2002-04-29 | 2005-05-10 | Bergstrom, Inc. | Vehicle air conditioning and heating system providing engine on and engine off operation |
US7861007B2 (en) | 2003-12-05 | 2010-12-28 | Ati Technologies Ulc | Method and apparatus for multimedia display in a mobile device |
FR2880676B1 (fr) * | 2005-01-12 | 2007-03-30 | Jean Paul Arpin | Dispositif de production de glace ecailles |
JP4473151B2 (ja) * | 2005-02-01 | 2010-06-02 | 日新興業株式会社 | 冷凍装置 |
US20060260657A1 (en) * | 2005-05-18 | 2006-11-23 | Jibb Richard J | System and apparatus for supplying carbon dioxide to a semiconductor application |
US7640756B2 (en) * | 2005-06-14 | 2010-01-05 | American Air Liquide, Inc. | Lyophilization unit with liquid nitrogen cooling |
JP2007071507A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 密閉型空気冷媒冷凍装置 |
GB2433581B (en) * | 2005-12-22 | 2008-02-27 | Siemens Magnet Technology Ltd | Closed-loop precooling of cryogenically cooled equipment |
ES2318954B1 (es) * | 2006-04-27 | 2010-02-11 | Air Control S.A. | Equipo de enfriamiento de aire comprimido. |
CN100445668C (zh) * | 2006-12-07 | 2008-12-24 | 苏州昆拓冷机有限公司 | 节能型冷冻机组 |
US8607586B2 (en) * | 2007-02-20 | 2013-12-17 | B/E Aerospace, Inc. | Aircraft galley refrigeration system with multi-circuit heat exchanger |
US8517087B2 (en) * | 2007-02-20 | 2013-08-27 | Bergstrom, Inc. | Combined heating and air conditioning system for vehicles |
US8141377B2 (en) * | 2007-02-21 | 2012-03-27 | Bergstrom, Inc. | Truck electrified engine-off air conditioning system |
US20100139297A1 (en) * | 2007-04-26 | 2010-06-10 | Mccormick Stephen A | Air cycle refrigeration capacity control system |
US7805942B2 (en) * | 2008-06-02 | 2010-10-05 | Thomas Durso | Thermodynamic cycle with power unit and venturi and a method of producing a useful effect therewith |
US8935928B2 (en) * | 2011-10-10 | 2015-01-20 | Lockheed Martin Corporation | Integrated air-cycle refrigeration and power generation system |
EP2969615B1 (en) | 2013-03-13 | 2021-06-02 | Bergstrom, Inc. | Air conditioning system utilizing thermal capacity from expansion of compressed fluid |
WO2014160459A1 (en) | 2013-03-13 | 2014-10-02 | Bergstrom, Inc. | Air conditioning system utilizing heat recovery ventilation for fresh air supply and climate control |
WO2014192382A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 株式会社前川製作所 | ブレイトンサイクル冷凍機 |
US10245916B2 (en) | 2013-11-04 | 2019-04-02 | Bergstrom, Inc. | Low profile air conditioning system |
CN103615824B (zh) * | 2013-12-06 | 2016-08-17 | 东南大学常州研究院 | 一种基于膨胀功回收驱动的多温区冷量获取方法及装置 |
US9783024B2 (en) | 2015-03-09 | 2017-10-10 | Bergstrom Inc. | System and method for remotely managing climate control systems of a fleet of vehicles |
US10753655B2 (en) * | 2015-03-30 | 2020-08-25 | William A Kelley | Energy recycling heat pump |
DE102015110994B4 (de) * | 2015-07-08 | 2017-07-20 | Uwe Pfütze | Vorrichtung und Verfahren zum Temperieren eines Mediums |
US10006684B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-06-26 | Bergstrom, Inc. | Air conditioning system for use in vehicle |
US9874384B2 (en) | 2016-01-13 | 2018-01-23 | Bergstrom, Inc. | Refrigeration system with superheating, sub-cooling and refrigerant charge level control |
CN105781637A (zh) * | 2016-03-07 | 2016-07-20 | 南京航空航天大学 | 发电干燥一体化系统及工作方法 |
US10589598B2 (en) | 2016-03-09 | 2020-03-17 | Bergstrom, Inc. | Integrated condenser and compressor system |
US10081226B2 (en) | 2016-08-22 | 2018-09-25 | Bergstrom Inc. | Parallel compressors climate system |
US10562372B2 (en) | 2016-09-02 | 2020-02-18 | Bergstrom, Inc. | Systems and methods for starting-up a vehicular air-conditioning system |
US10675948B2 (en) | 2016-09-29 | 2020-06-09 | Bergstrom, Inc. | Systems and methods for controlling a vehicle HVAC system |
US10369863B2 (en) | 2016-09-30 | 2019-08-06 | Bergstrom, Inc. | Refrigerant liquid-gas separator with electronics cooling |
US10724772B2 (en) | 2016-09-30 | 2020-07-28 | Bergstrom, Inc. | Refrigerant liquid-gas separator having an integrated check valve |
CN106642782A (zh) * | 2017-01-05 | 2017-05-10 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种闭式空气制冷机 |
US11448441B2 (en) | 2017-07-27 | 2022-09-20 | Bergstrom, Inc. | Refrigerant system for cooling electronics |
US11420496B2 (en) | 2018-04-02 | 2022-08-23 | Bergstrom, Inc. | Integrated vehicular system for conditioning air and heating water |
JP6951598B1 (ja) * | 2021-03-10 | 2021-10-20 | 大陽日酸株式会社 | ターボブレイトン冷凍機 |
CN113154771B (zh) * | 2021-04-20 | 2022-04-29 | 北京阳光易帮医疗科技有限公司 | 一种自然吸气型冷冻消融系统 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB557093A (en) * | 1942-09-24 | 1943-11-03 | J & E Hall Ltd | Improvements in or relating to cooling at low temperatures |
US2779171A (en) * | 1954-01-04 | 1957-01-29 | Rca Corp | Room temperature conditioner |
US3144316A (en) * | 1960-05-31 | 1964-08-11 | Union Carbide Corp | Process and apparatus for liquefying low-boiling gases |
US3196631A (en) * | 1962-06-25 | 1965-07-27 | Kenneth D Holland | Portable refrigeration chest |
GB1054993A (ja) * | 1963-01-18 | 1900-01-01 | ||
US3156101A (en) * | 1963-03-04 | 1964-11-10 | Tranter Mfg Inc | Truck refrigeration system |
US3247678A (en) * | 1963-10-02 | 1966-04-26 | John W Mohlman | Air conditioning with ice-brine slurry |
NL128879C (ja) * | 1965-07-16 | 1900-01-01 | ||
US3696637A (en) * | 1968-08-15 | 1972-10-10 | Air Prod & Chem | Method and apparatus for producing refrigeration |
US3677019A (en) * | 1969-08-01 | 1972-07-18 | Union Carbide Corp | Gas liquefaction process and apparatus |
US3868827A (en) * | 1973-04-05 | 1975-03-04 | Airco Inc | Air cycle food freezing system and method |
US4315409A (en) * | 1980-12-22 | 1982-02-16 | Air Products And Chemicals, Inc. | Cryogenic freezing system |
DE3544445A1 (de) * | 1985-12-16 | 1987-06-25 | Bosch Siemens Hausgeraete | Kuehl- und gefriergeraet |
GB8709096D0 (en) * | 1987-04-15 | 1987-05-20 | Sea Containers Ltd | Refrigerated tank container |
US4778497A (en) * | 1987-06-02 | 1988-10-18 | Union Carbide Corporation | Process to produce liquid cryogen |
GB2242261B (en) * | 1990-03-24 | 1993-11-24 | Aisin Seiki | Exhaust driven air cycle air conditioner |
US5267449A (en) * | 1992-05-20 | 1993-12-07 | Air Products And Chemicals, Inc. | Method and system for cryogenic refrigeration using air |
DE4232087A1 (de) * | 1992-09-25 | 1994-03-31 | Nord Systemtechnik | Kühlvorrichtung, insbesondere zur Klimatisierung von Räumen |
-
1994
- 1994-06-27 US US08/265,871 patent/US5524442A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-06-23 CA CA002152527A patent/CA2152527A1/en not_active Abandoned
- 1995-06-26 EP EP95109950A patent/EP0690275A3/en not_active Withdrawn
- 1995-06-26 BR BR9502933A patent/BR9502933A/pt not_active Application Discontinuation
- 1995-06-26 KR KR1019950017407A patent/KR960001681A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-06-26 JP JP7180575A patent/JPH0814681A/ja not_active Withdrawn
- 1995-06-26 CN CN95106456A patent/CN1121169A/zh active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001248977A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-09-14 | Cryostar-France Sa | 圧縮した蒸気を再液化する装置 |
JP2007526430A (ja) * | 2004-01-28 | 2007-09-13 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | 混合不活性成分冷媒を使用する冷媒サイクル |
JP2012032148A (ja) * | 2004-01-28 | 2012-02-16 | Brooks Automation Inc | 混合不活性成分冷媒を使用する冷媒サイクル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1121169A (zh) | 1996-04-24 |
EP0690275A3 (en) | 1996-06-26 |
CA2152527A1 (en) | 1995-12-28 |
US5524442A (en) | 1996-06-11 |
EP0690275A2 (en) | 1996-01-03 |
BR9502933A (pt) | 1996-01-23 |
KR960001681A (ko) | 1996-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0814681A (ja) | 高圧一次閉冷凍ループと二次冷凍ループを用いる冷凍装置 | |
CA1142846A (en) | Method of and system for refrigerating a fluid to be cooled down to a low temperature | |
US3608323A (en) | Natural gas liquefaction process | |
JP3947565B2 (ja) | 加圧製品ガスの可変生成方法及び装置 | |
AU774143B2 (en) | Method and apparatus for freezing products | |
KR940000733B1 (ko) | 영구가스 스트림(stream) 액화방법 | |
GB2288868A (en) | Liquefaction of natural gas by expansion and refrigeration | |
WO2006009790A3 (en) | Integrated heat exchanger for use in a refrigeration system | |
JP5046621B2 (ja) | 冷凍システム及び冷凍システムの運転方法 | |
KR940000841A (ko) | 액화방법 | |
US4315409A (en) | Cryogenic freezing system | |
JP2001526376A (ja) | 液化プロセスおよび装置 | |
JPH06159927A (ja) | 低沸点ガスの液化方法及び装置並びに空気分離方法及び装置 | |
CN101779092A (zh) | 用于通过低温蒸馏分离空气的方法和设备 | |
JPH11316059A (ja) | 低沸点流体の熱サイクルを用いた冷凍プロセスおよびプラント | |
JP2022543263A (ja) | 冷凍装置及びシステム | |
JP3336428B2 (ja) | 凍結方法 | |
US20060272353A1 (en) | Process and apparatus for the separation of air by cryogenic distillation | |
JP4407870B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
CN113375892B (zh) | 基于透平膨胀机逆布雷顿循环的风洞试验方法 | |
RU2118767C1 (ru) | Способ работы воздушной турбохолодильной установки | |
RU2265167C2 (ru) | Способ работы ожижающего устройства и ожижающее устройство | |
JPH06101919A (ja) | 極低温冷凍装置 | |
RU2119132C1 (ru) | Способ работы воздушной холодильной машины | |
JPS6338632B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |